中日(☆3対1★)ヤクルト =リーグ戦10回戦(2023.06.24)・バンテリンドーム=
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ヤクルト
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中日
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勝利投手:祖父江 大輔(3勝3敗0S)
(セーブ:マルティネス(1勝1敗16S))
敗戦投手:小川 泰弘(3勝7敗0S)

本塁打
【中日】石橋 康太(1号・7回裏2ラン)

  DAZN
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◆中日が接戦を制した。中日は1点を追う1回裏、細川の適時二塁打で同点とする。そのまま迎えた7回には、石橋のプロ初本塁打となる2ランが飛び出し、リードを奪った。投げては、4番手・祖父江が今季3勝目。敗れたヤクルトは、打線が再三の好機を生かせなかった。

◆ヤクルトの中村悠平捕手(33)が、中日10回戦(バンテリンドーム)のベンチ入りメンバーから外れた。試合前の練習にも途中から参加し、打撃練習を行っていなかった。23日の試合では2番捕手としてフル出場し、適時二塁打を放つなど3打数1安打2打点の活躍だった。スタメン捕手には内山壮真捕手(20)が入った。中村の代わりに今野龍太投手(28)がベンチ入りした。

◆お笑いコンビ「オアシズ」の大久保佳代子(52)が始球式を務めた。出身の愛知県田原市「ふるさと大使」として登場。マウンドでドアラとのかけ合いを披露して笑いを誘うと、52キロのワンバウンド投球でスタンドを沸かせていた。

◆中日新外国人ウンベルト・メヒア投手(26=メッツ3A)がデビュー戦で1回に先制点を許した。先頭の並木に中前打を許すと二盗を決められる。青木に四球を与え、無死一、二塁のピンチを迎えた。山田を一ゴロに打ち取ったが1死一、三塁から4番村上にセンターへの犠牲フライを許して1点を奪われた。立浪監督は「(2軍で)9イニングを投げて四球がない。コントロールが荒れる投手ではない」とパナマ代表でメジャー経験もある193センチの長身右腕に期待。6月上旬に来日。2軍戦で2試合に先発して計9回3失点も、無四球と制球力の高さをアピールして、先発チャンスをつかんでいた。

◆/もう4番が板についてきた\リーグトップとなる20本目の2ベース細川成也が同点タイムリー?プロ野球(2023/6/24)??中日×ヤクルト??Live on DAZN#DAZNプロ野球#dragons pic.twitter.com/qS9Sjev7zW

◆中日新外国人ウンベルト・メヒア投手(26=メッツ3A)のデビュー戦は4回まで1安打1失点も制球に苦しみ、この回限りで降板した。パナマ代表でメジャー経験もある193センチの長身右腕は1回、先頭の並木に中前打を許すと二盗を決められる。青木に四球を与え、無死一、二塁。山田を一ゴロに打ち取ったが1死一、三塁から4番村上にセンターへの犠牲フライを許して先制点を奪われた。その裏、細川の適時打で同点に追いつくと2回は3者凡退に仕留めた。だが、3回、4回と2四球を出すなど制球に苦しむ。走者を背負ってから安打は許さず、勝ち越し点は許さなかったが、4回5四球94球で降板となった。メヒアは「最少失点でなんとか抑えましたが、四球が多かったのでしっかり反省して修正したい」と課題を挙げた。立浪監督は「次は違ったものを出してくれるかなと思う」と次回も先発起用する方針を明かした。

◆日本ハムからトレードで移籍した中日宇佐見真吾捕手(30)が出場選手登録され、5回に代打で初出場した。ヤクルト小川に対して、フルカウントからファウルで1球粘った後、フォークを打って三ゴロに倒れた。宇佐見は23日に入団会見に臨み「打撃は売りだと思います」とアピール。立浪監督は「ヤクルト戦からと思っています」と移籍即1軍デビューを示唆していた。

◆ヤクルトが1日で最下位に逆戻りした。逆転負けで、中日と同率の5位タイとなった。1回に2試合連続で1番に抜てきされた並木秀尊外野手が中前打で出塁。すかさず二盗を決めた。青木の四球と山田の一塁ゴロで1死一、三塁とし、4番村上宗隆内野手の中犠飛で先制した。しかし、1回裏、先発の小川泰弘投手が3安打を打たれ、同点に追い付かれた。2回以降、小川は立ち直った。6回まで無安打。7回、6イニングぶりに安打を許すと、1死二塁から8番石橋に2ランを打たれた。石橋は第1、2打席ともに初球をファウルしていたが、この打席も初球をフルスイングされ、左越えに運ばれた。この試合は「渥美半島たはらデー」として開催されたが、田原市出身の小川は白星で飾れなかった。打線も相手投手陣から再三の四球を得ながらも、1回の1点に終わった。

