阪神(-降雨のため試合中止-)ヤクルト =リーグ戦13回戦(2023.07.07)・阪神甲子園球場=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
ヤクルト
0
阪神
0
勝利投手:-
敗戦投手:-
  DAZN
チケットぴあ 阪神戦チケット予約 ヤクルト戦チケット予約
◆阪神青柳晃洋投手(29)とドラフト6位富田蓮投手(21)が1軍本体に合流した。青柳は5月19日の広島戦(甲子園)で5回8安打7失点、、5四死球と乱れて2軍降格。ウエスタン・リーグでは5試合に先発し、2勝1敗、防御率2・25で1軍の舞台に戻ってきた。9日ヤクルト戦(甲子園)で約1カ月半ぶりの1軍戦に臨む。中継ぎで開幕1軍を迎えた富田はその後先発に転向し、6月9日の日本ハム戦(エスコンフィールド)では3回3失点と結果を残せず、翌10日に出場選手登録を抹消された。不調のため2軍落ちした西勇が投げていた火曜の11日DeNA戦(倉敷)での先発が有力となっている。

◆阪神-ヤクルト13回戦が、天候不良のため中止が発表された。阪神にとっては今季7度目の中止で、早くも昨季の6度を上回った。阪神が西純矢投手(21)、ヤクルトはサイスニード(30)が予告先発だった。中止後、佐藤輝明内野手(24)は「トレーニングとかして、明日に備えたいです」と次に切り替え、球場を後にした。

◆阪神岡田彰布監督(65)は、7日ヤクルト戦(甲子園)が雨天中止となったことを受け、先発ローテの再編を明かした。7日の予定だった西純矢投手(21)を9日ヤクルト戦(甲子園)に回し、9日の予定だった青柳晃洋投手(29)は11日DeNA戦(倉敷)に登板させる。さらに森下翔太外野手(22)のセンター起用プランも語った。一問一答は以下の通り-試合ができなかった「雨降るゆうからなあ」-やりたかった? やりたくなかった?「それはお前、普通に、雨降らんかったらやるだけや」-投手はあす以降はずらさない「明日は伊藤、そのままよ」-青柳もそのまま「青柳はまだ登録してないからな。西純を明後日にまわすよ。青柳は次のカードでいく。(11日DeNA戦予定だった)富田はしゃあないわな。明日、明後日はな、シート上げんかったらできるゆうからな。何とかな、土、日やし、2試合はやりたいし」-移動のなかでは休息になる「いや別に、そういうなんでやめたんちゃう。雨降るゆうからや。そんなもん」-青柳を火曜日に「おん、次のカードな」-青柳のピッチングをブルペンで見た「まあ、前より良かったよだいぶ。それは」-ストレート、変化球ともに以前より改善「うん、まあブルペンではな。久しぶりやから、見るの。映像だけやから、テレビの。ファームの試合だけやからな、見とったのは」-最後の2軍試合はストライク先行をした「ああ、最後は良かったみたいやな、おん」-これからの課題は打線「課題ってお前、1年間やったら打てない時もあるやんか、そんなもん。いつもいつも打てるとかお前、そんなん、何を、分かるやん。そんなん1年間、6カ月も長いのにお前、調子の波とかそんなん」-休息という意味では「ん、何の休息?」-今日が休みになったという意味では主力が...「いや、休み休みって、雨やから休みや。別に休みたくて休んだんちゃうがな、何を言うとんの、お前」-主力がみんなオールスターに出る。それで休息がなくなる...「そんなん関係ないよ。そんなん最初から選ばれたら(休み)ないやんか、4日間で2試合。そんなんお前、最初から分かってることやん。しゃあないやん、ファン投票で選ばれるんやもんそら、そういうことやん。別にな、こっちから出すわけじゃないんやから。それは」-今後センターはピッチャーやバッターの調子によって「それは替える替える。おーん。そこまで、固定っていうかな。明日、明後日は左みたいやから、おーん。それはまた。島田でいくか、他のもんでいくか、そらわからんけど」-ルーキー森下もセンターでノックを「受けとるのは受けとるけど、おーん」-選択肢には入る「そら、外野手やからなあ、おーん。大学の時、センターやんか。(間が空いて)両方(レフトとライトが)外国人になったらお前、不安やからな」

