1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阪神 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 6 | 0 | 0 |
西武 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | X | 4 | 6 | 1 | 1 |
勝利投手:宮川 哲(1勝0敗0S) (セーブ:増田 達至(1勝1敗8S)) 敗戦投手:伊藤 将司(2勝1敗0S) 本塁打 |
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◆西武は1点を追う2回裏、柘植の適時二塁打で2点を奪い、逆転に成功する。そのまま迎えた5回には、川越が2ランを放ち、リードを広げた。投げては、先発・宮川が5回1失点。その後は4人の継投でリードを守り、宮川は今季初勝利を挙げた。敗れた阪神は、先発・伊藤将が振るわなかった。
◆阪神伊藤将が1日の西武戦(ベルーナドーム)に先発し、3勝目を狙う。21年5月29日に同球場で先発した前回は、5回2/3を5安打1失点で黒星。リベンジの舞台に向け「(西武は)どんどんつないでいく印象がある。走者をためずに1人1人抑えられたら。(マウンドの土の)色が(ツートンで)軸足と踏み出し足で違うので、しっかり対応できたら」と引き締めていた。
◆阪神近本光司外野手(28)が、通常通り球場入りし、試合前練習に参加した。前日5月31日の西武戦では、四球で出塁した5回2死一塁に西武森脇からけん制球をもらい、帰塁の際に一塁手渡部と接触。首付近を抑え、一瞬うずくまったが、プレーを再開した。直後、すかさず二盗成功。フル出場した試合後、痛めた箇所は「首の方」と説明。状態は「(明日)起きてからしか分からないと思います」としたものの「大丈夫ちゃう? 大丈夫大丈夫」と問題なしを強調していた。一夜明け、全体のアップに参加すると、中堅でフリー打撃の打球捕を行った。その後、ティー打撃を行い、フリー打撃へ。感触を確かめるように21スイングした。
◆阪神新助っ人のヨハン・ミエセス外野手(27)が練習中に逆立ち歩行を行った。中野らがウオーミングアップで逆立ち歩行を行うと、ミエセスの目に留まり、ハマった様子。背番号55も見よう見まねで逆立ちを行うと、器用に逆立ち歩行も披露した。横で見ていた佐藤輝と中野も笑顔。大きな体を操る意外な一面が垣間見えた。
◆前夜に9連勝で止まった阪神岡田彰布監督(65)が、一部打順を入れ替えた。2試合連続スタメンで起用していた前川右京外野手(20)を外し、6番DHには渡辺諒内野手(28)を起用。4月14日以来、48日ぶりの先発出場となる。7番右翼には森下翔太外野手(22)が入った。前夜、走塁時に相手選手と接触していた近本光司外野手(28)は、変わらず「1番中堅」でスタメン出場する。先発は伊藤将司投手(27)。今季全5試合でクオリティースタート(6回以上自責3以内)を達成している左腕が、5月18日中日戦以来の3勝目を狙う。
◆大の西武ファンで知られるお笑いコンビ「オードリー」の春日俊彰(44)が1日、西武-阪神3回戦(ベルーナドーム)の試合前にグラウンドを訪れた。春日は今季スローガン「走魂」や「日本一」と書かれた札が飾られた巨大熊手をチームに贈呈。松井稼頭央監督(47)や、最近4番を務める渡部健人内野手(24)らと言葉を交わし、松井監督は「想像以上ですね」と驚いていた。練習を終えて通りかかった高橋光成投手(26)は「トゥース!」と春日へあいさつしていた。
◆岡田采配的中!阪神渡辺諒内野手(28)が先制適時打を放った。「6番DH」でスタメン入り。2回無死一、二塁で西武宮川の129キロ変化球を初球打ち。左前へと転がし、先制点を獲得した。この日は打線を組み替え。6番DHに渡辺諒が、7番右翼にドラフト1位の森下翔太外野手(22)が先発出場と岡田監督の采配がハマった。
◆阪神伊藤将司投手(27)が逆転2点二塁打を献上した。2回に渡辺諒内野手(28)が先制点を放った直後の守備だった。西武先頭のマキノンに右前打を打たれ出塁すると、鈴木にも右前打。得点圏に走者を進めた1死一、三塁で柘植に左越えの2点二塁打を許してしまった。その後は崩れることなく、若林をチェンジアップで空振り三振。源田を三ゴロに抑えた。
◆5月は無安打だった西武柘植世那捕手(25)が、6月の初打席でいきなり快音を残した。1点を追う2回1死一、三塁。阪神伊藤のシュートを強く捉えると、打球は左中間へ。走者2人が生還し、柘植は二塁上で右手を突き上げた。球団広報を通じ「先制点を与えてしまったので、ここで逆転してこの後の展開を優位にしたいと思って打席に入りました。打てて良かったです」とコメントを寄せた。3、4月に16試合でスタメンマスクをかぶった柘植は、右肘炎症での登録抹消もあり、5月は17打席のみ。安打もなかった。この日は佐藤龍世内野手(26)らとともに室内練習場で打ち込んでから、全体練習へ。努力の成果を示した。得点力不足に悩む西武打線において、特に下位打線は課題となっており、8番打者が打点を挙げたのは4月25日のロッテ戦(ZOZOマリン)で柘植が適時二塁打を放って以来、29試合ぶりとなる。
◆阪神前川右京外野手(19)が試合前の円陣でナインを鼓舞した。5月30日、同31日の同戦では2戦連続でスタメン出場を果たしたが、無安打に終わっていた。この日は笑顔で円陣の中央を陣取り、「昨日のことはもう忘れて。今日は今日なんで。新しい1日が始まっていると思うので今日は自分が仕切らせてもらいます。今日のテーマは『行くと決めたら最後まで行ききる』。ゴーゴーレッツゴー。レッツゴーレッツゴー、さあ行こう!」と、盛り上げた。
◆阪神近本光司外野手(28)が接触アクシデントの影響もなく、安打を放った。5回1死の第3打席で西武宮川の変化球を中前に運んだ。直後に8個目となる盗塁も決めた。背番号5は前日5月31日の同戦で、四球で出塁した5回2死一塁に西武森脇のけん制球で帰塁する際に一塁手渡部と接触。首付近を抑え、一瞬うずくまったが、プレーを再開した。一夜明け、全体のアップに参加するなどいつもと変わらない姿だった。
◆阪神伊藤将司投手(27)が痛恨の2ランを浴びた。1点ビハインドの5回1死一塁。カウント0-1から西武川越にカットボールを捉えられ、右翼席中段付近まで運ばれ、痛い2点を与えた。この時点で左腕は5回を終えた時点で4失点と、先発投手陣の10試合連続クオリティースタート(6回以上自責3以内)も途切れた。
