1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 6 | 11 | 1 | 1 |
ロッテ | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1X | 7 | 11 | 1 | 2 |
勝利投手:ペルドモ(1勝1敗1S) 敗戦投手:佐々木 健(0勝1敗0S) 本塁打 |
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◆ロッテが劇的なサヨナラ勝利。ロッテは2点ビハインドの8回裏、ポランコの2ランで同点とする。そのまま迎えた延長10回には、安田の適時打が飛び出し、試合を決めた。投げては、6番手・ペルドモが来日初勝利。敗れた西武は、先発・與座が振るわなかった。なお、この試合で西武・中村が通算2000試合出場を達成した。
◆ロッテ-西武戦は東京ドームで開催する。この球場で好成績を残すのが西武外崎修汰。東京ドームの外崎は通算17試合で68打数24安打、6本塁打、17打点、打率3割5分3厘。同球場で無安打に終わったのは17年7月4日日本ハム戦、18年5月16日同戦の2試合だけで、18年6月8日巨人戦から12試合連続で安打を記録中。本塁打6本は、現役の西武選手の中では中村の10本に次いで2番目に多い。
◆西武中村剛也内野手(39)が「4番DH」でスタメン出場する。5回裏終了の試合成立をもって、史上56人目となるプロ通算2000試合出場の達成となる。中村は01年ドラフト2位で大阪桐蔭から入団し、今季でプロ22年目。5日までにプロ通算1999試合に出場し、ここまで放っている462本塁打はNPB現役最多。「おかわり君」の愛称で長くファンにも親しまれている。今季はここまで45試合に出場、4番を任されることも多い。打線の得点力不足が顕著な中で8本塁打をマークし、オールスターにも選手間投票で選出された。同期入団の栗山巧外野手(39)は5日終了時点で通算2204試合に出場している。高卒入団の入団コンビがチームを1度も変わらずにそろって2000試合出場を達成するのは、史上初めてのことになる。
◆ロッテが開催する夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEK supported by クーリッシュ」が開幕し、選手は黒を基調に水色とピンクのグラデーションでデザインされたロゴが入ったイベント限定ユニホームを着用した。会場の東京ドームもサンセットをイメージするようなカラーに彩られた。球団オフィシャルスポンサーのガンホー・オンライン・エンターテイメントの冠協賛試合「ガンホースペシャルナイター」の試合開始前には、お笑いコンビ「トレンディエンジェル」たかし、「ガーリィレコード」高井佳祐、フェニックス、モデル貴島明日香の4人が選手と同じユニホーム姿で登場した。4人はテレビ東京系6局ネットで放送されているテレビ番組「パズドラ」のバラエティパートに出演中だ。始球式では「トレエン」たかしがマウンドに上がった。ロッテファンで小学校から高校まで野球部だった左腕は、打者山口を相手にストライク投球でガッツポーズ。捕手役の藤原のグラブにボールが収まると会場は拍手とどよめきに包まれた。貴島が抱擁し、たかしを称える場面もあった。たかしは「マリーンズファンの皆さんも温かく拍手を送ってくれて、すごくマリーンズ愛を感じました。あんなに満員の東京ドームでちゃんとストライクを投げられてうれしかったです。試合前に黒木投手コーチ、種市投手からアドバイスをいただいて、しっかり投げることが出来ました。今日も勝って3連勝してほしいです」と感動の表情だった。
◆バックスクリーンで観戦!? 5回裏2死、ロッテ中村奨吾内野手(31)の打席中だった。1ボール後に試合が中断。男性4人がバックスクリーン最前列にかがんで座っていたため、退去をお願いする場内アナウンスが流れた。観衆からはブーイングも。4人はいったん、バックスクリーン左へ退去した。だが、5回が終了すると再びバックスクリーン内へ。今度は照明を設置した。5回終了時に実施するダンスイベントに備えてスタンバイしていた運営スタッフだった。
◆/また一つ、歴史に名を刻む\今日も4番打者として君臨プロ22年目の中村剛也が史上56人目の通算2000試合達成??#プロ野球(2023/7/6)??ロッテ×西武??Live on DAZN#DAZNプロ野球#seibulions pic.twitter.com/HUWcDjX04I
◆西武中村剛也内野手(39)が史上56人目の通算2000試合出場を達成した。この日は4番DHでスタメン出場し、第3打席までは四球、二塁ゴロ、死球。5回裏で試合が成立し、場内アナウンスで偉業が発表されると、東京ドームの大観衆から大きな拍手が起きた。中村は記念ボードを持ち、四方にお辞儀した。中村は01年ドラフト2巡目で大阪桐蔭から入団し、今季でプロ22年目。5日までにプロ通算1999試合に出場し、ここまで放っている462本塁打はNPB現役最多となる。「おかわり君」の愛称で長くファンにも親しまれている。今季はこの日までで46試合に出場、4番を任されることも多い。打線の得点力不足が顕著な中で8本塁打をマークし、オールスターにも選手間投票で選出された。同期入団の栗山巧外野手(39)は5日終了時点で通算2204試合に出場している。高卒入団の入団コンビがチームを1度も変わらずにそろって2000試合出場を達成するのは、史上初めてとなった。▽西武中村(2000試合出場を達成し)「今日2000試合出場を達成することができましたが、これからもっと試合に出られるよう努力して、チームに貢献できるよう頑張ります」
