1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 1 | 5 | 10 | 1 | 0 |
ロッテ | 0 | 0 | 4 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | X | 6 | 8 | 0 | 1 |
勝利投手:佐々木 朗希(5勝1敗0S) (セーブ:益田 直也(1勝0敗16S)) 敗戦投手:黒原 拓未(0勝1敗0S) 本塁打 |
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◆ロッテは3回裏、山口にグランドスラムが飛び出し、4点を先制する。4-2となって迎えた5回には、角中の適時二塁打で2点を奪い、リードを広げた。投げては、先発・佐々木朗が7回2失点10奪三振の好投で今季5勝目。敗れた広島は、終盤に1点差まで追い上げるも、あと一歩及ばなかった。
◆ロッテの藤原恭大外野手(23)が1軍登録された。5月16日のオリックス戦(ZOZOマリン)の試合中に右太もも裏を痛め、17日に登録抹消。リハビリ後、6月8日のイースタン・リーグ楽天戦(ロッテ浦和)で「1番中堅」で実戦復帰していた。試合前には雨天も考慮し、ZOZOマリンの室内練習場で打撃練習を行った。今季は開幕スタメンでチームの中心を担い、好調のチームをけん引してきた。34試合出場で打率2割9分1厘、本塁打2。得点圏打率は3割7分5厘だった。ケガから復帰後の2軍戦でも、2戦目となった6月9日のDeNA戦(横須賀)で右越えに先頭打者ホームランを放つなど、3試合で9打数2安打1本塁打1打点だった。また、前日10日の広島戦で5回2失点と好投した本前郁也投手が登録抹消。グレゴリー・ポランコ外野手は「特例2023」対象として抹消された。代わりに菅野剛士外野手が代替選手として今季初めて1軍登録された。
◆広島ライアン・マクブルーム内野手(31)が、ロッテ3回戦を前に出場選手登録を抹消された。マクブルームは8日の日本ハム3回戦(エスコンフィールド)の第2打席を最後に、9打席連続(1四球含む)安打が出ていなかった。なかでも、9日ロッテ1回戦の第2打席から10日同戦の第2打席まで5打席連続三振と、不振に苦しんでいた。ここまで打率2割1分5厘、5本塁打、27打点と中軸打者の役割を果たせず、新井監督は「彼は責任感が強いし、真面目な選手。状態が上がらず、苦しかったと思う。1回リフレッシュして、クリアになってからファームで状態を上げて」と気持ちをくんだ。チームを離れる際には、マクブルームに「しっかりね、リフレッシュ、リセットして、状態上げて。待ってるよ、と伝えた」と明かした。
◆ロッテ佐々木朗希投手(21)が今季からアイケアアドバイザーを務めるロート製薬(本社・大阪市)の"新ローキテーマ曲"がZOZOマリンスタジアムで披露された。2回表、佐々木朗がマウンドに上がる。電光掲示板には「ROHTO」ではなく、おなじみとなった朗希にちなんだ「ROHKi」の"ロゴ"が映し出され、ロート製薬のCMソングが流れた...。かと思いきや、メロディーは一緒でも歌詞が違った。「ローキ、ローキ、ローキ♪ ローキ、ローキ、ローキ~♪ ローキ、ファイティ~ン」佐々木朗は投げる映像とともに、伝統あるロート製薬CMソングの"ニューバージョン"に、スタジアムも沸いた。【鎌田直秀】
◆/このボール誰が打てますか?\佐々木朗希、インハイに161キロ好打者・秋山翔吾も打てず?#プロ野球(2023/6/1 1)??ロッテ×広島??Live on #DAZN#DAZNプロ野球#chibalotte pic.twitter.com/QRedBm3QA0