◆西武川越誠司外野手(29)が試合中盤、貴重な今季1号2ランを放った。2番右翼でスタメン出場したこの日、1点リードの5回1死一塁で第3打席。おなじみの登場曲「青雲の歌」がまったりとドームに流れるも、打球は痛烈。阪神伊藤のカットボールを完璧に右翼席へ運んだ。川越はイースタン・リーグで今季7本塁打し、5月30日日特例2023の代替指名選手として1軍登録された。試合中、球団広報を通じ「打った瞬間、行った!と思いました。貴重な追加点になって良かったです」とコメントを寄せた。右打者が多いチーム編成の中、4月18日のソフトバンク戦(東京ドーム)でのペイトンの3号弾以来、左打者の本塁打がしばらくごぶさたになっていた。前日5月31日、栗山が33試合ぶりに左打者として本塁打を放つと、川越も2夜連続でかっ飛ばした。
◆阪神ドラフト1位森下翔太外野手(22)がマルチ安打を放ち、チャンスメークした。3点ビハインドの7回先頭打席で西武3番手平井の145キロ内角直球を左翼線に運んだ。背番号1の複数安打は4月4日の広島戦(マツダスタジアム)での猛打賞以来、約2カ月ぶりだった。なおも続く1死三塁で代打ミエセスが左翼への犠飛を飛ばし、三走森下が猛ダッシュして生還。この日打線の組み替えで「7番右翼」で先発したルーキーが奮闘した。
◆阪神は約3週間ぶりに連敗を喫し、交流戦最初のカードは負け越しとなった。2回無死一、二塁から渡辺諒内野手(28)の左前適時打で1点を先制。4月14日以来、48日ぶりのスタメン出場で指揮官の期待に応えた。しかし、直後の回に先発伊藤将司投手(27)が柘植から左中間への2点適時二塁打を浴び、勝ち越し点を献上。5回には川越から右翼席への2ランを被弾した。今季最短となる5回4失点で降板し、初の黒星。6試合目にして初めてクオリティー・スタート(6回以上自責3以内)の達成も逃した。「7番右翼」で出場したドラフト1位森下翔太外野手(22)は4月4日広島戦以来のマルチ安打を記録。7回には左翼への二塁打を放ち、その後1死三塁と好機が拡大。代打ヨハン・ミエセス外野手(27)の左犠飛できっちり1点を返したが逆転とはならなかった。9連勝と破竹の勢いを見せていた中、前日5月31日に敗戦。同9日、10日のヤクルト戦以来の連敗で、今季4度目のカード負け越しとなった。3連敗阻止をかけて2日からは甲子園でロッテとのセパ首位対決に臨む。
◆パ5位の西武がセ首位の阪神に連勝した。西武は4月15日から19日にかけての4連勝以来43日ぶり、33試合ぶりに連勝した。また、4月18日と19日のソフトバンク戦で連勝して以来、12カードぶりにカード勝ち越しを決めた。この日は1点を追う2回、柘植世那捕手(25)が逆転2点適時二塁打を放ち、5回には川越誠司外野手(29)が1号2ラン。プロ通算124試合目の登板にしてプロ初先発の宮川哲投手(27)が5回1失点で、先発としては初めての勝利投手になった(リリーフ含めると通算5勝目)。西武は強力な先発投手陣を背景に、4月末までは13勝11敗と勝ち越していたものの、5月は7勝16敗1分けと苦しんだ。この3連戦は今季3度目の先発の与座、今季初先発の本田、プロ初先発の宮川と開幕先発ローテーションに入っていない3人で挑み、勝ち越した。
◆阪神伊藤将司投手が今季最短5回で降板し、同最多4失点で初黒星を喫した。1点を先制した直後の2回。西武柘植に2点適時二塁打を浴び逆転を許し、5回には川越に2ランを放り込まれた。いずれも高めの130キロを痛打されたもの。「全体的にボールが高めに浮いていたのを修正することができなかった。なんとか2失点で粘り切りたかった」。ボールの高さにはこれまでも気を配ってきたが「今日が一番良くなかったかなと思います」と反省した。岡田監督は「もう初回から悪かったよなあ。『どうなってるの』って言ってたけど、ピッチングコーチと。高めばっかりやんか」と指摘。左腕は、今季6試合目の登板で初めてクオリティースタート(=QS、6回以上自責3以内)を達成できず、先発投手陣の10試合連続QSも途切れた。2年前の交流戦でも敗れた西武を相手に、リベンジ星とはならず。次戦でやり返す。
◆1号2ランでお立ち台に呼ばれた西武川越誠司外野手(29)が呼びかけた。「すみません、ちょっといいですか。宮川哲投手の先発初勝利のボール、阪神ファンのみなさんに渡しちゃったので、返してください。すみません。すみませんでした」9回2死、右飛をつかむと、そのまま気前よく投げ込んだ。「先発初勝利って、言われて気がつきました」。宮川らとも一緒だったお立ち台が終わると、無事戻ってきていた。ウイニングボールが右翼席に飛び込んでも、宮川は特には慌てなかった。「面白かったです。なんか、僕らしくていいなと」先発でつかんだウイニングボールは「うれしいです。(リリーフとは)きつさが違うかな」と笑った。【金子真仁】
◆阪神岡田彰布監督(65)が、4打数無安打に終わった3番シェルドン・ノイジー外野手(28)をバッサリ斬った。「いや、もう、勝手に打っとるやろ。初球でもなあ。くそボール。ボールばっかりもう、なんぼ言うてもあかんなあ。おーん。あそこで(打線が)切れてしまうから。そら、もう線にならんもんな」この日は初回、高めのボール気味の球に手を出し空振り三振。3回は右飛、5回2死二塁も右飛に倒れると、バットをたたきつけ悔しさを表していた。8回も初球を簡単に打ち上げ、右飛だった。「打ちたい気持ちがはやってか?」と問われた指揮官は「打ちたい打ちたいって、そんなに打ってないやんか、今まで。何を言うてんのそんなの。打ちたい打ちたいで、みんな打たれへんで、そんなもん。よっぽど3割30本くらい打てるやつが言う言葉であって、そんな打ってへんやろ? 2割5分で、ちょっとぐらいのホームランやしな」。さらに「他いてるよ。何でよ、そんなの。打てへんならいつまでも使わへんよ」と状態が上向かなければ、スタメンを外すことも示唆した。
◆西武増田達至投手(35)が弟分のために必死で腕を振った。2点差の9回、いつものようにマウンドに上がり、四球の走者を許すものの、無失点。今季8セーブ目。不安定な時期もあったが、これで5登板連続で無失点だ。宮川の白星のために-。そんな思いもあった。「かわいがってる後輩の1人なんで、そうっすね、勝たせてあげて良かったなと思います」と笑顔を見せた。年は離れていても、仲良しだ。3月、宮川の2軍降格が決まった時も、増田は一緒に階段で宮川の大荷物を運んでいた。「ずっと苦しい思いしてるのも知ってるんで。悩んだら悩みっぱなしの性格の子なんで。それを打破することで、あの子の1個の殻が破れるというか。今日みたいに、ああいうふうに先発でどんどんどんどん自分のいいボールを投げて行ければ勝てるんじゃないかと思います」宮川のリュックサックには、増田のキーホルダーやバッジがジャラジャラ付いている。【金子真仁】
◆阪神岡田彰布監督(65)が、今季6度目の2連敗に危機感を持った。連勝が9で止まった敗戦から一夜明け、打線はつながりを欠き、2得点で敗戦。大型連勝中にあった終盤の反発力もなかった。「そらもう、今の打線とかな、つながりとかいうたら、そらお前、ズルズルいきそうな負けやで。そんなの。ただ単の負けじゃないよな」と指揮官。続けて「そんな、自分のヒットがないだけで、簡単に考えとったら、そんなもんズルズルいってしまうよ。これは。どのくらいな、そういう危機感を持つかやろなあ。おーん」と話した。2日からは甲子園に戻ってパ首位のロッテと3連戦。「明日からも負けるかもわからへんやんか。そんなもん、お前、安易な考えで。そら絶対に止めなあかんわけやから。止めるためにはどうするかいうことやろ」。虎は今季、3連敗がない。一丸で連敗を止めにかかる。
