楽天(☆7対6★)ロッテ =リーグ戦15回戦(2023.08.05)・楽天モバイルパーク宮城=
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ロッテ
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楽天
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勝利投手:酒居 知史(4勝3敗1S)
(セーブ:松井 裕樹(1勝2敗24S))
敗戦投手:ペルドモ(1勝2敗1S)

本塁打
【ロッテ】ポランコ(15号・6回表ソロ)
【楽天】フランコ(9号・4回裏ソロ)

  DAZN
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◆楽天がシーソーゲームを制した。楽天は4-4で迎えた7回裏、鈴木大の適時打で1点を勝ち越す。直後に逆転を許すも、8回には小深田と小郷の適時打で2点を挙げ、リードを奪った。投げては、5番手・酒居が今季4勝目。敗れたロッテは9回に一打同点の好機をつくるも、あと1本が出なかった。

◆楽天炭谷銀仁朗捕手(35)が、公益法人「難病の子どもとその家族へ夢を」を通して、病気と戦う子どもたちとその家族30人を招待した。炭谷は15年から同団体への寄付と招待を続け、今季2度目の招待となった。試合前には、子どもたちと直接ふれあった。球団を通じてコメントを発表。「今年2回目の『難病の子どもとその家族へ夢を』さんの招待をさせていただきました。日々難病と闘うお子様、ご家族に少しでも元気になっていただきたい、お力になりたいという思いから招待をさせていただいているのですが、逆にいつも僕が元気や勇気をもらっています。皆さんの笑顔や温かいご声援が、僕にとってモチベーション、励みになります。微力ではありますが、これからも『難病の子どもとその家族へ夢を』さんの支援を行ってまいります」と意気込んだ。

◆ロッテが3度逆転したシーソーゲームを落とし、首位オリックスとの差が3ゲーム差に広がった。初回に一塁手の山口航輝外野手(22)がタイムリーエラーで先制を許すと、チーム合計4失策などで最後まで流れを引き寄せられなかった。2回には先発の森遼大朗投手(24)が投ゴロを二塁に送球ミス。3回には再び山口が投手からの送球を落球。6回にも併殺を狙った投手からの送球を、遊撃手の藤岡裕大内野手(29)がキャッチミス。併殺が完成していれば、その後の同点犠飛もなかっただけに痛恨だった。吉井監督は「記録は4つだけど、見えないミスも含めてかなりあった。しかもキャッチボールが出来ればプレーが成立するようなエラー。そういう失点はなかなか帰ってこない」と厳しく言及した。ここ3試合で計9失策。夏の連戦での疲労もある。「疲れはあるけれど、言い訳にならない。体も脳みその疲れもだんだん出ているので集中力は続かないんですけれど、我々はプロなので、しっかり頭を冷やして明日からやっていきたい」。選手の粘りや頑張りはたたえつつも、気を引き締め直す強い言葉を発し、バスに乗り込んだ。【鎌田直秀】▽ロッテ森(5回3安打3失点も勝敗つかず)「初回から先頭に四球を与えたり、苦しい展開にしてしまいましたが、5回までなんとか粘ることが出来たかなと思います」▽ロッテ・ポランコ(6回先頭で右越え15号ソロ)「1打席目の初球がストレートだったので、来るかなと思いストレートを狙っていました。スタンドまでいかないかなと思いましたが入ってくれてよかったわ。最高や」楽天-ロッテ戦は初回に楽天が先制し、その後は逆転6度のシーソーゲーム。1試合での逆転は6度が最多で、今回のような形勢7転試合は98年8月14日近鉄-ロッテ戦、99年4月29日日本ハム-ダイエー戦、04年9月23日横浜-巨人戦に次いでプロ野球4度目

◆花火よりもイーグルス! 楽天小郷裕哉外野手(27)が、夏のレジャーに野球を選んでくれたファンへ勝利を届けた。逆転を許し、1点を追う8回、小深田の中前適時打で追いついた直後の2死一塁で、第5打席が回ってきた。「『自分が決める』まではいかないですけど、なんとかつなぐ気持ちはすごく強かった」。1ストライクからペルドモの低め147キロ直球を捉えた。鋭いライナーが左中間へ。形勢が7度変わったシーソーゲームに、適時二塁打で終止符を打ち、両手を天へ突き上げた。6日から3日間、仙台七夕まつりが開催される。この日は仙台七夕花火祭が行われた。地元では年に1度の一大イベント。それでも1万6501人の観客が、楽天モバイルパークに足を運んでくれた。「花火大会よりも面白い試合だったと思う。本当に来てくれた方に感謝してます」とファンを思った。"前夜祭"を執念の逆転劇で彩ったが、小郷は表情を引き締めたまま。「もう今は勝ちしか必要ない。どんどん勢いづいていけたらなと思います」。チーム浮上へ向けて-。星に願いをかけながら、自らの手で手繰り寄せていく。【湯本勝大】▽楽天石井監督(接戦を制し)「野手がしっかり踏ん張って、同点から逆転というところまで持って行ってくれた。ファンの方に、いい試合と言ってくれるか分からないけど、お見せできて良かったです」楽天-ロッテ戦は初回に楽天が先制し、その後は逆転6度のシーソーゲーム。1試合での逆転は6度が最多で、今回のような形勢7転試合は98年8月14日近鉄-ロッテ戦、99年4月29日日本ハム-ダイエー戦、04年9月23日横浜-巨人戦に次いでプロ野球4度目。

