西武(★0対9☆)オリックス =リーグ戦17回戦(2023.08.06)・ベルーナドーム=
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ORIX
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西武
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勝利投手:東 晃平(2勝0敗0S)
敗戦投手:宮川 哲(1勝2敗0S)

本塁打
【オリックス】中川 圭太(8号・4回表ソロ),セデーニョ(8号・4回表2ラン),中川 圭太(9号・6回表2ラン)

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◆オリックスは2回表、若月の適時打で1点を先制する。そのまま迎えた4回には中川圭とセデーニョの本塁打で3点を挙げ、試合を優位に進めた。投げては、先発・東が5回5安打無失点と試合をつくり今季2勝目。敗れた西武は、投手陣が振るわず、打線もつながりを欠いた。

◆3人組音楽ユニット、ソナーポケットが、試合前後のスタジアムを盛り上げた。試合前にはeyeron(アイロン)が、メンバーのko-dai(コーダイ)とmatty(マティ)がマウンド後方で見守る中セレモニアルピッチ。ボールはワンバウンドで捕手のミットに収まった。西武隅田とも親交のあるアイロンは「すごく緊張しましたし、自分たちのライブとはまた違う緊張感。消える魔球、フォークボールを投げさせてもらった」と、ワンバウンド投球を自虐的に振り返った。試合後には、二塁ベース手前に設置された特別ステージでミニライブを行い、代表曲の「365日のラブストーリー」など3曲を熱唱。場内を盛り上げた。

◆オリックスの7番レアンドロ・セデーニョ内野手(24)が、自身初の猛打賞をマークした。2回に左前打を放つと、2点リードの5回には左翼席へ8号2ラン。「しっかりとタイミングだけ遅れないように、ということだけを考えて打席に入っていたし、いい追加点になってくれて良かったよ!」と鮮やかなアーチを描いた。5回の第3打席は1死一、三塁から左前適時打で5点目をたたき出した。チームはこれまでセデーニョが本塁打をマークすれば、7戦7勝。不敗神話の継続なるか。

◆2カ月ぶり先発の西武宮川哲投手が、4回途中5安打4失点でKOされた。2回に若月に先制打を浴びると、4回には中川圭にソロ、セデーニョに2ランを被弾。なお2死一、二塁と走者を残し降板となった。6月8日中日戦以来のマウンドで結果を残せず、「3回までは直球の手応えも良かったのですが、回を追うごとに力が落ちてきてしまい、4回は粘りきれませんでした」と振り返った。

◆オリックス中川圭太内野手(27)が今季初の1試合2本塁打で連勝に導いた。今季6度目となる4番で先発。1-0の4回は先頭で、西武宮川の143キロ直球を左翼席に運ぶ8号ソロ。6回には2死一塁から中堅左に自己最多となる9号2ランを突き刺した。昨年9月8日の西武戦(ベルーナドーム)以来、2度目の1試合2発。それでも「僕はホームラン打者ではないので」と謙虚に振り返った。中嶋マジックの象徴的な存在だ。中川圭は今季すでに1~9番の全打順で出場。1シーズンの全打順先発はオリックスでは20年T-岡田以来だ。「自分は打順を見て、前後の打順が誰かを見ます。それで状況などによって打ち方を変える。どの打順に入っても、自分のやるべきことはやるという気持ちです」。今季は96試合で89通りの打順を組んでおり、変幻自在オーダーの中で背番号67が間違いなくキーマンになっている。森、杉本ら長距離バッターが2軍調整を続ける中で12安打9得点の大勝。中嶋監督も中川圭の活躍に「長距離打者じゃないんでね。それでも効果的に打っているのはいいと思います」と目尻を下げた。チームは3カード連続の勝ち越しで貯金を今季最多タイの20に積み上げ、2位ロッテと今季最大タイの5ゲーム差に広げた。リーグ3連覇に向けて首位を走る中嶋オリックス。チーム屈指の万能選手の存在は大きい。【桝井聡】

◆オリックスが12安打9得点で快勝。二回に1点を先制し、四回に中川圭、セデーニョの本塁打で3点。六回も中川圭の2ランなどで突き放した。投手陣は5人が無失点でつなぎ、先発東が5回を投げ2勝目。西武は投打に精彩を欠いた。

◆西武は6月8日以来の先発となった宮川哲投手(27)が苦しい投球で四回途中2被弾を含む5安打、4失点で降板。その後の中継ぎ陣も失点を重ね、大敗し2連敗。借金は再び10に膨らんだ。以下、試合後の松井稼頭央監督(47)の主な一問一答は以下の通り。--先発した宮川は四回途中5安打、4失点「(2被弾した)四回ですね。急にちょっとスピードが落ちたようにも感じたし、カウントを悪くして甘い球を仕留められた」--中継ぎ陣も失点を重ねた「仕切り直しだと思います。これで試合終わるわけでもないし、また明後日から日本ハムさんとやる。切り替えてやっていきたいと思います」--打線が4併殺とつながらなかった「もちろんつながるのがいいんでしょうけど、それだけチャンスも作れている。打てればいいがそんな甘いものじゃないと思うし、そこはピッチャーとの駆け引きだと思う」

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
57372 0.606
(↑0.004)
-
(-)
47369
(+9)
308
(-)
84
(+3)
31
(-)
0.257
(↑0.001
2.990
(↑0.03)
2
(-)
ロッテ
49394 0.557
(↓0.006)
5
(↓1)
51340
(+1)
330
(+2)
67
(-)
52
(-)
0.238
(-)
3.360
(↑0.02)
3
(-)
ソフトバンク
48452 0.516
(↑0.005)
8.5
(-)
48349
(+6)
329
(+1)
66
(+1)
44
(+1)
0.246
(-)
3.190
(↑0.02)
4
(-)
楽天
46501 0.479
(↑0.005)
12
(-)
46339
(+2)
380
(+1)
82
(-)
71
(+3)
0.240
(-)
3.530
(↑0.03)
5
(-)
西武
42521 0.447
(↓0.005)
15
(↓1)
48266
(-)
312
(+9)
62
(-)
61
(-)
0.233
(↑0.001
2.940
(↓0.06)
6
(-)
日本ハム
41580 0.414
(↓0.004)
18.5
(↓1)
44324
(+1)
343
(+6)
73
(-)
55
(-)
0.232
(↓0.001)
3.080
(↓0.01)