広島(☆3対1★)巨人 =リーグ戦11回戦(2023.06.24)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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巨人
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広島
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勝利投手:大瀬良 大地(3勝5敗0S)
(セーブ:矢崎 拓也(4勝0敗10S))
敗戦投手:メンデス(1勝2敗0S)

本塁打
【広島】堂林 翔太(4号・3回裏ソロ)

  DAZN
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◆広島は3回裏、堂林のソロで先制する。続く4回には西川と末包の適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・大瀬良が7回無失点9奪三振の好投。その後は島内、矢崎の継投で逃げ切り、大瀬良は今季3勝目を挙げた。敗れた巨人は、打線が好機を生かせなかった。

◆巨人坂本勇人内野手(34)が24日、出場選手登録を抹消された。坂本は前日23日広島戦で右太もも裏を痛め、途中交代をしていた。1回先頭、二塁内野安打で一塁ベースを駆け抜けた後、顔をゆがめ、同箇所を抑えた。トレーナーに付き添われ、足を引きずりながら、ベンチに退いていた。23日の試合後、原監督は「あまりいい状態ではないでしょう。我慢強い人が、あそこまでというふうに我々には見えた。そういう意味では簡単ではないと思います」と話していた。ここまで坂本は打率2割7分、10本塁打、28打点。開幕こそ不振だったが、徐々に調子を上げた。交流戦では全18試合に出場し、打率3割6厘、4本塁打、10打点だった。2軍からは北村拓己内野手(27)、ヨアンデル・メンデス投手(28)が1軍に昇格した。

◆広島大瀬良大地投手(32)が7回3安打無四球無失点の好投で、4月14日ヤクルト戦以来71日ぶり3勝目を手にした。1、2回と得点圏に走者を置いた序盤を切り抜けると、3回は3者連続三振。4回無死二塁も無失点で切り抜けると、7回まで危なげなく無失点投球を続けた。今季登板3試合目までは2勝1敗と滑り出したが、登板間隔を空けて臨んだ4月26日にアクシデントにより4回で降板となった。その後も右肘の炎症による登板回避などもあり、前回6月13日まで登板6試合白星無しが続いていた。登板前は「勝つとかそういうところが一番かなと思う。いい形でしっかりとゲームをつくっていきたい。しっかりいい結果を残さないといけない」と決意を新たにしていた。リーグ戦再開黒星発進した中、巡ってきた先発でチームを勝利に導く投球で、防御率も3・02まで良化した。チームは再び3位巨人に0・5ゲーム差と肉薄した。

◆広島大瀬良大地投手が、7回3安打無失点で71日ぶり3勝目を手にした。1回は2死三塁、4回は無死二塁から好調の4番岡本和を迎えても、攻める姿勢を貫いた。1回は中飛、4回は遊ゴロといずれも直球で打ち取った。尻上がりに調子を上げて103球を無四球で投げ抜いた。登板前に海の向こうから届いた吉報にも発奮した。米大リーグ・ツインズの前田が678日ぶり勝利。「いいピッチングを見せてもらえたので、僕も頑張ります。いいピッチングをしていきます」。ウオーミングアップ前にそうメッセージを送り、自身も続いた。大瀬良を中心にチーム一丸の勝利で、3位巨人に再び0・5ゲーム差とした。新井監督が「チームにとっても、大地にとっても大きい1勝になった」と労をねぎらうも、本人は「こんな成績ではいけない。先を見過ぎず、1つ1つまずは今日みたいなピッチングが継続できるように」と復活への1歩と位置付ける。

◆巨人は広島大瀬良を打ち崩せず、連勝を逃した。1回、2回、4回と得点圏に走者を進めるも決定打を欠いた。7回まで無得点に抑えられて、今季3戦で2勝目を献上。先発した試合でチームは3戦3敗となった。8回に1死満塁の絶好機をつくるも秋広の犠飛による1得点にとどまり万事休す。原監督は「そうですね。点がなかなか取れなかったってことですね」と淡々と振り返った。

