1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | 0 | 5 | 13 | 0 | 1 |
阪神 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1X | 6 | 8 | 2 | 1 |
勝利投手:浜地 真澄(2勝1敗0S) 敗戦投手:廣畑 敦也(1勝1敗0S) 本塁打 |
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◆阪神がサヨナラ勝利。阪神は3-2で迎えた8回裏、中野の適時三塁打などで2点を挙げ、リードを広げる。直後に同点とされるも、延長11回に1死満塁から小幡の適時打が飛び出し、試合を決めた。投げては、6番手・浜地が今季2勝目。敗れたロッテは、6番手・廣畑が踏ん張れなかった。
◆交流戦の阪神-ロッテ1回戦は、天候不良のため中止が発表された。振り替え試合は5日(甲子園)に組まれ、3日からのロッテ3連戦(甲子園)、6日からの楽天3連戦(楽天モバイル)、9日からの日本ハム3連戦(エスコンフィールド)と今季初の9連戦となった。岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。-ロッテはパ・リーグの首位。どんな分析をしているか「いや全然、わからんわ。ビデオを見ても。ホンマに知らん選手ばっかりやわ(笑い)。今は若いのがけっこう出てるもんな。3、4年目ぐらいの選手がな。前のはほとんどいないで。いないいないいない、全然いないよ。ピッチャーもいないよなあ。抑えのあれはおったけど、益田か。ほとんどいないなあ」-今年のロッテの特徴は「いや、分からん、全然分からん、そら。映像見ても。そんな打ってる感もないしなあ、だから毎試合メンバーを変える、コロコロ変わるようなな、そんなあれをやってるみたいやし、ホントの中心というかなあ、まあ、今なあ、安田とか池田とか調子はええみたいやけど、そんなんもう全然初めてや。はっきり言うて」-先発が安定してるチームか「先発言うても、誰がメインかは分からんわ(笑い)」-佐々木朗は付け入る隙はあるか「まあ、どうやろのぉ(笑い)。別にまあ、普通に意識せんと、オレはやるだけやけどなあ」-佐々木朗とは今回で3年連続の対戦となる「あっそう。うん、まあそら経験ていうか、そら当たってるのは当たってるよなあ、みんな。だから、2年当たってるいうことやろ。まあでも実際やって...。まあ、才木も(先発で佐々木朗と)当たるけど、まあ、0点に抑えたらええんちゃう? 才木が。うん」-連打はそんなに期待できない。1、2番が佐々木朗崩しのカギを握る「うん、そらまあ、どんなピッチャーでもだけど、そらなあ今の打線からいくと。まあ、別に。別にいいやんか。そんな佐々木朗希に。そんな100勝てるピッチャーやないんやからさ。昨年も4回も負けてるピッチャーやん」
◆交流戦の阪神-ロッテ1回戦は、天候不良のため中止が発表された。振り替え試合は5日(甲子園)に組まれ、3日からのロッテ3連戦(甲子園)、6日からの楽天3連戦(楽天モバイル)、9日からの日本ハム3連戦(エスコンフィールド)と今季初の9連戦となった。岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。-雨天中止で日程的にも厳しい「そやなあ、9連戦になったからのお」-移動も踏まえたら「そうや、(仙台、北海道と)2回の移動やからなあ」-最近は完全休養も取れていない「そうやなあ、まあ日程的にもしゃーないなあ」-そういう事情も踏まえて今日は主力を休ませた「そんなんは、そら当たり前やろ」-佐藤輝は試合は出ているが「え? 出てないやん。2試合休んだやん(笑い)」-前回も雨天中止をいかして岡田監督自身が佐藤輝に打撃面でアドバイスを送った。そういう時間に「いやいや、別に何もいうことはないけど。そんなんお前、一年中言うてられへん。プロやねんから。自分でわからんと、そんなん」-一塁方向への打球がバロメーターと。昨日(1日西武戦)の打撃も一塁方向へ「昨日もそんなに悪くなかったやんか」-ノイジーは何か声をかけたり「いや、声かけへんよ、別に。そんなん終わってんちゃう? そんなの。ロッカー出ていく前に」-3日の先発投手は「大竹そのままよ」-桐敷は「(5日)月曜日。それはもう、しょうがないやんか。うん。向こう(ロッテ)もそうみたいやし」-9日の日本ハム戦に谷間ができるが、候補は青柳か「いやいやそんなの、そんなん中5でいくかもしれんし。それはまだ決めへんよ。それは。投げたピッチャーがいけるわけやから。まだそれはわからん、それは。ずっと中6でやってたからな。このロッテが終わってからやな」-先を見据えたピッチャー起用をするわけではない。中5を見据えた使いかたを?「中5はあんまりしないなあ。おーん」-普通にやってみた結果次第か「そら終盤でな、(昔は)中4とかあったけどな、それは本当のエースというかな、大事なゲームというか、そんなんやったんは9月以降やろ。まだそこまで。中6でええピッチングをしてるのに、わざわざ中5にする必要はないし。それは。まあいてないわけじゃないからな、候補が」
◆阪神湯浅京己投手(23)が、侍ジャパンのチームメートだったロッテ佐々木朗希投手(21)との再会を喜んだ。阪神の試合前練習が終わりにさしかかったころ、ロッテ選手がグラウンドに姿をみせ、湯浅は佐々木朗を見つけると歩み寄り、2人はまるで"恋人"のようにガッツリと抱きしめ合い、世界一に輝いた3月WBC以来、約3カ月ぶりの再会を楽しんだ。また、佐々木朗(大船渡)、阪神西純(創志学園)、ヤクルト奥川(星稜)とともに、「高校四天王」の1人だった阪神及川雅貴投手(22)も、高校日本代表でチームメートだった右腕のもとに訪れ、旧交を深めた。
◆阪神大山悠輔内野手(28)が初回1死一、二塁で、ロッテ種市からセンターバックスクリーンへの先制6号3ランを放った。2ボール2ストライクからの5球目のスライダーを捉えた打球は、懸命に追いかけるロッテの中堅・岡の頭上でぐんぐん伸び、バックスクリーンへ。7試合ぶりの本塁打となった。いきなりの3点の援護に、先発の大竹もキャッチボールの手を止め、拍手を送った。大山は昨年の6月3日日本ハム戦(甲子園)で、プロ2度目の1試合3アーチを放った。今年はバックスクリーン弾で「大竹に少しでも楽な展開で投げてもらいたかったので、打ててよかったです。追い込まれていましたが、浮いてきたボールをしっかり仕留めることができました」と援護弾を振り返った。
◆阪神-ロッテ1回戦が「岸和田けいりんナイター」として実施され、大阪支部所属の古性(こしょう)優作選手(32)が始球式を行った。競輪のユニホームを身にまとい登場し、マウンドからノーバウンドで捕手坂本のミットに届かせた。野球経験は小学校時代に父親とキャッチボールをした程度という古性選手は「小学校の時に苦手だった野球でまさかの始球式だったので、本当に緊張しました」と振り返った。1週間ほど前に阪神OBの井川慶氏(43)の取材を受けた際に、「足を上げた方がいいよ」などと、ボールの投げ方の助言を受けたという。「小学校の時よりはうまくなっていたかなと思います」と笑顔だった。岸和田競輪場では今月13~18日にG1レースの「高松宮記念杯競輪」が実施される。
◆ロッテ種市篤暉投手が人生初の甲子園登板で、初回に大山にセンターバックスクリーンへ先制3ランを浴びた。「相手投手が良いピッチャーなので先制点を与えないように大事にいったのが裏目に出てしまいました。2回からはテンポ良く投げることができたので、最初から出来れば良かったです」。佐藤輝を2奪三振と併殺に封じるなど6回2安打7奪三振3失点で降板した。
