オリックス(★1対3☆)広島 =交流戦2回戦(2023.05.31)・京セラドーム大阪=
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広島
0000003003711
ORIX
0000001001300
勝利投手:九里 亜蓮(4勝2敗0S)
(セーブ:矢崎 拓也(3勝0敗5S))
敗戦投手:黒木 優太(1勝3敗0S)

本塁打
【広島】秋山 翔吾(3号・7回表3ラン)

  DAZN
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◆広島は両軍無得点で迎えた7回表、1死一二塁から秋山の3ランが飛び出し、試合の均衡を破る。投げては、先発・九里が7回3安打1失点の力投で今季4勝目。敗れたオリックスは、先発・田嶋が6回無失点の好投を見せるも、2番手・黒木が痛恨の一発を浴びた。

◆オリックス宗佑磨内野手(26)が死球を受けて、途中交代した。大事をとっての交代で、現在はアイシングなどを行い様子を見ているという。4回、先頭で迎えた第2打席。広島九里の初球、146キロ直球が左足のふくらはぎ付近を直撃した。宗は痛そうな表情を浮かべながらベンチ裏へ。スタンドからは「宗、頑張れー!」の声が響いたが、数分後に代走野口が送られ、交代となった。宗は26日の西武戦(ベルーナドーム)で守備中に右膝に打撲を負った模様で、翌27日の同戦を欠場していた。

◆オリックスは打線が広島九里亜蓮の前に3安打と苦戦し連勝はならず、中嶋聡監督の通算200勝はお預けとなった。敵失や四死球で出塁するも、4回まで無安打。指揮官も「打ちづらいんでしょうね、本当に。あれだけひっかけてしまってるっていうのは」と首をかしげた。7回に紅林の適時打で1点をかえすも、反撃はここまで。対広島戦の連勝も13で止まった。先発の田嶋は6回5安打無失点、107球と粘投するも、白星にはつながらなかった。

◆広島がオリックス相手の連敗を13で止め、23年交流戦初勝利を飾った。オリックス戦の勝利は17年6月15日以来、実に6年ぶり。同一カード14連敗となれば50~51年大洋戦、66~67年阪神戦以来、球団3度目のワースト記録だった。先発の九里亜蓮投手(31)が7回3安打1失点の粘投で今季4勝目(2敗)。打線は両チーム無得点で迎えた7回表1死一、二塁、3番秋山翔吾外野手(35)が決勝3ランを右翼席に運んだ。試合後、新井貴浩監督(46)は6年ぶりのオリックス戦勝利に「チームにとっても大きいですし、今日も平日なのにたくさんファンの方がスタンドに来てくれた。勝ちを届けることができて良かった」と笑顔。自身は18年限りで現役引退。「自分が引退してからもずっと勝っていなかったんでしょ? そんなの私、知らないから。私(監督)1年目ですし、そんなこと全然知らないですし、全然関係ないから」と冗談めかしながら、負のデータとの別れを強調した。▽広島秋山(7回1死一、二塁で決勝右越え3ラン。チームは昨季まで3季連続で交流戦最下位も)「分が悪い、鬼門だと言われているけど、それは前年までの話だろうと思って僕はやっている。目の前の試合に勝つことだけ。足元を見つめながらやりたい」▽広島九里(7回3安打1失点で今季4勝目)「先に点を与えないように考えてマウンドに上がっていました。最後の回に点を取られてしまった。ああいうところでしっかりと抑えられるようにやらないと」

◆広島がオリックス相手の連敗を13で止め、23年交流戦初勝利を飾った。オリックス戦の勝利は17年6月15日以来6年ぶり。14連敗となれば50~51年大洋戦、66~67年阪神戦以来、球団3度目のワースト記録だった。先発の九里亜蓮投手(31)が7回3安打1失点の粘投で今季4勝目(2敗)。打線は両チーム無得点で迎えた7回表1死一、二塁、3番秋山翔吾外野手(35)が決勝3ランを右翼席に運んだ。新井貴浩監督(46)の一問一答は以下の通り。-九里がいい投球をした「今日もナイスピッチングでしたね。すべての球種を低めに集めて、今日もナイスピッチングだったと思います」-打線はワンチャンスをものにした「アキ(秋山)になんとかかえしてくれーと思っていたら、最高の結果を出してくれた。本当に頼りになるなと思います」-2点リードの9回裏は栗林ではなく矢崎に任せた「栗林と『徐々に上げていこうな』と話しているので」-今後はセーブシチュエーションではないところでも起用があるのか「今は矢崎、島内、ニック(ターリー)も頑張ってくれている。その中に入って、徐々に上げていこうという話をしています」-9回に限らず「最初はね」-オリックス戦の連敗も13で止まった「チームにとっても大きいし、今日も平日なのにたくさんのカープファンの方々がスタンドまで応援しに来てくれた。勝ちを届けることができて良かったと思います。自分が引退してから、ずっと勝っていないんでしょ? それ、私、知らないから。関係ないから。私(監督)1年目ですし、全然知らないですし、関係ないから(笑い)」

