ヤクルト(★1対4☆)オリックス =交流戦1回戦(2023.06.16)・明治神宮野球場=
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ORIX
0300000104910
ヤクルト
0000010001400
勝利投手:山﨑 福也(5勝2敗0S)
(セーブ:平野 佳寿(0勝1敗10S))
敗戦投手:ピーターズ(2勝3敗0S)
  DAZN
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◆オリックスは2回表、山崎福の適時打などで3点を挙げ、先制に成功する。3-1で迎えた8回には杉本が適時二塁打を放ち、リードを広げた。投げては、先発・山崎福が7回1失点7奪三振の好投で今季5勝目。敗れたヤクルトは、打線が4安打1得点と振るわなかった。

◆今季FAで移籍した2人が交流戦最後のカードで全球団本塁打を狙う。オリックス森友哉は3月31日に古巣の西武戦、ソフトバンク近藤健介は4月12日に同じく古巣の日本ハム戦で1発を放って12球団本塁打に王手をかけた。残りは森がヤクルト戦、近藤が阪神戦で、西武時代の森はヤクルト戦に17試合、日本ハム時代の近藤は阪神戦に16試合出場して本塁打を打てなかった。2人が同じ日に全球団本塁打を達成すれば初めてになるが、森と近藤がそろって本塁打を打てるか。

◆/二刀流がここにいる\日本シリーズの再現山﨑福也が先制タイムリー?プロ野球(2023/6/16)??ヤクルト×オリックス??Live on DAZN#DAZNプロ野球#bs2023 pic.twitter.com/2rH1sKI0TT

◆サチヤが打った! オリックス山崎福也投手(30)がバットで自らを"援護"した。0-0の2回、紅林の二塁打でチャンスを作ると、2死二塁で迎えた8番広岡は申告敬遠。山崎福にこの日初打席が回ってきた。ヤクルト先発ピーターズの初球、145キロツーシームは積極的に振ってファウルに。続く2球目、外のスライダーに泳ぎながらも中前に運び、先制適時打を放った。塁上で笑顔でガッツポーズした山崎福に、ベンチも大盛り上がり。ここから一挙3点を奪った。昨年10月23日に神宮で行われたヤクルトとの日本シリーズ第2戦でも、山崎福は3回3回に先制打をマークし投打で貢献していた。「明日、ピーターズですよね。うーん。初見のピッチャーは苦手なので、どうかなという感じですかね。しっかりヒットは狙ってはいきます」と警戒しながらも宣言していたとおり、日本一につながった1シーンを"再現"した。

◆ヤクルトは昨年の日本シリーズ再戦となるオリックスに敗れ、今季4度目の4連敗を喫した。同シリーズで2試合、計9イニングで無得点に封じられた山崎福に、7回まで4安打1得点に抑えられた。3打数無安打1四球に終わった村上は、「見ての通りです。やるべきことをしっかりやって、勝てるように、打てるように頑張ります」と淡々と振り返った。▽ヤクルト高津監督(2回に古賀の捕逸なども絡み3失点)「小さなミスとか、投手に打たれてしまうとか、つながれてしまうとか。なかなか勝てないのは、そういうところでしょうね」▽ヤクルト・ピーターズ(5回6安打3失点で3敗目)「2回の失点したところはもう少し落ち着いて丁寧に投げないといけなかった。それ以降はテンポ良く投げられたので、今日の反省を生かして次に挑みたい」

◆オリックス山崎福也投手(30)が、慣れ親しんだ神宮で二刀流の活躍を見せた。「今年は(自身の)バッターのグッズも発売されているので、結構プレッシャーもあったんですけど、なんとか今日先制打とヒットを2本打てて良かったです」。0-0の2回、紅林の二塁打でチャンスをつくると、2死二塁で迎えた8番広岡は申告敬遠。山崎福にこの日初打席が回ってきた。ヤクルト先発ピーターズの2球目、外のスライダーに泳ぎながらも中前に運び、先制適時打を放った。「最初に真っすぐが来たんで、次は変化かなと思ったら来たんで。良かったです」。7回にも左前打を放ち、ゴンザレスとともにマルチ安打。「楽しいです。毎年の楽しみなんで」と喜んだ。本業でも7回4安打1失点。明大時代に庭だった神宮のマウンドは「投げやすさは今日改めて感じましたね。球速も全然速かったので。やっぱり合ってる感じはありました」。やはり相性抜群だった。打撃の自己採点は「100点です」。投打合わせると「120点ぐらいです」。体調不良の中嶋監督に代わって指揮を執る水本勝己ヘッドコーチ(54)も「これはほんと不思議なもんで、こうやって打っていったらピッチングのリズムも良くなってくる」と振り返った。これで自身4連勝で今季5勝目。交流戦を無敗で締めくくり、リーグ戦再開へ。「なんとか連勝できて良かったんですけど、まだまだシーズンは長いんで。戻ったら、またしっかりと投げられるように頑張ります」と気を引き締めた。▽オリックス杉本(8回にダメ押しの適時二塁打)「頓宮が頑張って走ってくれたおかげです。福也(山崎)がすごい、ニコニコしながら打席立ってるんで、僕らも見習わなあかんなって思いながら見てました」

