ロッテ(★2対3☆)巨人 =交流戦3回戦(2023.06.01)・ZOZOマリンスタジアム=
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巨人
20100000031211
ロッテ
0010000012600
勝利投手:山﨑 伊織(4勝1敗0S)
(セーブ:大勢(1勝0敗11S))
敗戦投手:カスティーヨ(0勝1敗0S)

本塁打
【巨人】岡本 和真(12号・3回表ソロ)

  DAZN
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◆巨人は初回、1死一二塁から岡本和の適時二塁打で2点を先制する。そのまま迎えた3回表には、岡本和のソロが飛び出し、試合を優位に進めた。投げては、先発・山崎伊が7回5安打1失点の力投で今季4勝目。敗れたロッテは、最終回に1点差とするも及ばなかった。

◆ロッテ沢村拓一投手(35)が、試合前練習にスポーツ刈りスタイルで登場した。頭のサイドと後ろをばっさりと刈り上げたニューヘアスタイルを披露。練習中には古巣巨人の選手たちにあいさつし、帽子を取って髪形を見せる場面もあった。練習後には報道陣の前にこっそりと姿を現し「髪形かっこいいでしょー」と笑いを誘った。

◆試合前練習で交流戦ならではの交流が見られた。前夜に先発した元巨人のロッテ左腕メルセデスはホームランを浴びた岡本和真に加えて中田翔や大城卓、スタッフらとハグして再会を喜んだ。前夜に登板したロッテ沢村も巨人ナインと再会。髪をばっさり切った姿で、ホームランを浴びた岡本和らと笑顔で言葉を交わした。ポランコも中田翔や岡本和らと言葉を交わした。また、坂本は光星学院(現八戸学院光星=青森)の後輩でもあるロッテ田村と会話。岡本和は昨季まで巨人のコーチを務めたロッテ村田コーチに連れられた山口とともに打撃論を交わす場面が見られた。

◆前日5月31日に史上初となる遊撃手での通算2000試合出場を達成した巨人坂本勇人内野手(34)をナインが祝福した。通算2000安打、通算2000試合出場と合わせて「トリプル2000」の記念Tシャツを試合前練習でナインが着用した。試合前の円陣ではかつて自主トレをともにした後輩の北村拓から「勇人さん(遊撃で)2000試合おめでとうございます」と祝福の言葉と拍手をもらった。隣で聞いていた坂本は帽子のつばを触って感謝の意を表した。

◆ロッテ-巨人の交流戦第3戦は「侍ジャパンDAY」とした開催され、ロッテと巨人OBで元侍ジャパン藤田宗一氏(50)が始球式を行った。打席にはロッテ小坂誠コーチ、捕手は大塚明コーチが務め、ロッテの05年日本一メンバーの共演にもなった。背番号12の侍ジャパン紺色ユニホームを着てマウンドに上がり、左腕から内角高めに力強い直球を投じた。藤田氏は「始球式を務めさせていただけたことはとても光栄なことで、ありがたく思っています。マリーンズの調子が非常に良いので、このままの調子でいってもらって、ぜひリーグ優勝、日本一になって欲しいと思います」と願った。98年から07年までロッテに在籍。巨人、ソフトバンク時代を含め、すべてリリーフで600試合に登板して、00年にはリーグ最多ホールドを獲得した。06年の第1回WBCに日本代表として出場し、世界一に貢献した。11年に現役を引退し、現在はマリーンズベースボールアカデミーのテクニカルコーチを務め、子供たちに指導を行っている。

◆巨人岡本和真内野手(26)が両リーグトップの12号ソロを放った。3回先頭。ロッテ、カスティーヨの高め146キロツーシームを左翼ポール際に運んだ。リードを3点に広げ、「切れなくて良かった。追加点をあげることができて良かったです」と振り返った。前日5月31日は決勝の11号2ランを含む1試合2発を放っており、これで2戦3発となった。1回1死一、三塁の第1打席でも右中間への2点適時二塁打で先制点をもたらした。4番が2打席連続で最高の仕事を果たした。

