中日(3対3)広島 =リーグ戦16回戦(2023.08.11)・バンテリンドーム=
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広島
0010002000003701
中日
2001000000003801
勝利投手:-
敗戦投手:-

本塁打
【広島】堂林 翔太(5号・7回表2ラン)
【中日】細川 成也(17号・4回裏ソロ)

  DAZN
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◆中日は初回、宇佐見の適時打と石川昂の犠飛で2点を先制する。対する広島は2点を追う7回表、堂林の2ランが飛び出し、試合を振り出しに戻した。試合はそのまま延長戦に突入するも、両軍の救援陣が得点を許さず、4時間を超える熱戦は規定により引き分けに終わった。

◆中日ダヤン・ビシエド内野手(34)がベンチを外れた。試合前練習ではアップなどに参加したが、打撃練習には不参加。肉体面でのアクシデントの可能性がある。来日8年目のビシエドは今季は打撃不振や左手首の違和感などで出場登録を2度外れている。昨季までは不動の4番だったが、今季は石川昂や細川が主に4番を務める。今季は62試合に出場、打率2割4分2厘、2本塁打、15打点だが、8月は7試合、打率2割8分、4打点と調子を上げていた。

◆中日岡林勇希外野手(21)が連続試合安打を「24」に伸ばした。初回先頭で打席に入り、カウント1ボール2ストライクと追い込まれながら広島先発野村の124キロチェンジアップに合わせレフト前に落とす技ありのヒット。94年のイチロー(オリックス)の23試合連続安打を抜いた。球団の連続試合安打記録は49年に初代ミスター・ドラゴンズの西沢道夫が刻んだ25試合連続で、球団記録に残り1本と迫った。

◆広島秋山翔吾外野手(35)が、3回の守備からベンチにさがった。3番中堅でスタメン出場し、初回の第1打席は中日先発の松葉貴大投手(32)の前に3球三振。1、2回は中堅守備に就いたが、1-2とビハインドの3回に交代した。秋山は開幕から全試合、スタメン出場を続けている。

◆夏はやっぱり、堂林の季節!?広島堂林翔太内野手(31)が7回、同点の5号2ランを放った。2点を追った7回、先頭の上本が四球を選び、デビッドソンも左前打で続いて無死一、二塁。坂倉の右飛で1死一、三塁とした。堂林への初球に一塁走者の代走・大盛が二盗を狙うも、タッチアウト。2死三塁に大きく状況は変わったが、堂林が中日勝野の2ボールからの152キロをフルスイングで捉え、カープファンで真っ赤に染まった左翼スタンドにたたき込んだ。打った瞬間、堂林は一塁へ確信歩き。「良い感触で振り抜くことができました。なんとかまず、同点に追いつくことができてよかったです」。中京大中京(愛知)のエースだった09年夏の甲子園大会決勝では、日本文理(新潟)との死闘を制して全国制覇。堂林は先制2ランも放った。14年後の8月も、豪弾でファンを喜ばせた。

◆広島堂林翔太内野手が起死回生の5号同点2ランを放った。2点を追った7回2死三塁から中日勝野の152キロ速球を捉え、カープファンで真っ赤に染まった左翼スタンドにたたき込んだ。「良い感触で振り抜くことができました。同点に追いつくことができてよかったです」。3回無死一塁でも左翼線を破る二塁打を放って好機を広げ、反撃の1点につなげた。チームは延長12回2死満塁の好機を生かせず、引き分けに終わった。

◆広島秋山翔吾外野手(35)が11日の中日16回戦(バンテリンドーム)で、3回の守備から交代した。右ふくらはぎを痛めたためで、12日に検査を受ける予定。秋山は開幕から全試合スタメンを続けてきたが、12日の中日戦(同)出場について新井監督は「厳しいです。箇所がふくらはぎ。無理はさせられない」と欠場を示唆。検査結果次第で、出場選手登録抹消の可能性も出てきた。

