阪神(☆5対4★)DeNA =リーグ戦13回戦(2023.07.12)・阪神甲子園球場=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
DeNA
11002000041022
阪神
000200021X5601
勝利投手:岩崎 優(3勝1敗12S)
敗戦投手:ウェンデルケン(1勝2敗0S)

本塁打
【DeNA】ソト(6号・2回表ソロ),牧 秀悟(15号・5回表2ラン)
【阪神】森下 翔太(2号・8回裏2ラン)

  DAZN
チケットぴあ 阪神戦チケット予約 DeNA戦チケット予約
◆阪神が逆転勝利。阪神は2-4で迎えた8回裏、森下の2ランで試合を振り出しに戻す。続く9回に1死満塁の好機をつくると、森下の犠飛でサヨナラ勝ちを収めた。投げては、5番手・岩崎が今季3勝目。敗れたDeNAは、3番手・ウェンデルケンが踏ん張りきれなかった。

◆阪神大竹耕太郎は甲子園球場で今季8試合に登板して4勝0敗。ソフトバンク時代は甲子園球場で登板がなく、同球場ではまだ負けていない。また、対セ・リーグ球団はソフトバンク時代から通算12試合に登板して10勝0敗。大竹が初登板から続けている甲子園球場と対セ・リーグ球団の連勝を伸ばせるか。

◆DeNAトレバー・バウアー投手(32)が出場を熱望する「マイナビオールスターゲーム2023」のプラスワン投票での選出に向け、12日の阪神戦でラストアピールする。8日に自身のツイッターでプラスワン投票で、自身への投票を呼びかけ。「オールスターゲームに出場できたら、光栄です」などとツイートした。ファン投票、選手間投票、監督選抜でも選出されず、最後の望みにかける。三浦監督も「選ばれてほしいですよね。成績もそうですし、DeNAファンだけじゃなく、日本の野球ファンも見たいんじゃないのかなと思いますけどね。たくさんの日本の野球ファンが、あと1人誰を見たいのかと。僕はバウアー、見たいなぁ」と後押しした。投票期間は12日午後11時59分(日本時間)までで14日に発表される。悲願のオールスター出場へ、阪神との首位攻防戦第2ラウンドは最大のアピールの場。選挙最終日の「最後のお願い」ならぬ、「最後のアピール」を甲子園のマウンドで実行する。

◆阪神ドラフト1位森下翔太外野手(22)が「1番中堅」、前川右京外野手(20)が「3番右翼」でそろってスタメン入りした。中堅と右翼での同時スタメンは初めてとなる。先発投手はここまで甲子園登板で無傷の4勝を誇る大竹耕太郎投手(28)が務める。DeNAは6月の月間MVPに輝いたトレバー・バウアー投手(32)が先発する。

◆/これが打点トップの勝負強さ\牧秀悟が鮮やか初球打ち??続く佐野の安打で三塁狙うもここはノイジーが好返球!?#プロ野球(2023/7/12)??阪神×DeNA??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #hanshin #baystars pic.twitter.com/UtGqWTqFRj

◆/これが打点トップの勝負強さ\牧秀悟が鮮やか初球打ち??続く佐野の安打で三塁狙うもここはノイジーが好返球!?#プロ野球(2023/7/12)??阪神×DeNA??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #hanshin #baystars pic.twitter.com/UtGqWTqFRj

◆10~15年に阪神で活躍したマット・マートン氏(41)が12日、甲子園球場を訪れた。家族を連れて来日し、DeNA戦前の練習中に一塁側ベンチで選手や首脳陣にあいさつ。現役時代から知るDeNA大和らとも旧交を温めた。その後は家族とスタンドで試合を観戦した。マートン氏は来日初年度の10年に当時のNPB記録となる210安打をマーク。14年には首位打者を獲得するなど、6年間で1020安打を放った。取材に応じたマートン氏は古巣の躍進を願い、大リーグ活躍する大谷についても言及した。一問一答は次の通り。-来日の理由は「家族と自分自身が、全員そろって日本に来る初めてのチャンスなので」-日本について「自分たちにとって、本当にすごい意味のある、素晴らしい国なので、その感謝も込めて。あと、家族にもそういう思いを持ってほしいとか、そういう部分で日本に来ました」-甲子園は久しぶり「17年に現役を辞めて、18、19年に日本に来たんですけど、19年に少しだけ球場には寄ったかなとは思う」-今日、選手の方たちとどんな話を「そうですね。練習中ですし、皆さんも優勝を目指して頑張っている中で、やっぱりあまり邪魔にならないようにあいさつだけはさせてもらいました」-選手が質問しているような場面もあったが、どんな会話がなされてたのか「基本的に、どの選手もそうなんですけども、こんにちはと、チーム状態がいいので頑張りましょうと。それぐらいが、ほとんどの会話でした」-阪神はここまで1位で来ているが、どういう見ているか「まあ、本当に新聞とか情報を見る限りは、チームがいい状態かなって。1位にいるっていうことは、やっぱりそれだけ状態がいいかなと思いますし。もちろんピッチャーがしっかり頑張っていますし、それだけバッターの方も点を取っているので、もうそれが勝ちにつながっていると思うので。これからタフな時期とか、暑い時期になると思いますけど、しっかりやるべきことをやって、このままいい状態で進んでいってもらいたいなと思います」-特に注目している選手は「成績を見ると、大山選手がいい成績残せるかなと思います。やっぱりチーム全体として応援していますし、今回は家族と来ているので、今日はしっかり試合を見て、チームが勝ってくれたらなと思っています」-アメリカではオールスターがあり、大谷選手が出場した。彼の活躍についてはどのように見ているか「大谷選手の活躍で、子供たちがそれを見て自分たちも将来、投げるだけじゃなくて、両方できるんじゃないかなと。アメリカの文化を変えていっているんじゃないかなっていうぐらい、すごい大きな影響を与えていると思っています。この先どういう形になるかわからないですけど、子供たちがそれを見て、自分たちがどっちもできるんだっていう思いにさせてくれる素晴らしい選手。それが単なる1人(の選手)じゃなくて、世界で1番の選手だっていう形で、子供もそうですし、アメリカでも見られてると思っています」-最後に、阪神ファンの皆さんにメッセージを「いつも言っているのですが、やっぱり自分自身がこうやって甲子園でプレーして、素晴らしい場所っていう部分を。子供たちは小さい時に経験したんですが、それが今また大きくなって、自分がこんなところでプレーしていたんだよっていう部分は子供たちに伝えたいですし。あとはファンの皆さんには、自身がプレーしたのもそうですけども、やっぱりチーム、今のチームに対しても、しっかり応援してもらいたいなと思っています」

◆甲子園無敗男の阪神大竹耕太郎投手(28)がDeNAソトに中越えソロを献上した。1回2死三塁で4番牧に先制の左前適時打を献上。1点ビハインドの2回は先頭ソトに140キロ直球を痛打され、中堅フェンス最上部にはねてスタンドに入る1発を浴びた。試合前まで甲子園登板で無傷の4勝だが、序盤から強力打線に捕まっている。