◆オリックス・山下舜平大投手(20)が6月1日の広島戦(京セラ)に先発。この日は本拠地・京セラでキャッチボールなどで調整を行った。今季は、高卒3年目で開幕投手に抜擢(ばってき)されるなどここまで6試合に登板し、4勝0敗、防御率0・98と売り出し中。自身初の交流戦となる。「勝ちだけにこだわって投げたいです」。広島とは3月のオープン戦でも対戦し、4回?を投げ4安打2失点ながら、10奪三振と好投していた。「すごいバッターそろっていると思うので。あと足とかも使ってくるチームだと思うので、そこは、こっちも工夫してやれたらなと思います」と気を引き締めた。

◆オリックス・宗佑磨内野手(26)が四回に負傷交代した。「2番・三塁」で出場し、四回の第2打席。初球、相手先発・九里の146キロの速球が、左ふくらはぎ付近を直撃。足を引きずりながら一塁へ歩き出したものの、治療のためベンチに退き、そのまま代走に野口が送られた。宗は、ここまで45試合に出場し、打率・263、1本塁打、9打点。26日の西武戦(ベルーナ)でも右膝の違和感で大事をとって交代していた。

◆オリックスの田嶋が粘りの投球で6回無失点と試合をつくった。二~五回は毎回得点圏に走者を背負う苦しい展開。それでも三回2死三塁から秋山を速球で空振り三振に仕留めるなど、要所では低めへの制球がさえた。「脱力して力感なく強いボールを投げることに取り組んできた」という左腕が、ピンチを冷静に切り抜けた。広島は過去3試合で2勝0敗、計16回でわずか1失点とお得意様にしていた相手。「交流戦ならでは、ということは特にない」と自然体で臨み、相性の良さを発揮した。援護を得られず勝敗は付かなかったが、先発の役割を十分に果たした。

◆広島がオリックス戦の連敗を13で止めた。七回に秋山の3ランで均衡を破った。九里は7回1失点で4勝目。島内が八回を抑え、矢崎が5セーブ目。オリックスは6回無失点の田嶋を援護できず、2番手の黒木が四球絡みで失点した。

◆広島の九里は安打を3本しか許さず、7回1失点で4勝目を挙げた。多彩な変化球と内角への思い切った攻めが光り四回まで無安打。チームが13連敗していたオリックスを抑え「自分の投球をマウンドで表現できるように、と思って上がった。ある程度はできた」と胸を張った。2019年から不振が続く交流戦の流れが変わるきっかけになるか。新井監督は「全ての変化球を低めに集めた。今日もナイスピッチングだった」とたたえた。(京セラ)

◆オリックスは広島先発・九里を捉え切れず、七回の1得点のみ。指揮官として通算200勝がお預けになった中嶋監督は「やっぱりいいピッチングされたのでね」と脱帽した。先発の田嶋が6回5安打無失点の力投も、2番手・黒木が七回に秋山に3ランを被弾。2018年からの広島戦の連勝は13で止まった。指揮官は「あしたしっかりやっていきます」と受け止めた。

