DeNA(★1対2☆)広島 =リーグ戦13回戦(2023.07.15)・横浜スタジアム=
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広島
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DeNA
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勝利投手:栗林 良吏(2勝6敗7S)
(セーブ:矢崎 拓也(4勝0敗15S))
敗戦投手:山﨑 康晃(0勝6敗20S)

本塁打
【広島】坂倉 将吾(8号・9回表ソロ)

  DAZN
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◆広島は1点を追う9回表、坂倉のソロが飛び出し、土壇場で試合を振り出しに戻す。その後1死満塁の好機をつくると、代打・會澤が犠飛を放ち、勝ち越しに成功した。投げては、先発・大瀬良が7回2安打1失点の好投。敗れたDeNAは守護神・山崎が誤算で、痛い逆転負けを喫した。

◆横浜スタジアムで行われるDeNA-広島戦は今永昇太と大瀬良大地が先発。両者の先発対決は22年6月24日以来、今回で7度目となる。前回は大瀬良が完封勝利、今永が5回5失点で敗戦投手だった。過去6度の対戦結果は今永2勝2敗、大瀬良2勝2敗の五分(ともに勝敗なしが2度)。7度目の投げ合いを制して対戦成績をリードするのはどちらか。

◆広島菊池涼介内野手(33)が、プロ12年目で初の4番で先発に復帰した。11日巨人戦で右前腕に死球を受け、翌12日は欠場。13日の同戦は代打で出場していた。初回は相手先発の今永に3人で打ち取られ、菊池に打席は巡ってこなかった。

◆DeNA今永昇太投手(29)、広島大瀬良大地投手(32)が、息詰まる投手戦を演じた。ともに3回をパーフェクト投球。今永は29球、大瀬良は33球で、わずか34分で3回が終了した。今永と大瀬良の投げ合いは通算7度目で、勝敗は2勝2敗。

◆スペシャルゲストで来場した≠ME(ノットイコールミー)が、DeNAのオフィシャルパフォーマンスチーム「diana(ディアーナ)」とともにイニング間イベント「ダンスCONTEST」で「ハッピースター☆ダンス」を披露した。今3連戦では、「BLUE☆LIGHT SERIES 2023~SUMMER~」を開催。≠ME(ノットイコールミー)が第1戦のスペシャルゲストで登場し、セレモニアルピッチなどを実施した。試合後には、ライブイベント「BLUE☆LIGHT LIVE(ブルーライトライブ)」にも登場する。

◆/エースは小技もできる\今永昇太が見事なスクイズ先制点はベイスターズ?プロ野球(2023/7/15)??DeNA×広島??Live on DAZN#DAZNプロ野球#baystars pic.twitter.com/MkTsVt1Mi0

◆/赤が揺れる\9回1アウトから坂倉将吾が同点アーチ?プロ野球(2023/7/15)??DeNA×広島??Live on DAZN#DAZNプロ野球#carp pic.twitter.com/e3CfVYnsO6

◆/赤が揺れる\9回1アウトから坂倉将吾が同点アーチ?プロ野球(2023/7/15)??DeNA×広島??Live on DAZN#DAZNプロ野球#carp pic.twitter.com/e3CfVYnsO6

◆DeNA今永昇太投手が、8回無失点と好投した。5回2死までパーフェクト投球。デビッドソンの左前打で無安打は止まったが、三塁を踏ませず、7三振を奪って、奪三振数でリーグトップに浮上した。広島大瀬良とは通算7度目の投げ合いで「タフな投手なので、自分も食らいつく投球ができたらいいなと思います」と話したが、6回には自ら先制のスクイズも決め、投打で存在感を示した。▽DeNA今永(8回無失点の好投も、勝敗つかず)「ストレートに強いカープ打線に対して、ゾーンで勝負するところ、ボール球で勝負しなくてはいけない場面とうまく使い分けることができた」

◆DeNAの守護神山崎康晃投手(30)が、リードを守りきれず、勝利目前で広島に逆転負けを喫した。1点リードの9回、1死から広島坂倉に151キロの速球を左翼席に運ばれ、次打者のデビッドソンに二塁打を浴び、三浦監督から降板を告げられた。3番手のエスコバーは小園の遊撃への内野安打で一、三塁とされ、1死満塁から代打の会沢に決勝の犠飛を浴びた。先発今永が5回2死までパーフェクト投球。デビッドソンの左前打で無安打は止まったが、三塁を踏ませず、8回5安打無失点と好投したが、継投に失敗。山崎は今季6敗目(20セーブ)を喫した。

