1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 4 | 8 | 2 | 1 |
ヤクルト | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 0 | 2 |
勝利投手:小笠原 慎之介(6勝5敗0S) (セーブ:マルティネス(1勝1敗21S)) 敗戦投手:小澤 怜史(3勝2敗0S) 本塁打 |
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◆中日は1点を追う4回表、ビシエドと村松の連続適時打で逆転に成功する。直後に同点を許すも、6回に宇佐見のソロが飛び出し、再びリードを奪った。投げては、先発・小笠原が7回2失点の力投で今季6勝目。敗れたヤクルトは、打線が5回以降1安打と振るわなかった。
◆中日は前回完封勝利の小笠原慎之介が先発。2試合続けて完封すれば自身初で、中日では20年大野雄以来になる。神宮では通算10試合で6勝(3敗)を挙げており、これは本拠地のバンテリンドームでの12勝に次ぐ数字。特にここ2年は3戦3勝で、20回1/3を投げて自責点1と好投を続けている。得意の球場でチーム3年ぶりの2戦連続完封を狙う。
◆/真夏の神宮に打ち上げ花火\初球を振り抜いたサンタナ高く舞い上がった打球は先制の9号ホームラン???プロ野球(2023/7/13)??ヤクルト×中日??Live on DAZN#DAZNプロ野球 pic.twitter.com/UOWFznteLe
◆/真夏に村神様が帰ってきた\左中間への一発は復調の証村上宗隆が前夜に続きホームラン??ファンはこの姿を待っていた?プロ野球(2023/7/13)??ヤクルト×中日??Live on DAZN#DAZNプロ野球 pic.twitter.com/ZLKw9XujbO
◆前夜に2打席連発を放ったヤクルト村上宗隆内野手(23)が、今夜は2戦連発だ。1点を追う4回先頭。カウント2-2から中日先発小笠原の外角に来た122キロを捉え、左中間席に同点15号ソロを放った。「打ったのはカーブ。逆転された直後だったのでチーム的にもすぐに取り返したい気持ちでした。追いつくことが出来て良かったです」村上の2戦連発は5月4日巨人戦(東京ドーム)、5日DeNA戦(神宮)以来。前夜の試合後、自ら「僕の特徴は逆方向なので。この感覚で逆方向に打ち出したらいいのかなと思います」と話していたが、まさに言葉どおりの本塁打。昨季3冠王となった頃の“村神様”のオーラを身にまとい始めた。
◆/ライトはもう追わない\宇佐見真吾が移籍後初アーチ??ホームランにはホームランで勝ち越し???プロ野球(2023/7/13)??ヤクルト×中日??Live on DAZN#DAZNプロ野球 pic.twitter.com/RcNDKZi5Mr
◆中日小笠原慎之介投手(25)がソロ2発を浴びたが要所を締め、7回2失点で6勝目を挙げた。2回の打席で右ふくらはぎに死球を受けるアクシデントもあったが、患部を圧迫治療して投球を継続。神宮では22年から4戦4勝の好相性を見せつけた。これで103投球回となり、球宴までの目標にしてきた100イニングもクリア。「後半戦が始まるので気を引き締めていく」。初出場する球宴をへて、心機一転で臨む。
◆流れを呼び戻した。ヤクルト・村上宗隆内野手(23)が1点を追う四回先頭で、左中間席への15号ソロ。中日・小笠原のナックルカーブを捉え、2試合連発とした。「逆転された直後だったので、チーム的にもすぐに取り返したい気持ちでした」調子を上げてきた。前日12日には2打席連発で完全復調の兆しを見せ、この日の第1打席こそ二ゴロに倒れたが、第2打席で快音を響かせた。逆方向へ強い打球が飛ぶのは好調の証し。巻き返しへ主砲のバットに当たりが戻ってきた。
◆ヤクルトのドミンゴ・サンタナ外野手(30)が、二回先頭でバックスクリーン右への9号ソロを放った。中日先発・小笠原の初球の直球を捉え、7月1日の広島戦(神宮)以来、9試合ぶりの一発。「初球から積極的に仕掛けることができましたし、完璧に捉えることができました」とうなずいた。
◆中日は同点の六回に宇佐見の移籍後初本塁打となるソロで勝ち越し、八回は石川昂の二塁打で加点した。小笠原が7回を2失点で6勝目、マルティネスが21セーブ目を挙げた。ヤクルトは村上に2試合連続本塁打が出たが、競り負けた。
◆日本列島で暑さが増す中、燕の主砲のバットにも快音が戻ってきた。ヤクルト・村上宗隆内野手(23)が1点を追う四回先頭で左中間席への15号ソロ。2試合連発で流れを呼び戻した。「逆転された直後だったので、チーム的にもすぐに取り返したい気持ちでした」。〝らしい〟当たりだった。中日先発・小笠原のナックルカーブに対し、崩されず軸足である左足に体重を残したまま捉えた。好調時は逆方向へ鋭い打球が出る村上。完全復調を期待せずにはいられない打球に、神宮の燕党も歓喜した。メモリアルな日を見事なアーチで飾った。この日、神宮球場の主催試合で観客動員100万人を突破。村上にとっても数々の思い出を作ってきた愛着のあるホームグラウンドだ。プロ1号も、史上最年少で到達した通算100本塁打も、プロ野球新記録となった5打席連発も、昨季達成した日本選手最多となるシーズン56本塁打目も、全て神宮球場で放ってきた。同球場の創建記念日だった昨年10月22日に行われた日本シリーズ第1戦(対オリックス)でも本塁打を放つなど、「村上と神宮」は縁が深い。今年6月15日にはシーズン56本塁打を記念したモニュメントの除幕式が行われ、「また新たな記録をたくさんたてられるように頑張りたい」と決意を口にしていた村上。この一発を、チームと自身のさらなる浮上のきっかけにする。試合は、先発の小沢が2―2の六回、中日・宇佐見に勝ち越しソロを被弾した。打線は村上の15号ソロのほか、二回のサンタナの9号ソロの2得点。2発が空砲に終わった。
