DeNA(★1対2☆)中日 =リーグ戦9回戦(2023.06.30)・横浜スタジアム=
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中日
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DeNA
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勝利投手:清水 達也(2勝1敗0S)
(セーブ:マルティネス(1勝1敗18S))
敗戦投手:伊勢 大夢(2勝2敗1S)
  DAZN
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◆中日が逆転勝ち。中日は1点ビハインドの8回表、2死二塁の好機から代打・宇佐見が適時二塁打を放ち、試合を振り出しに戻す。続く9回には高橋周の適時二塁打が飛び出し、勝ち越しに成功した。投げては、先発・小笠原が7回1失点の力投。敗れたDeNAは、2番手・伊勢が誤算だった。

◆DeNA三浦大輔監督(49)が、中日3連戦で開催されるスペシャルイベント「ポケモンボールパーク ヨコハマ」でのポケモンとのコラボを歓迎した。中日戦の試合前取材に応じ「いいと思います。いろいろ、こういう企画でね、いつもと違った気持ちで今日の試合、練習とかできるんで良かったなと思います」と笑顔で話した。チームはリーグ戦再開の阪神戦で3連勝を飾ったが、前回カードの広島戦で3連敗。「タイミング的にもね、連敗して、戻ってきて、気分的にもいつもと違う中で、ヘルメットもそうでし、帽子も被ってやるのもいいきっかけにしたいと思います」と話した。選手、首脳陣は「ピカチュウヘルメット」や「ピカチュウキャップ」を着用した上で試合に臨む予定で、三浦監督も試合前練習でヘルメットを着用する姿も見られた。ピカチュウも来場予定で、BAYガーデンステージやYデッキ内でのグリーティング、試合前セレモニーやイニング間イベントなど各所に登場する。三浦監督は「発表になってから、いろんな知り合いの方から連絡がありましたよ。ポケモンとコラボするの? って。いいなぁって連絡はいただいた。コラボっていうことで、思い切ったことをやりながら、ファンの人たちにも喜んでもらえればいいと思います。交流ですよね。DeNAファンはピカチュウに興味を持ってもらえればいいと思いますし、ピカチュウファンの方がDeNAに興味を持ってくれればいいと思います」と好意的に捉えた。

◆DeNAが、中日3連戦で開催されるスペシャルイベント「ポケモンボールパーク ヨコハマ」を受け、グッズを販売する「BAYSTORE」も大行列で注目度の高さをうかがわせた。この日から販売が開始されたポケモンコラボグッズが目当てとみられ、オンラインショップでも次々に売り切れた。ポケモンとのコラボについて、三浦大輔監督は「思い切ったことをやりながら、ファンの人たちにも喜んでもらえればいいと思います。交流ですよね。DeNAファンはピカチュウに興味を持ってもらえればいいと思いますし、ピカチュウファンの方がDeNAに興味を持ってくれればいいと思います」と笑顔で歓迎した。

◆DeNA森敬斗内野手(21)が30日、出場選手登録を抹消された。14日の日本ハム戦(横浜)から再昇格し、5試合に出場し、6打数1安打だった。投手では、三嶋一輝投手(33)が抹消された。今季は昨年8月に受けた国指定の難病「黄色靱帯(じんたい)骨化症」の手術から復活。25試合に登板し、3勝1敗、防御率3・98だった。4月26日のヤクルト戦で355日ぶりの白星を挙げ、翌27日の同戦で2勝目。29日の中日戦でも3勝目を挙げ、わずか4日間で3勝をマークした。代わって、知野、田中がこの日の中日戦から1軍に昇格した。

◆DeNA-中日戦が行われる横浜スタジアムに、ポケモンのキャラクターが集結した。スタメン発表前には、グラウンドにDB・スターマン、DB・キララとともに「ピカチュウ」、「クワッス」、「ホゲータ」、「ニャオハ」が登場した。試合開始前には、ポケモンのバトルBGMなどが流れ、ポケモンファンにとっては、最高の演出が行われた。

◆DeNAが、中日3連戦でのスペシャルイベント「ポケモンボールパーク ヨコハマ」開催を前に、試合前にオープニングセレモニーを実施した。中堅バックスクリーンから、10体のピカチュウが一斉に登場。かわいく歩きながら、グラウンドに現れ、オープニングセレモニーに参加した。首都圏近郊の現役音大生・OB有志によるゲーム音楽を専門に演奏する吹奏楽団「洗足ゲーム音楽ブラス」による『ポケットモンスタースカーレット・バイオレット』のゲーム音楽の生演奏に合わせ、ピカチュウと「diana(ディアーナ)」、マスコットがダンスショーを行った。

