巨人(★0対2☆)広島 =リーグ戦14回戦(2023.07.12)・東京ドーム=
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広島
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巨人
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勝利投手:森下 暢仁(5勝2敗0S)
敗戦投手:グリフィン(4勝5敗0S)

本塁打
【広島】小園 海斗(2号・5回表2ラン)

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◆広島は0-0で迎えた5回表、小園の2ランで試合の均衡を破る。投げては、先発・森下が序盤のピンチを切り抜け、9回無失点の快投。今季初完封で5勝目を挙げた。敗れた巨人は先発・グリフィンが6回2失点の好投を見せるも、打線が8安打無得点とつながりを欠いた。

◆巨人の19年ドラフト1位の堀田賢慎投手(22)とドラフト5位ルーキー船迫大雅投手(26)が、東京ドームの1軍試合前練習に参加し、シート打撃に登板した。堀田は最速146キロを記録し、打者12人に投げて安打性は若林にカーブを捉えられた中前打の1本のみ。2四球で安定感のある投球を披露した。今季は1軍登板がなく、イースタン・リーグでは6試合に登板し、防御率6・23だった。船迫は打者9人に対して安打性は門脇の左翼線への1本のみ。1四球で直球は最速148キロを計測した。ルーキーイヤーの今季は開幕1軍メンバーに入り、4試合に登板して防御率10・13。イースタン・リーグでは21試合に登板し、4勝0敗で防御率2・78の成績を残している。打者は秋広、小林、若林、重信、門脇、中山、浅野、岸田が務めた。浅野は3打席連続三振で、終了後にはバックネット裏で見守った原監督から身ぶりを交えて熱血指導を受けた。

◆/積極性が試合を動かした\両チームチャンスを作りながら得点が入らなかった試合均衡破ったのは小園海斗の2ランホームラン???プロ野球(2023/7/12)??巨人×広島??Live on DAZN#DAZNプロ野球 pic.twitter.com/JoWTHhknKe

◆巨人ドラフト1位の浅野翔吾外野手(18)が、ユニホームを土まみれにしながらの気迫の全力疾走も及ばなかった。2点を追う7回無死一塁、代走でプロ2度目の出場。中田翔の三遊間へのゴロで二塁にヘッドスライディングも、併殺に終わった。試合前に参加したシート打撃では、堀田、船迫から3打席連続三振を喫したが、ネット裏で見守った原監督は直々に打撃を指導し「良い素質をしているよ。頑張れよと」と期待を込めた。

◆広島が森下暢仁投手の今季初完封で勝利した。5回まで先頭打者の出塁を3度許し、得点圏に進めたイニングも2度あった。それでも要所を締めて無失点でしのぐと、尻上がりに調子を上げた。6回以降はピンチを招くことなく、最後まで投げ抜いた。離脱の西川と欠場の菊池を欠く打線は5回、2試合ぶりスタメンの小園がグリフィンの浮いたカーブを捉えて、2号先制2ランとした。6回以降は、巨人投手陣に無安打に抑えられるも、好守で森下を援護。再び4位巨人とのゲーム差を1・5に広げた。

◆巨人が今季9度目の完封負けを喫した。2回無死一塁で吉川、3回1死満塁で岡本和、4回1死一塁で吉川、7回無死一塁で中田翔がいずれも併殺に倒れた。8安打もことごとく好機で決定打を欠いた。原監督は「何とか主導権をにぎるゲームをしたい。なかなかそれができなかった。打線が奮起するというところでしょうね」とした。

