中日(★3対6☆)日本ハム =交流戦2回戦(2023.06.17)・バンテリンドーム=
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日本ハム
0000130206801
中日
1110000003710
勝利投手:伊藤 大海(3勝4敗0S)
(セーブ:田中 正義(1勝1敗11S))
敗戦投手:藤嶋 健人(0勝1敗0S)

本塁打
【日本ハム】マルティネス(9号・6回表3ラン)

  DAZN
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◆日本ハムは1-3で迎えた6回表、マルティネスの3ランで逆転に成功する。そのまま迎えた8回には清宮の押し出し四球などで2点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・伊藤が7回3失点の好投で今季3勝目。敗れた中日は2番手・藤嶋が誤算で、打線も中盤以降は振るわなかった。

◆日本ハム先発の伊藤大海投手(25)が、プロ初安打初打点をマークした。3点ビハインドの5回2死一塁、1ボールから中日先発松葉の高めカットボールに反応。打球はぐんぐん伸び左中間を抜けた。「しっかりと引きつけて逆方向に良いバッティングができました」。大きな二塁打で、伏見が一塁から一気に生還した。伊藤は先発前日の16日、打席での貢献について「まだ1本出てないので、泥くさく1本取りに行きます。内野安打でいい」と謙虚に話していたが、いきなりの長打。しかも2点差に詰める、貴重なタイムリーとなった。投球では今季初めて初回から3イニング連続失点も、4、5回は3者凡退。"本業"でもリズムを取り戻した。

◆/二刀流がまたひとり\プロ初安打初打点伊藤大海がタイムリー2ベース?プロ野球(2023/6/17)??中日×日本ハム??Live on DAZN#DAZNプロ野球#lovefighters pic.twitter.com/ebSSTEGoL6

◆日本ハムのアリエル・マルティネス捕手(27)が、古巣中日から、キャリハイとなる逆転9号3ランを放った。前日16日は「3番捕手」でスタメン出場も3打数無安打2三振。この日は「5番一塁で」スタメン出場し、第2打席まで無安打だったが、2点ビハインドの6回の第3打席で、自慢のパワーがさく裂した。1死一、二塁、2ストライクと追い込まれてから、代わったばかりの中日2番手藤嶋の高めストレートを振り抜き、右翼スタンドにたたき込んだ。マルティネスは中日に在籍した昨季の8本塁打がシーズン最多だったが、6月の段階で自己記録を更新。「ターニングポイントになると思って集中して打席に入りました。ストライク先行でくると思っていたので、タイミングが遅れないように振っていくことを意識していました。最高の結果が出て良かったです」と喜んだ。

◆/大きく頼もしい背中\キャリアハイの第9号マルティネスが逆転3ラン?プロ野球(2023/6/17)??中日×日本ハム??Live on DAZN#DAZNプロ野球#lovefighters pic.twitter.com/Wl0TmTf0wz

◆日本ハムが逆転勝ちで2連勝し、カード勝ち越しを決めた。2点ビハインドの6回1死一、二塁でアリエル・マルティネス捕手(27)が右翼スタンドへキャリアハイとなる逆転の9号3ランを放つと、8回には無死満塁から押し出し四球などで2点を追加した。対中日は昨季から同一カード5連勝。古巣相手に決勝弾を放ったマルティネスは「味方がチャンスを作ってくれたので絶対返してやるという気持ちで入りました。あとは、相手がすごいいいピッチャーだったので、自分も負けずにアグレッシブに行こうという気持ちを大切にいきました。打てて良かった」と喜んだ。投げては先発伊藤大海投手(25)が、7回6安打3失点で3勝目を挙げた。

◆日本ハム伊藤大海投手が、自身のバットで流れを呼び込み3勝目につなげた。3点を追う5回2死一塁、1ボールから中日松葉の高めカットボールを捉え、左中間への適時二塁打に。「(清宮)幸太郎が高め高めって言ってくれた。振り遅れている部分はあったので。上からいくような形で」。豪快なプロ初安打初打点に新庄監督も「すごい打球。あの1点も乗れましたね」と勝因に挙げた。投球では初回から今季初の3イニング連続失点。3回終了後にマスクをかぶる伏見と話し合い、4回以降は無失点と立て直した。「積極的に中日打線がきていたので(3回終了後に)ちょっとシンプルにいこうかと(伏見)寅威さんから話してもらって。そこから力みも取れた」。初安打の記念ボールは、助言を受けた清宮から渡された。「昔から僕のバッティングを楽しみに見てくれていた両親にあげられたら」。実家に初めて、プロ打者としての"勲章"が並ぶ。日本ハム建山投手コーチ(伊藤について)「ちょっとゆったり感を持たせるとベース板での軌道も変わってくるので、そういうのが中盤以降できていたのかなと思います」--【動画】二刀流がまたひとり!伊藤大海プロ初安打初打点となるタイムリー2ベース--https://www.nikkansports.com/baseball/news/202306170000794.html

