1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 6 | 1 | 1 |
ロッテ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | X | 3 | 8 | 0 | 1 |
勝利投手:カスティーヨ(1勝1敗0S) (セーブ:益田 直也(0勝0敗15S)) 敗戦投手:サイスニード(4勝3敗0S) 本塁打 |

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◆ロッテは3回裏、中村奨のソロで先制する。そのまま迎えた6回には佐藤都の適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・カスティーヨが7回途中4安打無失点7奪三振の好投で来日初勝利。敗れたヤクルトは9回に村上の2ランで1点差とするも、及ばなかった。
◆ヤクルトの「3番・指名打者」に、打率4割2分1厘と好調の川端慎吾内野手(35)が入った。今月1日の日本ハム戦(エスコンフィールド)では5シーズンぶりの猛打賞で12連敗のストップに貢献した。
◆ロッテ中村奨吾内野手が4号ソロを放った。先頭で迎えた3回の第2打席、ヤクルト・サイスニードの128キロを左中間席に運んだ。「打ったのはフォークです。カスティーヨが頑張っているので、なんとか先制点をと思って打ちました」と話し、7回途中まで無失点投球を見せた先発右腕を援護。6月に入ってから6試合で2安打と苦しんでいたが、5月28日以来の1発でスタンドをわかせた。
◆ヤクルト 先発サイスニード投手が援護なくマウンドを降りた。3回先頭のロッテ中村奨に左中間へ先制の4号ソロを許し、6回には2死から1失点。「全体的に悪くはなかった。点は取られたが最少失点で粘りの投球が出来たのは収穫だと思う」と語った。12連敗中で先発した1日の日本ハム戦(エスコンフィールド)で好投し連敗を止めた。中6日で再現を狙ったが、5勝目はお預けとなった。
◆ヤクルトの主砲が一矢報いた。0-3の9回2死から3番指名打者の川端慎吾内野手(35)が左中間への二塁打を放ち、4番村上宗隆内野手(23)へつなぐ。そして主砲がロッテ益田の147キロ直球を右翼席へ、リーグ単独2位となる11号2ラン。「最後に打てて良かった」と語った。4連勝後に連敗。7回無死二塁でバント処理を一塁へ悪送球し、3点目を献上した場面を振り返り「エラーしてしまった。あそこで0に抑えていたら同点ホームランだった」。それでも「明日からまた気持ちを切り替えたい」と前を向いた。高津臣吾監督(54)は8回まで単打4本という打撃陣に「ここまで打てないと。サイスニードも頑張っていたんですけど。先に点を取ってという形にはしたかったですね」と厳しく語った。
◆ロッテが2連勝で交流戦初のカード勝ち越しを決め、5日ぶりに首位に返り咲いた。カスティーヨが6回0/3を4安打無失点に抑えて来日初勝利。「ウイニングボールに今日投げた投手全員にサインをお願いして、捕手にもお願いして、大事に保管したい」と笑った。初先発だった1日の巨人戦は捕手のサインに首を振り、変化球を多投して3回3失点。今回は速球中心にストライクゾーンに投げ込み、プラン通りの投球を実行した。吉井監督は「カスティーヨとペルドモ、どちらかが先発になってくれたらいいなと思っていた」と話し、カスティーヨを"合格"に。今後も先発で起用する方針を固めた。ペルドモは、3番手で8回に登板して3者凡退に。両リーグ最速で20ホールドに到達し、ともに適材適所にはまった形だ。6日に超特大弾を放ったポランコを含め、ドミニカ共和国出身の助っ人が活躍。ペルドモは「僕たちは引き続き、ベストなパフォーマンスを出します」と心強かった。
◆先発したヤクルト・サイスニード投手(30)は6回7安打2失点で白星をつかむことはできなかった。三回に先頭の中村奨に左越えソロを浴び、先制点を献上。四、五回は無失点としたが、六回2死二塁で佐藤都に中前適時打を浴び、2点目を失った。1日の日本ハム戦(エスコン)で7回3安打無失点とし、チームの連敗を「12」でストップする快投を披露していた。「ゲームプラン通りにいい投球をして、勝ちたい」と意気込んで迎えた登板だったが、自身連勝とはいかず、「全体的に悪くはなかったと思う。点は取られたが最少失点で粘りの投球が出来たのは収穫だと思う。味方が逆転してくれることを信じている」と広報を通じてコメントした。