◆中日石橋康太捕手(22)がプロ1号となる決勝2ランを放ち、本拠地での連敗を5で止めた。1-1の7回1死二塁でヤクルト先発の小川の141キロストレートを左翼席に運んだ。初球を迷わず振り抜いた。打球は高く舞い上がり、4・8メートルのフェンスをわずかに越えて弾んだ。通算132打席目の初アーチでヒーローになったプロ5年生は「どうしても勝ち越し点が欲しい場面だったので、なんとか食らいついていこうと思っていた。初球から積極的にいくのが持ち味。うれしかったです」と言葉も弾ませた。昨年11月に右肘と左膝のクリーニング手術を行い、リハビリを経て13日に1軍復帰した。その翌日に正捕手の木下が負傷、右手甲の骨折が判明して長期離脱が決まった。15日のロッテ戦から先発マスクをかぶり、ここまで打率3割6分4厘とまずは打撃でアピールに成功。緊急トレードで日本ハムから宇佐見が加入したが、空席となったポジションを簡単に手放すつもりはない。

◆/美しい弾道がレフトスタンドへ\プロ初がここででた石橋康太の勝ち越しホームラン?プロ野球(2023/6/24)??中日×ヤクルト??Live on DAZN#DAZNプロ野球#dragons pic.twitter.com/gFb9rb0H49

◆ヤクルトが1日で最下位に逆戻りした。逆転負けで、中日と同率の5位タイとなった。高津臣吾監督は「いい形で先制できたが、あと1本が出なかった。いつもですが。得点圏に行くと、バットが出なくなる。2点目がほしかった」と嘆いた。1回に2試合連続で1番に抜てきされた並木秀尊が中前打で出塁。すかさず二盗を決めた。青木の四球と山田の一塁ゴロで1死一、三塁とし、4番村上宗隆の中犠飛で先制した。しかし、1回裏、先発の小川泰弘が3安打を打たれ、同点に追い付かれた。2回以降、小川は立ち直った。6回まで無安打。7回、6イニングぶりに安打を許すと、1死二塁から8番石橋に2ランを打たれた。石橋は第1、2打席ともに初球の直球をファウルしていたが、この打席も初球の直球をフルスイングされ、左越えに運ばれた。小川は「初球の入り、もう少し慎重に入ればよかった。球種? キャッチャーを信頼してますし、投げきれなかった。外から真ん中の低めが(石橋の)ツボだと思うので、そこに入ってしまった。インコースの入りでも良かったと思う」と反省を口にした。この試合は「渥美半島たはらデー」として開催されたが、田原市出身の小川は白星で飾れなかった。「なんとか地元の子供たちも来ていたと思うので勝ちを見せたかったですけど」と話した。

◆ヤクルトの中村悠平捕手(33)が、右手親指の腫れで、中日10回戦(バンテリンドーム)のベンチ入りメンバーから外れた。高津監督は「昨日、守備の時に打球が右手の親指に当たって。ちょっと腫れがひどかったが、今朝はだいぶ治まって。もうちょっと様子を見た方がいいということだったので、今日はベンチから外しました」と状況を説明した。負傷の程度が重くないため、今後も出場選手登録は抹消しない方針。中村は試合前の練習に途中から参加したが、打撃練習を行っていなかった。23日の試合では2番捕手としてフル出場し、適時二塁打を放つなど3打数1安打2打点の活躍だった。

◆ヤクルトが1日で最下位に逆戻りした。打線が相手投手陣から7四球をもらいながら散発4安打。初回の村上の中犠飛による1点に終わった。高津監督は「あと1本が出なかった。いつものことですが。得点圏に行くとバットが出なくなる。バットが出ないとヒットも出ない」と嘆いた。小川が7回に許した決勝2ランには「別の入り方があったのかな」と、3打席連続で初球の直球を打ちに来た石橋への攻めを疑問視した。

