1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 9 | 1 | 0 |
DeNA | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 2 | 1 | X | 7 | 10 | 0 | 2 |
勝利投手:山﨑 康晃(3勝6敗20S) (セーブ:森原 康平(2勝0敗4S)) 敗戦投手:小笠原 慎之介(6勝8敗0S) 本塁打 |
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◆DeNAは4点を追う4回裏、ソトの2ランと大田のソロで1点差に詰め寄る。その後は5回に牧の適時三塁打で同点とすると、7回には牧の適時二塁打などで2点を挙げ、勝ち越しに成功した。投げては、2番手・山崎が今季3勝目。敗れた中日は、先発・小笠原がリードを守れなかった。
◆DeNA今永昇太と中日小笠原慎之介が今季4度目の投げ合い。過去3度は今永2勝で、残り1試合は両投手勝敗なし。通算では7度の投げ合いがあるが、小笠原が白星を挙げたのは2度目の対決となった18年7月11日(横浜)の1度だけで、最近5試合は0勝3敗と勝てていない。今季4度目、通算8度目の対決で小笠原が5年ぶりに投げ勝つことはできるか。
◆DeNA打線に2者連続アーチが飛び出した。初回から4点を追う展開。空気が変わったのは4回だった。先頭の牧秀悟内野手(25)が4連続ファウルなどで粘り、9球目に四球を選んだ。ネフタリ・ソト内野手(34)が中日小笠原から左越えの7号2ランを放つと、大田泰示外野手(33)も左中間への2号ソロで続いた。ソトは7月12日の阪神戦以来、大田は4月11日のヤクルト戦以来、ともに久々の1発となった。ソトは「うまく反応して捉えることができました。追い込まれていましたが、感覚がよく、ボールもよく見えていたので、ストライクにきたら打ち損じることなく仕留めることを意識していました」。大田は「捉えた感触はよかったです。ソトの流れに自分も乗ることができました。チームがいい方向に向かってきているので、気を引き締めて、引き続き頑張ります!」とコメント。5回に牧の適時三塁打で同点に追い付いた。
◆DeNAの4番牧秀悟内野手(25)が同点打と勝ち越し打を放った。1点を追う5回2死一塁、中日小笠原慎之介投手の142キロをはじき返すと、打球は風に乗って右翼フェンスまで到達。一走の桑原を一気に本塁へ迎え入れる同点三塁打となった。さらに4-4で迎えた7回。またも一塁に桑原を置いて、1死一塁で打席に立った。フルカウントからの8球目を捉え、右中間を割る適時二塁打でこの試合初めてリードを奪った。牧は4回先頭でもソト、大田の2者連続本塁打に続く四球を選び、反撃のきっかけをつくった。
◆中日が逆転負けで今季最多タイの借金21に逆戻りした。初回、岡林が連続試合安打を21に伸ばす内野安打を放ち、大島が通算1986安打目の右前打で続いて4点先制の起点に。だが5回の牧の同点三塁打は右翼細川が風を読み間違え。7回1死一塁では牧の邪飛を三塁石川昂と捕手の宇佐見が譲り合って捕れず。直後に勝ち越し打を許した。立浪監督は「2つのフライを捕れず、投手の足を引っ張ってしまった」と悔やんだ。自力CS進出が消滅する日も近づいてきた。
◆DeNA牧秀悟内野手(25)が同点打と勝ち越し打を放ち、本拠地の連敗を8で止めた。5回2死一塁、中日小笠原の142キロをはじき返すと、打球は風に乗って右翼フェンスまで到達。一走の桑原を本塁へ迎え入れる同点三塁打となった。7回1死一塁では右中間を割る適時二塁打。「今日は野手が粘り勝ったんじゃないかなと思います」と胸を張った。前カードで阪神に3タテを食らい、チームは「自分が入ってから今までないくらい、暗い雰囲気だった」という。この日もエース今永が初回4失点という波乱の幕開け。だが4回、牧が9球粘った末に勝ち取った四球が、ソトと大田の2者連続アーチにつながった。ハマスタでは7月6日以来となる勝利で、再び3位に浮上。「自分のことなんですけど、今日、嫁の誕生日でした。いつもありがとう~!!」とお立ち台で叫んだ。チームもファンも夫人も、皆が喜ぶ夜になった。
