ソフトバンク(★1対2☆)オリックス =リーグ戦14回戦(2023.07.16)・福岡PayPayドーム=
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ORIX
01000000012402
ソフトバンク
10000000001400
勝利投手:阿部 翔太(1勝2敗1S)
(セーブ:平野 佳寿(1勝1敗15S))
敗戦投手:松本 裕樹(0勝2敗0S)

本塁打
【オリックス】宗 佑磨(2号・2回表ソロ),セデーニョ(4号・10回表ソロ)

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◆オリックスは1点を追う2回表、宗のソロで同点とする。そのまま迎えた延長10回には、セデーニョのソロが飛び出し、勝ち越しに成功した。投げては、先発・宮城が8回1失点の快投。2番手・阿部が今季初勝利を挙げた。敗れたソフトバンクは、先発・東浜が力投するも、打線が振るわなかった。

◆/レオの魅力は無限大??\セデーニョの一発で延長戦を制し連勝?テラスに運んだ4号勝ち越しソロHR?#プロ野球(2023/7/16)??ソフトバンク×オリックス??Live on DAZN#DAZNプロ野球#Bs2023 pic.twitter.com/JEYLKwI7CM

◆ソフトバンクが泥沼の8連敗を喫した。21年以来2年ぶり、引き分けを挟まず8連敗は98年4月19日~4月29日以来、25年ぶり。延長10回に3番手の松本裕がオリックス4番セデーニョに勝ち越しソロを浴びた。延長戦は今季8戦6勝2分だったが、9戦目で無敗記録は途絶えた。また「鷹の祭典2023」も今季0勝5敗で昨季から8連敗。残り4試合を残して4年連続の負け越しが決まった。1-1の8回2死満塁では、3番近藤がカウント3-1から外角低め直球を見定めた。近藤は押し出しを確信して一塁へ歩き出し、ドーム内も大歓声に包まれたがストライク判定となった。結果的に近藤は空振り三振に倒れ、勝ち越しのチャンスを逃した。

◆/レオの魅力は無限大??\セデーニョの一発で延長戦を制し連勝?テラスに運んだ4号勝ち越しソロHR?#プロ野球(2023/7/16)??ソフトバンク×オリックス??Live on DAZN#DAZNプロ野球#Bs2023 pic.twitter.com/JEYLKwI7CM

◆/志願の8回、闘志全開\宮城大弥の気迫の122球??二死満塁から最後は直球勝負で空三振回数:8失点:1安打:4三振:6死四球:3球数:122?#プロ野球(2023/7/16)??ソフトバンク×オリックス??Live on DAZN#DAZNプロ野球#Bs2023 pic.twitter.com/udFuz1a6If

◆ソフトバンクが泥沼の8連敗を喫した。21年以来2年ぶり(1分け挟む)、引き分けを挟まない8連敗は98年4月19日~4月29日以来、25年ぶりの屈辱だ。延長10回に3番手の松本裕がオリックス4番セデーニョに勝ち越しソロを浴びた。延長戦は今季8戦6勝2分だったが、9戦目で無敗記録は途絶えた。また「鷹の祭典2023」も今季0勝5敗で昨季から8連敗。残り4試合を残して4年連続の負け越しが決まった。1-1の8回2死満塁では、3番近藤がカウント3-1から外角低め直球を見定めた。近藤は押し出しを確信して一塁へ歩き出し、ドーム内も大歓声に包まれたがストライク判定。結果的に近藤は空振り三振に倒れ、勝ち越しのチャンスを逃した。試合後、藤本監督は「一番大事なところ。ストライクとボールはこっちはクレームをつけられない。(あれが)ストライクだったらこっちが謝りますよ。本当に。完全なボールですから。一番大事なところやからね。しっかり見てほしい。審判も一生懸命やってるやろうけどね、一番大事なところ。人間、ミスはつきものか分からないけど、しっかりと見てもらいたい。あの1球で流れが変わってしまった」と話した。

◆大東建託に所属する女子プロゴルファーの渡辺彩香、田村亜矢、佐久間朱莉、後藤未有の4人がセレモニアルピッチを行った。ツアー5勝で「飛ばし屋」の渡辺彩香はキャッチャーを超えていく投球となり「ゴルフと一緒で、すごいところに飛んでいきました。届かせるように一生懸命やったんですけど、超えていってしまいました」と照れ笑い。田村亜矢、佐久間朱莉、後藤未有も全力投球で球場を沸かせた。4人は7月20日から福岡県糸島市の「ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ」で開催される「大東建託・いい部屋ネットレディス」に出場する。田村亜矢 練習はあまりできなかったんですけど、ノーバウンドで届きましたし、真っすぐいってくれたので、その調子で本番もドライバーが真っすぐ行くように頑張ります。佐久間朱莉 すごく緊張したんですけど、まぁまぁな球が投げられたから良かったかなと思います。ワンバウンドだったので合格です!後藤未有 いつも見に来ている場所でまさか自分が投げることができるとは思わなかったので、「見られるってこんな気持ちなんだ...」というのが分かりました。手汗、エグイです。すべってボールが投げられないくらい手汗かきました。