◆4番の仕事だ。広島松山竜平外野手(37)が、ロッテ佐々木朗希投手(21)の完全投球を止めた。4回までは最速163キロの快速球とフォーク、スライダーの前に手も足も出ず。松山も2回の初打席はフォークで空振り三振に打ち取られた。だが5回の2回り目は2ボール1ストライクからの4球目、45球目のストレートを捉え、ピッチャー返し。中前に抜けようかという打球に遊撃の藤岡が飛びついたが、送球できず。ついにカープに「H」ランプがともり、真っ赤に染まった左翼スタンドではおなじみのスクワット応援が始まった。
◆/NPB日本人最速タイ記録\佐々木朗希がピンチにギアを上げる165キロ渾身のストレート?#プロ野球(2023/6/1 1)??ロッテ×広島??Live on #DAZN#DAZNプロ野球#chibalotte pic.twitter.com/86o4QVlii4
◆ロッテ佐々木朗希投手(21)が本拠地ZOZOマリンでの最速165キロをマークした。5回2死満塁、広島羽月に対する4球目。1-2からの直球はファウルだったが、大型映像に「165」と表示されると、ロッテ、広島両チームのファンからどよめきが起きた。今季は、3月4日に行われた侍ジャパンWBC壮行試合中日戦(バンテリンドーム)で、エンゼルス大谷翔平投手に並ぶ日本人最速タイ165キロを初めて計測した。4月28日のオリックス戦(京セラドーム大阪)では165キロを4度マークする衝撃の投球を見せていた。
◆4番の仕事だ。広島松山竜平外野手(37)が、ロッテ佐々木朗希投手(21)の完全投球を止めた。4回までは最速163キロの快速球とフォーク、スライダーの前に手も足も出ず。松山も2回の初打席はフォークで空振り三振に打ち取られた。だが5回の2回り目は2ボール1ストライクからの4球目、45球目のストレートを捉え、ピッチャー返し。中前に抜けようかという打球に遊撃の藤岡が飛びついたが、送球できず。ついにカープに「H」ランプがともり、真っ赤に染まった左翼スタンドではおなじみのスクワット応援が始まった。松山がつくったチャンスを、羽月隆太郎内野手(23)が実らせた。1死から田中が四球を選び、2死一、二塁からデビッドソンがスライダーを捉えて中前打。2死満塁に広がった好機で、今季ここまで8打席無安打の羽月に打席が回った。1ボール2ストライクからの4球目は、日本人最速で自己最速タイの165キロをマーク。だがそんな歴史的な超速球を魅せられてもひるむことなく、羽月はファウルで粘った。164キロをファウル、162キロをファウルし、146キロのフォークは見極め、145キロのフォークをまたファウル。9球目のストレートをついに捉えた。三遊間を破り、三塁から松山を、二塁から田中をホームに迎え入れて一塁ベース上で羽月は両腕を掲げてガッツポーズ。ホームインした田中もガッツポーズ。そして三塁側ベンチで新井監督もガッツポーズだ。今季ここまで本拠地ZOZOマリンでは4試合、計25イニング無失点だった「令和の怪物」から、登板5試合目でついに2得点。「みんながつないでくれたので、自分もつなぐ気持ちでいきました。なんとか食らいついていくことができてよかったです」と羽月。懸命さがあふれるコメントを、広報に託した。
◆ロッテ佐々木朗希投手(21)が、5回にこの試合初安打を浴びた。先頭の広島松山に遊撃への内野安打を許し、スタンドからは歓喜とため息が入り乱れた。4回まではストライク先行の投球で、わずか41球、4奪三振と、完全試合&初のマダックス(100球未満で完封)ペース。SNSでは「完全試合」がトレンド入りし「完全試合の臭いが...」「完全試合待機中」「外出の予定があってどうしよう」「早くメジャーいってくれ」といった声で盛り上がりを見せていた。だが、完全試合阻止を受けて、SNS上での反応はさまざま。「次は無四球完封狙ってくれ」「実質カープの勝利!」「完全試合阻止つまりこいほー!」といった両チームファンからのコメントが続いた。