◆楽天小深田大翔内野手(27)が逆転劇を呼び込んだ。8回に逆転を許し、1点ビハインドとなったその裏、2死三塁で打席が回ってきた。カウント1-2から、ロッテ・ペルドモの低め137キロスライダーを中前へ運んだ。「チャンスで打てていなかったので、なんとか食らいついてやった。抜けてくれて良かった」と胸をなで下ろした。打撃だけでは終わらない。リーグ2位の20盗塁を誇る足でも魅了した。続く2死一塁、小郷の打席の2球目で迷わず走った。盗塁のサインが出ていたが「クイックタイムとかいろいろあった。思い切ってスタートは切れた」。小郷が左中間へライナーを放つと、快足を飛ばし、一気に本塁に生還した。プロ野球史上タイの形勢が7度入れ替わるシーソーゲーム。バットと足で勝利に貢献した。3位ソフトバンクと3・5ゲーム差。上位の背中は見えている。8日からの直接対決へ向け、勢いをつけていきたいところ。小深田は「明日からも連勝できるように頑張ります」と闘志を燃やした。【湯本勝大】楽天-ロッテ戦は初回に楽天が先制し、その後は逆転6度のシーソーゲーム。1試合での逆転は6度が最多で、今回のような形勢7転試合は98年8月14日近鉄-ロッテ戦、99年4月29日日本ハム-ダイエー戦、04年9月23日横浜-巨人戦に次いでプロ野球4度目。

◆楽天・炭谷銀仁朗捕手(36)が、公益法人「難病の子どもとその家族へ夢を」を通じて30人を招待した。試合前に対面し「日々、難病と闘うお子さま、ご家族に少しでもお力になりたいと思っていますが、逆にいつも僕が元気や勇気をもらっています。皆さんの笑顔や温かいご声援が、僕にとってモチベーション、励みになります。微力ではありますが、これからも支援を行ってまいります」と話した。炭谷は2015年以降、公益法人「難病の子どもとその家族へ夢を」へ寄付、招待を継続しており、今季2度目の招待となった。

◆楽天のマイケル・フランコ内野手(30)が「7番・三塁」で先発出場し、同点9号ソロを左翼席に放った。1-2、四回先頭で、ロッテ先発・森の3球目を捉えた。球団広報を通じて、「打ったのはスライダーかな。ここまでヒットが出ていなかった。まずはヒットを打ちたいと思っていたからいい形になって良かった。ここからチーム全体で、どんどんヒットを出していけるように頑張っていきたい」とコメントした。

◆楽天・村林一輝(いつき)内野手(25)が「1番・遊撃」で先発出場し、勝ち越し打となる適時二塁打を左翼線に放った。同点に追いついた、四回2死二塁。ロッテ先発・森の4球目、難しい内角球を仕留めた。球団広報を通じて、「打ったのはストレート。何とか1点を取って勝ち越すことができてよかったです。(先発の)辛島さんが頑張っているので、少しでも力になれればと思って打ちました」とコメントした。

◆楽天がシーソーゲームを制した。5―6と逆転された直後の八回、2死三塁から小深田の適時打で追い付き、小郷の適時二塁打で勝ち越した。ロッテは3度リードを奪ったが投手陣が粘れず、守備も4失策で足を引っ張った。

◆楽天は二転三転の競り合いを制した。5―6と逆転を許した直後の八回、2死から小深田が同点打を放ち、続く小郷の打席。2球目で小深田がスタートを切ると、小郷の打球は二塁ベースカバーに動いた遊撃手、藤岡のわずか左を抜けていき、小深田が一気にホームを陥れた。石井監督は「しっかりと踏ん張って、同点から逆転まで持っていってくれた」と攻撃陣の粘りをたたえ、小郷は「逆方向は狙っていたが、一番いいところに飛んでくれた」と笑顔だった。(楽天モバイルパーク)

◆ロッテは競り負けた。4―5の八回に藤岡の2点打で3度目の逆転に成功した直後、ペルドモが2死から小深田に同点打、続く小郷に勝ち越し二塁打を浴びた。守っては4失策と緩慢なプレーが目立ったとあって、吉井監督は「しっかり頭を冷やして、あすからやってほしい」と厳しい口調だった。失策が4試合続き、この間の合計が10。疲れがみえる時期だが、監督は「言い訳にならない。プロなので、そこはしっかりやってほしい」と要求した。(楽天モバイルパーク)

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
56372 0.602
(↑0.004)
-
(-)
48360
(+2)
308
(+1)
81
(+1)
31
(-)
0.256
(-)
3.020
(↑0.02)
2
(-)
ロッテ
49384 0.563
(↓0.007)
4
(↓1)
52339
(+6)
328
(+7)
67
(+1)
52
(+1)
0.238
(↑0.001
3.380
(↓0.03)
3
(-)
ソフトバンク
47452 0.511
(↑0.006)
8.5
(-)
49343
(+11)
328
(+6)
65
(+1)
43
(+1)
0.246
(↑0.003)
3.210
(↓0.03)
4
(-)
楽天
45501 0.474
(↑0.006)
12
(-)
47337
(+7)
379
(+6)
82
(+1)
68
(+3)
0.240
(-)
3.560
(↓0.03)
5
(-)
西武
42511 0.452
(↓0.005)
14
(↓1)
49266
(+1)
303
(+2)
62
(-)
61
(+1)
0.232
(-)
2.880
(↑0.01)
6
(-)
日本ハム
41570 0.418
(↓0.005)
17.5
(↓1)
45323
(+6)
337
(+11)
73
(+3)
55
(-)
0.233
(↑0.001)
3.070
(↓0.07)