◆オリックス杉本裕太郎外野手(32)がニコニコのチームメートに刺激を受け? ダメ押し適時打を放った。3-1の8回1死一塁、ヤクルト大西のシュートを捉え左翼へ二塁打。一塁走者の頓宮が激走し、終盤に大きな4点目が入った。「頓宮が頑張って走ってくれたおかげです」と仲間をねぎらった。先発の山崎福也投手(30)が7回1失点と本業のピッチングだけでなく、2回の先制打を含むマルチ安打の活躍。塁上でうれしそうにガッツポーズする左腕に、ベンチは大盛り上がりだった。「サチヤがすごい、ニコニコしながら打席立ってるんで、僕らも見習わなあかんなって思いながら見てました」。交流戦に向けて、杉本は山崎福に自身の背番号99と名前入りのリストバンドと打撃用手袋をプレゼント。「これあげるから着けてって言って」。おそろいの黄色で、そろって好打を見せた。

◆オリックス・山崎福也投手(30)が先制打。一塁塁上で両手でガッツポーズを作り喜んだ。「9番」で出場し、0-0の二回。1死から紅林の二塁打を皮切りに2死後、8番・広岡が敬遠され一、二塁の場面。左腕・ピーターズに対し、カウント1-0からの2球目、外角のスライダーをはじき返すと、二遊間を抜け、先制の中前打となった。さらに古賀の捕逸、ゴンザレスの右前適時打で3点を先行した。山崎福は日大三高時代の2010年春に選抜最多タイ記録となる1大会13安打をマークするなど、打撃も定評がある。交流戦は、これで3年連続の安打。昨年の日本シリーズ第2戦でも先制打を放つなど、高校時代から慣れた神宮で野手顔負けのバットでまずは魅せた。

◆ヤクルトは今シーズン初めて〝宿敵〟と相まみえた。2年連続日本シリーズで対戦しているオリックスと初対戦。先発のマウンドを任されたのは、来日1年目のディロン・ピーターズ投手(30)だった。「パ・リーグはみんなすごく強いチームなので、オリックスに限らずしっかりとバッターを研究しながら、自分のピッチングをできるように準備していきたい」登板前日にそう意気込んでいた助っ人左腕。高津監督は常々、新たな戦力がチームに新風を吹き込み勝利につながることを口にしてきた。開幕ローテーション入りし、一時離脱はありながらも試合前の時点で2勝2敗、防御率2・36と安定した成績を残してきただけに好投が期待された。ただ、痛い形で主導権を握られた。二回2死二塁から8番・広岡を申告敬遠で出塁させると、投手の山崎福に先制の中前適時打を浴びた。相手は打撃に定評はあるとはいえ、先発投手みずからのバットで先制点を許したら、乗らせてしまうことは間違いない。その後も2点を失い、序盤で3点のリードを許した。5回6安打3失点(自責点2)で降板した。「二回の失点したところは、もう少し落ち着いて丁寧に投げないといけなかった。それ以降はテンポ良く投げれたので、今日の反省を生かして次の登板に挑みたい」この日は、公式ファンクラブ会員のために「Swallows CREW DAY」として開催。上下紺色のオリジナルユニホームに身をまとい、戦ったがなかなか投打がかみ合わなかった。打線も得点圏で「あと一本」が出ない。六回無死満塁から二ゴロ併殺打の間の1得点に終わった。これで4連敗。借金は14。オリックスと激闘の末に敗れた日から7カ月以上がたったが、いまは我慢の日々は続く。

◆オリックスが逃げ切った。山崎福が緩急をつけ、7回1失点で今季5勝目。平野佳は10セーブ目。打線は二回に山崎福とゴンザレスの適時打などで3点を先制。八回は杉本の適時二塁打で加点した。ヤクルトは4連敗。