◆ロッテ大下誠一郎内野手(25)が、阪神の大竹耕太郎投手(27)との「現役ドラフト」対決を制した。0-3で迎えた7回1死一塁、代打で打席に立った大下は、2ストライクからの141キロの直球を捉え、1点差に迫る左翼ポール際への2ラン。「打ったのはストレートです。(白鴎大で)先輩の大山さんが打ったので、刺激を受けて負けられないなと思い打ちました」。移籍後初本塁打はプロ通算4号。左翼席のロッテファンからは「オオシタ」コールが送られ、深々と頭を下げた。大下はオリックスからロッテへ、大竹はソフトバンクから阪神へ、現役ドラフトで移籍していた。
◆阪神の先発大竹耕太郎投手(27)が、7回途中8安打2失点で勝利投手の権利を持ったまま降板した。3点リードの4回は1死から3連打を浴び満塁のピンチを招くも、山口を空振り三振、佐藤を中飛に仕留め、無失点に切り抜けた。6回まで無失点に封じ、7回は1死一塁から代打大下に、阪神移籍後では初被弾となる左越えの2ランを食らい、1点差に迫られたところで交代が告げられた。相手に流れが傾きかけたが、2番手加治屋が後続を断ち、無失点にしのいだ。大竹はこれで投球回は51となり、今季初めて規定投球回に到達。防御率0・71で、リーグトップに躍り出た。
◆阪神-ロッテ1回戦(甲子園)で両チームや審判員が緑のリストバンドを着用した。08年からスタートした「NPB Green Baseball Project」の一環。プロ野球界が地球温暖化防止を目的に行っている活動で、NPB公式サイトなどで発売中のグリーンリストバンド(税込み550円)の売上金の一部を緑化活動に役立てる。3月30、31日、4月4日の各球団主催試合初戦や「日本生命セ・パ交流戦」の各球団主催試合の初戦、7月19、20日の「マイナビオールスターゲーム2023」などで選手らが着用する。
◆"鉄壁リレー"復活も、まさかの逃げ切り失敗となった。阪神湯浅京己投手(23)が3点リードで9回のマウンドに上がったがロッテ打線に猛追を許し、同点に追いつかれた。直前の攻撃でダメ押しの2点を追加し、押せ押せムードの甲子園。満を持して登板した。だが、先頭の山口が失策で出塁すると、続く佐藤に安打でつながれ、徐々にムードが変わっていった。1死一、二塁から1番岡に三塁線を破る二塁打で2点差。2番藤岡に一、二塁間をしぶとく破る適時打で、同点となった。その後も2死一、二塁と逆転の危機を背負ったが、三ゴロに打ち取った。だが、マウンドを降りた守護神は自らの帽子を地面にたたきつけて、ほえた。右腕のコンディション不良で2軍調整を続けていた中、5月26日の巨人戦で1軍戦復帰。調整期間中、9回の座を守ってきた岩崎が8回に登板し、3者凡退で無失点に仕留めた。1軍復帰して以降初となる、8回岩崎、9回湯浅の「勝利の方程式」だったが、無失点で切り抜けることはできなかった。今季は11試合に登板し、ここまで7セーブ3ホールドの成績を残していた。依然として無失点投球を続けていた中、今季初の失点。昨季から合わせると、22年7月1日中日戦以来、39試合ぶりとなる失点となった。降板後、にじませた悔しさが、次の快投につながるはずだ。【波部俊之介】
◆途中出場の阪神小幡竜平内野手(22)が延長11回1死満塁、二遊間を破るサヨナラ打を放ち、連敗を2で止めた。カウント1-1から、ロッテの6番手広畑の外角直球を中前に運んだ。9回に3点を追いつかれる苦しい展開も、投打とも総力戦で貴重な1勝を拾った。
◆阪神大竹耕太郎投手(27)が7回途中2失点で防御率0・71とし、両リーグトップに再浮上した。「日本生命セ・パ交流戦」のロッテ戦に先発。過去1勝4敗だった苦手相手に奮闘し、クオリティースタート(6回以上自責3以内)でしっかり役割を果たした。9回に湯浅が打たれて無傷の7勝はお預けとなったが、現役ドラフトで新加入した左腕の快投はまだまだ続く。7勝目が消えた瞬間、阪神大竹は、ベンチからぼうぜんとグラウンドを見つめた。阪神先発の大竹がこの日も躍動した。「全体的には走者を出しても落ち着いて、リズムよく投げることができました」。6回1/3を8安打2失点で先発の仕事を果たした。現役ドラフトで加入後、初のパ・リーグとの対決となった。ロッテはホークス時代8試合、1勝後4連敗中、防御率4・33と苦手な相手だった。だが、もう昔の大竹ではない。「何度も対戦のある中で、自分の投球スタイルを知られている中でもチェンジアップをうまく使うことができました」。新相棒坂本のリードもあり、23年型の大竹の投球スタイルで相手打線を翻弄(ほんろう)した。4回1死満塁のピンチでは右の7番山口に1ストライクから外角チェンジアップで空振りを奪うと、高め直球で空振り三振。続く左の佐藤都にも2-2からチェンジアップでファウルを打たせ、最後は内角への142キロ直球でバットを折り、中飛に斬った。3点リードの7回1死一塁で、現役ドラフト対決となった代打大下に1号2ランを浴びマウンドを降りた。「あのような形でバトンを渡して申し訳なかった」と反省は忘れなかった。今季8戦目で初めて1発を食らったが、防御率は驚異の0・71。規定投球回をクリアし、ただひとりの0点台でトップに躍り出た。昨年6月27日、先発予定だった和田がコロナ陽性判定を受け、ロッテ戦に代役先発した。舞台は東京ドームでの鷹の祭典。親会社の関係者やファンで満員となった中でこの年初登板したが、7安打4失点で4回でKO。チャンスを生かせなかった。「調子がいい時にはなかなか上がれなかった」と話すように、ソフトバンクでの厳しい立場を実感するマウンドになった。苦い教訓を胸に、この日はリーグの勝ち頭として、堂々と苦手打線に立ち向かった。今の大竹なら、パ・リーグ球団とも、十分に渡り合える。【石橋隆雄】
◆ロッテ大下誠一郎内野手(25)が、阪神大竹との「現役ドラフト」移籍対決を制し、反撃の口火を切った。0-3で迎えた7回1死一塁、代打で打席に立ち、2ストライクから141キロの内角直球を捉え、左翼ポール際へ2ランを放った。移籍初本塁打はプロ通算4号だ。「(白鴎大で)先輩の大山さんが打ったので、刺激を受けて負けられないなと思い打ちました」。種市が初回に3ランを浴びた仕返しに成功し、一塁を回ると拳を握って喜んだ。左翼席のロッテファンからの「オオシタ」コールには深々と頭を下げた。オリックスから加入後、チームのムードメーカーとしても首位躍進の貢献者だ。練習中、仲間の気の抜けたプレーには「コラ、コラ、コラ~」と叱咤(しった)激励。試合中も最前列で声を出してチームメートを鼓舞する。選手が左手を高々と上げて右拳で右胸の「M」マークをたたく歓喜のポーズは、大下が発案して定着した。9回1死二、三塁で「ここしかないと思って必死に打ちに行きました」と同点の右前2点適時打を放った藤岡も、塁上で力強く胸をたたいた。大下の元気印弾は、最後まで諦めないロッテの象徴だ。【鎌田直秀】
◆阪神加治屋蓮投手が、今季初登板からの連続無失点を20試合に伸ばした。6回、先発の大竹が1死一塁から代打大下に2ランを浴び、リードが1点になった場面で救援。いやなムードが漂う中、まずは岡を3球で見逃し三振に斬った。藤岡には右前打を許したが、中村奨をフォークで空振り三振に仕留め、相手に傾きかけた流れを引き寄せた。1死一塁の場面で打席に中村奨を迎えて一塁に2度けん制をした際、左翼席のロッテファンからブーイングを浴びた。さらに中村奨のカウント1ボール2ストライクから3度目のけん制球を一塁に送った際、今度は阪神ファンが拍手で相手のブーイングを押し戻した。騒然とした中でも冷静な投球を続け、驚異の防御率0・00をキープした。5月27日巨人戦では3-2の9回2死から登板し、代打中田翔を見逃し三振に抑えてプロ初セーブ。「ああいう形で9回を任せてもらえたことはうれしかった」と意気に感じ、この日も持ち場で役目を果たした。岡田監督も「頑張ってくれたからね」とねぎらう力投だった。