◆DeNAネフタリ・ソト内野手(34)が、阪神大竹耕太郎投手(28)から6号ソロをマークし、リードを2点に広げた。1点リードの2回無死、初球の140キロ速球を中堅バックスクリーン左にたたき込んだ。「『スゴーイ!!(日本語)』。高めのボールをしっかり上からたたくことができました。どんどんストライクを取ってくる投手なので積極的にいきました」大竹は今季、試合前時点で被本塁打は3だったが、全て交流戦で、セ・リーグの選手では大竹から初めて本塁打を放った。

◆阪神木浪聖也内野手(29)が自打球で右膝付近を痛め、しばらく動けないアクシデントがあった。2点ビハインドの3回1死。DeNAバウアーの内角148キロを振り切ると、自打球となったボールが右膝付近を直撃。トレーナーが駆け寄ったが、しばらく動くことができなかった。スタンドからは「頑張れ頑張れ木浪!」と大声でエールが届いた。痛みに耐えるとプレー続行。一ゴロに倒れ、そのまま遊撃守備にも就いた。

◆阪神大竹耕太郎投手(28)がベースの踏み損ないでピンチを広げた。2点ビハインドの3回無死一、二塁の場面だった。DeNA宮崎の一ゴロを大山が二塁送球。遊撃手の木浪が併殺プレーを狙い、一塁ベースカバーに入った大竹へ送球。だが大竹がベースを2度踏みそこない、いったん一ゴロ併殺打となった判定は、三浦監督のリクエストによって二塁封殺のみに。1死一、三塁で試合は再開された。それでもその後は動揺することなく牧を二飛、佐野を空振り三振に仕留めて無失点で切り抜けた。

◆DeNAトレバー・バウアー投手(32)が、阪神大竹から来日初安打をマークした。2点リードの4回2死一塁、大竹の初球の120キロのチェンジアップを左前にはじき返した。ベンチのナインは記念のボールを要求。佐藤輝から三塁ベースコーチの田中コーチに渡され、無事にベンチに届いた。盛り上がるベンチとは対照的に、バウアーは一塁に到達した瞬間に淡々と打撃用の防具を外し、次のプレーに備えた。

◆/バウアーが来日初ヒット??\初球を振り抜いた当たりはレフトへ記念のボールはもちろんDeNAベンチに???#プロ野球(2023/7/12)??阪神×DeNA??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #baystars pic.twitter.com/oFeZrwfiXa

◆DeNAトレバー・バウアー投手(32)が、自らの失策にマウンド上で大声を張り上げ、自身にカツを入れた。4回、1点を奪われ、なおも1死一、二塁。佐藤輝の投ゴロを捕球し、併殺狙いで二塁送球に移ろうとしたが、ボールが手につかず、オールセーフ。膝に両手をつけ、がっくりした後、ほえた。1死満塁から、ノイジーに同点打を浴びたが、坂本を157キロの速球で空振り三振、木浪を158キロの速球で空振り三振にねじ伏せ、雄たけびを上げた。

◆/バウアーの咆哮\満塁のピンチから2者連続三振!見事なギアチェンジで勝ち越しは許さず???#プロ野球(2023/7/12)??阪神×DeNA??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #baystars pic.twitter.com/dDyIBUK9Sl

◆阪神森下翔太外野手(22)が、中堅守備でファインプレーを見せた。DeNA牧の2ランで2点ビハインドとなった直後の5回1死。佐野の左中間への大飛球に追いつき、最後はフェンスに激突しながらキャッチした。右肋骨(ろっこつ)骨折で離脱中の近本ばりの美技で先発大竹を救った。

◆阪神大竹耕太郎投手(28)がDeNA牧に勝ち越し2ランを浴び、今季ワーストタイの2被弾した。2-2の5回、宮崎に右前打を打たれた直後の1死一塁。2ボール2ストライクから141キロ直球を左翼席に運ばれ、痛い2失点で勝ち越された。左腕の2被弾は6月10日の日本ハム戦以来、今季2度目。セ・リーグのチームが相手では初となった。大竹は5回裏の打席で代打を告げられ。5回を今季最多の被安打10、4失点で降板となった。「たくさんヒットを打たれてしまっている中、なんとか抑えられる方法を探るような苦しい投球になってしまいました。味方が追いついてくれた後に最悪の形で失点を許し、5回で交代することになってしまい悔しいです」と試合中にコメントした。

◆/これが牧秀悟だ──\追いつかれた直後の勝ち越し弾バウアーの気迫に応える一発???#プロ野球(2023/7/12)??阪神×DeNA??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #baystars pic.twitter.com/eD6HxQMrBU

◆阪神佐藤輝明内野手(24)が途中交代した。2点ビハインドの7回表の守備で、2死となりDeNA3番宮崎を迎えた場面でベンチに下がった。3番手の左腕島本から、右打者を迎えるタイミングで右腕馬場にスイッチするタイミング。直前の攻撃で投ゴロに倒れた佐藤輝の5番に馬場が入り、9番三塁に糸原が起用された。佐藤輝は今試合、DeNAバウアーの前に3打席ノーヒット。4回はバウアーの失策で出塁していた。

◆DeNAトレバー・バウアー投手(32)が、8回途中6安打4失点で降板した。投げて、打って、ほえて、甲子園が「バウアー劇場」と化したが、1発で試合を振り出しに戻された。1点リードの8回無死一塁、ルーキー森下にカウント1-1から152キロの速球を左中間に運ばれた。次打者の中野は抑えたが、1死から前川に右中間を破る二塁打を浴び、三浦監督がマウンドを自ら訪れ、交代を告げた。この日は阪神大竹からプロ初安打となる左前打をマーク。その裏の守りでは、自らの失策に大声を張り上げ、自身にカツを入れるシーンもみられた。

◆阪神ドラフト1位森下翔太外野手(22)が値千金の2号同点2ランを放った。2点ビハインドの8回裏無死一塁。1ボール1ストライクからDeNAバウアーの152キロ内角直球をフルスイングし、左中間席へ飛距離124メートルの大飛球を放った。「先頭の糸原さんが出塁してくれて、自分もなんとか後ろへつなごうという気持ちでした。甘い球に対して積極的にスイングしたことが良い結果につながったと思います」バウアーからの初安打が本塁打。サイ・ヤング賞右腕からのアーチに、甲子園は大歓声に包まれた。

◆阪神が、2位DeNAにサヨナラ勝ちした。先発の大竹耕太郎投手(28)が、DeNA牧に2ランを被弾するなど移籍後最多の10安打を浴び、4失点。5回に代打を送られ降板した。打線は2点を追う4回にDeNAバウアーを攻め、大山の適時打、ノイジーの適時内野安打で同点。5回に牧の2ランで再びリードを許したが、8回にドラフト1位ルーキーの森下翔太外野手(22)が2号同点2ラン。試合を振り出しに戻した。そして9回1死満塁から森下が劇的なサヨナラ犠飛で試合を決めた。

◆/なんという新人か──\試合を決めたのは森下翔太8回には同点弾、9回にはサヨナラ打歓喜のウォーターシャワーに大はしゃぎ???#プロ野球(2023/7/12)??阪神×DeNA??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #hanshin pic.twitter.com/feJ8g83c1O