◆阪神のドラフト6位・富田蓮投手(21)=三菱自動車岡崎=が1軍に合流した。 富田は中継ぎで開幕1軍を勝ち取り、2軍で先発調整を経て6月9日の日本ハム戦(エスコン)で初先発。3回3失点で黒星を喫し、再び2軍で調整を続けていた。5日に出場選手登録を抹消された西勇に代わって、11日のDeNA戦(倉敷)で2度目の先発マウンドに上がることが有力となっている。 9日のヤクルト戦(甲子園)で先発予定の青柳晃洋投手(29)も合流した。

◆ヤクルト・丸山和郁外野手(23)が1軍に合流した。明大から入団2年目の今季は開幕1軍入りを果たしたが、下半身のコンディション不良で4月22日に出場選手登録を抹消されており、約2カ月半ぶりの合流となる。6月25日の社会人・SUBARUとの交流試合(群馬・太田市運動公園野球場)で実戦復帰。イースタン・リーグでは6試合に出場し打率・333の成績を残していた。外野陣は現在、3年目の並木が「1番・中堅」に定着。2軍では塩見が実戦復帰を果たしている。

◆指揮官が主砲へハッパを掛けた。ヤクルト・村上宗隆内野手(23)は室内練習場での自身のメニューを消化後に〝おかわり〟で約15分間フリー打撃を行った。今季は75試合に出場し打率・228、12本塁打、38打点。懸命に状態を上向かせようとしている姿に高津監督は「満足はしていないでしょうね。4番だからハッパを掛ける意味で、やっぱりあいつが打たなきゃ駄目ですよ」と期待した。

◆阪神・島田海吏外野手(27)が責任感を示した。「(右脇腹の骨折で)近本さんがいないからチームが勝てないというのは、僕は嫌。勝つためにできることをやりたい」。5日の広島戦(マツダ)では初回先頭打者弾を放ってチームは勝利。それでも「もう忘れました。ホームランを打つのは僕の仕事じゃない。あの日はあの日。また頑張ります」と走攻守での貢献を目指して必死だ。

◆嫌がられる打者になれ!! ヤクルトは甲子園で予定されていた阪神戦が降雨中止。高津臣吾監督(54)は1番打者として10試合連続安打中の並木秀尊外野手(24)にさらなる成長を促した。「言えばキリがないですけど、相手からして最初に迎えるバッターなので、果たしてどれぐらい嫌な印象付けをできるかは1番打者にはすごく大きな仕事だと思う。『並木から始まる1番って嫌だな』と相手に思われるようでないと」独協大から入団3年目で奮闘する並木への愛ある指令だ。前日6日のDeNA戦(横浜)ではバウアーから先制の中前適時打を放つなど、武器の俊足だけでなく課題だった打撃でもアピールを続けているが、ポジションを確固たるものにするためにも、指揮官は多くを求める。2軍では下半身のコンディション不良から実戦復帰した塩見がイースタン・リーグ、巨人戦(ジャイアンツ球場)で3打数1安打と1軍復帰へ準備を進めている。また、この日は2年目外野手の丸山和が約2カ月半ぶりに昇格。並木にとってはライバルだが、競争に勝ち勝利に貢献する。(赤尾裕希)

◆阪神・伊藤将司投手(27)が7日、甲子園で行われた全体練習でランニングなどで調整し、8日のヤクルト戦(甲子園)での先発に備えた。勝利投手になれば、ルーキーイヤーの2021年から続く甲子園での連勝が「12」となり、村山実の記録に並ぶ。「相手というより、しっかり自分の投球ができたらいい。前回の試合は直球がよかった。ずっとキープできるように、これからできたらいい」まとわりつくような湿気をものともせず、静かに闘志を燃やした。前回1日の巨人戦(東京ドーム)は7回無失点で6試合ぶりの今季3勝目を手にした。「カーブをもうちょっと使えたらいい」と緩急も織り交ぜ、自身2連勝を目指す。村山は1966年と70-71年の2度、甲子園12連勝を達成している。伊藤将は〝2代目ミスタータイガース〟に並ぶ機会を3度逸し、〝4度目の正直〟を狙う。気温もぐんぐん上がってきたが、「しっかり飲めるときに飲んでます」と水分補給もしっかり。暑さ対策も意識し。燕打線に立ち向かう。

