中日(★3対5☆)DeNA =リーグ戦12回戦(2023.07.25)・バンテリンドーム=
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DeNA
4000100005801
中日
0000001023700
勝利投手:今永 昇太(7勝1敗0S)
(セーブ:伊勢 大夢(2勝4敗2S))
敗戦投手:小笠原 慎之介(6勝6敗0S)

本塁打
【DeNA】桑原 将志(4号・5回表ソロ)

  DAZN
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◆DeNAは初回に宮崎、牧、大和の適時打で一挙4点を先制する。そのまま迎えた5回表には桑原のソロが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・今永が8回1失点10奪三振の快投で今季7勝目。敗れた中日は、打線が終盤に追い上げを見せるも及ばなかった。

◆DeNA桑原将志外野手(30)が、中日戦で今季初めて1番でスタメンに名を連ねた。昨季は79試合で1番で出場したが、今季は5番でのスタメンが31試合と一番多く、6番が21試合、2番が11試合で、7~9番でもスタメンを経験した。7番には、後半戦は2試合連続で1番だった梶原昂希を起用。2番には関根が入った。

◆5連敗中のDeNAが、中日先発の小笠原に初回から猛攻を仕掛けた。今季初の1番に起用された桑原が、初球の147キロの直球を二塁打で出塁。関根がバント安打で一、三塁と好機を広げ、3番宮崎が先制の左前適時打、4番牧も適時二塁打を放った。5番佐野が空振り三振後、6番大和が左翼線への2点適時二塁打でこの回4点目を奪った。宮崎は「ここ数試合、相手より先に得点することができていなかったので、先制することができてよかったです。しっかり自分のスイングで捉えることができました」とコメント。牧は「前の打者の皆さんがチャンスを作ってくれて、ザキ(宮崎)さんがランナーをかえしてくれたおかげで、楽な気持ちで打席に入ることができました。チャンスだったので、積極的にいったことがいい結果につながったと思います」とコメントした。桑原、宮崎、牧、大和は初球を安打。チームは5連敗中、5試合連続で2得点以下だったが、初回で超えた。

◆/プレイボール直後の4連打\桑原、関根が作ったチャンス宮﨑、牧のタイムリーで2点を先制??大和も続いていきなり4得点???#プロ野球(2023/7/25)??中日×DeNA??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #baystars pic.twitter.com/ZDPb3xqXW1

◆中日川越誠司外野手(30)が8回2死から代打に起用され、本拠地デビューした。日本香堂のCMでおなじみの「青雲のうた」に乗って登場すると場内は大歓声に包まれた。18日にトレードから決まり、西武から移籍したばかり。今永と対戦にスタンドは大きな拍手で迎えた。2球目を打ち、右飛に終わったが、中日ファンはこの日、一番の盛り上がりを見せた。

◆3位DeNAが、初回の猛攻で4点を奪って、最下位の中日に快勝し、連敗を5で止めた。1回、今季初めて1番で起用された桑原が二塁打で出塁。宮崎が先制の適時打、牧も適時二塁打を放った。大和も左翼線への2点適時二塁打でこの回4得点。チームは5試合連続で2得点以下だったが、初回で超えた。5回には桑原が4号ソロを放ち、チームでは21試合ぶりに5得点以上を記録。桑原はサイクル安打に王手をかけ、三塁打が出れば、自身2度目の快挙達成だったが、8回の打席は右飛に終わった。先発今永は7回に大島の犠飛で1点を失って、自身の連続無失点イニングは19で止まったが、8回1失点10奪三振の好投で7勝目を挙げた。

◆中日マスコットのドアラが25日のDeNA戦(バンテリンドーム)を欠場した。球団公式ホームページは「体調不良により出演を見送ることになりました」と発表。ドアラ自身は公式ブログに「生きています。ただドームにいなくて申し訳ありません...自分がいなくても野球はあるので楽しんでください」と投稿した。