◆DeNAが、阪神にサヨナラ負けを喫し、ゲーム差を3に広げられた。同点の9回1死満塁、ウェンデルケンがルーキー森下に中堅にサヨナラ犠飛を浴びた。珍しく制球を乱したウェンデルケンについて、三浦大輔監督(49)は「1発は警戒する打者だったけど、四球と連係のミスのエラーでああいう流れになってしまった」と唇をかんだ。先発バウアーは好投しながら、2点リードの8回に森下に同点の2ランを浴び、8回途中4失点で降板した。三浦監督は「良かったと思うんですけどね。あそこで最後、(森下への1球が)中に入ったかなというところ」と指摘した。阪神大竹は5回4失点で攻略したが、打線は6回以降、4イニング連続で無安打に抑えられ、阪神に流れを奪われた。三浦監督は「そこ(大竹の攻略)までは良かったんですけど、それ以降がノーヒットかな。ちょっと打てずに、追加点、もうひと押しができなかった」と話した。阪神とは通算では5勝8敗だが、ビジターでは8戦全敗と苦しむ。3連敗阻止がかかる13日の第3戦に向け「そこは絶対に避けないといけないです。また、全員で何とかできるようにやっていきます」と前を向いた。

◆またもビックリ弾から劇的打! 阪神ドラフト1位森下翔太外野手(22)がDeNAとの首位攻防2戦目でサヨナラ犠飛を決めた。まずは2点を追う8回裏にサイ・ヤング賞右腕バウアーから同点2号2ラン。同点で迎えた9回裏1死満塁、今度はライナーで中堅右に運んだ。9日ヤクルト戦では8回裏にプロ初弾で1-0勝利の主役を張っていたルーキー。虎を1カ月半ぶりの3連勝、2位と3ゲーム差に導き、もう勢いが止まらない。甲子園のボルテージが最高潮に達しても、森下の脳内は冷静だった。4-4で迎えた9回1死満塁。「前回三振した相手だったので、それを頭に入れていました。リラックスした状態で入れた」。同じ轍(てつ)は踏まない。DeNAウェンデルケンの直球をバットの芯でとらえ、ライナーで中堅右に運んだ。「ヒットを打ちたかったけど、チームが勝てたことが一番。打てて良かったです」サヨナラ犠飛。勝利のウオーターシャワーを満面の笑みでかみしめた。8回裏には劇的弾で試合を振り出しに戻していた。2点ビハインドの8回裏無死一塁。1ボール1ストライクからバウアーの152キロ内角直球をフルスイングし、飛距離124メートルの大飛球を左中間席に届かせていた。「甘い球に対して積極的にスイングできた」サイ・ヤング賞右腕からの初安打は値千金の同点2ラン。開幕前に「メジャーで成績を残した投手から打ったら自信になる」と意気込んでいた宣言通りの1発を放ち、「すごい自信になります」と納得顔だ。打席に入った時、視界の中に尊敬する先輩がいた。中大時代は時に直接、時にLINEで牧にアドバイスを請うた。「バッティングで何を意識しているんですか?って聞いても『おう、頑張れよ!』としか返ってこない(笑い)。でも、それが牧さんらしくて」。9日ヤクルト戦では8回裏に決勝のプロ初アーチを記録。牧も巨人戦でV弾を決めた日、中大コンビでシンクロ弾を放っていた。この日も先輩とアーチ競演し、岡田監督も「やっぱり最後も回ってきたな。また、中央デーになってしまったけどね(笑い)。向こうも一番いいピッチャーやし、今日の勝ちは非常に大きい」とルーキーをたたえた。守備でも美技を披露した。DeNA牧の2ランで2点ビハインドとなった直後の5回1死。佐野の左中間への大飛球にフェンスに激突しながらキャッチ。攻守でフル稼働し、チームは3連勝だ。大事な首位攻防3連戦で4カードぶりの勝ち越しを決め、ゲーム差は3に拡大。「ガツガツしたプレーでチームの勝利に貢献したい」と森下。勢いそのままに3タテを狙う。【三宅ひとみ】森下が本塁打とサヨナラ犠飛。阪神の新人が同じ試合で本塁打とサヨナラ打を記録したのは、糸原が17年7月9日巨人戦で山口俊から5回に本塁打し、9回にマシソンからサヨナラ二塁打を放って以来、6年ぶり。森下は5月20日広島戦の左前打に続き、2度目のサヨナラ打。阪神の新人では、赤星憲広が01年5月4日中日戦と6月20日巨人戦にそれぞれサヨナラ安打して以来、22年ぶり。阪神が13日のDeNA戦に勝てば、球宴前の単独首位ターンが決まる。15日からDeNAが広島3連戦に3連勝しても、45勝36敗2分けで勝率5割5分6厘。阪神は中日戦に3連敗しても46勝35敗3分けで5割6分8厘となり、DeNAを上回るため。なお13日阪神-DeNA戦が引き分けの場合、15日から阪神3連敗かつDeNA3連勝で、両球団が同率首位で前半戦を終える。

◆DeNAトレバー・バウアー投手(32)が、プラスワン投票でのオールスター選出を願った。投票締め切りは12日午後11時59分で、この日が最後のアピールの場。この日の阪神戦では8回途中6安打4失点で降板し、あらためてオールスターへの思いを語った。「悪い登板は2、3回くらいあったが、これまでいい投球ができていると思います。オールスターに出られるようなレベルのピッチングを見せられたと思っています。ファンのみなさんも同じように見てくれるといいなと思います」バウアーは、「マイナビオールスターゲーム2023」へプラスワン投票での出場を熱望。8日に自身のツイッターで「オールスターゲームに出場できたら、光栄です」とアピールし、最後の望みにかけた。プラスワン投票 ファン投票、選手間投票、監督選抜の各枠で選ばれていない選手の中から再びファン投票を行い、セ、パ両リーグから1選手を選ぶ。12日の午後11時59分に投票は締め切られ、14日に発表される。

◆阪神のドラフト1位森下翔太外野手(22)が、値千金の同点2ラン&サヨナラ犠飛でチームを3連勝に導いた。2点を追う8回にはDeNA先発のバウアーから左中間への2号2ラン。同点の9回には1死満塁から中犠飛を放ち、試合を決めた。4カードぶりの勝ち越しを決め、これで2位DeNAとの差は3ゲーム差に広げた。岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。(テレビインタビュー)-すごいゲームだった「そうですね。また、中央デーになってしまったけどね(笑い)」-森下がやってくれた。まずはバウアーの本塁打から振り返って「もう、代走までいってね、2点差だけど、ほんと走れたらと思って、最初盗塁のサインを出したんだけど、やめた、止めたんよね。ちょっとね、何かこうね、雰囲気があったんで。そのあとの球やったですね」-途中出場の糸原がチャンスを作ったとことから含めて、終盤から「今日は右バッターが続いてたんで、馬場をね、ちょっとイニングまたぎしたかったんで、打順のめぐり合わせでね、ああいう形になったんだけど、糸原もね、久しぶりにね、いい仕事しましたね」-最後に森下のところに回ってくる。そういう星の下にいる「いやいや、そら中央デーやからでしょ。やっぱり最後も回ってきたなと思ったですね」-当たりも抜群の犠牲フライ「いやいや、また植田がね、リードしてなかったんでちょっと心配になったですけどね(笑い)。当たりがよかったからね」-大竹は立ち上がり苦しんだ「これ(DeNA)何回目かな? やっぱり向こうも研究してきて、早打ちというかね、コントロールのいいピッチャーだけど、初球からずっと早打ちだったでしょ?ちょっとそれで意表を突かれたような感じだったけど、まあ2点だったらね、全然大丈夫と思っていたんで。5回のホームランだけはちょっと余分やったですね」-バウアーはここぞでギアを上げてくる「ああ上げてましたね。さすがの、ピッチャーですからね」-うまく投手をつなぎながら次のチャンスを狙った「2点差だったらね、後半も絶対に、(バウワーは)まあひょっとしたら完投するかもしれない、球数多かったんでね、7、8回で変わるかなというのはあったんだけど、2点だったらね、ランナーが出たらチャンスが絶対にあると思っていたんで」-島本、馬場がいい仕事「いやいや、本当にね、あのあと0点に抑えてくれたんで、あれもすごく大きかったですね」-追いかけてくる1番手のDeNAを連続でたたいた「いやいや、まあ、昨日いい形で勝ったんだけど、今日ね向こうもバウワーっていうか、1番いいピッチャーというか、そういう形で来たんで、まあ、今日の勝ちは非常に大きいと思いますね」-球宴前にいい流れを呼び込めた「そうですね、まあ、ね、後半戦ね、後半戦というか交流明けでね、横浜でやられてるんで、そういう意味ではこの2つ(2勝)は非常に大きいと思いますね」-前川もバウアーから長打「打ちましたね。いやいや、ほんとみんなね、最後は森下が決めたですけどね、それまではね、いい仕事してると思いますね、みんながね」-チーム内の競争のレベルが上がってきた「もうね、まあ、ね、ミエセスに懸けたんだけど、ねえ、まああそこ原口やったらどうやったかなとね、ちょっと思ってますね」-最後は生きのいいルーキーが決めてくれた「そうですね」