◆オリックス・山崎福也投手(30)が先制打。一塁塁上で両手でガッツポーズを作り喜んだ。「9番」で出場し、0-0の二回。1死から紅林の二塁打を皮切りに2死後、8番・広岡が敬遠され一、二塁の場面。左腕・ピーターズに対し、カウント1-0からの2球目、外角のスライダーをはじき返すと、二遊間を抜け、先制の中前打となった。「何とかいいところに打球が飛んでくれましたし、自分自身のためにも、いいヒットになってくれたと思います!」さらに古賀の捕逸、ゴンザレスの右前適時打で3点を先行した。山崎福は日大三高時代の2010年春に選抜最多タイ記録となる1大会13安打をマークするなど、打撃も定評がある。交流戦は、これで3年連続の安打。昨年の日本シリーズ第2戦でも先制打を放つなど、高校時代から慣れた神宮で野手顔負けのバットを披露し、投球でも7回4安打1失点で、5勝目(2敗)を挙げ、5月27日の西武戦(ベルーナ)から4連勝だ。

◆ヤクルトは二回に3点を先制され、その後は逆転できずに4連敗。若き主砲・村上宗隆内野手(23)は今季ワーストタイの17打席連続、今季ワーストを更新する4試合連続無安打に終わった。試合後、球場内を歩く村上には子供たちからの声援が飛んだ。主砲が苦しんでいることは、誰もがわかっている。ファンからは拍手も起こった。自身の状態については「見ての通りです。打てるように頑張ります」と口にし、「相手もいることなので難しいですけど、やるべきことをしっかりやって、勝てるように、打てるように頑張りたいと思います」と前を向いた。「ファンの声援を力に変えて頑張っていくか?」との問いには「もちろん」と力強く答えた村上。ファンもフラストレーションがたまるだろうが、村上自身ももがき苦しんでいる。真の姿を取り戻すまで、応援し続けるしかない。

◆ヤクルトは先発のディロン・ピーターズ投手(30)が二回に3点を先制されるなど、5回6安打3失点(自責点2)で3敗目(2勝)。若き4番・村上宗隆内野手(23)は今季ワーストタイの17打席連続無安打と調子が上がってこない。4連敗を喫し、高津臣吾監督(54)の表情も晴れなかった。主なコメントは以下の通り。――ピーターズの出来は「特別良くも悪くも感じなかったです。いつもの通り、立ち上がれたのかなと思いますし、トータル的にもヒット1本以外は、まあまあよかったんじゃないかと思います」――二回にミスも絡んで3失点「でも、そういうところでしょうね。今なかなか勝てないのは。その小さなミスとか、ピッチャーに打たれてしまうとか、そうやってつながれてしまうとか、そういうところじゃないかと思います」――先制許して逆転が難しい。オリックス・山崎福は7回4安打1失点「うーん、チャンスがないので。七回まで投げさせてしまった、先発を。早くつかまえたかったですね。つかまえるチャンスも2回しかなかったんですけど。うーん。ちょっと得点にならなかったですね。先の塁に進めることができなかったですね。バント以外は」――日本シリーズで戦った投手を攻略できず「ねえ。もうエース級だね。めちゃめちゃいいピッチャーだと思いましたね。球種も豊富でいろいろな球種でストライクを取れて、高さを間違えちゃいけないときには必ずそこに投げていますし。それに引っかかってしまった。ちょっと徹底できなかったですね、打線の方はね」――村上は四球の出塁はあるが、ヒットが出ずに苦しんでいる。どう映るか「そうですね、振っていることは振っているんですけどね。ファウルになることが多いですね。それはサンタナもそうだし。チャンスでここという時に。ムネはチャンス以外の時でも強く振ったときが、なかなか前に飛ばないというかね」――投打がかみ合えば「そうですね、まずチャンスを作らなきゃいけないですね。点を取らないと。やっぱり先頭打者が出て。先頭打者が出たのも2回だけかな。一つエラーとヒットか。2回だけか。なので、やっぱりつないでつないで、フォアボールとかも絡めてね。流れってのを作っていかないと、なかなかホームは遠いですね。あと1本どころか、あと2本になっちゃいますね」――山田(3打数ノーヒット2三振)が本来の打撃できてない「哲人は空振りが多いですね。スイング自体はそんなに悪くないと思うんですけど、ちょっと空振りが多い気がします」

