ロッテ(☆2対1★)西武 =リーグ戦11回戦(2023.07.05)・ZOZOマリンスタジアム=
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西武
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ロッテ
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勝利投手:佐々木 朗希(6勝2敗0S)
(セーブ:益田 直也(2勝1敗20S))
敗戦投手:平良 海馬(5勝4敗0S)

本塁打
【ロッテ】中村 奨吾(7号・6回裏ソロ)

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◆ロッテが接戦を制した。ロッテは3回裏、角中の適時打で先制する。そのまま迎えた6回には中村奨がソロを放ち、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・佐々木朗が8回無失点11奪三振の快投で今季6勝目。敗れた西武は先発・平良が好投を見せるも、打線が振るわなかった。

◆/怪物が怪物たる所以\これが佐々木朗希の真骨頂無死一、三塁から三者連続奪三振?プロ野球(2023/7/5)??ロッテ×西武??Live on DAZN#DAZNプロ野球#chibalotte pic.twitter.com/fY7mDuzGIB

◆/100奪三振12球団1番乗り\11個を積み上げ107奪三振に佐々木朗希が圧巻投球で6勝目回数:8球数:106安打:5三振:11四球:1失点:0?プロ野球(2023/7/5)??ロッテ×西武??Live on DAZN#DAZNプロ野球#chibalotte pic.twitter.com/B79LVn8Hbn

◆/ベテランの一撃\首位打者2度は伊達じゃない角中勝也が先制タイムリー?プロ野球(2023/7/5)??ロッテ×西武??Live on DAZN#DAZNプロ野球#chibalotte pic.twitter.com/eQOJ1wewsP

◆/弾丸がレフトへ着弾\中村奨吾がソロホームラン佐々木朗希に嬉しい援護点?プロ野球(2023/7/5)??ロッテ×西武??Live on DAZN#DAZNプロ野球#chibalotte pic.twitter.com/PERnSU2HfQ

◆ロッテ佐々木朗希投手(21)が11三振を奪い、早くも昨年に並び自身最多となるシーズン7度目の2桁奪三振。2回には岸を空振り三振に仕留め、今季11試合、65回1/3で100奪三振に到達した。昨年の100奪三振到達は10試合、65回2/3で、試合数では1試合遅いものの、投球回数では1/3回早かった。リリーフのサファテ(ソフトバンク)が15年に62回1/3、17年に64回で100奪三振に到達しているが、先発だけで2度もこんなに早く記録したのは佐々木朗しかいない。昨年は65回2/3で100奪三振を記録しながら、その後は63回2/3で73奪三振とペースダウン。今季はどこまで快ペースを守れるか。

◆今季ベストピッチングでパ・リーグ3冠に躍り出た。ロッテ佐々木朗希投手(21)が今季最長の8回を投げ、5安打無失点で6勝目(2敗)を挙げた。初回にいきなり無死二、三塁と攻められたが、中軸を3者連続空振り三振に仕留めて勢いづいた。11Kでシーズン自己最多タイ7度目の2ケタ奪三振をマークするなど、2回以降は三塁を踏ませなかった。規定投球回にも再到達。トップ独走の107奪三振とともに、防御率1・50、勝率7割5分でもトップに立った。佐々木朗が11三振を奪い、早くも昨年に並び自身最多となるシーズン7度目の2桁奪三振。2回には岸を空振り三振に仕留め、今季11試合、65回1/3で100奪三振に到達した。昨年の100奪三振到達は10試合、65回2/3で、試合数では1試合遅いものの、投球回数では1/3回早かった。リリーフのサファテ(ソフトバンク)が15年に62回1/3、17年に64回で100奪三振に到達しているが、先発だけで2度もこんなに早く記録したのは佐々木朗しかいない。昨年は65回2/3で100奪三振を記録しながら、その後は63回2/3で73奪三振とペースダウン。今季はどこまで快ペースを守れるか。

◆西武平良海馬投手は7回8安打2失点にまとめたが、援護なく4敗目を喫した。3回2死三塁、カウント1-2から角中へ高め真っすぐを投げるはずが、足を滑らせた。真ん中に入り中前へ先制打とされ、マウンドをたたいて悔しがった。「ちょっと、むかつきました。なんでここで滑るんだと」。佐々木朗との初の投げ合いには「球速が速いと三振も取りやすい。自分も上げていく努力はしていきたい」と、最速162キロを出した相手を認めた。