◆阪神佐藤輝明内野手(24)が途中交代した。2点ビハインドの7回表の守備で、2死となりDeNA3番宮崎を迎えた場面でベンチに下がった。3番手の左腕島本から、右打者を迎えるタイミングで右腕馬場にスイッチするタイミング。直前の攻撃で投ゴロに倒れた佐藤輝の5番に馬場が入り、9番三塁に糸原が起用された。岡田彰布監督(65)は試合後、「それは打順やんか、打順の巡り合わせで馬場がイニングまたぎするから代えたんであって」と説明した。佐藤輝は今試合、DeNAバウアーの前に3打席ノーヒット。4回はバウアーの失策で出塁していた。試合後には「いいピッチャーでした。頑張ります」と前を向いていた。

◆阪神のドラフト1位森下翔太外野手(22)が、値千金の同点2ラン&サヨナラ犠飛でチームを3連勝に導いた。2点を追う8回にはDeNA先発のバウアーから左中間への2号2ラン。同点の9回には1死満塁から中犠飛を放ち、試合を決めた。岡田彰布監督(65)も若手の活躍に上機嫌だ。 一問一答は以下の通り。(ペン囲み)-森下は自信がついてきた「いいとこで回ってくるしな、あれはな、おーん」-前さばきができている「まあ、だからそれでないとね、まあ最後の打球が今までの打球やな、はっきり言うてな。その前の1本目のホームランもな、やっぱりセンターより左にいくいうのは、やっぱポイントがよくなってきていることやな」-積極的にサインを使っていたのはストレートを投げさせようとしていた「いやいや、そんなことないそんなことない、もう普通に。攻め方は、そらわからんからね」-7回で糸原を入れたのは「そうそうそうだから1人出たらね、あれ馬場をその場で1人で替えなあかんかったからな、あそこは3者凡退で終わってしまったんだけど、まあ、それこそまず考えたら、それで最後糸原を入れたんやけどね」-佐藤輝の途中交代はメッセージか「いや、何もない。それは打順やんか、打順の巡り合わせで馬場がイニングまたぎするから替えたんであって」-近本が抜けて若い選手が出てくるものですね「普通は出てけえへんよ。何言うてんの」-星勘定する時期じゃないが、明日も大事な試合「いつもいつも大事な試合とか言ってたら、しんどーて試合できひんからな。普通にやるだけやん、だから。普通にやっててゲームが流れていって2点やったらいけるぞ、みたいな雰囲気を試合の中で作っていけばいいことやから。あの2点で辛抱したからやで。あれが3点、4点と離れたらあの攻撃になってないと思うしな。それはもうブルペン、投手の頑張り、それは。毎試合こんな試合してたら体もてへん。もっと本当は楽にいきたいけど、なかなかそれは相手もな、そら必死に来てるわけやから。そんなもん楽にはいけへん」

◆阪神岡田彰布監督(65)は、9回裏にサヨナラ犠飛を放った森下翔太外野手(22)について「また、中央デーになってしまったけどね」と笑った。森下がプロ1号を放った9日は、DeNA牧も本塁打を放っていた。しかも、そろって「1-0勝利」の決勝弾。中大出身の2人が同日に活躍し、指揮官は「中央デー」と表現していた。この日、またも森下と牧の"シンクロ弾"が実現。牧が5回に一時勝ち越し2ランを放てば、森下は8回に同点2ランで呼応した。サヨナラの場面で打席が回ってきた森下について「そういう星の下にいる」と問われると「いやいや、そら中央デーやからでしょ。やっぱり最後も回ってきたなと思ったですね」と岡田監督。劇勝に満足した様子だった。

◆サヨナラ犠飛で試合を決めた阪神ドラフト1位森下翔太外野手(22)がお立ち台で喜びをかみしめた。「1番中堅」で出場し、相手先発バウアーからの同点2号2ランなど、3打点。劇的勝利の立役者となった。森下のヒーローインタビューは以下の通り。-やりましたね「やりました、はい」-今の気持ち「もう本当に。最高です!」-サヨナラ犠飛の狙いは「前回対戦した時、三振して終わっていたので。それを頭に入れながら打席に立って、いい結果が出たのでよかったかなと思います」-打った時の手応え、感触は「芯に当たってくれたので、まあ本当はヒットが良かったですけど、勝てばいいので。犠牲フライうまく打ててよかったかなと思います」-満塁の場面で、打席の中では冷静だったか「すごい冷静で、周りもよく見えましたし。犠牲フライでもいいっていうくらいの心で入れたので、いい結果が出たのかなと思います」-5月20日広島戦以来のサヨナラ「気持ちいいですし、自分で勝利をつかんだところが何よりもうれしいかなと思います」-バウアーからの同点弾「それも前回のベイスターズ戦でやられたピッチャーなので。1、2打席目は全然ダメだったんですけど、まあなんとかやってやろうという思いで打席に入りました」-狙いどおりか「そうですね、狙い通りでした」-2試合ぶりの1発「本当によかったです」-前回も今回も8回に1発。勝負を決めた。「やっぱり7、8、9回にファンの皆さんも盛り上げてくださるので。それに後押しされて自分も打つことができました」-首位攻防戦で2戦2勝「本当に首位を独走し続けるにはDeNAに勝つしかないので。ここでしっかり2連勝できたというのはすごいよかったかなと思います」-近本が不在の中、リードオフマンとして引っ張っている「近本さんの代わりになれるとは思っていないので。自分らしいガツガツとしたプレースタイルで、なんとかチームの勝利に貢献できたらいいなと思って毎回やっています」-ファンに向けて「2連勝してまた明日3連勝目指して頑張るので、応援よろしくお願いします」

