日本ハム(★2対3☆)ロッテ =リーグ戦12回戦(2023.07.08)・エスコンフィールド北海道=
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ロッテ
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日本ハム
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勝利投手:美馬 学(1勝4敗0S)
(セーブ:益田 直也(2勝1敗21S))
敗戦投手:上沢 直之(6勝6敗0S)

本塁打
【ロッテ】角中 勝也(3号・1回表ソロ)
【日本ハム】清宮 幸太郎(4号・1回裏ソロ)

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◆接戦を制したロッテが4連勝。ロッテは1点を追う5回表、角中の適時打で同点とする。その後7回には代打・石川慎の適時打が飛び出し、リードを奪った。投げては、先発・美馬が7回2失点の好投で今季初勝利。敗れた日本ハムは、打線が3回以降無安打と振るわなかった。

◆ロッテ美馬学はここまで6試合先発して0勝4敗とまだ勝利がない。4月11日西武戦では先制、6月6日ヤクルト戦では逆転でリードをもらうも、その後失点し勝利できなかった。今季の得点状況別の成績を出すと、同点で41打数9安打の被打率2割2分、ビハインドで48打数11安打の被打率2割2分9厘だが、リードでは34打数13安打の被打率3割8分2厘。リードの展開でも落ち着いた投球を見せて白星につなげたい。

◆日本ハム稲葉篤紀GM(50)の法大野球部の先輩で、エスコンフィールドの玄関口になっているJR北広島駅の小島英司駅長(53)が、始球式に臨んだ。勤務時に着用する白い制服と制帽姿で登板。法大卒業後、北海道拓殖銀行、JR北海道でも投手としてプレーした小島駅長だったが「失敗してしまいましたね」と、投球はワンバウンドして大きく左にそれた。この日は新球場生誕100日の記念セレモニーも行われた中での大役。初の始球式に「非常に楽しかったです。駅もにぎわっていますし、ということは球場もにぎわっているということですね」と笑顔で話した。法大では稲葉GMの2学年先輩。現在も草野球チームに入り、1週間前には軟式野球の試合に出場したという。普段は軟式ボールとあり「ちょっと感覚が違いましたね」と苦笑い。室内練習場でキャッチボールをしている際には、同GMと雑談してから臨むなど、後輩との旧交も深めた。

◆日本ハム清宮幸太郎内野手(24)が"アシスト"つきの同点ソロを放った。1点を追う1回裏1死、1ボールからロッテ先発美馬の外角低めストレートに反応。打球は鮮やかな弧を描き、ジャンプした中堅手の藤原のグラブに当たって、フェンスの向こう側に入った。外野手のグラブに当たってスタンドに入った場合は、本塁打となる。藤原のグラブに当たる前にフェンスに当たって跳ね返っているようにも見えたが、判定は本塁打だった。清宮は7月2日オリックス戦で、エスコンフィールド1号を放っており、これで新球場2戦連発。外野手のグラブの跳ね返りが入るというラッキーな4号ソロに「点を取られた後ですぐに追いつきたかった。積極的にいこうと決めていました。最高の結果になって良かったです」とコメントした。

◆/ダイナマイト爆発??\得意の左投手から石川慎吾が勝ち越しタイムリー?プロ野球(2023/7/8)??日本ハム×ロッテ??Live on DAZN#DAZNプロ野球#chibalotte pic.twitter.com/8HVBYHdqaV

◆ロッテ石川慎吾外野手(30)が、巨人からトレード移籍後初打点を挙げた。2-2の7回2死一、三塁で代打で登場。2-1から日本ハム宮西の142キロの内角高め直球をセンター右に運ぶ勝ち越し適時打。「今日タイムリー2本打っている角中さんの代打で、角中さんに『頼むぞ』と言われたので力に変えてそのおかげで打てました」。一塁到達後は何度も右拳を突き上げ喜びを表現した。三塁側スタンド上段から大声援を送るロッテファンも「シンゴ」コールのあと、「燃え上がれ、燃え上がれ、勝利をつかみとれ~」のチャンステーマ3で後押しした。

◆ロッテ美馬学投手(36)が、7回3安打2失点で今季初勝利を挙げた。1年目の11年に初勝利を挙げて以降、7月8日のシーズン初勝利は、コロナ禍で開幕が遅れた20年を除くと自身最遅。今季は開幕から4連敗を喫していたが、7戦目の登板でようやく1勝目となった。