◆得意の本拠地で投手3冠に躍り出た。ロッテ佐々木朗希投手(21)が今季最長8回を投げ、5安打無失点。リーグトップにあと1と迫る6勝目を挙げた。初回無死二、三塁のピンチを3者連続空振り三振で切り抜けるなど、今季7度目の2ケタとなる11奪三振。両リーグ最速で突破した100奪三振を107まで伸ばした。160キロ超の直球と高速フォークに加え、通常より5キロ近く遅い130キロ台のスライダーでカウントをとる"ニュー朗希"も披露。規定投球回数に到達し、奪三振数、勝率と防御率でリーグトップに浮上した。佐々木朗が、初回にいきなりギアを上げた。「全員、三振をとる気持ちで投げました」。先頭の外崎に初球の158キロ直球を左中間フェンス直撃の二塁打。ZOZOマリンで今季許した初長打だった。2番源田にも初球の157キロを三塁前にバント安打。2球で無死一、三塁のピンチは、自身の暴投で二、三塁と大ピンチに広がった。「先制点はあんまり」。そこから自らの闘志に火をつけた。いきなりの痛打で西武打線の直球狙いを察知し、変化球にシフトチェンジする冷静さも兼ね備えていた。「丁寧に良いところにしっかり投げようと思って、その中で投げきれたことは良かったと思う」。3番マキノンをスライダー。4番中村もスライダー。5番高木はフォークで、3者連続の空振り三振。圧巻の投球で波に乗った。主体を直球から変化球に変えた。全投球数に対する変化球率は今季最多の63・2%で、フォークの数が直球を上回ったのも初。スライダーも今までは右打者の外角を狙った140キロを超える速い軌道だったが、内角から速度を落とした137、8キロも計8球駆使。ストライクゾーンでカウントを整える、新たな朗希投球術も交えた。「初回に良い攻撃をされたので、相手の反応を見ながら、うまく組み立てることが出来たと思う」。3回には初回に打たれた外崎にスライダーを5球続け、最後はフォークで空振り三振。2回に158キロの直球を右前打された古市に対しても、5回の次打席にすべてフォークで二ゴロ。要所では160キロを超える直球も脅威だが、同じ球種での緩急で大きく幅を広げた。5月5日に右手中指のマメの影響で、約3週間、登板間隔が空いた責任も感じている。「投げられなかった期間があるので、1試合1イニングずつでも多く投げられるように」。開幕からパ・リーグ相手の本拠地無失点も33イニングに伸ばした。107奪三振、防御率1・50、勝率7割5分と3部門でリーグトップ。イニングはより長く、失点はより少なく、勝利に導く。エースの自覚たっぷりに、研究し尽くす相手を上回り続ける。【鎌田直秀】▽ロッテ吉井監督(佐々木朗の投球に)「三振が取れる投手で、ゴロも多い。今のところ文句のつけようがないですね。完封は、まだシーズンが長いので、そのうちやってもらいます」▽ロッテ佐藤都(佐々木朗を好リード)「スライダーは今までは『アウトローにしっかり投げなきゃ』と思いすぎて引っかけたりがあったが、『打たれてもいいや』くらいでの根拠のある使い方。1つの方法」○...打線も佐々木朗を援護した。3回には角中が、西武平良の151キロ直球を先制の中前適時打。「追い込まれていましたが、タイミングは合っていたので、ボールをリリースした瞬間『いける』と思い振り抜きました」と会心の一打になった。6回には中村奨も7号の左越えソロ。佐々木朗の登板11戦で3発目となった。

◆西武は佐々木朗を相手に、初回の絶好機を逃した。松井稼頭央監督(47)は「真っすぐにも強いし、非常に思い切りのいい打者」と、外崎を今季初めて1番で起用。その外崎が初回、初球158キロを左越え二塁打とした。続く源田がセーフティーを決め、暴投もあり、無死二、三塁に。ところが、そこからマキノン、中村、高木とクリーンアップが3者連続空振り三振に封じられた。佐々木朗とは今季初対戦だった。マキノンはスライダー、中村はスライダー、高木はフォークに空を切らされた。160キロ超を誇る投手が、ここぞで落差の大きな球を連発してくる。データ上でも、得点圏でフォークが増えるのは想定されていたが、浮き球がなく、高精度で低めに決められると攻略は難しかった。相手バッテリーの徹底さにやられた格好だ。初回初球で直球を捉えた外崎に対しては、2打席目以降は徹底した変化球攻め。外崎は「1打席目は真っすぐを、しっかり仕留めようと」と、狙い的中のスタートだった。だが、3回先頭の第2打席は7球全てスライダーまたはフォークで、真っすぐはなし。最後はフォークに空振り三振を喫し「真っすぐ張って、変化球となると...」と、攻略の難しさを口にした。松井監督は「やはり、佐々木君みたいな、いい投手は得点圏に行ってからなかなか難しい。早いカウントで捉えないと。追い込まれると、厳しくなってくる」と話した。佐々木朗が降りた後、9回に1点を奪い、26イニングぶりの得点。1点差とし、なお2死二塁と攻め立てた。「これを明日につなげられるように」。5連敗となり、21年最終戦終了時以来の借金15となった。