◆DeNAが、阪神森下に同点2ラン&サヨナラ犠飛を浴び、痛すぎる連敗で首位阪神との差が3ゲームに広がった。2点リードの8回無死一塁から同点2ランを浴びたバウアーは「完璧なボールではなかったけど、いい球を投げられたと思ったので、それを打たれてしまったのでタフだったなと思います」と評した。打たれたボールは、カウント1-1からの内角152キロの速球で「本当はもっとインハイに投げなければいけないボールだったが、真ん中にいってしまった」とわずかなコントロールミスを悔やんだ。牧は一時勝ち越しの15号2ランを含む3打点の活躍も、中大の後輩でもある森下の活躍でサヨナラ負けし「堂々としてますし、ああいう場面で本当に打てるバッターなので、今度は自分たちのチームが負けないようにやっていきたいです」と雪辱を誓った。三浦大輔監督(49)は「(バウアーは)あそこで最後、(森下への1球が)中に入ったかなというところ」と指摘した。

◆劣勢ムードをはね返したのは阪神大山悠輔内野手(28)の一振りだった。DeNA先発バウアーの前に序盤、打線は沈黙した。3回まではパーフェクト投球を許して無得点。2点を先制され、劣勢ムードが漂う4回だった。2番中野がチーム初安打を放つなど、1死一、二塁で初のチャンス。カウント0-2から、151キロ高め直球を逃さず逆方向へはじき返した。「みんなでつないだチャンスだったので、なんとかランナーをかえすことができてよかった」一、二塁間を破る右前適時打。攻略のきっかけを作り、打線に勢いをつけた。20年サイ・ヤング賞を獲得した右腕とは今季2度目の対戦だった。前回6月25日には敵地で5回、一時は1点差に迫る中前適時打。これで対戦した2試合連続でのタイムリーだ。「前回やられていますし、バウアーが全てではないですけど。勝てたというのはすごく大きい。チーム全員が1つになれた結果だと思います」前回対戦時は、適時打を放ちながらも3-5で敗戦。同カード3連敗となり、首位を明け渡した一戦だった。この日は8回裏に2点差を追いつき、9回裏にサヨナラ劇。何よりチームの勝利を喜んだ。前日11日から1ゲーム差で始まった首位攻防3連戦はこれで2連勝。狙うは一気の3連勝に他ならない。「まだ順位とかではないので。まだまだ先はありますし、目の前の試合でどう勝つかというところなので。1試合1試合、頑張りたい」5日広島戦から6試合連続安打と好調の4番。試合後は当たり前のように気を引き締め直し、次戦を見据えた。【波部俊之介】阪神ノイジーが一時同点とする適時内野安打を放った。1点差に迫った4回1死満塁。2ストライクからバウアーの133キロ変化球をとらえ、中堅方向へはじき返した。二塁手牧がダイビング捕球したが、送球できず走者生還。「牧選手がいつもダイビングキャッチで自分の打球を捕ろうとする。抜けなかったですけど、ヒットになって良かった」。1日敵地巨人戦以来、8試合30打席ぶりの適時打。9回の先頭では四球も選び、サヨナラ機を演出した。

◆阪神が救援陣の無安打無失点リレーでサヨナラ劇を呼び込んだ。先発大竹が5回4失点で降板すると、継投に入った。浜地、島本、馬場とつなぎ、9回は岩崎が2死二塁のピンチをしのいで劇的な展開を演出した。「今日はみんなです。私じゃありません。以上」。今季3勝目が転がり込んできた左腕が、冷静に仲間をたたえた。岩崎の言葉通り、ブルペン「みんな」の力で後半4イニングを無失点。カギとなったのは3番手島本→4番手馬場のリレーだ。2点ビハインドの7回に登板した島本は楠本、関根の左打者を仕留め2アウト。3番宮崎、4番牧とリーグ屈指の右打者が並ぶところで馬場が登場し、宮崎を空振り三振に仕留めた。「あのあと0点に抑えてくれたんで、すごく大きかったですね」。岡田監督は、先発が崩れても試合を壊さなかった中継ぎ陣をたたえた。馬場はイニングまたぎで1回1/3を無失点。「焦らずに自分のピッチングをすれば抑えることができると思っていた。しっかりゾーンに投げ込めている」と胸を張った。この日本塁打を放っている8回先頭の牧は、130キロのカーブで空振り三振に仕留めてみせた。「今年からあのカーブをうまく使うことができている。相手の目線を変えるというところで、カーブがあるおかげで他も生きる」。140キロ台のスプリット、カットボールもちりばめ、DeNA打線に的を絞らせなかった。これで今季は全5試合で無失点。好調な右腕も劇勝には欠かせなかった。【中野椋】

◆両軍のスターティングメンバーが発表され、阪神は大竹耕太郎投手(28)が先発する。今季ここまで12試合に登板し、防御率1・13は両リーグトップ。抜群の安定感を誇る左腕がチームの3連勝を懸けて戦う。6月4勝で月間MVPのDeNA・バウアーに挑む打線は、6月25日の前回対戦でバウアーから1安打を放った前川右京外野手(20)が「3番・右翼」に入った。

◆阪神・村上頌樹投手(25)が13日のDeNA戦(甲子園)に先発する。12日は甲子園でキャッチボールなどを行って調整した。「一発がありますし、4番の牧を注意していきたい」DeNA戦は4月1日(京セラ)に救援登板しているものの、先発ではプロ初対戦。東洋大出身右腕が警戒するのは、同じ東都リーグに属する中大出身で同学年の4番だが、「牧は1年のときからずっと(試合に)出ていてすごかったですけど、印象的には、自分の中ではいい。しっかりと抑えられたら」と封じることを誓った。また、今カード初戦の11日(倉敷)では1月の自主トレで一緒に汗を流した青柳が2軍調整を経て復活星を挙げた。〝師匠〟が先発ローテーションに戻ってきたことは歓迎する一方で「負けたくないというのはある。しっかりと勝って、恩返しをしていきたい」とライバル心も燃やし、力に変える。

◆阪神の先発・大竹耕太郎投手(28)が一回にいきなり先制点を献上した。先頭の楠本にいきなり左中間を破られる二塁打を許すと、続く関根は投犠打で1死三塁。宮崎を空振り三振に斬ったが、4番・牧に初球のチェンジアップを左前へ運ばれた。続く佐野にも左前へと運ばれた左腕だが、ここで牧が三塁へ。ただ、ノイジー→木浪→佐藤輝と中継プレーをつなぎ、タッチアウトと最少失点でしのいだ。しかし、二回先頭のソトに6号ソロを被弾し2点目。序盤から強力DeNA打線につかまっている。

◆阪神が同点に追いついた。0-2で迎えた四回。1死から中野がバウアーの137キロ変化球を左前にはじき返し、チーム初安打をマークすると、前川の打席で二盗。足で難敵をかみ乱すと、前川は四球で1死一、二塁の好機を作った。打席には4番・大山。カウント0-2から3球目だった。151キロを逆方向にはじき返すと、打球は一、二塁間を抜ける右前適時打。1点差に詰め寄ると流れは阪神に傾く。続く佐藤輝の打球をバウアーが送球できず(記録は投失)、1死満塁。ノイジーの打球は二塁・牧がダイビングキャッチするも、二塁内野安打となり、三走・前川が同点のホームを踏んだ。なおも1死満塁のチャンスだった阪神だが、坂本、木浪が連続三振で勝ち越しとはならなかった。

