阪神(☆11対3★)中日 =リーグ戦10回戦(2023.06.27)・阪神甲子園球場=
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中日
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阪神
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勝利投手:西 勇輝(5勝4敗0S)
敗戦投手:柳 裕也(2勝5敗0S)

本塁打
【中日】細川 成也(10号・4回表2ラン)
【阪神】大山 悠輔(9号・3回裏2ラン)

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◆阪神が連敗を5で止めた。阪神は3回裏、大山に2ランが飛び出すなど、打者一巡の攻撃で5点を先制する。2点差に迫られて迎えた5回には、木浪の適時打などで3点を挙げ、相手を突き放した。投げては、先発・西勇が今季5勝目。敗れた中日は、投手陣が精彩を欠いた。

◆甲子園球場で開催する阪神-中日戦は西勇輝と柳裕也が先発する。西勇は中日戦通算7勝9敗だが、甲子園球場の中日戦は5勝0敗。阪神へ移籍後は、リーグ戦では中日戦だけ本拠地で黒星を喫していない。対する柳は阪神戦は通算6勝11敗。特に甲子園球場での阪神戦と相性が悪く、同球場では19年9月29日から6連敗中と白星から遠ざかっている。甲子園球場で対照的な成績を残す両投手だが、今日はどちらに軍配が上がるか。

◆阪神熊谷敬宥内野手(27)が、1軍の試合前練習に合流した。6年目の今季は腰の張りで開幕1軍を逃したが、1軍本体には同行。特例2023で出場選手登録を外れた渡辺諒の代替選手として4月7日に出場選手登録され、同13日に登録を抹消されて以来、約2カ月半ぶりの1軍復帰となった。内外野を守れる好守と俊足が売りで、2軍では主に二塁と代走で出場していた。25日に登録を抹消された佐藤輝に代わり、昇格した形となった。

◆今季最長となる5連敗中の2位阪神が1、2番を「定位置」に据えた。25日DeNA戦(横浜)では1番中野拓夢内野手(26)、2番近本光司外野手(28)の形を今季初めて試したが、この日は元の1番近本、2番中野に戻した。近本は6月の打率1割8分2厘と低空飛行。2試合ぶりに1番を務め、復調なるか。2軍調整中の佐藤輝明内野手(24)に代わり、5番にはヨハン・ミエセス外野手(27)。三塁には糸原健斗内野手(30)が入った。先発は前回登板から中12日で臨む西勇輝投手(32)が務める。

◆/チカナカしか勝たん?\下位打線で作ったチャンス近本光司、中野拓夢など上位で返す理想の形で勢いをもたらす?#プロ野球(2023/6/27)??阪神×中日??Live on DAZN#DAZNプロ野球#hanshin pic.twitter.com/QvGvzOTHfi

◆阪神4番の大山悠輔内野手(28)が9号2ランで中日を突き放した。3点リードの3回2死一塁、中日柳の143キロ直球を強振。左翼席へ126メートル弾を運んだ。チームは試合前時点で5連敗中だったが、4番の一振りが重苦しい空気を一気に吹き飛ばした。「打線がつながって、良い流れで回ってきた打席でしたし、もう1点を取りにいく気持ちでした。しっかり自分のスイングができたと思います」さらに5番ミエセスが左前打、6番糸原も右前打で続き、中日先発柳を3回途中で引きずり下ろした。

◆/梅雨の大山、続きます。???\虎の4番が鬱憤を晴らす一発大山悠輔の9号2ランHRで5点差に?#プロ野球(2023/6/27)??阪神×中日??Live on DAZN#DAZNプロ野球#hanshin pic.twitter.com/lKAfjyXali

◆油断できない...。阪神先発の西勇輝投手(31)が中日細川に10号2ランを浴びた。3回に大山の9号2ランなどで5得点を先制した直後の4回表。中日先頭の3番ビシエドに左前打を許すと、4番細川に左翼席まで運ばれた。さらに1死満塁からは代打宇佐美に左前タイムリーを浴び、2点差に迫られた。その後はなおも1死満塁から大島、岡林を凡退させたが、ゲームを接戦に戻された。

◆/押せ押せムードも打ち砕く??\細川成也の10号2ランHRで追撃開始プロ7年目で自身初の2桁HR??#プロ野球(2023/6/27)??阪神×中日??Live on DAZN#DAZNプロ野球#dragons pic.twitter.com/2M020ncROZ

◆/復活の希望一閃、猛虎打線\木浪聖也の2点タイムリー大量得点で久しぶりの勝利へ??#プロ野球(2023/6/27)??阪神×中日??Live on DAZN#DAZNプロ野球#hanshin pic.twitter.com/lpXYQJrPrp

◆阪神前川右京外野手(20)がプロ初の猛打賞を記録した。5点リードの6回一塁、フルカウント。中日福のスライダーに泳がされながらも中前に運び、一塁ベース上で筒井外野守備走塁コーチとハイタッチした。第2打席は中日先発柳から右前適時打。第3打席も中越え三塁打を放っており、高卒2年目の若虎が3番として奮起している。

