広島(☆4対3★)楽天 =交流戦2回戦(2023.06.14)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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楽天
0101000013612
広島
020000101X41210
勝利投手:矢崎 拓也(4勝0敗8S)
敗戦投手:松井 裕樹(1勝2敗12S)

本塁打
【楽天】岡島 豪郎(5号・2回表ソロ),浅村 栄斗(11号・9回表ソロ)

  DAZN
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◆広島は1点を追う2回裏、菊池の適時二塁打で2点を奪い逆転する。その後3-3となって迎えた9回には、1死二塁の好機で野間の適時打が飛び出し、サヨナラ勝利を収めた。投げては、3番手・矢崎が今季4勝目。敗れた楽天は、9回に浅村のソロで追いつくも、守護神・松井裕が踏ん張れなかった。

◆楽天がサヨナラ負けし、連勝は4で止まった。これで交流戦は6勝6敗となった。先発の田中将大投手(34)は6回8安打2失点で勝敗つかず。4回以外、先頭打者を毎回安打で出しながらも粘りの投球を見せた。5回無死一塁では、左前へ落ちそうな当たりに遊撃山崎が飛び付く好捕で併殺を完成させた。田中将は「先頭ランナーを出しすぎてピッチングが苦しくなった。剛(山崎)のプレーでもう1回、気持ちがぐっと入るというか、しっかり頑張らなあかん、もうふと踏ん張りと意識した。粘り強く我慢強くいけた」と感謝した。1点を追う9回1死、浅村栄斗内野手(32)の左越え11号ソロで同点に追い付いた。だがその裏、1死二塁から広島野間の打球が一塁ベースに直撃して跳ねる不運な安打でサヨナラ負け。守護神松井裕樹投手(27)に2敗目が付いた。

◆広島は同点に追いつかれた9回に野間の一塁ベースを直撃する幸運な適時打で劇的勝利を収めた。今季3度目のサヨナラ勝利で交流戦を勝率5割に戻した。7回2失点と好投した九里に勝ち星はつかず、1点リードの9回に追いつかれた矢崎に4勝目がついた。試合後の新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。-最後はつないで奪った決勝点新井監督 (上本)崇司も先頭でヒットで出ましたし、キク(菊池)もしっかり送って。最後は野間さんらしいサヨナラヒットでしたね。あれはヒットですか?(笑い)-野間選手が主役となった新井監督 (7回の適時打直前には)送りのところで失敗はあるのでね。いつも言ってますけど、取り返すチャンスはある。しっかり取り返してくれましたね-先発九里投手が好投新井監督 何と言っても九里のピッチングですよね。相手の再三の好守で嫌な流れだったんですけど、その流れを向こうに渡さないピッチングが引き寄せたサヨナラ勝ちだと思います-野間選手は復帰後、内容の良い打席が多い新井監督 札幌から内容はすごく(いい)。彼本来の粘り強い打席というのがたくさんでてきているので、最後は期待していました。-この1勝の意味合いは新井監督 選手誰1人最後まで諦めていないですし、本当にいい試合だと思います。-交流戦残り4試合新井監督 いい位置にいますので、残り4試合ガンガン行きたいと思います。-残り4試合。優勝を狙う新井監督 チャンスがあるなら狙うに決まっている。-大瀬良投手の出場登録抹消は登板間隔を空ける意味合いで、アクシデントではない?新井監督 登板間隔です。予定通りの抹消です。