◆2年ぶりにベルーナドームで開催された阪神と西武の交流戦は、1勝2敗で阪神が負け越した。首位を走る虎を象徴するように、この3連戦で多くの虎党が球場に足を運んだ。ビジターチームは一塁側ベンチ。右翼席は試合前からチケットがほとんど売り切れ、空席が目立った左翼席とは対照的だった。この日、最も盛り上がったのは8回1死一、二塁で迎えた5番佐藤輝明内野手(24)の打席。2年前には1試合3発を放ったスラッガーに大声援でチャンステーマを送ったが、二ゴロに倒れた。前夜には連勝が9で止まり、この日も敗戦。それでも、埼玉の虎党の応援が存在感を示した。
◆阪神は約3週間ぶりに連敗を喫し、交流戦最初のカードは負け越しとなった。先発伊藤将司投手(27)が5回4失点で負け投手に。打線もつながらなかった。岡田彰布監督(65)の試合後の一問一答は以下の通り。-先発投手(宮川)のところで崩したかった「いや、そら、つながらんもん。そら。昨日もそうやけど」-いい時は、四球を生かして「そう。もっとなあ。つながったりなあ。まあヒットも5本、6本なあ。この3試合そんなんやしな」-佐藤輝の状態が気になる「いやいや、あんなもんやろう。まだマシやんか、ノイジーに比べたら。うーん」-3番がつなぐと得点につながる「いや、もう、勝手に打っとるやろ。初球でもなあ。くそボール。ボールばっかりもう、なんぼ言うてもあかんなあ。おーん。あそこで(打線が)切れてしまうから。そら、もう線にならんもんな」-ノイジーは打ちたい気持ちがはやって「打ちたい、打ちたいって、そんなに打ってないやんか、今まで。何を言うてんのそんなの。打ちたい打ちたいでみんな打たれへんで、そんなもん。よっぽど3割30本くらい打てるやつが言う言葉であって、そんな打ってへんやろ? 2割5分で、ちょっとぐらいのホームランやしな」-やるべきことをやる必要がある「そうや。それを打ちたいって考えるのは、おかしいよな」-あそこの打順(3番)はノイジーしかいない「そんなことないよ。ほかいてるよ。何でよそんなの。打てへんならいつまでも使わへんよ」-指名打者で起用した渡辺諒はパ・リーグでの経験を買って「いやいや、だから、DHは初めてやから様子見でな、そら。今日は前川行けんやろ、そら。他の選手の都合もあるから。そういうことやんか、別に、誰が適してるとか分かれへんわけやから。まあ、一番パ・リーグ知っとる、最初からなあ、この3連戦1回ぐらいなあ、(渡辺諒で)行こう思とったよ、そら」-渡辺諒はチャンスをもらった時に結果を「いやいや、いい仕事してるやんか、なあ」-ミエセスの状態も悪くない。甲子園に帰ったら打順、ポジションの変更はあるか。「いや、そら考えるよ、そら」-森下も2本打った。「まあ、だから、ポジション的にもライトとそないしてDHあるけど、2つのポジションが空いてるわけやから、まあ森下も昨日、おとといとなあ、そういうの見とって、今日ちゃんとな、結果出てるわけやから、別にそれでええんちゃう? 森下で。じゃ、森下使うになるやんか。別に」-今日の負け方は嫌な負け方「いやあ、今日の負け方はあれやなあ。自滅やろ。もう初回から伊藤(将)も悪かったよなあ。『どうなってるの』て言ってたけど、ピッチングコーチと」-伊藤将らしくなかった「いや、もう高めばっかりやんか。なあ」-流れ的にも明日で食い止めたい「いや、そらもう、今の打線とかな、つながりとかいうたら、そらお前、ズルズルいきそうな負けやで。そんなの。ただ単の負けじゃないよな。そんな、自分のヒットがないだけで、簡単に考えとったら、そんなもんズルズルいってしまうよ。これは。どのくらいな、そういう危機感を持つかやろなあ。おーん」-久しぶりの連敗というか、明日からは甲子園でまた仕切り直し「そんなもん、わからへんやないか。明日からも負けるかもわからへんやんか。そんなもん。そら絶対に止めなあかんわけやから。止めるためにはどうするかいうことやろ」
◆阪神近本光司外野手(28)が、5試合連続安打&リーグトップの8個目の盗塁を決めた。5回1死、西武宮川から中前打。直後に二盗を成功させた。前日5月31日には四球で出塁した5回2死一塁に、西武森脇のけん制球で帰塁する際、一塁手渡部と接触。首付近を押さえていたが、その影響を感じさせなかった。コンディションを問われると「大丈夫大丈夫、むしろ、調子いいわ」ときっぱり。「1本しか打ってなかったら、そらやるべきことはできてないよ、多分ね」と反省も忘れなかった。
◆試合後にウイニングボールを右翼席へ投げ込んでちょっと騒がせたが、西武川越誠司外野手(29)にとってその右翼席への1発は大きかった。おなじみの登場曲「青雲の歌」で自分の空気を作っての、文句なしの1発。「ホームランバッターではないと思っているので。いい形で打てているので結果的にホームランになってるかなと思います」。2軍でも今季7発。勢いをしっかり1軍につなげた。「今年、テツがずっとファームで投げていたので、それ、後ろで守っているので」頑張ってきた者同士、宮川哲投手(27)に白星をつけたかった。バリカンで刈り上げ、さらにカミソリで横と後ろを調整する宮川に対し、川越はパンチパーマにこだわりが。獅子の短髪コンビが、久しぶりのカード勝ち越しをかけた大事な一戦でそれぞれにいいいい仕事をした。外野3枠が空いたまま、キャンプインを迎えた。5月まで終わってもまだ、盤石のレギュラーはいない。特例2023で抹消中の長谷川信哉外野手(21)も3軍戦に出場し、コンディションに問題がなければ2日からのDeNA3連戦(横浜)で1軍復帰できる可能性がある。ますます激化する外野手争いに、渋い役者が加わる。【金子真仁】
◆阪神渡辺諒内野手が「6番DH」で48日ぶりにスタメン出場し、岡田監督の期待に応えた。第1打席からチャンスが回った。両軍無得点の2回無死一、二塁。西武先発宮川の初球、129キロカーブをはじき返した。打球は三塁手マキノンのグラブの下を通過。先制の左前適時打となった。「前のシェルドンとか大山さんもカーブが多かった。来るだろうなと思って打席に向かってたので、いい形になって良かった」。ベンチでの観察が生きた。岡田監督は「まあ一番パ・リーグ知っとる。最初からなあ、この3連戦1回ぐらいいこうと思とったよ」と起用の経緯を明かし、「いい仕事してるやんか、なあ」と目を細めた。プロ1年目で初安打を放ったのは西武ドーム(現ベルーナドーム)。思い出深い敵地で、またも結果を残した。