◆阪神が中日に快勝し、今季最長だった連敗を「5」で止めた。DeNAが広島に敗れたため、25日に陥落した首位を奪回した。2回までは無安打だったが、3回に中日先発の柳を攻略。1死二、三塁の好機に、近本光司外野手(28)の犠飛で先制。中野拓夢内野手(26)、前川右京外野手(20)の連続適時打で加点すると、仕上げは4番大山悠輔内野手(28)だ。9号2ランを左翼席に運び、この回一挙5得点を挙げた。5回にも3点を追加するなど中盤以降も攻撃の手を緩めず、2桁得点で完勝した。先発西勇輝投手(32)は4回に細川に10号2ランを浴びるなど3点を失ったが、その後のピンチをしのぎ5回3失点で降板。リリーフ陣のアシストを受け、5勝目を挙げた。

◆/待望の瞬間は、甲子園で。\"あと1球コール"から苦節755球16日以来の勝利で首位浮上?#プロ野球(2023/6/27)??阪神×中日??Live on DAZN#DAZNプロ野球#hanshin pic.twitter.com/6OLDcGwrsO

◆阪神の「黄金得点パターン」が復活した。3回、先頭の7番梅野が中前打で出塁。8番木浪が四球、9番西勇が犠打で1死二、三塁とすると、虎の1、2番の鼻息は荒かった。近本が右犠飛を決め先制。結果的にこれが決勝打となった。「下位打線から流れを作ってくれたので、なんとか1点って気持ちでいった」と胸をなで下ろした。続く2番中野は2死三塁から右前適時打。「先制した直後で次の1点が大事な場面」と集中力が途切れることはなかった。大山の3ランも飛び出し一挙5得点。中日先発柳を、この回でマウンドから引きずり降ろした。8番木浪が出塁し、勝負強い1、2番が返す-。シーズン序盤、これが鉄板の形だった。6月は打率2割台前半と苦しむ木浪だが、この日はチーム最多となる今季7度目の猛打賞をマーク。「自分の役割はつなぐとか、チャンスを作ること。陰で動いていると思うけど、それが役割」と胸を張った。この日のように7番梅野が加われば、得点力アップは必至。「ウメ→キナ→チカ→ナカ」でつなぎ、連敗を5で止めた。岡田監督は試合後、開口一番に木浪をたたえた。「木浪がね。ずっと機能していなかったけど。今日はすごく7番、8番で出て、1、2番で点を取るというか。いいときはそういう流れだったんで、久しぶりにああいうビッグイニングを見た」。首位に再浮上した夜。虎のヒットマンたちが息を吹き返した。【中野椋】

◆阪神前川右京外野手(20)がプロ初の猛打賞で打線を活気づけた。3回2死二塁、中日先発柳の変化球をとらえて甲子園初打点となる右前適時打。さらに5回は先頭で中越え三塁打と放ち、思う存分「前川コール」を甲子園に響かせた。「結果が出たのはうれしいです。あとは、どうやって1人1人の投手を打っていくかをもっと考えながらやっていきたい」最後は左投手に対する初安打で猛打賞を決めた。5点リードの6回無死一塁、フルカウント。中日福のスライダーに泳がされながらも中前に運び、一塁上で筒井外野守備走塁コーチとハイタッチした。「久しぶりの左投手との対戦だったので、ちょっと早めのタイミングで合わせて振る感じで入りました。うまく片手で拾えてよかった」と胸をなで下ろした。これで3番での打率は5割。当然、岡田監督の評価は高まるばかりだ。「3番に入れて、すごく打点もあげるし、つなぎもできる。本当にいい仕事をしてくれています」。現時点でまだ左腕相手のスタメン出場はないが、指揮官は「これから研究されると思うけど、今日みたいに追い込まれてから右手1本で左投手から打てれば、右左関係なしに使えるようになる」と期待をかける。この日は前川家にとって特別な日だった。兄夏輝さんの22歳の誕生日。試合前、兄に「お誕生日おめでとう! なにか欲しいもんはある?」とメッセージを送ると、「お前の野球の姿を見てるだけで幸せやからいいで!」と返された。プロ入り直後から「兄がいたから、中学でも智弁学園でも頑張れた」と尊敬してやまない存在。今のところ財布を贈るつもりだというが、「甲子園猛打賞」が何よりのプレゼントだ。プロ初のお立ち台でも兄に向けてメッセージを響かせた。「いつも支えてもらっているお兄ちゃんに、いい1日になったと思います」。虎の強打者として、日々たくましく進化している。【三宅ひとみ】

