広島(☆6対4★)ヤクルト =リーグ戦7回戦(2023.05.26)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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ヤクルト
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広島
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勝利投手:島内 颯太郎(1勝1敗0S)
(セーブ:矢崎 拓也(3勝0敗4S))
敗戦投手:高梨 裕稔(0勝3敗0S)

本塁打
【広島】田中 広輔(3号・3回裏3ラン)

  DAZN
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◆広島は初回、2死満塁の好機から坂倉が2点適時打を放ち、先制に成功する。3-0で迎えた3回裏には田中の3ランが飛び出し、リードを広げた。投げては、4番手・島内が今季初勝利。敗れたヤクルトは、9回に一打同点の好機をつくるも、あと1本が出なかった。

◆7連敗中のヤクルトのスタメンが発表された。下半身のコンディション不良で登録抹消された塩見泰隆外野手が守っていた中堅には、太田賢吾内野手が1番で起用された。太田のスタメンは4月25日DeNA戦以来1カ月ぶり、今季5試合目。内野手登録ながら、今季はすべて外野手で出場している。今季通算成績は12試合で21打数4安打、打率1割9分、0本塁打、1打点。

◆ヤクルトが19年以来、4年ぶりの8連敗を喫した。借金は20年以来の9と膨らみ、V逸の危険水域に達した。先発の高梨裕稔投手(31)が3回7安打3四死球で6失点と炎上。打線は中盤以降に反撃したが、届かなかった。高津臣吾監督(54)の監督就任後では最長となる8連敗。27日にも敗れて、阪神が勝つと、ヤクルトは自力優勝の可能性が消滅する。ヤクルトの8連敗は、小川監督時代の19年5月14日から6月1日まで16連敗を喫して以来。借金9は、高津監督の就任1年目だった20年以来3年ぶり。同年は最終的に借金28の最下位だった。借金8までは07年の日本ハムが逆転優勝しているが、プロ野球の歴史で借金9以上から逆転優勝したチームはなく、3連覇に黄信号がともった。塩見泰隆外野手(29)が、下半身のコンディション不良で出場選手登録を抹消された。代わりに中堅に入った太田賢吾内野手が3安打、代わりに1軍に昇格した西浦直亨内野手が代打で今季初打席で適時打を放つなど2安打したが、レギュラーの抹消で厳しい状況が続く。

◆ヤクルト山田哲人内野手(30)が26日、広島7回戦(マツダスタジアム)の4回に途中交代した。下半身に張りがあり、高津監督は27日以降の出場可否について「明日になってみないと分からない」と話した。今季は4月13日に下半身のコンディション不良で出場選手登録を抹消され、同28日に1軍に復帰していた。塩見泰隆外野手(29)も下半身のコンディション不良で出場選手登録を抹消。今季は下半身のコンディション不良で開幕1軍を逃し、4日に登録されたばかりだった。

◆ヤクルトが19年以来、4年ぶりの8連敗を喫した。借金は20年以来の9と膨らみ、V逸の危険水域に達した。先発の高梨裕稔投手(31)が3回7安打3四死球で6失点と炎上。打線は相手を上回る13安打を放つなど、中盤以降に反撃したが、届かなかった。高津臣吾監督(54)の監督就任後では最長となる8連敗。27日にも敗れて、阪神が勝つと、ヤクルトは自力優勝の可能性が消滅する。高津監督は序盤の6失点に「ちょっとコメントができないですね。そうですねコメントがないですね」とうめいた。「投手がこういう状況なので、打つ方にもいい連鎖というか、歯車がうまくかみ合わない。あまり弱音を吐くのも好きじゃないですし、強がりを言ってもしょうがないですけど、できることをできるメンバーで、今いるメンバーでしっかり戦う。それしかない」と話した。9回は2死からの連打で一打同点の場面をつくり「多少の粘りは見せれたのかな。粘ったのかなと思いますね。2死からだったので非常に難しかったですけど」と話した。ヤクルトの8連敗は、小川監督時代の19年5月14日から6月1日まで16連敗を喫して以来。借金9は、高津監督の就任1年目だった20年以来3年ぶり。同年は最終的に借金28の最下位だった。借金8までは07年の日本ハムが逆転優勝しているが、プロ野球の歴史で借金9以上から逆転優勝したチームはなく、3連覇に黄信号が灯った。塩見泰隆外野手(29)が、下半身のコンディション不良で出場選手登録を抹消された。高津監督は「(回復までの見込みが)いついつとはなかなか言いづらい。抹消するぐらいなので、理解して下さい」と状況を説明した。加えて、山田哲人内野手も下半身の張りで途中交代。今後の出場については「明日になってみないと分からない」と話した。塩見の代わりに中堅に入った太田賢吾内野手が3安打、代わりに1軍に昇格した西浦直亨内野手が代打で今季初打席で適時打を放つなど2安打した。高津監督は「西浦も上がってきてね、太田もすぐスタメンでああやって答えを出してくれたので、よかったと思います」と話した。「やっぱりチャンスは与えてあげたいなと思っている。下で頑張っている人は。そういう意味では下にいる人にとっても励みになると思う」と評価した。

