1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
広島 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 10 | 1 | 0 |
阪神 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 10 | 1 | 1 |
勝利投手:- 敗戦投手:- 本塁打 |
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◆阪神は1-1で迎えた6回裏、佐藤輝のソロが飛び出し、勝ち越しに成功する。対する広島は、そのまま迎えた8回に小園が適時二塁打を放ち、試合を振り出しに戻した。その後は両軍の救援陣が相手に得点を許さず、4時間56分の熱戦は規定により引き分けに終わった。
◆阪神前川右京外野手(20)が、2試合連続で「6番右翼」に名を連ねた。前日28日の広島戦では7試合ぶりにスタメン出場するも、3打席連続の空振り三振と不発で7回表からベンチに下げられ、悔しさから涙を流す場面が見受けられた。試合後、岡田監督は「そんなんで泣いてたらあかんやろ。それは汗やろ、暑いから」とかばい、悔しさをぶつける舞台を用意したもようだ。また、「7番捕手」には坂本誠志郎捕手(29)が入り、先発青柳晃洋投手(29)と今季初めてバッテリーを組んだ。
◆「ウル虎の夏2023」のイベント企画として、お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズのナダル(38)と西野創人(31)が3年連続で同イベントに登場した。試合前、グラウンドの一塁側アルプス側から登場。ファンもおなじみの2人に大声援を送った。3回目ということもあり、ナダルはファンのヤジの少なさに着目。「今日はマジで品が良かった。毎年『ええねん、やめてくれ!』言うてたから、やめてくれたんかな」と笑いを誘った。また、ナダルは近大の後輩でもある佐藤輝にご飯の誘いをアピール。「飯連れて行きたいですね」と笑顔。西野に「ずっと同じ事を言ってるやん、3年連続で。佐藤選手はそのネットニュース、見てもないからな」と突っ込まれ、ナダルは「ファン感謝デーの時に佐藤選手に『そんなニュース知らないです』って言われた」と苦笑いした。コロチキの「ウル虎の夏」通算成績は1勝1敗。ナダルは「本当に勝ってほしい。今1位じゃないですか。今日はホンマ大事な試合。青柳さんがバチッと決まってくれることを祈ってます」と言い、西野も「ファン感謝デーの時にすごく話しかけてくれて優しかったです」と右腕の印象を語った。
◆阪神前川右京外野手(20)が、14打席ぶりのヒットとなる左前打をマークした。1-1の4回、先頭で広島森下の外角カットボールを逆らわず逆方向へ。痛烈な当たりで三遊間を突破した。7試合ぶりにスタメン出場した28日の同戦では3打席連続の空振り三振を喫し、7回表の守備から交代。ベンチでは悔し涙を流していた。「強くならないといけない」と一夜明け、2試合連続の先発抜てきに結果で応えた。
◆広島森下暢仁投手(25)が6回1死一塁、7番坂本に1ボール1ストライクとした場面で降板した。坂本への3球目を投げる前に三塁側ベンチからトレーナーが飛び出し、続いて横山投手コーチもマウンドへ。ベンチ内ではブルペンに電話する光景も。場内には「森下選手、ケガの手当をしております」とアナウンスが流れたが、そのまま中崎と交代した。森下は初回に1点を失ったが、2回以降は走者を出しながらも阪神打線に追加点を許さず。その間、味方打線が3回に追いついたが、6回1死から佐藤輝に勝ち越しのソロを浴び、続く前川にも四球を出していた。
◆/みんなが待ってる\ゲームを動かす一撃佐藤輝明が勝ち越しホームラン?プロ野球(2023/7/29)??阪神×広島??Live on DAZN#DAZNプロ野球#hanshin pic.twitter.com/7rOrUfPzfD