◆阪神が4時間19分の死闘を制し、サヨナラ勝利で3連敗を阻止した。延長11回、1死満塁の場面でサヨナラ打を放った小幡竜平内野手(22)が、ヒーローに選出。人生初のサヨナラ打、仲間からのウオーターシャワーを振り返った。小幡のヒーローインタビュー全文は以下の通り。―試合を決めた瞬間は「いやもう本当にうれしい気持ちでいっぱいでした」―サヨナラタイムリーの経験は「いや、初めてです」―サヨナラ打を決めた今の気持ち「いや、本当にうれしいしか出てこないですね」―どんな思いで打席に入った「そうですね。もう本当に自分が決めてやるとしか思ってなかったので。あそこでこう、サヨナラになって良かったなと思います」―打った瞬間の手応えは「そうですね、内野も前来てましたし、打った瞬間は抜けたなと思いました」―仲間からの祝福の水かけ「いやー、初めて受ける側で気持ち良かったですし、もう最後は何がなんだか分かんなかったです」―ファンの応援は力に「本当に初回から、ずっと大きな声をいつももらってますし。それもこんなに遅い時間まで送ってくれるっていうのはすごい力になるので。すごい、いつもありがとうございます」―ファンに向けて「今日は早く帰って寝て、また明日応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました!」
◆阪神が劇的なサヨナラ勝利で連敗をまたしても2でストップさせた。延長11回1死満塁から途中出場の小幡竜平内野手(22)がプロ初となる中前へのサヨナラタイムリーでセパ1位対決の第1ラウンドを制した。岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。(テレビインタビュー)-最後は途中から出た小幡がいい仕事「そうですね、交流戦に入って全部バント失敗だからね。西武(戦)から。本当にね、バントが成功しないんで。だからああいう展開になるのかなと」-佐藤輝が出塁し、梅野がバントできず、安打で結果的にはチャンスが広がったが...「いやいや、まあ普通にセカンドね、バントでセカンドいうところやったけど。それはラッキーですよね。はっきり言って」-本来なら8回に大きな2点が入ってあのままというのが理想「いやいや、まあ1点がね、3点差になったんでね。これで湯浅、大丈夫かなと思ったんだけど。なんか最初ちょっとエラーがあったのが、アレですね」-前回は3人でピシャッといったが「だいぶよくなってるいうのはね、前の登板であったので。前回の西武のときもね。まあ、どうかなな、今日はあんまりボール走ってなかったんかなあ、やっぱりね」-打線は四球をうまく絡めた「うーん、あのー、思ったよりもキレというか、バッターボックスの中ですごく良かったみたいで。初回もね、ヒット1本というか、ホームランの3点で、あれが大きかったんで、あれがなかったんで、ズルズル言ってたと思いますね」-大竹の投球は?「ホームランはちょっと予測してなかったね。いやーもう、1番の岡のところかな、加治屋を用意してたんで、ヒットでつながったら(交代)と思ってたけど、まさかホームランが出るとは思わなかったですね」-加治屋、岩崎はいい投球「そうねえ。あのままね、3人で終わってほしかったけど」-この展開で後ろを考えるっていうことはない?「いやいや、それはないですないです。はい。いやだから、最終的に勝ったんでね、負けてたら相当ね、責任感が強い人間だからショックだろうけど、最後にみんなの力で勝ったんでね。次はいいピッチングをしてくれると思います」-9連戦の初戦は総力戦になった「ねえ、先長いのに。おーん(笑い)。まあ、1つずつ勝つことがねえ、疲れもそんな出ないかも分からないですね」-明日の相手先発は佐々木朗希「いやいや、まあ普通にいきます、普通に。あんまり意識せずにね」(ペン囲み)-気持ちの面でも起伏の激しい試合だった「ええ、1時間前に終わってるはずやのに(笑い)。おーん」-小幡は最後に「いやいや、あっこ木浪が最後ヒット打ったからねえ、木浪だいぶ落ちてきてるからね、調子。だから、足からめてねえ、ショートうまいこと代えかなと思てたのが、うまいこと打順ねえ、あそこで回ってきてねえ」-9回はエラーが2つ出たり「そうやなあ、最初のなあ、やっぱりなあ、バウンドがぽーんと跳ねとったみたいやけどな。まあ、あんまり大事なところで出んかったからな。今日はほんと失点に絡む、そういうエラーやったから。やっぱり、今まであんまり大事なところで出んかったからな。まあ、今日はね、ほんと失点にからむエラーやったからな。タイムリーエラーやなしに、エラーからの3点やったんで、まあ、いろんなことがあったよな9回はな。それも野球かもわからんけどな。向こうも貯金があってパ・リーグ1位のチームだから、そのへんは簡単には終わらないとは思っていたけど...でも、3点だったら大丈夫だかなと思ったな。はっきり言って」-それでも勝ち切った「ピッチャーみててもどうかなあ。こっちは勝ってたから、(勝ちパターンを)先使ってしまってたからな。そういう意味では、どうかなと思ったけどな。ほんまあとのピッチャーが頑張ってくれたからね。ほかのピッチャーが頑張ってくれたからね」-西武戦はズルズルいきかねないと言った中で、きょうの勝利は「そうやなあ。今日負けてたらズルズルいく負けやったやろうな、余計な。すっきり勝てればな、9回できっちり勝てればええけど、そんないつもずっといい流れではいかんしな。でも悪い流れの時になんとかしのいだのは大きいと思うね、やっぱりね」-しのぐ中、主力だけでなく小幡ら若手が奮闘「うーん。だからピッチャーも及川とか、あのへんがね、浜地にしても。浜地も悪かったけど、ああいう場面で同点で投げきったというのはこれからも大きいと思うけどね」-岩崎の8回は相手の打順ではなく、もう湯浅が9回か「うん、そうそうそう。向こうは右左ジグザグやから、どっからいっても一緒やから。たまたま左のポランコからだっただけで、それはそこまでもう右左は全然意識せんかったよ」
◆令和の怪物撃ちに最高の景気づけだ! 阪神が今季5度目のサヨナラ勝ちで連敗を2で止めた。「日本生命セ・パ交流戦」のロッテ戦の延長11回。1死満塁で途中出場の小幡竜平内野手(22)がプロ初の劇打を放ち、4時間19分の激闘に終止符を打った。12球団で唯一3連敗がなく、7度目の危機も回避。守護神の湯浅京己投手(23)が9回に3失点して延長にもつれ込むいやな流れを若虎が断ち、4日先発の佐々木朗撃ちに弾みをつけた。小幡の打球が中前に抜けた瞬間、阪神ベンチの歓喜が爆発した。延長11回1死満塁。6番手広畑の真っすぐを完璧に捉えた。「たぶん(サヨナラ打は)人生初。本当に自分が決めてやるとしか思ってなかった。打った瞬間、抜けたなと思った」。4時間19分の熱戦にケリをつけた途中出場の若虎は興奮を隠せなかった。今季7度目の3連敗のピンチも白星で阻止。満面の笑みで出迎えた岡田監督は「今日の勝ちは大きい! 大きいよ」と大喜びだ。指揮官は「1時間前に終わっとるはずやのに。いろんなことがあったよな9回はな。向こうもパ1位やから簡単には終わらないと思っていたけど」と苦笑い。守護神湯浅が9回、まさかの3点失点で追いつかれて延長に突入。9回先頭山口の遊撃へのゴロを木浪が失策したことから始まった同点劇に「(今まで)あんまり大事なところで出んかったからな。エラーからの3点やったんで」と、守りのミスから流れを悪くしたことを嘆いた。勝ちパターンを投入した後の延長戦では及川、浜地が無失点で踏ん張った。11回の攻撃では無死一塁から代打梅野がバントを2度失敗。その後、エンドランで中前安打し、一、三塁とチャンスを広げたが、指揮官は「交流戦に入ってバントが成功しない。(梅野の安打は)ラッキー。はっきり言って」と、きっちりとした野球ができていないと苦言を呈した。そんな窮地で途中出場の小幡が試合を決め、チームを救った。小幡は「うれしいしか出てこない。自分が決めてやるとしか思っていなかった」と胸を張った。「最後にみんなの力で勝ったんでね。今日負けてたらズルズルいく負けやったろうな」。9連勝後の反動を恐れていたが、連敗を2で止め総力戦で勝ちきった。9連戦の初戦が長時間試合となり「先、長いのに」とため息をついた。4日の2戦目はロッテは佐々木朗が先発してくる。「いや、まあ普通に。あんまり意識せずに」とかわしたが、チケットは完売。満員の甲子園で日本を代表する剛腕を打ち崩す。【石橋隆雄】