◆広島は8投手をつぎ込み、引き分けに持ち込んだ。7回に堂林の5号2ランで追いつき、5回3失点の先発野村のあとを受けた救援陣は無失点リレー。延長12回2死満塁の絶好機を逃すも、新人の益田が12回裏1死二塁のピンチを切り抜けた。4連敗中は計42失点と苦しい状況が続いていただけに、新井貴浩監督は「明日につながる、みんなで頑張って勝ち取った引き分けじゃないかなと思います」と評価。阪神とは6ゲーム差に開くも、救援陣の奮闘で光が見えてきた。

◆中日大島洋平外野手(37)が3安打固め打ちで、通算2000安打へのマジックを「10」にした。初回は死球だったが、3回には左前打、5回、8回には二塁内野安打を連続で決め今季8度目の猛打賞。「足で稼いだ。明日は勝てるように頑張ります」と、次カードも15日から巨人3連戦(バンテリンドーム)が控え本拠地での記録達成を視野に入れた。▽中日マルティネス(同点の9回を1回無失点で、防御率0・00を継続)「打者1人ひとりを抑えることに集中して投げました」

◆中日ダヤン・ビシエド内野手(34)が広島16回戦(バンテリンドーム)のベンチを外れた。試合前練習では打撃練習に不参加。立浪監督は「バットを振ったときに腕に痛みが出た」と話し、12日の出場は状態を見て判断する。

◆広島・森下暢仁投手(25)が試合前練習に参加。先発する12日の17回戦に向けキャッチボールなどで調整した。右手中指のマメから2週間ぶりに復帰する右腕は「(体の状態は)普通。投げたい気持ちはありましたけど仕方がない。自分の投げるところではしっかり勝ちたい」と意気込んだ。前回登板の7月29日の阪神戦(甲子園)は5回1/3を投げ、7安打2失点で緊急降板となったが、今季は6勝2敗、防御率1・84と好投を続けている。

◆ともに救援投手が踏ん張り、延長十二回で引き分けた。中日は宇佐見の適時打、細川のソロ本塁打などで四回までに3―1とリード。広島は七回に堂林の2ランで追い付いた。延長で両チームともチャンスをつくったが生かせなかった。

◆中日の大島が3安打の固め打ちで、通算2000安打まで残り10本とした。三回は左前打、その後は内野安打を重ねた。立浪監督はチームを引っ張るベテランに「2番(打者)で出塁することが役割。2000本まであとちょっと」と期待した。五回以降、打線はつながらず、チャンスは生かせなかった。大島は「次は勝てるように頑張りたい」と気を引き締めた。

◆広島の秋山が右ふくらはぎを痛めて三回裏の守備から退いた。12日の出場について新井監督は「厳しい。無理はさせられない」と話した。

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
60384 0.612
(↑0.004)
-
(-)
41392
(+2)
309
(+1)
53
(-)
51
(-)
0.244
(↑0.001)
2.720
(↑0.02)
2
(-)
広島
55453 0.550
(-)
6
(↓0.5)
40355
(+3)
363
(+3)
65
(+1)
57
(+1)
0.247
(-)
3.180
(↑0.02)
3
(-)
DeNA
51473 0.520
(↑0.005)
9
(-)
42368
(+4)
352
(+2)
68
(+2)
21
(-)
0.249
(↓0.001)
3.170
(↑0.03)
4
(-)
巨人
49511 0.490
(↓0.005)
12
(↓1)
42386
(+2)
377
(+4)
123
(+1)
36
(+1)
0.254
(-)
3.600
(↓0.01)
5
(-)
ヤクルト
43562 0.434
(↓0.005)
17.5
(↓1)
42369
(+1)
396
(+2)
85
(+1)
52
(-)
0.238
(↓0.001)
3.680
(↑0.01)
6
(-)
中日
38613 0.384
(-)
22.5
(↓0.5)
41300
(+3)
358
(+3)
46
(+1)
29
(-)
0.243
(-)
3.180
(↑0.01)