◆ヤクルトは村上宗隆内野手(23)が四回に2試合連発となる左中間席への15号ソロを放ったが惜敗。先発の小沢怜史投手(25)は6回5安打3失点と粘りの投球を見せたが、今季先発転向後初の黒星となる2敗目(3勝)を喫した。高津臣吾監督(54)の主なコメントは以下の通り。――先発・小沢の投球はどう評価する「この1、2戦、結構長打を打たれて、それで決着がつく、点が入っていたので、すごく低めを意識して丁寧に投げているなという感じはしましたけどね」――村上が2戦連発。村上らしい、逆方向の当たりだった「そうですね、あのー、非常に弾道は低かったですけど、いい打球だったと思いますね」――彼の本来の姿が徐々に戻ってきた印象「どうですかね。ならいいですけどね、そう願いたいですね」――七回の攻撃、1死三塁まで行ったが、結果的に無得点だった「そうですねえ、まあ、ホームランで2点は取ったんですけど、そのほかランナーが3人か4人ぐらいしか出ていないので、なかなか難しかったですね。あそこで作戦何かやっても良かったのかもしれないですけど、中村と長岡と川端にかけたんですけどね」――スクイズと言うよりも、外野フライか「そうですね。三塁ランナーも、いいランナー(丸山和)ですし。打たせました」――高津監督が言っている競り勝つためにはそういうことをやっていくべき「まあ、そうですね」――新外国人のエルビン・ロドリゲスの獲得が発表された。期待は「いつから登板できるかとか、まだ未定なので何とも言えないですけど、期間が短いですし、何試合投げられて、どれぐらいのピッチングができるかはちょっと想像もつかないですけど、戦力になってほしいなと思っています。先発ピッチャーがずっと足りないんでね、そこに加わってくれたらと思います」
◆中日・小笠原慎之介投手はは7回を2失点の好投で6勝目を挙げた。直球とナックルカーブのコンビネーションがさえて毎回の9奪三振。これで今季の投球回数がオールスター戦前に103回と大台に到達し「そこは良かった」と満足感を口にした。四回に強打者の村上にカーブを左中間席に運ばれた。六回の対戦では「腹をくくって投げるしかない」とバッテリーは再びカーブを選択。空振り三振に仕留め、意地を見せた。
◆希望をつなぐアーチだった。ヤクルト・村上宗隆内野手(23)が1点を追う四回先頭で2試合連続となる15号ソロ。惜敗に表情を引き締めた。「2ストライクだったが、甘い球をしっかり打つことができた。次につなげられるように頑張りたい」村上らしい一発だった。小笠原にカウント2―2と追い込まれてからの5球目、得意球のナックルカーブを一閃。体勢を崩されることなく、軸足の左足に体重を残してバットで押し込み、左翼席に運んだ。前日12日は右方向へ2本塁打を放ったが、左方向へも飛び出したのは状態が上がってきている証しだろう。高津監督は「弾道は低かったが、いい打球だった」と評価し「本来の姿が戻ってきた? そうならいいですけどね。そう願いたいですね」と期待した。打率・233と本来の姿ではないが、完全復調の兆しとなる2戦3発。今季の神宮開催試合での観客動員が100万人を突破した試合で勝利を飾れなかったが、今後につながる放物線を描いた。15日からの巨人3連戦(神宮)が球宴前最後のカード。首位・阪神とは13ゲーム差の5位に沈むが、決して諦めてはいない。「もちろん勝って終わりたいですけど、しっかり一試合一試合やるべきことをやって集中して挑めたら」と村上。足元を見つめて戦い続ける。(赤尾裕希)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
45 | 33 | 3 | 0.577 (↓0.007) | - (-) |
62 | 296 (-) | 244 (+4) | 40 (-) | 40 (-) |
0.237 (-) | 2.800 (↓0.01) |
2 (-) |
DeNA |
43 | 35 | 2 | 0.551 (↑0.006) | 2 (↑1) |
63 | 304 (+4) | 279 (-) | 57 (+1) | 18 (-) |
0.254 (↑0.001) | 3.200 (↑0.04) |
3 (-) |
広島 |
44 | 38 | 0 | 0.537 (↑0.006) | 3 (↑1) |
61 | 286 (+6) | 277 (+1) | 52 (-) | 41 (+1) |
0.246 (-) | 3.110 (↑0.04) |
4 (-) |
巨人 |
40 | 39 | 1 | 0.506 (↓0.007) | 5.5 (-) |
63 | 285 (+1) | 289 (+6) | 90 (-) | 25 (+1) |
0.248 (↓0.002) | 3.460 (↓0.02) |
5 (-) |
ヤクルト |
32 | 46 | 2 | 0.410 (↓0.006) | 13 (-) |
63 | 274 (+2) | 307 (+4) | 66 (+2) | 43 (+1) |
0.232 (↓0.001) | 3.570 (-) |
6 (-) |
中日 |
32 | 47 | 2 | 0.405 (↑0.008) | 13.5 (↑1) |
62 | 234 (+4) | 268 (+2) | 38 (+1) | 24 (-) |
0.240 (-) | 2.930 (↑0.01) |
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