◆日本ハム上沢直之投手が7回途中3失点で6敗目を喫した。117球の力投で試合を作ったが、7回にロッテ藤原に二塁打を浴びて降板。「体力的にもきつくなかった。できれば、あの回を投げ切って終わりたかった」と悔しがった。2回に山口との対戦では、投球時に親指の爪が中指に刺さり、流血する場面も。「大丈夫です。よくあるっちゃ、よくあるので」と淡々と振り返った。▽日本ハム建山投手コーチ(上沢が7回途中で降板)「続投させてもしのいでくれたかもしれないけど、前回の登板で疲労が残っていたので、あまりたくさん投げさせたくはなかった」

◆日本ハム細川凌平内野手が2回2死二塁から適時二塁打を放ち、6月4日巨人戦(東京ドーム)以来の打点を挙げた。低めの変化球を捉え、「頭に入っていたので、いい反応ができた」と振り返った。今季初の遊撃で出場。7回に二遊間への当たりを好捕したが、9回には送球がそれて失策。「最後のミスがすべて。取れるアウトを取れなかった。ああいうミスをなくさないと、レギュラーは取れないと思う」と反省を口にした。

◆相手投手陣に3安打に抑えられた日本ハム新庄剛志監督は「3回以降、ヒットが出なかったら、ちょっとね...。厳しかったですね」。3回以降、1人も走者を出せずに悔しがった。1点差負けは今季20度目。「そういうもんですよ、成長している段階のチームは。少しずつ、逆に1点差で勝てるようなチームにしていかないと」と気を引き締めた。

◆おいしい1発も勝利にはつながらなかった。日本ハム清宮幸太郎内野手(24)が"ラッキーな"4号ソロを放った。1点を追う1回1死、1ボールからロッテ美馬の外角低めストレートに反応。打球は鮮やかな弧を描き、ジャンプした中堅・藤原のグラブに当たり、フェンスの向こう側に消えた。「思ったより伸びなくて。ラッキーでした...。向こう(藤原)も精いっぱいのプレーをしているので。明日、藤原と話します」と謙虚に振り返った。外野手のグラブに当たって直接入った場合は本塁打。だが、フェンス上部に跳ね返った後に、グラブに当たって入ったようにも見えた。新庄監督は言う。「フェンスに当たってグラブに当たって押したのかなと思った。分からん。もう自分の目じゃあね(確認できない)。吉井監督がリクエストしてもいいプレーといえばプレーでしたよね。序盤で1つリクエストを使うのは、もったいないと判断したのかは分からない」。結局、ロッテからのリクエストはなく、本塁打となった。清宮は2日オリックス戦でエスコンフィールド1号を放っており、これで新球場2戦連発。外野手の"アシスト"ありの1発も「やっぱりホームで打てるのは一番気持ちいい。最高」。3号まですべて右方向だったが、初めての中堅方向にかっ飛ばし「いいことなんで、続けていけたら」と手応えを口にした。チームは1点差試合で20敗目(9勝)となりで、3位ロッテとの差は9差に開いた。清宮も2打席目以降は無安打に終わり「あの1本で終わってしまった」と反省。次は"トス"なしの豪快な1発で勢いづけ、巻き返しにつなげる。【永野高輔】

◆ロッテ吉井理人監督は初回の不運な本塁打を報道陣に問われ、「遠くて全然分からなくて...。藤原のグラブに当たったかどうかは分からなかった」と明かした。「ボールがフェンスの上を転がって入ったように見えたので」。リプレー検証などを求める選択肢には至らなかった。フェンスに当たってからグラブに当たり柵越えした可能性も伝えられると「それでもホームランなのかな、もしかして。最初にグラブに当たったらホームランなんだけど」と話した。

◆日本ハムが、ロッテとの3、4位直接対決初戦を落とし、3位ロッテとのゲーム差は9に広がった。1点を追う1回裏1死、清宮幸太郎内野手(24)の中越えソロで同点。2回2死二塁から細川凌平内野手(21)の右翼線適時二塁打で勝ち越したが、先発の上沢直之投手(29)が5回2死から藤原、藤岡、角中に3連打を許し、追いつかれた。さらに7回2死一、三塁のピンチを招くと、後を継いだ2番手宮西尚生投手(38)が、ロッテの代打石川慎に右前適時打を打たれ、勝ち越された。痛い逆転負けで3連敗。6回2/3 7安打3失点で7勝目を逃した上沢は「味方が逆転してくれたリードを守りきれず悔しいです。次の登板に向けてしっかり調整します」と反省した。