◆広島大瀬良大地投手(32)が7回3安打無失点で、71日ぶり3勝目を手にした。投球とともに、戦う姿でナインを鼓舞した。1回は2死三塁、4回は無死二塁から好調の4番岡本和を迎えても、攻める姿勢を貫いた。1回は中飛、4回は遊ゴロ。いずれも直球で打ち取った。投球プレートを中央から三塁側に変えるなど、力強さに工夫もにじむ投球で、7回103球を無四球で投げ切った。4月14日ヤクルト戦での2勝目から白星に遠ざかった。背負った責任の重さだけ、勝てない日々は苦しかった。常に報道陣に丁寧な対応をする右腕が、敗戦投手となった13日楽天戦後は報道陣の前で足を止めなかった。眠れない日々の中、家族が支えとなった。先月1歳となった息子はようやく歩けるようになったばかり。それでも抱っこをせがむことなく、自分の足で歩く姿に癒やしとともに、励まされた。「こういう投球を見せることができて、家族が一番ホッとしているかもしれない」。ともに戦い、スタンドで見守った家族にウイニングボールを届けた。待望の白星にも「こんな成績ではいけないと思っている。先を見過ぎず、1つ1つまずは今日みたいなピッチングが継続できるように」と復活への1歩と位置付ける。新井監督は「本当に責任感の強い投手。援護をしてあげられず勝ちがつかない状況が続いていた。野手も十分、分かっていたので、今日は何とかと思ってたと思います」とたたえる。大瀬良を中心にチーム一丸でつかんだ勝利で、再び3位巨人に0・5ゲーム差とし、弾みをつけた。【前原淳】

◆広島が先発大瀬良大地投手(32)の71日ぶり勝利となる3勝目で交流戦最終戦からの連敗を止めた。大瀬良は7回3安打無四球無失点の好投。9回は矢崎が締めて、プロ初の2桁10セーブ目。打線は3回に堂林が2戦連続スタメン起用に応える先制弾。4回は3本の長短打と三盗を絡めて2点を追加した。試合後の新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。-先発大瀬良投手が久しぶり勝利新井監督 今までも、いい投球をしていた。なかなか援護できてなかった。チームにとっても大地にとっても大きい1勝になった。-大瀬良投手は勝てない間、責任を感じていた新井監督 本当に責任感の強い投手。そこも大地らしいなと思います。ずっと我慢してゲームをつくってくれていたんですけど、なかなか援護をしてあげられなくて、勝ちがつかない状況が続いていた。本人も苦しかったと思います。野手も十分、分かっていたので、今日は何とかと思ってたと思います。大地のためにと。-3回は先発メンデス投手から堂林選手が1発新井監督 ミーティングでいろんなことをやってくるよと話をしてた。選手それぞれがいいプラン、いい準備をして、打席に入ってくれた。堂林もナイスホームランでした。-堂林選手は昨日の試合では内容も良くないように見えたが、スタメン起用がハマった新井監督 たまのスタメンで簡単に打てるもんじゃない、というのは分かっているので。今日も迷いなく、普通にドウ(堂林)がファースト。守備面も考えて。大地が投げるときはしっかり守備もしっかり固めてあげたいというのもあるのでね。追い込まれたけど、打った瞬間でしたね。いいホームランですね。-追加点もすぐに入ったのは大きかった新井監督 大きかったですね。特に崇司(上本)の盗塁ですね。あれはすごく大きい。龍馬も楽になった。勇気を持って、一発で決めてくれた。あそこの崇司の盗塁は本当に大きかった。-9回を締めた矢崎投手が10セーブ目新井監督 たくましくなっているなと。経験を重ねるたびにたくましくなっています。

◆広島・森翔平投手(25)が試合前練習に参加し、今季初先発となる25日の巨人戦に向けてキャッチボールなどで汗を流した。「思い切っていくだけだと思う。初回から全力でいけるようにしたい」。17日に今季初昇格し、18日の西武戦(マツダ)では3─5の七回1死から登板し2ランを浴びるなど打者4人に2安打2失点。心機一転、プロ2勝目をかけて先発のマウンドに立つ。