◆ロッテ石川慎吾外野手(30)が6-6と同点になった直後の8回2死、巨人からトレード移籍後初打席で初安打を放った。3日に移籍が決まり、4日から合流したばかり。代打を告げる場内アナウンスが流れると、慣れしたんだ東京ドームが「シンゴ」コールの大歓声に包まれた。「移籍後初ヒットを打ったことよりも、打席に入る時のファンの大歓声が鳥肌もので、めちゃくちゃうれしかったです。あれでパワーをめっちゃもらえました。本当ありがとうございます」。夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMUR WEEK supported by クーリッシュ」で使用する黒の特別ユニホームが自身の新背番号「50」が間に合わず、元巨人の大隣2軍投手コーチの「78」を着用して打席に立った。カウント1-0から西武森脇のナックルカーブを振り抜くと、打球は中前に弾んだ。移籍初打席初安打で一塁に笑顔で到達。右翼席のファンに向けて力強く拍手で応えた。【鎌田直秀】
◆試合には敗れたものの、西武中村剛也内野手(39)が史上56人目のプロ通算2000試合出場を達成した。01年ドラフト2巡目で大阪桐蔭から入団。ここまで現役最多462本塁打を放っている。同年ドラフト4巡目で育英(兵庫)から入団し、すでに21年6月12日に2000試合出場に到達している栗山巧外野手(39)は「おめでとう、のひと言です」と祝福した。ともに同一チームひと筋での同期入団コンビの2000試合達成は、史上初となる。栗山は「初でしょう。これはなかなかすごいことだと思います」とコンビでの偉業に胸を張った。"真獅子の骨牙コンビ"とも呼ばれる。中村のことは入団時から「サンペイ」と呼んでいる。「僕と比べたら、若干ケガ多かったと思うんで。やっぱりあの体やし。誰もができないような打撃のパフォーマンスとかをできるプレーヤーなので、そういう意味で積み重ねてアベレージで試合出ていくってなかなか大変なことだと思うんです。求められるのがそこってことだから。そういう意味ではケガも乗り越えて。精神的にもより強くなっていってね。それはあらためてすごいなと。僕の場合はなんかこう、こつこつみたいな、アベレージで毎試合何ができるか、みたいな感じの積み重ねやったけど。彼の場合また違うと思うので」選手としてのタイプは違えど認め合い、もう22年目になる。ともに不惑、40歳になる1年。中村は長打力で、栗山は出塁率で、若く発展途上のチームを下支えしている。これからの2人は-。「いや、もう、別に仲悪くなるかもしれないし(笑い)。これ以上に仲良くなることはないと思いますし(さらに笑い)」ずっと隣り合い、違うやり方で積み重ねた。2人だけの尊い記録が生まれた。【金子真仁】
◆西武が延長10回にサヨナラ負けを喫し、6連敗となった。でも、あきらめない男がいた。中堅を守る岸潤一郎外野手(26)だ。2死二、三塁で、ロッテ安田の低いライナーがセンター前へ。岸はつかんで投げた。明徳義塾(高知)では好投手としても鳴らした。いわゆる「センターゴロ」を狙って、一塁へ投げた。一塁手はベースについておらず、レーザービームは"空砲"に。必死の送球は奇跡を呼ばなかった。それでも、その姿を松井稼頭央監督(47)はもちろん見ていた。「もちろん、どこでアウトを取れるのかと考えると、あそこで(一塁で)ワンチャンだと思いますし。そういうふうに岸も考えて勝負しに行ってくれているということは、いま若い選手も含めてああいうふうにやってくることは、大きな成長につながると思います」状況は苦しいが、最後の最後まで。岸が魂を示した。【金子真仁】
◆お笑いコンビ、トレンディエンジェルのたかしが始球式を行った。ともにファーストピッチセレモニーに登場したモデルの貴島明日香が「プレーボール」とコールすると、左腕を大きく振りかぶってノーバウンドでストライク投球。「黒木投手コーチ、種市投手からアドバイスをいただいて、しっかり投げることができました」と声を弾ませた。
◆「2番・遊撃」で出場した西武・源田壮亮内野手(30)が中前適時打を放った。同点の二回2死二塁から左腕・小島のスライダーを中前にはじき返し、二走の佐藤龍が一気に生還。貴重な勝ち越し打となり源田は「打ったのはスライダー。もう、ほんとうに(佐藤)龍世ナイスランです」と喜びのコメントをした。