◆阪神が首位陥落からわずか2日後、首位再奪取に成功した。中日戦(甲子園)に快勝し、今季ワーストだった連敗を「5」で止めた。0-0の3回裏に1番近本光司外野手(28)の犠飛で先制し、2番中野拓夢内野手(26)、前川右京外野手(20)の連続適時打で加点。さらに4番大山悠輔内野手(28)が9号2ランを決め、この回5得点で重苦しい空気を吹き飛ばした。中盤以降も攻撃の手を緩めず、14試合ぶりの2桁得点。虎が息を吹き返した。4番大山が完璧なフォロースルーを決める。大飛球が夜空に打ち上がった瞬間、重苦しい連敗ムードが完全に吹き飛んだ。3点を先制して迎えた3回2死一塁、カウント2-1。中日柳の143キロ直球を寸分狂わず強振した。「1点でも多くというところは常に頭にある。(3点で終わらずに)追加点を取れたのが良かった」「入ってくれ」と祈った打球は左翼席にも大挙した虎党のもとへ飛び込んだ。前カードの首位攻防DeNA3連戦でまさかの3連敗。最大6・5あったゲーム差をひっくり返され、25日には5月12日以来44日ぶりに首位の座を明け渡した。今季ワースト5連敗のまま甲子園に帰り、流れを変えたい一戦。主砲のバットが再び首位を引き戻した。「チーム一丸となって、勝った勝利だと思います」6回にも適時打を放ち、4打数2安打3打点。2カード連続、23日DeNA戦以来となるアーチで連続安打も6試合に伸ばした。これでチーム断トツの44打点目を記録し、得点圏打率は3割3分9厘。やはり苦境で頼れる男だ。開幕以降、不動の4番として打線をけん引している。この日も3番に座る前川に対し「右京が思い切ってやれるためには、僕がしっかりしないといけない」と責任感を口にした。背中で後輩を引っ張る主砲。会話の中心にあるのはいつも「野球」ばかりだ。「今度あのトレーニングを取り入れようか」「これは野球につながるかな」。そんな会話が大半の日常生活を送っている。オフの自主トレをともにした小野寺が今季初昇格した際も「このピッチャーは真っすぐ捨てるなよ」など、試合中にも助言を欠かさなかった。「僕は大山さんの背中を見てやるだけだと思っています」と小野寺。その一挙手一投足が今、チームの礎となっている。0・5ゲーム差だった首位DeNAが広島に敗れ、チームは首位陥落からわずか2日後に首位再奪取。それでも岡田監督は「まだ半分以上残ってるんでね。そんなのまだまだ」と意に介さない。大山も「反省すべき点はたくさんある」と力を込めた。12安打11得点を記録しても地に足をつける虎。落ち着いて息を吹き返した。【波部俊之介】

◆阪神2番手の島本浩也投手(30)は中日打線に流れを渡さなかった。5点リードの6回に登板。代打伊藤康、宇佐見、大島を3人で片付けた。「いつでも準備はしていた。ゼロを積み重ねていきたい」ときっぱり。今季は全7試合無失点だ。岡田監督は「もうずうっと、いいピッチングしてるからの。だから、自信持って投げてるよな、右左関係なく」と絶大な信頼を口にした。

◆中日福敬登投手(31)が阪神10回戦(甲子園)の6回に4番手で登板し、打者2人に11球を投げて緊急降板した。立浪和義監督(53)によると、足に違和感が出たためという。28日以降の出場は状態を見て判断する。福は難病「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」となり昨秋に手術を受け、5月の復帰後、20試合に投げ1勝0敗7ホールド。

◆中日は阪神に6連敗を喫した。先発の柳裕也投手(29)は2回まで打者6人で片付けたが、3回に乱れた。1死二、三塁から近本の犠飛で先制され、大山の2ランなど6安打を浴びて5点を失った。今季最短3回途中、57球でKO。5敗目に「チームに迷惑をかけた。週の初めで中継ぎにも非常に苦しい登板をさせた。自分のせいで試合をぶち壊してしまった」と顔色を失った。甲子園では19年5月11日を最後に白星がなく、7連敗。鬼門を引きずったままで、阪神には今季3戦3敗となった。リーグ戦再開のヤクルト戦を2勝1敗と勝ち越し、勢いをつけて乗り込んだ甲子園で初戦を落とした。立浪和義監督(53)は「あれだけ逃げ回っとったら、やられますよね。打たれたくない、打たれたくないと、球がはっきりしたら厳しい」とぴしゃり。選手会長も務める右腕に辛口のコメントを向けた。打線は5点を先制された直後の4回に反攻を見せた。先頭の3番ダヤン・ビシエド内野手(34)の安打から、細川成也外野手(24)の10号2ラン、石川昂弥内野手(22)、福永裕基内野手(26)も安打で続き、4連打で3点を返した。指揮官は「(細川は)頼もしい存在。1、2番が出てくれれば、点を取ってくれる雰囲気にはなってきた」と、敗戦の中で見えた光明に期待した。【伊東大介】

◆阪神熊谷敬宥内野手(27)が27日、出場選手登録された。腰の張りで開幕1軍を逃したが、特例2023で出場選手登録を外れた渡辺諒の代替選手として4月7日に出場選手登録。同13日に出場選手登録を抹消されて以来、2カ月半ぶりの復帰だ。試合前練習で汗を流し「与えられたポジションでしっかり100%の力を出せるようにやっていきたい」と力を込めた。

◆【日刊スポーツ西日本写真映像チームのとっておき映像プレイバック】阪神タイガース前川右京が甲子園でプロ初の猛打賞!初のお立ち台も経験。高卒2年目の若虎が打線に勢いをつけました!