◆ロッテ佐々木朗希投手(21)がプロ入り後最多となる109球を投げ、7回5安打1四球2失点でマウンドを降りた。三振も10個奪い、今季通算79奪三振に伸ばし、パ・リーグトップを独走する。5回には本拠地ZOZOマリンでは初めて、自己最速タイの165キロをマークした。5回2死満塁、広島の羽月に対する4球目。1-2からの直球はファウルだったが、大型映像に「165」と表示されると、両チームのファンからどよめきが起きた。2-2からの9球目。163キロの内角直球を左前に運ばれて、2点を失った。今季は、3月4日に行われた侍ジャパンWBC壮行試合中日戦(バンテリンドーム)で、エンゼルス大谷翔平投手に並ぶ日本人最速タイ165キロを初めて計測した。4月28日のオリックス戦(京セラドーム大阪)では165キロを4度マークする衝撃の投球を見せていた。
◆広島は「令和の怪物」を苦しめたが、交流戦首位から陥落した。4点を追う5回2死満塁、今季ここまで8打席無安打の羽月隆太郎内野手(23)が、今季本拠地無失点だったロッテ佐々木朗希投手(21)から2点適時打。1ボール2ストライクからの4球目に日本人最速タイの165キロ速球を投げ込まれてもファウルで粘り、ひるむことなく食らいついた。164キロ、162キロをファウルし、146キロのフォークは見極め、145キロのフォークをまたファウル。9球目の163キロストレートをついに捉えた。三遊間を破り、2人の走者をホーム生還させた羽月は両手でガッツポーズ。三塁側ベンチで新井貴浩監督(46)も笑顔で手をたたいた。羽月は「日本を代表する投手なので、そんな簡単にはみんな打てないと分かっていたんですけど。だからこそ追い込まれてから、人より何とか頑張ろうと思いました」と今季初安打を振り返った。パ・リーグ首位のロッテを相手に1勝2敗と負け越し、2カード連続勝ち越しを逃すも、3試合とも1点差の大接戦。この日は試合前に主砲のライアン・マクブルーム内野手(31)が再調整で出場選手登録を抹消されたが、マット・デビッドソン内野手(32)がマルチ安打と奮闘した。ベテラン、若手、外国人選手が力を合わせて熱戦を演じ、新井監督は「確実にチームが力をつけてきている。戦いながらチームが強くなってる。チーム力が上がってる手応えがすごくあります」と評価。交流戦残り2カードで勝ちきる。▽広島黒原(プロ初勝利を狙うもロッテ山口に満塁弾を浴びるなど5回途中5失点)「ピンチの時にもコースを間違えずに投げきれる技術も必要。そういう球の確率を高くできるようにするしかないです」
◆ロッテ佐々木朗希投手(21)が今季からアイケアのアンバサダーを務めるロート製薬(本社・大阪市)の"新ローキテーマ曲"がZOZOマリンで初披露された。2回表の投球練習時、電光掲示板にロート製薬のCM映像とともにCMソングが流れた。かと思いきや、メロディーは一緒でも歌詞が違った。「ローキ、ローキ、ローキ♪ ローキ、ローキ、ローキ~♪ ローキ、ファイティ~ン♪」。佐々木朗も「スタジアムの笑い声に負けないようにしていきたい」と替え歌バージョンをマウンドから確認した。映像の冒頭では社屋から飛び立つ鳥が通常のハトだけでなくカモメも加わっている。同社マーケティング&コミュニケーション部の角田康之部長も「『ROHKi』看板で話題になったので第2弾を考えていた。ロートとローキの歌も歌っていただけたら。朗希選手の活躍が私たちにとっても幸せです」とさらなる飛躍を願った。今後も登板試合で放映される。
◆ロッテ佐々木朗希投手(21)が己をまた一つ超えた。「日本生命セ・パ交流戦」の広島戦(ZOZOマリン)に先発。プロ入り後の自身最多となる109球を投げ、本拠地で初の165キロもマークした。6回終了時には吉井監督に続投を志願。若きエースが自覚たっぷりに7回2失点で今季5勝目を挙げた。三振も10個奪い、リーグトップの79奪三振。満員御礼のファンの前で連勝に導き、リーグ首位の勢いも加速させた。「もう1回いきたいです」。佐々木朗が95球で6回を終えてベンチに戻ると、吉井監督に力強く伝えた。