1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 | 0 |
ソフトバンク | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | X | 4 | 9 | 0 | 1 |
勝利投手:東浜 巨(4勝5敗0S) (セーブ:モイネロ(2勝0敗3S)) 敗戦投手:石田 健大(2勝3敗0S) 本塁打 |
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◆ソフトバンクは3回裏、近藤の適時二塁打で先制する。3-0となって迎えた7回には甲斐のソロが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・東浜が7回2安打無失点の好投で今季4勝目。敗れたDeNAは守備の乱れで手痛い失点を喫し、打線もつながりを欠いた。
◆プロ2年目のDeNA梶原昂希外野手(23)が、ソフトバンク戦に「8番中堅」で今季初めてスタメンに名を連ねた。6日の同戦はベンチスタートだった宮崎敏郎内野手(34)は「3番三塁」、指名打者にはオースティンが入った。
◆9打席連続三振中だったソフトバンク佐藤直樹外野手(24)が、不名誉な記録更新を防いだ。守備から途中出場し、7回の打席で中飛。5月6日ロッテ戦からの連続打席三振を止めた。連続打席三振の記録は03年ドミンゴ(横浜)の18打席。しかし野手に限ると06年鉄平(楽天)、22年鵜飼(中日)の9打席に並ぶワースト記録だった。
◆DeNAが、ソフトバンクに完封リレーを許し、今季4度目の3連敗で3カードぶりにカード負け越しが決まった。打線がソフトバンク先発の東浜を打ち崩せず、8回以降はリリーフ陣に抑え込まれ、今季5度目の完封負けを喫した。先発石田は粘りの投球で5回まで最少失点に抑えたが、6回1死二、三塁のピンチで降板。2番手三嶋が代打柳町に一ゴロを打たせたが、ソトが本塁に悪送球で2点を追加された。6回途中3失点で3敗目を喫した石田健大は「ランナーを出してしまい、ピンチを作ってしまうイニングが多かったので、野手陣にいいリズムを作ることができませんでした。イニングの途中で降板してしまったことが反省点です」とコメントした。
◆DeNAが、ソフトバンクに完封リレーを許し、今季4度目の3連敗で3カードぶりに負け越しが決まった。桑原をスタメンから外し、中堅に2年目の梶原を今季初スタメン起用したが、打線は東浜に7回無得点。8回以降はリリーフ陣に抑え込まれ、今季5度目の完封負けを喫した。三浦大輔監督は「強い球で押し込まれて、なかなか攻略できなかった」と悔しがった。守備では手痛いミスが失点に直結した。1点ビハインドの6回1死二、三塁から、一ゴロをソトが本塁に悪送球。試合を決定づける2点を追加された。先発石田は粘りの投球で5回まで最少失点に抑えたが、6回途中3失点で今季3敗目(2勝)を喫した。三浦監督は「チームとして、ああいうミスをなくしていかないと」と苦言。首位阪神との差は今季最大の6・5ゲームに広がった。▽DeNA梶原(今季初スタメンも無安打1四球)「(安打が)1本出なかったのは悔しいです」
◆ソフトバンク近藤健介外野手(29)が先制打を含む猛打賞で復調をアピールした。0-0の3回1死二塁の好機。石田が投じた初球、143キロの低めの直球を鋭く振り抜き、左中間フェンスを直撃させる先制二塁打を決めた。「得点圏にランナーを置いてのチャンスでしっかりと集中することができました」。6回の3打席目は先頭で左前打を放ち、4番柳田も連打で出塁。犠打と敵失をからめて2点目のホームを駆け抜けた。初回にも左前打を放っており、今季2度目の3安打。交流戦前に2割3分台まで落ちていた打率も2割6分6厘まで引き上げた。「打ち損じが減ってきた。そこが一番いいのかなと思う」。3本のヒットはすべて中堅から左方向への打球。今交流戦は8試合で30打数13安打、打率4割3分3厘のハイアベレージだ。「逆方向を狙っているわけではないけど、逆らわずに打てていると思う。投手とのタイミングを合わせるのができている」。新加入のバットマンがさらにギアを上げていく。【佐竹英治】○...ソフトバンク甲斐が技ありの1発でダメを押した。3点リードの7回先頭。中川の内角高めの154キロ直球に体をうまく回転させ左翼席へ3号ソロを運んだ。「自分が一番びっくりしました。1点でも多く取りたいと思っていた。何とか食らいついていこうと思って最高の結果が出ました」。甲斐が打点を挙げた試合はこれで昨年から29連勝。守っても先発東浜を7回2安打無失点に導くなど0封リレーを演出。頼れる女房役が不敗神話継続で勝利に貢献した。