◆またひとつ歴史に名を刻んだ。22年目の西武・中村剛也内野手(39)が「4番・DH」で出場し、史上56人目となる通算2000試合出場を達成した。東京ドームで迎えた節目の試合の第1打席は一回1死一塁。フルカウントからロッテ・小島の7球目を冷静に見送って四球で出塁し、その後のチームの2点目につなげた。今季出場46試合目での達成となり、シーズン前には「それくらい出られないと話にならないと思う」と語っていたが順調なペースでこの日を迎えた。大阪桐蔭高から2002年にドラフト2位で入団。初出場は03年9月28日の日本ハム2で、4番で先発すると初打席で適時二塁打を放って初打点もマークした。08年に46本塁打で初の本塁打王を獲得すると、これまで通算6度キングに君臨。その放物線が美しいことからいつしか「ホームランアーティスト」と称され、現役最多の通算462本塁打(5日現在)を誇る。あくまでもこだわりはホームラン。あと38本と迫ったプロ9人目となる500号へ向け、今年8月に40歳を迎える22年目のベテランは「こだわってやります」と静かに闘志を燃やす。高卒同期入団でともに西武一筋で戦ってきた栗山は一足先の20年6月に2000試合出場を達成。高卒入団コンビで1度もチームをかわらずにそろって2000試合出場は史上初。球団では元監督の伊東勤氏、栗山に次いで3人目の記録となった。(石井孝尚)
◆ロッテの〝YYコンビ〟が真っ黒に染まった東京ドームを沸かせた。まずは0-2の一回だ。2死満塁の好機で安田尚憲内野手(24)が同点に追いつく2点適時打をマークした。アンダースローの与座が投じた129キロの直球を中前へはじき返した。「2アウトになっていましたし、何とかランナーを返そうと。(空振り三振に倒れた)山口をカバーできるようにと思って打席に入った。タイムリーになってよかった」と頼もしく振り返った。続いて山口航輝外野手(22)だ。二回に1点を勝ち越され、2-3で迎えた三回2死一塁。第1打席は1死満塁で空振り三振に倒れていた主砲が、一振りで空気を変えた。初球の直球を捉え左中間席へ逆転の8号2ラン。弾丸ライナーで運び「1打席目のチャンスの場面で三振してしまったので、ホームランという形で挽回できて良かったです」とうなずいた。4年ぶりに東京ドーム開催となった主催試合。この日から「野球が好きな人も、まだ見たことがない人も。みんなで一緒に熱くなろう」をコンセプトとした夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEK」がスタートした。選手が黒を基調とし、ロゴにピンク、オレンジ、ブルーのグラデーションカラーが使用された特別仕様のユニホームを着用した試合。若き主砲コンビが、バットで力を示した。
◆ロッテが延長の末、サヨナラ勝ちで3連勝。4―6の八回にポランコの2ランで追い付き、十回2死二、三塁から安田の中前適時打で試合を決めた。安田は2安打3打点。ペルドモが1回無失点で来日初勝利を挙げた。西武は6連敗。
◆ロッテは八回にポランコの2ランで追い付くと、延長十回の好機では安田が速球を中前打にして試合を決めた。安田は6月24日の日本ハム戦でサヨナラ犠飛を記録したばかり。「自分で決めるしかないと思っていた。クリーンヒットすることができて良かった」と胸をなで下ろした。最近は勝負どころで頼もしさが目立つようになった。吉井監督は「よく頑張ってくれた。これからも尻をたたいていきたい」と喜んだ。(東京ドーム)
◆最下位の西武は逃げ切れず、6連敗を喫した。6―4の八回に森脇がポランコに低めの変化球を捉えられて同点2ランを浴び、延長十回2死二、三塁では佐々木が安田に中前へサヨナラ打を打たれた。安定感のあった両投手が粘れず、松井監督は「これまでしっかりやってくれている。もちろん勝ちパターンでいって打たれるときもある」とかばった。貧打に苦しんでいた打線は6得点と奮起したが、投打がかみ合わない。負け越しは7年ぶりに16へと膨らんだ。(東京ドーム)
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
43 | 28 | 2 | 0.606 (↑0.006) | - (-) |
70 | 283 (+4) | 244 (+3) | 52 (+2) | 33 (+1) |
0.251 (-) | 3.130 (-) |
2 (-) |
ORIX |
43 | 31 | 2 | 0.581 (↓0.008) | 1.5 (↓1) |
67 | 289 (-) | 244 (+3) | 63 (-) | 28 (-) |
0.255 (↓0.001) | 3.020 (-) |
3 (-) |
ロッテ |
38 | 29 | 4 | 0.567 (↑0.006) | 3 (-) |
72 | 251 (+7) | 247 (+6) | 47 (+2) | 44 (+1) |
0.231 (↑0.001) | 3.290 (↓0.02) |
4 (-) |
日本ハム |
35 | 42 | 0 | 0.455 (↓0.006) | 11 (↓1) |
66 | 252 (+3) | 246 (+4) | 60 (+1) | 43 (+1) |
0.230 (-) | 2.850 (↓0.02) |
5 (-) |
楽天 |
31 | 42 | 1 | 0.425 (↑0.008) | 13 (-) |
69 | 241 (+3) | 302 (-) | 57 (-) | 53 (+2) |
0.230 (↑0.001) | 3.590 (↑0.05) |
6 (-) |
西武 |
29 | 45 | 1 | 0.392 (↓0.005) | 15.5 (↓1) |
68 | 209 (+6) | 257 (+7) | 51 (+1) | 46 (+2) |
0.226 (↑0.001) | 3.120 (↓0.04) |
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