◆広島・野村祐輔投手(34)と玉村昇悟投手(22)が1軍に合流した。この日が誕生日の野村は29日のDeNA戦(マツダ)に今季初先発予定、玉村は森浦に代わって出場選手登録され、中継ぎ待機。高卒4年目左腕の玉村は「どんな形でも1軍に上がりたいと思っていて声をかけてもらった。ずっと真っすぐをテーマにやっているので見てほしい」とアピールした。

◆広島の大瀬良が7回を3安打無得点に抑え、9奪三振の無四球で4月14日以来の白星となる3勝目を挙げた。打線は三回に堂林のソロ本塁打で先制し、四回は西川の適時三塁打などで2点加えた。巨人は序盤の逸機から後手に回った。

◆先発した巨人のヨアンデル・メンデス投手(28)が四回途中4安打3失点。打線も広島先発・大瀬良の前に七回まで散発3安打と沈黙。投打がかみ合わず連勝とはならなかった。試合前には、23日の広島10回戦(マツダ)の第1打席で内野安打を放った際に負傷交代した坂本勇人内野手(34)が出場選手登録を外れた。交流戦で打率・306を記録していた大黒柱の離脱で垂れ込めた暗雲をチーム一丸で払拭することができなかった。原辰徳監督(64)は「みんなでカバーしていくしかない」と言葉を残し、球場を後にした。

◆勝利球を受け取り、喜びをかみしめた。3万1163人の観客を飲み込んだ土曜日のマツダスタジアム。広島・大瀬良が「マツダGキラー」の名の通りの快投で、自身の連敗を4で止めた。「2カ月ちょっと勝っていなくて苦しい思いがあった。とにかく勝ちたい一心。それが結果につながってよかった」無四球と抜群の制球力が光り、7回3安打無失点で3勝目を挙げた。一、二、四回と得点圏に走者を背負ったが、本塁だけは踏ませない。力のある140キロ台後半の直球と打者の手元で鋭く曲がるカットボールのコンビネーションなどで今季最多の9三振を奪った。これでマツダスタジアムでの巨人戦は2014年のデビューから負けなしの11連勝。4月14日のヤクルト戦以来7試合ぶりの勝利をつかんだエースを新井監督は「苦しかったと思う。チームにとっても、(大瀬良)大地にとっても大きい1勝」と称賛した。尊敬するメジャーの先輩に続いた。入団1年目の14年から2年間同僚で現在も親交がある前田健太(ツインズ)が、23日(日本時間24日)のタイガース戦で右肘のトミー・ジョン手術から678日ぶりに勝利。この日朝にニュースで朗報を知った。さっそく「良いピッチングを見させていただきました」とLINEで祝福。逆に励ましの言葉をもらったといい「僕も頑張ります」と決意をつづって見事に有言実行した。「気にかけてくださってありがたいと思っています」と前田への感謝を語る大瀬良。チームは連敗を2で止め、3位巨人に0・5ゲーム差と再接近。5年連続で開幕投手を務めた男は巨人にもマエケンにも負けん!!(柏村翔)

◆広島は序盤の3得点で逃げ切った。3位巨人とのゲーム差は0・5に接近。試合後の新井貴浩監督(46)の一問一答は次の通り。──大瀬良は7回3安打無失点で3勝目「今までも良い投球をしていたが、なかなか(打線が)援護できていなかった。チームにとっても大地にとっても大きい1勝になった。素晴らしい投球。会沢も引っ張ってくれた。次も期待したい」──三回には堂林がメンデスから4号ソロを放ってこれが決勝点「ミーティングでいろんなことをやってくるよって話していた。選手それぞれいいプラン、いい準備して打席に入ってくれた。堂林もナイスホームランでした」──四回に出た西川と末包のタイムリーが大きい「大きかったです。特に(上本)崇司の(1死二塁からの(三塁への盗塁)です。あれはすごく大きい。(適時三塁打を放った西川)龍馬も楽になった。一発で勇気を持って決めてくれた」──3点目の末包の適時打は「しっかりと結果を出してくれている。ゲームの中で成長してくれていると思いますし、良いヒットだったと思います」─―抑えの矢崎が10セーブ目「経験を重ねるたびにたくましくなっている」―─元広島の前田健太投手(ツインズ)が右肘の手術を経て2年ぶりに勝利を挙げた「今、初めて知った。それはうれしいニュースです」──カード勝ち越しがかかる25日の3戦目に向けて「森が先発。しっかり打線も援護してあげたいですし、楽しみにしています」

