巨人(☆2対1★)阪神 =リーグ戦9回戦(2023.06.30)・東京ドーム=
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阪神
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巨人
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勝利投手:高梨 雄平(1勝0敗0S)
敗戦投手:加治屋 蓮(0勝2敗1S)

本塁打
【阪神】近本 光司(4号・1回表ソロ)
【巨人】岸田 行倫(1号・10回裏ソロ)

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◆巨人がサヨナラ勝利。巨人は1点ビハインドの4回裏、2死二塁の好機から大城卓の適時打が飛び出し、同点とする。そのまま迎えた延長10回には代打・岸田がソロを放ち、試合を決めた。投げては、先発・戸郷が8回1失点の力投。敗れた阪神は、4番手・加治屋が痛恨の一発を浴びた。

◆巨人戸郷翔征はプロ1年目から1勝→9勝→9勝→12勝→8勝で通算39勝。今日の阪神戦に勝てば高卒5年目、23歳で40勝に到達する。高卒5年目以内に40勝を記録すれば17年大谷(日本ハム)以来で、巨人では89年桑田以来となる。桑田は4年目、21歳4カ月の89年8月20日阪神戦で40勝目を挙げた。4月26日から6連勝中の戸郷が通算40勝目を挙げられるか。

◆売り出し中の阪神前川右京外野手(20)が東京ドームに初見参する。「3番右翼」で敵地東京ドームで初出場初先発。5試合連続安打中と好調な若武者が、巨人先発戸郷に挑む。一時中継ぎに配置転換されていた西純矢投手(21)は5月14日DeNA戦以来、47日ぶりの先発登板となる。同戦以来となる勝ち星で今季3勝目となるか。

◆「日本生命セ・パ交流戦」で最優秀選手に輝いた巨人岡本和真内野手(27)が念願のセカパカクッションをゲットした。阪神との試合前に表彰式が行われた。賞金200万円のパネルとともに、交流戦イメージキャラクターのクッションを贈呈された。岡本和は受賞会見で「セカパカクッションがすごく欲しかった。分からないですけど、貰えると信じて」とリクエストしていたグッズを手にし、満面の笑みがこぼれた。この日は、偶然にも27歳のバースデー。うれしい誕生日プレゼントにもなった。交流戦では8本塁打、19打点は打撃2冠で、打率も3割8分3厘で2位と大暴れ。18年吉田正尚(オリックス)以来、5年ぶり2度目となる優勝チーム以外から選出されていた。

◆アイドルグループの「私立恵比寿中学」が試合前パフォーマンスで東京ドームを盛り上げた。メンバー全員が巨人のユニホームを身にまとい「kyo-do?」を全力で披露。メンバーの真山りかは「憧れの東京ドームの芝を踏める事がうれしいですし、熱い野球ファンが多い巨人対阪神戦をより楽しく盛り上げていきたいと思います!」とコメントしており、金曜日に応援に訪れた巨人ファンをもり立てた。巨人は今季、金曜の東京ドーム巨人戦で企画を「Friday Night Fever(フライデーナイトフィーバー)」と名付けて開催しており、その一環としてパフォーマンスが行われた。

◆阪神近本光司外野手(28)が、プロ通算10本目となる初回先頭打者本塁打をかっ飛ばした。初回先頭、3ボール1ストライクから巨人戸郷の147キロを捉え、左翼席最前列へ放り込んだ。試合開始56秒での一撃だった。5月25日ヤクルト戦以来、36日ぶりの今季4号ソロ。先頭打者本塁打通算10本は、同9本の吉田義男(日刊スポーツ客員評論家)を抜き、球団歴代単独5位となった。また、これはNPBの令和6000号となる節目のアーチにもなった。「打者有利のカウントでしたし、しっかり自分のスイングをすることを心がけました。チームとしても、良いゲームの入りになってよかったです」とコメント。首位を走る虎にリードオフマンが勢いをつけた。阪神の通算初回先頭打者本塁打 ※記録は阪神在籍時、登録名は当時のもの(1)真弓明信 38本(2)藤田平 14本(3)中村勝広 13本(4)今岡誠 12本(5)近本光司 10本(6)吉田義男 9本

◆/まさかまさかの逆方向\虎のリードオフマン近本光司が先頭打者アーチ?プロ野球(2023/6/30)??巨人×阪神??Live on DAZN#DAZNプロ野球#hanshin pic.twitter.com/FeKqZ7qS4m

◆痛っ...! 阪神西純矢投手(21)の投球が球審に直撃するアクシデントがあった。4回先頭、巨人ブリンソンの打席。2球目の143キロフォークが外角に外れワンバウンドすると、そのまま西本球審の右すね付近に直撃した。西本球審は痛みを我慢するように数歩、歩き、阪神捕手の梅野が肩をポンポンとたたくシーンもみられた。試合はストップすることなく、そのまま進行した。

◆阪神前川右京外野手(20)が自己最長となる6試合連続安打を決めた。同点の4回2死。戸郷の外角133キロフォークに腕を伸ばし、体勢を崩されながらも踏ん張り、上からたたくようにはじき返した。鋭い打球が左翼前へ。Twitterでは「前川の変態ヒット好き」「天才前川」と称賛のコメントが相次いだ。

◆阪神西純矢投手(21)が、先発復帰戦で完全復調を証明した。1軍では5月14日DeNA戦以来、47日ぶりの先発登板。7回3安打1失点の好投で、1-1の同点のままマウンドを降りた。勝ち星こそ逃したものの、一時中継ぎ配置転換も経験した右腕が、巨人打線を抑え込んだ。4回2死二塁で大城卓に右翼フェンス直撃の適時打を浴びたものの、5回から3イニング連続で無安打投球。直球は自己最速タイとなる155キロをマークするなど威力抜群で、変化球とのコンビネーションもさえた。2軍再調整で結果を残し、つかんだ金曜日のマウンド。巨人戸郷との投げ合いも互角に渡り合ってみせた。

◆巨人戸郷翔征投手(23)が今季最多タイの143球の熱投を見せるも、両リーグ単独トップの9勝目はお預けとなった。8回8安打1失点、6奪三振3四球で降板となった。勝てば17年大谷(日本ハム)以来で、巨人では89年桑田以来となる高卒5年目以内での通算40勝だったが、それも次戦以降に持ち越しとなった。27日ヤクルト戦(秋田)が雨天中止で中15日のスライド登板となった戸郷は1回先頭から先制パンチを食らう。阪神近本に147キロ直球を左中間席に運ばれ、NPBの令和6000号アーチを浴びる。それでも2回以降は球数が増える展開の中で粘った。5回途中で100球を超えると、4回から4イニング連続で2死から安打を浴びてリズムに乗りきれないながらも、無失点投球を継続。4回に大城卓の同点適時打で援護を受け、同点のまま2番手中川にマウンドを託した。戸郷は「立ち上がりの失点が悔やまれます。2回以降はランナーを出しながらも粘りの投球が出来たと思います。今日の投球を次につなげていきたいです」と振り返った。