◆西武宮川哲投手(27)がビクトリーロードを上がり「疲れたッス」と言って、報道陣に囲まれた。「ファームで100球とか全然投げれてたんすけど、やっぱり全然違うなって思いました。毎回ランナー出して、ギリギリ粘れたのでよかったです」疲れたッス-。今年、宮川の口からこのフレーズを聞いたのは3度目になる。2月8日、春季キャンプでシート打撃に登板した。「疲れたッス」と笑った。相手打者の印象を聞くと「分かんないッス」とまた笑った。自分の球筋を確認するので精いっぱい。そんな話を添えてくれた。その前日か数日前、キャンプ地の宮崎・日南市内の道ばたで見かけた。高橋光成投手(26)と一緒に自転車をこいでいた。2人で意気込んで、人気観光地の鵜戸神宮を目指していたらしい。「自分、けっこう神社とか好きで」。でも思ったより時間がかかった。「疲れたッス。きつかったッス。風が強くて進まなくて」。鵜戸神宮名物の「運玉」は、1個だけ輪に入ったという(高橋は2個)。でも「疲れたッス」なんて口にしつつ、やるべき仕事はきっちりとこなすのがプロだ。セ首位の阪神打線を見事に5回まで1失点にまとめた。「やったろう!」と意気込み、見事にやってのけた。昨季1年間、西武は11人が先発投手を務めた。今季は前夜の本田が8人目、この日の宮川が9人目だ。長いシーズン。首脳陣にも年間で12人前後は先発で起用したい狙いはあるようだ。リリーフで実績を積んできた宮川にも、新たな選択肢が生まれたかもしれない。 「言われたところでしっかり。(先発とリリーフ)両方行けるってなったら、多分それは武器だと思うので」またしっかりチームに貢献し、心地よい疲れに包まれたい。【金子真仁】
◆【日刊スポーツ西日本写真映像チームのとっておき映像プレイバック】西武-阪神戦、西武は試合前のオードリー春日俊彰から熊手の贈呈。ご利益かプロ初先発の宮川哲は好投で勝利投手!しかしウイニングボールが阪神ファンの客席に入るハプニングがありました。
◆阪神が痛い連敗で6カードぶりに負け越した。「日本生命セ・パ交流戦」の西武戦で打線がつながらずに、逆転負け。岡田彰布監督(65)は4打数無安打と精彩を欠いたシェルドン・ノイジー外野手(28)に苦言を呈し、スタメン外しを示唆。交流戦での失速を避けるため、打線のテコ入れも辞さない構えだ。3週間ぶりの連敗に岡田監督は危機感を募らせた。「今日の負け方はなあ...。自滅やろ。今の打線とか、つながりとかいうたら、ズルズルいきそうな負けやで。ただ単の負けじゃないよな」。6安打も複数安打は2回の1度のみ。つながらない打線に、失速の気配を感じ取った。西武先発はプロ初先発右腕の宮川。1点先制した2回や3回はそれぞれ2四球を出すなど、不安定だったが攻略に至らず。指揮官がやり玉に挙げたのは、3番ノイジーだった。「もう、勝手に打っとるやろ。初球でもなあ。クソボール。ボールばっかりもう、なんぼ言うてもあかんなあ。あそこで(打線が)切れてしまうから。そら、もう線にならんもんな」。ノイジーは初回1死一塁では2-2からランエンドヒットで高めボール球に空振り三振を喫し、一塁走者中野も盗塁死の併殺。1点を追う5回2死二塁では、初球高めボールに手を出しファウル。4球目に右飛を打ち上げると、悔しさのあまり自らバットを地面にたたきつけ折った。2戦続けて4打数無安打。ここ6戦で23打数2安打とスランプに陥っている。岡田監督は「打ちたい、打ちたいで、みんな打たれへんで。打てへんなら、いつまでも使わへんよ」と、ノイジーをスタメンから外す可能性もあることを示唆。ほかの選手の打順変更なども「そら考えるよ、そら」とテコ入れするつもりだ。2位DeNAが勝ちゲーム差は5に縮まった。この日はセが4勝。直接対決のない交流戦で失速すれば、一気に差を詰められることになる。「簡単に考えとったらズルズルいってしまうよ。これは。どのくらいな、そういう危機感を持つかやろうな」と、ナインに訴えた。「そら絶対止めなあかんわけやから」。今季の岡田阪神は3連敗がない。甲子園に戻っての2日ロッテ戦は、絶対に勝ちにいく。【石橋隆雄】阪神が西武に連敗。このカード1勝2敗となり、5月9~11日ヤクルト戦●●○以来、6カードぶりの負け越しとなった。連敗もこのときの2連敗以来。また、西武戦では18年●○●以来5年ぶりの負け越しで、通算33勝35敗となった。
◆阪神ドラフト1位森下が約2カ月ぶりマルチ安打でハッスルした。「7番右翼」で先発。3点ビハインドの7回に西武3番手平井の145キロ内角直球を左翼線に運び、続く1死三塁で代打ミエセスの左犠飛で生還。「チームが落ちこんでいる場面で先頭でヒットを出せたのはよかった」と振り返った。背番号1の複数安打は4月4日の広島戦(マツダスタジアム)でのマルチ安打以来。この日はすり足気味の打撃フォームで第2打席も先発右腕の変化球を捉え、中前打。「感覚的にも悪くないですし、変化球を打てたことがすごい大きな収穫。スタメン自体も久しぶりでなんとか結果が出てよかったです」と喜んだ。岡田監督は「今日ちゃんと結果出てるわけやから、別にそれ(スタメン起用)でええんちゃう?」と評価した。次はロッテとの3連戦。「球の速い投手に負けないよう、なんとか点を取って勝ちたい」と甲子園でもバットでアピールする。○...ミエセスが代打で最低限の仕事を果たした。3点を追う7回1死三塁で、坂本に代わって登場。名前がコールされると、反撃ムードの虎党からはこの日一番の歓声で迎えられた。カウント3-2から右腕平井の133キロ変化球を捉え、左犠飛で1点を返した。前日5月31日の同戦では「6番右翼」で出場も3打数無安打に終わっていた。
◆敵地に詰めかけた阪神ファンの声援が最高潮に達した。2点リードの8回、渡部の落球失策もあり、1死一、二塁。それでも、マウンドに立つ西武佐藤隼輔投手(23)には、さしたる影響はなかった。「すごかったです。すごかったですけど、あまり気にしないです。いつも、相手の応援でガクッとなることはないので」強がりではないことは、結果が証明する。打者は佐藤輝。ネット裏からアプリで測定すると、場内の音量は94・2デシベルをマークした。気に留めず、強打者のひざ元からスライダーを差し込む。二塁ゴロに仕留め、2死にした。プロ2年目を迎える左腕は、オフのトレーニングで直球を強めてきた。シーズンが進み、自己最速155キロも投げている。勝ちゲームで8回を任され、防御率1点台。時折、打たれる日はあるものの、ホールドを順調に重ねてきている。その直球の真価が問われそうな相手が、打席へ。日本ハム時代に「直球破壊王子」と命名され、現在は阪神でプレーする渡辺。臆せずに直球を2つ投げ込む。3球目、149キロ。いつもより球速は出ない。打球が左翼へ上がる。その瞬間、音量測定アプリは98・8デシベルを記録。100デシベルは「ガード下にいて電車が真上を通過する音」と言われる。そんな割れるような歓声は、瞬時にため息へ。左飛。ピンチを切り抜け、何事もなかったかのように笑顔を見せる。今度は左翼席の西武ファンが割れんばかりの拍手と歓声を送った。ボール先行する時もある。でも。「力まず。ムキになったら終わりだなと思うので。淡々と投げるのが全てだと思うので」そうして重ねたホールドが「10」に達した。球界屈指の大声援も乗り切ると「甲子園だったら、もっとすごいんでしょうね」。相手ファンへのリスペクトも忘れなかった。【金子真仁】