◆阪神西勇が苦闘しながらも「連敗ストッパー」となった。阪神移籍後、チームの5連敗以上を受けての登板は19年、22年に次いで3度目で、いずれも連敗を止めた。右腕にとって甲子園での中日戦は、これで6勝無敗だ。「連敗をチームで止めたっていうのは大きい」と話しつつも、5回3失点で降板しただけに「中継ぎに迷惑をかけてしまった。(週頭の)火曜日で長いイニングを投げられなかったのは反省しないといけない」と笑顔はなかった。打線の中でも「当たり前のこと」と2度の送りバントを決め、チャンス拡大に貢献。次戦に向けては「次の試合はしっかり長いイニングいけるように、1つでも多くイニングを稼げるように」と引き締めた。■石井7回を3人斬り3番手石井も好リリーフで無失点リレーをつないだ。7回に登板し2番岡林、3番ビシエド、4番細川を3人で打ち取った。前回25日のDeNA戦は1失点だったが、しっかりリベンジした。「3人で抑えられたことはいいことですけど、反省も大いにあった登板だったと思う。そこをしっかり反省して明日またしっかり準備したいです」と、次の一戦を見据えた。

◆両軍のスターティングメンバーが発表され、5連敗中の阪神は前川右京外野手(20)、大山悠輔内野手(28)、ヨハン・ミエセス外野手(27)の3人がそれぞれ3、4、5番でクリーンアップを務める。先発の西勇輝投手(32)がチームの連敗を止めるべくマウンドに上がる。

◆阪神は0―0の三回、大山悠輔内野手(28)の2ラン本塁打などで5点を奪った。この回先頭の梅野が中前打で出塁し、木浪が四球を選んで無死一、二塁。ここで西勇が一発で犠打を決め、1死二、三塁と好機を拡大した。ここで近本光司外野手(28)は2―1から中日の先発・柳の4球目144キロ直球を捉え、ライナー性の打球は右翼へ。右翼手に惜しくも打球をキャッチされたが犠飛で1点を先制した。なお2死三塁で中野拓夢内野手(26)が右前へ適時打を放ち2点目を追加。2死一塁から中野が二盗を決めると、この日「3番・右翼」で先発した前川右京外野手(20)も右前適時打で3点目。さらに大山悠輔内野手(28)が左翼に2ラン本塁打を放って5―0とリードを広げた。

◆阪神の先発・西勇輝投手(32)は5―0の四回に3点を失った。先頭のビシエドに左前打を許すと、続く4番・細川にシュートを左翼スタンドまで運ばれる2ラン本塁打で失点。さらに石川に中前打、福永に左翼線への二塁打、龍空に死球を与えて無死満塁のピンチを招いた。石橋は外角低めの変化球を引っ掛けさせて遊邪飛に打ち取ったが、代打・宇佐見に左前適時打を浴びた。続く大島を空振り三振、岡林は中飛で三回に5点を奪ったチームのリードは死守した。

◆阪神は5―3の五回、木浪聖也内野手(28)の2点適時打などで3点を追加した。この回先頭の前川が中堅手の頭上を破るライナー性の当たりを飛ばし、激走して三塁打。大山は一度もバットを振ることなく四球を選び、ミエセスも粘って9球目に四球を勝ち取った。無死満塁で糸原は浅い中飛に倒れたが、続く梅野は三塁へゴロを放つとこれが敵失を誘い1点を追加。さらに木浪が1―1から藤嶋の143キロ直球を捉え、中前へしぶとく弾き返して2点を加えた。

◆阪神・前川右京外野手(20)が8―3の六回無死一塁で中前打を放ち、プロ初の猛打賞を記録した。「3番・右翼」で先発した前川は、三回の第2打席で右前適時打。五回には先頭で中堅へ三塁打を放っていた。チャンスを勝ち取ったプロ2年目の若き大砲が、甲子園で躍動した。この一打で無死一、三塁と好機を拡大すると、続く大山悠輔内野手(28)が左前適時打を放ってチーム9点目。4番の3打点目でリードをさらに広げた。