◆阪神石井大智投手(26)が"東京ドームの悪夢"を払拭した。同点の9回に登板。巨人の2番から始まる上位打線を封じた。しびれる場面だった。2番ブリンソンに二塁打を浴びた。3番秋広は申告敬遠。無死一、二塁。4番岡本和との勝負だった。1ボール2ストライク。左翼ポール左への特大飛球にはヒヤリとしたが、ファウルだった。最後は140キロフォークで空振り三振。石井の表情は変わらなかった。最後は大城卓を二ゴロ併殺打に仕留めた。右こぶしをギュッと握り、喜びをかみしめた。4月12日巨人戦では、7回完全投球の村上の直後、2番手で登板したものの、先頭岡本和にソロアーチを浴びた。チームは勝利したものの、痛恨の1発の悔しさは、今も忘れない。翌13日にも同戦に登板し1回無失点。岡本和を中飛に打ち取った。岡本和とは、その日以来、今季3度目の対戦。東京ドームのマウンドで、またも巨人の4番に借りを返した。

◆阪神が痛恨のサヨナラ負けで2連勝を逃した。1-1で迎えた延長10回裏2死、4番手の加治屋蓮投手(31)が代打岸田に右越えサヨナラ弾を浴びた。2位DeNAとの1・5ゲーム差は変わらずも、3位広島に2ゲーム差、4位巨人に4・5ゲーム差に迫られた。打線は1回表、1番近本光司外野手(28)が球団単独5位となる通算10本目の先頭打者弾を放って先制。先発の西純矢投手(21)は5月14日DeNA戦以来の3勝目こそ逃したが、7回を3安打1失点と好投した。1-1で迎えた9回裏には3番手の石井大智投手(25)が耐えた。先頭の2番ブリンソンに三塁線を破る二塁打を献上し、3番秋広を申告敬遠で歩かせた無死一、二塁。ここから4番岡本を空振り三振、5番大城を二ゴロ併殺に仕留め、サヨナラのピンチを脱した。だが、最後は伏兵にプロ初のサヨナラ弾を献上。痛い敗戦となった。

◆/大歓声どころじゃない\歓喜のウォーターシャワー岸田行倫がサヨナラホームラン?プロ野球(2023/6/30)??巨人×阪神??Live on DAZN#DAZNプロ野球#giants pic.twitter.com/L3RUHvIUSo

◆巨人岸田行倫捕手(26)が、3年ぶりプロ2本塁打目となるサヨナラアーチで試合を決めた。同点の延長10回2死、代打で打席に立つと阪神加治屋の2球目カットボールを捉えた。右中間席への今季1号を運んだ。自身初のサヨナラ打でナインからウオーターシャワーの手荒い祝福を受けた。ヒーローインタビューは以下の通り-大歓声いやもうめちゃくちゃうれしいです!-プロ1号から3年後、2号がサヨナラあざーす!-一塁ベースを回ってキョトンとしていたいやもうとにかく必死で。打った感触が思ったより良かったので、どこまで飛んでるんかなと思って一塁回った顔ですね-確信?そうです!-20年に1号。3年後の感触最高です!-戸郷が143球で粘った必死に投げてる姿を。なんとかしてやろうという気持ちで、正直ネクストでめっちゃくちゃ緊張していて、打席に行く前に阿部さんに「ホームラン狙ってこい」と言われて思い切ってスイングした結果が、こういう結果になって本当にうれしいです-初のサヨナラ弾気持ちいいです!-両先発が投げ合って終盤に回ってきた打席もう、そんなにチャンスは多くないので、こういう与えられた場所で力を発揮できるように準備している。思った以上の結果になったんですけど、チームに貢献できて、またこれからも頑張っていきたいと思います-明日以降へ意気込み明日からもまた試合があるのでまず目の前の1戦1戦を勝てるように、その積み重ねだと思います。応援よろしくお願いします!

◆阪神3番手石井大智投手は土俵際で耐えた。1-1で迎えた9回裏に登板。先頭の2番ブリンソンに三塁線を破る二塁打を献上し、3番秋広を申告敬遠で歩かせて無死一、二塁とされた。それでも4番岡本からフォークで空振り三振を奪うと、5番大城を二ゴロ併殺打に仕留めてサヨナラのピンチを脱出。「言い方が合っているか分からないけど、胸を借りるつもりで投げました」。これで3戦連続無失点となった。

◆阪神木浪聖也内野手が今季14度目のマルチ安打を決めた。4回に中前打、6回には左翼へ二塁打。いずれも2死走者なしで巨人戸郷から放った。凡退していれば次のイニングは投手から始まる場面で出塁。5回、7回は1番近本からの好打順で始まった。「自分で終わらずに良い流れをつくることができている」とうなずき、球場を後にした。

◆サヨナラ負けでも、阪神近本光司外野手(28)の「メモリアル初回先頭打者本塁打」は色あせない。初回第1打席。巨人戸郷から開始56秒で一撃を食らわせた。初回先頭打者弾は今季2本目で通算10本目。吉田義男(日刊スポーツ客員評論家)を抜いて球団歴代単独5位だ。5月25日ヤクルト戦以来、自身28試合ぶりの4号ソロは、NPBでは令和6000号のアーチとなった。カウントは3ボール1ストライクだった。「打者有利のカウントだし、自分のスイングを心がけた。(相手は)四球は絶対に嫌だと思う。何でストライクとりにくるかなと」。戸郷の外角147キロに反応。打球は虎党の待つ左翼席最前列へスタンドインした。「逆方向にホームラン打ったの、いつぶりやろ」。試合後には記憶をめぐらせた。プロ1年目の19年4月25日DeNA戦(横浜)で、抑え山崎から3ランを放って以来、約4年ぶりとなる左方向への1発だ。「別にあの方向とかは考えてなかった」と冷静に振り返った。6月が終わった。月間打率は1割8分9厘。チームも自身も苦しんだ。21打席連続無安打の期間もあり「つらかった」と言ったこともある。ただ、その中でも9打点、10四球と数字は積み重ねてきた。今季35打点は早くも昨季を超え、41四球は自己最多タイだ。我慢の6月を上昇ムードで終え、夏場へ。7月反攻にリードオフマンは欠かせない。【中野椋】

◆阪神西純矢投手は1軍先発復帰戦で今季自己最長の7回を3安打1失点と快投し、ローテに生き残った。直球は自己最速タイの155キロを計測。2奪三振ながら1四球と安定感を向上させた。1点リードの4回2死二塁では5番大城への初球152キロ直球が甘く入り、右翼フェンス直撃の同点打を献上。「あそこを防げていたらこういう展開になっていなかった。反省しています」と悔しさをにじませたが、上々の投球内容だった。繊細な制球に苦しみ、5月中旬以降はローテから外れていた。5試合の中継ぎ登板を経て、満を持しての先発マウンド。過去2戦2勝だった好相性の東京ドームで復調を印象づけた。「しっかり自分の投球はできた。真っすぐをしっかり投げられた。久しぶりの感覚だった。これを継続していくのが大事」。5月14日DeNA戦以来の3勝目は逃したが、岡田監督は「あそこまで投げたら十分やろ。これを継続できるかやろ」と今後に期待した。

◆巨人の守護神大勢投手(24)が6月30日、右上肢のコンディション不良で出場選手登録を抹消された。1日から故障班に合流する。今季は24試合に登板し、14セーブで防御率3・00。疲労蓄積を考慮され、同27日からの東北でのヤクルト2連戦の帯同を回避。この日に1軍練習に合流も、4日連続のノースロー調整で、原監督は「少々ここは時間を要するときだなと判断しました。それほど長期ではない」と決断した。また、体調不良で同24日に特例抹消されていたタイラー・ビーディ投手(30)が1日から合流し、状態を確認して登録の判断を下す。