◆ロッテは三回に角中の適時打で先制し、六回に中村奨のソロで加点。佐々木朗は一回無死二、三塁を3者連続三振でしのぐと、その後も相手打線を寄せ付けず、今季最長の8回を5安打無失点11奪三振で6勝目を挙げた。西武は5連敗。

◆ロッテの角中は三回に中前に先制打を放ち、佐々木朗を援護した。相手先発も好投手の平良とあって接戦の展開が予想された中、「タイムリーになってくれてうれしい」と振り返った。この回先頭の友杉の二塁打を足掛かりに攻め、2死後の三塁で打席を迎えた。追い込まれたものの「ボールをリリースした瞬間、いけると思った」と、4球目の速球をコンパクトな振りで見事に打ち返した。悔しがる相手を横目に、塁上で白い歯を見せた。6月は出場15試合で打率3割2厘、2本塁打、13打点とぐっと調子を上げたベテラン。月が替わっても勝負強さを発揮した。

◆無双状態といえる本拠地ZOZOマリンでの登板で、〝令和の怪物〟が躍動した。ロッテ・佐々木朗希投手(21)が今季最長の8回106球を投げ、5安打無失点、11奪三振の快投で6勝目。「試合をしっかりつくり、チームの勝利に貢献できるように頑張ります」と意気込んでいた剛腕が、幕張の夜空の下、2万996人の観衆を沸かせた。今季ZOZOマリンでは、5試合の登板で4勝0敗、防御率0・56(4日現在)を誇る。5勝目を挙げた6月11日の広島戦以来23日ぶりに本拠地のマウンドに戻ってきた右腕は〝最強〟だ。一回、1番の外崎にZOZOマリンでは今季初の長打となる左中間への二塁打を浴びたが、動じなかった。続く源田にバント安打を許し、暴投も絡み無死二、三塁のピンチを招いたが、ここから本領発揮。3番・マキノン、4番・中村剛、5番・高木のクリーンアップを3者連続三振に斬り、無失点で切り抜けた。二回先頭の岸からは、143キロのフォークボールで空振り三振を奪取。一回から4者連続三振で、12球団最速で100奪三振に到達した。西武とは今季初対戦だが、通算成績は試合前までに3試合の登板で2勝0敗、防御率1・35。相性の良さを存分に発揮し、23日ぶりの白星。チームトップタイの6勝目を挙げ、3カードぶりのカード勝ち越しに貢献した。(武田千怜)

◆試合は作ったが、6勝目はならなかった。西武・平良海馬投手(23)は7回8安打2失点で降板。チームはロッテの先発、佐々木朗に5安打無失点に抑えられ5連敗を喫した。今季3度目となるロッテとの対戦に向け「ここまでいい感じで三振を奪えているし、あまり外野に打たせていない投球ができている。引き続きそういう投球をしたい」と意気込んで臨んだ中7日での登板。これまで2度の対戦は1勝1敗、防御率3・00。前回5月11日の対戦(ベルーナ)では6回8安打2失点で黒星を喫した。立ち上がりの一回は先頭・池田をスプリットで空振り三振に仕留めると、1死から中村からもスプリットで空振り三振を奪って三者凡退で切り抜けた。二回は1死から山口に中前に運ばれたが後続を断って無失点で切り抜けたが、三回に先制を許した。先頭の友杉に左中間を破る二塁打を浴びると、2死三塁から角中に真っすぐを中前にはじき返され1点を失った。六回には中村に左越えソロを浴び2点目を与えると、7回106球でマウンドを降りた。試合前にはうれしい知らせが届いた。7月19日(バンテリンドーム)、同20日(マツダ)で行われるオールスターに監督推薦で選出された。今季から転向した先発で初の選出となり「先発転向の1年目で選出されたのはうれしいし、自信になる」と喜びを述べた。その吉報に自ら花を添えたいところだったが、この日も打線の援護を得られず白星は手にできなった。(石井孝尚)