◆DeNAネフタリ・ソト内野手(34)が、手痛いミスでソフトバンクに追加点を許した。1点ビハインドの6回1死二、三塁、平凡な一ゴロを本塁に悪送球し、2者が生還した。三浦大輔監督(49)は「痛いミスでしたけどね。ランナーも目に入ったところでね。チームとして、ああいうミスをなくしていかないと」と苦言を呈した。チームは今季4度目の3連敗で、首位阪神とのゲーム差は今季最大の6・5に広がった。
◆ソフトバンクが今季6度目の3連勝を飾り、交流戦1位タイに浮上した。「日本生命セ・パ交流戦」のDeNA戦で、先発の東浜巨投手(32)が7回2安打無失点の快投。プロ入り後唯一白星のなかったDeNA打線を封じ、全11球団勝利となる今季4勝目を挙げた。チームは6度目の挑戦で最多貯金7の壁を破り、リーグ戦では首位オリックスに1ゲーム差に迫った。東浜は大胆に攻めた。1回2死走者なし。セ・リーグ首位打者の宮崎に対し、2球目カットボールを内角へ。ボールからストライクゾーンをえぐり、宮崎も手が出なかった。「そういうボールを意識づけさせたかった。攻め方の1つ、パターンの1つとして」。宮崎は5球目に同じコース、球種で空振り三振に料理。「今日は多投しました」とさわやかに汗をぬぐった。約1年前にノーヒットノーランを達成した右腕にとっては、新たな引き出しだ。「危険なボールでもあるのでメリハリをつけて投げていきたい。今日はハマりました」。強打のDeNA打線を相手に7回2安打無失点。8回以降は甲斐野、大津、モイネロが完封リレーで締め、全11球団勝利となる今季4勝目を挙げた。エースだった千賀が米メッツに移籍し、開幕前から「東浜と石川の2枚看板」と言われ続けてきた。より一層の期待を背負ったが、お手本はすぐそばにいた。斉藤和巳投手コーチ。自身がプロ1年目の時に引退したが、現役時代を知っている。「和巳さんはホークスのエース像。目標にしなくてはいけない方がコーチ。やっぱり刺激になります」。旧ファーム施設の「西戸崎合宿所」では、右肩手術から再起を目指す同コーチを見ながら鍛錬を積んだ。「準備やマウンドに立つ姿勢、心意気は一番の目標です」。この日見せた快投は、まさに先発ローテーションの大黒柱。右腕も「(期待は)バリバリ意識してマウンドに上がっています」と自覚たっぷりだ。チームは今季6度目の3連勝で交流戦1位タイに浮上。今季5度挑戦して失敗してきた最多の貯金「7」の壁も破り、リーグ戦では首位オリックスに1ゲーム差に迫った。東浜は3連敗後、約1カ月ぶりの白星。東浜は「いいきっかけになる勝利にしたい」と白星量産を誓った。【只松憲】▽ソフトバンク藤本監督(東浜について)「コントロールがよかったね。ボールが低め低めにいっていた。右バッターのインコースへの球をうまく使ってたね」
◆DeNAは、山本祐大捕手をベンチ入りメンバーから外し、先発出場の戸柱恭孝と伊藤光の捕手2人制を敷いた。前日は回またぎで連投していた上茶谷大河がベンチ入りメンバーから外れるなど、今季は状況に応じて救援投手を柔軟にベンチ外として休養を与えながら起用してきたDeNA。この日は捕手を1枠減らし、1軍登録の救援陣全投手をベンチ入りさせた。
◆あまりにも痛い2失点を喫した。DeNAは0―1の六回、1死二、三塁のピンチで粘投していた先発の石田に代えて三嶋を投入。代打・柳町を1球でボテボテの一ゴロに仕留めたが、三塁走者が本塁へ突入する中で一塁手のソトが一度打者走者へタッチに向かいかけ、慌てて本塁へ送球し痛恨の悪送球。一気に二走まで生還を許した。打線が六回まで1安打無得点に封じ込められていただけに、手痛いミスで重い2点を失った。
◆ソフトバンクが3連勝。三回に近藤の適時二塁打で先制し、六回に失策で2点、七回には甲斐の3号ソロで加点した。東浜は単打2本に抑え、7回無失点で約1カ月ぶりの白星となる4勝目。5安打で零敗のDeNAは3連敗となった。