◆広島が序盤の大量リードを守り抜き、勝率を5割に戻した。1回に坂倉の2点適時打で先制すると、2回にも1点追加。3回には6戦ぶり先発の田中広輔内野手の3号3ランで加点した。プロ初先発の黒原は3回無失点から一転、4回に4安打を集中され途中降板。ヤクルトに2点差にまで詰め寄られるも、継投で逃げ切った。試合後の新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。-最後は一打同点をしのいで、みんなで勝利をつかんだ新井監督 本当にその通りだと思います。野手も点を取ってくれましたし、後からいったピッチャーもしっかり頑張ってくれました。-打線は序盤につながった新井監督 しっかりと1打席目から、みんな集中力をもって、いい攻撃ができたと思います。-プロ初先発の黒原投手新井監督 緊張はもちろんしたと思うんですけどね。4回に点は取られましたけど、マウンド上での躍動感というのは、こちらから見ても感じました。-田中の3ランは大きかった新井監督 大きかったですねー。いや、本当たまーのスタメンで勝利に貢献してくれるあたり、頼もしいですね。-6人の投手リレー新井監督 少しイメージしていたよりも、ちょっと前倒しになったんですけど、大道、島内がイニングまたぎ。走者がいる厳しい状況でいってくれてのイニングまたぎというのは、すごく厳しいと思うんですけど、彼ら2人もよく踏ん張ってくれたと思います。-先発黒原は3回まで6奪三振新井監督 しっかりと腕が振れていましたよね。打者に対して向かって行っている、バッターと勝負しているように見えました。-今後は新井監督 いいものは見せてくれたと思います。初先発であれだけ打者に向かっていける、そういう先発の資質というのは感じました。-2点差に迫られた6回途中から登板した島内が好救援は大きかった新井監督 あそこは大きかったね。(相手のチャンスで)沸いている場面で行って抑えて、(イニングをまたいで)またスイッチ入れるのは大変だと思うんだけど、本当にナイスピッチングだったと思います。あそこはポイントになったんじゃないですか。流れをグッとあっち側に行かせないという。-田中の先発起用が当たった新井監督 オープン戦からずっと言っているように、内容がすごくいい。反応の仕方もいいし、見送り方もいい。いつも言っているんだけど、数字だけを見ていないので。周りの人は分からないけど、そういうちょっとしたところを見ている。たまのスタメンで勝利に貢献してくれる。本当に頼りになる。いつ以来のスタメンかなというくらいでしょう。でも、どんなときでも試合に出るとき、出ないときでも、彼が最高の準備をしているのはこちらは見ているので。