◆ヤクルト小川泰弘投手(33)が、1-1の7回1死二塁、中日石橋康太にプロ初の2ラン本塁打を浴び、これが決勝点となった。打たれたのは3打席目で、初球だった。捕手内山壮真は外角に構えたが、141キロの直球が真ん中低めに入った。2回の第1打席は初球の144キロをファウル。2球目のチェンジアップを中堅フライとしていた。5回の第2打席は、初球の141キロ直球をファウルし、2球目の直球を中堅フライとした。いずれも、いい当たりだった。配球は結果論となりがちだが、小川と投手出身の高津監督は試合後、決勝アーチを浴びた打席について分析を行った。小川 初球の入り、もう少し慎重に入るべきだったと反省です。石橋は、前の2打席で、いずれも初球の直球を打ちにきていた(結果はファウル)。球種の選択は妥当だったのか。小川 キャッチャーを信頼して投げていますし。たら、ればになってしまう。(コースに)投げきれなかったというところで反省ですね。直球という球種選択というより、真ん中低めに入った制球ミスを悔いた。小川 外から真ん中の低めが(石橋の)ツボだと思う。そこに入ってしまった。インコースの入りでも良かったと思う。内角を攻めていれば、前の2打席のようにファウルが取れていたかもしれないという見解を示した。高津監督は配球について「いろんな考え方があるので、ちょっと難しいですけど」と前置きしてから、言葉を選んだ。高津監督 1死二塁なので、一塁が空いてるだとか、初球から振ってくるバッターだとか、その前の2打席の当たりを考えると、いろいろ別の入り方もあったのかなと思いますけど。同点の7回1死二塁。状況的に、たとえ四球を与えて塁を詰めてでも、1点を与えたくない場面だった。石橋は前の2打席で初球を振っていた。しかも、中堅フライではあったが、両方ともいい当たりだった。これらを総合して考えると、ボールくさい変化球で入るという手が浮上してくる。配球に、数学のような絶対的な正解はない。だが、1球が勝敗を分けたのも事実だった。この試合、正捕手の中村悠平は、右手親指の腫れで欠場していた。

◆日本ハムからトレードで加入した中日宇佐見真吾捕手が出場選手登録され、5回に代打で移籍後初出場した。登場曲に選んだ妻・高城れにが所属する「ももいろクローバーZ」の「行くぜっ!怪盗少女」で打席に向かい、三ゴロに倒れた。「ファンの方の大きな声援を感じることができ、うれしかった。これからは結果が出るように頑張ります」と今後を見据えた。

◆ヤクルトの中村悠平捕手(33)が、右手親指の腫れで、中日10回戦(バンテリンドーム)のベンチ入りメンバーから外れた。高津監督は「昨日、守備の時に打球が右手の親指に当たって。ちょっと腫れがひどかったが、今朝はだいぶ治まってて。もうちょっと様子を見た方がいいということだったので、今日はベンチから外しました」と状況を説明した。中村は試合前の練習に途中から参加したが、打撃練習を行っていなかった。23日の試合では2番捕手としてフル出場し、適時二塁打を放つなど3打数1安打2打点の活躍だった。

◆/まさに圧巻\最後は147キロのスプリットマルティネスが1回無失点?プロ野球(2023/6/24)??中日×ヤクルト??Live on DAZN#DAZNプロ野球#dragons pic.twitter.com/U1mBBmOyQ4

◆愛知県田原市協賛「花だメロンだ波乗りだ!渥美半島たはらデー」として開催された。始球式に田原市出身で同市のふるさと大使を務める、お笑いコンビ、オアシズの大久保佳代子(52)が登場した。大久保は中日のユニホームに水色のフリルのスカート姿で登場。大きく脚を上げて振りかぶり、1度目、2度目は中日の球団マスコット・ドアラに投球を〝阻止〟され場内の笑いを誘った。3度目で見事、山なりのワンバウンド投球を披露した。

◆ヤクルト・中村悠平捕手(33)がベンチ外となった。この日の試合前練習では打撃練習、守備練習などを行わず、別メニュー調整していた。

◆日本ハムからトレードで加入した宇佐見真吾捕手(30)が五回、代打で登場し移籍後初出場。中日のユニホームを着ての初打席はフルカウントから三ゴロに倒れた。宇佐見は19日に発表されたトレードで斎藤綱記投手(26)とともに中日に加入。中日からは郡司裕也捕手(25)、山本拓実投手(23)が日本ハムへ移籍した。

◆中日は1―1の七回、石橋のプロ初本塁打となる2ランで勝ち越した。来日初登板の先発メヒアは4回を1失点。以降は5投手が無失点でつないだ。4番手の祖父江が3勝目。ヤクルトは好投していた小川が七回に手痛い一発を浴びた。