◆阪神は打線が機能し、連敗を5でストップした。三回に猛攻を見せた。1死二、三塁で近本が右犠飛を放って先制すると、なお2死三塁で中野が右前へ適時打。前川も右前適時打で3点目を奪うと、4番・大山が左翼に2点本塁打を運んで5―0とリードを広げた。五回に木浪の中前適時打などでさらに3点を追加し、六回から八回にも毎回得点。12安打で11点を奪った。先発した西勇は四回、細川に2ランを浴びるなど3失点。それでもリードを保ったまま、5回7安打3失点でマウンドを降りた。六回からは島本、石井、加治屋、K・ケラーが無失点リレーで中日の反撃を許さなかった。阪神は16日のソフトバンク戦(甲子園)以来となる白星で、陥落から1試合で首位に立った。

◆5連敗中の虎をよみがえらせることがミッションとなった。ゆったりとしたワインドアップから、次々と白球をストライクゾーンに収めていく。チーム最年長、32歳の阪神・西勇がリズムの良い投球で流れを生んだ。「チームの状況がどうであれ、自分がやるべきことは変わらない。まずはしっかりゲームメークができるように。その中で長いイニングが投げられれば」登板前日の26日にそう意気込んでいた右腕がナインに活力を与えた。交流戦後のブレークを経て先発ローテーションが再編され、中12日でカード頭となるこの日のマウンドを託された。5点のリードをもらった直後の四回だ。無死一塁で4番・細川にシュートをとらえられて2ランを被弾。さらに連打と死球で無死満塁とピンチを続いた。石橋は二邪飛に仕留め、代打・宇佐見に適時打を許して2点差とされたが、ここで意地を見せる。大島を空振り三振、菰野高の後輩・岡林をシュートで中飛に打ち取ってリードを死守した。沈みかけたときこそ頼りになる男だ。昨季は開幕から9連敗で迎えた4月5日のDeNA戦(甲子園)で9回完封でチームを初勝利に導いて連敗に終止符を打った。試合前までチームは5連敗中で、先発投手陣は14日のオリックス戦(甲子園)で西勇が勝利してから7戦白星がなく3連敗中だったが、疲労も出始めるこれからの季節は、経験豊富な右腕が虎を引っ張る番だ。リーグ戦再開前には「今からはみんなが疲れてくる時期。みんな同じ状況だから我慢しながら身と心を削りながらどれだけ自分をプラスに持っていけるように行動するかが大事」と話していたように、西勇はバットでもチームに貢献。2打席連続で犠打を成功させて得点に絡んだ。(織原祥平)

◆売り出し中の若虎が苦境の虎を救う一打を放ち、打線に火をつけた。出場3試合連続で3番に起用された前川が2試合連続タイムリーでチーム3点目を記録。自身甲子園初打点、さらにはプロ初の猛打賞もマークし、勝利への流れをぐいっと引き寄せた。「先に追い込まれてしまい、厳しいコースでしたが反応することができました。いい流れに続くことができてよかった」今季初の5連敗中で2位に転落したが、左の大砲候補が反骨心をみせた。2-0の三回2死一塁で前川がこの日2打席目に立つと、5球目に中野が二盗に成功。得点圏に走者を置き、フルカウントから柳のやや内角寄りの124キロのスライダーを捉える右前適時打で突き放した。若虎の一打に奮起するように、直後の大山も9号2ランを左翼席へ放り込み、5-0と大差をつけた。交流戦期間中に調子を落とした岡田阪神のなかでも、20歳が存在感を際立たせてきた。5月30日の西武戦(ベルーナ)でプロ初出場を果たし、プロ初安打、初打点と〝初もの〟を積み上げた。同一カード3連敗を喫した25日のDeNA戦(横浜)では、0-3で迎えた五回2死一、二塁に米大リーグでサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)を獲得したバウアーから右前適時打をマーク。チーム37イニングぶりの適時打だった。今カードへ向けても「チームも全然、暗くない。自分は自分でやることをしっかりして、チームのワンピースとしてやっていけたら」と意気込んでいた。経験を積み、クリーンアップを任されるようになってチームへの献身の思いも強まった。試合前の時点で6月の月間打率・306(36打数11安打)。勢いだけではないことを、この日の一打でも証明した。柳と今季の対戦打率・429(7打数3安打)と相性のいい近本が三回に先制犠飛を放って口火を切り、続く中野も右前適時打で貴重な追加点。好調な3番打者がトドメを刺した。五回先頭ではプロ2本目の三塁打を中堅へかっ飛ばし、打線を再び勢いづけた。六回にも中前打を放って3安打。攻撃の好循環の中心に前川がどっしり構え、岡田阪神の再進撃が始まる。(新里公章)

◆中日の宇佐見が移籍後初打点を挙げた。四回に代打で出場。西勇のチェンジアップを左前に運んだ。「初球から仕掛けていこうと思っていた。いい結果になって良かった」と話した。そのまま中日では初となる守備に就いたが、悪い流れは止められなかった。「初めて試合で受ける投手ばかり。もっとコミュニケーションを取って分かっていきたい」と前向きだった。