◆阪神・近本光司外野手(28)が試合前練習に参加。フリー打撃でいつもと変わらぬ快音を響かせた。近本は5月31日の同戦で一塁に出塁した際、投手のけん制に帰塁したときに西武の一塁手・渡部と交錯。首を痛めグラウンドに倒れ込むシーンもあった。そのまま試合終了までプレーし続け、試合後は「(明日)起きてからしか分からないと思いますけど、まあ、大丈夫。大丈夫、大丈夫」と無事を強調。一夜明けた患部の状態が不安視されていたが、問題はなさそうだ。
◆両軍のスターティングメンバーが発表。阪神は渡辺諒内野手(28)が「6番・DH」に入った。スタメン出場は4月14日のDeNA戦(横浜)以来。日本ハムから交換トレードで阪神に加入し、パ・リーグを知り尽くす男が、6月最初の一戦で白星をもたらす。またD1位・森下翔太外野手(22)=中大=は、「7番・右翼」で5月27日の巨人戦(甲子園)以来、4試合ぶりの先発出場。交流戦デビューとなるドライチが、起用した岡田監督の期待に応える。
◆阪神の先発・伊藤将司投手(27)が一回のピンチを無失点でしのいだ。先頭の源田に左翼線へ二塁打を浴び無死二塁。2番・川越はバットを寝かせてバントの構えを見せた。カウント2-1から4球目、バントした打球は伊藤将の前へ。好フィールディングで素早く三塁に送球すると、判定はタッチアウト。二走・源田がアピールし、西武ベンチはリクエストを要求したが、リプレー検証の結果、判定は変わらず、1死一塁としてピンチをしのいだ。続く外崎の痛烈な打球は三塁手・佐藤輝が好プレーで三ゴロへ。渡部も三ゴロに仕留め、立ち上がりを無失点で抑えた。
◆阪神の先発・伊藤将司投手(27)が二回に逆転を許した。渡辺諒の先制打で1-0として迎えた二回。先頭のマキノンに右前打を許すと、1死から鈴木にも右前打で一、三塁のピンチ。柘植に左越えの2点二塁打を浴び、一気に試合をひっくり返された。なおも1死二塁から若林を空振り三振、源田を三ゴロに抑え、何とか1点ビハインドでしのいだ。
◆「6番・DH」で先発出場した阪神・渡辺諒内野手(28)が二回の打席で先制の左前適時打を放った。「シェルドン(ノイジー)や大山さんへの投球でカーブを使っているのを見ていました。イメージを持って初球からしっかり対応できたと思います。まずは先制することができてよかったです」先頭の大山が右中間へ二塁打を放って出塁すると、佐藤輝が四球でつなぎ、無死一、二塁の好機。4月14日のDeNA戦(横浜)以来、37試合ぶりにスタメン起用された渡辺諒が打席に向かった。その初球。宮川の129キロカーブを捉えると、鋭い打球は三遊間を突き破り左前へ。二走・大山が先制のホームを踏んだ。岡田監督の采配がピタリとはまり、阪神が試合の主導権を奪った。
◆阪神打線の流れが悪い。1-2の四回は1死からD1位・森下(中大)が中前打を放って出塁も、続く木浪が二ゴロ併殺に倒れた。一回は1死から中野が右前打を放つも、続くノイジーの打席で三振ゲッツー。三回は1死一、二塁の好機で佐藤輝が今季初の併殺打となる一ゴロ併殺。西武の堅い守備にも阻まれながら、4回までに3度の併殺をくらい、追いかける展開が続いている。
◆阪神の先発・伊藤将司投手(27)が痛恨の一発を浴びた。1-2で迎えた五回。1死から源田に四球。今季初の1試合複数四球とすると、続く川越に右翼席へ2ランを浴びた。これが今季初被弾。中盤で3点差と苦しい投球が続いている。
◆阪神のD1位・森下翔太外野手(22)=中大=が1-4の七回先頭で迎えた第3打席に左翼線へ二塁打を放った。3番手・平井の145キロを振り抜いた。四回の第2打席は中前打を放っており、4月4日の広島戦(マツダ)以来、今季3度目のマルチ安打をマークした。木浪の二ゴロで三進し、続く代打・ミエセスの左飛でホームへ。好スライディングで反撃ののろしとなる2点目のホームへ。西武がリプレー検証を要求も、判定は変わらず。スタンドから大きな拍手が送られた。
◆阪神が連敗。先発した伊藤将司投手(27)が誤算だった。今季最短の5回5安打4失点で初黒星。1-0の二回に逆転の2点二塁打を浴びると、五回は川越に今季初被弾となる2ランを許した。 打線は二回無死一、二塁で4月14日以来のスタメンとなった渡辺諒が左前適時打を放って先制するも、3併殺とつながらない。D1位・森下(中大)は今季3度目のマルチ安打と気を吐いたが、終盤の好機を生かせなかった。阪神は連敗で6カードぶりにカード負け越しとした。
◆プロ入り124試合目の登板にして、初めて先発マウンドに立った西武・宮川哲投手(27)が毎回走者を出しながらも5回74球、5安打1失点。今季初勝利を挙げた。「今日は本当に疲れました。何とか最少失点で5回を投げ切れて良かった。ランナーを出してしまう場面が多かったが、粘り強くいけました」開幕2軍が決まった際に、首脳陣から先発転向を通達された。「(先発転向で)子供と遊んだり、(家族サービスする時間は)増えましたね」。2軍では先発として6試合に登板し、4試合でクオリティースタート(先発で6回以上、自責点3以下)をマークするなど、防御率2・45。とくに4月16日には〝日本デビュー戦〟となったDeNA・バウアーと投げ合って、サイ・ヤング賞右腕をしのぐ6回1安打無失点と圧巻の投球を披露した。打線も援護。0-1の二回1死一、三塁で女房役の柘植が「ここで逆転して、この後の展開を優位にしたいと思って打席に入った」と左中間を破る2点適時二塁打。さらに五回1死一塁では川越が今季初安打を右翼席に運び、「打った瞬間、『いった!』と思った」と会心の笑顔をみせた。西武がセ・リーグ首位の阪神に2勝1敗でカード勝ち越し。パ・リーグ5位に沈む現状だが、浮上のきっかけにしたい。
◆阪神が5月9、10日のヤクルト戦(甲子園)以来の連敗で、6カードぶりの負け越しを喫した。プロ初先発の西武・宮川哲投手(27)を攻めあぐみ、二回に先制したものの、3併殺。伊藤将司投手(28)はその裏、3長短打で逆転を許した。五回には2ランを浴びて降板し、今季初黒星(2勝)。「7番・右翼」のD1位・森下翔太外野手(22)=中大=はプロ3度目のマルチ安打。先制試合の連勝は「15」で止まり、今季23勝5敗1分。12球団で唯一3連敗のないチームは2日、ロッテ戦(甲子園)を迎える。岡田彰布監督(65)の主な一問一答は以下の通り(成績=32勝16敗1分、観衆=1万7998人)。ーー宮川のところで崩したかった「そら、つながらんもん。昨日もそうやけど」ーーいい時は四球を生かす「もっと、つながったりなあ。まあヒットも6本。この3試合そんなんやしな」ーー佐藤輝の状態が気になる(3打数無安打1三振1併殺)「あんなもんやろう。まだマシやんか、ノイジーに比べたら(ノイジーは4タコ1三振)」ーー3番がつなぐと得点につながる「もう、勝手に打っとるやろ。初球でもなあ。くそボール。ボールばっかりもう、なんぼ言うてもアカンなあ。