西武(☆3対2★)オリックス =リーグ戦15回戦(2023.08.04)・ベルーナドーム=
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ORIX
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西武
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勝利投手:増田 達至(4勝1敗18S)
敗戦投手:阿部 翔太(1勝3敗1S)

本塁打
【西武】中村 剛也(10号・8回裏ソロ),岸 潤一郎(3号・9回裏ソロ)

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◆西武が劇的なサヨナラ勝利。西武は逆転を許した直後の8回裏、中村がソロを放ち、同点とする。そのまま迎えた9回には、岸のソロが飛び出し、試合を決めた。投げては、3番手・増田が今季4勝目。敗れたオリックスは終盤に逆転するも、救援陣が踏ん張りきれなかった。

◆オリックス宗佑磨内野手(27)が本来の背番号6ではなく「115」で出場した。この日は6番三塁でスタメン出場。「115」のユニホームの背中には「URUSHIDO」と書かれており、漆戸打撃投手のものと見られる。オリックスでは7月22日日本ハム戦(ほっともっと)でも山岡泰輔投手(27)が本来の背番号19ではなく「112」のユニホームでマウンドに上がっている。

◆/The アーチスト\中村剛也が第10号同点ソロホームラン自身15度目の2桁本塁打?プロ野球(2023/8/4)??西武×オリックス??Live on DAZN#DAZNプロ野球#seibulions pic.twitter.com/wKM0bHye6R

◆1軍復帰した西武中村剛也内野手(39)が10号同点ソロを放った。1-2の8回2死、オリックス宇田川の139キロフォークを左翼席中段へ。7月16日の日本ハム戦以来の1発でサヨナラ勝利につなげ、お立ち台に上がると「狙ってました。仕事できたなと思います」と淡々と喜んだ。「特例2023」で7月21日に登録抹消となっていたが、復帰即マルチ安打で、通算3500塁打にも到達した。中村が8回に今季10号。中村は今月15日に40歳を迎えるが、40歳以上のシーズンに2桁本塁打は、球団では西鉄時代の67年ロイ(26本)に次いで56年ぶり2人目。日本人選手では球団初だ。また、この本塁打でプロ野球31人目の通算3500塁打も達成。初塁打は03年9月28日日本ハム28回戦(東京ドーム)で記録。

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◆途中出場の西武岸潤一郎外野手がプロ初のサヨナラ弾を放ち、3連勝に導いた。2-2の9回1死、オリックス阿部のスプリットを左中間席へ運ぶ3号ソロ。本拠地の大歓声と、仲間からウオーターシャワーの手荒い祝福を浴びると、「気持ち良かったですけど、炭酸水も混じってて、めっちゃ目が痛かったです」とズブぬれのまま喜んだ。5日が長女の誕生日というヒーローは「またしっかり準備して臨みます」と力強く話した。▽西武平良(7回3安打無失点8奪三振で、今季100奪三振に到達)「真っすぐの球速が出ていたので、相手打者が変化球を振ってくれて三振が取れました」

◆オリックスは今季4度目のサヨナラ負けで2連敗となった。8回に頓宮の左前適時打で1点を勝ち越すも、その裏、宇田川が中村に左越えのソロ本塁打を被弾。9回には阿部が岸にフォークを左中間席へ運ばれた。5月24日楽天戦から19試合連続無失点中だった阿部は「悔しいのは悔しい。打たれたんで、最後は甘かったと思う」と唇をかんだ。中嶋監督はリリーフについて「自分たちの目指すべきことの意識は常に持ってくれている」と責めることはなかった。王手をかけていた球団通算5500勝は5日以降に持ち越しとなった。▽オリックス宇田川(8回、中村に同点の左越えソロを被弾)「今日は僕のせいで負けてしまったので、また投げる機会があればやり返したい」▽オリックス山崎福(5回2/3を7安打1失点で勝ち負けつかず)「ボール自体は悪くなかったけど、走者を許す場面が多くなってしまい、リズムの良くない投球になってしまった」▽オリックス頓宮(8回に一時は勝ち越しとなる左前適時打)「みんなでつないでくれたんで、打てて良かったです」