◆阪神が連敗を「5」で止め、首位に返り咲いた。近本光司外野手(28)の右犠飛で先制した三回、大山悠輔内野手(28)の9号2ランなどで、5点を先取。2点差の五回に3点を追加し、六回の大山の適時打がダメ押しとなった。チームは11ー3で快勝した7日の楽天戦(楽天モバ)以来、14試合ぶりの2桁得点。5回3失点の西勇輝投手(32)は3連勝で、今季初めて白星が先行(5勝4敗)。適時打を含む3安打の「3番・右翼」前川右京外野手(20)はプロ初の猛打賞。木浪聖也内野手(29)も3安打3打点で勝利に貢献した。2試合ぶりに取材に応じた岡田彰布監督(65)の主な一問一答は以下の通り(成績=39勝27敗2分、観衆=3万7372人)。★テレビインタビュー(抜粋)ーー西勇は3点を奪われた四回がもったいない「5点で気が緩んだかもわからないけど、あそこ同点まで覚悟はしましたよ」ーー勝負は先だと思うが、また首位に「まだ半分以上残ってるんで、まだまだ。まあ、オールスターまでひとつの区切りとしてね、なるべく、貯金を減らさないで少しでも増やして行くっていうか。全員で野球するというかね。後半戦に向けての見極めも、しないといけない。2軍に故障選手もいるんで、そのへん含めてね、後半戦も、いいスタートを切れるように。そういう意味で、オールスターまで見極めかもわからないですね」★ぶら下がり取材ーー島本も試合を落ち着かせた(六回に2番手で登板し1回無失点)「ずうっと良いピッチングしてるからの。自信持って投げてるよな、右左関係なく」ーーリリーフ陣も良い流れで「今日は点差がなあ。(岩崎ら)2人を使わんと行けたし、岩崎なんか空き過ぎやけどな、空き過ぎいうのも、これは贅沢なってくるよな。この展開ではやっぱりな」ーー前川も成長してる「そやなあ、おーん」ーーチームが暗い状況で「暗ないよ、なんで暗いの」ーー左投手から打ったのは自信になる(六回無死一塁で左腕・福から中前打)「最後なあ、左の時にどんなバッティングするかなと思ったけどな。エンドランにしたんや。エンドランにしたらどんな打ち方するかなと」ーー良いとこ見せてくれた「そらそうよ。スイングできるからのう」

◆投手陣は、打線がつながって得点した攻撃陣に感謝の試合だ。六回以降も1点ずつとはいえ追加点を重ねて、相手の反撃意欲をそいだ。理想的に近い攻めだ。この展開なら、先発投手は最低でも六回まで投げてもらいたい。投げなければいけない。勝ったとはいえ、五回終了時に76球で交代の西勇には厳しい評価になってしまう。三回までは真っすぐに力があった。真っすぐがしっかり投げ込めたら、そうは打たれない投手だ。ところが、5点の援護をもらった直後の四回の投球から、突然のようにかわしにいった。これは、この日だけの傾向ではない。最近、味方の援護をもらった直後に失点するケースが増えている。確かに、湿気が多いこの夜のような気候は、ジワジワと体力を奪われて、投手としては一番嫌なもの。でも、西勇クラスの投手なら、この内容では困る。登板した時点で六回まで、または100球という数字を設定して、何が何でも投げ抜く気概を持ってマウンドに立ってもらいたい。試合中の強弱も必要だ。この試合でいえば、3番から始まった四回の攻撃さえ抑えればよかった。四回を投げ抜けば、おそらく五、六回はすんなり投げ切れたはず。もったいない。四回の先頭のビシエドは、前の打席でヒットを打たれていた。続く細川はいい当たりをされていた。本来なら、前の打席が頭にあって、警戒しながら投げるはずなのに、西勇の投球を見ていると、前の打席は前の打席、という感じで、つながりを感じなかった。西勇らしくない。五回を投げ終えた瞬間に、おそらく次の回は交代だろうという予感がした。ベンチの信頼を勝ち得ていない証拠だ。大竹、村上ら若い先発陣が頑張っているとはいえ、やはり西勇が軸でフル回転しなければいけない。期待が大きいからこそ、注文も多くなる。(サンケイスポーツ専属評論家)

◆七回に登板した阪神・石井は三者凡退で任務完了させたが、試合後は反省が口をついて出た。「先頭打者を(カウント)3―1にしてしまったところは反省です」。先頭の岡林にボール先行となるも、最後は直球で二ゴロに料理した。前回25日のDeNA戦(横浜)では1回1失点と悔しさを味わっていたなかで、今回は危なげなく零封し「3人で終われたのはよかった」とうなずいた。

◆阪神・中野は1点を先制した直後の三回2死三塁で右前適時打。6月3日のロッテ戦(甲子園)の第4打席で放って以来、実に80打席ぶりのタイムリーで、同戦から18試合ぶりの打点をマークした。「1点で終わるよりも2点目を取れた方がチームとしても流れがよくなると思ったので、ヒットが出てよかった」。直後に二盗に成功し、12試合ぶりとなるリーグ3位の8盗塁目を決めた。攻撃面でさらに状態を上げる。