◆安心してください、森下もいますよ。阪神は甲子園でのヤクルト戦が雨天のため午後4時20分に中止が決定。近本の骨折離脱後、島田が務めてきた中堅手について、岡田彰布監督(65)はドラフト1位・森下翔太外野手(23)=中大=の起用プランを明かした。長打力を秘めたルーキーを島田と併用することで、得点力不足の打線に刺激を与える。森下のセンターあるよ! 不動の中堅手・近本の離脱による得点力不足をカバーすべく、岡田監督が救世主として指名したのは本来の実力を出し切っていない、ルーキー森下だった。「そら、外野手やからなあ、おーん。大学(中大)のとき、センターやんか。(ノックも)受けとる」近本は2日の巨人戦(東京ドーム)で死球を受け、兵庫県内の病院で「右肋骨(ろっこつ)骨折」の診断を受けて4日に出場選手登録を抹消された。代わって、同日からの広島3連戦(マツダ)はすべて島田が中堅で先発出場。5日にはプロ初本塁打を初回先頭打者弾で飾ったが、3試合で打率・182(11打数2安打)と打撃力不足は否めなかった。そこで、指揮官は打撃の調子や相手投手の左右によって中堅手を併用することを明かした。「代える、代える。そこまで固定(はしない)っていうかな。明日(8日)、明後日(9日)は(ヤクルトの先発投手は)左みたいやから、おーん。島田でいくか、他のもんでいくか、そら分からんけど」森下は東海大相模高では中堅、中大でも右翼と中堅を守ってきた。前カードの広島戦(マツダ)では右翼とともに中堅の守備練習を行っていた。準備は着々。千載一遇のチャンスであることは分かっている。ルーキーながら「6番・右翼」で開幕スタメン出場を勝ち取るもプロの壁に当たり、ここまで28試合出場で打率・167、本塁打ゼロ、7打点で、2度の2軍落ちも味わった。6月23日に3度目の1軍昇格を果たすも、高卒2年目の前川に出番を奪われ、同25日のDeNA戦(横浜)を最後に9試合連続でスタメンからは遠ざかっているが...。近本離脱で中堅のポジションがポッカリと空いた。打撃に難がある島田1人ではしんどい。森下の長打力にかかる期待は大きい。打線は6試合連続で3得点以下&1桁安打と低調。岡田監督も打撃オーダーを相手投手によって入れ替えているが、上向く気配は感じられない。「打線が課題って? 1年間やったら打てないときもあるやんか、そんなもん。いつもいつも打てるとか(はない)。分かるやん。調子の波とかそんなん(ある)」低調な打線についての質問に、岡田監督はいらだちを隠せなかった。この日、2位DeNAが勝ったため、ゲーム差は「1」に縮まった。8日のヤクルトの先発は左腕のピーターズで、9日も左腕・高橋の先発見込み。森下がプロでは初めて「中堅」で出場する可能性は大だ。近本不在を感じさせないハッスルプレーで、沈滞ムードの岡田虎を鼓舞する。(三木建次)森下は今季28試合に出場し、うち22試合でスタメン、2試合で途中出場、代打で4試合。守備位置は主に右翼で、6月25日のDeNA戦(横浜)は左翼でスタメン、今月4日の広島戦(マツダ)は途中出場で左翼に就いた。

◆天候不良で午後4時20分に今季7度目の中止が発表された。選手は広島から移動後に甲子園で全体練習。岡田彰布監督(65)の主な一問一答は以下の通り。ーー試合ができなかった「雨降る言うからなあ」ーーやりたかった? それとも...「それはお前、普通に、雨降らんかったらやるだけや」ーー投手は8日以降はずらさない「明日は伊藤、そのままよ」ーー青柳もそのまま「青柳はまだ登録してないからな。西純を明後日(9日)にまわすよ。青柳は次のカードで行く。富田はしゃあないわな。明日、明後日はな、シート上げんかったらできる言うからな。何とかな。土、日やし、2試合はやりたいし」ーー移動のなかでは休息になる「いや別に、そういうのんでやめたんちゃう。雨降る言うからや。そんなもん」ーー青柳を火曜日に?「おん、次のカードな」ーー青柳のピッチングをブルペンで見た「前より良かったよだいぶ。それは」ーーストレート、変化球ともに以前より改善が?「まあブルペンではな。久しぶりやから、見るの。映像だけやから、テレビの。ファームの試合だけやからな、見とったのは」ーー最後の2軍戦はストライク先行だった「最後は良かったみたいやな、おん」ーーこれからの課題は打線「課題ってお前、1年間やったら打てない時もあるやんか、そんなもん。いつもいつも打てるとかお前、そんなん1年間、6カ月も長いのに、お前、調子の波とかそんなん」ーー休息という意味では「ん、何の休息?」ーー休みになったという意味では主力が...「いや、休み休みって、雨やから休みや。別に休みたくて休んだんちゃうがな、何を言うとんの、お前」ーー主力が球宴に出ると休息がなくなる「そんなん関係ないよ。そんなん最初から選ばれたら、(休み)ないやんか、4日間で2試合。そんなんお前、最初から分かってることやん。しゃあないやん、ファン投票で選ばれるんやもん。そら、そういうことやん。別にな、こっちから出すわけじゃないんやから、それは」ーーセンターはこの先、ピッチャーやバッターの調子によって「それは代える代える。そこまで、固定っていうかな。明日、明後日は左みたいやから、おーん。それはまた。島田で行くか、他のもんで行くか、そらわからんけど」ーー森下もセンターでノックを「受けとるのは受けとるけど、おーん」ーー選択肢には入る「そら、外野手やからなあ、おーん。大学の時、センターやんか。両方(レフトとライトが)外国人になったらお前、不安やからな」