◆巨人が伏兵のサヨナラ弾で、伝統の一戦を制した。プロ6年目の岸田行倫捕手(26)が延長10回2死、右中間へ代打サヨナラ本塁打をたたき込んだ。阪神戦での代打サヨナラ弾は11年高橋由伸以来、12年ぶり。捕手争いで大城卓、小林としのぎを削る"第3の男"にとって通算2本目のアーチは、同学年で27歳の誕生日を迎えた4番岡本和への祝砲にもなった。負ければ貯金消滅の危機だったチームは、今季7試合目のサヨナラ勝利を収め、上位争いに食らい付いた。代打岸田が延長10回にサヨナラ本塁打。巨人選手の代打サヨナラ本塁打は21年3月26日亀井以来15人、17本目。阪神戦で記録したのは56年4月22日樋笠、83年9月14日平田、94年9月17日大久保、02年9月14日川中、11年10月12日高橋由に次いで6人目になる。この試合は阪神近本の先頭打者弾でスタート。先頭打者本塁打で始まりサヨナラ本塁打で終わるのは22年5月25日ヤクルト-日本ハム戦以来でプロ野球30度目。このうち今回のように代打サヨナラ本塁打で決着は85年9月16日日本ハム-南海戦以来、38年ぶり7度目。巨人-阪神戦では真弓の先頭打者弾で始まって9回に代打平田のサヨナラ弾で終わった83年9月14日に次いで2度目だった。

◆巨人大城卓三捕手が貴重な同点適時打を放った。1点を追う4回2死二塁、西純の初球152キロ直球をはじき返した。右翼フェンス直撃の打球は強烈すぎて単打止まりも、試合を振り出しに戻した。「ランナーをかえす事だけを考えて打席に入りました」。6月17日楽天戦の右越え本塁打以来、6試合ぶりの打点となった。

◆巨人が伏兵のサヨナラ弾で、伝統の一戦を制した。プロ6年目の岸田行倫捕手(26)が延長10回2死、右中間へ代打サヨナラ本塁打をたたき込んだ。阪神戦での代打サヨナラ弾は11年高橋由伸以来、12年ぶり。捕手争いで大城卓、小林としのぎを削る"第3の男"にとって通算2本目のアーチは、同学年で27歳の誕生日を迎えた4番岡本和への祝砲にもなった。負ければ貯金消滅の危機だったチームは、今季7試合目のサヨナラ勝利を収め、上位争いに食らい付いた。次打者席の岸田が耳打ちされた。「ホームランを狙ってこい」。同点の延長10回2死、代打出場に緊張で胸が高鳴る中、阿部ヘッド兼バッテリーコーチに言われた言葉が、言霊となった。阪神加治屋の2球目カットボール。ぐんぐん伸びて右中間席へ飛び込む3年ぶりのプロ2号が、野球人生初のサヨナラアーチとなった。ナインから水を全身に浴び「自分がめちゃくちゃ水用意してたんで、逆の立場になって不思議な感じ」と目尻を下げた。「表情にレギュラーの貫禄を出しなさい」。春季キャンプで原監督からハッパを掛けられた。6年目の今季、スタメンマスクはわずか2試合で、8打席目だった。出番が限られる中でも「チャンスは多くない。与えられた場所で力を発揮できるように準備している」。試合中、目薬を何滴もさし、視界は良好だった。試合前の円陣では、小道具を使って気を引き締めると同時に笑いも誘う円陣番長。一方で、同学年でこの日27歳になった岡本和から助言を受け、打撃に生かす。軸足の重要性を説かれ「成績を残している同級生が近くにいるので、僕からするとすごく大きな存在。これからも、うざがられないようにいろいろ聞きたい」と高校時代はU18日本代表でクリーンアップを組んだ96年世代の絆を深めていく。お立ち台ではひょうきんなキャラクター通り明るく叫んだ。「めちゃくちゃうれしいです! 最高です! 気持ちいいです!」。サヨナラ弾の余韻に浸った。【小早川宗一郎】

◆宿敵のYGマークに若虎の心が静かに燃えた。阪神前川右京外野手(20)が初の伝統の一戦でマルチ安打を放った。5回2死の3打席目。相手先発戸郷に2球で追い込まれた3球目。外角低めに沈む133キロフォークを捉えた。打線が苦しめられてきた勝負球に対し、体の開きを抑えながら左翼前へ運んだ。「インコースの真っすぐが来るかなと思ってたんですけど。うまく運べたので、良かったかなと思います」このヒットで自己最長の6試合連続安打。7回にも右前打を放ち、今季6度目のマルチ安打も記録した。結果を残し続ける20歳。巨人戦での初ヒットにも、塁上では淡々とベンチへ手を掲げた。岡田監督も「ちゃんと振ってるということやろ、強引にいかんとな、外のボールを逆らわんと」と評価する打撃。だが初見で相対した巨人主戦格の戸郷の変化球は「ヤバイなと思った」と振り返る、想像以上のキレ、落差だったという。1打席目はカウント2-2から落ちる変化球に対し、二ゴロで凡退。全て変化球で打ち取られた。「ボールを見る間を長くするっていうか、しっかり、高低自分で目つけしてやっていこうって、2打席目から行きました」。四球で出塁した2打席目を挟み、3打席目以降は見事に修正。3打席目はフォーク、4打席目は直球を捉え、いずれも追い込まれてからの3球目を捉えた。22年最多奪三振右腕でも、快音は止まらなかった。交流戦から1軍に招集され、6月6日楽天戦(楽天モバイルパーク)でプロ初安打をマーク。6月月間成績は打率3割5分8厘、出塁率は4割3分3厘と堂々の数字だ。前日6月29日の中日戦(甲子園)では、左腕松葉相手にも先発起用され安打を放つなど、日に日に存在感が高まる。「しっかり気持ちを切り替えて、もう1回頑張りたいなと思います」。若きスラッガーの勢いは、7月も止まらない。【波部俊之介】

◆巨人の伏兵がサヨナラ弾を放った。延長10回2死、代打で出場した岸田行倫捕手(26)が右中間席へ、3年ぶりのプロ2号で、今季7試合目のサヨナラ勝利をもたらした。原辰徳監督は「日頃の努力が実を結んだというかね。まあ、こう言ったら悪いけど伏兵がね、ああいう大きな仕事をしてくれた」と喜んだ。大城卓、小林との捕手争いを演じる中で、価値ある1発。「ゲームそのものは完全に向こうのペースというかね、我々が土俵際で踏ん張りながら、そういう状況の中、ああいう岸田という選手、うちの本当に伏兵的な人が活躍したのは大きいと思いますね」とうなずいた。代打に指名したが、本塁打は指揮官も予想していいなかった。「正直、そういうものではなかった。順番からするならば17名ベンチに入っていてね、15番目なのか、16番目なのかという選手。そこで大きな仕事をしてくれたというのは、スターティングメンバーの人たちにとっても、非常に大きな刺激になってくれると信じたいです」と、伝統の一戦を制しチームは貯金2に積み上げた。