◆「1番右翼」で出場したDeNA関根大気外野手(28)が、チームの先陣を切って、「ピカチュウヘルメット」で打席に立った。打席に入る直前、中堅の大型ビジョンに「ピカチュウヘルメット」をかぶった関根がアップで映し出されるとスタンドが沸いた。ツイッターでは「おもろい」、「かわいい」など多くの意見が寄せられ、反響の大きさを示すように「ピカチュウヘルメット」がトレンド入りした。

◆ポケモンのキャラクター「ゼラオラ」と「DB・スターマン」が、DeNA-中日戦で「ハマスタバトル」ガチンコリレー対決の第1走者を務めた。オフィシャルパフォーマンスチーム「diana(ディアーナ)」とファンが3人でリレー対決するイベント。特別企画として、「ゼラオラ」と「DB・スターマン」が登場した。第2走者以降は、通常通りにファンとディアーナが走者を務め、ディアーナが勝利を飾った。この日は、スペシャルイベント「ポケモンボールパーク ヨコハマ」が開催され、イニング間イベントにもポケモンのキャラクターが登場する。

◆DeNA恒例のダンスイベント「ハッピースター☆ダンス」で、ピカチュウとオフィシャルパフォーマンスチーム「diana(ディアーナ)」がダンスを披露した。中日3連戦では、スペシャルイベント「ポケモンボールパーク ヨコハマ」を開催。スタンドのファンとともに、グラウンド上で10匹のピカチュウとディアーナが踊った。かわいらしく、レアすぎるコラボに、スタンドも大きく盛り上がった。

◆DeNAが、試合前時点で6勝2敗と好相性だった中日に敗れ、今季4度目の4連敗を喫した。1点リードの8回に今永が、代打宇佐見に同点の適時二塁打を浴び、同点の9回には2番手伊勢が高橋周平に勝ち越しの適時二塁打を浴びた。打線は中日小笠原から4回に戸柱の三ゴロの間に先制したが、あと1本が出ず、1得点に終わった。この日はスペシャルイベント「ポケモンボールパーク ヨコハマ」が開催され、ピカチュウやホゲータ、クワッス、ニャオハらポケモンのキャラクターも来場したが、勝利を届けられなかった。

◆中日宇佐見真吾捕手(30)が代打で大仕事をした。1点を追う8回2死二塁で登場し、DeNA今永から左中間へ同点二塁打。「点が取れない投手なので、抜けてくれと思った」。チームにとって今永から37イニングぶりの得点で逆転勝利の足掛かりを作った。宇佐見自身も、日本ハム時代の昨季、先発マスクをかぶって今永にノーヒットノーランを許した雪辱も果たした。移籍後、これで9打数6安打と、バットで存在感を放っている。

◆中日は一夜で自力優勝の可能性が復活した。36イニング無得点だった今永から8回に代打宇佐見真吾捕手が同点打。9回に高橋周平内野手の勝ち越し二塁打で逃げ切った。昨季3勝止まりの敵地横浜で今季3戦目で初勝利。立浪監督は「小笠原が1点で抑えてこういう結果になった。ここでも去年なかなか勝てなかったので1つでも勝っていければ。それ(自力V復活)よりも、借金を少しでも返せるようにしたい」と話した。▽中日高橋周(9回、決勝の適時二塁打) 風が吹いていたので、何とかフェンスに届いてくれと走った。▽中日小笠原(7回6安打1失点も白星つかず) 粘りきれませんでした。▽中日マルティネス(単独首位18セーブ目。防御率0・00を維持) セーブは意識していない。チームに貢献できるように頑張りたい。