◆前日5月31日に史上初となる遊撃手での通算2000試合出場を達成した巨人坂本勇人内野手(34)が、まさかの落球でピンチを招いた。2点リードの6回先頭、ロッテ安田の飛球が左翼秋広と遊撃坂本の間に上がる。坂本は後ろ向きで捕球を試みるも、上空6メートルの風に流された影響か、グラブをはじいて落球。打者走者は二塁まで進塁した。4回先頭には同じく安田の飛球を秋広と坂本がお見合いして間に落ちる二塁打となっていた。2年ぶりと巨人ナインにとっては慣れないZOZOマリンの風に名手も翻弄(ほんろう)された。

◆ロッテ西村天裕投手(30)が8回から5番手で登板して2イニングを無失点に抑え、日本ハムから移籍した今季開幕から19試合連続無失点とした。12年に南昌輝投手が記録した、初登板から18試合連続無失点の球団記録を超えた。8回先頭の吉川尚を二ゴロに打ち取ると、続く門脇の当たりは一、二塁間を抜けるかと思われたが、二塁手の中村奨の好守で二ゴロに。丸も二ゴロに封じ、3者凡退に抑えた。9回は坂本に四球を与えると、重信には自身の脇を抜けるバント内野安打で無死一、二塁。だが、4番岡本和を右飛。中田翔を投ゴロ併殺でピンチを脱した。西村は試合前、「南さんは高校(県和歌山商)の先輩。超えられたら光栄ですし、うれしいです。でも記録は考えず、とにかくゼロに抑えることだけ考えます」と話していた。

◆巨人がパ・リーグ首位のロッテを相手に連勝を収め、交流戦の開幕カードをカード勝ち越しで滑りだした。これで借金を全て返済した。4番岡本和が貫禄を示した。3回先頭、ロッテ右腕カスティーヨの高め146キロツーシームをスムーズに回転し、左翼ポール際に運んだ。2試合で3発目となる一打に「切れなくて良かった。追加点をあげることができて良かったです」と喜んだ。1回1死一、二塁には右中間への先制の2点適時二塁打を放ち、前日5月31日の同戦で3安打3打点2本塁打の大活躍の調子をそのままぶつけた。投げては3年目の山崎伊が粘った。自己最多の119球を投げて7回5安打1失点。制球力を武器とするスタイルだが、初のZOZOマリンのマウンドに苦しみ4四球を与えた。毎回走者を許したが、1失点で踏ん張った。8回を中川、9回は大勢が1失点もリードを守り切って、6月を白星発進した。

◆巨人梶谷隆幸外野手(34)が痛恨の後逸を犯した。2点リードの9回2死、あとアウト1つで勝利確定という場面。ロッテ茶谷の右翼へのライナー性の打球を途中出場の梶谷が前進してすべり込んだ。しかし、ボールにグラブが当たらずに"スルー"。ボールが転々とする間に三塁まで進塁した。記録は三塁打でピンチとなり、その後大勢のワイルドピッチで1点差に詰め寄られた。それでも、最後は大勢がフォークでロッテ藤岡を空振り三振に切り、勝利をつかんだ。

◆ロッテ西村天裕投手(30)が開幕から19試合連続無失点で、10年の小林宏、12年の南昌輝の18試合を上回り、球団記録を更新した。8回から5番手で登板し、2イニングを1安打無失点。和歌山商の先輩でもある南らの記録を超えたが、「まだ僕なんて、まだまだですし、しっかりと自分の投球が出来るように、毎日、任されたところを抑えるだけですね」と気を引き締め直した。8回先頭の吉川尚を二ゴロに打ち取ると、続く門脇の当たりは一、二塁間を抜けるかと思われたが、二塁を守る中村奨の好守で二ゴロに。丸も二ゴロに封じ、3者凡退に抑えた。9回は坂本に四球を与えると、重信には自身の脇を抜けるバント内野安打で無死一、二塁。「こけましたけれど、なんとか...。緊張しました」。4番岡本和を右飛。中田翔を投ゴロ併殺でピンチを脱した。日本ハムから移籍した今季、「メンタルと呼吸が僕に足りないなと思っていて」と新たなテーマを掲げ、帝京大同級生の専門家に助言を受けてきた。「一定の呼吸で、自分のフロー状態を思い浮かべて、マウンドでつくる感じです」。ブルペンや、試合のマウンドに立った時の意識と呼吸法が、好調の要因だと分析している。「マウンドで呼吸を乱さないこと。呼吸プラス、考え方も変わったと思います。今までは三振にこだわっていたのを、1球で終わろうと。簡単にアウトが取れれば一番良いので、そういうアウトの取り方のこだわりを変えたということが」。今季初登板以降、験担ぎで剃っていないあごヒゲも無失点も、まだまだ伸ばすつもりだ。吉井理人監督(58)も日本ハムのコーチ時代からの教え子を、愛着を込めた冗談交じりでたたえた。「追い込んで真ん中にフォークを投げるのは得意なんですけれど、それが出ていないのは良い方向にいっていると思います。意識の問題で」。決め球が甘く入ってしまう課題を克服しつつある右腕のリリーフとしての役割に「え~っと、オールマイティーですね」と最高級の信頼を置いている。【鎌田直秀】