◆阪神が痛恨のサヨナラ負けで2連勝を逃した。1-1で迎えた延長10回裏2死、4番手の加治屋蓮投手(31)が代打岸田に右越えサヨナラ弾を浴びた。先発復帰戦となった西純矢投手(21)が7回3安打1失点と好投したが、5月14日DeNA戦以来の3勝目はお預け。2位DeNAとの1・5ゲーム差は変わらずも、3位広島に2ゲーム差、4位巨人に4・5ゲーム差に迫られた。岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。-最後はこの球場の怖さが出た「いや、怖さというか...。球場は分かってるやん、ずっと。安心したんか、なんか知らんけどなあ。前の2人には、あんだけ低く低くいってんのに、なあ。そういうことやろうなあ」-西純は好投した「いや、そうやんか。まあ予定通りというか、いいピッチングをすると言うとったやんか」-悪かった時と比べて制球が良くなった「いや、ボールも走っとるしなあ、そら。まあ、投げたいところに投げれるようになっとったし、うん。最後はちょっとなあ。まあ、飛ばしとったからなあ。おーん。でも、まあ、あそこまで投げたら十分やろ」-監督の目から見ても春先の力強さが戻ってきた「うーん、まあ春先というか...キャンプ。春先ちゃうで、キャンプやで」-これからも先発で戦力になりそう「それは分からん。それは分からん。そんなことを言う必要はないやんか。そんなん、1回くらい良くても、今までどんだけ悪かったか。これを継続できるかやろ、結局な」-戸郷からチャンスをつくったが...「あと1本な。やっぱり最後、低めのボールをな、フォーク、スライダーを振るからな。あれを辛抱、もう1つ辛抱したらのう」-8回1死一塁での梅野ヒットエンドランは不運だった(一直)「まあ、それはしょうがない。それは」-低めを我慢できるかが打線のバロメーター「勝負どころでな、フォアボールは選んでたわけやんか。結局ランナーセカンドでスコアリングポジションに行った時に、そこでもうひと踏ん張りできるかどうかやな」-前川は技ありの安打「ちゃんと振ってるということやろ。強引にいかんとな。外のボールを逆らわんと」-月単位でいうと6月が終わった「あんまりええ月やなかったよな、そら」-今日は特に打撃の方が「いやいや、今日はそらおまえ、ええピッチャーやから。打撃もそんな悪いことないと思うよ。8本打ってるんやろ? だから言うてるやん、最後の詰めやって。セカンドにランナーいった時に。そこで、もう1つ選べたら言うてるやん。そういうことやん。チャンスは作れてたわけやからなあ、おーん。まあそんな、悪くないやろ。そら、ええピッチャーにそんな打たれへんって。点取れへんって。そんな」-ノイジーの大ファウルは惜しかった「いや、そんな(笑い)。あんなん、そんな惜しないよ(笑い)」

◆巨人岸田行倫捕手(26)のサヨナラ本塁打にSNSもざわつき、大盛り上がりだった。延長10回2死、阪神加冶屋の144キロカットボールを右翼席最前列に運んだ。プロ通算2本塁打目は、人生初のサヨナラ弾となった。伏兵の1発が試合を決め、SNSでは「岸田サヨ」がトレンド入り。「きっしゃんのサヨナラホームラン感動した」「盛り上げキャラとして頑張ってるの見てたから嬉しい」「まさかここで岸田がサヨナラホームラン打つとは思わなかったw」などの投稿が相次いだ。

◆巨人が伏兵のサヨナラ弾で、伝統の一戦を制した。プロ6年目の岸田行倫捕手(26)が延長10回2死、右中間へ代打サヨナラ本塁打をたたき込んだ。阪神戦での代打サヨナラ弾は11年高橋由伸以来、12年ぶり。捕手争いで大城卓、小林としのぎを削る"第3の男"にとって通算2本目のアーチは、同学年で27歳の誕生日を迎えた4番岡本和への祝砲にもなった。負ければ貯金消滅の危機だったチームは、今季7試合目のサヨナラ勝利を収め、上位争いに食らい付いた。岸田が耳打ちされた。「ホームランを狙ってこい」。同点の延長10回2死、代打出場に緊張で胸が高鳴る中、阿部ヘッド兼バッテリーコーチに言われた言葉が、言霊となった。阪神加治屋の2球目カットボール。ぐんぐん伸びて右中間席へ飛び込む3年ぶりのプロ2号が、野球人生初のサヨナラアーチとなった。ナインから水を全身に浴び「自分がめちゃくちゃ水用意してたんで、逆の立場になって不思議な感じ」と目尻を下げた。愛称は「きっしゃん」。円陣の声出し役ではギャグや小道具を使って「円陣番長」の名で定着したひょうきんな人柄の持ち主だが、昨年の開幕前には元木コーチからメガネなどの「小道具禁止令」を受けた。「野球でもっと目立っていきたい。今年はプレーで盛り上げたい」と視線はグラウンド上へ向いた。「表情にレギュラーの貫禄を出しなさい」。春季キャンプで原監督からハッパをかけられた。大城卓、小林らと争う6年目の今季、スタメンマスクはわずか2試合で、8打席目だった。出番が限られる中でも「チャンスは多くない。与えられた場所で力を発揮できるように準備している」と集中力を切らさなかった。試合中は目薬をいつも以上に何滴もさし、視界は良好だった。同学年の岡本和の誕生日を祝う一打になるとともに、連敗を3でストップし、チームの流れを変えた。「思った以上の結果になった。またこれからも頑張っていきたいと思います」。円陣番長がプレーでファンに笑顔を届ける。【小早川宗一郎】

◆阪神が今季2度目のサヨナラ負けで2連勝を逃した。1--1で迎えた延長10回2死、4番手の加治屋蓮投手(31)が巨人の代打岸田に右越えソロを浴びた。2位DeNAとの1・5ゲーム差は変わらずも、3位広島が2ゲーム差、4位巨人も4・5ゲーム差と迫る。シーズンを快調に滑り出した岡田虎だが、6月は8勝14敗1分けの借金6。さあ、7月からはツキも変わる。悪夢の1カ月とはサヨナラだ。歓声と悲鳴が交錯した。延長10回のマウンドに上がった加治屋が2死を奪い、打席にはプロ6年間で通算1本塁打の代打岸田。1ボールからの2球目だった。外角へのカットボールを逆方向にはじき飛ばされ、打球は右翼スタンドの最前列へ。巨人戦では11年高橋由伸に食らって以来、12年ぶりの代打サヨナラ被弾...。岡田監督は「安心したんか、なんか知らんけどなあ。前の2人にはあんだけ低く低くいってんのに。そういうことやろうなあ」と頭を抱えた。打線は初回の近本の先頭打者弾で好発進を決めたが、結果的に得点はソロ1発に終わった。今季すでに8勝の戸郷に8回までで8安打を浴びせ4度の得点機をつくったが、決定打が出なかった。指揮官は「あと1本な。やっぱり最後、低めボールをな、フォーク、スライダーを振るからな。あれを辛抱、もう1つ辛抱したら」と、つながりを欠いた打線を指摘した。同点の8回には1死から糸原が中前打でつなぎ、代走に熊谷を送った。勝負どころで打席に立った梅野がバスターエンドランを試みたが、打球は一塁手中田翔のグラブに吸い込まれ、スタートを切っていた熊谷も戻れず無念のゲッツー。チャンスが消滅した。指揮官も「まあそれはしょうがない、それは」と、責めることはなかった。2点目を奪うことはできなかったが、好投手相手に粘った打線に「ええピッチャーやからそんなに打撃も悪いことないと思うよ。8本、打ってるんやろ? 最後の詰めやっていう。セカンドにランナーいった時に」と説明。「ええピッチャーにそんな打たれへんって。点取れへんって」と冷静に振り返った。苦しんだ1カ月間を象徴するような6月最後のゲームだった。6月は8勝14敗1分けと大きく負け越した形となり、「あんまりええ月やなかったよな、そら」とぼやいた。2位DeNAも敗れたためゲーム差は1・5のままだが、気づけば3位広島も2ゲーム差まで接近してきた。7月こそは、岡田虎の強さを再び示す31日間にする。【古財稜明】阪神のサヨナラ負けは、6月8日楽天戦で湯浅が小深田に逆転本塁打を打たれて以来、今季2度目。巨人戦のサヨナラ負けは、15年9月23日に呉昇桓が寺内に中前打を許して以来、8年ぶり。サヨナラ本塁打は、13年8月29日に松田が長野に打たれて以来、10年ぶり。代打サヨナラ本塁打となると、11年10月12日に榎田が高橋由に打たれて以来、12年ぶりとなった。▽阪神加治屋(延長10回2死から岸田にサヨナラ弾を許し)「ここまでみんなが頑張ってつないでくれていたので、1発で終わらせて申し訳ないです」▽阪神桐敷(先発で5回まで3安打無失点と好投も6回に3安打を許し、自責は1ながら3失点)「追い込んでからのボールが何球か納得いかないボールがあったので、そこがまだまだ。先発なら6、7回の、球数が100球近くなるときにどれだけ丁寧に突けるか。それが次回の課題です」▽阪神高寺(同点に追いつかれた直後の9回裏にサヨナラ2ラン)「(球場が)甲子園だったので、よりうれしい。甲子園でのホームランは初めてです」