◆ロッテが首位浮上。三回に中村奨のソロ、六回は佐藤都の適時打、七回は相手失策で1点ずつを奪った。カスティーヨが七回途中無失点で来日初勝利。益田は村上に2ランを浴びたが、15セーブ目。ヤクルトは最下位に転落した。
◆意地の一発だった。ヤクルト・村上宗隆内野手(23)が0―3の九回2死二塁、右翼席へ11号2ラン。右翼手がほとんど動けないほどの豪快な当たりだった。だが反撃はここまで。2試合連続の零封負けこそ免れたが、2連敗で再びリーグ最下位に転落した。高津監督は「ミスをしていると、なかなかこっちに勝ち運が向かってこない。最後に一発は出ましたけど、先に点を取る形にしないといけない」と唇をかんだ。打線は1点を追う五回に無死満塁としたが、中村が三ゴロ併殺打、長岡が一ゴロに倒れて無得点。村上は七回無死二塁の三塁守備で、バントを処理して一塁へ悪送球。二塁走者の生還を許す失策を犯しており「あそこで何とかゼロに抑えていたら(九回は)同点ホームランだった」と悔やんだ。1日の日本ハム戦(エスコン)で1分けを挟んだ12連敗を止めた後に4連勝を飾ったが、2連敗で借金は11。「勝っている試合は先発がゲームメイクしている。その中でどうやって点を取っていくのかに尽きる」と指揮官。6月に打率・348(23打数8安打)と状態を上げてきた村上を中心に粘り強く戦う。(森祥太郎)
◆ロッテは8日、ヤクルト3回戦(ZOZOマリン)に3―2で勝利した。先発したルイス・カスティーヨ投手(28)=前タイガース=が、6回0/3、4安打無失点の好投で来日初勝利。打っては、主将の中村奨吾内野手(31)が先制の4号ソロを放ち、主導権を握った。オリックスが巨人に敗れたため、3日以来のパ・リーグ首位に返り咲いた。助っ人の快投で首位に返り咲いた。ロッテの新外国人、カスティーヨが自身2度目の先発で来日初勝利。お立ち台では2万7777人のファンを前に声を弾ませた。「思っていた通りの投球ができました。サイコー。コンニチハ」6回0/3、4安打無失点の好投。唯一のピンチは1―0の五回、2安打と四球で無死満塁とされたが、中村を三ゴロ併殺打、長岡を一ゴロに打ち取り、窮地を脱出した。ドミニカ共和国出身で、威力のある直球とチェンジアップ、スライダーが武器の右腕。持ち味のゴロアウトと三振を量産し、ヤクルト打線を手玉に取った。中6日で見違えた姿を披露した。前回登板の1日の巨人戦(ZOZOマリン)で初先発したが、3回8安打3失点でKOされた。「失投が多く、ホームランがあった。それを少なくしようと思って」。この日は直球を中心に組み立て、テンポよく投球。右腕を中継ぎから先発へ配置転換した吉井監督は「この1週間を生かしてしっかり投球してくれた。ファストボール中心のストライク先行だったのでよかった」と称賛した。これでチームは交流戦で初のカード勝ち越し。1分けを挟んで5連敗から、2連勝と盛り返し、オリックスを抜いて3日以来の首位に返り咲いた。吉井監督は「(交流戦前半は)うまくいかないことが多かったんですけど、やることは一緒。自分たちの野球をしていきたい」と冷静に足元を見つめた。(箭内桃子)
◆ヤクルトは3点を追う九回2死二塁から村上宗隆内野手(23)が11号2ランで一矢報いたが、反撃もここまで。サイスニード投手(30)は6回2失点の粘投も3敗目を喫した。チームは2連敗で再びリーグ最下位に転落した。高津臣吾監督(54)の主な一問一答は以下の通り。――最後は村上に一発が出た「ここまで打てないとちょっと。ホームラン1本で、スニードも頑張っていたんですけど、先に点を取る形ができてないので、こういう展開にはなりますよね。最後一発は出ましたけど、もっとランナーを出して...。言うのは簡単ですけど、先に点を取る形にはしたかったですね」――初対戦のロッテ先発、カスティーヨを攻略できなかった「まあ、それは交流戦なので。相手もそうなのでね」――五回無死満塁のチャンスで得点をできていたら「もちろん打ってくれることを期待していたんですけど、そう簡単には打たせてくれない。そう簡単ではないってことですね」――サイスニードは試合を作った「2点目がもったいなかったですね。