◆阪神佐藤輝明外野手(24)が、1点勝ち越しとなる12号ソロを放った。同点で迎えた6回1死からの2球目、広島森下の内寄り低めのカットボールを完璧に捉え、逆風を切り裂いて右中間最深部まで運んだ。「前の2打席でやられていたので、やり返すという気持ちでした。しっかり振り切ることができましたし、逆風に負けずにスタンドまで届いてくれてよかったです」2試合ぶりの1発で、大山と並ぶチームトップの本塁打数となった。甲子園に限れば、21年の8本、22年の5本を上回る自己最多となる9本目の1発となった。
◆阪神の中継ぎ陣が踏ん張れず、先発青柳晃洋投手(29)の勝利が一瞬にしてかき消された。2-1と1点リードの8回に2番手で加治屋が登板。先頭の代打上本に右前打を許した。続く代打磯村が送りバントを試みるも、ゴロを捕球した加治屋が二塁へ送球して進塁を許さなかった。1死一塁から岩貞にスイッチ。だが1番小園に左中間を破られる適時二塁打を浴び、同点に追いつかれた。先発青柳は7回1失点と力投したが、4勝目はお預けとなった。
◆首位攻防第2ラウンドは延長12回までもつれた末に引き分けに終わり、阪神が0ゲーム差のまま首位をキープした。延長11回2死一塁からは好調森下が左翼方向への大飛球を放つも、惜しくもフェンス手前で捕球された。12回も得点することができなかった。この日は先発青柳が7回1失点と力投し、勝利投手の権利を持って降板したが、8回に中継ぎ陣が踏ん張れず同点に追いつかれ、延長戦に突入していた。
◆4時間56分の死闘だった。今季チーム2番目に長い試合。阪神が今季4度目の引き分けで耐え、ゲーム差なしの首位を守った。岡田彰布監督は「あの1球だけやなあ。岩貞の初球な。もうちょっとなあ、慎重に入ったら良かったけど、あの1球だけやったよ」と回顧。8回、試合を振り出しに戻された岩貞の1球を悔やんだ。1点リードの8回、1失点で試合を作った先発青柳から継投に入った。2番手加治屋は先頭の代打上本に右前安打を許したが、続く代打磯村の投前バントを判断よく二塁へ送球し、進塁を許さなかった。「二塁いかんと一塁で止めたからな。よっしゃと思ったけどな」と指揮官。ピンチを拡大せず、1番小園から左が並ぶ打順に予定通り左腕岩貞を投入した。だが、初球の外角147キロ直球だった。小園にミートされ、左中間を破られた。一塁から代走羽月が同点のホームイン。青柳の勝ち星も消えた。岩貞は「抑えたいと思っていったんですが、失投というか、考えが甘かったというか、残念な投球でした」と肩を落とすしかなかった。それでも岩崎、浜地、桐敷、島本と無失点でつなぎ、引き分けに持ち込んだ。11回1死一、三塁、12回2死一、三塁でもホームを踏ませなかった。岡田監督は「負けてないんやから。そんなん。勝ち負けなんか今言う必要ないって、7月で」と負けなかった事実に価値をつけた。30日は長期遠征前最後の甲子園ゲーム。「そら結果的に勝ったら、気持ちよく行けるだけの話。高校野球の決勝じゃないんやで」。勝負はまだ先。指揮官はそう言わんばかりだった。【石橋隆雄】
◆4時間56分の熱戦は、広島にとって今季初ドローとなった。8回に小園のこの日2本目の適時打で追いついた。延長11回は1死一、三塁の絶好機が訪れたが勝ち越せなかった。それでも新井監督は無失点でつないだ救援陣を「よく耐えました。甲子園のこの雰囲気の中で。価値ある引き分け」と熱い目でねぎらった。先発森下が6回、佐藤輝に一時勝ち越しのソロを浴びた。さらに一塁走者を残してベンチへ。右手中指のマメでやむなしの降板となった。森下は「僕のせいでたくさんの投手を使ってしまって申し訳ない」とわびたが、有事を全員でカバーしてきたから今がある。2番手以降は7人が無失点リレー。10回に登板した矢崎は、11回に勝ち越した場合に備えて今季初のイニングまたぎの準備もした。左脇腹痛で17日DeNA戦から欠場していた菊池も11回裏の守備から参戦。総力戦の引き分けに、指揮官は「全員の頑張りです」と力を込めた。○...広島小園が名誉挽回の2打点をマークした。1点を追う3回1死二塁で同点打。再び1点を追った8回1死一塁でも左中間を破る同点二塁打を放ち、チームの全得点をたたき出した。前夜は遊撃守備で阪神に逆転を許すきっかけの失策があった。「昨日は僕のミスから始まってしまったので、なんとか取り返せたかな。粘り強くはできたかなと思います」。反省を力に変えた。