◆中日が苦手今永を攻略、1日で自力優勝の可能性を復活させた。1点を追う8回2死二塁で左腕今永に対し、代打で起用したのは今月日本ハムからトレード移籍してきた左打者の宇佐見真吾捕手(30)だった。カウント2ボール1ストライクからの4球目の140キロカットボールを見逃さなかった。左中間を抜ける同点適時二塁打で、チームにとっては今永から37イニングぶりの得点で試合を振り出しに戻した。これで勢いに乗り、9回には高橋周が決勝打を放ち、敵地3連戦初戦を取った。「(今永は)真っすぐが速い。点が取れない投手で真っすぐのタイミングで来た球を打った。抜けてくれと思いました」と宇佐見。日本ハム時代の昨年6月7日のDeNA戦(札幌ドーム)で先発マスクをかぶり、目前でノーヒットノーランを許した。自らのバットで苦い思い出も払拭した。采配的中の立浪監督も表情を緩めた。「左投手ですが、宇佐見を代打で考えていた。よく打ってくれた」としてやったりの表情。宇佐見は中日に移籍後、9打数6安打と打撃が光る。指揮官は「移籍してきた時は、ちょっと(フォームが)忙しかったが、ゆっくり球を見られるようになった。バットの出方がいいからヒットになる。(代打が)1枚加わって期待はしている。先発もあるし、代打の切り札もやってもらいたい」と説明。2度引きするスイングを修正して結果につなげた。「小笠原が1点で抑えてこういう結果になった。ここ(横浜)でも、去年なかなか勝てなかった(3勝8敗1分)。1つでも勝っていければいい。それ(自力V再点灯)よりも、やっぱり借金をちょっとでも返せるように、頑張っていかないといけない」。投打の粘りが呼び込んだ勝利を立浪監督は、素直に喜んだ。【伊東大介】

◆DeNAが、中日から白星をゲットできず、今季4度目の4連敗で3位広島に0・5ゲーム差に迫られた。1点リードの8回に今永が、代打宇佐見に同点の適時二塁打、同点の9回には2番手伊勢が高橋周に決勝の適時二塁打を浴びた。打線が4回に先制したが、追加点を奪えず、三浦監督は「先に先制できたが、その後追加点が取れずに苦しい展開になってしまった」と肩を落とした。この日はスペシャルイベント「ポケモンボールパーク ヨコハマ」を開催。ピカチュウなども来場し、「ピカチュウヘルメット」で臨んだが、勝利を届けられず。大和が4安打と気を吐き、今季初スタメンの知野が初安打など、中日を上回る8安打を放ったが、"こうかばつぐん"な適時打はなかった。1日の先発は6勝目を目指すバウアー。「ポケモンの大ファンであること、このように野球と文化をつなげようとすることに対しても大ファンなので、本当に最高です」と、連敗ストップへ意気込んだ。▽DeNA今永(8回1失点の好投も勝敗つかず)「状態としては良くも、悪くもなかったです。宇佐見選手に打たれた後、逆転を許さなかったことは次回登板につながると思います」

◆DeNAのトレバー・バウアー投手(32)が7月1日の中日戦(横浜)に中5日で先発する。ポケモン好きの右腕は、3連戦でのスペシャルイベントに「最高です」と喜びを隠せなかった。6月は4戦4勝で、30回1/3を投げ38奪三振、防御率2・08。7月最初の登板で自身5連勝を狙う。

◆黄梅の雨が落ちる横浜スタジアムがポケモンコロシアムと化した。DeNAは中日3連戦で「ポケモンボールパーク ヨコハマ」を開催。人気キャラクターのピカチュウが試合前セレモニーで大量発生するなど、青に染まるスタンドに、ツンととがったピカチュウの黄色い耳が映えた。「いつもと違った気持ちで臨める。連敗して戻ってきて気分的にもイベントで違ってくると思う。いいきっかけにしたいと思います」三浦監督は前例のない試みのイベントを歓迎した。青を基調とし、両脇にピカチュウカラーの黄色が配色された練習用Tシャツを指揮官も着用。胸元にはピカチュウのシルエット、背中の下部にはピカチュウのギザギザ尻尾がデザインされた。試合ではピカチュウの似顔絵がプリントされたヘルメットや、尻尾がデザインされたキャップを選手が着用。佐野は打撃用手袋、肘当て、レガーズをイエローで統一。全身ピカチュウコーデで、打席に入った。場外コンコースには記念撮影ができる特設ブースが設置され、来場者にはピカチュウサンバイザーが配布された。スタメン発表や試合中のビジョンもポケモン仕様。選手紹介動画に、選手がパートナーとしたいポケモンと登場するなどさまざまな工夫で彩られた。前カードの広島戦(マツダ)では3連敗。好相性の本拠地で首位浮上を狙う。(横山尚杜)

◆中日が終盤に逆転勝ち。0―1の八回に代打・宇佐見の適時二塁打で追い付くと、九回に高橋周の適時二塁打で勝ち越した。小笠原が7回を1失点と試合をつくり、2番手の清水が2勝目。DeNAは打線がつながらず4連敗を喫した。