あそこで切れてしまうから。線にならんもんな」ーー打ちたい気持ちが「打ちたい、打ちたいって、そんなに打ってないやんか、今まで。何を言うてんのそんなの。打ちたい打ちたいで、みんな打たれへんで、そんなもん。3割30本くらい打てるヤツが言う言葉であって、そんな打ってへんやろ? 2割5分で、ちょっとぐらいのホームランやしな」ーーやるべきことをやる必要がある「そうや。それを打ちたいって考えるのは、おかしいよな」ーーあそこの打順はノイジーしかいない「そんなことないよ。ほかいてるよ。打てへんなら、いつまでも使わへんよ」ーー渡辺諒はパの経験を買って?「DHは初めてやから様子見でな、今日は前川行けんやろ。他の選手の都合もあるから。そういうことやんか、別に、誰が適してるとか分かれへんわけやから。一番パ・リーグ知っとる。この3連戦1回ぐらい行こう思とったよ」ーーチャンスをもらった時に「いい仕事してるやんか、なあ」ーーミエセスの状態も悪くない。甲子園に帰ったら打順、ポジションの変更はあるか「いや、そら考えるよ、そら」ーー森下も2安打「ポジション的にも、ライトとDHあるけど、2つのポジションが空いてるわけやから、森下も昨日、一昨日と、そういうの見とって、今日結果出てるわけやから、別にそれでエエんちゃう? 森下で。じゃ、森下使うになるやんか。別に」ーー嫌な負け方「いやあ、今日の負け方はアレやなあ。自滅やろ。初回から伊藤も悪かったよなあ。『どうなってるの』て言ってたけど、ピッチングコーチと」ーーらしくなかった「高めばっかりやんか」ーー流れ的にも2日は止めたい「今の打線とかな、つながりとか言うら、そらお前、ズルズル行きそうな負けやで。ただ単の負けじゃないよな。そんな、自分のヒットがないだけで、簡単に考えとったら、ズルズル行ってしまうよ。そういう危機感を持つかやろなあ」ーー甲子園で「わからへんやないか。明日からも負けるかもわからへんやんか。そんなもん、お前、安易な考えで。そら絶対に止めなアカンわけやから。止めるためにはどうするかいうことやろ」
◆近鉄、西武で主砲として465本塁打&2452安打をマークし、西武コーチ時代には清原和博らを育てたサンケイスポーツ専属評論家・土井正博氏(79)は無安打に終わった佐藤輝明内野手(24)、シェルドン・ノイジー外野手(28)に言及。共通点は悪球打ちだと改めて指摘した。阪神はノイジーと佐藤輝が無安打で好機で凡退した。両打者とも調子の波がのこぎりの歯のようにギザギザで、よかったと思えば、次の日は悪くなる-の繰り返し。状態をキープできるようにしていかないと、阪神のクリーンアップは務まらない。佐藤輝は自分の型をつかんでいない。打つポイントを前にしているのは分かるが、ボール球に手を出してしまっているから、相手投手のツボにはまっている。自信を持ってポイントを絞らなければならない。そのポイントは、はがき1枚分の面積でもいい。ボール球に手を出さなければ、相手投手もストライクを投げざるをえず、そのうち甘い球が来る。入団1年目の前半はそれができていた。どれだけ打つんだと感心していたものだが、2年目、3年目の今季は数字的には帳尻も合っているが、持てる能力からすれば、もっと打てる打者だ。いい状態の感じをノートにとったり、コーチと腹を割って話すなどして、自分のバッティングを固めてもらいたい。ノイジーは日本の球審に神経を使いすぎている。余裕がないから、ボール球に手を出して、調子を崩していく。初めて対戦する投手、初めての球審で慣れないこともあるだろうが、やはりボール球は振らず、自分の好きな球だけを待ってほしい。対戦の少ないパ・リーグの投手が相手になるが、正確な制球力を持っている投手はひと握りしかいない。必ず甘い球は来る。ノイジーにしても、自分のポイントをしっかりつかむことが必要だ。
◆西武の柘植が0―1の二回に2点二塁打を放った。伊藤将の甘く入った変化球を捉えて左中間を破ったのを見て「最高」。4月29日以来約1カ月ぶりの安打を喜んだ。2020年の同期入団で、今季初登板でプロ初先発の宮川とバッテリーを組んだ。バットでの援護だけでなく、一回には二盗阻止で三振併殺に導いた。「哲さん(宮川)の持ち味を存分に発揮するのを第一に」とピンチの連続でも辛抱強くリードし、5回1失点での白星を演出した。5月10日に右肘の軽い炎症で出場選手登録を外れた。1軍復帰してから存在感をなかなか示せていなかったが、6月は好発進した。(ベルーナ)
◆加治屋が5月4日の中日戦(甲子園)以来となるイニング頭からの登板を無失点に抑えた。2-4で迎えた七回のマウンドへ。1死から若林に二塁打を浴びるも、源田を左邪飛、2ランを放っていた川越を空振り三振に斬ってピンチを脱した。「中継ぎはゼロで抑えることが大事。最低限はできた」。登板19試合で防御率はいまだ0・00。安定感抜群の投球を続けている。
◆伊藤将は今季最短の5回4失点で初黒星(2勝)。左腕が先発した試合でのチームの13連勝(無敗)もストップした。二回に柘植に逆転の2点二塁打を許すと、五回には川越に右越え2ランを浴び今季被弾。「きょうが一番(制球が)良くなかった」と反省した。ベルーナドームでは通算2戦2敗となり、岡田監督は「自滅やろ。もう高めばっかりやんか」と厳しい評価を下した。
◆セ・リーグ首位を独走する阪神を相手に、チームに12カードぶりの勝ち越し、4月18、19日以来となる約1カ月半ぶりの連勝をもたらしたのは、プロ入り124試合目の登板にして初めて先発マウンドに立った西武・宮川哲投手(27)だった。「今日は本当に疲れました。ファームでは100球とか平気で投げられていたんですけど、(1軍は)全然キツさが違う。ギリギリ粘れたのでよかった」毎回走者を出しながらも、四回1死一塁で木浪を二ゴロ併殺に仕留めた130キロ超のパワーカーブが象徴的で、5回74球、5安打1失点。4年目で先発初勝利を挙げた。2020年ドラフトで佐々木朗希(ロッテ)の外れ1位で入団。日本史好きで、好きな人物は武田信玄。開幕2軍が決まった際に、首脳陣から先発転向の打診を受け、信玄の名言「為せば成る 為さねば成らぬ...」を胸に調整を続けてきた。最後の打者となった近本の右飛を捕球した川越が記念のウイニングボールをスタンドに投げ込んでしまうハプニングもあったが、無事に手元に戻ってきた。「面白かった。(戻ってこなくても)それも僕らしいな、と」。この日の試合前、埼玉・所沢市出身で熱烈な獅子党を公言するお笑いコンビ・オードリーの春日俊彰が球場を訪れ、約35万円で製作された巨大ライオンズ熊手をナインにプレゼント。早速、ベンチ内に飾られ、〝御利益〟を授かった宮川は深々と頭を下げて、ロッカールームに引き揚げた。(東山貴実)