◆あ~疲れた...。阪神が2位広島との首位攻防第2ラウンドを激闘の末に引き分け、首位を死守した。延長12回の4時間56分ゲーム。主役は佐藤輝明外野手(24)だ。1-1の6回、広島森下から逆風を切り裂く12号ソロを右中間最深部席へ。シーズン9本目の甲子園弾は自己最多で、85年掛布雅之の17本以来となる生え抜き左打者のシーズン甲子園2桁本塁打に王手をかけた。0ゲーム差のまま迎える第3ラウンドへ、ド派手な輝アーチが虎のエネルギー源や!4時間56分に及んだ延長12回の激闘を終えた直後、佐藤輝の表情には疲労感よりも充実感がにじみ出ていた。一時は勝ち越し弾となる12号ソロを振り返り「手応えは良かったです」と納得した。試合中盤、一振りでムードを変えていた。1-1の同点で迎えた6回1死。広島森下の2球目、内寄り低めのカットボールを完璧に捉えた。逆風を切り裂き、右中間最深部まで運んだ飛距離125メートル弾。打球が入った瞬間、手をポンとたたいて会心の一撃をかみしめた。「前の2打席でやられていたので、やり返すという気持ちでした。しっかり振り切ることができたし、逆風に負けずスタンドまで届いてくれて良かったです」2試合ぶりの1発は一時は勝ち越し弾となる1発だった。右の好投手森下との対戦では昨季4割超え。だが今季は試合前時点で6打数無安打、3三振と快音がなかった。ここまで苦戦していた相手を攻略し、クリーンアップとしての意地を見せた。この日は自身が所属していた少年野球チーム「甲東ブルーサンダース」の子どもたちを甲子園に招待。「見てもらえたので良かった」。少年少女にアーチを贈り、ホッと胸をなでおろした。3年目となり、兄貴分としての自覚もある。26日の巨人戦。桐敷が1点ビハインドの7回に1軍再昇格即登板した際のことだ。先頭打者をストレートの四球で出塁させると、佐藤輝はすぐにマウンドまで駆け寄った。「毎回心がけています。うまくいかない時は声かけてあげるのも大事かなと」。最終的に無失点投球で白星を手にした桐敷も「だいぶデカいです。視野が狭くなっちゃうので、声をかけてもらえるのは助かる」と感謝する頼もしさが、3年目の佐藤輝にはある。今季の甲子園アーチは9本目。21年の8本、22年の5本を上回って自己最多となった。生え抜き左打者の甲子園2桁本塁打となれば、85年掛布の17本以来38年ぶりとなる。チームは4時間56分の死闘を引き分けに持ち込み、2カ月ぶりとなる月間の勝ち越しを決めた。「明日も頑張ります」。快挙に王手をかけて迎える首位攻防第3ラウンド。再び一振りで空気を変えたい。【三宅ひとみ】佐藤輝が甲子園で今季9本目の本塁打を放った。阪神の生え抜き左打ち選手では、85年掛布雅之17本塁打以来の甲子園2桁本塁打にあと1とした。ラッキーゾーンが撤去された92年以降では初となる。阪神選手全体での甲子園2桁本塁打の直近は、昨季の大山14本塁打。なお阪神選手の甲子園シーズン最多は86年のバース25本塁打。日本人に限ると、85年の岡田彰布23本塁打。
◆阪神青柳晃洋投手(29)が7回4安打1失点と力投し、復活を印象づけた。約2カ月半ぶりの甲子園での登板。左打者8人を並べたカープ打線相手に、140キロ台中盤の直球とツーシーム、カットボールを中心に両サイド低めを丁寧に突いた。持ち前の打たせて取る投球に加え、今季最多タイの7三振を奪取。5月19日に5回7失点でKOされた相手を最少失点に封じ、先発として試合をつくった。「(チームが)負けなかった方がデカい。2位のチームと対戦して負けなかったのが一番。僕自身はある程度納得できた投球ができたんで、よかったかなと思います」1点リードの3回には1死二塁から小園に右前タイムリーを浴び、同点に追いつかれた。それでも4回以降は低めにボールを集め、7回まで二塁を踏ませなかった。6回の佐藤輝のソロで1点を勝ち越したが、8回に中継ぎ陣が踏ん張れず同点とされ、右腕の4勝目&3年ぶりの広島戦勝利が目前で幻となった。今季10戦目にして初めて坂本とバッテリーを組んだ。前日28日もスタメンマスクをかぶった坂本とは試合前、試合中と話し合いを重ね、この日はいつもよりもカットボール多めの組み立てで攻めた。「カットに関しては今年一番投げたと思う。誠志郎にいいところを引っ張ってもらったかなというのはあります」。同学年のリードに感謝した。7月11日のDeNA戦(倉敷)で2カ月ぶりの勝ち星を手にした右腕は、後半戦開幕戦の同22日敵地ヤクルト戦で5回5失点と役割を果たせなかった。