◆DeNA今永昇太投手(29)が、8回1失点の好投でチームの連敗を5で止めた。オンとオフの切り替えが絶妙な左腕らしく、緩急を使った投球で10奪三振をマークし、今季7勝目を挙げた。首位阪神、2位広島が勝ち、ゲーム差は4のままだが、9試合続くビジター初戦を白星でスタート。エースの快投を反撃へとつなげる。冷静に心に火をつけながら、今永が腕を振った。初回に打線から4点の援護を受け「それが相手打者のプレッシャーにもなっただろうし、僕もゾーンに投げ込めた」と分析。8回を1失点、無四球の99球で7勝目を飾った。5連敗中の登板でも気負いはなく、試合後に「今、思い返してみても、全くなかったです」と平然と言った。速球を大軸にしながら、変化球との押し引きも絶妙だった。初回、先頭から4球連続で速球を投げ、2番岡林は2ストライクからスライダーで空振り三振。2回は石川昂を149キロのクロスファイアで見逃し三振に抑えた。10奪三振中、4つが変化球。戸柱とのコンビで、相手打者を冷静に見ながら、最少失点に抑えるとともに三振を重ねた。プライベートでは、「今永旅館」で心身をリフレッシュさせ、夏バテ対策につなげる。旅館などで使用する青色の固形燃料をネットで購入し、1人用の鍋をホームセンターで購入。近くのスーパーで冷凍大粒カキ、豚肉、野菜を買って、「1人鍋」を楽しむ。「いつかやりたいなと思ってて。意外に手ごろなんで永遠にやってます」と笑った。大量の野菜、大粒カキ、豚肉も1パック入れるのが恒例で「腹12分目までいっちゃう時はあるんですけど」と苦笑しながら、締めの雑炊かうどんまで堪能する。最近、近くのスーパーで大粒カキが少なくなったことは心配だが、自宅時間も有効に使って、マウンドでも最高のパフォーマンスを発揮した。【久保賢吾】

◆中日の球団マスコット、ドアラがDeNA戦を欠場すると公式サイトで発表した。「ドアラが体調不良により出演を見送ることになりました」とし、ドアラも自身の公式ブログを更新。「生きてます。ただドームにいなくて申し訳ありません」などとつづった。

◆まさに水を得た魚のごとく、ハマのガッツマンが躍動した。DeNAの桑原将志外野手(30)が今季初めて1番で出場。昨季チーム最多の79試合で起用された〝定位置〟に入って、7月6日以来、今季11度目の猛打賞をマークした。試合前の時点で月間打率・204と苦しんでいた打線に、リードオフマンが火をつけた。一回、中日先発の好投手・小笠原に対し、初球の内角直球を恐れず振り抜いた。痛烈な打球で左翼線を破る二塁打で出塁。そこから打線がつながり、3連打で先制すると、この回5安打を集中し一挙4得点。チームの1イニング4得点以上は、6月17日のロッテ戦(横浜)以来のことだった。二回1死での第2打席は追い込まれてから内角低めへ沈むナックルカーブに反応し、巧みに左前打。そして、五回1死での第3打席は、高めの直球をベイ党が集う敵地の左翼席まで運んだ。6月11日以来となる4号ソロに「追い込まれていたが、うまく反応することができた。貴重な追加点を奪うことができうれしい」と拳を握った。一本打ったら止まらない。得意の固め打ちを見せ、桑原が打線を引っ張った。4日前の21日に30歳の誕生日を迎えたばかり。プロ12年目、ハマの元気印はまだまだ健在だ。(浜浦日向)

◆DeNAが連敗を5で止めた。今永が8回を1失点、無四球10奪三振の好投で7勝目を挙げた。打線は一回に宮崎、牧の連続適時打などで4点を先行。五回は桑原のソロ本塁打で加点した。中日は九回の追い上げも届かずに4連敗。

◆?DeNA・今永昇太投手(29)が10三振を奪い、今季105奪三振とした。2桁奪三振は7日の巨人戦(15個=球団タイ記録)に次いで今季4度目、通算17度目。DeNA(前身を含む)投手の通算回数で三浦大輔の24度、秋山登の22度、遠藤一彦の19度に次ぎ、権藤正利と並ぶ歴代4位(5人目)。左投手では権藤と並んで最多。?シーズン100奪三振以上は2021年から3年連続で通算6度目。球団で6度は16度の三浦を筆頭に8人目で、左投手では権藤(7度)、鈴木隆(6度)に次いで3人目。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
48363 0.571
(↑0.005)
-
(-)
56315
(+4)
264
(+2)
42
(+1)
44
(-)
0.236
(-)
2.800
(↑0.01)
2
(-)
広島
50380 0.568
(↑0.005)
0
(-)
55307
(+6)
288
(+3)
54
(-)
48
(-)
0.248
(↑0.001)
3.010
(-)
3
(-)
DeNA
44402 0.524
(↑0.006)
4
(-)
57315
(+5)
297
(+3)
58
(+1)
20
(-)
0.249
(-)
3.170
(-)
4
(-)
巨人
42431 0.494
(↓0.006)
6.5
(↓1)
57309
(+2)
319
(+4)
101
(+1)
28
(-)
0.249
(↑0.001)
3.580
(↓0.01)
5
(-)
ヤクルト
36482 0.429
(↓0.005)
12
(↓1)
57309
(+3)
334
(+6)
73
(-)
45
(+1)
0.237
(-)
3.640
(↓0.04)
6
(-)
中日
34512 0.400
(↓0.005)
14.5
(↓1)
56251
(+3)
289
(+5)
40
(-)
26
(-)
0.241
(-)
2.970
(↓0.03)