◆DeNAは今季5度目の零封負けで3連敗。首位・阪神とのゲーム差は「6・5」に広がった。打線が東浜に苦しむ中、0―1の六回1死二、三塁のピンチで粘投していた先発の石田に代えて三嶋を投入。代打・柳町を1球でボテボテの一ゴロに仕留めたが、三塁走者が本塁へ突入する中で一塁手のソトが一度打者走者へタッチに向かいかけ、慌てて本塁へ送球し痛恨の悪送球。一気に二塁走者まで生還を許した。三浦監督は試合後、「ちょっとどころではない。痛かった。ああいうミスをチームとしてなくしていかないと」とコメントした。
◆打てず、守れず、DeNAは今季5度目の零封負けで3連敗。ソフトバンク・東浜に七回まで2安打無失点の好投を許し、三浦大輔監督(49)は「強い球で押し込まれ、なかなか攻略できなかった」と唇をかんだ。打線が苦しむ中、守備のミスが出た。1点を追う六回1死二、三塁。代打・柳町のゴロを処理した一塁手のソトが本塁へ痛恨の悪送球。一気に2者が生還したプレーについて、指揮官は「ちょっとどころではない。痛かった。ああいうミスをチームとしてなくしていかないと」と指摘した。首位・阪神とのゲーム差は6・5に拡大。「ミスを減らしていくだけ。しっかり課題と向き合ってやっていくしかない」と、苦境にも正面から立ち向かっていく思いを口にした。(浜浦日向)
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (2↑) |
ソフトバンク |
5 | 3 | 0 | 0.625 (↑0.054) | - (↓1) |
10 | 35 (+4) | 26 (-) | 4 (+1) | 2 (-) |
0.259 (↑0.004) | 3.040 (↑0.44) |
1 (-) |
ORIX |
5 | 3 | 0 | 0.625 (↓0.089) | 0 (-) |
10 | 27 (-) | 19 (+10) | 2 (-) | 3 (-) |
0.231 (↓0.007) | 1.950 (↓0.84) |
3 (1↓) |
ヤクルト |
4 | 3 | 0 | 0.571 (↓0.096) | 0.5 (-) |
11 | 32 (-) | 23 (+6) | 5 (-) | 1 (-) |
0.266 (↓0.025) | 3.450 (↓0.51) |
3 (4↑) |
阪神 |
4 | 3 | 1 | 0.571 (↑0.071) | 0.5 (↓1) |
10 | 32 (+11) | 28 (+3) | 4 (+1) | 4 (-) |
0.226 (↑0.022) | 3.040 (↑0.14) |
5 (3↑) |
西武 |
4 | 4 | 0 | 0.500 (↑0.071) | 1 (↑1) |
10 | 24 (+2) | 23 (+1) | 5 (+1) | 7 (-) |
0.215 (↓0.002) | 2.440 (↑0.22) |
5 (2↓) |
DeNA |
4 | 4 | 0 | 0.500 (↓0.071) | 1 (-) |
10 | 31 (-) | 26 (+4) | 3 (-) | 1 (-) |
0.265 (↓0.013) | 2.710 (↑0.06) |
5 (2↓) |
日本ハム |
4 | 4 | 0 | 0.500 (↓0.071) | 1 (-) |
10 | 29 (-) | 20 (+1) | 11 (-) | 3 (-) |
0.264 (↓0.015) | 2.380 (↑0.19) |
5 (3↑) |
巨人 |
4 | 4 | 0 | 0.500 (↑0.071) | 1 (↑1) |
10 | 30 (+10) | 30 (-) | 10 (+2) | 3 (-) |
0.272 (↑0.018) | 3.800 (↑0.55) |
5 (2↓) |
中日 |
4 | 4 | 0 | 0.500 (↓0.071) | 1 (-) |
10 | 24 (+1) | 33 (+2) | 4 (-) | 6 (+4) |
0.243 (↑0.001) | 3.610 (↑0.19) |
5 (3↑) |
広島 |
4 | 4 | 0 | 0.500 (↑0.071) | 1 (↑1) |
10 | 16 (+1) | 26 (-) | 3 (+1) | 4 (-) |
0.198 (↓0.014) | 3.210 (↑0.48) |
11 (1↑) |
ロッテ |
2 | 5 | 1 | 0.286 (↑0.119) | 2.5 (↑1) |
10 | 29 (+6) | 36 (-) | 9 (+1) | 4 (-) |