「逆戻りやなあ」と指摘していた指揮官は「だいぶよく戻ってきたというか、コントロールもよかったし、スピードも出とったしなあ」と評価した。勝負の後半戦。勝ち抜くために絶対欠かすことのできない男が、首位攻防第2ラウンドで仕事を全うした。【古財稜明】■坂本、白星消え...悔し阪神坂本が青柳と今季初バッテリーを組み、勝ち星をつけられなかったことを悔しがった。「テンポとストライク先行でいくことを心がけていた」。右腕の持ち味を生かして好リードした。だが、青柳は勝ち投手の権利を持って降板も勝ち星は消滅。「本人も不安があっただろうし、なんとか勝ちをつけてあげたかった。悔しい部分の方が強いです」。岡田監督は坂本の起用を「ちょっと1回、気分を変えてみようと思ってな」と説明した。
◆阪神前川右京が意地の左前打を放ち、2戦連続の「6番右翼」起用に応えた。4回無死。カウント2-2から広島森下の外角139キロ変化球をきっちりミートした。低いライナーとなった打球で三遊間を抜く左前打。15日中日戦以来、14打席ぶりの安打となった。前日28日の広島戦では7試合ぶりにスタメン出場したが、3打席で3三振。7回の守備から途中交代となった。ベンチでは悔し涙もこぼし、「強くならないといけないと思います」と悔しさをにじませていた。それでも岡田監督は2戦連続でのスタメン起用を決断。指揮官の期待に2打数1安打2四球の結果で応えた。前川は「昨日あんな形で終わってしまったので、なんとか打ててよかった。安心したという気持ちが一番。また明日から頑張りたい」と前を向き、球場を後にした。■大山、先制犠飛で鼓舞阪神大山が先制犠飛でチームを盛り立てた。初回1死一、三塁。「なかなか大量得点できるピッチャーじゃないので。1点1点どんな形でも、と思った」。広島森下の144キロ直球を捉え、高々と上がる先制中犠飛を放った。3回には再び森下から二塁打も放った。試合後は12回引き分けの結果に「明日の試合が大事。しっかり準備して頑張りたい」と次戦を見据えた。■中野8戦連続安打、猛打賞阪神中野が今季6度目の猛打賞をマークした。初回は無死二塁から左前安打でチャンスを拡大し、大山の先制犠飛につなげた。延長11回にも2死から右前安打で出塁。「疲れました。でも、しっかり次につながるというか、自分自身の結果としては、次につながると思う」。8試合連続安打で7月の打率は3割2分5厘と好調を続ける。「まずは負けなかったことが何より」と切り替えた。■森下、あと少し大飛球阪神森下はサヨナラをかけた場面で大飛球を放ったが、あと1歩届かなかった。延長11回2死一塁。戸根の127キロ変化球をすくいあげた。高弾道で左翼方向に運んだが、ひと伸びが足りず左飛に。「拓夢さんもつないでくれたので、大山さんにつなぐために打席に入ったけど結果が出なかった。また切り替えて頑張りたい」と前を向いた。■岩崎3者連続三振阪神守護神岩崎が3者連続三振と圧倒した。2-2の同点の9回に登板。先頭松山は外角低めの147キロ直球で見逃し三振。続く坂倉、田中は外角低めのスライダーで連続の空振り三振に仕留め、相手に流れを渡さなかった。「よかったです。ブルペンで粘って、打線の攻撃を待つことしかできないので、みんなよく粘ったと思います」。これで10試合連続無失点。抜群の安定感をみせつけた。■島本「粘れてよかった」阪神島本が延長12回を無失点で踏ん張った。坂倉、中村奨を2球で2死に仕留めたが、その後連打を浴びて2死一、三塁。この日3安打を放っていた1番小園を打席に迎えた。カウント1-2と追い込み、最後は137キロ変化球で空振り三振。チームに敗戦の可能性を消した。「ピンチを招いたけど、粘れてよかった。負けなくてよかった」と安堵(あんど)した。
◆両軍のスターティングメンバーが発表。阪神・前川右京外野手(20)が2試合連続で「6番・右翼」に座った。28日の同戦では後半戦初スタメンを果たすも、3打席連続三振に倒れ、途中交代。ベンチで悔し涙を流した。早々に巡ってきたリベンジの機会で起用した岡田監督の期待に応える。先発は青柳晃洋投手(29)。5月19日の広島戦(マツダ)では5回8安打7失点と打ち込まれ、直後に2軍降格が決まった。右腕もリベンジを果たし、後半戦初白星を手にしたい。