◆オリックスが宮城大弥投手(21)の8回4安打1失点の粘投で、ソフトバンクにカード勝ち越しを決めた。白星こそつかめなかったが、勝利に貢献した左腕は「もっと早くファウルを取れたり、ストライクを取れたりしたら、いいテンポに持っていけた部分はあると思うので、修正したいなと思います」と自らに厳しく振り返った。初回2死から近藤、柳田の連打で1点を失うも、直後の2回に宗の本塁打で同点。そこから7回までわずか1安打に抑えた。1-1のまま迎えた8回。先頭の牧原大に中前打を浴びると、2死二塁から中村晃を申告敬遠。その後、野村勇に死球を与え2死満塁のピンチで、近藤に3ボール。絶体絶命のピンチで直球を続け、最後は空振り三振に仕留めた。中嶋聡監督(54)も「あそこ(8回)は投げてほしいなと思いましたし、しっかり投げきってくれましたね」とねぎらった。前半戦は6勝3敗で折り返す。「イニングごとにしっかり修正して仕事ができたので、そこらへんはまた後半戦に向けて、1つ1つ大事にやっていけたらなと思います」と勝負の後半戦を見据えた。

◆ソフトバンク先発東浜巨投手が8回3安打、1失点の好投も連敗阻止はならなかった。「先制してもらってすぐにホームランを打たれ、少し重たい空気にしてしまいましたが、3回以降は自分らしい投球ができたと思います」。1点リードの2回、宗に同点の2号ソロ。その後は8回まで1安打に封じた。「球数も少なく、本来なら9回のマウンドに上がらなければいけないと思うし、上がる余力もありました」。延長10回の逆転負けに99球降板の悔しさも募った。

◆オリックスが宮城大弥投手(21)の8回4安打1失点の粘投で前半戦ラストカード勝ち越しを決めた。初回に1点を失うも、その後は7回までわずか1安打に抑えた。1-1のまま迎えた8回。先頭の牧原大に中前打を浴びると、2死二塁から中村晃を申告敬遠。その後、野村勇に死球を与え2死満塁のピンチで、近藤に3ボール。カウント3-1からの5球目、外角低め146キロ直球がストライク判定となり、絶体絶命のピンチで最後は空振り三振に仕留めた。きわどいコースのストライク判定に、中嶋聡監督(54)は「あの低さを取ってましたからね。うちも取られてたし、その点ではよく粘ったと思いますけどね」と落ち着いて話しながら、左腕をねぎらった。その場面について聞かれた宮城も「取ってくれたので。助けられた部分はありますし、そこで流れが変わったかもしれないです」と丁寧に答えていた。これで貯金は今季最多の16。宮城は前半戦を6勝3敗で折り返し「イニングごとにしっかり修正して仕事ができたので、また後半戦に向けて、1つ1つ大事にやっていけたらなと思います」と見据えた。

◆陽気な助っ人の1発で、首位オリックスが今季最多の貯金16を手にした。1-1で迎えた延長10回、レアンドロ・セデーニョ内野手(24)が豪快な一振り。「なんとか当てようと思って振った結果が、最高の結果になりました」。ソフトバンク松本裕のカットボールを、レフトスタンドへ放り込んだ。本拠地で2戦連続のお立ち台に立つなど、大事な局面での勝負強さが際立つ。「燃えるのは燃えます。しっかりとチームに貢献できた結果が一番うれしい」。燃える大砲は暑い夏が大好き。「自分のキャリアでずっと7月はいい月。昨年の最長(飛距離の)ホームランも7月だったと思うよ」。6月24日に再昇格し、7月の打率は3割8分9厘。気温の上昇とともに、調子も上がっている。アーチをかけると、ホームの前でリズミカルにステップを踏むのがお決まり。「自分の街の伝統というか、そういうダンスがあって。子どもの頃からやっていて、4年前ぐらいからホームランを打った際にやるようにしている」。生まれ育ったベネズエラの街グアティレの踊りで、歌詞も右腕のタトゥーに刻んでいる。 故郷を思いながら成功を目指す助っ人は、異国での対応力もばっちり。中嶋監督ともマイナー時代に過ごした米国の都市の話題に花を咲かせる。「アマリロってどんなとこ? とか。ええとこらしいですけど。日本の生活から何から全部。全てを楽しもうとしてくれてるのが、いい影響になるんじゃないですかね」と指揮官。熱い接戦を制して、前半戦ラストカードの勝ち越しを決めた。【磯綾乃】▽オリックス宗(2回に同点2号ソロ)「角度が良かったので。ホームランバッターじゃないんですけど、やっぱりめちゃくちゃ気持ちいいですね」【動画】延長10回オリックス・セデーニョが劇的勝ち越し弾 喜び爆発スキップ?でホームイン▽オリックス平野佳(延長10回を3者凡退で15セーブ目)「勝ちのまま終わらせるだけでした。(ソフトバンクは)たたかないと優勝できないチームだし、いい形で連勝できたのも、チームにとっても良かった」