常に1イニングでも多くとは思っていますし、今日に関しては5回に(2点を)取られて自分で点差を縮めたので、自分でいって抑えないと勝ちにふさわしくないと思った」。これまでは100球前後が目安だったが、みずから"朗希基準"を超えた。「球数よりもイニング。(中指のマメで)5月にけっこう(登板が)飛んでしまったので」。プロ4年目を迎え、侍ジャパンでWBCも経験し、チームを引っ張る自覚の象徴だった。吉井監督も決断を尊重した。「いずれは(常時)100球超えしなくちゃいけない。110球近くまで。本人にいく気があるのなら今日かなと思って」。昨季は完全試合を達成した4月10日オリックス戦の次戦、同17日の日本ハム戦で102球を投げて8回完全投球でも交代するほど徹底してきた。本人が体のケア方法を磨き、ケガをしない体を身につけたことも理由の1つ。指揮官も「120球を超えてくると、中6日はきついと思う。(現時点では)110球前後。そのへんは彼の体の成長を見ながらやっていきたい」と計画を練っている。佐々木朗の気持ちを熱くさせたのは、5回の失点場面だ。2死満塁で羽月。「フォアボールが一番嫌だったので」と直球で押し、4球目に日本人最速で自己最速タイの165キロ。最後は9球目の163キロ直球を左前に運ばれた。昨年から続いたZOZOマリンでの連続イニング無失点も「33」で止まった。「決めきれなかったのは相手が一枚上でした」。だがその反省も生かし、6回以降の4奪三振はすべてフォークだった。交流戦の勝利はプロ初勝利を挙げた21年5月27日の阪神戦(甲子園)以来。本拠地では初勝利となった。次も中6日で交流戦最終戦の18日DeNA戦(横浜)が予想される。お立ち台では「来週も勝てるように」。2万8738人の大観衆に、笑顔で右腕を上げて約束した。【鎌田直秀】
◆ロッテ角中勝也外野手が交流戦男の本領を発揮した。5回1死満塁から左中間に2点適時二塁打を放ち、プロ17年目36歳のベテランは交流戦通算で602打数203安打の打率3割3分7厘に到達。600打席の"条件"の中、ヤクルト青木の3割3分を上回り"首位打者"に立った。この日はサッポロ生ビール黒ラベルデーでもあり「ヒーローになったら、いっぱいビールをもらえるということなので、ちょっとだけ狙っていました」と勝利の美酒に酔う気満々だ。
◆ロッテ山口航輝外野手がプロ初の満塁弾で佐々木朗希投手を援護した。3回1死で、広島先発黒原の146キロ直球を捉えた左翼席へのアーチ。「なんとか先制点をと思い、腹をくくっていきました。緊張したぶん、最高でした。これからも勝利に貢献できるように頑張ります」。5月30日の巨人戦での1発以降、交流戦4カード連続の本塁打と調子は上向きだ。▽ロッテ藤原(右太もも裏痛から1軍復帰後初打席で中前打)「1打席目にヒットが出てホッとしています。チームの状態も良いので、自分もその流れに乗れたと思います」
◆右太もも裏痛で戦線離脱していたロッテ・藤原恭大外野手(23)が1軍に復帰し、「9番・中堅」で先発に名を連ねた。5月17日に出場選手登録を外れていた。
◆ロッテ・山口航輝外野手(22)が「4番・左翼」で先発し、先制の5号満塁本塁打を放った。三回1死満塁で浮いた速球を逃さず、左翼席にたたき込んだ。一回1死一、二塁の好機では二ゴロ併殺打。ウップン晴らす一発で、先発の佐々木朗を援護した。
◆ロッテ・佐々木朗希投手(21)が広告契約を結ぶロート製薬のユニークなCMが大型ビジョンに流れた。「ロート ロート ロート」というキャッチーなメロディーでおなじみのCMの歌詞を「ローキ、ローキ、ローキ」とアレンジ。先発した右腕が二回の投球に臨む前に流れ、スタンドを埋め尽くしたファンから歓声が上がった。
◆ロッテ・佐々木朗希投手(21)が先発し、本拠地での連続無失点が29イニングで止まった。4点リードの五回2死満塁で羽月に左前2点打を浴びた。羽月との対戦では4球目に自己最速で日本人最速タイの165キロを計測した。