◆DeNA佐野恵太外野手(28)がダメ押しの7点目を加えた。4点ビハインドを追いつき、逆転して、2点リードで迎えた8回の第5打席。1死二塁で、中日田島から二塁への適時内野安打を放った。チームの連敗が4、本拠地での連敗は8で止まった。「いや、ほんと勝ててよかった。もう1個前のチャンス(6回2死一、三塁)で打てれば一番よかったんですけど、みんなのつくってくれた、いい流れに乗ることができたと思います」と胸をなで下ろした。6日の阪神戦(横浜)では1点を追う7回に代打を送られ、悔し涙を浮かべた。8月に入って同日までの6試合は打率1割5分、打点ゼロだった。三浦大輔監督は「キャプテンとしてチームを引っ張ってくれてますから、そこは迷わなかった」と、この日も「1番左翼」でスタメン起用。佐野は「少し休んで、とかっていう意見ももちろん、あの成績だと出てくるとは思うんですけど。それでもグラウンドに立たせてくれることが僕はうれしい」と奮い立ち、1回の第1打席でも右前打を放った。
◆DeNAの長距離砲コンビが久々の本領発揮だ。4点を追う四回に5番・ソトが7月12日の阪神戦(甲子園)以来の7号2ラン。続く大田は4月11日のヤクルト戦(神宮)以来となる2号ソロを放ち、鮮やかな2者連続アーチを記録した。エースの今永が一回先頭から4連打を打たれるなど、いきなり4失点の苦しい展開。0―4の四回に先頭の牧が中日・小笠原から9球粘って四球をもぎ取ると、続くソトは追い込まれてからの4球目、高めの146キロの直球を豪快に振り抜いた。鋭い打球を左翼席へと突き刺し、「感覚が良く、球も良く見えていたので、ストライクにきたら打ち損じることなく仕留めることを意識した。うまく反応して捉えられた」と胸を張った。ダイヤモンドを一周する際、仲間を鼓舞するように一塁ベンチに向かって雄たけびを上げたソトに続いて打席に立ったのは、ソトと同じく開幕から打撃不振に陥り、7月に2軍再調整を経験した大田。スタンドの興奮冷めやらぬうちに、初球のチェンジアップを左中間深くスタンドまで運んだ。実に4カ月ぶりとなる一発に「捉えた感触はよかった。ソトの流れに自分も乗ることができた」とうなずいた。火力不足に悩まされてきたベイスターズ打線に、2軍落ちを経験した2人が火をつけた。ソト、大田の連弾のあと打線が活気づく。3―4の五回に牧の適時三塁打で同点。4―4の七回には牧の2打席連続適時打となる二塁打、大田のこの試合3本目の安打となる適時打で2点を勝ち越した。
◆DeNAが連敗を4で止め、3位に浮上した。3―4の五回に牧の適時三塁打で追い付くと、七回には牧の二塁打と大田の左前打で2点を勝ち越し。八回は佐野の適時打で加点した。2番手の山崎が3勝目。中日は一回の4点のみだった。
◆DeNAは夏の人気イベント「YOKOHAMA STAR☆NIGHT」として行われた初戦に、牧秀悟内野手(25)が同点打、決勝打を放つ活躍で逆転勝利した。イベント試合後のショーとして、200機のドローンが空を飛ぶ「STAR☆NIGHT FANTASY」が予定されていたが、機材トラブルでまさかの中止に。それでも、フィナーレに登場予定だった三浦監督がグラウンドに出てきて〝謝罪〟した後に、「みんなの熱き思いを胸にいざ、横浜頂戦!!」の号令とともに花火が打ちあがり、ハマスタのファンは盛り上がった。
◆7月に2軍再調整を経験したDeNA・大田泰示外野手(33)が、4カ月ぶりの2号ソロを含む3安打猛打賞の活躍を見せ「しっかり振れて、チームが勝ててよかった」とうなずいた。6日の阪神戦(横浜)で代打を送られた主将の佐野にもベンチで積極的に声をかけていた大田。「チームとしてこうなっていけたらいいよねとか、そんな話です。彼自身が一番悔しいと思う。実績はすごいけど、プレーヤーとしては僕の方が長くやっていて、壁にもたくさんぶち当たってきた。そういうときには支えてくれる先輩が周りにいることをわかってもらって、一つずつ壁を打ち破ってベイスターズを背負う選手になってほしい」と明かした。プロ15年目のベテランは「『C』マークをつけているだけでプレッシャーはかかると思うし、ファンの方も厳しい声をかけると思う。それはそれだけ期待をされているからだし、そう言われるうちは幸せ。チームとして核になる選手は絶対に必要なので、壁を打破してもっと成長してもらえるように、切磋琢磨して頑張っていけたら」と主将にエールを送った。