◆阪神は2-4で西武に敗れ、5月9、10日のヤクルト戦(甲子園)以来の連敗。6カードぶりの負け越しを喫した。岡田彰布監督(65)は、ボール球をブンブンと振るシェルドン・ノイジー外野手(28)に苦言を呈しスタメン外しも示唆。9連勝のち、自滅のような2連敗となり「ズルズルいきそうな負けやで」と警鐘だ。12球団で唯一3連敗がない虎が、最初の踏ん張りどころを迎えた。実に22日ぶりの連敗で、貯金はまだ「16」もある。だが、完ぺきを求める岡田監督は負け方が気に入らなかった。「そらもう、今の打線とかな。つながりとか言うたら、そらお前。ズルズルいきそうな負けやで。そんなの。ただ単の負けじゃないよな」勝てるゲームを取りこぼし、見過ごせるわけがない。二回、約1カ月半ぶりに先発に抜てきした渡辺諒の左前打で先制に成功。またも起用がはまったが、1-2の三回1死一、二塁で佐藤輝が遊ゴロ併殺に倒れるなど、四回までに3併殺と拙攻を重ねた。2-4の七回の守備では、柘植の三ゴロを処理した佐藤輝の送球が逸れた。捕球した大山の足はベースからは離れていたかに見えたが、審判の判定はアウト。すでに西武は2度失敗していたためリクエストを要求できなかった。八回1死一塁では、渡部がなんでもない一飛を落球したが、そんな何度も吹いた追い風にも乗れなかった。
◆持ち前の積極性で力強い打球をガンガン打ちまくれば、D1位・森下(中大)が連敗を喫した虎を今度こそ救ってくれる。2軍降格も味わった若虎が、1軍にはい上がって初のマルチ安打を放ち、気を吐いた。「2本打ったのも久しぶりですし、スタメンも久しぶりだったので、何とか結果が出てよかったです」チームバスへと向かう通路で背番号1の視線は力強かった。1-2の四回1死走者なしで西武先発・宮川の初球126キロカーブを中前へ弾き返すと、七回先頭では1ボールから3番手・平井が内角へ投じた145キロ直球を捉え、三塁線を抜く二塁打をマーク。直後の木浪の二ゴロの間に三進し、ミエセスの左翼への飛球に激走して2点目のホームを踏み、反撃ムードの中心を担った。4月4日の広島戦(マツダ)以来出場14試合ぶり、今季3度目の複数安打はドライチルーキーの努力の証。この日はすり足気味の打撃フォームで快音を響かせた。ベンチスタートが続く期間に自身の打撃時の動画に目をこらし、「参考にして、今の打ち方がいいと思ってやってます」と試行錯誤を成長につなげた。岡田監督も「ポジション的にもライトとDHがあるけど、2つのポジションが空いてる。きょうちゃんとな、結果出てるわけやから。(次は)じゃ、森下使うになるやんか」と積極起用を示唆した。5月19日の1軍再昇格後も出場7試合で打率・208と苦しんできたが、ここから右肩上がりに成績を上げていく。森下も「パ・リーグは球が速い投手が多いと思うので、そこに負けないように、何とか野手が点をとって、勝ちたい」と力を込めた。甲子園に戻り、2日からのロッテ3連戦でも打ちまくって定位置をつかむ。(新里公章)
◆近本は前日のアクシデントを感じさせない活躍を見せた。5月31日に走塁で交錯して首を痛めていたが、「1番・中堅」で出場。五回に5試合連続安打となる中前打で出塁すると、直後の中野の打席で二盗を成功させてリーグトップを維持する8盗塁とした。それでも「(ヒットを)1本しか打ってなかったら、そらやるべきことはできてないよ」と反省。患部の状態については「大丈夫。むしろ調子はいい」と話した。
◆阪神・渡辺諒内野手(28)は「6番・DH」で4月4日の広島戦(マツダ)以来となったスタメン起用に応えた。二回無死一、二塁で宮川のカーブを捉え、先制の左前適時打。「バントのサインも出なかったですし、初球から、甘い球なら行こうと思って打席に立った。いい形になったのでよかった」。代打起用が続いていた中、先発で結果を出し、岡田監督も「いい仕事してるやんか、なあ」とたたえた。
◆阪神のヨハン・ミエセス外野手(27)は持ち場できっちり役割を果たした。1―4の七回1死三塁で代打で出場し、フルカウントまで粘って7球目のスライダーを左翼への犠飛とした。「試合には負けたけど、(自分の)状態はいいと思う」。2試合ぶりに先発出場した5月31日は、3打数無安打1四球と結果を残すことができなかったが、この日は首脳陣の期待に応えた。
◆阪神・佐藤輝明内野手(24)は三回1死一、二塁の好機で一ゴロ併殺に倒れ、今季初の併殺打を喫した。3打数無安打で直近5試合は打率・053(19打数1安打)と低調。試合後は「特に何もないです。すいません」と言葉少なに球場を後にした。2日からは甲子園に舞台を移してロッテ3連戦。本拠地で少しでも状態を上げていく。
◆阪神が19勝5敗と白星を大量に積み上げた5月も終わり、暦は6月に。すでに梅雨入りしているとはいえ、タイガースには今月もバンバン勝ってもらいましょう。サンスポでは、4月に紹介した新入社員2人も正式に運動部への配属が決まりました。そのうちのひとり、中屋友那は鳴尾浜球場へ。まあ、5月から運動部で研修していたので、すでに通い慣れた場所です。高知高3年時に選抜大会で甲子園のマウンドに立った男。もちろん、母校の先輩である栄枝、後輩である森木にもあいさつ済みです。この日はウエスタン・リーグの中日戦。ただ、いくら野球で鍛えた中屋といえども、困ることがある。鳴尾浜球場には記者席がない。プレスルームもないのです。「試合は観客席で見るんです。球団の厚意でバックネット裏の席を割り当ててもらっているんですが。電源もなければ、荷物を置くところもないし、あのぉ...雨が降ってきたら、傘をさしてもいいですかね?」とにかくパソコンが壊れないように、頑張れ。この中屋、入社が決まると、阪神担当になることをちゃっかり見越して、尼崎に引っ越しました。大阪・難波の本社にも甲子園球場にも阪神電車1本でアクセスできるわけです。そして...。「新しくできるタイガースの2軍施設は家から歩いて10分くらいで行けるんです」2025年2月に移転予定の阪神2軍本拠地は、尼崎市の小田南公園に建設。立派なプレスルームも備えてくれることでしょう。だけど、今はまだ更地にしている最中。中屋もしばらくは鳴尾浜通いだ。これからの猛暑にも耐えてくれ。
◆快進撃だった阪神タイガースは交流戦地獄にはまってしまうのか?アホか!! そんなもん7連勝や9連勝してるんやでェ!! たかが2つ負けたくらいでガタガタ騒ぐんじゃねーちゅうの!!とは言うもののプロ初先発の宮川に五回まで併殺3つ食らうってのは、前日の零封負けと合わせて攻撃の『潮目が変わる』気配がなきにしもあらずなのだ...(汗)。そんな中でやはり気になるのは、虎の中心打者3番ノイジーと5番佐藤輝の早くもやってきましたー! 今季2度目のスランプ!! ま、ノイジーの場合はスランプから脱出は簡単で~す! スタメンから外しゃいいのよ!! だって前回の第1回スランプの時、5月10日のヤクルト戦で1試合外しただけで復活したんだからあの采配再びでOK! OK!! 問題は将来的にも猛虎軍団を背負っていってもらわなきゃいけない、佐藤輝をそうやすやすと外すというわけにもねェ...。で、どうする? どうする? そーだ! 超気分転換で登録名を『サトテル』にしちゃえー!! サトテルで長打連発、お立ち台でサイコーです! 大連発の夏、いいやないの~!!
