広島(★3対6☆)楽天 =交流戦1回戦(2023.06.13)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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楽天
00050010061101
広島
0000210003900
勝利投手:則本 昂大(3勝4敗0S)
(セーブ:松井 裕樹(1勝1敗12S))
敗戦投手:大瀬良 大地(2勝5敗0S)

本塁打
【楽天】岡島 豪郎(4号・4回表3ラン)

  DAZN
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◆楽天は4回表、岡島の3ランなどで一挙5点を奪い、先制に成功する。5-3で迎えた7回には、2死三塁の好機から岡島が適時二塁打を放ち、リードを広げた。投げては、先発・則本が6回途中3失点で今季3勝目。敗れた広島は、先発・大瀬良が振るわなかった。

◆広島は劣勢から追い上げるも、先発大瀬良が4回に5失点した大量ビハインドが大きく響いて楽天に敗れた。打線は5回に2点、6回に1点を返すも、追いつくことはできなかった。3連敗で、交流戦は6勝7敗となった。試合後の新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。-大瀬良投手は3回までは無失点投球だったが新井監督 今までなかなか援護が少ない中でずっと試合をつくってくれていたので。(大瀬良)大地にだって、こういう日もあるよ。しっかり修正して、また次の登板に備えてほしい。-打線も反撃ムードはつくれていた新井監督 もちろん。食らいついていくという、そういう姿勢は出ていましたね。-2点差にした6回無死二塁。3フィート内でタッチをすり抜けたように見えた野間選手のアウト判定には抗議へ新井監督 こればっかりはアンパイアの判断なので。(野間が走ったスパイク)跡があったので、「これは3フィートじゃないですよね?」とは言いましたけど、そこはアンパイアのジャッジが優先なので。ルール上(リクエスト対象ではなく)アンパイアのジャッジということだったので。-5番起用のデビッドソン選手に長打が出た新井監督 1打席目も追い込まれながら高めの真っすぐかな。あれも三塁のファウルフライだったけど、内容自体は上がってきている。日曜日もヒット2本出ましたし、今日もいいヒットだったと思います。-林選手、末包選手とチャンスを得た2選手にも結果が出た新井監督 (林)晃汰もナイスバッティングでしたし、スエ(末包)も今シーズン初打席で、よく打ちましたよね。ナイスバッティングだったと思います。

◆広島は好走塁が幻となり、反撃ムードは消沈した。3点を追う6回に1点を返し、なお無死二塁。ボテボテの当たりに野間が3フィートライン内で一塁鈴木大のタッチをすり抜けて一塁に滑り込んだように見えたが、判定はアウト。新井監督がスパイク跡を示して抗議するも、判定は覆らなかった。「(リクエスト対象でなく)アンパイアのジャッジが優先なので」と受け入れざるを得なかった判定が試合の流れを左右した。

◆楽天が今季初の4連勝で最下位を脱出し、5月16日以来の5位に浮上した。先発の則本昂大投手(32)が5回0/3を8安打3失点で3勝目。6回の先頭から広島西川、デビッドソンに2連続二塁打を許し、2点差に詰め寄られたところで降板した。「後半少しバテた。5回、6回はうまく制球できてなかったんで、6回投げきりたかったところはあるんですけど、チームが勝ったのでよかった」と話した。この日は小山投手コーチの45歳の誕生日で、練習前には投手陣でハッピーバースデートゥーユーの歌で祝った。則本は「小山さんの誕生日やったんで、一番プレッシャーかかりました」と、連勝継続に胸をなで下ろした。

◆楽天岡島豪郎外野手(33)が先制3ランとダメ押し適時打で4打点を挙げた。まずは1発で打線に火を付けた。4回1死一、二塁から広島大瀬良のカーブを右翼席へ。「先制点が一番大事だった。うまいこと反応で打てて、めちゃくちゃよかった」と勢いづけ、この回、打者一巡で7安打5点のビッグイニングにつなげた。次の一打も効果的だった。2点差に詰め寄られて迎えた7回、「ほんとに点がほしかった」場面で打席が回った。2死二塁から森浦の暴投で走者三塁。今度は二塁打で6点目を加えた。主に5番での起用が続く中、チームは4連勝で約1カ月ぶりに最下位を脱出。7試合を残して交流戦の順位は3位につけている。「最近すごくいいゲームが続いてて、打てなくても守りで粘って勝てたりとか、すごくいい雰囲気。交流戦の順位もリーグの順位も、1つでも上を目指してやっていきたい」と力を込めた。