◆広島野間峻祥外野手の幸運なサヨナラ打で連敗を3で止めた。同点に追いつかれた9回。1死二塁から楽天松井裕のフォークに食らいついた打球は一塁線への弱いゴロとなるも、一塁ベースに当たって右翼方向にはねた。白球が転々とする間に二塁走者上本が本塁生還。今季3度目のサヨナラ勝利となった。前夜は一塁線上の攻防で涙した。3フィートライン内で一塁鈴木大のタッチをすり抜けて一塁に滑り込んだように見えたが、アウト判定。好走塁は幻となった。この日も5回無死一塁からヒットエンドランで三遊間へ打ち返した当たりを遊撃山崎の好捕に阻まれ、7回無死一、二塁では2球バント失敗。それでも直後に勝ち越し打を放ち、9回は決勝打で悔しさを晴らした。1軍復帰した6日以降は打率3割3分3厘、4打点3得点と大きな得点源となっている。殊勲者となっても「チームが勝ったことが一番。(7回は)しっかり反省してまたバント練習したい」と足元を見つめた。▽広島新井監督(決勝打の野間に)「送り(バント)のところで失敗はあるんでけど、しっかり取り返してくれました。(交流戦Vへ)いい位置にいますので、ガンガンいきたいと思います」

◆楽天・岡島豪郎外野手(33)が「5番・左翼」で先発出場し、2試合連続本塁打となる先制5号ソロを放った。0-0、二回1死走者なし。相手先発、九里の初球を仕留めて、右翼席にライナーで運んだ。球団広報を通じて「打ったのはストレート。(右肩が)開かずにうまく打てました。チームが勝てるように頑張ります」とコメントした。13日の同戦にも、右翼席に先制4号3ラン。0-0、四回1死一、二塁。大瀬良から決勝弾となる一発を放った。

◆広島がサヨナラ勝ちで連敗を3で止めた。3―3の九回1死二塁から野間が2打席連続となる適時打を放ち試合を決めた。楽天は連勝が4でストップ。2―3の九回に浅村が矢崎から同点本塁打を放ったが、勝ち越せなかった。

◆楽天は2―3の九回に浅村の11号本塁打で追いついたが、粘りは実らず連勝が4で止まった。最後は松井裕が、打球が一塁ベースに当たって跳ねる不運なサヨナラ打を浴びた。石井監督が問題視したのは、2―2の七回無死一、二塁から2番手の安楽が野間に適時打を許した場面。2球続けてバントがファウルとなって追い込んだが、3球目の変化球が甘く入って痛打された。「(打球に)跳ねるなとは言えないが、七回は(バッテリーが)やるべきことをできなくて失点した」と注文を付けた。

◆広島・九里亜蓮投手はチームトップの6勝目を逃したが、7回3安打2失点の好投だった。二回に岡島のソロで先制を許し、四回は守備の乱れで失点したが、崩れることなく先発投手としての仕事を果たした。それでも「フルカウントにしたところが多かったのでしっかりやっていきたい」と満足していなかった。防御率はリーグ2位の1・78と、先発陣の柱となっている右腕。次の登板は交流戦後の見通しで「自分の投球をマウンドで表現できれば。しっかりやりたい」と頼もしかった。