◆ロッテ大下誠一郎内野手(25)が、阪神大竹との「現役ドラフト」移籍対決で左翼ポール際に今季1号2ランを放ち、反撃の口火を切った。0-3で迎えた7回1死一塁、代打で打席に立ち、2ストライクから141キロの内角直球を捉えた。「とにかくシャープに、なんとかつなぎたかった。しっかりコンパクトにいった結果です。1打席で結果を残せたことは良かった」。バットを一握り短く持って鋭く振るいつものスタイルが結実し、一塁を回ったところで拳を握って喜びをかみしめた。左翼席から声援を送るロッテファンからの「オオシタ」コールには深々と頭を下げた。オリックスから加入後、チームのムードメーカーとしても首位躍進の貢献者だ。「チームのために、なんとか力になれればいいと思ってやっている」。練習中、仲間の気の抜けたプレーには「コラ、コラ、コラ、コラ~」と叱咤(しった)激励。試合中も最前列で声を出してチームメートを鼓舞する。選手らが左手を高々と上げて右拳で左胸の「M」マークをたたく歓喜のポーズは、大下が発案して定着した。9回1死二、三塁で「ここしかないと思って必死に打ちに行きました」と同点の右前2点適時打を放った藤岡裕大内野手(29)も、塁上で力強く胸をたたいた。先発の種市篤暉投手(24)が初回に大山から3ランを浴びたが、「(白鴎大で3学年上の)先輩の大山さんが打ったので、刺激を受けて負けられないなと思い打ちました」。母校・白鴎大は、白鴎大足利(栃木)時代の恩師・藤田慎二監督が就任1年目でリーグ戦を制し、5日開幕の全日本大学選手権に出場する。試合前には「大山さんと寄付どうするみたいな話を...」。種市が打たれた仕返しだけでなく、母校の藤田監督や後輩たちには大山、大下の"アベック弾"で大きなエールを送った。【鎌田直秀】
◆"鉄壁リレー"復活も、 まさかの逃げ切り失敗となった。阪神湯浅京己投手(23)が3点リードで9回に登板。だがロッテ打線に痛打され、同点に追いつかれた。昨季7月1日中日戦以来、39試合ぶりの失点となった。先頭の山口が失策で出塁すると、続く佐藤都に安打でつながれ、徐々に甲子園の雰囲気が変わる。1番岡の適時二塁打で2点差。2番藤岡に一、二塁間を破られ同点にされた。その後も2死一、二塁と逆転の危機を背負ったが、茶谷を三ゴロに仕留め勝ち越しは許さなかった。だが、マウンドを降りた守護神は自らの帽子を地面にたたきつけ、ほえた。「自分の実力不足。点を取ってもらったのに、野手の方に申し訳ないという思いが強いです」。右腕のコンディション不良で2軍調整を続けていた中、5月26日の巨人戦で1軍戦復帰。調整期間中、9回の座を守ってきた岩崎が8回に登板し、3者凡退で無失点に抑えた。今季リードした展開では初となる8回岩崎、9回湯浅の「勝利の方程式」が実現。岡田監督の新勝利の方程式が決まるかと思われた矢先の悪夢だった。それでも延長11回、仲間の奮闘でサヨナラ勝利。岡田監督は「負けてたら相当ね、責任感が強い人間だからショックだろうけど。最後にみんなの力で勝ったんでね。次はいいピッチングをしてくれると思います」と信頼は揺るがなかった。湯浅は「次はしっかり自分が、やり返せるように。点取られないように頑張ります」と力を込め、球場を後にした。にじませた悔しさが、次の快投につながるはずだ。【波部俊之介】11回表を3人で抑えた浜地が、2勝目を手にした。1番岡から始まる打順を3人で片付けた。「今シーズンはふがいない登板をしてますし、こうやっていい場面を任せてもらったので」。3試合連続無失点とした。「僕はゼロで抑えていくだけだと思っていたので、どんな場面でも」と胸を張った。
◆阪神大竹が苦手のロッテ相手に躍動した。6回1/3を8安打2失点。ロッテはホークス時代8試合、1勝後4連敗中で防御率4・33だったが、虎の左腕は別人のように相手打線を翻弄(ほんろう)した。「何度も対戦がある中で、自分の投球スタイルを知られている中でもチェンジアップをうまく使うことができました」。坂本のリードに導かれ、23年型の投球スタイルがさえ渡った。防御率は驚異の0・71。規定投球回をクリアし、ただひとりの0点台でセ界トップに躍り出た。ただし、3点リードの7回1死一塁で、現役ドラフト対決となった代打大下に今季8戦目で初の1発となる2ランを浴び、マウンドを降りたことに満足はない。「自分が投げた試合でチームが勝っているのはすごくうれしい。そういう意味でも、あそこの2点がなければ...」。それでもサヨナラ勝ちで今季先発した8試合すべてチームは勝利している福男ぶりは健在。次回10日の日本ハム戦に無傷の7連勝をかける。阪神は土曜日の試合で今季8戦全勝。また中止の次の試合は4戦全敗だったが初めて勝った。甲子園での交流戦は22年6月5日の日本ハム戦から6連勝となった。阪神は3点リードを追いつかれたが、辛くも振り切った。仮に敗れていれば、今季最大得点差の逆転負けとなるところだった。
◆阪神が今季5度目のサヨナラ勝ちで連敗を2で止めた。「日本生命セ・パ交流戦」のロッテ戦の延長11回。1死満塁で途中出場の小幡竜平内野手(22)がプロ初の劇打を放ち、4時間19分の激闘に終止符を打った。12球団で唯一3連敗がなく、7度目の危機も回避した。阪神のサヨナラ勝ちは今季5度目で、5月20日広島戦で森下が左前打して以来。交流戦に限ると、19年6月9日の日本ハム戦で代打原口が中前打して以来。阪神が連敗を2で止めた。5月31日と6月1日の西武戦に敗れ、2連敗は7度目だったが、今回も3連敗を回避した。今季12球団で唯一3連敗がなく、これが首位堅持へとつながっている。佐藤輝がサヨナラの起点となった。延長11回、先頭で右前打。そこから満塁の絶好機が生まれ、サヨナラ打で決勝ホームを踏んだ。歓喜の輪で小幡に祝福の飛び蹴りを入れるも空振りし、2度目でヒットさせた。「浮いてきた球をしっかり打ててよかった。(サヨナラのホームは)よかったです」と会心の笑み。4日のロッテ佐々木朗との対戦に向けて「頑張ります」と力を込めた。梅野がサヨナラ勝ちの機運を高めた。延長11回無死一塁で浜地の代打で出場。バントを試みたが2球連続で失敗。だが1球見送った1-2からバスターを成功させ、中前に運んだ。無死一、三塁と好機を拡大し、甲子園のボルテージを高めた。「とにかく打ててよかった。何とかつなぎたいと食らいついたというか。最高の形になった」と喜んだ。
