ヤクルト(☆13対0★)楽天 =交流戦3回戦(2023.06.20)・明治神宮野球場=
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楽天
0000000000210
ヤクルト
51304000X131302
勝利投手:山本 大貴(1勝0敗0S)
敗戦投手:藤平 尚真(2勝3敗0S)

本塁打
【ヤクルト】オスナ(12号・1回裏3ラン),内山 壮真(4号・1回裏2ラン)

  DAZN
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◆ヤクルトが大勝。ヤクルトは初回、オスナの3ランと内山の2ランで5点を先制する。その後9-0となって迎えた5回裏には、代打・宮本の適時打などで4点を加え、リードを広げた。投げては、3番手・山本がうれしいプロ初勝利。敗れた楽天は、投打ともに振るわなかった。

◆楽天は6月に入って打線が活発。チームの月間打率は3、4月に2割5厘、5月に2割1分6厘が、今月は2割8分2厘。1試合の平均得点も2・8→3・0→4・1と6月に一気に上がっている。特に好調なのがクリーンアップの3人で、3番小郷が打率3割8分8厘、4番浅村が同3割5分3厘、5番岡島が同3割4分6厘の大当たり。今日も3人が打ちまくるか。

◆ヤクルトのキャプテン、山田哲人内野手(30)が定位置に帰ってきた。5月31日の日本ハム戦(エスコンフィールド)以来の3番二塁でスタメン出場する。

◆楽天松井裕樹投手(27)が、ベンチ外となった。守護神として今季14セーブを挙げているが、交流戦16試合で9登板。13日からの広島3連戦では3連投。1日空いて、17、18日の巨人戦でも登板。終盤まで接戦の展開が続き、負担がかかっていた。石井監督は試合前に取材に対応。「だいたい(松井裕が)投げるような展開。今日は(ベンチに)入れないかな。やめておきます」と明かした。守護神に休養を与えながら、目先の勝利へ向かっていく。

◆/打った瞬間の豪快弾\連敗脱出へ向けてオスナが第12号3ラン?プロ野球(2023/6/20)??ヤクルト×楽天??Live on DAZN#DAZNプロ野球#swallows pic.twitter.com/5fzE9TMugN

◆楽天西口直人投手(26)が、アクシデントに見舞われた。6点を追う3回に2番手として登板。無死一、二塁で、長岡のライナー性の打球が右腕に直撃した。小山投手コーチとトレーナーに付き添われながら、自力でベンチに引き揚げたが、そのまま降板。津留崎がマウンドに上がった。西口はアイシングをして処置を受けた。試合後は他の選手とともに球場を後にした。石井監督は「明日様子を見て」。患部の状態を見て、21日以降の出場を見極めていく。

◆6連敗中がウソのようにヤクルト打線が大爆発した。5回までに13得点を挙げ、10点だった今季最多得点を更新した。試合前時点でチームの得点圏打率が2割と12球団ワースト2位だった燕打線が、初回から目覚めた。2死一、二塁、5番ホセ・オスナ内野手(30)が楽天先発藤平の149キロ直球を左翼席へ12号3ランで4試合ぶりの先制。さらに2死一塁から内山壮真捕手(20)が5月20日DeNA戦(横浜)以来、1カ月ぶりとなる左翼席への4号2ランで初回に5得点を挙げた。内山は「打ったのはスライダー。強いスイングができるところを待っていました」と手応えの1発だった。この流れを引き寄せたのはこの日、今季初昇格&初登板だった先発の金久保優斗投手(23)だった。4回を無安打無失点と好投。6点リードの3回1死満塁では、楽天3番手の津留崎から左前適時打を放ちプロ初打点を挙げた。金久保は「久しぶりの1軍での登板ですごく緊張しましたが野手の方に援護点を取っていただいてどんどん勝負することが出来ました。5四死球は反省し、しっかり修正したいです」と語った。