◆先発した西武・平良海馬投手(23)は7回8安打2失点で4敗目を喫した。緩急を使って立ち上がりからいいテンポの投球を続けたが、三回2死から角中に先制中前打を許した。六回には先頭の中村に甘く入ったスライダーをレフトスタンドに運ばれ、「ヒットをたくさん打たれた中でも角中選手と中村選手の部分は特に反省です。今日は風が強かったのでフライを打たせたくなかったのですが、結果的に多くなってしまった」と反省した。打線はロッテ・佐々木朗の前に11三振を喫するなど精彩を欠き、チームは5連敗。借金は今季最大の15に膨らんだ。

◆大人の朗希に変身!! ロッテ・佐々木朗希投手(21)が5日、西武11回戦(ZOZOマリン)で先発し、今季最長の8回を投げ5安打無失点でチームトップタイの6勝目(2敗)を挙げた。最速165キロを誇る剛腕が、相手の裏をかいて変化球主体で11三振を奪い、両リーグ最速でシーズン100奪三振に到達。規定投球回数に達したことで、防御率(1・50)、勝率(・750)、奪三振(107)でトップに立ち、3冠投手がここに爆誕した。幕張の夜空の下、いつもとはひと味違う〝大人な怪物〟でファンを魅了した。0-0の一回無死二、三塁。試合開始早々に訪れたピンチに、佐々木朗がギアを上げた。マキノン、中村をスライダー、高木をフォークボールで仕留め、中軸を3者連続三振斬り。ZOZOマリンでの無双ぶりを発揮し、2万996人のボルテージを上げた。「先制点を取られるのはよくない。全員三振を取るつもりで投げた」対応力が光るマウンドになった。一回、先頭の外崎に158キロの初球を痛打され、今季6試合目の登板だったZOZOマリンでは初の長打となる左中間への二塁打を許した。続く源田には157キロの初球を狙われ、セーフティーバントを決められた。わずか2球でピンチを招くと、相手の速球狙いを察知。「初回にいい攻撃をされたので、それをうまく生かして相手の反応を見ながら組み立てた」と配球を変えた。最速165キロを誇る剛腕が、直球の球数を抑えてフォークボール、スライダー主体の配球に変更した。試合前まで53・9%だった直球の割合を、この日は36・8%まで大幅に減らし、初対戦の西武打線を翻弄。二回先頭の岸からはスライダー2球の後にフォークボールを投じて3球三振を奪い、両リーグ最速でシーズン100奪三振に到達した。今季最長の8回106球を投げ、5安打無失点、最速162キロで6月11日の広島戦以来となる白星。チームトップタイの6勝目をマークした。これで規定投球回に到達し、防御率(1・50)、勝率(・750)、奪三振(107)の投手3冠に躍り出た。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
ソフトバンク
42282 0.600
(↑0.006)
-
(↓0.5)
71279
(+5)
241
(+1)
50
(-)
32
(-)
0.251
(↑0.002)
3.130
(↑0.03)
2
(1↓)
ORIX
43302 0.589
(↓0.008)
0.5
(↑0.5)
68289
(+1)
241
(+6)
63
(+1)
28
(-)
0.256
(-)
3.020
(↓0.05)
3
(-)
ロッテ
37294 0.561
(↑0.007)
3
(↑0.5)
73244
(+2)
241
(+1)
45
(+1)
43
(-)
0.230
(-)
3.270
(↑0.03)
4
(-)
日本ハム
35410 0.461
(↓0.006)
10
(↓0.5)
67249
(+1)
242
(+5)
59
(-)
42
(-)
0.230
(↓0.001)
2.830
(↓0.01)
5
(-)
楽天
30421 0.417
(↑0.009)
13
(↑0.5)
70238
(+6)
302
(+1)
57
(-)
51
(-)
0.229
(↑0.001)
3.640
(↑0.04)
6
(-)
西武
29441 0.397
(↓0.006)
14.5
(↓0.5)
69203
(+1)
250
(+2)
50
(-)
44
(+1)
0.225
(↓0.001)
3.080
(↑0.01)