◆巨人・大勢投手(24)が右上肢のコンディション不良で出場選手登録を外れた。25日の広島戦(マツダ)のベンチ入りメンバーに名を連ねなかった守護神について原辰徳監督(64)は「疲労困憊(こんぱい)かな。少し時間を空けることがチームにとっても彼にとってもいいと考えた」と27、28日(秋田、盛岡)の東北遠征を回避していた。川崎市のジャイアンツ球場で行っていた残留練習ではノースローで調整。この日から1軍に再合流していた。右大腿二頭筋長頭肉離れ2度で離脱している正遊撃手の坂本に続き、今季14セーブを挙げている守護神も戦列を離れることとなった。

◆巨人のドラフト1位・浅野翔吾外野手(18)=高松商高=が1軍の試合前練習に参加した。本拠地での初めての練習は、アーリーワークから参加。3年目の中山らに練習の流れを教わりながら、緊張した面持ちで汗を流した。原監督や阿部ヘッドコーチらが見守る中で行ったフリー打撃では、57スイングで8本の柵越えを披露。「やっぱり練習の時は人も全然いないですし、自分の打った打球音とかが気持ち良かった」と振り返った。打撃練習では、左中間上段に飛び込む特大弾もあり、指揮官からは「スイングが強く振れるようになっている」と言葉をかけてもらったという。貴重な体験をしたホープは「環境が2軍よりも良いので、モチベーションになった。しっかり2軍でも練習して頑張っていきたい」と声を弾ませた。浅野とともに参加した18歳のデラクルーズは「緊張はしていなかったし、みんなが仲良くしてくれた。思い通りにはできた」と笑みを浮かべた。

◆両軍のスターティングメンバーが発表され、阪神は西純矢投手(21)が5月14日のDeNA戦(甲子園)以来、今季5度目の先発マウンドに上がる。前川右京外野手(20)が「3番・右翼」でプロ入り後初めて1軍で「伝統の一戦」に臨む。東京ドームでは通算2戦2勝と好相性の球場で今季3勝目を目指す。

◆阪神・伊藤将司投手(27)が先発予定の7月1日の巨人戦(東京ドーム)に向けてキャッチボールなどで調整した。昨年5月22日から巨人戦4連勝中の左腕は「イメージはいいので、しっかり一人ひとり抑えられたら」と気合を込めた。巨人戦は通算で9試合に登板(中継ぎ1試合)し、5勝3敗、防御率2・25で、昨季は3戦3勝、同0・38と圧倒的な成績を残した。今季も4月27日に甲子園で対戦し、9回完封で初勝利をマークしている。相手打線の印象について「やっぱりクリーンアップが一番怖いと思うので、その前にランナーを出さないようにしていけたら」と警戒。敵地・東京ドームでは昨年8月3日以来の登板で「(ボールが)少しに高めにいっただけで、上がったら怖い。ホームランになりやすいので。いつも通り低めに投げられるように」と意気込んだ。

◆阪神・近本光司外野手(28)が一回、先頭打者本塁打を放った。巨人の先発・戸郷の5球目直球を捉えると、打球はみるみる伸びて左中間スタンドの最前列に飛び込んだ。4月23日の中日戦(バンテリンドーム)以来となる今季2本目、通算では10本目の先頭打者アーチで、さっそくリードを奪った。

◆試合前のグラウンドで日本生命セ・パ交流戦の最優秀選手賞表彰が行われ、巨人・岡本和真内野手(27)が、念願の賞品「セカパカクッション」をゲットした。不動の4番は交流戦では12球団最多の8本塁打、19打点、同2位の打率・383をマークし、初の栄誉を手にしていた。MVP受賞が決まった際の記者会見では「セカパカクッションがすごく欲しかったので、それが一番うれしい。表彰式を楽しみに待ちたい」と、マスコットキャラクターのグッズを何よりの楽しみにしていただけに、表彰式でクッションを手渡されると満面の笑みがこぼれた。この日が27歳の誕生日でもあり、うれしいプレゼントとなったようだ。

◆阪神の先発・西純矢投手(21)は1ー0の四回に1失点を喫した。1死から秋広に粘られ、8球目を中堅に運ばれる二塁打を浴びた。続く4番・岡本は二飛に打ち取ったが、大城卓に投じた初球の外角直球を完璧に捉えられ、打球は右翼フェンスまで一直線。右前適時打で同点とされた。西純は5月14日のDeNA戦(甲子園)以来、今季5度目の先発マウンド。東京ドームでは通算2戦2勝と好相性の球場で三回まで1安打に抑えていたが、四回に捕まった。

◆阪神・西純矢投手(21)が7回、93球を投げ、3安打1失点で降板。先発の役割を果たした。「とにかくストライク先行で、テンポのいい投球をしていったら自然と長い回を投げていけるかなと思うので、そういうところを意識していきたい」登板前日の6月29日に意気込んでいた右腕は言葉通りのストライク先行の投球でアウトを積み重ねた。山場は1―0の四回に訪れた。1死で秋広に153キロ直球を右中間にはじき返されて二塁打。4番・岡本和はフォークで二飛に仕留めたが、大城卓に初球の真っすぐを狙われてフェンス直撃のタイムリーで同点に追いつかれたが、それ以外は成長を示した。高卒4年目の今季は開幕ローテをつかむも、4試合で2勝2敗、防御率5・59と調子が上がらず、5月中旬からは中継ぎに配置転換された。その後も1軍とファームを行き来し、交流戦明けに備えた先発ローテの再編の影響もあって再び2軍で先発調整していた右腕に再びチャンスが巡ってきた中で、勝ち投手にはなれなかったが、存在感を示した。