◆6月3日は「大山の日」だ! 阪神大山悠輔内野手(28)が、7試合ぶりの1発となる強烈な先制パンチを食らわせた。初回、1死一、二塁。ロッテ種市の高めに甘く入ったスライダーを完璧に捉えた。高々と舞い上がった打球はバックスクリーンへ。6号3ランは惜しくも決勝弾とはならなかったが、連敗中だったチームに活気づける効果的な1発となった。「ずっと大竹が頑張ってくれて、チームにいい勢いをもたらしてくれていたので、何とか先に点数をというところで、先に3点を取れたのはよかったです」「6・3」に大山は無類の強さを誇っている。昨年の日本ハム戦はプロ2度目となる1試合3発で6点差の大逆転勝利をもたらした。21年のオリックス戦でも中越えの1発を放っており、同日は3年連続のアーチだ。同日は通算13打数8安打の打率6割1分5厘、5本塁打、8打点と抜群の成績を残している。3日だけではない。昨年は6月に「無双モード」に入り、暴れ回った。6月だけで10本塁打を放つなど月間打率3割1分8厘、29打点をたたき出した。交流戦では7本塁打、21打点で2冠に輝いた。この日の号砲は、得意の期間で打ちまくる予感を漂わせる1発となりそうだ。これで今季土曜日は無傷の8連勝。雨天中止の次戦は5試合目で初勝利と負のスパイラルも打ち砕いた。それでもサヨナラ勝利に浮かれることはなかった。「僕個人も、チームとしての反省もある。しっかり反省して、明日のデーゲームに向けてしっかり準備をしてやりたい」と引き締め、「今日は僕じゃなくて小幡のことを書いてください」と、殊勲打の後輩をねぎらった。4日のロッテ先発は「令和の怪物」佐々木朗。4番のバットが剛腕を打ち崩し、再び連勝街道を歩んでいく。【古財稜明】大山は6月3日に出場した4試合すべてで安打を放ち、計13打数8安打、5本塁打、8打点、打率6割1分5厘の大暴れ。22年日本ハム戦での3本塁打を含め、3年連続アーチを描いている。
◆阪神森下が中大の先輩のロッテ沢村撃ちを決めた。3点をリードした8回、なお2死一塁で左翼線を破る二塁打。そこまでの3打席は三塁ゴロに2三振と結果が出ていなかっただけに、最後の打席でスタメン起用に応えた。「ヒットが出る前の打席とか全然ダメ。1本打ちたかったところで、そこがたまたま沢村さんだっただけで。1本出てよかったと思います」と胸をなでおろしていた。
◆両軍のスターティングメンバーが発表。阪神は今季ここまで7試合で6勝0敗の大竹耕太郎投手(27)が先発する。前回登板した5月27日の巨人戦(甲子園)では7回6安打無失点で6勝目。無敗の左腕が2連敗中のチームを立て直す。また1日の西武戦(ベルーナドーム)で2安打と結果を残したD1位・森下翔太外野手(22)=中大=が「6番・右翼」で2試合連続のスタメン出場。本拠地・甲子園で好調の打撃をみせる。
◆試合前練習中、阪神・湯浅京己投手(23)が甲子園の三塁側ファウルゾーンに歩を進めた。その先にいたのは同じWBC戦士のロッテ・佐々木朗希投手(21)。世界一を味わった仲間を見つけると抱き合い、約2カ月ぶりの再会には笑顔が弾けた。「ニュースとかも見ていますし、気になるというか、自然と目に入る。こうやって会って話せるのも交流戦ぐらいしかない」。セ・パ首位対決を前に、健闘を誓いあうひとときとなった。
◆敵地で行われる4日の阪神戦に先発するロッテ・佐々木朗希投手(21)はキャッチボールやダッシュなどで調整した。DH制のないセ・リーグの本拠地での一戦に向け、打撃練習にも参加。普段は見られない光景に球場のファンからは熱視線が送られた。フリー打撃はバントから入り、その後は16スイング。うち2本が安打性の当たりだった。2021年5月27日にプロ初勝利を挙げた聖地での登板へ「久しぶりの甲子園での登板となりますが、自分の投球をしてチームの勝利に貢献できるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。
◆4日のロッテ戦(甲子園)に先発する阪神・才木浩人投手(24)がキャッチボールなどで調整。佐々木朗との投げ合いに向けて「ゼロに抑えていたら負けることはない。自分の任された仕事をしっかりと全うしていけるように頑張ります」と意気込んだ。現在、登板2試合で連勝中で、自身の星勘定も3勝3敗に戻した。ロッテ打線相手には「(普段)対戦しないからこそ自分のスタイルを貫いていける」と真っすぐでどんどん押していく。
◆試合開始前に、阪神・岡田彰布監督(65)がNPBなどから監督通算600勝を表彰され、ベンチ前に整列した両軍、球場内の観客から拍手で祝われた。虎将は5月13日のDeNA戦(甲子園)に勝利し、指揮官生活9年目で史上25人目となる通算600勝に到達した。
◆4番の一撃が甲子園に大歓声をもたらした。阪神・大山悠輔内野手(28)が先制の6号3ランを放った。一回先頭の近本が四球で出塁。中野の投ゴロで二進すると、ノイジーが四球でつなぎ1死一、二塁の好機を作った。打席には4番・大山。カウント2-2から5球目、種市の133キロスライダーを一閃。高く舞い上がった打球はバックスクリーンに向かって一直線に伸びた。そのままスタンドに飛び込む先制の6号3ラン。「打ったのはスライダー。大竹に少しでも楽な展開で投げてもらいたかったので、打ててよかったです。追い込まれていましたが、浮いてきたボールをしっかりしとめることができました」。5月25日のヤクルト戦(神宮)以来の一発に、甲子園を埋めつくした虎党から大きな拍手と歓声が送られた。
◆阪神の先発・大竹耕太郎投手(27)が大ピンチをしのいだ。3-0の四回。1死からポランコに二塁内野安打を許すと茶谷、安田には右前打で満塁のピンチ。いずれの打球も打ち取ったあたりと、不運な形で大ピンチを背負った。それでも山口を141キロ直球で空振り三振に斬り、2死。最後は佐藤都を中飛に仕留め、渾身のガッツポーズ。無失点で切り抜けた。
◆阪神の先発・大竹耕太郎投手(27)は七回途中2失点でマウンドを降りた。開幕から7戦6勝で迎えたこの日も抜群の制球力がさえた。二回までに奪った4つの三振のうち3つが見逃し。内角、外角を問わず直球で巧みにコーナーを突いた。四回は3連打で1死満塁のピンチを招くも、山口を空振り三振、佐藤を中飛に打ち取り無失点。打球の行方を見届け、グラウンド上で渾身のガッツポーズを見せた。六回まで無失点を続けたが、3―0の七回1死一塁から代打・大下に左翼へ2ラン本塁打を浴び、ここで降板となった。今季初の被弾で、5月13日のDeNA戦(甲子園)以来24イニングぶりの失点。それでもリードを保ち、勝ち投手の権利を持ってマウンドを2番手・加治屋に託した。
◆両軍のファンが〝応援合戦〟で試合を盛り立てた。3-0で迎えた七回。阪神先発の大竹が代打・大下に2ランを被弾し、2番手・加治屋にスイッチ。2死から藤岡に右前打を浴びた。ロッテファンは、加治屋が一塁へけん制球を送るごとにブーイング。対して阪神ファンはそのブーイングをかき消すかのように、拍手と声援を送った。虎党の声援を背に、加治屋は中村奨を空振り三振に斬り、リードを守り切る。セ・パを代表する熱いファンが、白熱の一戦を盛り上げた。
◆阪神・中野拓夢内野手(26)が3―2の八回、右中間へ適時三塁打を放ってリードを広げた。この回先頭の近本が四球で出塁すると、ロッテの3番手・沢村のボークで無死二塁。中野は5球目のストレートをはじき返し、打球はライナーで前進気味の外野を破った。中野は快速を飛ばして三塁に到達。一回以来の加点でファンを沸かせた。続くシェルドン・ノイジー外野手(28)は中犠飛を放ち、さらに1点を追加。再び3点差とし、勝利をぐっと引き寄せた。