◆阪神の先発・青柳晃洋投手(29)が立ち上がりを無失点で抑えた。一回先頭・小園は打ち取った打球も、二塁へボテボテの内野安打。無死一塁としたが続く野間を二ゴロに仕留めた。併殺を狙った内野陣だが、遊撃・木浪の送球を一塁・大山が捕球できず(記録は大山の失策)。1死一塁と走者を残したが、秋山を中飛、松山は129キロシンカーで空振り三振に斬った。青柳は坂本と今季初バッテリー。球数は23球と要したが、課題とされていた立ち上がりにゼロを刻んだ。
◆阪神が先制した。一回先頭の近本が右中間へ二塁打。中野が詰まりながらも左前に運び、1、2番の連打で無死一、三塁の絶好機を作った。しかし、28日に4安打3打点と好調の森下は空振り三振に倒れて1死。大山が打席に向かった。2球目、広島・森下の144キロ直球を捉えると、打球は飛距離十分の中犠飛。上位打線で作った好機を4番でかえし、幸先よく先制に成功した。
◆「ウル虎の夏2023」のイベントとして、お笑いコンビのコロコロチキチキペッパーズが球場に登場し、試合前から虎党を盛り上げた。3年連続のイベント参加となったナダル(38)はスタンドからの厳しいヤジの〝洗礼〟を受けたことがある。「きょうはマジで品がよくなった。毎年やめてくれ! っていってるから、やめてくれたんかな。今年は品がよかった。危ういオッサン、何人かいたんすけど。大丈夫でした」と報道陣を笑わせた。2人は試合開始前のトークイベント「川藤部屋」にも参加。西野(31)は「川藤さんの威圧感がすごすぎて、ナダルがあいさつしたとき、軽く無視されてました。でも優しい方でした」と明かし、ナダルも「無視はされてない! コロコロチキチキペッパーズと申しますといったときに、川藤さんの首が1ミリも動かへんかった」と苦笑い? していた。ナダルは近大出身で佐藤輝の先輩、出生地は山形県で中野と同郷という縁がある。「佐藤さんと、中野拓夢さんも生まれが同じ山形なので、メシ連れていきたいです」とラブコールを送った。だが、西野が「ずっと一緒で、3年連続でいってます。佐藤選手はそのネットニュースをみてもいない」と暴露し、ナダルも「それを、ファン感謝デーのときに佐藤さんにいったら、『そんなニュース知らないです』って。後輩やのに冷たかったってのがありましたから」と寂しそうだった。
◆阪神・大山悠輔内野手(28)が一回に先制の中犠飛を放った。「打ったのはストレート。先頭のチカ(近本)からいい流れでチャンスを作ってくれましたし、まずは先制点を取りたいと思っていたので、最低限ですが仕事ができてよかったです」1死一、三塁の好機で森下の144キロ直球を中堅に運んだ。大山は2試合ぶりの打点。虎の4番がしっかりと仕事を果たした。
◆阪神・前川右京外野手(20)が四回先頭の第2打席で左前打を放った。森下の139キロカットボールを捉えた。前川は28日の同戦で後半戦初スタメン出場を果たしたが、3打席連続で空振り三振。試合途中での交代となり、ベンチでは悔し涙を流すシーンがあった。まだまだ成長途中の若虎。前夜のリベンジをバットでしっかりと果たした。
◆阪神・佐藤輝明内野手(24)が六回1死の第3打席で勝ち越しの12号ソロを放った。カウント0-1から2球目、森下の136キロカットボールを一閃。打った瞬間、スタンドインと分かる打球は虎党の待つ右中間スタンドで弾んだ。「打ったのはカットボール。前の2打席でやられていたので、やり返すという気持ちでした。しっかり振り切ることができましたし、逆風に負けずにスタンドまで届いてくれてよかったです」と振り返った。27日の巨人戦(甲子園)以来となる、2試合ぶりのホームラン。リードを奪う一撃に甲子園は熱狂の渦に包まれた。
◆3番手の岩貞祐太投手(31)が痛恨の同点打を浴びた。2-1の八回から加治屋が2番手で登板し、先頭の上本に右前打を浴びたが、続く磯村の投前へのバントを素早く処理し、二塁送球。アウトとし、岩貞にスイッチしたが、小園に1死一塁から左中間への適時二塁打を浴び、試合は振り出しに戻った。佐藤輝の勝ち越しアーチが六回に飛び出し、勝利の方程式で逃げ切りたかったが、首位攻防戦の勝敗の行方はわからなくなった。