◆先発した阪神・大竹耕太郎投手(28)は5回10安打4失点と精彩を欠いた。一回先頭の楠本にいきなり二塁打を許すと、2死三塁から牧に左前打を許し、あっさり先制点を献上。二回は先頭のソトに6号ソロを浴びた。抜群の安定感を誇ってきた左腕だが、この日はピリッとしない投球が続く。三回も連打で無死一、二塁のピンチ。四回も2死から得点圏に進まれた。2-2の同点に追いついた直後の五回は牧に痛恨の10号2ランを浴びて再びリードを許す。五回の打席で代打を送られ降板。悔しい登板となった。

◆阪神・佐藤輝明内野手(24)が七回の守備途中に交代した。3番手・島本が2死を奪い、3番・宮崎が打席に向かったところで、投手・馬場とともに三塁・糸原がコール。この日も佐藤輝はバウアーの前に3打数無安打。5日に1軍昇格してからは打率・091(22打数2安打)と結果を残せていなかった。

◆阪神のドラフト1位・森下翔太外野手(22)=中大=が起死回生の同点2ランを放った。2-4で迎えた八回。途中出場の糸原が左前打を放つと、岡田監督は代走・熊谷を起用し勝負にかける。打席には1番・森下。カウント1-1から3球目だった。バウアーの152キロを一閃。快音を響かせ、白球は左中間スタンドに突き刺さった。森下は9日のヤクルト戦(甲子園)でプロ1号を放ったばかり。2試合ぶりの一発は第1号とほぼ同じ場所に着弾した。森下は「打ったのはストレート。先頭の糸原さんが出塁してくれて、自分もなんとか後ろへ つなぐという気持ちでした。甘い球に対して積極的にスイングしたことが良い結果に つながったと思います」とコメント。覚醒の気配漂わせるルーキーの一発で阪神が試合を振り出しに戻した。

◆阪神がサヨナラ勝ちで3連勝。1番打者の森下が2―4の八回に同点の2号2ランを放ち、九回1死満塁では中堅への犠飛で試合を決めた。5番手の岩崎が今季3勝目。DeNAは八回途中まで投げたバウアーがリードを守れなかった。

◆阪神はドラフト1位・森下翔太外野手(22)=中大=が同点2ランにサヨナラ犠飛の大活躍で、2位DeNAとの首位攻防戦に連勝。3連勝でゲーム差を3に広げた。「本当に本当に最高です! 芯に当たってくれたので。本当はヒットがよかったですけど、勝てばいいので犠牲フライ、うまく打てて良かったかなと思います」4-4の九回1死満塁で打席に立った森下は、ウェンデルケンから鋭いライナーで中犠飛。お立ち台で大歓声を浴びた。「すごい冷静で、周りも良く見えましたし、犠牲フライでもいいっていうくらいの心で入れたので、いい結果が出たかなと思います」自身5月20日の広島戦以来、はやくも2度目のサヨナラ打に「気持ちいいですし、自分で勝利をつかんだというところが何よりもうれしいかなと思います」と喜んだ。起死回生の一打もルーキーだった。2-4の八回無死一塁でバウアーの152キロを一閃し、左中間スタンドへ2試合ぶりの2号2ラン。森下で追いつき、森下で勝った試合となった。

◆DeNAの超大物新外国人、トレバー・バウアー投手(32)=前ドジャース=は八回途中6安打4失点に終わり、「いい投球を全体としてはできたと思うが、守備、打線もいい野球ができていた中で、大きな失点につながるエラーを自分でしてしまったので、そこはすごく残念」と振り返った。三回まで完全投球も、四回に併殺で終了だった佐藤輝の投ゴロをファンブルする失策も絡み2失点。再び3イニングを完全投球も、2点リードの八回に先頭の糸原に左前打、続く森下に痛恨の同点2ランを浴び「先頭を出してしまうと、1スイングで同点という状況になってしまう。(本塁打は)本当はインハイにもっと高く投げなければいけない球だったが、いいところにいってしまった」と悔いた。初の甲子園登板は「すごく楽しかった。球場の雰囲気、ベイスターズのファンも小さいエリアでしたけど大きな声も聞こえて力になった」と語り、相手の大声援も「歓声が大きくなったのは聞こえたけど、そうなればなるほど自分は力が出るタイプなので、投球に影響はなかった」と明かした。四回には来日初安打をマークしたが「「勝ちと一緒に出ればよかったな」と苦笑い。この日の午後11時59分が締め切りとなるオールスターのプラスワン投票には「ここまで悪い登板も2、3回あったが、オールスターに出られるようなレベルのピッチングを見せられたと思っている。ファンの皆さんも同じように見てくれているといいなと思っている」と最後のプッシュを呼び掛けた。

◆阪神が6度目のサヨナラ勝利で3連勝。九回1死満塁でD1位・森下翔太外野手(22)=中大=の中犠飛で、劇的白星を飾った。森下は八回、トレバー・バウアー投手(32)から同点2号2ランを放っており、1試合3打点。佐藤輝明内野手(24)は七回の投手交代を機に、ベンチに退き、復帰後6試合で22打数2安打。5月20日から30日にかけての9連勝以来の3連勝でDeNAと3差となった岡田彰布監督(65)の主な一問一答は以下の通り(成績=45勝32敗3分、成績=4万2606人)。★テレビインタビュー編ーーすごいゲームだった「そうですね。また、(DeNA・牧と阪神・森下が本塁打を放って)中央デーになってしまったけどね(笑)」ーー最後に森下のところに回ってくる。そういう星の下にいる「そら中央デーやからでしょ。やっぱり最後も回ってきたなと思ったですね」ーー球宴前にいい流れを呼び込めた「後半戦というか交流明けでね、横浜でやられてるんで、そういう意味ではこの2つは非常に大きいと思いますね」ーー前川もバウアーから長打(八回の右中間二塁打)「打ちましたね。みんなね、最後は森下が決めたですけどね、それまでは、いい仕事してると思いますね、みんながね」ーーチーム内の競争のレベルが上がってきた「ミエセスに懸けたんだけど(八回1死一、二塁で代打で登場し、遊ゴロ併殺)。あそこ原口やったらどうやったかなとね、ちょっと思ってますね」★囲み編「(森下は)いいとこで回って来るしな、アレはな、おーん」ーー前さばきというのは「だからそれでないとね。最後の打球が今までの打球やな、はっきり言うてな、おーん。その前の1本目のホームランもな、やっぱりセンターより左に行くいうのは、振りがよくなってきていることやな」ーー七回で糸原を入れたのは(島本から馬場へのスイッチを機に、佐藤輝を下げて、「5番」に馬場を入れ、「9番・三塁」に糸原)「だから1人出たらね、馬場をその場で1人で代えなアカンかったからな、あそこは三者凡退で終わってしまったんだけど、まず考えたら、それで最後糸原を入れたんやけどね」ーー佐藤輝の途中交代はメッセージか「いや、何もない。それは打順やんか、打順の巡り合わせで、馬場がイニングまたぎするから代えたんであって」ーー近本が抜けて若い選手が出てくる「普通は出てけえへんよ。何言うてんの」ーー星勘定する時期じゃないが、明日も大事な試合「いつもいつも大事な試合とか言ってたら、しんどーて試合できひんからな。普通にやるだけやん、だから。普通にやっててゲームが流れていって2点やったら行けるぞ、みたいな雰囲気を試合の中で作っていけばいいことやから。あの2点で辛抱したからやで。あれが3点、4点と離れたら、あの攻撃になってないと思うしな。それはもうブルペン、投手の頑張り。毎試合こんな試合してたら体もてへん。もっと本当は楽に行きたいけど、なかなかそれは相手もな、そら必死に来てるわけやから。そんなもん楽には行けへん」