◆広島が森下暢仁投手(25)の今季初完封で勝利した。打線は5回に2戦ぶり先発の小園が2号2ランで先制。その後は無安打に抑えられるも、好守で森下を援護した。4位転落を免れ、再び4位巨人とのゲーム差を1・5に広げた。試合後の新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。-森下投手は毎回のように走者を背負う立ち上がりから完封新井監督 調子がいい方ではなかったと思うんだけど、要所を締めながらよく頑張って投げたと思います。アツ(会沢)のリードも良かった。-守備も含めて守り勝った新井監督 最後もそうだけど、バックもよく守った。本当にナイスピッチングだったと思います。-2戦ぶり先発の小園選手が先制弾新井監督 いいホームランでしたね。いつも言っているけど、ヒットが出ていなくても内容は良かった。ファームから帰ってきて、打つ方と守る方、走る方と、ちゃんと区別してできている。今日もホームランも素晴らしかったですけど、守る方も球際が良かったと思います。球際が強くなっていますね。-西川選手、菊池選手と主力2選手を欠いた試合での勝利は価値がある新井監督 本当にみんなで勝った試合だと思いますし、龍馬は替えがきかない選手ですけど、そこにまた若い選手にチャンスがあると思いますし、力をつけてもらいたい。"若いの出てこいや!"という気持ちです。-そのような言葉を試合前のスタッフミーティングで発言したと。こういうチーム状況でこそ、マイナスに思考にならないという徹底か新井監督 もちろん、もちろん。起こってしまったことはしようがないこと、変えられない。じゃあ今からどうしていこうかということを考えるのが自分たち、自分の仕事だと思う。-この日の4番はデビッドソン選手でしたが、明日以降は新井監督 なかなか龍馬の替えはきかないので、今日はジャイアンツのブルペンにいい左投手がたくさんいるので、あんまり左左左左(と並ぶ打順)にしたくなかったので、マットに右打者として4番に入ってもらった。その辺はフレキシブルにやります。-前半戦勝率5割以上が確定した新井監督 知らないですから。そういうところは全然、私知りません。目の前の一戦です。

◆広島森下暢仁投手(25)が今季初完封で、主力野手2人を欠いたチームを勝利に導いた。5回まで先頭打者を3度出し、2度得点圏に進めるも、要所を締めた。中盤以降は危なげなく、109球を投げ抜いた。今季全試合でクオリティースタート(6回以上、自責3以下)を達成する右腕が、10試合目にして完封。昨年10月のクリーニング手術から完全復活となる5勝目を手にした。4番でチーム4冠の西川が離脱し、攻守の要の菊池も欠場。チームの危機的状況に、奮い立った。「チームがカバーしないといけない。と思う。代わりの人が活躍したらいい」。立ち上がりに苦しみながらも、粘り強く投げる姿を示した。投球テンポが好守を呼び、4併殺。9回2死から岡本和の左翼線への当たりも途中出場の大盛からの中継プレーで刺した。森下を中心にした守り勝ちで、4位転落を阻止した。▽広島小園(2号先制2ランが決勝点)「森下さん頑張っていたので。この間(前回先発の5日阪神戦で)打てなかった。今日は打ちますと言っていたので、打てて良かったです」

◆巨人は試合前では異例となるシート打撃を実施。2軍から堀田賢慎投手(22)とD5位・船迫大雅投手(26)=西濃運輸=が登板した。コンディション不良でスローペース調整し、5月上旬に中継ぎとして実戦復帰した堀田は、秋広や小林ら打者12人と対戦。安打性の打球はわずか1本と封じ、最速は146キロを計測した。変則右腕の船迫も、同期入団のD1位・浅野(高松商高)ら打者9人との対戦で安打性は1本で最速148キロをマーク。バックネット裏で原監督が視察する前で、ファームで研鑽(けんさん)を積む両右腕がアピールした。

◆広島・西川龍馬外野手(28)が12日、東京都内の病院で「右脇腹肉離れ」の診断を受け、出場選手登録抹消された。全治は未定。新井貴浩監督(46)が東京ドームの巨人戦前に取材対応し「比較的早く戻って来られるかなという感じ。場所が場所だからしっかり治してほしい。焦る必要はないけど早く帰ってきてほしい」と複雑な心境を明かした。今季両リーグ最多の99安打を放っているヒットメーカーは、11日の巨人13回戦の六回の打席で左飛に倒れ、その裏の守備で交代した。補充選手として球宴に出場する予定だったが、辞退する方針。