DAZN

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
200 1.000
(-)
-
(-)
167
(+5)
3
(+2)
5
(+3)
0
(-)
0.262
(↓0.028)
1.500
(↓0.5)
2
(1↓)
阪神
110 0.500
(↓0.5)
1
(↓1)
163
(-)
5
(+4)
0
(-)
2
(+1)
0.172
(↓0.016)
2.120
(↓1.12)
2
(1↓)
ロッテ
110 0.500
(↓0.5)
1
(↓1)
166
(+4)
8
(+7)
5
(+3)
0
(-)
0.217
(↓0.024)
4.000
(↓3)
2
(1↓)
ソフトバンク
110 0.500
(↓0.5)
1
(↓1)
1614
(+1)
12
(+7)
1
(-)
0
(-)
0.273
(↓0.105)
6.000
(↓1)
2
(5↑)
西武
110 0.500
(↑0.5)
1
(-)
165
(+4)
3
(-)
1
(+1)
1
(-)
0.203
(↑0.07)
1.500
(↑1.5)
2
(1↓)
DeNA
110 0.500
(↓0.5)
1
(↓1)
164
(+1)
5
(+3)
2
(+1)
1
(+1)
0.239
(↓0.085)
2.650
(↓0.65)
2
(5↑)
楽天
110 0.500
(↑0.5)
1
(-)
165
(+3)
4
(+1)
2
(-)
2
(+2)
0.237
(↑0.07)
1.000
(-)
2
(1↓)
ORIX
110 0.500
(↓0.5)
1
(↓1)
165
(+1)
3
(+3)
0
(-)
1
(-)
0.193
(↓0.093)
1.500
(↓1.5)
2
(5↑)
巨人
110 0.500
(↑0.5)
1
(-)
168
(+7)
6
(+4)
4
(+4)
1
(-)
0.194
(↑0.038)
3.180
(↓0.93)
2
(5↑)
中日
110 0.500
(↑0.5)
1
(-)
1612
(+7)
14
(+1)
3
(+1)
1
(+1)
0.307
(↓0.035)
5.820
(↑5.43)
2
(5↑)
広島
110 0.500
(↑0.5)
1
(-)
163
(+3)
5
(+1)
1
(+1)
1
(-)
0.148
(↑0.079
2.650
(↑1.85)
12
(5↓)
ヤクルト
020 0.000
(-)
2
(↓1)
163
(+2)
7
(+5)
0
(-)
1
(-)
0.231
(↓0.019)
3.940
(↓1.69)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
32151 0.681
(↓0.015)
-
(-)
95192
(-)
136
(+4)
26
(-)
25
(+1)
0.250
(↓0.002)
2.620
(↓0.01)
2
(-)
DeNA
25201 0.556
(↓0.012)
6
(-)
97182
(+1)
171
(+3)
43
(+1)
9
(+1)
0.262
(↓0.002)
3.550
(↑0.01)
3
(-)
広島
25230 0.521
(↑0.01)
7.5
(↑1)
95168
(+3)
161
(+1)
34
(+1)
21
(-)
0.245
(-)
3.070
(↑0.04)
4
(-)
巨人
24250 0.490
(↑0.011)
9
(↑1)
94185
(+7)
201
(+4)
56
(+4)
12
(-)
0.247
(-)
3.980
(-)
5
(1↑)
中日
18300 0.375
(↑0.013)
14.5
(↑1)
95135
(+7)
163
(+1)
21
(+1)
11
(+1)
0.242
(-)
2.940
(↑0.05)
6
(1↓)
ヤクルト
17302 0.362
(↓0.008)
15
(-)
94163
(+2)
202
(+5)
43
(-)
28
(-)
0.229
(-)
3.830
(↓0.04)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ロッテ
26162 0.619
(↓0.015)
-
(-)
99159
(+4)
127
(+7)
29
(+3)
25
(-)
0.236
(↓0.001)
2.740
(↓0.1)
2
(-)
ORIX
27202 0.574
(↓0.013)
1.5
(-)
94188
(+1)
154
(+3)
38
(-)
19
(-)
0.261
(↓0.002)
2.970
(-)
3
(-)
ソフトバンク
24192 0.558
(↓0.013)
2.5
(-)
98161
(+1)
154
(+7)
28
(-)
21
(-)
0.241
(↓0.002)
3.260
(↓0.09)
4
(-)
日本ハム
23270 0.460
(↑0.011)
7
(↑1)
93162
(+5)
164
(+2)
37
(+3)
26
(-)
0.222
(-)
2.890
(↑0.02)
5
(-)
西武
20271 0.426
(↑0.013)
8.5
(↑1)
95136
(+4)
161
(-)
33
(+1)
29
(-)
0.232
(↑0.001)
3.050
(↑0.07)
6
(-)
楽天
18271 0.400
(↑0.014)
9.5
(↑1)
97134
(+3)
171
(+1)
39
(-)
38
(+2)
0.210
(↑0.002)
3.180
(↑0.05)