◆六回に2番手で登板した阪神・島本は、3人でピシャリ。5月24日のヤクルト戦(神宮)での今季初登板から7試合連続無失点とした。「先頭打者を出さないようにというのと、ゼロ点に抑えることだけを考えて投げました」。勝ち試合の継投を任されるようになり「ゼロを積み重ねていけば信頼してもらえると思うので、継続していくだけかなと思います」と責任感をにじませた。

◆奪首、脱出の主役や! 阪神は中日に11-3で大勝。連敗を5で止め、DeNAが広島に敗れたことで3日ぶりに首位に返り咲いた。「3番・右翼」で先発出場した前川(まえがわ)右京外野手(20)は、甲子園初打点となる適時打で三回の一挙5点のビッグイニングに貢献すると、勢いのままプロ初猛打賞。チームを救う大暴れを見せた。バットを振るたびに甲子園が揺れた。フルスイングされた白球が、ことごとくヒットゾーンに飛んでいく。前川が沈みかけた虎に力を与え、5連敗のトンネルの外まで引っ張り出した。甲子園初打点にプロ初の猛打賞。兄への祝福を込めた大活躍をプレゼントし、チームには11日ぶりの白星をもたらした。「たくさんの観客の中で野球ができているのでとても幸せです。何とかする気持ちで入って、結果が良かったので、良かったと思います」聖地に快音を3度刻み、初めてのお立ち台で笑顔をのぞかせた。まずは三回2死一塁で迎えた第2打席。中野が二盗を成功させた直後だ。柳の浮いたスライダーを引っ張り、右前適時打で甲子園初打点を記録した。五回の先頭では3番手・藤嶋の変化球を強振し、打球は一直線に中堅フェンスへ。中堅手のグラブを弾き飛ばす当たりで悠々三塁まで進み、両手でガッツポーズを掲げた。

◆阪神・近本は0-0の三回1死二、三塁で右翼へ犠飛を上げて先制点を奪った。「下位打線からチャンスを作ってくれたので、なんとか1点を、という気持ちで打席に入りました」。試合直前までチームは4試合続けて先制点を奪えていなかっただけに、チームにリズムをつける仕事を果たし「よかったんじゃないですかね」と喜んだ。

◆連敗中の負の連鎖を断ち切るために何点あってもいい試合で、8番・木浪の3打点がキラリと光った。力強いタイムリーと泥臭く全力疾走して併殺崩れの間の得点もマークし、大勝に貢献した。「自分はつなぐイメージ、意識しかない。それがしっかりできましたし、最近、ふがいない成績だったので、あそこで打ててよかった」お立ち台で胸を張ったシーンは、6-3の五回1死満塁。相手の適時失策で点差を広げた直後に、藤嶋の高め143キロ直球を捉え、追いすがる相手を突き放す中前への2点打を放った。10-3の八回無死満塁では二ゴロに倒れたが、三走・渡辺諒の生還で追加点をあげた。「自分の役割はつなぐ、チャンスメークする、ときにはきょうみたいにチャンスで打つ。(印象は)陰でたぶん動いていると思うんですけど、でもそれが自分の役割。それを全うするだけですね」三回は四球を選んでビッグイニングを演出。四回先頭は内野安打でボディーブローのように相手投手にダメージを与え、2点打を挟んで七回先頭の第4打席は左中間への二塁打でチャンスメーク。〝縁の下の力持ち〟が1試合を通して存分に存在感を発揮した。打撃の調子を落として25日のDeNA戦(横浜)はスタメン落ちしたが、10日の日本ハム戦(エスコン)以来となる今季7度目の猛打賞を記録して奮起。岡田監督も「最後ねえ、ちょっと1日休ませたほうが回復するんかなあと思って」と復調に声を弾ませた。「この勝ちでチームも乗っていける。悪いときにこういう勝利ができたことは次につながる」木浪がどんな役割もこなして、すべてを好転させる。(新里公章)

◆今季4度目の2桁得点の11点で快勝し、連敗は5でストップした。わずか2日で首位奪還を果たした阪神・岡田監督は11日ぶりの勝利に目尻が下がりっぱなしだった。「いいときは7番、8番で出て、1、2番で点をとるという流れだった。久しぶりにビッグイニングを見ましたね」これが岡田野球! 0-0の三回、7番・梅野が中前打で口火をきり、8番・木浪が四球でチャンス拡大。この後、近本が先制の犠飛。中野が適時打で続いた。さらに、前川の適時打、大山に一発も飛び出して一挙5得点。19勝5敗と大きく勝ち越した5月の得点パターンだった。「これからオールスターまでをひとつの区切りとしてね。(残り17試合で)貯金を減らさないで、少しでも増やしていきたい」交流戦は7勝10敗1分けと負け越した。リーグ戦再開となった23日からの敵地でのDeNA3連戦では打線が計4得点と機能せず3連敗。5月13日から守り続けていた首位から陥落したが、この日、DeNAが敗れたため、3日ぶりに首位に返り咲いた。12球団最年長65歳の指揮官は「まだ(試合は)半分以上残ってるんでね。そらもう。そんなのまだまだ」といいつつ、クラブハウスに戻る足取りは軽かった。(三木建次)