◆広島が、9回に追いつき、勝ち越す劇的な3連勝で2位DeNAにゲーム差なしに肉薄した。1点を追った9回1死から、坂倉将吾捕手(25)が山崎康晃投手(30)の151キロ速球を捉えて同点の8号ソロ。山崎からの本塁打は5月2日の3号満塁弾以来今季2本目だが「結果的にそうなってるだけで、いい投手なので。必死に打席立ってます」と、懸命に食らいついた。先発の大瀬良大地投手(32)が、5回まで完全投球。だが6回に相手先発の今永昇太投手(29)にスクイズを決められて1点を失い、援護のないまま7回2安打1失点で降板した。坂倉は「大地さんを援護できなかったので。追いつけてよかったです」と、女房役ならでは思いを一振りに込めた。9回1死満塁で決勝犠飛を放った代打の会沢翼捕手(35)も「みんなが回してくれて、坂倉が劇的なホームランを打ってくれて、ここで打たなきゃ男じゃないと思った」と、エドウィン・エスコバー投手(31)の154キロ速球を左翼まで運んだ。この日、新井貴浩監督(46)は、11日巨人戦での死球禍から先発復帰した菊池涼介内野手(33)をプロ12年目で初の4番に入れた。今永攻略に向け「キクがあそこに入るといろいろ動きも出せるので。キクがバッターの時もランナーの時も動きが出せるということで4番に入ってもらった」と、苦心の打線を組んだ。それでも8回までは今永に抑え込まれた大苦戦を、一丸でひっくり返した。▽広島菊池(11日巨人戦の死球禍から先発復帰し、プロ初の4番に座って1安打)「まずは1試合やりきることができてよかった。(打順は)何も気にしていない。4番目でしょ」

◆DeNAの守護神山崎康晃投手(30)が、リードを守りきれず、勝利目前で広島に逆転負けを喫した。1点リードの9回、1死から広島坂倉に151キロの速球を左翼席に運ばれ、次打者のデビッドソンに二塁打を浴び、三浦監督から降板を告げられた。3番手のエスコバーは小園の遊撃への内野安打で一、三塁とされ、1死満塁から代打の会沢に決勝の犠飛を浴びた。先発今永が、5回2死までパーフェクト投球。デビッドソンの左前打で無安打は止まったが、三塁を踏ませず、8回5安打無失点と好投したが、継投に失敗。山崎は今季6敗目(20セーブ)を喫した。三浦監督は「ボールどうこうじゃなく、長打警戒のところで、ホームランですからね。痛いホームランになりましたね。今日は球が高かったというところ」と肩を落とした。打線については「今日は6番までがノーヒットだったんでね。よく下位(打線)でああいう形で今永がスクイズを決めて、1点取れたんですけど、もう1点追加点が取れなかったというところ」と指摘した。▽DeNA今永(8回無失点の好投も、勝敗つかず)「ストレートに強いカープ打線に対して、ゾーンで勝負するところ、ボール球で勝負しなくてはいけない場面とうまく使い分けることができた」▽DeNA藤田(8回に代打で今季初安打)「力を抜いて、うまく打てた。自分にとっても大きな1本」

◆2位DeNAは、守護神の山崎康晃投手(30)がリードを守りきれず、3位広島に痛恨の逆転負けを喫した。1点リードの9回1死、坂倉に151キロの速球を左翼席へ同点ソロ。次打者のデビッドソンに二塁打を浴び降板した。なおも1死満塁からエスコバーが代打会沢に犠飛を浴び、決勝点を献上。山崎は今季6敗目(20セーブ)を喫した。首位阪神が最下位の中日に延長戦の末に敗れ、2ゲーム差は変わらなかったが、3位広島にゲーム差なしに迫られ、首位争いが激しさを増した。初優勝した交流戦後は6月25日からの阪神戦で3連勝を飾って、首位に浮上したが、同27日の広島戦に敗れ、2位に転落した。オールスターまで2試合残る中、交流戦後は8勝10敗1分けと我慢の戦いが続く。