◆阪神が今季4度目のドローで首位堅持。六回、佐藤輝明内野手(24)の12号ソロで勝ち越したが、八回に岩貞祐太投手(31)が同点打を浴びて、逃げ切れず、九回1死一、二塁のサヨナラ機も生かせず、延長戦に突入。両軍決め手を欠いて、十二回引き分けとなった。阪神の延長戦成績は4勝3敗4分。4勝目を逃したものの青柳晃洋投手(29)は7回1失点の好投を見せた。7月は10勝8敗2分で、1試合を残し、2カ月ぶりの月間勝ち越しを決めた。ゲーム差0のまま、30日の首位攻防戦第3Rに向かう岡田彰布監督(65)の主な一問一答は以下の通り(成績=50勝37敗4分、観衆=4万2632人)。ーーリリーフ陣がよく踏ん張った「日にち開けとったからな。(延長十一回に登板した6番手の)桐敷も。青柳やから、左ばっかり並べてくるのはわかってたから。あの1球だけやなあ。岩貞の初球なあ(八回、小園に浴びた同点打)。もうちょっと、慎重に入ったらよかったけど、あの1球だけやったよ」ーーリードしていただけに勝ちたかった「今日は1点やからな。それはわからんけど、青柳がホント、戻ってきたいうかな。コントロールもよかったし、スピードも出とったしな」ーー勝ちをつけたかった「まだまだ、先あるわ」ーー坂本との初バッテリー「ちょっと一回、気分を変えてみようと思ってな」ーー佐藤輝のホームランでムードが変わったがうまく行かない「うまいこと行かないて、負けてないんやから、別に(笑)。うまいこと行かんって別に、負けたんちゃうのに何を言うてんの」ーー30日はロード前最後の一戦。勝ちたいところ「そんなん。勝ち負けなんか今言う必要ないっていうの。何を言うてんの。7月でお前。そら結果的に勝ったら、気持ちよく行けるだけの話やないの。なんで、そんなお前、高校野球の決勝じゃないんやで」ーー八回は2人で1イニングというイメージか「そやよ。小園から岩貞を行く予定やったからな、セカンドいかんと一塁で止めたからな、よっしゃと思ったけどな。やっぱり、(1死一塁からの)あの初球の入り方やな」
◆阪神が今季4度目のドローで首位堅持。六回、佐藤輝明内野手(24)の12号ソロで勝ち越したが、八回に岩貞祐太投手(31)が同点打を浴びて、逃げ切れず、九回1死一、二塁のサヨナラ機も生かせず、延長戦に突入。両軍決め手を欠いて、十二回引き分けとなった。阪神の延長戦成績は4勝3敗4分。4勝目を逃したものの青柳晃洋投手(29)は7回1失点の好投を見せた。ゲーム差0のまま、30日の首位攻防戦第3Rに向かう。
◆阪神・大山が一回1死一、三塁の好機で、中犠飛を放ち、4番の仕事を果たした。「場面場面を考えてやっている。相手の森下くんも大量得点とれる投手ではない。そういう意味ではよかった」。それでも、延長戦の末にチームは引き分け。主砲は「あしたの試合が大事になってくる。またしっかり準備して臨んでいきたい」と気を引き締めた。
◆最後は防戦一方だった。それでも負けなかった。リリーフ陣が踏ん張り、ドローに持ち込んだ。首位を死守した阪神・岡田彰布監督(65)は納得していた。「うまいこといかないって。負けてないんやから。別に。負けたんちゃうのに、何を言うてんの?」1-1の六回、佐藤輝の一時勝ち越し弾が飛び出した瞬間、ベンチで満面の笑みを浮かべて出迎えた。勝ちきれなかったことへの質問に対し、語気を強めた。リリーフ陣が踏ん張った。延長十一回、マウンドに上がった桐敷が連打を浴び、1死一、三塁のピンチ。松山を空振り三振に。そのとき二盗を決められて二、三塁とされたが、坂倉を左飛に打ち取った。続く十二回には島本が2死から連打で一、三塁とされたが、小園を空振り三振。虎の首位陥落はなくなった。「あの1球だけやなぁ」岡田監督が悔しい表情を浮かべたのは2-1で迎えた八回1死一塁。加治屋に代わって登板した岩貞の失投。小園に147キロの外角直球を左中間に運ばれ、同点とされた場面だった。30日は夏の長期ロード前の最後の一戦となる。「(勝ちたいか、と問われて)勝ち負けなんか、今言う必要ないっていうの。何を言うてんの? 7月でお前...高校野球の決勝じゃないんやで」負けたら終わりではない。長いペナントレース。2005年にリーグ優勝に導いた指揮官は勝負どころが分かっている。岡田節も元気いっぱい。甲子園で負けない。4万2632人の観衆に証明した戦いぶりがすべてだった。(三木建次)