◆試合前、巨人に激震が走った。蓄積疲労を考慮して6月27、28日の東北遠征に同行せず、ノースロー調整を続けていた守護神の大勢が、右上肢のコンディション不良で出場選手登録を抹消された。右太もも裏の肉離れの坂本に続く主力の離脱。嫌な流れが漂う中で、両リーグトップの8勝をマークしている戸郷翔征投手(23)がマウンドに上がった。「チームが良い状態じゃないことはわかっている。そこ(流れ)を変えることが先発の役割だと思うので、良い方向に持っていければ」登板予定だった同27日のヤクルト戦(秋田)が雨天中止になったこともあり、中15日での登板。「ソワソワする」と話していた右腕は、立ち上がりを狙われた。一回にいきなり先頭の近本に左翼席に飛び込む先制ソロを被弾。その後も2死から連続四球と制球が乱れた。後続を仕留め、追加点こそ与えなかったが、一回から33球を要した。二回は2三振を奪い三者凡退。三回以降は毎回走者を背負いながらの投球が続いたが、決め球のフォークボール、スライダーを軸に要所を締めた。8回143球。「苦しいゲーム展開もあると思う。そこで踏ん張ることがチームにとっても良いこと」。8回8安打1失点の力投も、勝敗はつかなかった。今季最多に並ぶ143球で6奪三振3四球。1-1と同点の八回に代打を送られ、チームはその回に無得点だった。(樋口航)

◆4月27日以来の伝統の一戦は阪神にとって今季8度目の延長戦に突入した。1ー1で迎えた九回に登板した3番手の石井大智投手(25)がルイス・ブリンソン外野手(29)に左翼線への二塁打を浴び、秋広優人内野手(20)へは申告四球で迎えた無死一、二塁で、岡本和真内野手(27)を空振り三振、大城卓三捕手(30)を二ゴロ併殺に仕留めて、窮地を脱出した。打線は一回、近本光司外野手(28)の自身10本目となる初回先頭打者本塁打で先制するも、追加点を奪えず、延長戦に突入した。

◆阪神はサヨナラ負けを喫し、連勝を逃した。 先発した西純矢投手(21)は7回3安打1失点の力投を見せた。1―0の四回、2死二塁から大城卓に投じた初球の外角直球を完璧に捉えられ、打球は右翼フェンスまで一直線。右前適時打で同点とされたが、痛打はこの1本だけだった。5月14日のDeNA戦(甲子園)以来、今季5度目の先発マウンドで150キロ超の直球とフォークがさえ、五回以降は失点を許さず。勝ち星はつかなかったが、充実の投球となった。 打線は一回に近本光司外野手(28)が先頭打者本塁打。先発・戸郷の5球目直球を捉えて左中間スタンドの最前列に運んだ。今季2本目、通算10本目の先頭打者アーチは令和6000号と節目の一発にもなったが、二回以降は戸郷を打ち崩せなかった。 九回に3番手で石井が上がったが、先頭のブリンソンに三塁線を破る二塁打を浴び、秋広を申告敬遠して無死一、二塁。岡本を空振り三振、大城を二併に打ち取って無失点でピンチを脱した。十回は加治屋がマウンドに上がったが、2死走者なしから岸田にサヨナラ本塁打を浴びた。

◆巨人がサヨナラ勝ちで連敗を3で止めた。0―1の四回に大城卓の適時打で追い付き、延長十回2死走者なしから代打の岸田が3年ぶりの本塁打を放った。3番手の高梨が今季初勝利。阪神の得点は一回の近本の本塁打のみだった。

◆〝伏兵〟が決めた! 巨人・岸田行倫捕手(26)が延長十回に代打サヨナラ本塁打でチームの連敗を3で止めた。原辰徳監督(64)は試合後、興奮収まらぬ様子で「(岸田の)日頃の努力が実を結んだ。こう言ったら悪いですけど、伏兵が大きな仕事をしてくれた」と目を細めた。延長十回2死走者なしで起用された岸田は、阪神・鍛冶屋のカットボールを右翼席へ。今季はそれまで8試合の出場で7打数2安打だった控え捕手が今季1号、通算2号となる劇的アーチでヒーローになった。

◆阪神が今季2度目のサヨナラ負け。延長十回、4番手・加治屋蓮投手(31)が2死から岸田行倫捕手(26)に右越え本塁打を浴びて、試合が決まった。打線は一回、近本光司外野手(28)の自身10本目の初回先頭打者本塁打で先制するも、追加点が奪えなかった。西純矢投手(21)は7回1失点。延長戦は2連敗(4勝1分)となったチームは巨人戦の連勝が「4」で止まった。2位DeNAも敗れたため、1・5差のまま。一方で3位広島には2差に迫られた。岡田彰布監督(65)の主な一問一答は以下の通り(成績=40勝29敗2分、観衆=4万755人)。ーー最後はこの球場の怖さが「怖さというか...。球場はわかっているやん、ずっと。安心したんか、なんか知らんけどなあ。前の2人には、あんだけ低く低く行ってんのに。そういうことやろうなあ」ーー西純はいい投球「そうやんか。予定通りというか、いいピッチングをすると言うとったやんか」ーー悪かった時に比べて制球がよくなった「ボールも走っとるしなあ。投げたいところに投げれるようになっとった。最後はちょっとな。飛ばしとったからな。でも、あそこまで投げたら十分やろ」ーー監督から見ても春先の力強さが戻ってきた「春先というか、キャンプ、春先ちゃうで、キャンプやで」ーーこれからも先発「それはわからん。それはわからん。そんなことを言う必要はないやんか。そんなん、1回くらい良くても、今までどんだけ悪かったか。これを継続できるかやろ、結局な」ーー戸郷からチャンスを作ったが「あと1本な。やっぱり最後、低めボールをな。フォーク、スライダーを振るからな。あれを辛抱、もう一つ辛抱したらのう」ーーヒットエンドランは不運。正面を突いた(八回1死一塁で梅野のバスターエンドランが一直併殺)「まあそれはしょうがない、それは」ーー低めを我慢できるかが打線のバロメーター「勝負どころでな、フォアボールは選んでたわけやんか。結局ランナーセカンドでスコアリングポジションに行った時に、そこでもうひと踏ん張りできるかどうかやな」ーー前川は技あり(五回の左前打)「ちゃんと振ってるということやろ、強引に行かんとな、外のボールを逆らわんと」ーー月単位でいうと6月が終わった(8勝14敗1分)「あんまり、エエ月やなかったよな、そら」ーー今日は特に打撃の方が「今日はそらお前、エエピッチャーやから、そんなに打撃も悪いことないと思うよ。8本、打ってるんやろ? だから、言うてるやん、最後の詰めやっていう。セカンドに、ランナー行った時に。そこで、もうひとつ選べたら言うてるやん。そういうことやん。チャンスは作れてたわけやから。そんな、悪くないやろ。エエピッチャーにそんな打たれへんって。点取れへんって。そんな」ーーノイジーの当たりは切れたが惜しかった(左翼へのファウル)「そんな(笑いながら)、あんなん、そんな惜しないよ」

◆巨人・岸田行倫捕手(26)が、自分でもビックリの大仕事をやってのけた。延長十回2死走者なしから代打でサヨナラ本塁打。関西出身でムードメーカーの控え捕手は、「歓声が大きかったので、『え! 入った?!』って。九回にも(チームがサヨナラ勝ちの)チャンスがあって、自分がめちゃくちゃ(ウォーターシャワー用の)水を用意していたので、それが逆の(かけられる)立場になって不思議な感じですね」と喜んだ。打席に入る直前には阿部ヘッド兼バッテリーコーチから「ホームラン打ってこい! 狙ってこい」と笑顔で激励されたといい、通算2本目の今季1号で見事に期待に応えた。