◆阪神は九回1死満塁でD1位・森下翔太外野手(22)=中大=が中犠飛を放ち、今季6度目のサヨナラ勝利で3連勝。森下は八回にバウアーから放った千金の同点2号2ランと合わせて、1試合3打点の活躍でお立ち台に上がった。以下、森下の一問一答。――同点ホームラン、サヨナラ犠打を放った森下選手です「ありがとうございました!」――やりましたね「やりました」――今の気持ちは「いや、もう、本当に本当に最高です!」――サヨナラの犠飛。1死満塁で狙いは「(ウェンデルケンには)前回対戦した時に三振で終わっていたので、それを頭に入れながら打席に立って、いい結果が出たのでよかったかなと思います」――打った時の手応えは「芯に当たってくれたので。本当はヒットがよかったですけど、勝てばいいので犠牲フライ、うまく打てて良かったかなと思います」――あの場面で力が入っていたのか、冷静だったのか「すごい冷静で、周りも良く見えましたし、犠牲フライでもいいっていうくらいの心で入れたので、いい結果が出たかなと思います」――(自身)5月20日のカープ戦以来のサヨナラを決めた「気持ちいいですし、自分で勝利をつかんだというところが何よりも嬉しいかなと思います」――八回の同点2ランは「それも前回のベイスターズ戦でやられたピッチャー(バウアー)なので1、2打席目は全然ダメだったんですけど、なんとかやってやろうという思いで打席に入りました」――狙い通りだったか「そうですね、狙い通りでした」――甲子園では2試合連続で本塁打となった「本当によかったです」――前回が八回に決勝弾、今回も八回に同点弾。このあたりは「やっぱり七、八、九回って、ファンのみなさまもすごい盛り上げてくれるので、後押しされて自分も打つことができました」――首位攻防戦は2戦2勝となった「首位を独走し続けるにはDeNAに勝つしかないので、ここをしっかり2連勝できたというのはすごいよかったかなと思います」――近本選手が不在のなかで1番として「近本さんの代わりになるとは思っていないので、本当に自分らしい、ガツガツとしたプレースタイルでなんとかチームの勝利にに貢献できたらいいなと思って、毎回やっています」――3戦3勝に向けてファンへメッセージを「2連勝して、また、あした3連勝目指して頑張るので応援よろしくお願いします!」

◆現役時代は阪神、南海で活躍し、引退後は阪神で投手コーチやフロントでも尽力したサンケイスポーツ専属評論家の上田二朗氏(75)は、この日登板した大竹について、球宴の投球内容を重視する必要があると指摘した。一年中、調子がいい投手などいない。調子が良くない投球をしたときに、どう戻せるかで、その投手の真価が問われる。大竹は一回、いきなり左打者の楠本に左中間二塁打を浴びて「アレッ」と思い、二回のソトの一発に「あそこまで飛ぶのか?」とショックを受け、そのままリズムに乗れない投球が続いた。球宴前の最終登板で、いい形で終わりたいという気持ちが強くなり過ぎた影響もあっただろう。当然、疲れもピークだったはず。持ち味の切れはなかった。いろんな条件が重なっての5回4失点だと思う。どんな好投手でも、年に何度かはこういう投球になってしまう。そこが投手の難しさ。四回の下位打線に連打された時点で、いつ交代になっても不思議ではないと思ってみていた。が、味方が同点に追い付き、岡田監督も「もう少し投げれば、調子を戻せるかも」と続投させたのだろう。そのぐらい内容は悪かった。大事なのは、次回登板だ。通常なら1週間後の登板なのだが、大竹の場合は初体験の球宴登板、そして後半戦という変則スケジュールになる。悪いイメージを引きずらないためにも、球宴の投球内容を重視する必要があるだろう。切り替えて、勝ち星を重ねて前半の投球に近い内容なら、後半最初の登板も心配はいらない。ただ、逆のケースもあり得る。悪いまま球宴で登板し、そのまま後半戦に突入してしまうと、心配になる。通常はお祭りムードの球宴だが、ことしの大竹に限っては、非常に大事な調整の場になる。最後にいい方の話題として、森下を付け加えたい。九回のサヨナラ機に打席が巡ってくる時点で、華のある選手だと感じた。開幕以来、結果の残せない時期を過ごしたが、ようやく、持って生まれた華を生かせる選手になってきた。八回の同点2ランも、九回のサヨナラ犠飛も、外国人投手の強い球に振り負けないスイングをしているからこそ、差し込まれることなく、好結果につながった。後半戦へ向けて、森下、前川の2人に大注目だ。(本紙専属評論家)

◆七回途中の守備から出場した阪神・糸原が反撃の口火を切った。2-4の八回先頭でバウアーのスライダーを左前打にしてチャンスメーク。続く森下に同点2ランが飛び出した。「(バウアーは)前回対戦でやられている投手なので、やり返す気持ちで塁に出ることだけ考えてました」と胸を張った。岡田監督は「糸原もね、久しぶりにね、いい仕事しましたね」と目を細めた。

◆森下さまさまや!! 阪神はDeNAに5―4で今季6度目のサヨナラ勝ち。立役者はドラフト1位の森下翔太外野手(22)=中大=だ。九回に中犠飛で勝負を決め、八回にはサイ・ヤング賞右腕のバウアーから値千金の同点2ランを放った。チームを3連勝に導き、首位攻防戦で2位・DeNAとの差を3に広げた。ほんまに頼もしいルーキーや!!バットを振り抜いた瞬間に、森下が確信の右手を掲げた。あとはもう、もみくちゃにされるのを待つだけだ。背番号1に降り注がれるウオーターシャワー。輪の中心で思い切り喜びを叫んだ。5連勝中だったバウアーを一発で粉砕し、最後はリベンジのサヨナラ犠飛。森下のためにあったかのような9イニングを完結させ、お立ち台で胸を張った。「もう、本当に本当に最高です! 勝てばいいので、犠牲フライ、うまく打てて良かったかなと思います」九回1死満塁で第5打席が回ってきた。マウンドには3番手ウェンデルケン。6月25日の前回対戦では3―5の七回2死満塁で見逃し三振に倒れていた。飛び上がって悔しさを表現した勝負から17日。「1回やったこともあったので、より冷静になれた」。1―1からの3球目、149キロ直球を力強く捉え、中堅手のグラブを貫かんばかりの飛球で勝負を決めた。2―4の八回は無死一塁でバウアーの152キロ直球を強振。9日のヤクルト戦で記念すべき第1号を放ったバックスクリーンの左に、リプレーのような第2号同点2ランをかっ飛ばした。試合を振り出しに戻し、そして白星までかっさらう。岡田監督も「いいとこで回ってくるしな、あれはな」と、1番起用で何度も好機を引き寄せるルーキーに驚きつつたたえた。