◆阪神の先発・西勇は味方が5点を取った直後の四回に細川に2ランを被弾するなどして3点を失い、5回7安打3失点で降板。味方打線の大量得点とリリーフ陣の踏ん張りもあり、5勝目を手にした。「火曜日で長いイニングを放れていないことは反省しないといけない」。クオリティスタート(6回以上を自責3以内)も達成できず。「次の試合では1つでも多くイニングをかせげるように」と誓った。

◆八回の攻撃終了後。突然のように甲子園が拍手&大歓声に包まれた。スコアボードに表示された他球場の途中経過。DeNAが広島にリードを許していた。目の前で阪神が勝っている。ということは、再び首位だ!まだ6月。こんな時期に一喜一憂するもんじゃない、とテレビに登場する解説者諸氏は口をそろえるが、目先の1勝に、1敗に、一喜一憂するのが正真正銘のファン。よって、昨夜の甲子園はすさまじい熱気に包まれていた。記者席でサンケイスポーツ専属評論家・藪恵壹氏と並んで見た試合。試合中の雑談テーマは「三重」だった。高卒2年目の若虎・前川が打ちまくっている。尋ねてしまった。三重県史上最高の打者は誰?藪氏が「ウ~ン」と考え込んだ。「投手なら、いっぱい思い浮かぶんですよ。何といっても沢村栄治さんでしょ。伝説の史上最高の投手です。勝ち星なら、今夜の阪神の先発・西勇が多いですよね」戦死により活躍期間が短かった沢村は63勝。西勇は昨夜の白星を加えて115勝。そして、忘れちゃいけない藪投手。日米通算91勝をマークしている。ついでに言えば、近い将来はこの名前の中に湯浅京己も入ってもらいたい。うなずきながら藪さんが言うのだ。「僕は三重最高の投手とはいえないです(笑)。本当にいい投手はいるんですが、打者で思い浮かんだのは大道(典良、ソフトバンク打撃コーチ)かなぁ」つまり、圧倒的な実績を誇る打者が少ないらしい。中日の2番打者・岡林も頑張っているが...ということは、前川は三重県史上最高のスラッガーになる可能性を秘めている?「秘めてますねぇ。メチャクチャ楽しみですよ。高校を出て2年でプロの1軍の3番で、毎試合のように結果を残しているんですから...」

◆ジワ~ッ(涙)。わが阪神が11日ぶりの勝利!! 7連勝、9連勝していたときより、たかだか一つの勝ちがうれしい~!!9号2ランの4番・大山ありがとう!! 高卒2年目、打撃に謙虚に向き合い、本日甲子園初打点、さらに初猛打賞の前川右京、このまま初心を忘れず『掛布2世』になったろーや!! あえて謙虚な言葉を使ったのは現在2軍で調整中の、ある意味、天才・佐藤輝明へのあてつけだと公言するのだ!!この前川の活躍をサトテルはどーみる!?「ふん、ポッと出の若僧が!」「う~ん...あの脇のしめ方、年下でも勉強になるわ!」「ムフフ...ここから1軍は大変やでェ!!」答えはどれでもいい!! ただし、何が何でも前川より上にいくことにこだわり燃える!! それが唯一の正解!! それがプロ野球やでー!!首位に返り咲いた阪神だけど、先発の西勇が5点先制したその直後に3点奪われてヒヤヒヤ(汗)ってあるか~!? 西勇はあと10年、ユニホームを着るために、虎のOB下柳に弟子入りしようぜ!!

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
阪神
39272 0.591
(↑0.006)
-
(↓0.5)
75262
(+11)
210
(+3)
33
(+1)
37
(+1)
0.240
(↑0.001
2.850
(-)
2
(1↓)
DeNA
38271 0.585
(↓0.009)
0.5
(↑0.5)
77270
(+2)
232
(+3)
50
(-)
15
(-)
0.261
(-)
3.300
(-)
3
(-)
広島
36320 0.529
(↑0.007)
4
(↑0.5)
75238
(+3)
242
(+2)
43
(-)
34
(-)
0.246
(-)
3.260
(↑0.01)
4
(-)
巨人
35330 0.515
(-)
5
(-)
75257
(-)
259
(-)
79
(-)
21
(-)
0.256
(-)
3.710
(-)
5
(-)
中日
26411 0.388
(↓0.006)
13.5
(↓0.5)
75188
(+3)
224
(+11)
30
(+1)
22
(-)
0.238
(-)
2.890
(↓0.11)
6
(-)
ヤクルト
25412 0.379
(-)
14
(-)
75235
(-)
268
(-)
57
(-)
33
(-)
0.233
(-)
3.710
(-)