◆巨人の主砲岡本和が連夜の大活躍で連勝へ導いた。3回先頭、ロッテ右腕カスティーヨの高め146キロツーシームにクルッと回転。左翼ポール際へ運ぶリーグトップの12号ソロに「初球差されたので、早めにタイミング合わせた」と振り返った。1回にも先制の2点適時二塁打を放って全3打点をマーク。前日5月31日の3安打3打点2本塁打の勢いをぶつけた。21年の交流戦でもロッテから3打席連発を放っており、ZOZOマリンでは直近6戦6発となった。5月20日中日戦から昨季終盤まで使っていた旧来のトップバランスのバットに戻した。以降は11試合で打率3割9分5厘で6本塁打と量産モードに突入。日々、試行錯誤を重ねる中で状態も上向きつつあるが「1試合1試合と思ってやっているので、明日もしっかり頑張りたい」と謙虚に地に足をつけた。新主将の活躍で勝率を5割に戻し、交流戦の開幕カード勝ち越しをもたらした。原監督も「まあまあ、1戦1戦ですね」と強調。巨人が"反撃の交流戦"から巻き返しをはかる。【小早川宗一郎】

◆ロッテ・沢村拓一投手(35)がトレードマークのロングヘアをばっさり切って試合前練習に登場した。サイドとバックを刈り上げた爽やかな「スポーツ刈り」を披露した。練習後には古巣巨人の選手にあいさつする姿もあった。その後は一度、ベンチ裏に引きあげたが、帽子を取った状態で報道陣の前に再登場し、「かっこいいでしょ!」と笑顔を見せた。

◆「1番・右翼」で先発した巨人・丸佳浩外野手(34)が24打席ぶりの安打を放った。一回。カウント0-1からカスティーヨが投じた変化球を捉え、中前にはじき返した。5月21日の中日戦(東京ドーム)の3打席目以来、9試合ぶりにスコアボードにHランプを灯した。その後は、岡本和の右中間への2点二塁打で生還。悩める左打者が貴重な先取点を演出した。

◆「侍ジャパンDAY」として開催され、ロッテOBで2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表として世界一に貢献した藤田宗一氏が始球式を務めた。「ピッチャー、藤田宗一」との場内アナウンスとともにリリーフカーに乗って登場。背番号「12」と記された紺の侍ジャパンユニホームをまとってマウンドに上がると、捕手を担ったロッテ・大塚明コーチ、左打席に入った小坂誠コーチに対して、高めに力強い直球を投じた。場内からは拍手が送られ、「始球式を務めさせていただけたことはとても光栄なことで、ありがたく思っています。マリーンズの調子が非常にいいので、このままの調子でいってもらって、ぜひリーグ優勝、日本一になってほしいと思います」とコメントした。藤田氏は1998~2007年までロッテに在籍。2005年のリーグ優勝と日本一に貢献した。巨人、ソフトバンクでもプレーし、NPBで通算19勝21敗、8セーブ77ホールドをマークしている。