◆エースらしい頼もしさあふれる投球だった。先発した青柳が7回4安打1失点。白星こそつかめなかったが、首位の座を守るために戦った。「(坂本)誠志郎と協力しながら、持ち味のゴロを打たせる投球ができたと思います」三回に足を絡めて同点に追いつかれたが、続いた1死二塁のピンチは連続三振で脱出した。今季初バッテリーの女房役と息を合わせて低めを突き、21個のアウト中、ゴロは11個を数えた。四回からの4イニングは二塁すら踏ませず「守備のいいプレーに助けてもらいながら7回を投げることができた」とバックに感謝した。降板後に追いつかれ、3年ぶりの広島戦勝利はお預けとなったが、示した貫禄は十分。青柳の夏がここから幕を開ける。(須藤佳裕)
◆阪神・島本は延長十二回に登板し、踏ん張った。2球で2死を奪うも、ここから上本と代打・堂林に連打を許し、一、三塁の勝ち越し機を作られた。だが、八回に同点二塁打を放っていた小園をフォークで空振り三振に斬り、執念の1回無失点。「ピンチを背負ってしまったけど、粘れてよかった」と言葉に実感を込めた。
◆阪神・中野が7試合ぶりの3安打と結果を残した。一回に8試合連続安打となる左前打。三回にも右前打を放ち、同点の延長十一回2死には戸根から右前打。意地の一打はサヨナラ劇にこそつながらなかったが「自分自身の結果としては次につながると思いますし、まずは負けなかったことが何より」とドローに持ち込んだ意味を噛みしめていた。
◆執念ドロー! 阪神は延長十二回、2位広島に2-2で今季4度目の引き分け。4時間56分の末、首位を守った。1-1の六回に佐藤輝明内野手(24)が右翼席へ一時勝ち越しの12号ソロ。兵庫・西宮の甲東小時代に所属した「甲東ブルーサンダース」の子どもたちをスタンドに招待。予告本塁打を実現させた。30日は長期ロード前、最後の一戦。再び豪快なアーチを描き、鯉を退ける!これぞ、死闘だった。真夏の首位攻防戦は4時間56分にも及んだ。延長十二回の末、決着つかず。それでも18年ぶりの栄冠へ向け、虎党は確かな手応えを感じたはずだ。夜空に描かれた佐藤輝の放物線。今度はポールの内側、文句なしの右中間席だった。勝負の首位攻防第2戦。有言実行の一撃で、夏休みの子どもたちを笑顔にさせた。「前の2打席でやられていたので、やり返すという気持ちでした。しっかり振り切ることができましたし、逆風に負けずにスタンドまで届いてくれてよかったです」1-1の同点で迎えた六回1死。森下の136キロカットボールを振り抜いた。打った瞬間、スタンドインを確信して歩き出す。2試合ぶりの一発は一時勝ち越しとなる12号ソロ。歓喜に沸くスタンドを背にゆっくりとダイヤモンドを一周した。「ああいうときって、普通(打ち直しの)2球目は入りますよね」首位を奪い返した28日は第1打席で右翼ポール際に2球連続で大ファウル。それでも、一夜明ければ笑って振り返ることができる余裕が、今の佐藤輝にはあった。
◆阪神・森下は6打数無安打に終わり、連続試合安打は「7」でストップした。同点の延長十一回2死一塁では戸根の変化球を振り抜いて打球を飛ばしたが、左翼フェンス手前で失速した。「結果出なかったので、明日切り替えて頑張ります」と唇をかんだ。売り出し中の若虎が首位攻防戦の最終戦でやり返す。
◆「6番・右翼」で2試合連続のスタメン出場した阪神・前川は、四回先頭で左前打を放ち、14打席ぶりにHランプを灯した。「昨日、あんな形で終わってしまったので、なんとか打てたのでよかった。安心したという気持ちが一番。また明日から頑張りたい」。28日の首位攻防初戦は3打席連続三振に倒れ、途中交代。ベンチでは悔し涙を流した。リベンジの一戦で一矢報いた。
◆も~、ヘロヘロ。バタンキュ~!! 4番・大山が先制犠飛、5番・佐藤輝が12号アーチ。復活をかける青柳が7回1失点と好投していたのに...。八回途中にマウンドに上がった岩貞~!! なんで、あっさり1球で小園に同点二塁打を浴びるんやー!! そこから試合はタラタラと続いて、およそ5時間ゲームって。サッカーなら3試合、見られるやないかー!!ハ~ア...、悔しい。勝って、首位を脅かす広島を突き放せる試合だったのに~。グスン!!だけど、収穫はあったのだ。今季初めて青柳-梅野のバッテリーではなく、坂本に代えたら青柳が本来の投球スタイルであるゴロを打たせる姿に戻ったのだ!!キャッチャーは女房役だよね。文春砲さ~ん、青柳は梅野から坂本に浮気したってことですよー!! 第3戦はピッチクロックならぬゲームクロックで、2時間以内での勝利を頼むわ~!!