◆広島が逆転勝ちで3連勝。0―1の九回に坂倉のソロと会沢の犠飛で2点を奪った。大瀬良が7回1失点と力投し、2番手の栗林が2勝目、矢崎が15セーブ目。DeNAは今永が8回無失点と好投したが、抑えの山崎が6敗目を喫した。

◆広島の大瀬良は7回1失点の好投が報われた。投げている間は援護がなかったが、九回の逆転劇で黒星は消え「何とか逆転してくれてよかった」と野手陣に感謝の面持ちだった。内外角に丁寧に制球し、五回までは1人の走者も出さなかった。六回は先頭から連打を許し、今永にスクイズを決められた。今季は中盤で失点することが多く「原因を突き詰めていきたい」と反省した。

◆DeNAは九回に逆転され、連勝を逃した。山崎康晃投手(30)が坂倉に同点弾を浴びるなど2失点で6敗目。三浦大輔監督(49)は「セーブシチュエーションでクローザーを出すわけですから、しっかり投げてもらわないと。長打警戒。痛い本塁打になった」と気色ばんだ。8回5安打無失点の快投を見せた今永は124球を投じており、指揮官は九回に山崎を投入。しかし、1死で迎えた坂倉への直球が高めに浮き、左翼席へ運ばれた。続くデビットソンには左翼線へ二塁打を打たれ、エスコバーへの交代を決断。左腕は1死満塁から代打・会沢に決勝の左犠飛を喫した。打線停滞も深刻だ。6月27日の広島戦から16試合連続で4得点以下。この日は1―6番が無安打で唯一、六回に挙げた得点は今永によるスクイズだった。「(大瀬良は)的を絞りづらかった。追加点が取れなかった」と三浦監督。逃げ切りに失敗し、3位・広島とのゲーム差がなくなった。(横山尚杜)

◆DeNAは九回に逆転され、痛い黒星を喫した。山崎康晃投手(30)が坂倉に同点弾を浴びるなど2失点で6敗目。今季20セーブを挙げている守護神について、三浦大輔監督(49)は「セーブシチュエーションでクローザーを出すわけですから、しっかり投げてもらわないと。長打警戒。痛い本塁打になった」と気色ばんだ。8回5安打無失点の快投を見せた今永は124球を投じており、指揮官は九回に山崎を投入。しかし、1死で迎えた坂倉への直球が高めに浮き、左翼席へ運ばれた。続くデビッドソンには左翼線へ二塁打を打たれ、エスコバーにスイッチ。左腕も流れを止められず、1死満塁から代打・会沢に決勝の左犠飛を喫した。打線の停滞ぶりも深刻だ。6月27日の広島戦から16試合連続で4得点以下。この日は1―6番が無安打で唯一、六回に挙げた得点は今永によるスクイズだった。「(大瀬良は)的を絞りづらかった。追加点が取れなかった」と三浦監督。逃げ切りに失敗し、3位・広島とのゲーム差がなくなった。(横山尚杜)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
45343 0.570
(↓0.007)
-
(-)
61300
(+4)
250
(+6)
40
(-)
40
(-)
0.237
(-)
2.810
(↓0.01)
2
(-)
DeNA
43362 0.544
(↓0.007)
2
(-)
62305
(+1)
281
(+2)
57
(-)
18
(-)
0.252
(↓0.002)
3.190
(↑0.01)
3
(-)
広島
45380 0.542
(↑0.005)
2
(↑1)
60288
(+2)
278
(+1)
53
(+1)
42
(+1)
0.246
(-)
3.090
(↑0.02)
4
(-)
巨人
40401 0.500
(↓0.006)
5.5
(-)
62286
(+1)
292
(+3)
91
(+1)
26
(+1)
0.247
(↓0.001)
3.460
(-)
5
(-)
ヤクルト
33462 0.418
(↑0.008)
12
(↑1)
62277
(+3)
308
(+1)
67
(+1)
43
(-)
0.233
(↑0.001)
3.540
(↑0.03)
6
(-)
中日
33472 0.413
(↑0.008)
12.5
(↑1)
61240
(+6)
272
(+4)
38
(-)
25
(+1)
0.241
(↑0.001)
2.940
(↓0.01)