◆現役時代は南海、西武に所属し、引退後は西武、ダイエー、阪神の3球団でヘッドコーチを務めたサンケイスポーツ専属評論家・黒田正宏氏(75)は四回2死二塁で大城卓三捕手(30)に浴びた同点二塁打の場面に言及。西純矢投手(21)、梅野隆太郎捕手(32)のバッテリーにピンチでの「初球の入り方」の再考を求めた。西純は久々の先発だったにもかかわらず、素晴らしい投球を見せてくれた。7回3安打1失点。「スミイチ」は投手にとって一番苦しい。1点を守らなければという思いがプレッシャーになる。さらに、あと一本が出ない拙攻の連続。過酷な条件の中でよく投げた。十分に合格点だ。ただワンランク上の投手に成長していくために、あえて指摘したい。それは同点打を浴びた場面だ。四回2死二塁で打席に大城卓。初球の真っすぐを痛打された。考えなくてはいけないのは、大城卓の、その前の打席。二回無死二塁から第1打席。初球の真っすぐを引っ張って一ゴロに倒れている。西純も、リードする梅野も、絶対に覚えていたはずだ。前の打席に初球から打ってきて、いい当たりをされている。ならば、一番気を付けなければいけないのは「初球の入り方」。たとえば、内角へ厳しくいく。たとえば、外へのボール球で様子を見る。考え方はいろいろあるが、まともにストライクゾーンから入ってしまったのは悔やまれる。たった1球とはいえ、この失敗は絶対に次に生かしてもらいたい。打ち取る球も大事だが、ピンチでの「入り方」は細心の注意を払わなければいけない。西純の成長を期待したい。

◆巨人・岸田行倫捕手(26)が延長十回に代打サヨナラ本塁打でチームの連敗を3で止めた。8勝でハーラートップを走る戸郷翔征投手(23)は今季自己最多に並ぶ143球を投げ、8回1失点と力投したが、勝敗はつかなかった。?巨人-阪神は一回表に阪神・近本の先頭打者本塁打で始まり、延長十回に巨人・岸田のサヨナラ本塁打で決着。同一試合で初回表先頭打者弾とサヨナラ弾が出たのは、昨年5月25日のヤクルト-日本ハム(先頭打者弾=日本ハム・松本剛→サヨナラ弾=山崎)以来、史上30度目。巨人-阪神に限れば、1994年6月28日(先頭打者弾=阪神・亀山努→サヨナラ弾=元木大介)以来29年ぶり。?巨人の代打サヨナラ弾は2021年3月26日の亀井善行(7-7の九回にソロ、対DeNA)以来2年ぶり15人目(17本目)。捕手が代打でサヨナラ弾を放ったのは、94年9月17日の大久保博元(4-4の九回に2ラン、対阪神)以来29年ぶり2人目。?サヨナラ勝ちは6月16日の楽天戦(3-5の九回に坂本の3ラン)以来、今季7度目。シーズン7度は15年以来8年ぶり。チーム70試合目までに7度以上記録したのは、68年(10度)以来55年ぶり。

◆石井が同点の九回に登板し、二塁打と申告敬遠で無死一、二塁のピンチを背負うも、岡本和をフォークで空振り三振に。大城卓は得意球のシンカーで二ゴロ併殺に打ちとった。「言い方は合っているか、わからないが、胸を借りるつもりで、向かっていく気持ちで投げた結果がよかったと思う」。これで3試合連続無失点。クローザーの湯浅が不振で2軍に降格している中、3年目右腕が存在感を増しつつある。

◆自信と力強さを取り戻して1軍のマウンドに帰ってきた。岡田監督から「問題児」と呼ばれたあの頃の姿はもうない。春先の苦難を乗り越え、たくましくなった阪神・西純矢投手(21)が快投を披露し、敗戦の中で光明となった。「テンポよく投げられてよかった。真っすぐをしっかり投げられたので、この結果につながったのかなと思う」序盤から勢いのある直球で強気に押した。二回に2死三塁で迎えた丸への3球目で自己最速を更新する155キロを計測。フォークで遊ゴロに打ち取って危機を脱した。しかし、1―0の四回2死二塁で大城卓に初球の甘く入った直球をとらえられ、右翼フェンス直撃の同点打にされた。五回以降は修正し、7回3安打1失点で降板。投球内容に手応えをにじませつつも「あの大城さんの場面は防げた失点だった。防げていたら、こういう展開になっていなかったのかなと思う」と反省も忘れなかった。白星はつかなかったものの、復調の兆しを感じさせた右腕に岡田監督は「ボールも走っとるしなぁ。投げたいところに投げられるようになっとった」と評価した一方で「1回くらい良くても、今までどんだけ悪かったか。これを継続できるかやろ、結局な」と次回以降の投球で真価が試されるという見解を示した。

◆神撃の7月にする! 阪神は巨人に延長十回、1-2で今季2度目のサヨナラ負けを喫した。近本光司外野手(28)は初回先頭打者アーチ。通算10度目は吉田義男を抜き球団単独5位となった。これが令和6000号のメモリアル弾。6月の打撃不振とともにチームは失速し、2位DeNAとは1・5ゲーム差だが、月も変わった。ここから打線を盛り上げていく!V時回復を予感させるメモリアルなアーチで、6月を締めた。近本が悔しすぎるサヨナラ負けを喫した一戦で、自身通算10本目となる初回先頭打者弾で意地をみせた。今季の開幕ダッシュを引っ張ってきた男が、苦しんだ初夏を乗り越え、7月の再進撃の先頭を走る。「フォアボールは絶対嫌だと思った。先頭なので。何がストライク来るかな、ストライク取りに来るかな、と。あの方向へのバッティングも考えていなかったですけど、逆方向のホームランを打ったのはいつぶりやろ」敗戦後のベンチ裏の通路では淡々と自身の打撃を振り返ったが、試合開始からいきなり見せ場を作り、最後まで1点を争う僅差の展開を演出した。0-0の一回先頭で巨人先発・戸郷と向き合い、カウント3-1から外角高め147キロ直球をガツンと捉えて左中間席まで白球を運び去った。

◆8番を務める木浪も状態を上げてきた。2戦連続の複数安打で打率・294に伸ばし、チームトップに立った。四回2死で戸郷から中前打を放ち、六回2死では直球を捉えて左翼へ二塁打。いずれも2死からのHランプに「自分で終わらなかったことが、次に1番から(の打順)という、いい流れというか、そういうことができている。継続していきたい」とうなずいた。

◆1-1で迎えた延長十回に4番手で登板した阪神・加治屋蓮投手(31)が2死から代打・岸田に右翼へ今季初アーチとなるサヨナラ弾を浴び、今季2敗目を喫した。「みんなで頑張ってつないでくれていたので、一発で終わらせて申し訳ない」。中田翔を投ゴロ、丸を遊ゴロに抑えた直後、高めのカットボールを被弾。岡田監督は「安心したんか、なんか知らんけどなぁ。前の2人には、あんだけ低く低くいってんのに」と首をかしげるしかなかった。