◆オリックス頓宮裕真捕手(26)が先制の13号ソロを放った。先頭で迎えた5回。西武今井の初球スライダーをフルスイング。左翼スタンドに運んだ。頓宮は「感触もよかったですし、ペータ(山下)が頑張って投げていたので、なんとか先制点になってくれて良かったです!」。試合前時点で打率3割1分7厘とリーグトップを走る男が、貴重な1点をもぎ取った。

◆先発した西武・平良海馬投手(23)は、制球に苦しみ四球を出しながらも要所を締めて試合を作った。「オリックスは初球から振ってくるイメージがあるので、しっかり勝負できる準備をしたい」そう意気込んで臨んだ中6日のマウンド。立ち上がりの一回は先頭・茶野にいきなり四球を与えたが、2番・宜保を一ゴロ併殺打に仕留めた。2死から再び紅林を四球で歩かせたが、セデーニョを空振り三振に斬って無失点で切り抜けた。その後も五回までに4四球を与えたが、三振も7つ奪うなど徐々に本来の調子を取り戻した。先発に転向した今季は開幕から先発ローテーションの一角を担い、前半戦は13試合の登板で6勝4敗、防御率2・22をマーク。中継ぎ時代から3年連続で球宴にも選出された。満を持して臨んだ後半戦初登板の前回7月28日の楽天戦(楽天モバイルパーク)だったが、5回6安打5失点(自責2)で5敗目を喫した。「前回登板はスライダーの曲がりが良くなったので、この1週間はその点を確認しながら投げてきた」とこの日に向けて調整を積んだ右腕は、前日3日のブルペンでの投球を終え「全体的に感触は良かった」と手応えを口にしていた。打線は0-0の五回無死二塁からペイトンが先制二塁打を放って、粘りの投球を続ける平良を援護した。平良は7回を114球、3安打無失点、8奪三振の力投で7勝目の権利を持って救援陣にマウンドを譲った。しかし八回、2番手の平井が逆転を許す。平良の7勝目は消えた。

◆先発した西武・平良海馬投手(23)は7回3安打無失点、8三振と好投したが、7勝目はならなかった。「今日はまっすぐの球速が出ていたので、相手の打者が変化球を振ってくれて三振が取れました。ストライクが入らなかったのですが、何とか試合を作ることができてよかったです」立ち上がりから制球が定まらず4四球を出すなど苦しんだが、粘りの投球で徐々に調子を取り戻し、8三振を奪って7回を無失点にまとめた。リードした場面で降板したが、2番手・平井が八回に逆転を許した。試合は八回に中村の10号ソロで同点、九回に岸の3号ソロが飛び出し、サヨナラ勝ちした。

◆西武がサヨナラ勝ちで3連勝。1―2の八回に中村のソロで追いつき、九回に岸のソロで決着をつけた。3番手で九回を抑えた増田が4勝目を挙げた。オリックスは八回に頓宮の適時打などで逆転したが、救援陣が粘れなかった。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
55372 0.598
(↓0.006)
-
(-)
49358
(+2)
307
(+3)
80
(-)
31
(-)
0.256
(↓0.001)
3.040
(-)
2
(-)
ロッテ
49374 0.570
(↑0.005)
3
(↑1)
53333
(+5)
321
(+3)
66
(+2)
51
(+1)
0.237
(-)
3.350
(↑0.01)
3
(-)
ソフトバンク
46452 0.505
(↓0.006)
8.5
(-)
50332
(+4)
322
(+5)
64
(+1)
42
(+1)
0.243
(↓0.001)
3.180
(↓0.01)
4
(-)
楽天
44501 0.468
(↓0.005)
12
(-)
48330
(+3)
373
(+5)
81
(+1)
65
(-)
0.240
(-)
3.530
(↓0.01)
5
(-)
西武
42501 0.457
(↑0.006)
13
(↑1)
50265
(+3)
301
(+2)
62
(+2)
60
(+1)
0.232
(-)
2.890
(↑0.01)
6
(-)
日本ハム
41560 0.423
(↑0.006)
16.5
(↑1)
46317
(+5)
326
(+4)
70
(-)
55
(+1)
0.232
(-)
3.000
(↑0.02)