◆ヤクルトは得点圏であと一本が出ず、敗れた。一回の村上宗隆内野手(23)の中犠飛による1得点のみにとどまり、流れをつくれず。再び単独最下位に転落した。先発した小川泰弘投手(33)は援護がない中で六回まで1失点と粘投していたが、七回に石橋にプロ1号となる左越え2ランを被弾し、勝ち越しを許してしまった。試合後の高津臣吾監督(54)の主な一問一答は以下の通り。――打線が1点のみと苦しんだ「いい形で先制できたんですけど、その後はあと一本が出なかったですね。まあいつものことですが」――得点圏には進めていた「(走者が)得点圏にいくとバットが出なくなるというか、バットが出ないとヒットも出ないですし、2点目がほしかったですね」――先発・小川は援護がない中で粘投した「(登板間隔を)10日間空けて、休養もとったでしょうし、また次って感じかなと思いますね」――中村が試合前練習で別メニュー調整。ベンチ入りも外れていたが「昨日、守備の時に打球が右手の親指に当たって、ちょっと腫れがひどくて、今朝はだいぶ治まってて、もうプレーできるというか、もうちょっと様子を見た方がいいってことだったので、今日はベンチから外しました」――相手先発・メヒアは初対戦。対策は「ヒット1本しか打てなかったので、まあまあどうでしょうかね、難しいでしょうね。初めてのピッチャーなので」

◆ヤクルト・中村悠平捕手(33)が右手親指の腫れのため欠場した。フル出場した前日23日の中日戦(バンテリンドーム)の守備時に打球が当たり負傷したようす。高津臣吾監督(54)は「ちょっと腫れがひどくて、今朝はだいぶ治まっていて、もうプレーできるというか。もうちょっと様子を見た方がいいということだったので、今日はベンチから外しました」と説明した。中村はこの日の試合前練習では打撃練習や守備練習を行わず、別メニュー調整。試合のベンチ入りからも外れていた。大事ではないため出場選手登録は抹消せず、経過を観察していく見込みだ。

◆好投していたヤクルト・小川泰弘投手(33)が手痛い一発を浴びた。同点の七回1死二塁で、石橋にプロ1号となる2ランを献上した。初球の直球を左越えに運ばれ「もう少し慎重に入るべきだった。一球が悔やまれる」と反省した。7回5安打3失点でリーグワーストタイの7敗目(3勝)。「我慢して粘り強く集中して投げられた。次につなげていくしかない」と前を向いた。

◆ヤクルトは中日に競り負け、再び5位に並ばれた。打線が再三走者を得点圏に進めながら、一回の村上の犠飛による1得点のみ。高津臣吾監督(54)は「いい形で先制できたが、あと一本が出なかった。2点目が欲しかった」と嘆いた。試合前時点でチームの得点圏打率・210はリーグワーストで、この日も得点圏で9打数無安打。散発4安打、9残塁に終わり、指揮官は「(走者が)得点圏に行くとバットが出なくなる。バットが出ないとヒットも出ない」と打線に奮起を求めた。この日は23日の中日戦での守備で右手親指に打球を受けた正捕手の中村が、ベンチ入りメンバーを外れた。出場選手登録は抹消しない方針。苦しい状況をチーム一丸で乗り越えるしかない。(箭内桃子)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
38262 0.594
(↓0.009)
-
(-)
77248
(-)
202
(+2)
32
(-)
36
(-)
0.239
(↓0.001)
2.810
(↑0.01)
2
(-)
DeNA
37261 0.587
(↑0.006)
0.5
(↓1)
79263
(+2)
226
(-)
50
(-)
15
(+2)
0.260
(↓0.001)
3.310
(↑0.05)
3
(-)
巨人
35320 0.522
(↓0.008)
4.5
(-)
76255
(+1)
256
(+3)
79
(-)
21
(+1)
0.255
(↓0.001)
3.710
(-)
4
(-)
広島
34320 0.515
(↑0.007)
5
(↑1)
77232
(+3)
238
(+1)
42
(+1)
34
(+1)
0.245
(↓0.001)
3.290
(↑0.04)
5
(-)
ヤクルト
25402 0.385
(↓0.006)
13.5
(-)
76234
(+1)
263
(+3)
56
(-)
33
(+1)
0.233
(↓0.002)
3.680
(↑0.01)
5
(1↑)
中日
25401 0.385
(↑0.01)
13.5
(↑1)
77180
(+3)
212
(+1)
29
(+1)
21
(-)
0.236
(↓0.001)
2.810
(↑0.03)