◆広島は森下が今季初完封で5勝目を挙げた。8安打されながらも緩急を使ってピンチをしのぎ、五回に小園の2号2ランで奪ったリードを守り切った。巨人は序盤の好機であと一打が出ず、粘った先発のグリフィンを援護できなかった。

◆巨人のフォスター・グリフィン投手(27)が先発し、6回4安打2失点で5敗目(4勝目)を喫した。5月20日を最後に白星から遠ざかる左腕は「最善は尽くせた。ただ今日のようなゲームでの一球の失投が本当に悔やまれる」と唇をかんだ。五回1死一塁で高めに浮いた変化球を小園に捉えられ、決勝2ランを許した。立ち上がりから走者を許しながらも粘っていただけに、痛恨の一球となった。

◆巨人のドラフト3位・田中千晴投手(22)=国学院大=が2点を追う八回1死一、二塁から登板し、2/3回を無失点で切り抜けた。189センチの大型右腕は1人目のデビッドソンを得意のフォークボールで空振り三振。続く松山には厳しいコースを突いて四球を許したが、最後は大盛を151キロの直球で中飛に仕留めた。原監督は「修羅場でもしっかりと投げ切れたというところは大きい」と評価した。

◆巨人は、広島を上回る8安打を放つも、4併殺と拙攻が目立ち、今季9度目の零封負けを喫した。広島先発・森下の緩急自在の投球に翻弄され、四回以降は三塁すら踏むことができなかった。勝てば3位浮上となる一戦だったが、打線が沈黙。原監督は「何とか主導権を握るゲームをしたい。それができなかった。0点じゃなかなか。何とか打線が奮起するというところでしょう」と気持ちを切り替え、前を向いた。

◆広島は完封勝ちで前半戦の貯金ターンを決めた。五回に小園の2号2ランで先制し、森下が今季初完封で5勝目を挙げた。試合後の新井貴浩監督(46)の一問一答は次の通り。──森下は8安打で今季初完封。立ち上がりは走者を背負った「調子が良い方ではなかったと思うんだけど、要所を締めながらよく頑張って投げたと思います。アツ(会沢)のリードも良かった」──守り勝った「バックもよく守った」──五回には小園が2号2ランで先制「いいホームランでしたね。いつも言っているけど、ヒットが出ていなくても内容が良かった。ファームから帰ってきて打つ方と守る方、走る方とちゃんと区別してできている。ホームランも素晴らしかったですけど、守る方も良かったと思います。球際が強くなっています」──西川が右脇腹の肉離れで離脱、菊池が11日の試合で右腕に死球を受け欠場した試合で勝利「本当にみんなで勝った試合だと思います。龍馬(西川)はかえがきかない選手ですけど、また若い選手にチャンスがあると思う。力をつけてもらいたいし、若いの出てこいや!という気持ちです」──試合前のスタッフミーティングで先ほどのようなことを言った「もちろん。起こってしまったことっていうのはしようがない。今からどうしていこうかと考えるのが自分の仕事だと思う」──4番にデビッドソンを来日初起用。今後は「巨人のブルペンに良い左ピッチャーがたくさんいるので、あんまり左左左左にしたくなかったんで、マットに右打者として4番に入ってもらったというのがあった。その辺はフレキシブルにやります」──前半戦勝率5割ターン「知らないから私。そういうところは全然知りません。目の前の一戦です」