◆ロッテ・佐々木朗希投手(21)が先発し、7回5安打2失点だった。プロ4年目で自己最多の109球を投じ、10三振を奪った。左打者8人を先発オーダーに並べた広島打線に対し、武器のフォークボールを軸に投球。4点リードの五回に3安打を集められて2点を失ったが、自己最速タイで日本人最速に並ぶ165キロを計測した。
◆ロッテが30勝到達。佐々木朗は7回2失点10奪三振で5勝目、益田が16セーブ目を挙げた。打線は三回に山口の5号満塁本塁打で先制、五回に角中の二塁打で2点を加えた。広島は九回、1点差に迫った後の1死満塁を生かせなかった。
◆ロッテが30勝到達。佐々木朗希投手(21)は7回2失点10奪三振で5勝目、益田が16セーブ目を挙げた。打線は三回に山口の5号満塁本塁打で先制した。?ロッテ・佐々木朗が10三振を奪い、1試合2桁奪三振は4日の阪神戦(甲子園、10個)に次いで今季5度目、通算13度目。ロッテ(前身を含む)で通算13度は小宮山悟と並ぶ歴代7位(8人目)。球団最多は伊良部秀輝の36度。佐々木朗は通算39試合目の登板で13度記録。過去7人の13度目の登板試合数をみると、最速は成瀬善久の113試合で大幅に上回る。ちなみに、大谷翔平は日本ハム在籍に2桁奪三振を25度マークし、13度目を記録したのは、登板54試合目。?山口が三回に自身初の満塁本塁打。ロッテの選手の満塁弾は2021年7月13日のマーティン(4番、対西武、メットライフ)以来2年ぶり。日本選手の4番打者の満塁弾は13年9月18日の今江敏晃(対オリックス、QVCマリン)以来10年ぶり。
◆4番打者のロッテ・山口が先制の5号満塁本塁打を放った。三回1死満塁で浮いた速球を逃さず、左翼席にたたき込んだ。プロ5年目で初の満塁弾は4カード連続の一発。一回1死一、二塁の好機で二ゴロ併殺打に倒れており「1打席目にチャンスをつぶしてしまったので『何とか先制点を』と打ちにいった」と汗を拭った。
◆右太もも裏痛で戦線離脱していたロッテ・藤原が1軍に復帰し、「9番・中堅」で先発に名を連ねた。三回の第1打席で中前打を放ち、復調ぶりをアピール。離脱前は1番打者としてもチームを引っ張った23歳は「ヒットが出てほっとしている。チームの状態がいいので、その流れに乗れたら」と巻き返しを誓った。
◆ロッテ・佐々木朗希投手(21)が11日、広島3回戦(ZOZOマリン)で先発し、7回5安打2失点で5勝目を挙げた。五回に自己最速タイで日本選手最速に並ぶ165キロを計測。プロ4年目で自己最多109球を投じ、10三振を奪った。パ・リーグ首位のチームは6-5で競り勝ち、2連勝。2カード連続で勝ち越し、2位・オリックスに1ゲーム差をつけた。歩み寄る黒木投手コーチに向かって、佐々木朗が右の人さし指を立てた。もう1回-。ベンチでの続投志願だった。六回を終えて球数は95。それでも迷いはない。4点リードの五回に失った2点が原動力だった。「自分でいって抑えないと勝ちにふさわしくない。これからも、そういう気持ちは持っていきたいと思います」七回もマウンドを守り抜き、自己最多109球の熱投。左打者8人を先発オーダーに並べた広島打線は初球から積極的に振ってきた。序盤はフォークボールを軸に手玉に取り、中盤以降は直球で押して10三振を奪った。打者の反応を見極める冷静さと大胆さが同居している。リミッターを外したのは五回だ。2死満塁で羽月の4球目に日本選手最速に並び、自身6度目となる165キロをマーク。結果はファウルとなり、左翼席から響く真っ赤な歓声は驚嘆に変わった。球数を厳格に管理され、昨季は100球が交代のめどだった。2戦連続となる完全試合の期待が高まった昨年4月17日の日本ハム戦では、一人の走者も許さないまま8回102球で降板した。佐々木朗の成長を見守ってきた吉井監督はこの日、「いずれは110球近くまでいかないといけない」と七回も続投させた。右手中指にまめができた5月は2試合の登板にとどまった。自責の念も右腕を突き動かした。異次元の全力投球に耐えられるのは、不断の努力で体が出来上がった証しだ。「ケアや毎日の準備(の成果)。疲労回復にも、いろんな方法がある」。梅雨時の雨があがったマウンドに4年目の進化がにじんだ。(鈴木智紘)