◆勝てた試合だっただけにドローは痛い。西武などで465本塁打をマークし、西武コーチ時代には清原和博らを育てた土井正博氏(79)=サンケイスポーツ専属評論家=は「阪神打線の選手個々は好調なだけに、つながりを生み出すのが岡田監督の仕事」と期待した。序盤はもっと慎重な攻めがあっても良かったのでは!? 3番・森下はベンチがサインを出して勉強させながら成長させてほしい! 優勝できると信じているからこその注文だ。一回、三回の攻撃を見ていたら、本調子ではなかった森下から何点取るんだろうか?とワクワクしてみていた。が、結果的には大山の犠飛と佐藤輝の本塁打による2点だけ。これは寂しい。勝てる試合を引き分けたのは痛い。選手個々の状態は非常にいい。近本、中野、大山、佐藤輝が並ぶ現状の打線は魅力的。「点」として輝いている選手たちを「線」にするのはベンチの仕事だ。どうやって点を取りに行くか。本来なら、岡田監督が最も得意とする分野だろう。ただ、この試合を見ると、少し強引なような気がした。序盤はもっと大事に攻めても良かったのでは。と同時に、森下の打席では、エンドランなど、もっとサインを出してもいいのではないか。28日の試合で4安打を放った森下。魅力的な逸材であることは間違いない。でも、少し高いレベルの投手になると、まだまだ駆け引きで負けてしまう。サインを出して「ベンチの責任だよ」という形で打たせてあげたら、もっと楽に打席に立てる。チームとして、金のタマゴを大きく育てようという思いは十分に理解する。その思いに見合う打者でもある。現状は成長過程。打席ごと、状況ごとにアドバイスや指示することで、勉強にもなるだろう。状況によっては、送りバントのサインがあってもいい。緊張感のある戦いの中でプレーを続けるのは、どんな言葉の教えよりも効果的だ。森下を成長させることは大事だが、シーズンを制することのほうがもっと大事。好調な打者をつなげれば、好調な広島も怖くない。いま、広島をたたけば、一気に混戦を抜け出せる。(サンケイスポーツ専属評論家)
◆ジス・イズ・首位攻防戦-。佐藤輝の豪快弾あり、青柳&岩崎の快投あり。矢野&野間の好守あり(虎ソナは心が広いので、相手も褒めます)。そして両指揮官の駆け引きあり。野球の面白さが詰め込まれた、今年一番の名勝負といっていいのでは。甲子園を舞台に、この夏、甲子園で戦う高校球児たちのお手本になるような死闘だった。「もし、大阪桐蔭が負けたら、〝大事件〟ですからねぇ」昼下がりの編集局。当番デスク・阿部祐亮がテレビ画面の高校野球大阪大会準決勝をチラチラ眺めながら、ナイターの準備を進めていた。「大阪桐蔭といえば、いつも思い出すのが2007年の大阪大会決勝なんです。ボクが高校野球を担当していまして、大阪桐蔭のエースで4番が中田翔(巨人)。絶対に勝つもんだと思っていたし、甲子園に出ても大本命だろうし、中田フィーバーはいつまで続くんだろうか、と思ってました。ところが、決勝で金光大阪にまさかの惜敗。スーパースターが最後の夏、甲子園にすら出られなかったんですからねぇ」番狂わせが起きるのが野球というスポーツ。高校野球なら、なおさらだ。ひょっとしたら...と阿部が心配(期待?)していたが、箕面学園に大苦戦しながらも、延長タイブレークの末、サヨナラ勝ちを決めた。八回の同点劇は、4番打者に代打を送って、ズバリ的中。逸材が集結したタレント軍団は、ことしも誰が出ても主役になれる。西谷監督の采配も相変わらずさえている。甲子園まであと1勝。30日は履正社との決勝戦。日本中が注目するライバルの頂上決戦になった。
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
50 | 37 | 4 | 0.575 (-) | - (-) |
52 | 338 (+2) | 282 (+2) | 45 (+1) | 45 (-) |
0.239 (-) | 2.810 (↑0.02) |
2 (-) |
広島 |
52 | 39 | 1 | 0.571 (-) | 0 (-) |
51 | 320 (+2) | 301 (+2) | 56 (-) | 51 (+3) |
0.248 (-) | 2.960 (↑0.02) |
3 (-) |
DeNA |
46 | 42 | 2 | 0.523 (↓0.006) | 4.5 (↓0.5) |
53 | 326 (+3) | 314 (+5) | 61 (+1) | 20 (-) |
0.248 (↑0.001) | 3.200 (↓0.01) |
4 (-) |
巨人 |
45 | 44 | 1 | 0.506 (↑0.006) | 6 (↑0.5) |
53 | 340 (+6) | 341 (+3) | 105 (-) | 31 (+1) |
0.253 (↑0.001) | 3.670 (↑0.01) |
5 (-) |
ヤクルト |
37 | 51 | 2 | 0.420 (↑0.006) | 13.5 (↑0.5) |
53 | 322 (+5) | 351 (+3) | 78 (+2) | 49 (+3) |
0.236 (-) | 3.660 (↑0.01) |
6 (-) |
中日 |
35 | 54 | 2 | 0.393 (↓0.005) | 16 (↓0.5) |
52 | 267 (+3) | 309 (+6) | 41 (-) | 26 (-) |
0.243 (↓0.001) | 3.040 (↓0.01) |
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