◆ソフトバンクが悪夢の8連敗を喫した。引き分けを挟まずは98年以来25年ぶりの惨劇。同点の8回2死満塁で、近藤健介外野手(29)が微妙なストライク判定に泣き、押し出しでの勝ち越し機を逃した。藤本博史監督(59)は「完全なボール。しっかり見てほしい」と大激怒。恒例イベント「鷹の祭典2023」も今季0勝5敗で昨季から8連敗となった。藤本監督は叫びたい気持ちを必死に抑えた。それでも怒り口調だった。言及したのはこの日の一番のターニングポイントだった。藤本監督 一番大事なところ。ストライクとボールはこっちはクレームをつけられない。(あれが)ストライクだったらこっちが謝りますよ。本当に。完全なボールですから。1-1の8回2死満塁の場面だ。打者は球界トップクラスの選球眼を持つ3番近藤。カウント3-1からの5球目。オリックス宮城の外角低め146キロ直球を見定めた。「ボールだと思ったので見逃しました」と言う近藤は、押し出し四球を確信。エルボーガードを外しながら一塁へ歩き出し、勝ち越し場面にペイペイドームも大歓声に包まれた。ところが...だ。判定はストライクだった。藤本監督 しっかり見てほしい。審判も一生懸命やってるやろうけど、一番大事なところ。人間にミスはつきものか分からないけど、しっかりと見てもらいたい。あの1球で流れが変わってしまった。フルカウントに変わり、結局近藤は空振り三振。勝ち越しは幻になり、延長10回に3番手松本裕がセデーニョに決勝ソロを浴びた。泥沼の8連敗。8連敗は2年ぶりだが、引き分けを挟まない8戦8敗はダイエー時代の98年以来25年ぶりの屈辱だ。延長戦は今季9戦目で初黒星。「鷹の祭典2023」も今季0勝5敗で、昨季から8連敗。残り4試合を残し、同イベントの4年連続負け越しが決まった。さらにこの日は、絶対的セットアッパーだったモイネロが左肘を手術することも判明。タカの泣きっ面にハチだ。トンネルを抜けることは出来るか。17日のオリックス戦は前半戦のラストゲーム。ファンは白星だけを待ちわびている。【只松憲】▽ソフトバンク松本裕(延長10回に決勝ソロを被弾)「僕の失投でした。次は同じことを繰り返さないようにしっかりやりたい」

◆陽気な助っ人の1発で、首位オリックスが今季最多の貯金16を手にした。1-1で迎えた延長10回、レアンドロ・セデーニョ内野手(24)が豪快な一振り。「なんとか当てようと思って振った結果が、最高の結果になりました」。ソフトバンク松本裕のカットボールを、レフトスタンドへ放り込んだ。本拠地で2戦連続のお立ち台に立つなど、大事な局面での勝負強さが際立つ。「燃えるのは燃えます。しっかりとチームに貢献できた結果が一番うれしい」。燃える大砲は暑い夏が大好き。「自分のキャリアでずっと7月はいい月。昨年の最長(飛距離の)ホームランも7月だったと思うよ」。6月24日に再昇格し、7月の打率は3割8分9厘。気温の上昇とともに、調子も上がっている。アーチをかけると、ホームの前でリズミカルにステップを踏むのがお決まり。「自分の街の伝統というか、そういうダンスがあって。子どもの頃からやっていて、4年前ぐらいからホームランを打った際にやるようにしている」。生まれ育ったベネズエラの街グアティレの踊りで、歌詞も右腕のタトゥーに刻んでいる。故郷を思いながら成功を目指す助っ人は、異国での対応力もばっちり。中嶋監督ともマイナー時代に過ごした米国の都市の話題に花を咲かせる。「アマリロってどんなとこ? とか。ええとこらしいですけど。日本の生活から何から全部。全てを楽しもうとしてくれてるのが、いい影響になるんじゃないですかね」と指揮官。熱い接戦を制して、前半戦ラストカードに勝ち越し。ロッテが敗れたため、2年ぶりの前半戦首位ターンを決めた。【磯綾乃】、阪神に続き、オリックスも前半戦首位ターンが決まった。関西に本拠地を置く球団がセパ両リーグでそろって球宴を1位で迎えるのは、72年の阪神&阪急(現オリックス)、21年の阪神&オリックスに続き3度目(パ・リーグの前後期制時代を除く)。過去の2シーズンでは、72、21年とも阪神は優勝を逃し、阪急・オリックスはいずれも優勝している。今季は三度目の正直なるか。なお阪神と南海(現ソフトバンク)、阪神と近鉄(オリックスと合併し消滅)がそろって首位ターンの組み合わせはなかった。

