楽天(☆5対4★)中日 =交流戦1回戦(2023.06.09)・楽天モバイルパーク宮城=
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中日
20000101041000
楽天
01002110X51110
勝利投手:渡辺 翔太(1勝0敗0S)
(セーブ:松井 裕樹(1勝1敗10S))
敗戦投手:小笠原 慎之介(4勝3敗0S)
  DAZN
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◆楽天が接戦を制した。楽天は1-2で迎えた5回裏、小郷と浅村の適時打で2点を挙げ逆転する。直後に同点とされるも、6回には太田がスクイズを決め、再びリードを奪った。投げては、2番手・渡辺翔がうれしいプロ初勝利。敗れた中日は、先発・小笠原が中盤に崩れた。

◆楽天阿部寿樹内野手(33)が、古巣中日戦で初めての打席に立った。2点を追う2回1死一、二塁で第1打席を迎えた。中日時代から変わらない登場曲のサザンオールスターズ「彩~Aja~」で登場。阿部のタオルを掲げる中日ファンの姿もあった。中日小笠原に対し、フルカウントから中飛に倒れた。阿部はトレードで今季新加入。この日の試合前時点で今季20試合に出場し、打率1割2分5厘、0本塁打、1打点の成績。

◆取り返した! 楽天小郷裕哉外野手(26)が、同点打でチームを救った。1点を追う5回2死二塁でカウント1-2から、小笠原の高め143キロを捉えた。右翼へ同点となる適時二塁打。二塁上で三塁ベンチへ向かって右手を挙げた。前日8日阪神戦では、8回に飛球を落球し、それがきっかけとなり一時逆転を許した。9回に小深田がサヨナラ3ランを放って、ミスを取り返してくれ、小郷は歓喜の輪の中で号泣。「しっかり練習して、次に誰かを助けられるような選手になりたい」と涙を拭った。石井監督はこの日の試合前に「切り替える必要はない。そういう悔しさをしっかり持って、次の戦いに向かってほしい。そうやって大きくなって行くと思う。涙を流せるほど野球に没頭してるのはいいことだと思います。熱い気持ちを持って、失敗するのは成長の段階にとって必要なことだと思う」とエールを送っていた。ミスの翌日にチームを助ける同点打。続く浅村も右翼へ適時打を放ち、逆転となる本塁を踏んだ。

◆楽天ドラフト3位ルーキーの渡辺翔太投手(22)が、プロ初勝利を挙げた。同点で迎えた6回無死二塁で2番手として登板。打者3人を無安打で打ち取ると直後に味方が勝ち越し。渡辺翔はベンチで何度も強く手をたたき、雄たけびを上げて感情を爆発させた。先輩のような長く活躍できる選手を目指す。北九州(福岡)の先輩に元ソフトバンク外野手の柴原洋氏がいる。球団こそは違うが、偶然にも同じドラフト3位、同じ背番号31。「縁起がいい」と笑う。プロ3戦目で踏みしめた第1歩。長く愛される投手となるため、好投を続けていく。

◆中日が初回に高橋周の適時打で先制したが、ミスから試合を落とした。1点リードの5回2死一塁で先発小笠原が小郷に投じた見逃しストライクを木下が捕逸。直後に同点二塁打を許し、続く浅村に勝ち越し適時打を浴びた。小笠原は楽天戦過去4戦4勝と無敗を誇り、その後同点に追いついたが、スクイズ、暴投などで失点を止められず敗れた。立浪監督も小笠原での敗戦にがっくり。「2点を先制した時点では、小笠原ですから、追加点を1点でも取っていければ、いけるという感じはあった。先制できたので守り切りたかった。(捕逸で球を)そらして適時打とか。簡単に点を取られた反省はある」と、ため息をついた。打線には左足自打球の影響で8日西武戦でスタメンを外れた石川昂が4番ではなく「6番一塁」でスタメン復帰。3度得点圏に走者を背負ったが4打席無安打に終わった。指揮官は「打順は下げたがいいところが回ってくる。細川がいいだけに、5、6番にいいところがまわってくる。そこで打てるようになれば、点が取れるようになる」と、若竜の成長に期待を寄せた。▽中日小笠原(7回途中5失点で4戦4勝だった楽天に初黒星)「ファンの方に申し訳ない投球をしてしまいました。すみませんでした」