ホームランは勝負にいって打たれた球ですけど、2アウト、ランナーなしから、次の2点目は非常に大きかったと思います」――エラーから失点にもつながった「初球を打ってくるバッターに初球を長打打たれて、バントでエラーして、2球で1点を取られる。そういうミスをしていると、なかなか勝ち運もこっちに向かってこない。しっかり頭に入れておくことは、入れておかないと。できることをしっかりやっていかないとってことですね」――川端が2安打「すごく状態はいいと思います。追い込まれても、なんとかしようという気持ちはすごく表れているし、バットの芯に当たる確率がやっぱり高いですよね。芯の近くに当たる打球がすごく多い。もちろんアウトになることもありますけど、そういう打球が多いと思います」――明日(9日)は中5日でピーターズが先発する。切り替えていきたい「そうですね。ゲームを引っ張るのは先発なので、今日のスニードもそうですし、今日は負けましたけど、勝ったゲームはやっぱり先発がゲームメークしていく。そのなかで、打線がなかなか難しい初対戦の相手をどうやって点をとっていくか、ランナーをためていくかに尽きると思います」
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
5 | 4 | 0 | 0.556 (↓0.069) | - (-) |
9 | 40 (+5) | 32 (+6) | 6 (+2) | 4 (+2) |
0.260 (↑0.001) | 3.380 (↓0.34) |
1 (4↑) |
DeNA |
5 | 4 | 0 | 0.556 (↑0.056) | 0 (↓1) |
9 | 37 (+6) | 31 (+5) | 3 (-) | 1 (-) |
0.264 (↓0.001) | 2.970 (↓0.26) |
1 (-) |
ORIX |
5 | 4 | 0 | 0.556 (↓0.069) | 0 (-) |
9 | 27 (-) | 25 (+6) | 2 (-) | 3 (-) |
0.222 (↓0.009) | 2.370 (↓0.42) |
1 (4↑) |
巨人 |
5 | 4 | 0 | 0.556 (↑0.056) | 0 (↓1) |
9 | 36 (+6) | 30 (-) | 12 (+2) | 3 (-) |
0.273 (↑0.001) | 3.330 (↑0.47) |
1 (4↑) |
中日 |
5 | 4 | 0 | 0.556 (↑0.056) | 0 (↓1) |
9 | 32 (+8) | 35 (+2) | 6 (+2) | 8 (+2) |
0.256 (↑0.013) | 3.430 (↑0.18) |
1 (4↑) |
広島 |
5 | 4 | 0 | 0.556 (↑0.056) | 0 (↓1) |
9 | 23 (+7) | 28 (+2) | 4 (+1) | 5 (+1) |
0.196 (↓0.002) | 3.080 (↑0.13) |
7 (4↓) |
ヤクルト |
4 | 4 | 0 | 0.500 (↓0.071) | 0.5 (-) |
10 | 34 (+2) | 26 (+3) | 6 (+1) | 1 (-) |
0.258 (↓0.008) | 3.310 (↑0.14) |
7 (4↓) |
阪神 |
4 | 4 | 1 | 0.500 (↓0.071) | 0.5 (-) |
9 | 36 (+4) | 34 (+6) | 4 (-) | 4 (-) |
0.215 (↓0.011) | 3.380 (↓0.34) |
9 (4↓) |
西武 |
4 | 5 | 0 | 0.444 (↓0.056) | 1 (-) |
9 | 26 (+2) | 31 (+8) | 6 (+1) | 7 (-) |
0.206 (↓0.009) | 3.080 (↓0.64) |
9 (4↓) |
日本ハム |
4 | 5 | 0 | 0.444 (↓0.056) | 1 (-) |
9 | 31 (+2) | 27 (+7) | 11 (-) | 3 (-) |
0.249 (↓0.015) | 2.560 (↓0.18) |
11 (-) |
ロッテ |
3 | 5 | 1 | 0.375 (↑0.089) | 1.5 (↑1) |
9 | 32 (+3) | 38 (+2) | 10 (+1) | 5 (+1) |
0.227 (↑0.003) | 3.950 (↑0.23) |