◆主砲のバットでリスタートだ!! DeNAは8日、中日15回戦(横浜)に7―4で逆転勝利。1分けを挟んで4連敗、本拠地での8連敗をストップし、巨人と入れ替わって3位に再浮上した。4番の牧秀悟内野手(25)が、特別ユニホームを着用して臨む真夏の恒例イベント「YOKOHAMA STAR☆NIGHT(スターナイト)」として開催された試合で同点打、決勝打を放つ活躍。オフに結婚した夫人の誕生日に花を添えた。真夏のハマスタに、ようやく笑顔の花が咲いた。4番の牧が同点打、決勝打の大活躍。8連敗中だった本拠地に7月6日以来、1カ月ぶりとなる白星を運び、お立ち台で「お久しぶりで~す!!」とおどけて笑いを誘った。四回は先頭で粘って四球をもぎ取り、ソトと大田の連弾を呼び込み1点差に追い上げた。五回は2死一塁。右翼後方へ打ち上げた飛球は風に乗り、フェンス直撃の適時三塁打となり「悪い感じではなかった」と胸を張った。そして七回1死一塁での第4打席。「がむしゃらに打ちにいった」と今度は鋭く右中間を破る決勝の適時二塁打を放ち、二塁上で雄たけびを上げながら拳を握った。奮い立たせる存在がいた。この日は、オフ結婚後初めて迎える愛妻の誕生日。勝利を誓って球場に向かった牧は、宣言通りに殊勲の活躍を見せ「誕生日という日にこういう結果でよかった」と笑みを浮かべた。中大時代の同級生でアスリートフードマイスターの資格を取得し、栄養面でも助言を送るなど主砲を支える愛妻へ「いつもありがとう!!」とお立ち台から感謝の思いを叫んだ。
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
57 | 38 | 4 | 0.600 (↑0.004) | - (-) |
44 | 380 (+7) | 304 (+6) | 50 (+1) | 51 (-) |
0.244 (↑0.002) | 2.780 (↓0.03) |
2 (-) |
広島 |
55 | 43 | 2 | 0.561 (↓0.006) | 3.5 (↓1) |
43 | 344 (+4) | 336 (+5) | 61 (+1) | 54 (-) |
0.246 (↓0.001) | 3.030 (↓0.01) |
3 (1↑) |
DeNA |
48 | 47 | 3 | 0.505 (↑0.005) | 9 (-) |
45 | 351 (+7) | 347 (+4) | 66 (+2) | 21 (+1) |
0.249 (↑0.001) | 3.230 (↓0.01) |
4 (1↓) |
巨人 |
49 | 48 | 1 | 0.505 (↓0.005) | 9 (↓1) |
45 | 380 (+6) | 363 (+7) | 120 (+2) | 32 (-) |
0.255 (-) | 3.580 (↓0.03) |
5 (-) |
ヤクルト |
41 | 55 | 2 | 0.427 (↑0.006) | 16.5 (-) |
45 | 344 (+5) | 386 (+4) | 80 (+1) | 52 (-) |
0.235 (↑0.001) | 3.690 (↓0.01) |
6 (-) |
中日 |
38 | 59 | 2 | 0.392 (↓0.004) | 20 (↓1) |
44 | 294 (+4) | 342 (+7) | 45 (-) | 29 (+1) |
0.244 (-) | 3.130 (↓0.04) |
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