◆巨人・秋広優人内野手(20)が自身16試合ぶりの長打となる二塁打を放った。四回先頭で大瀬良の投じた初球の直球をはじき返し、痛烈なライナーで右中間を破った。3点を追う八回1死満塁では、8試合ぶりの打点となる左犠邪飛で反撃ののろしを挙げたが、後続が倒れた。3番打者として役割を果たす20歳の大砲に原監督は「(八回の)ああいうところでもちゃんと犠牲フライを打てるしね」と目を細めた。

◆巨人は大黒柱の離脱が響き、犠飛による1点を挙げるのがやっとだった。打線が封じられて力負けし、原辰徳監督(64)は「みんなでカバーしていくしかない」と語気を強めた。23日の試合で負傷交代した坂本は右太もも裏の肉離れを負ったとみられ、出場選手登録を外れた。代わりに1番打者を務めた重信は3打数無安打。打線は大瀬良の多彩な変化球に翻弄され、ホームが遠かった。坂本と同じ遊撃を守る21歳の中山は、走塁で積極性をアピールできなかった。3点を追う八回の先頭で代打として右前打。続く若林の当たりはゴロで一、二塁間を破ったが、中山は二塁で止まった。指揮官はベンチで激しいけんまくを見せ、珍しく怒りをあらわにした。「未来がたくさんある人」と期待を寄せるからこそ「あそこは来ないと駄目」と指摘。好機を広げられなかった中山は「自分の判断。反省している」と唇をかんだ。坂本の正式な診断結果は週明けに出る見込み。柱が不在の期間は、個々が殻を破るチャンスでもある。(鈴木智紘)

◆四回の失点が全て。試合の中盤から後半に向け、流れの行方を左右するポイントで、警戒心と注意力のなさは目を覆うばかり。メンデスと大城卓の巨人バッテリーだ。先頭の上本に右前打されたのは仕方ないと割り切るとして、不振の秋山がバントの構えをすると、投球は逆球。これが捕逸になり二進をプレゼント。さらに、秋山がバントできないまま三振すると、続く西川への初球。何と、やすやすと三盗を決められた。何か策が失敗したら、相手は別の動きを仕掛けてくるもの。そういう考えには至らず、ひたすら打者との勝負を淡々と繰り返すだけとはね。結局その後、前進守備を余儀なくされ、西川に一塁線を抜かれる三塁打。末包にも左前適時打。四回の2失点は5失点分くらい重い。そこへいくと広島の大瀬良-会沢は対照的。走らせたくないときや、甘い球は許されないときには、間を取るなどして細心の注意を払っていた。その差が勝敗に直結したといえる。肝心なところでは緻密に、繊細に-。これ、バッテリーの心得だよ。(サンケイスポーツ専属評論家)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
38262 0.594
(↓0.009)
-
(-)
77248
(-)
202
(+2)
32
(-)
36
(-)
0.239
(↓0.001)
2.810
(↑0.01)
2
(-)
DeNA
37261 0.587
(↑0.006)
0.5
(↓1)
79263
(+2)
226
(-)
50
(-)
15
(+2)
0.260
(↓0.001)
3.310
(↑0.05)
3
(-)
巨人
35320 0.522
(↓0.008)
4.5
(-)
76255
(+1)
256
(+3)
79
(-)
21
(+1)
0.255
(↓0.001)
3.710
(-)
4
(-)
広島
34320 0.515
(↑0.007)
5
(↑1)
77232
(+3)
238
(+1)
42
(+1)
34
(+1)
0.245
(↓0.001)
3.290
(↑0.04)
5
(-)
ヤクルト
25402 0.385
(↓0.006)
13.5
(-)
76234
(+1)
263
(+3)
56
(-)
33
(+1)
0.233
(↓0.002)
3.680
(↑0.01)
5
(1↑)
中日
25401 0.385
(↑0.01)
13.5
(↑1)
77180
(+3)
212
(+1)
29
(+1)
21
(-)
0.236
(↓0.001)
2.810
(↑0.03)