◆オリックスが延長戦を制した。1―1の延長十回、セデーニョの4号ソロで勝ち越し。宮城が8回1失点と好投し、2番手の阿部が今季初勝利を挙げた。平野佳が15セーブ目。ソフトバンクは8連敗、3番手の松本裕が痛打を浴びた。

◆オリックスの宮城は勝敗は付かなかったが、8回1失点の力投で延長戦での劇的勝利を呼び込んだ。一回に先制を許しながらも立て直し「あまり良くなかったけど、しっかり修正して仕事ができた」と息をついた。1―1の八回は2死満塁のピンチで、近藤に対して3ボールと絶体絶命の状況に。1ストライクを取ってからの5球目は際どいコースとなり、近藤は一塁へ歩きかけたが判定はストライク。最後は速球で空振り三振に仕留めて大きくほえた。「(ストライクを)取ってくれて助けられた部分はあるけど、しっかり勝負できるように頑張った」と胸を張った。(ペイペイドーム)

◆ゆっくりとダイヤモンドを一周した120キロの巨体が、本塁目前で止まる。右足を上げ、次は左足と小刻みにステップを踏み、左足でホームイン。打った本人も、三塁ベンチも大盛り上がりだ。オリックス・セデーニョ(前ダイヤモンドバックス傘下)が、決勝弾で25年ぶりに優勝した2021年以来の前半戦首位ターンに導いた。「とにかくフェンスを越えてくれて気持ち良かったです。しっかりとチームに貢献できた結果が一番うれしいです」1-1の延長十回。3番手・松本裕の外角高めに浮いた137キロのスライダーを捉え、豪快に左翼のテラス席に運んだ。値千金の4号ソロでけりをつけた。ノリノリで披露したステップの正体は、故郷ベネズエラ・グアティレの伝統的なダンス。「4年前ぐらいから本塁打を放った際にやっている」。育成契約での入団で、5月に支配下登録された。2軍降格も経験したが、気持ちはあの頃とは違う。「毎日、一生懸命楽しんでやる」。4日に楽天・田中将から初アーチを架けてから、これで7月は4発目。昨年もこの時期に2Aで161メートル弾を放ち、猛牛軍団のスカウトの目に留まった。中嶋監督は「日本の生活から何から、全てを楽しもうとしているのが、いい影響になっているんじゃないか」と大砲の成長ぶりにうなずいた。チームは貯金を今季最多の16とし、リーグ3連覇に向けてがっちりと首位の座をキープする。「これからもいい打撃を続けて、1位の座を守っていけるように頑張っていきたいと思います」主軸だった森が今月1日に左脚を負傷してからクリーンアップに定着した助っ人砲セデーニョが、軽やかなステップと力強いスイングでチームをけん引する。(北池良輔)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
48322 0.600
(↑0.005)
-
(-)
61317
(+2)
261
(+1)
69
(+2)
28
(-)
0.255
(↓0.001)
3.000
(↑0.03)
2
(-)
ロッテ
42314 0.575
(↓0.008)
2.5
(↓1)
66280
(+6)
272
(+7)
55
(+4)
46
(-)
0.233
(↑0.001)
3.350
(↓0.05)
3
(-)
ソフトバンク
43362 0.544
(↓0.007)
4.5
(↓1)
62298
(+1)
278
(+2)
56
(-)
35
(-)
0.247
(↓0.001)
3.190
(↑0.02)
4
(-)
楽天
38431 0.469
(↑0.006)
10.5
(-)
61284
(+7)
331
(+6)
69
(+3)
61
(-)
0.236
(↑0.001)
3.590
(↓0.02)
5
(1↑)
西武
34471 0.420
(↑0.007)
14.5
(-)
61228
(+2)
278
(-)
54
(+1)
51
(+2)
0.229
(-)
3.050
(↑0.04)
6
(1↓)
日本ハム
35490 0.417
(↓0.005)
15
(↓1)
59263
(-)
265
(+2)
62
(-)
49
(+1)
0.228
(↓0.001)
2.840
(↑0.01)