◆中日は今季最多の借金15となった。2点リードの6回に、2番手藤嶋が昨季までのチームメート日本ハム・マルティネスに逆転9号3ランを浴びた。序盤に3点を先取も、追加点を奪えなかったのが響いた。1分けをはさんで本拠地で痛恨の3連敗。立浪監督は「まだまだ試合は残っている。借金がいくつとか気にしてもしょうがない。若い選手のミスも出るが成長していけるように、勝ちに行く姿勢は失わずにやっていきたい」と前を向いた。▽中日松葉(6回途中3失点)「前回と同じミスをしてしまったので、今後同じことがないように反省します」

◆育成ドラフト1位入団の松山晋也投手(22)が鮮烈デビューを飾った。3点ビハインドの9回に5番手で登板。188センチの長身右腕は、先頭の代打野村にカウント1ボール1ストライクから自己最速タイ154キロ直球でファウルを奪うと、142キロフォークで見逃し三振を奪った。続く石井には151キロ高め直球で空振りの三振。代打アルカンタラには139キロフォークで見逃し三振と、14球で3者三振でお披露目登板を終えた。「100点ですが、球速にしても、コントロールもまだまだ足りない。間合いにしても。野球はゴールがないので突き詰めたい」。アマ時代と同じ最速をプロで初めて計測したが、満足はしなかった。この日先発した松葉には前日17日に自らアドバイスを求めた。松葉は速球派から制球力重視にモデルチェンジ。先発ローテでも存在感を発揮する。「松葉さんを見て、(スタイルを)チェンジをしたのはいつかと話をしました。『結果、結果(を求める姿勢)になると結果が生まれないよ』と言われた。楽しむくらいで、悔いのないように野球をやれば結果はついてくる」。10歳年上の先輩左腕の金言もデビュー戦を支えた。6日に育成から支配下に引き上げ、デビュー戦を見守った立浪監督も「負けてる展開だったが、支配下を勝ち取ってからなかなか機会がなかったが、素晴らしい球と気持ちの入った投球は良かった」と目を細めた。敗戦の中でも3万6000人を超えるファンの前でデビューを飾った。「人数は多いなと感じました。初めて投げる舞台、大人数の前で投げることはなかった。ここに来られて投げられるのもプロ野球だなと感じた」。夢舞台での第1歩を背番号「90」を背負う剛球右腕は、しっかりとかみしめた。

◆/最高のデビュー登板\2022年育成ドラフト1位松山晋也が三者連続奪三振?プロ野球(2023/6/17)??中日×日本ハム??Live on DAZN#DAZNプロ野球#dragons pic.twitter.com/0p6iPZlLU8

◆今季、日本ハムに加入したアリエル・マルティネス捕手(27)が、「日本生命セ・パ交流戦」中日戦で、昨季まで在籍した古巣相手に逆転3ランを放った。2点を追う6回1死一、二塁で、右翼ポール際へ"恩返し弾"を突き刺した。来日6年目でキャリアハイを更新。「素晴らしかった」と新庄剛志監督(51)絶賛の1発で、2カードぶりのカード勝ち越しを決めた。マルティネスが、慣れ親しんだ名古屋の地で強烈な"恩返し弾"を古巣に見舞った。2点を追う6回1死一、二塁。2球で追い込まれてからの3球目だ。中日藤嶋のストライクゾーンに入った"つり球"を、腰をひねるように回転させて捉え、右翼へ自己最多の9号逆転3ラン。昨季まで何度もバッテリーを組んだ相手だからこそ「どういう軌道の球なのか、よく覚えている」と打席でも余裕があった。新庄監督は「あっち向いてホイ打法...に見えないですか? でも、しっかり右に引っ張れているんですよね。素晴らしかった」と逆方向への1発を大絶賛した。本塁打賞として「すしざんまい」の食事券までゲットしたが、ヒーローの表情は変わらない。いつもなら、ベンチに戻ると大きな「ハート」を頭上に作りチームメートと喜び合うのに、そのパフォーマンスがないのだ。実はこのポーズ、中日ファンの助言で誕生した。元々、両手で小さくハートを作っていたが「ヤクルトのオスナに奪われてしまって(笑い)」。どうしようか考えていた時に、アイデアをもらったそう。「ファイターズに移籍してからも、ドラゴンズファンから度々メッセージを頂くことがあった。そういう人たちの前で、打った後に『Yeah!』という(はしゃぐ)ポーズはしたくない。自分なりの敬意の払い方」。18年に背番号「210」で始まった日本でのキャリア。育ててくれた古巣への気遣いだった。前日16日には「調子いいね」と声をかけてくれた中日立浪監督に「これから、もっと打ちます」と宣言したばかり。「居心地はやっぱりいい。たびたび、この球場が恋しいと思ったこともあります」と懐かしみながら「これからもトレーニングに励んで、チームに貢献したい」。久々の"里帰り"で、心はさらに奮い立った。【中島宙恵】