◆広島・九里亜蓮投手(31)が試合前練習に参加し14日の2回戦に備えてキャッチボールなどで汗を流した。日米通算193勝の田中将大投手(34)との投げ合いを前に「(少年時代の頃から)すごいと思っていました。見て学ぶところはたくさんある。ピッチングをしながらできればいい」と敬意を示した。前回7日の日本ハム戦(エスコン)では7回2安打無失点で白星。今季5勝2敗、防御率1・83と抜群の安定感を誇る。

◆楽天・岡島豪郎外野手(33)が「5番・左翼」で先発出場し、右翼席に先制4号3ランを放った。0-0、四回1死一、二塁。大瀬良の3球目を完璧に捉えた。球団広報を通じて、「打ったのはカーブ。先制できてよかったです。あとはのり(先発・則本)に任せます」とコメントした。

◆楽天が0―0の四回に打者10人で7長短打を集め、一挙5得点の猛攻を見せた。三回まで無安打に封じられていた大瀬良から、先頭の小深田が中前打で出塁。1死後に浅村が左前打で好機を広げ、岡島が右越えに4号3ランを放った。さらに連打で再び一、二塁をつくって山崎が適時打。2死一、二塁からは1番の辰己が中越えに適時二塁打を放ち「みんながつないでくれたチャンス。流れに乗れてよかった」と笑顔を浮かべた。試合前の時点で交流戦のチーム打率は12球団トップ。シーズン開幕からつながりを欠きがちだったが、調子が上向きつつある。

◆楽天が今季初の4連勝で最下位脱出。四回に岡島の3ランなど7長短打で5点を奪った。岡島は5―3の七回は適時二塁打の活躍。則本が5回0/3を3失点で3勝目、松井裕が12セーブ目を挙げた。広島は大瀬良が5回5失点で5敗目。

◆広島・大瀬良大地投手(31)が5回9安打5失点で降板し、5敗目(2勝)。四回、先頭・小深田にこの日初安打となる中前打を打たれ、その後1死一、二塁を招くと、岡島に3球目のカーブを右翼席に運ばれた。さらに4本の長短打で2点を追加されこの回5失点となった。楽天打線との相性は悪くなかった。2014年はコボスタ宮城で6回無失点と好投、18年はマツダで7回無失点で白星をマークしているが、この日は苦しいマウンドとなった。続投した五回も無失点に切り抜けたものの2被安打で2死二、三塁のピンチをつくるなどピリッとしなかった。援護したい打線は五回に則本を攻め1死二、三塁で大瀬良の代打・松山が左前適時打、菊池の左犠飛で2得点。六回にもデビッドソンの適時二塁打などで追い上げたが、これで3連敗となった。

◆広島は3連敗で巨人と入れ替わり4位に転落した。先発の大瀬良が四回に岡島に3ランなどを浴び一挙5点を失い5回9安打5失点で今季5敗目。打線は5点差を一時2点差まで追い上げたが及ばず。試合後の新井貴浩監督(46)の主な一問一答は次の通り。ーー大瀬良は3回まで無安打。立ち上がりよさそうだった「今まで、なかなか援護が少ない中でずっと試合を作ってくれていた。大地にだって、こういう日もある。しっかり修正して、また次の登板に備えてほしい」ーー線は5点差から反撃した「食らいついていくという、姿勢は出ていました」ーー六回には野間の判定を巡り抗議(無死二塁で一ゴロを放った野間が一塁ベース付近でタッチをかわそうとした走塁がスリーフィートオーバーの判定)「こればっかりはアンパイアの判断。(野間が滑り込んだ)跡があったから『これは3フィートじゃないですよね』とは言いましたけど、そこはアンパイアのジャッジが優先」ーーあのプレーは試合展開に大きく影響する「影響しますよ。だから(抗議に)行きました」ーーデビッドソンは5番で出場し六回に中越え適時二塁打「1打席目も追い込まれながら高めの真っすぐかな。三塁のファウルフライだったけど、内容は上がってきている。日曜日(のロッテ戦)もヒット2本出ましたし、今日もいいヒットだったと思います」ーースタメン出場の林は二塁打2本、代打出場の末包は二塁打と結果を残した「(林)晃汰もナイスバッティングでしたし、スエ(末包)も今シーズン初打席でよく打ちました」