◆ヤクルトが自力V消滅の危機を迎えた。19年以来の8連敗。借金は20年以来の9と膨らみ、V逸の危険水域に達した。先発の高梨が3回7安打6失点と炎上。就任後では最長連敗に、高津監督は「投手がこういう状況で、打つ方にも歯車がうまくかみ合わない。弱音を吐くのも好きじゃないですし、強がりを言ってもしょうがないですけど、今いるメンバーでしっかり戦う。それしかない」。27日も敗れて阪神が勝つと、自力優勝が消滅する。ヤクルトの8連敗は、小川監督時代の19年5月14日から6月1日まで16連敗を喫して以来。借金9は、高津監督20年以来3年ぶり。同年は最終的に借金28の最下位だった。借金8までは07年の日本ハムが逆転優勝しているが、プロ野球の歴史で借金9以上から優勝したチームはなく、3連覇に黄信号がともった。塩見が下半身のコンディション不良で登録抹消。山田も下半身の張りで4回に交代した。厳しい状況が続く。▽ヤクルト高梨(3回6失点で3敗目)「3回だけじゃなく全イニングで失点してるんで、先頭をしっかり取ったりとか基本的なところをしっかりやらないと、ああいう風になってくると思う」▽ヤクルト西浦(1軍昇格初打席での適時打含む2安打)「追い込まれてたし、何とかつないでいこうって気持ちで、それがいい結果になりました。しっかり自分のできることをやっていくだけ」

◆6戦ぶり先発の広島田中が打線を活性化させた。1回に坂倉の2点打で先制した後、2回に一塁線を破る二塁打で追加点を呼び込んだ。3回は1死一、三塁から高梨の浮いたスライダーを引っ張り右翼席へ3号3ラン。流れを引き寄せた。「チャンスだったので高めに来たら振ろうと思っていました」。5回の中前打でサイクル安打に王手をかけるも、8回は二ゴロに。それでも10月16日中日戦以来3年ぶり猛打賞で打線をけん引した。チームは勝率5割復帰。新井監督も「頼もしいですね」とたたえた。プロ初先発の黒原は4回途中降板となった。1回に招いた無死一、二塁のピンチは2三振などでヤクルト中軸を封じた。攻撃の流れをつくり大量援護をもらうと、3回までは無失点。だが、4回に1死から1四球を挟み4安打を集中され、3点を失い降板となった。初勝利はならなかったが「緊張もありましたけど、今日で感覚や雰囲気は分かったので、その経験は次に生かしていきたい」と前を向いた。広島坂倉(1回2死満塁から決勝打となる右前2点適時打)「得点圏打てないので、積極的に行きました。空振りでもいいのでという気持ちで行きました」広島島内(6回途中からの1回1/3を無失点で3年ぶり白星)「マツダ(スタジアム)は初めてです。だいぶ時間がかかりました。自分が勝ち投手だとは思っていなくて。うれしいです」

◆10年目のヤクルト・西浦直亨内野手(32)が今季初めて1軍昇格し「何とかチームの力になれるように頑張りたい」と気合を入れた。イースタンでは19試合に出場し、打率・310、2本塁打、11打点で「1軍でしっかり自分のプレーができるように準備してきました」。自己ワーストの出場6試合にとどまった昨季から、巻き返しを期す。

◆27日のヤクルト戦に先発する森下暢仁投手(25)がキャッチボールなどで汗を流した。今季初の燕打線との対戦へ「試合に入って(捕手と)コミュニケーション取りながらやっていきたい」と意気込んだ。前回20日の阪神戦(甲子園)はサヨナラ打を浴び黒星を喫したが、8回2/3を6安打1失点と奮投した。昨秋に受けた右肘手術から復帰した今季もここまで3試合で0勝1敗、防御率2・18とさすがの安定感を見せている。

◆ヤクルト・高梨裕稔投手(31)が今季最短となる3回7安打6失点で降板。先発の役目を果たすことはできなかった。一回は2死二塁から、マクブルームに死球、西川に四球を与えて満塁とし、坂倉に先制の右前2点打とされた。二回は、2死一、三塁から秋山に右前適時打を浴びて3点目を献上。三回は1死一、三塁から田中に右翼席への3号3ランを被弾した。前日25日には「ここまでチームに貢献できていないので、なんとかチームに流れをもって来られるような投球ができれば一番いいと思いますし、本当に一人一人しっかりと抑えていって、それでチームの勝ちにつながればいいと思います」と意気込んでいたが、今季5度目の登板でも初勝利はならず。なかなか勝ち星が遠い。

