楽天(☆8対1★)ソフトバンク =リーグ戦11回戦(2023.07.08)・楽天モバイルパーク宮城=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
ソフトバンク
0000001001611
楽天
00330002X81100
勝利投手:辛島 航(1勝2敗0S)
敗戦投手:東浜 巨(5勝6敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】柳田 悠岐(14号・7回表ソロ)

  DAZN
チケットぴあ 楽天戦チケット予約 ソフトバンク戦チケット予約
◆楽天は3回裏、小深田と小郷の連続適時打などで3点を先制する。続く4回にも小深田が適時打を放つなど3点を加え、リードを広げた。投げては、先発・辛島が7回途中1失点の好投で今季初勝利。敗れたソフトバンクは、先発・東浜が試合をつくれず、打線も1得点と振るわなかった。

◆約2カ月ぶりの白星へソフトバンク石川柊太投手が無心で結果を求める。「とにかく結果を出そうと頑張るだけ」。9日楽天戦の先発に向け気持ちを高めた。5月19日西武戦で3勝目を挙げたのを最後にここ5試合は勝ち星なく2敗。5戦17与四球と制球に苦しむが、今季初対決の楽天打線に対し「四球を怖がって腕が振れなくなるのが嫌なので。相手の調子が良かろうが、悪かろうが頑張るだけ」と何度も「頑張る」を強調した。

◆/雨を吹きとばせ\確信歩きが様になる柳田悠岐がソロホームラン?プロ野球(2023/7/8)??楽天×ソフトバンク??Live on DAZN#DAZNプロ野球#sbhawks pic.twitter.com/bdEXhy8ZAr

◆楽天辛島航投手が、4年ぶりに本拠地で白星を挙げた。ソフトバンク戦で今季5度目の先発登板。6回2/3を4安打1失点で試合をまとめ、今季1勝目となった。仙台では19年9月7日西武戦以来、先発14試合ぶり。「良かったです。また仙台で勝てるように頑張りたい」と胸をなで下ろした。降雨によるグラウンドコンディション不良で、試合開始が30分遅れた。厳しい環境だったが、滑るボールや、ぬかるむマウンドにいち早く対応。「今日はストライクを取るボールがいろいろあった」と、直球、スライダー、シュート、カーブ、チェンジアップで、自在にコースを突いた。好投で今季最長タイの4連勝を引き寄せたが、試合後はヒーローインタビューを「いいから、本当にいいから」と笑顔で辞退。「疲れたので。早めに帰らせてもらいます」と照れくさそうに球場を後にした。▽楽天小深田(3安打2打点で4連勝に貢献)「1本出たらいいイメージを持って打席に入るというのはある。チームの状態がいいので、それに自分も乗っていけている感じはあります」楽天石井監督(今季最長の4連勝で上位3チームから連続の勝ち越しを決め)「選手同士がいいバックアップをしてくれている。すごくいい感じでチームが動いているなと思います」○...楽天モバイルパークで花火大会が行われた。試合終了後、選手の応援歌や登場曲にあわせ、約2000発の花火が打ち上げられた。ソフトバンクファンも球場に残り、スティックライトでスタンドを照らしながら、夏の風物詩を楽しんだ。

◆首位ソフトバンクが杜(もり)の都・仙台で7カードぶりに「負け越し」を喫した。午後4時開始予定がそぼ降る雨の影響で30分遅れでプレーボール。雨に加え、安定しないマウンド...。プロとしては言い訳にはできないが、2年ぶりとなった敵地登板で先発東浜はゲームを作ることができなかった。3回だった。先頭太田に四球を与えると1死二塁から小深田、小郷に連続してタイムリーを許した。さらに2死から辰己にも右前に運ばれ、この回3失点。何度もズボンのポケットに入れたロジンバックで右手の滑りを気遣ったが、修正できない。4回にもまたして先頭西川の四球から村林、小深田の連打などで3失点。4回途中80球、ともに今季最多の4四球、6失点KOだ。6敗目となった。「独り相撲でした。雨の中、長い時間守備につかせてしまった野手の方にも、中継ぎ陣にも本当に申し訳ないです」。肩を落としてマウンドを降りた東浜は、広報にコメントを託した。前日7日は先発有原がいきなり初回に5失点。さらにフランコに1発を献上するなど3回までに6失点。2戦連続して前半6失点の大量ビハインドではベンチの藤本監督も厳しい表情にならざるを得ない。「(四球で)先頭打者を出すというところ。まあ、先発投手やね。巨(東浜)は3、4回に先頭出してのビッグイニングやからね」。先行逃げ切りの必勝パターンに持ち込むには先発陣の奮起は必須条件。2戦連続しての先発KOには藤本監督の口調もとがってくる。さらにこの日は、モイネロが左肘関節炎のため出場登録抹消となった。「勝利の方程式」の一角が不在となったことで、ブルペン陣のみならず先発投手の責任はさらに増す。2位オリックスにゲーム差なしと迫られ、敵地3連敗はなんとしても阻止したい。「ちょっと先発全体、全員に頑張ってもらいたいなってところはある。先発投手の気持ちの問題やないかなって思います」。指揮官は連敗阻止へ大きな課題を突きつけた。【佐竹英治】