◆DeNAの大和が2018年以来の4安打をマークした。二回に左腕の小笠原から左前打を放つと、四回は無死二塁から変化球を右前に落として好機を広げ、先制点につなげた。六回は引っ張って三塁手のグラブをはじき、八回は中前に4本目を運んだ。今季は同じ遊撃手の京田が加入。「 チーム内で競争できればもっと強くなれる」と35歳になっても向上心は衰えない。 これで4試合連続安打と、ベテランが存在感を増してきた。

◆DeNAは打線が振るわず、逆転負けを喫した。二回に1死一、三塁から無得点に終わると、四回は無死一、三塁から戸柱の三ゴロによる1点止まり。相手を上回る8安打を放ちながら好機を生かせず、三浦監督は「追加点が取れなかった」と嘆くしかなかった。広島に敵地で3連敗した悪い流れは本拠地に戻っても変わらず、3位の広島に0・5ゲーム差に迫られた。監督は「何か一つきっかけにして止めないと」と奮起を求めた。

◆好調の左打者、中日・宇佐見が代打で同点打を放った。八回2死二塁で起用され、左の今永の直球を捉えて左中間に適時二塁打。「チャンスで回してもらえた打席。一本出たのが良かった」と胸をなで下ろした。日本ハムから加入し、6月29日の阪神戦では初めて先発出場して3安打をマーク。バットでアピールし「使ってもらえることに感謝したい」と謙虚に話した。

◆DeNAは、30日からの中日3連戦(横浜)でポケモンバトルの世界大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス2023」が横浜で開かれることを記念した特別イベント「ポケモンボールパーク ヨコハマ」を開催。選手や首脳陣が「ピカチュウヘルメット&キャップ」を着用して試合に臨み、選手紹介など球場演出もポケモン仕様となった。試合前のセレモニーでは〝大量発生〟した10体のピカチュウがダンスを披露。来場者にピカチュウサンバイザーが配布され、撮影ブースやグッズ売り場には長蛇の列ができた。三浦監督は「喜んでもらえれば」とファンの熱気を歓迎した。

◆DeNAは終盤に逆転を許し、4連敗。広島に敵地で3連敗した悪い流れを本拠地に戻っても変えられず、3位の広島に0・5ゲーム差に迫られた。三浦大輔監督(49)の声のトーンは沈んでいた。「しんどい展開を我慢強く、よく粘ったと思います。先制はできたけど、その後の追加点が取れずに今永が我慢の投球になってしまった」好投を続けていた今永が八回、宇佐見に適時二塁打を浴びて追い付かれると、同点の九回は伊勢が高橋周に左越えの決勝二塁打を浴びた。昨季、71試合に登板した伊勢は6月に計7回?を投げて6失点。それでも指揮官は「ずっと抑えられるわけじゃない。四球の走者がよくなかった」と指摘した。打線は二回に1死一、三塁から無得点に終わると、四回は無死一、三塁から戸柱の三ゴロによる1点止まり。相手を上回る8安打を放ちながら好機を生かせなかった。セ・リーグ打率トップの宮崎が6月28日の広島戦で右脚の張りを訴えてから先発を外れ、九回に代打で出場したが空振り三振だった。交流戦で初優勝し、リーグ戦が再開した同23-25日の阪神3連戦で3連勝。25日に首位に立ったが、その後は白星がない。「何か一つきっかけにして(連敗を)止めないと」と三浦監督。7月の初戦は、4連勝中のバウアーに連敗ストップを託す。(横山尚杜)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
40292 0.580
(↓0.008)
-
(-)
72273
(+1)
216
(+2)
35
(+1)
39
(-)
0.241
(↓0.001)
2.800
(↑0.02)
2
(-)
DeNA
38301 0.559
(↓0.008)
1.5
(-)
74276
(+1)
245
(+2)
52
(-)
16
(+1)
0.260
(-)
3.360
(↑0.02)
3
(-)
広島
39320 0.549
(↑0.006)
2
(↑1)
72257
(+8)
247
(-)
47
(+2)
35
(-)
0.249
(↑0.001)
3.170
(↑0.05)
4
(-)
巨人
36340 0.514
(↑0.007)
4.5
(↑1)
73259
(+2)
266
(+1)
80
(+1)
21
(-)
0.253
(↓0.002)
3.710
(↑0.05)
5
(-)
中日
28421 0.400
(↑0.009)
12.5
(↑1)
72194
(+2)
235
(+1)
30
(-)
22
(-)
0.236
(↓0.001)
2.900
(↑0.03)
6
(-)
ヤクルト
26422 0.382
(↓0.006)
13.5
(-)
73241
(-)
276
(+8)
59
(-)
33
(-)
0.233
(↓0.001)
3.730
(↓0.06)