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<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
DeNA
850 0.615
(↑0.032)
-
(-)
557
(+5)
47
(+3)
6
(-)
3
(+1)
0.257
(↑0.006)
3.170
(↑0.01)
1
(-)
巨人
850 0.615
(↑0.032)
0
(-)
554
(+3)
43
(-)
19
(+1)
6
(-)
0.266
(-)
3.340
(↑0.28)
3
(5↑)
楽天
650 0.545
(↑0.045)
1
(-)
740
(+6)
52
(+3)
7
(+1)
6
(-)
0.271
(↑0.004
4.080
(↑0.11)
4
(-)
ソフトバンク
760 0.538
(↑0.038)
1
(-)
558
(+5)
48
(+1)
13
(+3)
6
(-)
0.262
(↑0.003)
3.490
(↑0.21)
4
(-)
ORIX
760 0.538
(↑0.038)
1
(-)
542
(+2)
40
(-)
8
(+1)
5
(-)
0.223
(↓0.009)
2.630
(↑0.22)
6
(3↓)
ヤクルト
660 0.500
(↓0.045)
1.5
(↓1)
641
(+1)
35
(+5)
7
(+1)
2
(-)
0.243
(↓0.004)
2.970
(↓0.19)
6
(3↑)
中日
660 0.500
(↑0.045)
1.5
(-)
643
(+7)
41
(-)
8
(+2)
10
(+1)
0.256
(↑0.006)
3.050
(↑0.28)
8
(4↓)
日本ハム
670 0.462
(↓0.038)
2
(↓1)
542
(+3)
36
(+5)
15
(+1)
4
(-)
0.249
(↑0.005)
2.480
(↓0.23)
8
(4↓)
広島
670 0.462
(↓0.038)
2
(↓1)
538
(+3)
47
(+6)
5
(-)
8
(-)
0.218
(↑0.003
3.650
(↓0.2)
10
(1↓)
阪神
571 0.417
(↓0.038)
2.5
(↓1)
540
(-)
44
(+2)
4
(-)
10
(-)
0.202
(↓0.01)
3.010
(↑0.17)
10
(1↓)
ロッテ
571 0.417
(↓0.038)
2.5
(↓1)
545
(-)
57
(+7)
12
(-)
8
(-)
0.227
(↓0.005)
4.220
(↓0.26)
12
(-)
西武
580 0.385
(↓0.032)
3
(↓1)
530
(-)
40
(+3)
7
(-)
7
(-)
0.206
(↓0.003)
2.760
(↓0.04)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
36212 0.632
(↓0.011)
-
(-)
84229
(-)
175
(+2)
30
(-)
33
(-)
0.242
(↓0.002)
2.720
(↑0.03)
2
(-)
DeNA
32241 0.571
(↑0.007)
3.5
(↑1)
86235
(+5)
213
(+3)
47
(-)
11
(+1)
0.261
(↑0.001)
3.500
(-)
3
(1↑)
巨人
31290 0.517
(↑0.009)
6.5
(↑1)
83231
(+3)
238
(-)
71
(+1)
17
(-)
0.253
(-)
3.860
(↑0.07)
4
(1↓)
広島
30290 0.508
(↓0.009)
7
(-)
84203
(+3)
203
(+6)
38
(-)
28
(-)
0.242
(-)
3.210
(↓0.05)
5
(-)
ヤクルト
23342 0.404
(↓0.007)
13
(-)
84201
(+1)
230
(+5)
50
(+1)
29
(-)
0.232
(-)
3.660
(↓0.03)
6
(-)
中日
23350 0.397
(↑0.011)
13.5
(↑1)
85166
(+7)
190
(-)
26
(+2)
20
(+1)
0.243
(↑0.002)
2.870
(↑0.05)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ロッテ
30223 0.577
(↓0.011)
-
(-)
88198
(-)
176
(+7)
36
(-)
33
(-)
0.235
(↓0.001)
3.050
(↓0.08)
2
(-)
ORIX
33252 0.569
(↑0.008)
0
(↓1)
83225
(+2)
191
(-)
46
(+1)
23
(-)
0.255
(↓0.002)
2.950
(↑0.05)
3
(-)
ソフトバンク
30242 0.556
(↑0.009)
1
(↑1)
87205
(+5)
190
(+1)
40
(+3)
27
(-)
0.245
(↑0.001)
3.210
(↑0.04)
4
(-)
日本ハム
27340 0.443
(↓0.007)
7.5
(-)
82197
(+3)
197
(+5)
47
(+1)
30
(-)
0.227
(↑0.002)
2.850
(↓0.04)
5
(1↑)
楽天
23311 0.426
(↑0.011)
8
(↑1)
88169
(+6)
219
(+3)
44
(+1)
42
(-)
0.222
(↑0.002
3.440
(↑0.01)
6
(1↓)
西武
24341 0.414
(↓0.007)
9
(-)
84161
(-)
198
(+3)
39
(-)
35
(-)
0.228
(↓0.001)
3.040
(-)