◆スコアボードに9つのゼロを並べた。広島がセ・リーグを3連覇した2018年以来の貯金ターンを確定させた。森下が炎の109球で西川離脱と菊池欠場のWショックを振り払った。「チームが勝つことが一番。みんなでカバーして勝てるようにしたい」巨人戦初完封で5勝目(2敗)を挙げた。8安打1四球だったが、守備陣にも4併殺で盛り立てられた。昨年8月16日の中日戦以来、入団1年目の2020年から4年連続5度目の完封だ。試合前、チームに激震が走った。打率・327、8本塁打、40打点と打撃3部門でチームトップの西川が右脇腹肉離れで抹消に。さらに、11日の同カードで右腕に死球を受けていた菊池も欠場となった。そんな状況での25歳右腕の奮闘に、新井監督は「よく頑張って投げた」とうなずいた。「(西川)龍馬さんが(復帰時に)良い順位にいないといけない」と森下。敗れていれば巨人と入れ替わり4位に転落する一戦だったが、見事に勝利して貯金を5に戻した。鯉の真骨頂である全員野球で逆流を乗り越える。(柏村翔)小園が五回に2号2ランを放って両チーム唯一の得点を挙げた。1死一塁で左腕のグリフィンの高く浮いた1球目のカーブを右中間席にたたき込み、「森下さんが頑張っていた。『今日は打ちます』って言っていた」と明かした。7月4日に再昇格し、6日の阪神戦(マツダ)では村上から1号決勝2ラン。まだ打率・095ながら、ここぞの一発が光る。

◆8安打を放った打線がつながりを欠いた。リーグ4位の巨人は2試合ぶり、今季9度目の零封負け。原辰徳監督(64)は「昨日も言ったように、何とか主導権を握るゲームをしたい。それができなかった」と苦笑いを浮かべた。序盤に4番・岡本和の前に好機をつくったが、主砲は一回1死二、三塁で空振り三振、三回1死二、三塁では二ゴロ併殺打に終わった。九回2死で左翼線へ3試合ぶりの安打を放ち、果敢に二塁を狙ったが間一髪、タッチアウトで試合終了。20本塁打で両リーグトップを独走する岡本和が、やはり勝敗の鍵を握る。「0点では、なかなか(勝てない)」と打線の奮起を求めた原監督。3位・広島との差は1・5ゲームに開いた。(谷川直之)

◆勝ちきれない春先のお粗末な巨人に戻っちゃったね。岡本和は一、三回の先制のチャンスに空振り三振とダブルプレー。やはり4番が打たないとチームは勢いに乗り切れない。確かに広島の森下はエースらしい、いい投球をした。それでも巨人打線は相手の倍の8安打を放っていたわけで、併殺打4つはさすがに多すぎる。私が現役でやっていた頃、相手チームはジャイアンツを倒すために次々とエース級の投手をぶつけてきた。しんどい試合も多かったけど、その中で勝ち続けてきたから栄光をつかめたと思っている。そういう意味では、今の巨人にそこまでの強さはないのかな。もうすぐ前半戦が終わる。巨人は最低でもAクラスで折り返さないと駄目だ。何度も言い続けているが、勝つことが巨人の使命。ファンに強い姿を見せなければいけない。(サンケイスポーツ専属評論家)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
45323 0.584
(↑0.005)
-
(-)
63296
(+5)
240
(+4)
40
(+1)
40
(+1)
0.237
(-)
2.790
(↓0.02)
2
(-)
DeNA
42352 0.545
(↓0.008)
3
(↓1)
64300
(+4)
279
(+5)
56
(+2)
18
(+1)
0.253
(-)
3.240
(↓0.01)
3
(-)
広島
43380 0.531
(↑0.006)
4
(-)
62280
(+2)
276
(-)
52
(+1)
40
(-)
0.246
(↓0.001)
3.150
(↑0.04)
4
(-)
巨人
40381 0.513
(↓0.006)
5.5
(↓1)
64284
(-)
283
(+2)
90
(-)
24
(-)
0.250
(↑0.001
3.440
(↑0.02)
5
(-)
ヤクルト
32452 0.416
(↑0.008)
13
(-)
64272
(+8)
303
(+5)
64
(+3)
42
(+1)
0.233
(↑0.001)
3.570
(-)
6
(-)
中日
31472 0.397
(↓0.006)
14.5
(↓1)
63230
(+5)
266
(+8)
37
(+1)
24
(+2)
0.240
(↑0.002)
2.940
(↓0.06)