0.224 (↑0.012) | 4.180 (↑0.57) |
11 (-) |
楽天 |
2 | 5 | 0 | 0.286 (↓0.047) | 2.5 (-) |
11 | 22 (+3) | 41 (+11) | 5 (+2) | 4 (+1) |
0.252 (↑0.011) | 5.460 (↓0.79) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
35 | 17 | 2 | 0.673 (↑0.006) | - (-) |
89 | 221 (+11) | 159 (+3) | 30 (+1) | 27 (-) |
0.249 (↑0.003) | 2.700 (↑0.02) |
2 (-) |
DeNA |
28 | 23 | 1 | 0.549 (↓0.011) | 6.5 (↓1) |
91 | 209 (-) | 192 (+4) | 44 (-) | 9 (-) |
0.263 (↓0.002) | 3.460 (↑0.02) |
3 (-) |
広島 |
28 | 26 | 0 | 0.519 (↑0.01) | 8 (-) |
89 | 181 (+1) | 182 (-) | 36 (+1) | 24 (-) |
0.241 (↓0.003) | 3.100 (↑0.06) |
4 (-) |
巨人 |
27 | 28 | 0 | 0.491 (↑0.01) | 9.5 (-) |
88 | 207 (+10) | 225 (-) | 62 (+2) | 14 (-) |
0.253 (↑0.003) | 3.980 (↑0.07) |
5 (-) |
ヤクルト |
21 | 31 | 2 | 0.404 (↓0.008) | 14 (↓1) |
89 | 192 (-) | 218 (+6) | 48 (-) | 28 (-) |
0.234 (↓0.002) | 3.780 (↓0.05) |
6 (-) |
中日 |
21 | 33 | 0 | 0.389 (↓0.007) | 15 (↓1) |
89 | 147 (+1) | 182 (+2) | 22 (-) | 16 (+4) |
0.240 (-) | 2.940 (↑0.02) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ORIX |
31 | 22 | 2 | 0.585 (↓0.011) | - (-) |
88 | 210 (-) | 170 (+10) | 40 (-) | 21 (-) |
0.258 (↓0.002) | 2.880 (↓0.1) |
2 (-) |
ロッテ |
27 | 20 | 3 | 0.574 (↑0.009) | 1 (↑1) |
93 | 182 (+6) | 155 (-) | 33 (+1) | 29 (-) |
0.235 (↑0.002) | 2.930 (↑0.05) |
3 (-) |
ソフトバンク |
28 | 21 | 2 | 0.571 (↑0.008) | 1 (↑1) |
92 | 182 (+4) | 168 (-) | 31 (+1) | 23 (-) |
0.243 (↑0.001) | 3.120 (↑0.06) |
4 (-) |
日本ハム |
25 | 31 | 0 | 0.446 (↓0.009) | 7.5 (-) |
87 | 184 (-) | 181 (+1) | 43 (-) | 29 (-) |
0.227 (↓0.001) | 2.870 (↑0.03) |
5 (-) |
西武 |
23 | 30 | 1 | 0.434 (↑0.011) | 8 (↑1) |
89 | 155 (+2) | 181 (+1) | 37 (+1) | 35 (-) |
0.231 (-) | 3.020 (↑0.04) |
6 (-) |
楽天 |
19 | 31 | 1 | 0.380 (↓0.008) | 10.5 (-) |
92 | 151 (+3) | 208 (+11) | 42 (+2) | 40 (+1) |
0.215 (↑0.002) | 3.570 (↓0.12) |
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