◆左右の主砲が難敵をマウンドから引きずり下ろす。大山と前川がバウアーへ襲いかかった。チーム一丸で勝った。そんなナインを引っ張った虎の4番は胸を張った。「もちろん、みんなが頑張ったからこそだと思います。本当に勝ってよかった」3番がつなぎ、4番があげた反撃ののろしがなければ、劇的なサヨナラ勝利は完結しなかった。0-2の四回。1死から中野が出塁し、二盗に成功。前川が四球で一、二塁の好機を演出。大山がバウアーの151キロ直球を捉えた。右前適時打で、三回まで完璧に抑えられていた右腕のリズムを狂わせた。森下の劇弾で同点に追い付いた直後の八回1死、今度は前川が快音を響かせる。142キロチェンジアップを右中間へ。「いい流れできていたので、何とか(塁に)出たいという気持ちでいった」。息つく間も与えない二塁打でバウアーをノックアウトした。「1軍出始めの若い選手が必死にどんな形でもと、つないでくれる。それを間近で見たら自分はしっかりやらないといけないと思う。右京が打ち取られたら僕がカバーする。それも僕の役目だと思っている」日に日にたくましくなる若虎は大山にとって、大きな刺激だ。主軸としてその背中を見せる。伸び伸びとプレーできるように支える。前川にとっても、虎の4番は「大山さんから香水もらいました」とグラウンドを離れても頼れる先輩だ。

◆阪神・ノイジーは四回に一時同点となる二塁への適時内野安打を放った。バウアーのスライダーを鋭くはじき返し、7試合連続安打とした。「牧選手がいつもダイビングキャッチで自分のヒットを捕ろうとしてくる。抜けなかったけど、ヒットになってよかった」。九回は先頭で四球を選んでサヨナラ劇をアシスト。「最初にストライクを取られて、そのあと何とか出塁しようという気持ちで取り組んだ」とうなずいた。

◆阪神・岩崎が4-4の九回を無失点で切り抜け、劇勝への流れを作った。先頭の大和を遊ゴロ、続く伊藤を中飛に片付ける。2死から四球を出して二盗を許したが、最後は楠本を三邪飛に仕留めた。その裏のサヨナラ犠飛で今季3勝目をゲットしたが、守護神は「きょうは僕じゃないです。みんなです。みんなのおかげです」と仲間に感謝した。

◆頼みの右腕でも悪夢の連敗を止められなかった。DeNAのトレバー・バウアー投手(32)=前ドジャース=が八回、森下に痛恨の同点2ランを浴び、八回途中4失点で降板。チームはサヨナラ負けを喫し、敵地での阪神戦は今季8戦全敗となった。初の甲子園登板。四回に自らの失策が絡んで追い付かれた。なお1死満塁のピンチ。「(阪神ファンの)歓声が大きくなったのは聞こえたが、そうなればなるほど自分は力が出るタイプ」と坂本と木浪を連続三振に仕留め、勝ち越しを許さなかった。四、八回以外は無安打投球。それだけに「その2回に安打が集中したのが残念」と悔やんだ。首位・阪神に2連敗を喫してゲーム差が3に拡大。三浦監督は「(3連敗は)絶対に避けないといけない。全員で何とかできるように」と語気を強めた。(浜浦日向)

◆2010年から6年間、阪神で活躍したマット・マートン氏(41)が12日のDeNA戦を家族とバックネット裏から観戦。サヨナラ勝利に大喜びした。試合前にはナインと交流。18年ぶりのリーグ優勝に向けて「和」の力を提唱した。本当に楽しかった!サヨナラ勝ちの瞬間、子どもたちも大喜びだった。来日したのは日本という国は素晴らしいということや、私が甲子園でプレーしていたということを家族に教えたかったから。何より、私と私の家族を支えてくれた阪神タイガース、ファンに恩返しがしたかったんだ。朝は鳴尾浜にいって、午後からは甲子園に向かった。優勝争いをしている最中だし、邪魔にならないようにと思ったけど、みんなが声をかけてくれてうれしかった。ヒーローになった森下とも話をしたし、写真も撮ったよ。関係者用サロン「蔦」でカツ丼を食べたけど、いつも試合前に食べていたことを思い出した(卵は硬めで!)。なぜ、カツ丼かって? そりゃ「カツ=勝つ」だからさ。ちなみに米国にはカツ丼がないんだよね。

◆マートンが甲子園に帰ってきた(詳細2面)。虎の歴代助っ人を何人も見てきたが、記憶に残るランキングを作成したら、文句なしにトップ5には入るだろう。マートンといえば、やっぱり当時のシーズン最多安打を更新する214安打だ。来日1年目の2010年のこと。あのイチローがオリックス時代に樹立した、不滅とも思われた210安打を超えたのだから、虎党は大盛り上がり。その後も打ちまくった。成績〝だけ〟なら球団史に残る超優良助っ人だ。マートンといえば、「アイ ドント ライク ノウミサン」。報道陣に失言して、大騒ぎになった。審判への執拗(しつよう)な抗議も忘れられない。お騒がせなヤツだった。マートンといえば、和田打撃コーチ(現2軍監督)とのロングラン話し合い。あまりに長時間だから「口論」と新聞に書かれたこともあった。激高して別の打撃コーチにつかみかかったこともあった。

◆海の向こうではMLBのオールスターゲームが行われ、大谷をはじめ、スタープレーヤーがベースボールファンを魅了したけど、本日、甲子園のスタンドを埋めた虎党は、MLBを超える世界一の応援を見せつけたのだ!!だって、そーでしょ!! DeNA先発のバウアーはサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)の実績があるし、九回に攻め立てたウェンデルケンもMLBで10勝。明らかに両投手ともスタンドの気迫におされて自分を失っていたのだ!! 阪神ファンは世界一やー!!そして、世界じゃなく本日のセ界(セ・リーグ)一は八回に同点2ラン、九回にサヨナラ犠飛を放った森下翔太、あなたでーす!! プロ野球あるあるの一つに、「レギュラー選手が故障したとき、気がついたら、いつの間にかレギュラーになっている選手」というのがあるのだ。近本の負傷離脱は痛いけど、森下よ、そのプロ野球あるあるを示したれー!!さて、その一方、イニング途中の守備で交代をさせられた佐藤輝...。気合を入れんかい!!

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
45323 0.584
(↑0.005)
-
(-)
63296
(+5)
240
(+4)
40
(+1)
40
(+1)
0.237
(-)
2.790
(↓0.02)
2
(-)
DeNA
42352 0.545
(↓0.008)
3
(↓1)
64300
(+4)
279
(+5)
56
(+2)
18
(+1)
0.253
(-)
3.240
(↓0.01)
3
(-)
広島
43380 0.531
(↑0.006)
4
(-)
62280
(+2)
276
(-)
52
(+1)
40
(-)
0.246
(↓0.001)
3.150
(↑0.04)
4
(-)
巨人
40381 0.513
(↓0.006)
5.5
(↓1)
64284
(-)
283
(+2)
90
(-)
24
(-)
0.250
(↑0.001)
3.440
(↑0.02)
5
(-)
ヤクルト
32452 0.416
(↑0.008)
13
(-)
64272
(+8)
303
(+5)
64
(+3)
42
(+1)
0.233
(↑0.001)
3.570
(-)
6
(-)
中日
31472 0.397
(↓0.006)
14.5
(↓1)
63230
(+5)
266
(+8)
37
(+1)
24
(+2)
0.240
(↑0.002)
2.940
(↓0.06)