◆楽天が今季ワーストの13失点で、ヤクルトに敗れた。先発藤平は、1回に2本塁打を浴びていきなり5失点。続く2回も1死三塁で捕逸によって追加点を許した。球団史上初の交流戦優勝の可能性をわずかに残していた中で、2回4安打6失点でKO。「初回にあれだけ点を取られると野手の方も気持ち的にすごく落ちると思う。今日の試合は絶対的に僕が試合を決めてしまったところがあるので、本当に野手の方に申し訳ない」と悔いた。3、4日に行われたヤクルト戦でも、先発の早川、荘司がそれぞれ2回で降板。神宮で若手投手たちが踏ん張ることができなかった。試合の流れを明け渡し、後続のリリーフ陣もヤクルト打線を止められず。大量13失点で、交流戦優勝の可能性も完全消滅。ただ、21日の中日戦(楽天モバイルパーク)を引き分け以上で終えれば、2年ぶりの交流戦勝ち越しとなる。石井監督は「チームとしては勝ち越していくということは大事。しっかりやっていきたい」と前を向いた。

◆昨季途中にロッテから加入したプロ6年目のヤクルト山本大貴投手がプロ初勝利を挙げた。13点リードの6回から3番手で登板し、2回無安打無失点。初勝利のボールを手に「丈夫な体で産んでくれた両親と、支えてくれた妻にありがとうと感謝を伝えたい」と語った。北星学園大付卒業後、三菱自動車岡崎で4年を過ごし、17年ドラフト3位でロッテに入団。苦労人がついに悲願の勝ち星を手にした。▽ヤクルト高津監督(昨季優勝の交流戦を7勝11敗で終え)「投打でうまくいかなかったという表現が一番合う。ただ今日のゲームは勝って交流戦を終えようと話していた。何かのきっかけにしたい」

◆6連敗中がウソのように、ヤクルト打線が大爆発した。13得点を挙げ、10点だった今季最多得点を更新した。試合前時点でチームの得点圏打率が2割と12球団ワースト2位だった燕打線が、初回から目覚めた。2死一、二塁、5番ホセ・オスナ内野手(30)が楽天先発藤平の149キロ直球を左翼席へ12号3ランで4試合ぶりの先制。「しっかり自分の狙いを絞って、一振りで仕留めることができた。最近、ミスショットしないことを意識している。ミートできてそれがスタンドまで飛んでくれて良かった」と狙い通りのバッティングだった。さらに2死一塁から内山壮真捕手(20)が5月20日DeNA戦(横浜)以来、1カ月ぶりとなる左翼席への4号2ランで初回に5得点を挙げた。内山は早出で杉村打撃コーチとティー打撃を実施。「僕が苦しんでいる時に杉さんから言ってもらえた。その中で修正や新しい発見があったのでそれが好調につながっている」と語った。この流れを引き寄せたのはこの日、今季初昇格&初登板だった先発の金久保優斗投手(23)だった。4回を無安打無失点と好投。6点リードの3回1死満塁では、楽天3番手の津留崎から左前適時打を放ちプロ初打点を挙げた。金久保は「連敗が続いていたので自分で流れを変えたいと思って投げて、無安打でヒットも打てて、この点差で勝てたことはうれしい」と大満足の結果だった。高津臣吾監督(54)は楽天との交流戦最終戦に向け前日の19日、自宅で熟考していた。「昨日1日、今日の藤平投手にどうやったら点が入るんだろう。(打順を)どういう組み合わせで、どう並べたら点になるんだ、というのをずっと昨日考えながら、家にいました」その成果が見事に出た形。「もちろんプレーしたのは選手でね。先頭が出て、2アウトになってもそこから先制することができたし、その後の中押しであったり、金久保のピッチングであったり、100点に近いゲームだった」と、リーグ戦再開へ弾みとなる試合となった。昨季優勝だった交流戦を7勝11敗で終え「うまくいかなかったという表現が一番合うかもしれない」と、かみしめるように言った。監督自身も悩み、苦しみ「いろんなイメージはするんですけど、その中でも打つ方も投げる方も、うまくいかなかったかなと」と振り返る。それでもこの日の試合は重要だった。「今日のゲームを勝って交流戦を終わりたいと。いい交流戦ではなかったかもしれないけど、勝って終わりたいというのは伝えた。こうやってまた何かのきっかけをつくって週末のドラゴンズ戦にいい形で挑もうと思っていた」。残り78試合。何かを諦めるには、まだ早い。【三須一紀】

◆/スワローズの希望、そして未来。\意外にも6月は初アーチ内山壮真が第4号2ラン?プロ野球(2023/6/20)??ヤクルト×楽天??Live on DAZN#DAZNプロ野球#swallows pic.twitter.com/xBojbd3pDD