◆先発予定だった西純は9日に出番がずれることとなり「投げさせてもらえるところでしっかり結果を出さないといけないと思っている。流れたからというのはあまり気にしないように」と集中を切らさず登板に備える。前回の巨人戦(東京D)では勝ち星はつかなかったが7回1失点と好投。「前回はテンポよく投げられたので、継続してやっていけたら」と力を込めた。

◆そのとき、雨はまだ降っていなかったのだが...。「本日の開門は、天候不良が予想されるため遅らせます」七夕のナイター観戦のため、早々と甲子園の外周に集まっていたファンへ向けてのアナウンスが流れた。「ということは、間違いなく中止やな!」隣にいたトラ番・織原祥平に聞こえるように、中止を断言した。長年の経験を見せつけたつもり。すると、織原が反論してきた。「僕、ことしの出勤日は一度も雨天中止がないんです。中止が決まって、突然ドタバタになって取材した経験もありません。晴れ男ですからね。逆に言えば、休みの日に雨がよく降るから、出掛けられないので困ってますが...」妙な自慢をしてきた。が、この日に限っては、大先輩の勝利だった(何の勝負をしてるねん)。「今後の先発ローテを取材し直さなくては...」投手担当でもある織原は一目散に取材へ。ヤクルト3連戦はチケットがすべて完売。試合が行われれば、3試合トータル13万人弱の観衆がやってきて、入場料、売店収入、往復の電車代...。「阪神」に莫大なお金が入ってくる。阪神球団ならずとも、やりたいに決まっている。五回までプレーを行い、試合を成立させる可能性が少しでもあるのなら、開門して、プレーボールに備えたことだろう。そうしなかったのは限りなく予報が悪かった証拠。苦渋の決断だ。雨の七夕-。年に一度、彦星と織姫が出会うロマンチックな夜のはずが、上空の雨雲がすべてをパーにした。七夕とタイガース。強く印象に残っているのは1979年。同い年の宿命のライバル、江川卓と掛布雅之が初めて対戦したのが、44年前の7月7日だった。

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
42313 0.575
(-)
-
(-)
67281
(-)
231
(-)
38
(-)
39
(-)
0.237
(-)
2.810
(-)
2
(-)
DeNA
41322 0.562
(↑0.006)
1
(↑0.5)
68293
(+2)
261
(+1)
53
(+1)
17
(-)
0.255
(-)
3.250
(↑0.03)
3
(-)
広島
41360 0.532
(↓0.007)
3
(↓0.5)
66274
(-)
265
(+8)
50
(-)
38
(-)
0.247
(↓0.001)
3.160
(↓0.07)
4
(-)
巨人
38361 0.514
(↓0.007)
4.5
(↓0.5)
68274
(+1)
280
(+2)
86
(+1)
23
(-)
0.250
(↓0.001)
3.600
(↑0.02)
5
(-)
ヤクルト
30432 0.411
(-)
12
(-)
68259
(-)
290
(-)
61
(-)
38
(-)
0.231
(-)
3.610
(-)
6
(-)
中日
29452 0.392
(↑0.008)
13.5
(↑0.5)
67213
(+8)
252
(-)
32
(-)
22
(-)
0.238
(↑0.002)
2.910
(↑0.04)