◆日本ハム・伊藤大海投手(25)がプロ初安打初打点をマークした。0-3の五回2死一塁で左中間を深々と破る適時二塁打。16日には「(プロに入って)まだ1本出ていないので、泥臭く1本取りにいきます。内野安打でいいです」と話していたが、会心の当たりだった。

◆日本ハムのアリエル・マルティネス捕手(27)が昨季まで所属していた古巣の中日相手に逆転弾を放った。1-3の六回1死一、二塁で代わったばかりの中日2番手・藤嶋から右翼席に9号。「ターニングポイントになる場面だと思って、集中して打席に入った。ストライク先行でくると思っていたので、タイミングが遅れないように振っていくことを意識していた。最高の結果が出て良かった」と会心の笑みを浮かべた。マルティネスは来日5年目の昨季に最多の82試合に出場して8本塁打を記録したが、同年オフに中日を自由契約となった。

◆日本ハムが逆転勝ち。1―3の六回にマルティネスが代わった藤嶋から3ランを放ち、ひっくり返した。伊藤が7回を3失点にまとめて3勝目。中日は引き分けを挟んで3連敗。三回までに3点を先行したが、松葉の交代が裏目に出た。

◆日本ハムの投手の打力をなめてはいけない。伊藤大海投手(25)が0-3の五回2死一塁で左中間二塁打を放ち、プロ初安打初打点を記録したのをきっかけに逆転勝ち。交流戦成績を8勝8敗に戻した新庄監督も「強くなっているチームの勝ち方。あの1点でチームが乗れた。素晴らしかった伊藤君の打球。いきなり(打席に)立ってすごいよね、芯に当てて。まあ、俺も(12球団合同トライアウトで)48歳で芯に当ててヒット打っちゃって。言いたいだけやん」とおどけた。伊藤は「昔から(逆の)レフト方向への打球は伸びるので。(清宮)幸太郎が〝(目付けを)高め、高め〟と言ってくれたので、上からかぶせるような感じで。(プロ初安打の)記念球は両親にあげます」とニンマリ。本職でも中盤以降は立ち直り、7回3失点で約1カ月ぶりの白星となる3勝目を挙げた。交流戦での日本ハム投手陣の打撃成績は19打数4安打4打点。降雨ノーゲームとなった15日のDeNA戦でも二回に鈴木が右前打を放っており、事実上、20打数5安打の〝打率・250〟だ。この日に先発出場した上川畑、江越、伏見の野手陣の打率を上回り、新庄監督は「試合後、(投手陣は)みんな特打してますもん(笑)。江越君は教わった方がいいよ」と最後まで上機嫌だった。(東山貴実)