◆0-3の七回に代打で登場したロッテ・大下誠一郎内野手(25)が、今季1号となる2ランを放った。七回、1死一塁の場面で、「9番・投手」の種市に代わって右打席へ。2ストライクから3球目、141キロの内角直球を豪快に引っ張り、左翼ポール際に運んだ。現役ドラフトでオリックスからロッテに加入した大下が、同制度で阪神に入った大竹との〝現役ドラフト対決〟を制する形となった。一回に先制3ランを打った阪神の4番・大山は白?大の先輩で、大下は「打ったのはストレートです。先輩の大山さんが打ったので、刺激を受けて負けられないなと思い打ちました」とコメントした。
◆まさかの展開でセ・パの首位対決が延長戦に突入だ。阪神は3-2の八回に中野の適時三塁打などで2点を追加し、5-2。九回に満を持して守護神の湯浅が登板したが...。先頭の山口の遊ゴロを、木浪が失策。佐藤に右前打を浴びると、1死後、岡に左翼線へ適時二塁打を浴び、5-3。なお1死二、三塁から藤岡に右前に2点打を浴び、同点。甲子園が悲鳴に包まれた。
◆死闘となったセ・パの首位対決は延長十一回、阪神がサヨナラ勝ちして、連敗を2で止めた。5-5で迎えた延長十一回、ロッテの6番手・広畑に対し、先頭の佐藤輝が右前打で出塁。代打・梅野はバントをファウルして追い込まれた後、中前打を放って、一、三塁とチャンスを広げた。二盗と坂本の申告敬遠で無死満塁。代打・ミエセスが見逃し三振の後、途中出場の小幡が中前打を放って、試合を決めた。お立ち台に上がった小幡は「(サヨナラ打は自身)初めてです。本当に、うれしいしか(言葉が)出てこない。自分が決めてやるとしか思っていなかったので、サヨナラになってよかったです」と声を弾ませた。阪神のサヨナラ勝ちは今季5度目。一回に大山の6号3ランで先制したが、5-2の九回、守護神・湯浅を投入しながら失策も絡んで同点に追いつかれていた。嫌な流れだったが、今季まだ3連敗のないチームが、執念を見せた。
◆心に気合をため、ボールには気迫を込め、ロッテ打線に立ち向かった。阪神・大竹は七回途中8安打2失点と粘投。開幕7連勝はお預けとなったが、パ・リーグ相手に進化を示すゲームメークだった。「何度も対戦のある相手で、自分の投球スタイルを知られているなかでも、チェンジアップなどをうまく使うことができた」コーナーに直球を決め、変化球も丁寧に制球し、三回までゼロを並べた。訪れた最大のピンチは四回。1死から間一髪でセーフとなった二塁への内野安打と、2本連続で右前にポトリと落とされる不運な3連打で満塁を招いた。だが、ここから大竹の投球が熱を帯びる。山口に高めの141キロを振らせて三球三振に料理すると、佐藤都は2球で追い込み、最後は内角球でバットをグシャッと折って中飛。近本が白球をつかむと感情をむき出しにしてほえながら、左腕を振り下ろした。3―0の七回1死一塁で同じ現役ドラフト戦士の代打・大下に、左翼ポール際への今季初被弾となる2ランを浴び、24イニングぶりに失点。「あのような形でバトンを渡してしまって申し訳なかった」と任された回を投げ切れず、悔しい交代となったが、ベンチへ戻る際にねぎらいの拍手を送られる投球だった。巨人・戸郷と並んでハーラートップの6勝(0敗)は変わらず。今回で規定投球回に乗り防御率は0・71は同僚の村上(1・41)を上回って1位に躍り出た。勝率10割と合わせて、これで投手3冠。首位を走るチームの中で見せる大車輪の活躍を、数字もはっきりと物語っている。「長い試合時間の中でこれを負けてしまうのか勝つのかで疲れ具合も違う。自分が投げた試合でチームが勝ったことはすごくうれしいこと。そういう意味でも、あそこ(七回)で2点がなければ楽に勝てたかもしれない。あそこで一発を食らわないように、というのは大事にしていきたい」勝っても満足せず、さらに磨きをかける未来に視線を向けた。開幕からペダルをグイグイとこぎ続け、成績でもぶっちぎる。ソフトバンクから移籍1年目、大竹の進化は交流戦でも加速待ったなしだ。(須藤佳裕)
◆阪神が7度目の3連敗阻止。延長十一回1死満塁で小幡竜平内野手(22)が中前打を放った。昨年7月2日の中日戦(バンテリンD)から38試合連続無失点だった湯浅京己投手(23)が3点リードの九回に同点に追いつかれたものの、今季の延長戦は4勝1分で、5度目のサヨナラ勝利を飾った。白星を逃したが大竹耕太郎投手(27)は規定投球回数に達し、勝利数(6勝)、勝率(10割)、防御率(0・71)の投手3冠。ロッテとのセ・パ首位対決を制し、4時間19分の総力戦の末に9連戦で白星発進を飾った岡田彰布監督(65)の主な一問一答は以下の通り(成績=33勝16敗1分、観衆=4万2616人)。★テレビインタビュー編(抜粋)ーー(湯浅が打たれて)この展開で後ろを考えることはない?「それはないです。はい。最終的に勝ったんでね、負けてたら相当ね。責任感が強い人間だからショックだろうけど、最後にみんなの力で勝ったんでね。次はいいピッチングをしてくれると思います」ーー9連戦の初戦は総力戦になった「先長いのに。おーん(笑)。一つずつ勝つことがね。疲れもそんな出ないかも分からないですね」ーー4日は佐々木朗希「まあ普通に行きます、普通に。あんまり意識せずにね」★ペン囲み編ーー起伏の激しい試合だった「1時間前に終わったはずやのに(笑)。おーん」ーー小幡は最後「(九回に)木浪が最後ヒット打ったからねえ、木浪だいぶ落ちてきてるからね、調子、おーん。だから、足からめて、ショートうまいこと代えなと思てたのが、うまいこと打順ねえ、あそこで回ってきてねえ」ーー九回はエラーが2つ(木浪と中野)「最初(木浪の失策)はバウンドがぽーんと跳ねとったみたいやけどな。大事なところで出んかったからな。今日は失点に絡むエラーやったから。タイムリーエラーやなしに、エラーからの3点やったんで、いろんなことがあったよな九回は。野球かもわからんけどな。向こうも貯金があってパ・リーグ1位のチームだから、そのへんは簡単には終わらないとは思っていたけど...3点だったら大丈夫だかなと思ったな。はっきり言って」ーーそれでも勝ち切った「こっちは勝ってたから(勝ちパターンを)先使ってしまってたからな。どうかなと思ったけどな。ホンマ、後のピッチャーが頑張ってくれたからね」ーーズルズル行きかねないと言った中で勝利は「今日負けてたらズルズルいく負けやったやろうな、余計な。九回できっちり勝てればエエけど、いつもいい流れではいかんしな。悪い流れの時に何とかしのいだのは大きいと思う」ーー主力だけでなく小幡ら若手が奮闘「ピッチャーも及川とか、浜地も悪かったけど、ああいう場面で同点で投げきったというのは大きいと思うけどね」ーー岩崎の八回は相手の打順ではなく、湯浅が九回か「そうそうそう。向こうは右左ジグザグやから、どっから行っても一緒やから。たまたま左のポランコからだっただけで、そこまで右左は全然意識せんかったよ」
◆阪神・浜地が同点の延長十一回を3人斬り。直後にサヨナラ劇が起こり、今季2勝目を手にした。先頭の岡を遊ゴロに仕留めると、俊足の和田に仕掛けられたセーフティーバントも、自ら処理してグラブトスで一塁に送って2死。中村奨は中飛に打ち取り、10球で退けた。「どの場面でも任されたところでゼロを並べる準備をするだけ」。これで3試合連続無失点と好結果を積み重ねている。
◆3点リードで登板した阪神の守護神・湯浅が1回3安打3失点(自責2)とつかまり、今季11試合目の登板で初失点を喫した。失策と安打で招いた1死一、二塁で岡に三塁線を破られ、2点差。なおも二、三塁で藤岡には右前に2点打を浴び、追いつかれた。ベンチへ戻る際は悔しさから帽子をたたきつけるシーンも。「野手の方のおかげで勝てたと思う。次はしっかりとやり返せるように、点を取られないように頑張ります」と前を向けば、岡田監督も「責任感が強い人間だからショックだろうけど。次はいいピッチングをしてくれると思います」と期待した。