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
DeNA |
7 | 5 | 0 | 0.583 (↑0.038) | - (-) |
6 | 52 (+8) | 44 (+4) | 6 (+3) | 2 (-) |
0.251 (↓0.004) | 3.180 (↓0.08) |
1 (-) |
巨人 |
7 | 5 | 0 | 0.583 (↑0.038) | 0 (-) |
6 | 51 (+4) | 43 (+2) | 18 (+2) | 6 (+2) |
0.266 (↓0.003) | 3.620 (↑0.15) |
3 (4↑) |
ヤクルト |
6 | 5 | 0 | 0.545 (↑0.045) | 0.5 (-) |
7 | 40 (+3) | 30 (+2) | 6 (-) | 2 (-) |
0.247 (↓0.001) | 2.780 (↑0.08) |
4 (3↓) |
ソフトバンク |
6 | 6 | 0 | 0.500 (↓0.045) | 1 (↓1) |
6 | 53 (+2) | 47 (+4) | 10 (-) | 6 (+1) |
0.259 (↓0.006) | 3.700 (↓0.03) |
4 (3↓) |
ORIX |
6 | 6 | 0 | 0.500 (↓0.045) | 1 (↓1) |
6 | 40 (+4) | 40 (+8) | 7 (+2) | 5 (-) |
0.232 (↓0.002) | 2.850 (↓0.46) |
4 (3↓) |
日本ハム |
6 | 6 | 0 | 0.500 (↓0.045) | 1 (↓1) |
6 | 39 (-) | 31 (+1) | 14 (-) | 4 (+1) |
0.244 (↓0.006) | 2.250 (↑0.11) |
4 (3↓) |
広島 |
6 | 6 | 0 | 0.500 (↓0.045) | 1 (↓1) |
6 | 35 (+5) | 41 (+6) | 5 (-) | 8 (+1) |
0.215 (↑0.005) | 3.450 (↓0.27) |
8 (1↓) |
楽天 |
5 | 5 | 0 | 0.500 (-) | 1 (↓0.5) |
8 | 34 (-) | 49 (-) | 6 (-) | 6 (-) |
0.267 (-) | 4.190 (-) |
9 (2↑) |
阪神 |
5 | 6 | 1 | 0.455 (↑0.055) | 1.5 (-) |
6 | 40 (+1) | 42 (-) | 4 (-) | 10 (+4) |
0.212 (↓0.006) | 3.180 (↑0.29) |
9 (2↑) |
ロッテ |
5 | 6 | 1 | 0.455 (↑0.055) | 1.5 (-) |
6 | 45 (+6) | 50 (+5) | 12 (+1) | 8 (-) |
0.232 (↑0.003) | 3.960 (↓0.09) |
9 (-) |
中日 |
5 | 6 | 0 | 0.455 (-) | 1.5 (↓0.5) |
7 | 36 (-) | 41 (-) | 6 (-) | 9 (-) |
0.250 (-) | 3.330 (-) |
12 (3↓) |
西武 |
5 | 7 | 0 | 0.417 (↓0.038) | 2 (↓1) |
6 | 30 (+2) | 37 (+3) | 7 (-) | 7 (-) |
0.209 (↑0.004) | 2.720 (↑0.06) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