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<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
1150 0.688
(↑0.021)
-
(-)
270
(+6)
51
(+5)
24
(+3)
9
(+1)
0.279
(↑0.007)
3.190
(↓0.12)
2
(-)
DeNA
960 0.600
(↓0.043)
1.5
(↓1)
361
(+2)
53
(+5)
6
(-)
3
(-)
0.253
(↓0.003)
3.140
(↓0.13)
3
(-)
ソフトバンク
970 0.563
(↓0.037)
2
(↓1)
271
(+1)
61
(+4)
15
(-)
6
(-)
0.263
(↓0.006)
3.460
(↓0.06)
3
(2↑)
ORIX
970 0.563
(↑0.03)
2
(-)
252
(+4)
51
(+1)
10
(-)
5
(-)
0.225
(↑0.003
2.780
(↑0.12)
5
(1↑)
広島
880 0.500
(↑0.033)
3
(-)
251
(+2)
61
(-)
7
(+2)
11
(+2)
0.228
(↓0.001)
3.660
(↑0.25)
6
(1↑)
ロッテ
772 0.500
(↑0.038)
3
(-)
253
(+5)
61
(+2)
12
(-)
12
(+1)
0.221
(↓0.005)
3.620
(↑0.1)
6
(2↓)
楽天
770 0.500
(↓0.038)
3
(↓1)
459
(+5)
69
(+6)
12
(+2)
6
(-)
0.280
(↑0.001)
4.340
(↓0.17)
8
(1↑)
阪神
781 0.467
(↑0.038)
3.5
(-)
254
(+4)
51
(+1)
5
(+1)
10
(-)
0.212
(↓0.001)
2.820
(↑0.12)
8
(1↑)
日本ハム
780 0.467
(↑0.038)
3.5
(-)
345
(+2)
39
(+1)
16
(-)
7
(-)
0.236
(↓0.004)
2.370
(↑0.1)
10
(3↓)
中日
681 0.429
(↓0.033)
4
(↓1)
346
(+1)
46
(+2)
9
(+1)
11
(-)
0.237
(↓0.009)
2.710
(↑0.05)
11
(2↓)
ヤクルト
690 0.400
(↓0.029)
4.5
(↓1)
351
(+1)
51
(+4)
8
(-)
3
(-)
0.239
(↓0.007)
3.370
(↑0.02)
12
(-)
西武
5110 0.313
(↓0.02)
6
(↓1)
233
(-)
52
(+2)
7
(-)
8
(-)
0.203
(↓0.003)
3.040
(↑0.04)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
38222 0.633
(↑0.006)
-
(-)
81243
(+4)
182
(+1)
31
(+1)
33
(-)
0.242
(↓0.001)
2.690
(↑0.03)
2
(-)
DeNA
33251 0.569
(↓0.01)
4
(↓1)
84239
(+2)
219
(+5)
47
(-)
11
(-)
0.260
(↓0.001)
3.480
(↓0.03)
3
(-)
巨人
34290 0.540
(↑0.008)
5.5
(-)
80247
(+6)
246
(+5)
76
(+3)
20
(+1)
0.257
(↑0.002)
3.800
(↓0.02)
4
(-)
広島
32300 0.516
(↑0.008)
7
(-)
81216
(+2)
217
(-)
40
(+2)
31
(+2)
0.243
(↓0.001)
3.230
(↑0.05)
5
(-)
ヤクルト
23372 0.383
(↓0.007)
15
(↓1)
81211
(+1)
246
(+4)
51
(-)
30
(-)
0.231
(↓0.002)
3.710
(↑0.02)
5
(-)
中日
23371 0.383
(↓0.007)
15
(↓1)
82169
(+1)
195
(+2)
27
(+1)
21
(-)
0.239
(↓0.002)
2.790
(↑0.02)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ロッテ
32224 0.593
(↑0.008)
-
(-)
85206
(+5)
180
(+2)
36
(-)
37
(+1)
0.233
(↓0.001)
2.940
(↑0.02)
2
(1↑)
ORIX
35262 0.574
(↑0.007)
0.5
(-)
80235
(+4)
202
(+1)
48
(-)
23
(-)
0.254
(↑0.001
2.970
(↑0.03)
3
(1↓)
ソフトバンク
32252 0.561
(↓0.01)
1.5
(↓1)
84218
(+1)
203
(+4)
42
(-)
27
(-)
0.246
(↓0.002)
3.220
(↓0.02)
4
(-)
日本ハム
28350 0.444
(↑0.009)
8.5
(-)
80200
(+2)
200
(+1)
48
(-)
33
(-)
0.224
(↓0.001)
2.810
(↑0.03)
5
(-)
楽天
24331 0.421
(↓0.008)
9.5
(↓1)
85188
(+5)
236
(+6)
49
(+2)
42
(-)
0.227
(↑0.001)
3.530
(↓0.05)
6
(-)
西武
24371 0.393
(↓0.007)
11.5
(↓1)
81164
(-)
210
(+2)
39
(-)
36
(-)
0.226
(↓0.001)
3.100
(↑0.01)