◆巨人・岡本和真内野手(26)が2試合連発の12号ソロをたたき込んだ。2-0で迎えた三回先頭。カスティーヨが投じた2球目の速球を完璧に捉え、左翼席に突き刺した。一回の第1打席では右中間を破る先制の2点二塁打をマーク。2本塁打を放った5月31日に続く豪快なアーチで先発・山崎伊を援護した。

◆波に乗った主砲の勢いが止まらない。連夜にわたり海風を切り裂いた。巨人・岡本和真内野手(26)が2試合連続となる12号ソロをたたき込んだ。「(ファウルラインを)切れなくて良かった。追加点を挙げることができて良かった」2-0の三回。カスティーヨが投じた2球目の速球を一閃。打球は、目の覚めるような速度で左翼席に突き刺さった。2本塁打を放った前夜に続く2試合連続の一発。帽子をとって敬礼した阿部ヘッドコーチら首脳陣、ナインに迎えられ、笑みを浮かべた。〝ゾーン〟に入ってきた。一回1死一、二塁で迎えた第1打席には右中間を破る2点二塁打をマーク。3試合連続で複数安打を記録するなど、試合前までで交流戦打率・714(7打数5安打)で両リーグトップと好調だ。主砲が試合序盤に全3打点をたたき出し、先発・山崎伊を援護した。試合前には、今季からロッテで打撃コーチを務める村田修一氏を介して、5年目の右打者・山口と打撃談議に花を咲かせた。5年連続で30本塁打を放つ岡本和はリーグの違う若き大砲に身ぶり手ぶりを交えて、惜しみなく助言を送った。左翼を守る山口の頭上を越える豪快なアーチを描き、球界屈指のスラッガーとしての矜持(きょうじ)を示した。(樋口航)

◆巨人・山崎伊織投手(24)が7回5安打1失点で4勝目の権利を手に救援陣と交代した。三回に1死から3連続四球でピンチを招き、昨季まで同僚だったポランコに右犠飛で失点。だが2点リードの六回には先頭・安田の左翼付近への飛球を名手の坂本が落球するミスを、後続3人斬りでカバー。気迫の119球で、2点リードのまま迎えた八回から2番手・中川に託した。

◆巨人が競り勝った。岡本和が一回に2点二塁打、三回は2試合連続本塁打となる12号ソロを放った。山崎伊は要所を締めて3連勝で4勝目。大勢が11セーブ目を挙げた。ロッテは先発カスティーヨが3回8安打3失点だったのが響いた。

◆来日初先発を白星で飾ることはできなかった。ロッテに今季加入したドミニカ共和国出身の右腕、ルイス・カスティーヨ投手(28)は3回8安打3失点でノックアウト。「中継ぎに迷惑をかけないように長いイニングを投げたい」と意気込んでいたが、無念の降板に「自分の思うような投球ができませんでした」と肩を落とした。米国でプレーしていた「8、9年前に先発したのが最後の先発だと思う」と話すほど久しぶりの先発マウンド。190センチの長身からスリークオーターで投じる右腕は、一回から巨人打線につかまった。先頭の丸には中前打を許し、1死後に3番・秋広、4番・岡本和、5番・中田翔の主軸に3連打を浴びて2失点。両手を膝について悔しさをあらわにした。三回には岡本和にソロを被弾。流れを引き寄せることはできなかった。中継ぎを担った開幕時は2試合の登板で防御率6・75。4月9日に右肩の違和感で出場選手登録を外れた。首脳陣から「先発としてやってみないか」との打診を受け、「自分の必要とされるところでやりたいと思い承認した」と2軍では先発として調整した。イースタン・リーグでは5試合登板のうち4試合に先発し、計18イニングを投げ自責点0。安定感のある投球を続け、1軍の先発マウンドをつかんだ。「先発は全部の球種に自信がないと抑えられない。全部の球種に自信がある」。強い気持ちでマウンドに立ったが、本来のパワフルな投球は影を潜めた。打線もつながらず八回まで三回のポランコの犠飛による1得点だけ。四回無死二塁、五回1死二、三塁、六回無死二塁で1本が出なかった。九回に暴投で1点差に迫ったが、四回以降を無失点でつないだ救援陣の力投に応えられなかった。