◆パパ、やっと勝ったよ~。ロッテ美馬学投手(36)が、7試合目の登板でようやく今季初勝利を挙げた。初回に不運な当たりの本塁打を日本ハム清宮に許したが、3回以降は1人も走者を出さない完全投球。7回3安打2失点で、チーム4連勝と6月16日以来の貯金10を導いた。開幕ローテ入りも4連敗を喫し、7月8日のシーズン初白星はプロ13年目で自身最遅。妻アンナさんの第2子妊娠を公表したばかりで、誕生前に結果を出し、安堵(あんど)の表情を浮かべた。美馬が子供のように無邪気な表情で喜んだ。9回を締めた益田と抱き合い、リードした田村も熱く抱き締めて感謝した。「まじで、ようやくです」。7回91球でマウンドを降りて以降も、救援陣や打者陣に向けてベンチ最前列から、願うように大きな声を送った。新たな命に勝利の報告をして誕生を迎えたい気持ちが、マウンドでの力になった。妻アンナさんのおなかには、第2子が宿っている。安定期に入った6月18日に公表し、予定日は8月下旬から9月上旬。「生まれてくるまでには勝ちたかったので...。なんとかそうなって良かった」。肘と肩にアイシングをしながら、パパの顔に戻った。「本当に楽しみなことなので、自分も良い状況の時に迎えてあげたいので、後半戦はしっかり結果を出したい」。目尻も下がった。昨季はチーム最多の10勝を挙げ、今季も開幕ローテ入りしたが、2度の2軍調整期間を強いられるなどもがいた。それでも自身の苦しさは"仕事場"だけにとどめた。当時は「家族のことを考えれば、家に早く帰れるとプラスに捉えて。自分の気持ちも、家族のおかげでプラスになっています」と奮い立たせた。3歳の長男と過ごす時間を大切にし、妻の負担も軽減し、パパとベテラン投手の"二刀流"を果たしてきた。初回、清宮のセンター後方への大飛球。俊足を飛ばして懸命にジャンプした藤原のグラブや、フェンスに当たったかのような不運な本塁打を喫した。「最初のホームランで流れが悪いなと思ったけれど、何とか粘れた」。3回以降はフォークやスライダーを低めに集め、15人を完全投球だ。11年から毎年勝利を重ねてきたが、もっとも遅いシーズン初勝利。「ずっと裏切り続けてきたので、期待に応える投球を続けていきたい」。家族とチームのために。【鎌田直秀】

◆ロッテ石川慎吾外野手が巨人からトレード移籍後、初打点を挙げた。7回2死一、三塁、2安打2打点だった角中の代打で登場し、宮西の142キロ直球を中前に決勝適時打。「宮西さんも公私にわたってお世話になった先輩ですし、胸を借りて向かっていく気持ちでした」。古巣本拠地でのヒーローインタビューで「北海道は大好きです」と5年間在籍した感謝の気持ちも明かすと、日本ハムファンからも大きな拍手を浴びた。6日の西武戦で初安打を放っており、2打数2安打だ。

◆ロッテ石川慎吾外野手(30)が巨人からトレード移籍後、初打点を挙げた。2-2の7回2死一、三塁、先制本塁打を含む2安打2打点だった角中の代打で登場し、日本ハム宮西の142キロ直球を中前に決勝適時打。「宮西さんも公私にわたってお世話になった先輩ですし、胸を借りて向かっていく気持ちでした」。古巣本拠地でのヒーローインタビューでは「この世界に導いてくださったのはファイターズ。北海道を離れた間も応援していただき感謝の気持ちでいっぱいです。北海道は大好きです」とプロ入りから5年間在籍した感謝の気持ちも明かすと、日本ハムファンからも大きな拍手を浴びた。打席に立つ前には角中勝也外野手(36)からも"鶴の一声"があった。「タイムリー2本打っている角中さんの代打で、角中さんが『ここでもう1本頼むぞ』と声をかけてくださったので、気持ちも集中力も高まったし、そのおかげで打てました。感謝です」。6日の西武戦でも代打で初安打を中前に放っており、2打数2安打となった。そこには吉井理人監督(58)の緻密なデータなどによる裏付けもあった。「藤岡、角中が左バッター。宮西のボールにどっちが合うかというところで、藤岡はいけるだろう」と右前安打でつないだ。「角中のところは石川のほうが確率が高いと思ったので」と迷わず代打を選択。「石川が打ってくれたので(良かった)。石川がアウトだったら『監督がすっとこどっこい』と言われていた」と笑った。【鎌田直秀】