DAZN

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
DeNA
950 0.643
(↑0.028)
-
(-)
459
(+2)
48
(+1)
6
(-)
3
(-)
0.256
(↓0.001)
3.010
(↑0.16)
1
(-)
巨人
950 0.643
(↑0.028)
0
(-)
461
(+7)
44
(+1)
20
(+1)
7
(+1)
0.278
(↑0.012)
3.170
(↑0.17)
3
(1↑)
ソフトバンク
860 0.571
(↑0.033)
1
(-)
461
(+3)
50
(+2)
15
(+2)
6
(-)
0.263
(↑0.001)
3.380
(↑0.11)
4
(-)
ORIX
770 0.500
(↓0.038)
2
(↓1)
445
(+3)
48
(+8)
8
(-)
5
(-)
0.224
(↑0.001)
3.030
(↓0.4)
4
(4↑)
広島
770 0.500
(↑0.038)
2
(-)
442
(+4)
50
(+3)
5
(-)
9
(+1)
0.229
(↑0.011
3.530
(↑0.12)
6
(3↓)
楽天
660 0.500
(↓0.045)
2
(↓1)
643
(+3)
56
(+4)
9
(+2)
6
(-)
0.264
(↓0.007)
4.100
(↓0.02)
7
(1↓)
ヤクルト
670 0.462
(↓0.038)
2.5
(↓1)
543
(+2)
38
(+3)
7
(-)
2
(-)
0.248
(↑0.005)
2.970
(-)
7
(3↑)
阪神
671 0.462
(↑0.045)
2.5
(-)
448
(+8)
47
(+3)
4
(-)
10
(-)
0.209
(↑0.007)
2.940
(↑0.07)
7
(3↑)
ロッテ
671 0.462
(↑0.045)
2.5
(-)
447
(+2)
58
(+1)
12
(-)
9
(+1)
0.231
(↑0.004)
4.000
(↑0.22)
7
(1↓)
中日
670 0.462
(↓0.038)
2.5
(↓1)
544
(+1)
43
(+2)
8
(-)
10
(-)
0.254
(↓0.002)
2.970
(↑0.08)
11
(3↓)
日本ハム
680 0.429
(↓0.033)
3
(↓1)
443
(+1)
38
(+2)
16
(+1)
7
(+3)
0.240
(↓0.009)
2.470
(↑0.01)
12
(-)
西武
590 0.357
(↓0.028)
4
(↓1)
431
(+1)
47
(+7)
7
(-)
8
(+1)
0.206
(-)
3.100
(↓0.34)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
37212 0.638
(↑0.006)
-
(-)
83237
(+8)
178
(+3)
30
(-)
33
(-)
0.243
(↑0.001)
2.710
(↑0.01)
2
(-)
DeNA
33241 0.579
(↑0.008)
3.5
(-)
85237
(+2)
214
(+1)
47
(-)
11
(-)
0.261
(-)
3.450
(↑0.05)
3
(-)
巨人
32290 0.525
(↑0.008)
6.5
(-)
82238
(+7)
239
(+1)
72
(+1)
18
(+1)
0.256
(↑0.003)
3.810
(↑0.05)
4
(-)
広島
31290 0.517
(↑0.009)
7
(-)
83207
(+4)
206
(+3)
38
(-)
29
(+1)
0.244
(↑0.002
3.190
(↑0.02)
5
(-)
ヤクルト
23352 0.397
(↓0.007)
14
(↓1)
83203
(+2)
233
(+3)
50
(-)
29
(-)
0.233
(↑0.001)
3.640
(↑0.02)
6
(-)
中日
23360 0.390
(↓0.007)
14.5
(↓1)
84167
(+1)
192
(+2)
26
(-)
20
(-)
0.243
(-)
2.850
(↑0.02)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ロッテ
31223 0.585
(↑0.008)
-
(-)
87200
(+2)
177
(+1)
36
(-)
34
(+1)
0.236
(↑0.001)
3.010
(↑0.04)
2
(1↑)
ソフトバンク
31242 0.564
(↑0.008)
1
(-)
86208
(+3)
192
(+2)
42
(+2)
27
(-)
0.246
(↑0.001)
3.190
(↑0.02)
3
(1↓)
ORIX
33262 0.559
(↓0.01)
1
(↓1)
82228
(+3)
199
(+8)
46
(-)
23
(-)
0.254
(↓0.001)
3.030
(↓0.08)
4
(-)
日本ハム
27350 0.435
(↓0.008)
8.5
(↓1)
81198
(+1)
199
(+2)
48
(+1)
33
(+3)
0.225
(↓0.002)
2.840
(↑0.01)
5
(-)
楽天
23321 0.418
(↓0.008)
9
(↓1)
87172
(+3)
223
(+4)
46
(+2)
42
(-)
0.221
(↓0.001)
3.460
(↓0.02)
6
(-)
西武
24351 0.407
(↓0.007)
10
(↓1)
83162
(+1)
205
(+7)
39
(-)
36
(+1)
0.227
(↓0.001)
3.110
(↓0.07)