DAZN

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
1160 0.647
(↓0.041)
-
(-)
171
(+1)
53
(+2)
25
(+1)
9
(-)
0.275
(↓0.004)
3.120
(↑0.07)
2
(-)
DeNA
1060 0.625
(↑0.025)
0.5
(↓1)
271
(+10)
54
(+1)
7
(+1)
3
(-)
0.257
(↑0.004)
3.010
(↑0.13)
3
(-)
ソフトバンク
1070 0.588
(↑0.025)
1
(↑1)
177
(+6)
65
(+4)
16
(+1)
6
(-)
0.262
(↓0.001)
3.490
(↓0.03)
3
(-)
ORIX
1070 0.588
(↑0.025)
1
(↑1)
160
(+8)
56
(+5)
13
(+3)
7
(+2)
0.234
(↑0.009)
2.910
(↓0.13)
5
(1↑)
楽天
870 0.533
(↑0.033)
2
(↑1)
361
(+2)
70
(+1)
13
(+1)
6
(-)
0.282
(↑0.002)
4.110
(↑0.23)
6
(1↓)
広島
980 0.529
(↑0.029)
2
(↑1)
157
(+6)
65
(+4)
7
(-)
13
(+2)
0.236
(↑0.008)
3.680
(↓0.02)
7
(1↑)
日本ハム
880 0.500
(↑0.033)
2.5
(↑1)
251
(+6)
42
(+3)
17
(+1)
7
(-)
0.236
(-)
2.410
(↓0.04)
8
(2↓)
ロッテ
782 0.467
(↓0.033)
3
(-)
154
(+1)
71
(+10)
12
(-)
12
(-)
0.220
(↓0.001)
3.950
(↓0.33)
9
(1↓)
阪神
791 0.438
(↓0.029)
3.5
(-)
158
(+4)
57
(+6)
5
(-)
10
(-)
0.211
(↓0.001)
2.950
(↓0.13)
10
(-)
中日
691 0.400
(↓0.029)
4
(-)
249
(+3)
52
(+6)
9
(-)
11
(-)
0.236
(↓0.001)
2.910
(↓0.2)
11
(-)
ヤクルト
6100 0.375
(↓0.025)
4.5
(-)
256
(+5)
59
(+8)
11
(+3)
3
(-)
0.243
(↑0.004)
3.600
(↓0.23)
12
(-)
西武
5120 0.294
(↓0.019)
6
(-)
137
(+4)
58
(+6)
7
(-)
8
(-)
0.209
(↑0.006)
3.180
(↓0.14)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
38232 0.623
(↓0.01)
-
(-)
80247
(+4)
188
(+6)
31
(-)
33
(-)
0.242
(-)
2.730
(↓0.04)
2
(-)
DeNA
34251 0.576
(↑0.007)
3
(↑1)
83249
(+10)
220
(+1)
48
(+1)
11
(-)
0.261
(↑0.001)
3.440
(↑0.04)
3
(-)
巨人
34300 0.531
(↓0.009)
5.5
(-)
79248
(+1)
248
(+2)
77
(+1)
20
(-)
0.256
(↓0.001)
3.770
(↑0.03)
4
(-)
広島
33300 0.524
(↑0.008)
6
(↑1)
80222
(+6)
221
(+4)
40
(-)
33
(+2)
0.245
(↑0.002)
3.240
(↓0.01)
5
(-)
ヤクルト
23382 0.377
(↓0.006)
15
(-)
80216
(+5)
254
(+8)
54
(+3)
30
(-)
0.232
(↑0.001)
3.770
(↓0.06)
5
(-)
中日
23381 0.377
(↓0.006)
15
(-)
81172
(+3)
201
(+6)
27
(-)
21
(-)
0.238
(↓0.001)
2.850
(↓0.06)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ロッテ
32234 0.582
(↓0.011)
-
(-)
84207
(+1)
190
(+10)
36
(-)
37
(-)
0.232
(↓0.001)
3.050
(↓0.11)
2
(-)
ORIX
36262 0.581
(↑0.007)
-0.5
(↓1)
79243
(+8)
207
(+5)
51
(+3)
25
(+2)
0.255
(↑0.001)
3.000
(↓0.03)
3
(-)
ソフトバンク
33252 0.569
(↑0.008)
0.5
(↓1)
83224
(+6)
207
(+4)
43
(+1)
27
(-)
0.246
(-)
3.230
(↓0.01)
4
(-)
日本ハム
29350 0.453
(↑0.009)
7.5
(↑1)
79206
(+6)
203
(+3)
49
(+1)
33
(-)
0.224
(-)
2.810
(-)
5
(-)
楽天
25331 0.431
(↑0.01)
8.5
(↑1)
84190
(+2)
237
(+1)
50
(+1)
42
(-)
0.228
(↑0.001)
3.490
(↑0.04)
6
(-)
西武
24381 0.387
(↓0.006)
11.5
(-)
80168
(+4)
216
(+6)
39
(-)
36
(-)
0.227
(↑0.001)
3.130
(↓0.03)