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<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
DeNA
1170 0.611
(-)
-
(-)
080
(-)
59
(-)
8
(-)
5
(-)
0.258
(-)
2.930
(-)
1
(-)
ソフトバンク
1170 0.611
(-)
0
(-)
086
(-)
65
(-)
16
(-)
6
(-)
0.266
(-)
3.300
(-)
1
(-)
ORIX
1170 0.611
(-)
0
(-)
066
(-)
56
(-)
15
(-)
7
(-)
0.232
(-)
2.750
(-)
1
(-)
巨人
1170 0.611
(-)
0
(-)
072
(-)
55
(-)
25
(-)
9
(-)
0.274
(-)
3.000
(-)
5
(1↑)
日本ハム
1080 0.556
(-)
1
(-)
059
(-)
45
(-)
19
(-)
10
(-)
0.238
(-)
2.240
(-)
6
(1↓)
楽天
980 0.529
(↓0.034)
1.5
(↓0.5)
163
(-)
84
(+13)
14
(-)
8
(-)
0.267
(↓0.01)
4.250
(↓0.34)
7
(-)
広島
990 0.500
(-)
2
(-)
061
(-)
76
(-)
7
(-)
13
(-)
0.238
(-)
3.870
(-)
8
(-)
ロッテ
792 0.438
(-)
3
(-)
055
(-)
77
(-)
13
(-)
13
(-)
0.215
(-)
4.080
(-)
9
(-)
阪神
7101 0.412
(-)
3.5
(-)
058
(-)
66
(-)
5
(-)
13
(-)
0.210
(-)
3.230
(-)
10
(1↑)
ヤクルト
7110 0.389
(↑0.036)
4
(↑0.5)
069
(+13)
65
(-)
13
(+2)
5
(+2)
0.251
(↑0.008
3.530
(↑0.21)
11
(1↓)
中日
6101 0.375
(-)
4
(-)
149
(-)
56
(-)
9
(-)
11
(-)
0.227
(-)
2.970
(-)
12
(-)
西武
6120 0.333
(-)
5
(-)
048
(-)
62
(-)
11
(-)
8
(-)
0.212
(-)
3.170
(-)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
38242 0.613
(-)
-
(-)
79247
(-)
197
(-)
31
(-)
36
(-)
0.241
(-)
2.810
(-)
2
(-)
DeNA
35261 0.574
(-)
2.5
(-)
81258
(-)
225
(-)
49
(-)
13
(-)
0.261
(-)
3.400
(-)
3
(-)
巨人
34310 0.523
(-)
5.5
(-)
78249
(-)
250
(-)
77
(-)
20
(-)
0.256
(-)
3.730
(-)
4
(-)
広島
33310 0.516
(-)
6
(-)
79226
(-)
232
(-)
40
(-)
33
(-)
0.246
(-)
3.300
(-)
5
(-)
ヤクルト
24392 0.381
(↑0.01)
14.5
(↑0.5)
78229
(+13)
260
(-)
56
(+2)
32
(+2)
0.235
(↑0.002
3.740
(↑0.06)
6
(1↓)
中日
23391 0.371
(-)
15
(-)
80172
(-)
205
(-)
27
(-)
21
(-)
0.236
(-)
2.860
(-)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
37262 0.587
(-)
-
(-)
78249
(-)
207
(-)
53
(-)
25
(-)
0.255
(-)
2.960
(-)
2
(-)
ソフトバンク
34252 0.576
(-)
1
(-)
82233
(-)
207
(-)
43
(-)
27
(-)
0.248
(-)
3.180
(-)
3
(-)
ロッテ
32244 0.571
(-)
1.5
(-)
83208
(-)
196
(-)
37
(-)
38
(-)
0.230
(-)
3.100
(-)
4
(-)
日本ハム
31350 0.470
(-)
7.5
(-)
77214
(-)
206
(-)
51
(-)
36
(-)
0.225
(-)
2.750
(-)
5
(-)
楽天
26341 0.433
(↓0.008)
9.5
(↓0.5)
82192
(-)
251
(+13)
51
(-)
44
(-)
0.226
(↓0.002)
3.550
(↓0.1)
6
(-)
西武
25381 0.397
(-)
12
(-)
79179
(-)
220
(-)
43
(-)
36
(-)
0.227
(-)
3.130
(-)