◆巨人が2連勝。山崎伊織投手(24)が7回5安打1失点の好投で4勝目を挙げた。原辰徳監督(64)は「やっぱり真っ直ぐを使っているときの伊織は非常に強いですよね。変化球に頼ろうとするとちょっと〝らしさ〟が出なくなる。そういう意味では今日は思い切って、真っ直ぐそのものが非常に良かった」と目を細めた。山崎伊も「(捕手の)大城さんに『もっと真っすぐを使っていこう』と強く言っていただけたので、強いボールを後半は投げ込めた」と振り返った。

◆3月に日本ハムから移籍してきたロッテ・西村天裕投手(30)が八回から2回を1安打無失点に抑えた。これで開幕から19試合連続無失点。ロッテの投手が19試合以上続けて無失点に抑えたのは、2017年の松永昂大(21試合)以来6年ぶり。開幕からに限ると、10年の小林宏と12年の南昌輝の各18試合を抜く球団新記録となった。

◆上空を吹き荒れるZOZOマリンスタジアム特有の海風も、この男には関係なかった。巨人・岡本和真内野手(26)が、両リーグ単独トップに立つ12号ソロ。2試合で3本塁打と量産態勢に入った。「(ファウルラインを)切れなくて良かった。一試合、一試合と思ってやっているので、明日も頑張りたい」2-0の三回先頭。カスティーヨが投じた高めの速球を弾丸ライナーで左翼席に突き刺すと、阿部ヘッドコーチや選手に脱帽して迎えられた。一回に先制の2点二塁打を放ってチームの全3打点を稼ぎ、2連勝で交流戦の勝ち越しスタートに導いた。幕張で無類の強さを誇る。同球場では2021年に打率・455(11打数5安打)、3本塁打。今回も3試合で打率・636(11打数7安打)、3本塁打と相性抜群だが「2年に1回しかやらない球場なので、いろいろ確認しながらやっている。たまたまじゃないですか」と、さらりと言ってのけた。試合前には背番号25の前任者で、昨季まで巨人の打撃コーチを務めたロッテ・村田修一打撃コーチと再会し、笑顔で話し込んだ。巨人在籍時からかわいがってもらっていただけに「僕の好きな選手、コーチの一人。久々に話せてよかった」。WBCで世界一に輝き、たくましくなった姿を〝師匠〟に見せた。「毎試合打ちたいと思ってやっている」。主将とともに、チームも上昇気流に乗る。(樋口航)

◆先発投手が完投する。最低でも七回まで投げ、中継ぎを少なくして、大勢につなぐ。それが巨人浮上へのステップ。エモトが口を酸っぱくして言ってきたことを、どうにか実践してくれたね。ボールがめちゃくちゃ速いわけでは、ない。コントロールはほどほど、ある。そんなタイプの山崎伊が覚えるべきものは、対角線へのピッチングだ。七回1死一塁での中村奨への攻め方が、まさにそれ。インハイのストレートのあと、アウトローのスライダーで空振り三振。二盗も阻止してゲッツーを完成させた。投球数は100を超えていたけど、この回に投げたストレートが最も速かった。経験上、投手とはそういうもの。終盤にギアが入り、エンジンがもうひと回転して、力がよみがえる。この感覚も覚えて、120球、130球と平気で伸ばせるようになってほしい。戸郷に続く完投能力のある先発が、1人でも増えないと、安定した貯金生活は望めないからね。(サンケイスポーツ専属評論家)