◆窮地に立たされても、最後は意地で白球に食らいついた。代打・梅野が犠打狙いから打撃に切り替えて快音を響かせ、小幡の劇打を呼び込んだ。「なんとかつなぎたいと思って食らいついた」延長十一回、先頭の佐藤輝が右前打で出塁し、代打で登場。バントのサインが出されたが、ここで2球続けてファウルにして追い込まれた。2年目右腕・広畑の外角のカットボールに必死に手を伸ばし、中前へ。無死一、三塁と好機を広げてサヨナラ劇を演出した。「なんとかと思ってバントも挑んだ。うまくいかなかったけど、ヒットが出てよかった」土壇場でつないで生まれた勝利に「結果が違う形で出たけど、チームのために、勝てたのでよかった」と胸をなで下ろした。5月31日の西武戦(ベルーナ)では今季初の長打となる二塁打を放つなど、徐々に打撃でも調子を上げている。勝負どころで仕事を果たし、チームの3連敗阻止に一役買った。(織原祥平)
◆最後は力尽きた。延長十一回1死満塁。阪神・小幡の打球が中堅手の前に無情に弾んだ。ロッテは今季3度目のサヨナラ負け。6番手でマウンドに上がった広畑は唇をかんでうつむいた。球場全体が真っ黄色に染まった完全アウェーの敵地で行われたセ・パの首位対決。種市が一回、大山に先制3ランを浴びる苦しいスタートとなった中、意地を見せた。2-5で迎えた九回、2つの敵失に乗じて追いついた。1死一、二塁から岡と藤岡の連続適時打で同点。逆転につながらなかったが、吉井監督は「2本ともゴロでしぶとく内野を抜いた。粘りを見せてくれて、チームのレベルが少しずつ上がっていると思いました」と前向きに捉えた。今季3度目の3連敗で2位・オリックスとはゲーム差なしに迫られた。指揮官は「3連敗したからといって、違うことをやりだすのが一番駄目。みんながもう一回、いつも通りにやることを徹底してほしい」と期待を込めた。(武田千怜)
◆「6番・右翼」で先発出場した阪神D1位・森下(中大)は大学の先輩・沢村から安打を放った。2点を加えた八回、2死一塁でスプリットを強振。打球は三塁手のグラブをかすめ、左翼線へ二塁打となった。「ヒットが出る前の打席は全然だめで、1本打ちたかったところだった。それが沢村さんでよかった」。それまでの3打席は無安打で2三振と低調だったが、意地を見せた。
◆阪神・大山が先制3ランでチームを勢いづけた。「ずっと大竹が頑張ってくれていたので、先に点を取りたかった」。一回1死一、二塁で種市のスライダーをバックスクリーンへ運んで今季6号とし、チームトップの32打点とした。以降も2四球を記録して10試合連続出塁。終盤に追いつかれての劇勝に「追加点を取れず、苦しくさせてしまったので反省点ですけど、最終的に勝つことができたので良かった」と喜んだ。
◆死闘を制した! 阪神はロッテに延長十一回の末、6-5で今季5度目のサヨナラ勝ち。途中出場の小幡竜平内野手(22)が1死満塁で中前打を放ち、プロ5年目で初のサヨナラ打を放った。負ければ今季初の3連敗だったが、4時間19分のロングゲームで阻止。4日の相手先発は佐々木朗希投手(21)。令和の怪物も猛虎打線が迎撃する!鳴り物応援のない甲子園に快音が響く。3点リードの九回にミスが連発し、守護神・湯浅が打ち砕かれた。ズルズルと奈落の底へ行きかけた虎を、小幡が救い、サヨナラ勝利に導いた。3連敗をまたまた阻止! 日本一の底力を証明した。「速い球は狙っていました。初めて真ん中で水を浴びて、すごくうれしかったです。本当に全員がつないでくれたところでしたし、勝ちがついたっていうのは本当に大きいと思います」人生初の劇打で決着をつけたヒーローが声を弾ませた。5-5の延長十一回。先頭の佐藤輝が右前打で出塁し、代打・梅野が中前打でつなぐ。坂本は申告敬遠となり、満塁。代打・ミエセスが見逃し三振を喫した後、小幡が広畑の外角151キロを中前へ弾き返した。5-2で迎えた九回はファンのため息、悲鳴、落胆の声が充満した。木浪のファンブルで先頭打者の出塁を許し、中野も打球をはじき、ピンチを拡大。堅守を誇った二遊間が崩れ、湯浅が追いつかれた。その裏の攻撃も先頭・木浪が中前打も代走・植田がけん制死。試合の流れを手放しかねなかったが、延長戦に入って総力戦となると、選手の厚みがモノをいった。「(味方のミスとか)いろいろあったことは忘れていました。常に控えのメンバーはいろんな状況を想定しながら、常に話しながらできている」宮崎・延岡学園高から2019年ドラフト2位で入団し、5年目。岡田監督からは就任直後から正遊撃手に指名され、開幕遊撃をつかんだが、わずか6試合で手放した。鳴尾浜の独身寮「虎風荘」からハンドルを握って、甲子園に向かう日々。いつも隣には同い年のドラフト1位・森下(中大)を乗せる。森下も一度はプロの壁にはね返されながらも1軍戦力になろうとしている。長いシーズン。実戦感覚を落とさぬように2軍戦にも出場しながら、小幡はこの日のために集中力を切ることはなかった。
◆まくってまくって、一気にトップ選手まで駆け上がった男が甲子園にやってきた。ロッテ戦で競輪の古性優作選手が始球式を務めた。整理部長の矢田雅邦はテレビに張り付き〝あのとき〟の手のひらの感触を思い出しながら画面を見つめた。大阪市出身の古性選手は、まだ若かった2016年頃に大阪・難波のサンスポ編集局へ来社してくれたことがあった。S級の一般レーサーという立場だったが、競輪転身前のBMXでの華麗なる経歴(全日本選手権ジュニア部門で3年連続優勝し、五輪も目指したほどの実力)に注目していた矢田は、当時から大きな期待を寄せていた。がっちり握手をして「応援してます!!」とエールを送った。矢田の熱が伝わったのか、古性選手はその後の「岸和田キング争覇戦」でGⅢ初優勝を飾る。21年には、8月にいわき平で開催された「オールスター競輪」でGⅠを初制覇し、年末の「KEIRINグランプリ」も圧巻のまくりで制して同年の賞金王に輝いた。以降の活躍は枚挙にいとまがないほどで、今をときめくスターとなった。ワイルドな走りを強みとする男のワイルドな投球に、取材へ走った虎番の邨田直人は「競輪選手は足の筋肉がすごい、というイメージを持っていましたが、間近で取材してみると足だけじゃなく上半身もムキムキで、この肉体が激走を生むのかと納得する力強さでした!」と圧倒されていた。矢田は「僕の握手の効果もあったかもしれんけど、古性クンもトップレーサーの脇本雄太に〝ちぎれ〟てしまったり、そういう経験があって強くなっていったんや」と用語を交え力説する。
◆虎の辞書には『3連敗』の文字はなし! 小幡さん、サヨナラ打おおきに!! でも、好投した大竹に7勝目をつけられなかったのは無念。そのとき、何十年もつけているスコアブックが陰の勝利投手、大竹についてささやきかけてきたのだ。「防御率1位 大竹のヒミツ、聞きたくないか?」「えーっ! ヒミツって文春砲?」「アホか! ピッチングのヒミツや!!」「聞きたい! 絶対、聞きた~い!」今季の大竹は8度、先発マウンドに上がっているけど、本日を含めて7度、一回に出塁を許しているんや!「これをどう思う?」「えーっ???」「じゃあ、大ヒントや! 虎の村神様は7度、先発しているが、一回に出塁を許したのは1度だけ。ということは?」「えっ、わざと!?」「フフフ...、そー! パーフェクトの重圧を自ら立ち上がりで解放してるんや!!」ウソか、マコトか? プロ野球、おもしれー!! おっと、本日のスコアブックの備考欄に「投球より、けん制球に沸いた試合」を付け加えておこう。
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (2↑) |
DeNA |