◆楽天ドラフト3位の渡辺翔太投手がプロ初勝利を挙げた。同点の6回無死二塁から2番手で登板。先頭の高橋周には4球すべてパームで空振り三振に打ち取った。2死二塁で、村松にも4球すべてパーム勝負。この回11球中8球で同じ球という、大胆な攻めで中日打線を封じ、1回を無安打無失点。直後に味方打線が勝ち越し、プロ3戦目で白星を手にした。試合後はお立ち台に立って自己紹介。「今日の登板より緊張しました」と笑顔だった。

◆楽天小郷裕哉外野手が、前夜のミスを取り返した。1点を追う5回2死二塁でカウント1-2から、小笠原の高め143キロを捉えた。右翼へ同点の適時二塁打。二塁上で三塁ベンチへ向かって右手を挙げた。「死ぬ気で打ちました」と笑顔だった。8日阪神戦では8回に飛球を落球。それがきっかけとなり一時逆転を許した。チームはサヨナラ勝ちも、小郷は号泣した。一夜明けて切り替え、「いつもより3倍元気出してやりました」と試合前練習から明るく振る舞った。石井監督からは「目腫れてて、ボール見えるか」と"イジり"。前を向いて、試合に臨めた。交流戦の打率は4割2分3厘。4試合連続で3番起用されるなど、定位置をつかみかけている。「チャンスで点を取れるように心がけて」。好調な打撃で、ミスを何倍にも返していく。

◆楽天の"しょっぴー"です! ドラフト3位ルーキーの渡辺翔太投手(22)が、中日戦でプロ初勝利を挙げた。同点の6回無死二塁から2番手で登板。11球中8球がパームボールと大胆に勝負し、無安打無失点で切り抜けた。直後に打線が勝ち越して、待望の初白星。お立ち台では「1年目の渡辺翔太です!」と初々しく自己紹介した。人気アイドルグループ「Snow Man」のメンバーと同姓同名。若手たちからは、アイドルと同じあだ名の「しょっぴー」と呼ばれている。登場曲はデビュー曲の「D.D.」。よく聴く曲で気分を上げ、好投を呼び込んだ。捕手太田光との"芸能人同姓同名バッテリー"で、記念すべき1勝目。白星を重ねれば、知名度は上がっていく。「向こうはジャニーズで人気があるので、負けじと頑張ります」と笑顔で意気込んだ。【湯本勝大】

◆楽天が競り勝った。3―3の六回に太田のスクイズで勝ち越し、七回は岡島の適時二塁打で加点した。2番手で好救援した新人渡辺翔がプロ初勝利を挙げ、松井裕が3年連続2桁到達となる10セーブ目。中日は小笠原が5失点と崩れた。

◆楽天のルーキー渡辺翔が好救援でプロ初白星を挙げた。藤平が六回に同点とされ、なおも無死二塁というピンチで登板。打者3人をきっちり仕留め、直後に味方が勝ち越した。九産大からドラフト3位で入団し、ヒーローインタビューはこの日が初めて。「登板より緊張した」と初々しい表情で話した。高橋周と村松の両左打者には全球、パームボールで勝負。最近では投げ手の少ないこの球は中学時代からの武器とあって「自信があるので怖くなかった。全力で投げようと思った」と全幅の信頼を口にした。(楽天モバイルパーク)