11 (-) |
楽天 |
3 | 5 | 0 | 0.375 (↑0.089) | 1.5 (↑1) |
10 | 28 (+6) | 45 (+4) | 6 (+1) | 5 (+1) |
0.256 (↑0.004) | 4.760 (↑0.7) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
35 | 18 | 2 | 0.660 (↓0.013) | - (-) |
88 | 225 (+4) | 165 (+6) | 30 (-) | 27 (-) |
0.247 (↓0.002) | 2.770 (↓0.07) |
2 (-) |
DeNA |
29 | 23 | 1 | 0.558 (↑0.009) | 5.5 (↑1) |
90 | 215 (+6) | 197 (+5) | 44 (-) | 9 (-) |
0.263 (-) | 3.490 (↓0.03) |
3 (-) |
広島 |
29 | 26 | 0 | 0.527 (↑0.008) | 7 (↑1) |
88 | 188 (+7) | 184 (+2) | 37 (+1) | 25 (+1) |
0.240 (↓0.001) | 3.080 (↑0.02) |
4 (-) |
巨人 |
28 | 28 | 0 | 0.500 (↑0.009) | 8.5 (↑1) |
87 | 213 (+6) | 225 (-) | 64 (+2) | 14 (-) |
0.253 (-) | 3.900 (↑0.08) |
5 (1↑) |
中日 |
22 | 33 | 0 | 0.400 (↑0.011) | 14 (↑1) |
88 | 155 (+8) | 184 (+2) | 24 (+2) | 18 (+2) |
0.242 (↑0.002) | 2.920 (↑0.02) |
6 (1↓) |
ヤクルト |
21 | 32 | 2 | 0.396 (↓0.008) | 14 (-) |
88 | 194 (+2) | 221 (+3) | 49 (+1) | 28 (-) |
0.233 (↓0.001) | 3.750 (↑0.03) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (1↑) |
ロッテ |
28 | 20 | 3 | 0.583 (↑0.009) | - (↓1) |
92 | 185 (+3) | 157 (+2) | 34 (+1) | 30 (+1) |
0.235 (-) | 2.910 (↑0.02) |
2 (1↓) |
ORIX |
31 | 23 | 2 | 0.574 (↓0.011) | 0 (-) |
87 | 210 (-) | 176 (+6) | 40 (-) | 21 (-) |
0.257 (↓0.001) | 2.930 (↓0.05) |
3 (-) |
ソフトバンク |
28 | 22 | 2 | 0.560 (↓0.011) | 1 (-) |
91 | 187 (+5) | 174 (+6) | 33 (+2) | 25 (+2) |
0.243 (-) | 3.170 (↓0.05) |
4 (-) |
日本ハム |
25 | 32 | 0 | 0.439 (↓0.007) | 7.5 (-) |
86 | 186 (+2) | 188 (+7) | 43 (-) | 29 (-) |
0.225 (↓0.002) | 2.890 (↓0.02) |
5 (-) |
西武 |
23 | 31 | 1 | 0.426 (↓0.008) | 8 (-) |
88 | 157 (+2) | 189 (+8) | 38 (+1) | 35 (-) |
0.229 (↓0.002) | 3.110 (↓0.09) |
6 (-) |
楽天 |
20 | 31 | 1 | 0.392 (↑0.012) | 9.5 (↑1) |
91 | 157 (+6) | 212 (+4) | 43 (+1) | 41 (+1) |
0.216 (↑0.001) | 3.510 (↑0.06) |
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