36 | 20 | 2 | 0.643 (↑0.007) | - (-) |
85 | 229 (+1) | 173 (-) | 30 (-) | 33 (+4) |
0.244 (↓0.002) | 2.750 (↑0.05) |
2 (-) |
DeNA |
31 | 24 | 1 | 0.564 (↑0.008) | 4.5 (-) |
87 | 230 (+8) | 210 (+4) | 47 (+3) | 10 (-) |
0.260 (↓0.001) | 3.500 (-) |
3 (-) |
広島 |
30 | 28 | 0 | 0.517 (↓0.009) | 7 (↓1) |
85 | 200 (+5) | 197 (+6) | 38 (-) | 28 (+1) |
0.242 (↑0.001) | 3.160 (↓0.06) |
4 (-) |
巨人 |
30 | 29 | 0 | 0.508 (↑0.008) | 7.5 (-) |
84 | 228 (+4) | 238 (+2) | 70 (+2) | 17 (+2) |
0.253 (-) | 3.930 (↑0.03) |
5 (-) |
ヤクルト |
23 | 33 | 2 | 0.411 (↑0.011) | 13 (-) |
85 | 200 (+3) | 225 (+2) | 49 (-) | 29 (-) |
0.232 (-) | 3.630 (↑0.03) |
6 (-) |
中日 |
22 | 35 | 0 | 0.386 (-) | 14.5 (↓0.5) |
86 | 159 (-) | 190 (-) | 24 (-) | 19 (-) |
0.241 (-) | 2.920 (-) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ロッテ |
30 | 21 | 3 | 0.588 (↑0.008) | - (-) |
89 | 198 (+6) | 169 (+5) | 36 (+1) | 33 (-) |
0.236 (↑0.001) | 2.970 (↓0.04) |
2 (-) |
ORIX |
32 | 25 | 2 | 0.561 (↓0.01) | 1 (↓1) |
84 | 223 (+4) | 191 (+8) | 45 (+2) | 23 (-) |
0.257 (↓0.001) | 3.000 (↓0.09) |
3 (-) |
ソフトバンク |
29 | 24 | 2 | 0.547 (↓0.011) | 2 (↓1) |
88 | 200 (+2) | 189 (+4) | 37 (-) | 27 (+1) |
0.244 (↓0.001) | 3.250 (↓0.01) |
4 (-) |
日本ハム |
27 | 33 | 0 | 0.450 (↓0.008) | 7.5 (↓1) |
83 | 194 (-) | 192 (+1) | 46 (-) | 30 (+1) |
0.225 (↓0.001) | 2.810 (↑0.03) |
5 (-) |
西武 |
24 | 33 | 1 | 0.421 (↓0.008) | 9 (↓1) |
85 | 161 (+2) | 195 (+3) | 39 (-) | 35 (-) |
0.229 (↑0.001) | 3.040 (↑0.02) |
6 (-) |
楽天 |
22 | 31 | 1 | 0.415 (-) | 9 (↓0.5) |
89 | 163 (-) | 216 (-) | 43 (-) | 42 (-) |
0.220 (-) | 3.450 (-) |
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