◆楽天小深田大翔内野手(27)が、3安打2打点で打線を支えた。3回1死二塁で迎えた第2打席では、右翼線へ先制となる適時三塁打。3点リードの4回1死二、三塁では、右前へ適時打を放った。「状態が悪くないので、その分思い切っていけているのかなと思う」と今季2度目の猛打賞を喜んだ。直近10試合で打率3割7分8厘、7打点と絶好調。10戦中5戦で複数安打を記録するなど、固め打ちが目立つ。「1本出たらいいイメージを持って打席に入るというのはある。それが要因かな」と分析した。寡黙で控えめな性格だが、仲間たちからイジられる愛されキャラ。球団公式から連日動画が公開され、「#コブちゃんのかわいさ世界共通」の言葉が浸透してきた。プレーでは、盗塁数はリーグトップに1差の16。守備では本職は遊撃手ながら、二塁、三塁、外野もこなすユーティリティーさを持つ。3年連続での球宴出場も決まり、チームでは欠かせない主力。グラウンド内外でファンの心をわしづかみしている。【湯本勝大】

◆楽天が4連勝。辛島は丁寧にコースを突き、七回途中4安打1失点で今季初勝利を飾った。三、四回に打線がつながり、小深田の適時打などで3点ずつを挙げた。ソフトバンクは2連敗。東浜は制球に苦しみ、四回途中6失点と崩れた。

◆杜の都で4年ぶりの白星! 楽天・辛島航投手(32)が6回?を1失点で今季初勝利を挙げた。「何とか粘れた。いろいろな球種でストライクを取って、打たせて取るような投球ができたから良かったです」直球は140キロを下回るが、100キロ台のカーブとの緩急差でタイミングを外した。カットボール、チェンジアップ、スライダーなど多彩な変化球で手玉に取った。六回までに許した安打は2本。七回先頭の柳田に右越えソロを浴び、続くデスパイネに右前打を喫して、お役御免となった。102球でチームの4連勝に貢献した。自身にとって本拠地・仙台では、2019年9月7日の西武戦(楽天生命パーク)以来、実に1400日ぶりの勝利。「鬼門突破? 意識した時期もあった。これも野球人生」と振り返った。石井監督は「雨に対応し、辛島らしい投球をしてくれた」とねぎらった。3カード連続の勝ち越しを決め、4位・日本ハムを0・5ゲーム差で追う。(広岡浩二)

◆身長169センチ、体重69キロの楽天・小深田大翔内野手(27)が3安打2打点。三回は右翼線へ先制の適時三塁打。東浜の直球をはじき返し「先制機で打てて良かった」と胸を張った。四回は右前適時打、八回にも右前打。16盗塁はリーグ3位。石井監督は「長打も打てて、走攻守そろった欠かせない存在」と目を細めた。

◆楽天が3カード連続勝ち越しを決めた。辛島航投手(32)が先発し、6回?を1失点で今季初勝利を挙げた。自身にとって本拠地・仙台では、2019年9月7日の西武戦(楽天生命パーク)以来、実に1400日ぶりの勝利。試合後、報道陣の取材に応じた、石井一久監督(49)の一問一答は以下の通り。--辛島は雨の中で好投した「(相手も)条件は一緒なので。その中で環境に適応して、辛島らしい投球をしてくれたと思います」--打線に集中力がある「打ったから集中力があるとか、打ってないから集中力がないとかではなくて、ここ一番で、いいアプローチをしてくれた。打ち損じても、その後は打ち損じない。しょっぱなから打ち損じないこともできていると思います」--オリックス・宮城、山下、ソフトバンク・有原、この日は東浜と好投手を攻略して4連勝「すごくいい感じで、チームが動いているなと思います」

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
43302 0.589
(↓0.008)
-
(-)
68289
(+1)
258
(+8)
54
(+1)
33
(-)
0.251
(↓0.001)
3.230
(↓0.05)
2
(-)
ORIX
44312 0.587
(↑0.006)
0
(↓1)
66294
(+5)
245
(+1)
64
(+1)
28
(-)
0.255
(-)
3.000
(↑0.02)
3
(-)
ロッテ
39294 0.574
(↑0.007)
1.5
(↑1)
71254
(+3)
249
(+2)
48
(+1)
45
(+1)
0.231
(-)
3.270
(↑0.02)
4
(-)
日本ハム
35430 0.449
(↓0.006)
10.5
(-)
65254
(+2)
249
(+3)
61
(+1)
43
(-)
0.228
(↓0.002)
2.850
(-)
5
(-)
楽天
33421 0.440
(↑0.008)
11
(↑1)
67255
(+8)
308
(+1)
59
(-)
54
(+1)
0.232
(↑0.002
3.570
(↑0.04)
6
(-)
西武
29461 0.387
(↓0.005)
15
(-)
67210
(+1)
262
(+5)
51
(-)
46
(-)
0.225
(↓0.001)
3.150
(↓0.03)