◆控え捕手の「伏兵」がサヨナラ弾!! セ・リーグ4位の巨人は30日、阪神9回戦(東京ドーム)に延長十回の末、2-1でサヨナラ勝利し、連敗を3で止めた。プロ6年目の岸田行倫捕手(26)が、2死無走者から代打で通算2本塁打目となる劇的アーチ。初回先頭打者弾で始まった伝統の一戦は、サヨナラ弾での幕切れとなった。ヒーローにかけるために用意したペットボトルの水をかぶったのは、まさかの自分だった。岸田が本塁ベースを踏むと、ナインが放つウオーターシャワーが乱れ飛んだ。通算2本塁打目は人生初のサヨナラ弾になった。「歓声が大きかったので『え! 入った?!』と。九回に(サヨナラの)チャンスがあって、自分がめちゃくちゃ(ウオーターシャワーの)水を用意していた。それが逆の立場になって不思議な感じ」九回無死一、二塁のサヨナラ機を逃して迎えた延長十回。2死走者なしで代打起用された「伏兵」は阿部ヘッドコーチに「本塁打を打ってこい」と送り出され「しっかり自分のスイングをしようと思った」。加治屋の2球目、144キロの変化球を逆らわずはじき返し、右翼席最前列へと運んだ。報徳学園高から大阪ガスを経て入団6年目の控え捕手は、兵庫出身の明るい男。盛り上げ上手で試合前の円陣の音頭を取る〝円陣番長〟は、今季9試合目の出場だった。8打席目で劇的アーチが飛び出し、原監督は「17人ベンチに入っていて、15、16番目という選手。日頃の努力が実を結んだ。こう言ったら悪いけど、『伏兵』が大きな仕事をしてくれた」と目を細めた。

◆阪神・前川右京外野手(20)が初めて臨んだ巨人戦で躍動した。五回の第3打席で戸郷のフォークをすくい上げ、技ありの左前打。七回には直球を振り抜いて鋭く一、二塁間を破った。「1打席目、立ったときにやばいなと思ったので、球筋とか。ボールを見る間を長くするというか、しっかり高低を目付してやっていこうと」。修正力を生かして侍ジャパン右腕から2安打。6試合連続安打で打率も・322まで伸ばした。一方で複数安打は得点に結びつかず敗戦。「気持ちを切り替えて、もう一回頑張りたい」と誓った。

◆初回先頭打者ホームランは「魔物」だ-。そう教えてくれたのは、プロ野球史上屈指のスイッチヒッター、松永浩美。阪神時代の1993年8月のヤクルト戦(神宮)で、3試合連続初回先頭打者ホームランを放った。いま振り返っても、とんでもない偉業だ。「一回に1番がホームランを打つだろう。誰もがチームは勢いがついたと言う。でも、簡単に点が入ってしまって、『きょうは楽勝だ』と油断してしまうケースが多い。俺の経験でいえば、初回先頭打者のホームランを打っても、それほど勝ってない気がする」後日、大偉業の3試合を振り返ってもらったとき、そんな話をしていたのを思い出した。プレーヤーも、見ている人も、勘違いさせてしまう「魔物」だというのだ。実際、快挙を達成した3連戦は1勝2敗で負け越した。しかも、その3試合目に松永は試合中に故障して、長期離脱してしまう。「魔物」という表現は、あながち大げさではないのかも。近本が一回にいきなりドカン。「きょうは難敵・戸郷を粉砕できるぞ!」と安易に考えてしまった阪神ファンは多いのでは。虎ソナも同じでした。1点は先制したが、追加点が奪えず、同点に追いつかれ、延長に突入して、あぁサヨナラ弾...。最初と最後がホームランの試合だった。同じソロでも、最後にホームランを打った方が勝つのは、野球の常識だ。悔しいけれど、ガッカリの1敗だった。朝から大谷(エンゼルス)のホームラン、夕刻は球宴の選手間投票の発表、そしてナイターは延長戦。大忙しだった当番デスク・阿部祐亮が現場記者に連絡メールを送っていた。

◆両チームとも好機を生かせず、勝敗がどちらに転んでもおかしくない状況で、戸郷の粘りが巨人を勝利に導いた。中15日ということで一、二回は制球に苦しんでいたが、徐々に本来の姿を取り戻した。今どき、143球も投げる投手は珍しい。五回を投げ終えた時点で104球。何とか戸郷に白星をつけたい、エースで連敗を止めるのだという原監督の思いを感じた。試合前には大勢が出場選手登録を外れた。抑え投手が不在になると救援陣の起用方法が難しく、監督は先発投手の投球回を予定より1イニング伸ばすパターンが多い。3連戦の初戦でもあったので、戸郷が八回まで投げ切ったことは非常に大きい。最後は想像を超えるような形で決着がついた。こういった勝利はチームが浮上するきっかけになる。戸郷の熱投も含めて価値のある勝利となった。1日の巨人の先発は菅野。戸郷の姿を見て燃えないわけがない。ベテランの投球が楽しみだ。(サンケイスポーツ専属評論家)

◆牙をむいたれよ、猛虎打線!! 追い詰められたら尻尾を巻いてビクビクしとったら、目指している〝アレ〟なんて絵に描いた餅やでェ!!ええかァ、ワシが牙のむき方、見せたるわ!という岡田はんの心の叫びが聞こえてくるような采配だった。1-1の九回無死二塁。サヨナラ負けのピンチで全国のプロ野球ファンが「オーッ!?」と声を上げた(?)秋広を申告敬遠で歩かせた後、4番・岡本和との勝負を指示!!ク~ッ、思い出したねぇ。2005年、岡田はんが「第1回アレ」を達成した9月7日のナゴヤドーム。大ピンチの場面で自らマウンドへ向かってJFKの一人、久保田に「打たれろ! メチャクチャやったれ!!」と言い放った、阪神の歴史に残る名言! 久保田が抑えて中村豊の決勝アーチが飛び出し、岡田はんのアレが見えたのだった(懐かしいなぁ~)。その再現や!! 石井が岡本和を三振、大城をゲッツーに仕留め、牙を見せたでェ!! それなのに...。その熱い思いに牙をむけない打線...。悔しいけど、戸郷と心中だとばかりに143球を投げさせた巨人の原さんに、虎の牙が見えちまったぜー!! クソー!!

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
40292 0.580
(↓0.008)
-
(-)
72273
(+1)
216
(+2)
35
(+1)
39
(-)
0.241
(↓0.001)
2.800
(↑0.02)
2
(-)
DeNA
38301 0.559
(↓0.008)
1.5
(-)
74276
(+1)
245
(+2)
52
(-)
16
(+1)
0.260
(-)
3.360
(↑0.02)
3
(-)
広島
39320 0.549
(↑0.006)
2
(↑1)
72257
(+8)
247
(-)
47
(+2)
35
(-)
0.249
(↑0.001)
3.170
(↑0.05)
4
(-)
巨人
36340 0.514
(↑0.007)
4.5
(↑1)
73259
(+2)
266
(+1)
80
(+1)
21
(-)
0.253
(↓0.002)
3.710
(↑0.05)
5
(-)
中日
28421 0.400
(↑0.009)
12.5
(↑1)
72194
(+2)
235
(+1)
30
(-)
22
(-)
0.236
(↓0.001)
2.900
(↑0.03)
6
(-)
ヤクルト
26422 0.382
(↓0.006)
13.5
(-)
73241
(-)
276
(+8)
59
(-)
33
(-)
0.233
(↓0.001)
3.730
(↓0.06)