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (1↑) |
西武 |
2 | 1 | 0 | 0.667 (↑0.167) | - (↓1) |
15 | 9 (+4) | 5 (+2) | 2 (+1) | 3 (+2) |
0.202 (↓0.001) | 1.670 (↓0.17) |
1 (1↑) |
DeNA |
2 | 1 | 0 | 0.667 (↑0.167) | 0 (↓1) |
15 | 15 (+11) | 8 (+3) | 3 (+1) | 1 (-) |
0.300 (↑0.061) | 1.730 (↑0.92) |
1 (1↑) |
ORIX |
2 | 1 | 0 | 0.667 (↑0.167) | 0 (↓1) |
15 | 14 (+9) | 5 (+2) | 1 (+1) | 3 (+2) |
0.275 (↑0.082) | 1.330 (↑0.17) |
1 (-) |
日本ハム |
2 | 1 | 0 | 0.667 (↓0.333) | 0 (-) |
15 | 7 (-) | 8 (+5) | 5 (-) | 0 (-) |
0.232 (↓0.03) | 2.330 (↓0.83) |
1 (1↑) |
巨人 |
2 | 1 | 0 | 0.667 (↑0.167) | 0 (↓1) |
15 | 11 (+3) | 8 (+2) | 5 (+1) | 1 (-) |
0.238 (↑0.044) | 2.770 (↑0.41) |
1 (1↑) |
中日 |
2 | 1 | 0 | 0.667 (↑0.167) | 0 (↓1) |
15 | 18 (+6) | 19 (+5) | 4 (+1) | 1 (-) |
0.303 (↓0.004) | 5.190 (↑0.63) |
7 (5↑) |
ヤクルト |
1 | 2 | 0 | 0.333 (↑0.333) | 1 (↑1) |
15 | 8 (+5) | 7 (-) | 1 (+1) | 1 (-) |
0.263 (↑0.032) | 2.520 (↑1.42) |
7 (5↓) |
阪神 |
1 | 2 | 0 | 0.333 (↓0.167) | 1 (-) |
15 | 5 (+2) | 9 (+4) | 0 (-) | 3 (+1) |
0.181 (↑0.009) | 2.880 (↓0.76) |
7 (5↓) |
ロッテ |
1 | 2 | 0 | 0.333 (↓0.167) | 1 (-) |
15 | 8 (+2) | 11 (+3) | 5 (-) | 1 (+1) |
0.209 (↓0.008) | 3.670 (↑0.33) |
7 (5↓) |
ソフトバンク |
1 | 2 | 0 | 0.333 (↓0.167) | 1 (-) |
15 | 19 (+5) | 18 (+6) | 1 (-) | 2 (+2) |
0.282 (↑0.009) | 6.000 (-) |
7 (5↓) |
楽天 |
1 | 2 | 0 | 0.333 (↓0.167) | 1 (-) |
15 | 8 (+3) | 15 (+11) | 2 (-) | 3 (+1) |
0.237 (-) | 4.000 (↓3) |
7 (5↓) |
広島 |
1 | 2 | 0 | 0.333 (↓0.167) | 1 (-) |
15 | 5 (+2) | 14 (+9) | 1 (-) | 2 (+1) |
0.160 (↑0.012) | 4.680 (↓2.03) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
32 | 16 | 1 | 0.667 (↓0.014) | - (-) |
94 | 194 (+2) | 140 (+4) | 26 (-) | 26 (+1) |
0.249 (↓0.001) | 2.660 (↓0.04) |
2 (-) |
DeNA |
26 | 20 | 1 | 0.565 (↑0.009) | 5 (↑1) |
96 | 193 (+11) | 174 (+3) | 44 (+1) | 9 (-) |
0.265 (↑0.003) | 3.470 (↑0.08) |
3 (-) |
広島 |
25 | 24 | 0 | 0.510 (↓0.011) | 7.5 (-) |
94 | 170 (+2) | 170 (+9) | 34 (-) | 22 (+1) |
0.243 (↓0.002) | 3.180 (↓0.11) |
4 (-) |
巨人 |
25 | 25 | 0 | 0.500 (↑0.01) | 8 (↑1) |
93 | 188 (+3) | 203 (+2) | 57 (+1) | 12 (-) |
0.248 (↑0.001) | 3.940 (↑0.04) |
5 (-) |
中日 |
19 | 30 | 0 | 0.388 (↑0.013) | 13.5 (↑1) |
94 | 141 (+6) | 168 (+5) | 22 (+1) | 11 (-) |
0.243 (↑0.001) | 2.970 (↓0.03) |
6 (-) |
ヤクルト |
18 | 30 | 2 | 0.375 (↑0.013) | 14 (↑1) |
93 | 168 (+5) | 202 (-) | 44 (+1) | 28 (-) |
0.231 (↑0.002) | 3.750 (↑0.08) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ロッテ |
26 | 17 | 2 | 0.605 (↓0.014) | - (-) |
98 | 161 (+2) | 130 (+3) | 29 (-) | 26 (+1) |
0.235 (↓0.001) | 2.740 (-) |
2 (-) |
ORIX |
28 | 20 | 2 | 0.583 (↑0.009) | 0.5 (↓1) |
93 | 197 (+9) | 156 (+2) | 39 (+1) | 21 (+2) |
0.264 (↑0.003) | 2.930 (↑0.04) |
3 (-) |
ソフトバンク |
24 | 20 | 2 | 0.545 (↓0.013) | 2.5 (-) |
97 | 166 (+5) | 160 (+6) | 28 (-) | 23 (+2) |
0.243 (↑0.002) | 3.320 (↓0.06) |
4 (-) |
日本ハム |
23 | 28 | 0 | 0.451 (↓0.009) | 7 (-) |
92 | 162 (-) | 169 (+5) | 37 (-) | 26 (-) |
0.221 (↓0.001) | 2.910 (↓0.02) |
5 (-) |
西武 |
21 | 27 | 1 | 0.438 (↑0.012) | 7.5 (↑1) |
94 | 140 (+4) | 163 (+2) | 34 (+1) | 31 (+2) |
0.232 (-) | 3.030 (↑0.02) |
6 (-) |
楽天 |
18 | 28 | 1 | 0.391 (↓0.009) | 9.5 (-) |
96 | 137 (+3) | 182 (+11) | 39 (-) | 39 (+1) |
0.211 (↑0.001) | 3.330 (↓0.15) |
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