◆/北の大地で心機一転\山本拓実-郡司裕也の元竜バッテリー約3年ぶりの先発も2回を完璧に抑えた???#プロ野球(2023/7/9)??日本ハム×ロッテ??Live on DAZN#DAZNプロ野球#lovefighters pic.twitter.com/VNRfQbMvUQ

◆「2番・三塁」で先発出場の日本ハム・清宮幸太郎内野手(24)が0-1の一回、同点の4号中越えソロ。〝珍本塁打〟を放った。「点を取られた後ですぐに追いつきたかった。積極的にいこうと決めていました」1ストライクからロッテ先発右腕、美馬の145キロの直球をたたき、中越えへ運んだ。中堅手・藤原は背走し、ジャンピングキャッチ。フェンス際で捕球を試みたが、飛球はグラブにはね返り、そのままノーバウンドでフェンスを越えた。左のスラッガーは「最高の結果になってよかったです」と打席を振り返った。

◆ロッテが競り勝って4連勝。美馬が立ち直って7回2失点で今季初勝利を挙げた。1点を追う五回に角中が同点打を放ち、七回に代打石川慎が勝ち越し打。日本ハムは上沢からの継投が裏目に出て、打線も三回以降走者を出せなかった。

◆ニューフェースが大きな仕事をやってのけた。トレードで巨人から加入したロッテ・石川慎吾外野手(30)が2-2の七回2死一、二塁、代打で値千金の決勝打。一塁上で右拳を突き上げた。「チャンスだったのでストライクを強く打ちにいった」マウンド上には日本ハム時代の元同僚で横手投げ左腕の宮西。「すごくお世話になった先輩。胸を借りて向かっていく気持ちだけ」と打席に入り、高めの直球を中前にはじき返した。本塁打を含む2安打2打点と活躍していた角中の代打。「角中さんが『もう1点、頼むぞ』と声を掛けてくれた。そこでより一層、気持ちが高まった」と先輩に感謝した。3日に小沼健太投手とのトレードで加入。日本ハム、巨人に次いで3球団目となった。今季、巨人では1軍出場機会がなかったが、「気持ちを切らさないこと(を心掛けていた)。気持ちを切るのは簡単なので」と腐ることなく汗を流してきた。移籍後は2打数2安打の打率10割。日本ハム時代に過ごした北海道で勝利に貢献した。チームは今季3度目の4連勝。「ロッテさんのために頑張るんだという気持ちに切り替わっている。明日もしっかり仕事ができるように、集中力を切らさないように今からしっかり準備したい」。そう意気込む声に張りがあった。(加藤次郎)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
43302 0.589
(↓0.008)
-
(-)
68289
(+1)
258
(+8)
54
(+1)
33
(-)
0.251
(↓0.001)
3.230
(↓0.05)
2
(-)
ORIX
44312 0.587
(↑0.006)
0
(↓1)
66294
(+5)
245
(+1)
64
(+1)
28
(-)
0.255
(-)
3.000
(↑0.02)
3
(-)
ロッテ
39294 0.574
(↑0.007)
1.5
(↑1)
71254
(+3)
249
(+2)
48
(+1)
45
(+1)
0.231
(-)
3.270
(↑0.02)
4
(-)
日本ハム
35430 0.449
(↓0.006)
10.5
(-)
65254
(+2)
249
(+3)
61
(+1)
43
(-)
0.228
(↓0.002)
2.850
(-)
5
(-)
楽天
33421 0.440
(↑0.008)
11
(↑1)
67255
(+8)
308
(+1)
59
(-)
54
(+1)
0.232
(↑0.002)
3.570
(↑0.04)
6
(-)
西武
29461 0.387
(↓0.005)
15
(-)
67210
(+1)
262
(+5)
51
(-)
46
(-)
0.225
(↓0.001)
3.150
(↓0.03)