3 | 1 | 0 | 0.750 (↑0.083) | - (↓0.5) |
14 | 21 (+6) | 10 (+2) | 3 (-) | 1 (-) |
0.307 (↑0.007) | 1.800 (↓0.07) |
2 (3↑) |
ORIX |
3 | 2 | 0 | 0.600 (↑0.1) | 0.5 (↓0.5) |
13 | 20 (+5) | 8 (+1) | 1 (-) | 3 (-) |
0.238 (↓0.014) | 1.350 (↑0.08) |
2 (1↓) |
日本ハム |
3 | 2 | 0 | 0.600 (↓0.15) | 0.5 (↑0.5) |
13 | 17 (+2) | 13 (+3) | 9 (+1) | 3 (-) |
0.266 (↓0.001) | 2.400 (↓0.15) |
2 (3↑) |
巨人 |
3 | 2 | 0 | 0.600 (↑0.1) | 0.5 (↓0.5) |
13 | 16 (+3) | 18 (+2) | 6 (-) | 3 (+2) |
0.267 (↑0.013) | 3.600 (↑0.51) |
2 (1↓) |
中日 |
3 | 2 | 0 | 0.600 (↓0.15) | 0.5 (↑0.5) |
13 | 21 (+1) | 25 (+5) | 4 (-) | 2 (-) |
0.269 (↓0.02) | 4.110 (↓0.22) |
6 (2↑) |
ヤクルト |
2 | 2 | 0 | 0.500 (↑0.167) | 1 (↑0.5) |
14 | 17 (+9) | 12 (+5) | 3 (+2) | 1 (-) |
0.293 (↑0.03) | 3.180 (↓0.66) |
6 (2↑) |
阪神 |
2 | 2 | 0 | 0.500 (↑0.167) | 1 (↑0.5) |
14 | 11 (+6) | 14 (+5) | 1 (+1) | 3 (-) |
0.192 (↑0.011) | 3.000 (↓0.12) |
6 (3↓) |
西武 |
2 | 2 | 0 | 0.500 (↓0.167) | 1 (↓0.5) |
14 | 11 (+2) | 11 (+6) | 4 (+2) | 5 (+2) |
0.178 (↓0.024) | 2.570 (↓0.9) |
9 (4↓) |
ソフトバンク |
2 | 3 | 0 | 0.400 (↓0.1) | 1.5 (↓0.5) |
13 | 26 (+2) | 23 (+4) | 2 (-) | 2 (-) |
0.282 (↓0.014) | 4.700 (↑0.05) |
9 (3↑) |
広島 |
2 | 3 | 0 | 0.400 (↑0.15) | 1.5 (↑0.5) |
13 | 10 (+4) | 21 (+2) | 2 (-) | 3 (-) |
0.197 (↑0.017) | 4.190 (↑0.57) |
11 (3↓) |
ロッテ |
1 | 3 | 0 | 0.250 (↓0.083) | 2 (↓0.5) |
14 | 13 (+5) | 17 (+6) | 6 (+1) | 2 (+1) |
0.232 (↑0.023) | 4.100 (↓0.43) |
11 (3↓) |
楽天 |
1 | 3 | 0 | 0.250 (↓0.083) | 2 (↓0.5) |
14 | 13 (+5) | 24 (+9) | 2 (-) | 3 (-) |
0.244 (↑0.007) | 5.400 (↓1.4) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
33 | 16 | 1 | 0.673 (↑0.006) | - (-) |
93 | 200 (+6) | 145 (+5) | 27 (+1) | 26 (-) |
0.248 (↓0.001) | 2.670 (↓0.01) |
2 (-) |
DeNA |
27 | 20 | 1 | 0.574 (↑0.009) | 5 (-) |
95 | 199 (+6) | 176 (+2) | 44 (-) | 9 (-) |
0.267 (↑0.002) | 3.440 (↑0.03) |
3 (-) |
広島 |
26 | 25 | 0 | 0.510 (↑0.01) | 8 (-) |
92 | 175 (+4) | 177 (+2) | 35 (-) | 23 (-) |
0.244 (↑0.001) | 3.190 (↑0.02) |
4 (-) |
巨人 |
26 | 26 | 0 | 0.500 (↑0.01) | 8.5 (-) |
91 | 193 (+3) | 213 (+2) | 58 (-) | 14 (+2) |
0.251 (↑0.002) | 3.970 (↑0.05) |
5 (-) |
中日 |
20 | 31 | 0 | 0.392 (↓0.008) | 14 (↓1) |
92 | 144 (+1) | 174 (+5) | 22 (-) | 12 (-) |
0.242 (↓0.002) | 2.950 (↓0.04) |
6 (-) |
ヤクルト |
19 | 30 | 2 | 0.388 (↑0.013) | 14 (-) |
92 | 177 (+9) | 207 (+5) | 46 (+2) | 28 (-) |
0.234 (↑0.003) | 3.770 (↓0.02) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ロッテ |
26 | 18 | 2 | 0.591 (↓0.014) | - (-) |
97 | 166 (+5) | 136 (+6) | 30 (+1) | 27 (+1) |
0.237 (↑0.002) | 2.800 (↓0.06) |
2 (-) |
ORIX |
29 | 21 | 2 | 0.580 (↑0.009) | 0 (↓1) |
91 | 203 (+5) | 159 (+1) | 39 (-) | 21 (-) |
0.261 (↓0.001) | 2.870 (↑0.04) |
3 (-) |
ソフトバンク |
25 | 21 | 2 | 0.543 (↓0.013) | 2 (-) |
95 | 173 (+2) | 165 (+4) | 29 (-) | 23 (-) |
0.245 (-) | 3.290 (↓0.02) |
4 (-) |
日本ハム |
24 | 29 | 0 | 0.453 (↓0.009) | 6.5 (-) |
90 | 172 (+2) | 174 (+3) | 41 (+1) | 29 (-) |
0.225 (↑0.001) | 2.900 (↓0.01) |
5 (-) |
西武 |
21 | 28 | 1 | 0.429 (↓0.009) | 7.5 (-) |
93 | 142 (+2) | 169 (+6) | 36 (+2) | 33 (+2) |
0.229 (↓0.003) | 3.080 (↓0.05) |
6 (-) |
楽天 |
18 | 29 | 1 | 0.383 (↓0.008) | 9.5 (-) |
95 | 142 (+5) | 191 (+9) | 39 (-) | 39 (-) |
0.212 (↑0.001) | 3.460 (↓0.13) |
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