DAZN

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
640 0.600
(↑0.044)
-
(-)
845
(+5)
33
(+1)
8
(+2)
5
(+1)
0.260
(-)
3.130
(↑0.25)
1
(-)
DeNA
640 0.600
(↑0.044)
0
(-)
841
(+4)
33
(+2)
3
(-)
2
(+1)
0.257
(↓0.007)
2.770
(↑0.2)
1
(-)
広島
640 0.600
(↑0.044)
0
(-)
826
(+3)
30
(+2)
4
(-)
6
(+1)
0.204
(↑0.008)
2.970
(↑0.11)
4
(5↑)
西武
550 0.500
(↑0.056)
1
(-)
828
(+2)
32
(+1)
7
(+1)
7
(-)
0.212
(↑0.006)
2.860
(↑0.22)
4
(3↓)
ORIX
550 0.500
(↓0.056)
1
(↓1)
829
(+2)
29
(+4)
3
(+1)
5
(+2)
0.221
(↓0.001)
2.330
(↑0.04)
4
(5↑)
日本ハム
550 0.500
(↑0.056)
1
(-)
835
(+4)
27
(-)
12
(+1)
3
(-)
0.251
(↑0.002)
2.300
(↑0.26)
4
(3↓)
巨人
550 0.500
(↓0.056)
1
(↓1)
837
(+1)
35
(+5)
13
(+1)
3
(-)
0.263
(↓0.01)
3.540
(↓0.21)
4
(3↓)
中日
550 0.500
(↓0.056)
1
(↓1)
836
(+4)
40
(+5)
6
(-)
9
(+1)
0.258
(↑0.002
3.530
(↓0.1)
9
(2↓)
ヤクルト
450 0.444
(↓0.056)
1.5
(↓1)
935
(+1)
28
(+2)
6
(-)
2
(+1)
0.251
(↓0.007)
3.200
(↑0.11)
9
(2↓)
阪神
451 0.444
(↓0.056)
1.5
(↓1)
836
(-)
38
(+4)
4
(-)
6
(+2)
0.214
(↓0.001)
3.380
(-)
9
(2↑)
楽天
450 0.444
(↑0.069)
1.5
(-)
933
(+5)
49
(+4)
6
(-)
5
(-)
0.264
(↑0.008
4.670
(↑0.09)
12
(1↓)
ロッテ
361 0.333
(↓0.042)
2.5
(↓1)
834
(+2)
41
(+3)
10
(-)
5
(-)
0.221
(↓0.006)
3.860
(↑0.09)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
35192 0.648
(↓0.012)
-
(-)
87225
(-)
169
(+4)
30
(-)
29
(+2)
0.246
(↓0.001)
2.780
(↓0.01)
2
(-)
DeNA
30231 0.566
(↑0.008)
4.5
(↑1)
89219
(+4)
199
(+2)
44
(-)
10
(+1)
0.262
(↓0.001)
3.440
(↑0.05)
3
(-)
広島
30260 0.536
(↑0.009)
6
(↑1)
87191
(+3)
186
(+2)
37
(-)
26
(+1)
0.241
(↑0.001)
3.060
(↑0.02)
4
(-)
巨人
28290 0.491
(↓0.009)
8.5
(-)
86214
(+1)
230
(+5)
65
(+1)
14
(-)
0.252
(↓0.001)
3.930
(↓0.03)
5
(-)
中日
22340 0.393
(↓0.007)
14
(-)
87159
(+4)
189
(+5)
24
(-)
19
(+1)
0.243
(↑0.001
2.950
(↓0.03)
6
(-)
ヤクルト
21332 0.389
(↓0.007)
14
(-)
87195
(+1)
223
(+2)
49
(-)
29
(+1)
0.232
(↓0.001)
3.730
(↑0.02)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ロッテ
28213 0.571
(↓0.012)
-
(-)
91187
(+2)
160
(+3)
34
(-)
30
(-)
0.234
(↓0.001)
2.910
(-)
2
(1↑)
ソフトバンク
29222 0.569
(↑0.009)
0
(↓1)
90192
(+5)
175
(+1)
35
(+2)
26
(+1)
0.244
(↑0.001)
3.130
(↑0.04)
3
(1↓)
ORIX
31242 0.564
(↓0.01)
0
(-)
86212
(+2)
180
(+4)
41
(+1)
23
(+2)
0.256
(↓0.001)
2.910
(↑0.02)
4
(-)
日本ハム
26320 0.448
(↑0.009)
6.5
(↑1)
85190
(+4)
188
(-)
44
(+1)
29
(-)
0.226
(↑0.001)
2.840
(↑0.05)
5
(-)
西武
24311 0.436
(↑0.01)
7
(↑1)
87159
(+2)
190
(+1)
39
(+1)
35
(-)
0.230
(↑0.001)
3.070
(↑0.04)
6
(-)
楽天
21311 0.404
(↑0.012)
8.5
(↑1)
90162
(+5)
216
(+4)
43
(-)
41
(-)
0.219
(↑0.003
3.520
(↓0.01)