DAZN

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
西武
210 0.667
(↑0.167)
-
(↓1)
159
(+4)
5
(+2)
2
(+1)
3
(+2)
0.202
(↓0.001)
1.670
(↓0.17)
1
(1↑)
DeNA
210 0.667
(↑0.167)
0
(↓1)
1515
(+11)
8
(+3)
3
(+1)
1
(-)
0.300
(↑0.061)
1.730
(↑0.92)
1
(1↑)
ORIX
210 0.667
(↑0.167)
0
(↓1)
1514
(+9)
5
(+2)
1
(+1)
3
(+2)
0.275
(↑0.082)
1.330
(↑0.17)
1
(-)
日本ハム
210 0.667
(↓0.333)
0
(-)
157
(-)
8
(+5)
5
(-)
0
(-)
0.232
(↓0.03)
2.330
(↓0.83)
1
(1↑)
巨人
210 0.667
(↑0.167)
0
(↓1)
1511
(+3)
8
(+2)
5
(+1)
1
(-)
0.238
(↑0.044
2.770
(↑0.41)
1
(1↑)
中日
210 0.667
(↑0.167)
0
(↓1)
1518
(+6)
19
(+5)
4
(+1)
1
(-)
0.303
(↓0.004)
5.190
(↑0.63)
7
(5↑)
ヤクルト
120 0.333
(↑0.333)
1
(↑1)
158
(+5)
7
(-)
1
(+1)
1
(-)
0.263
(↑0.032)
2.520
(↑1.42)
7
(5↓)
阪神
120 0.333
(↓0.167)
1
(-)
155
(+2)
9
(+4)
0
(-)
3
(+1)
0.181
(↑0.009)
2.880
(↓0.76)
7
(5↓)
ロッテ
120 0.333
(↓0.167)
1
(-)
158
(+2)
11
(+3)
5
(-)
1
(+1)
0.209
(↓0.008)
3.670
(↑0.33)
7
(5↓)
ソフトバンク
120 0.333
(↓0.167)
1
(-)
1519
(+5)
18
(+6)
1
(-)
2
(+2)
0.282
(↑0.009)
6.000
(-)
7
(5↓)
楽天
120 0.333
(↓0.167)
1
(-)
158
(+3)
15
(+11)
2
(-)
3
(+1)
0.237
(-)
4.000
(↓3)
7
(5↓)
広島
120 0.333
(↓0.167)
1
(-)
155
(+2)
14
(+9)
1
(-)
2
(+1)
0.160
(↑0.012)
4.680
(↓2.03)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
32161 0.667
(↓0.014)
-
(-)
94194
(+2)
140
(+4)
26
(-)
26
(+1)
0.249
(↓0.001)
2.660
(↓0.04)
2
(-)
DeNA
26201 0.565
(↑0.009)
5
(↑1)
96193
(+11)
174
(+3)
44
(+1)
9
(-)
0.265
(↑0.003)
3.470
(↑0.08)
3
(-)
広島
25240 0.510
(↓0.011)
7.5
(-)
94170
(+2)
170
(+9)
34
(-)
22
(+1)
0.243
(↓0.002)
3.180
(↓0.11)
4
(-)
巨人
25250 0.500
(↑0.01)
8
(↑1)
93188
(+3)
203
(+2)
57
(+1)
12
(-)
0.248
(↑0.001
3.940
(↑0.04)
5
(-)
中日
19300 0.388
(↑0.013)
13.5
(↑1)
94141
(+6)
168
(+5)
22
(+1)
11
(-)
0.243
(↑0.001)
2.970
(↓0.03)
6
(-)
ヤクルト
18302 0.375
(↑0.013)
14
(↑1)
93168
(+5)
202
(-)
44
(+1)
28
(-)
0.231
(↑0.002)
3.750
(↑0.08)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ロッテ
26172 0.605
(↓0.014)
-
(-)
98161
(+2)
130
(+3)
29
(-)
26
(+1)
0.235
(↓0.001)
2.740
(-)
2
(-)
ORIX
28202 0.583
(↑0.009)
0.5
(↓1)
93197
(+9)
156
(+2)
39
(+1)
21
(+2)
0.264
(↑0.003)
2.930
(↑0.04)
3
(-)
ソフトバンク
24202 0.545
(↓0.013)
2.5
(-)
97166
(+5)
160
(+6)
28
(-)
23
(+2)
0.243
(↑0.002)
3.320
(↓0.06)
4
(-)
日本ハム
23280 0.451
(↓0.009)
7
(-)
92162
(-)
169
(+5)
37
(-)
26
(-)
0.221
(↓0.001)
2.910
(↓0.02)
5
(-)
西武
21271 0.438
(↑0.012)
7.5
(↑1)
94140
(+4)
163
(+2)
34
(+1)
31
(+2)
0.232
(-)
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楽天
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