◆今季初昇格を果たしたヤクルト・西浦直亨内野手(32)が、6点を追う四回1死一、二塁から代打で初出場し、中前適時打を放った。「追い込まれていたので、何とかしたいという気持ちで食らいついて打ちました」広島の先発左腕・黒原の直球をはじき返すと、打球は二塁手・菊池のグラブをはじいて中前に転がった。イースタン・リーグでは19試合に出場し、打率・310、2本塁打、11打点で「1軍でしっかり自分のプレーができるように準備してきました」。自己ワーストの出場6試合にとどまった昨季から、巻き返しを期す。

◆ヤクルトのドミンゴ・サンタナ外野手(30)が、1点を返して5点差とした四回1死満塁から左前への2点打を放った。広島の先発左腕・黒原が投じた高めの直球を振り抜き「フルカウントだったので、ゾーンを上げてコンパクトに打ちました」。5月9日の阪神戦(甲子園)で村上から5号ソロを放って以来、14戦ぶりの打点を記録した。一回には左前打を放ち、7試合連続安打、17試合連続出塁を記録。好調を維持している。

◆ヤクルト・太田賢吾内野手(26)が「1番・中堅」で先発し、今季初の猛打賞(1試合3安打以上)を記録した。一回、先頭では初球の直球を中前打とし、四回1死一、二塁の第3打席では一塁内野安打を放ち好機を拡大。六回先頭では、代わったばかりの左腕・戸根から中前打とした。この日、塩見が下半身のコンディション不良で出場選手登録を抹消された。オフシーズンの自主トレをともに行う先輩の代わりにスタメンに名を連ね、昨年6月2日のロッテ戦(神宮)以来となる猛打賞。見事に起用に応えた。

◆広島が勝率5割復帰。一回に坂倉の2点打で先制し、二回に秋山の適時打、三回に田中の3ランで加点した。4番手の島内が3年ぶりの白星。ヤクルトは高梨の乱調による序盤の大量失点が重く、4年ぶりの8連敗(1分けを挟む)。

◆ヤクルト・山田哲人内野手が四回の守備から退いた。高津監督は「ちょっと下半身に張りがあるということで」と説明した。27日以降の出場は様子を見て決める。塩見が出場選手登録を外れた中、さらに山田まで打線から抜けることになれば、8連敗中のチームにとって大きな痛手となる。(マツダ)

◆広島・田中広輔が3―0の三回に3号3ランを放った。1死一、三塁で高めに浮いた高梨の変化球を右越えへ。五回までに2点差に迫られただけに貴重な一打となったが「その後の5イニングは得点できていないので、チーム全体で何とか点を取れるようにやっていけたら」と浮かれることはなかった。19日以来の先発で3年ぶりの1試合3安打をマーク。「出た試合では何とかチームのためにという思いで打席に立っている」と必死の姿勢を示した。

◆ヤクルトは広島7回戦(マツダ)に4―6で敗れ、1分けを挟んで8連敗となった。先発した高梨裕稔投手(31)が3回7安打6失点と試合をつくれず。打線は今季初昇格した西浦直亨内野手(32)が途中出場で2安打1打点をマークし存在感を見せたが、あと一歩及ばなかった。試合後の高津臣吾監督(54)の主な一問一答は以下の通り。――4―6の九回、(2死二、三塁の好機をつくり)一打同点までいった「多少の粘りは見せられたのかなと思いますね。2アウトからだったので非常に難しかったですけども」――序盤の6失点が大きかった「(言葉をなくし)ちょっとコメントができないですね。あのー、はい。コメントがないですね」――攻撃面は「ヒットもよくでましたし、(今まで)得点圏でなかなか1本出なかったのが、1本出て、2本出て、というふうになってきたので、今日に関してはまあよかったかなと。西浦も上がってきて、太田もすぐスタメンでああやってこたえ(3安打)を出してくれたのでよかったと思います」――山田が四回の守備から退いた「ちょっと下半身に張りがあるということで、はい」――明日以降は「明日になってみないとわからないですね、はい」――ケガ人が出ている状況でも粘りのある戦いができている「ピッチャーがこういう状況なので、なかなか打つ方もいい連鎖というか、歯車というか、うまくかみ合わないのが正直なところですね。あんまり弱音を吐くのも好きじゃないですし、強がりを言ってもしようがないんですけれども、できることをできるメンバーで、今いるメンバーでしっかり戦う、それしかないと思います」

◆両軍合わせて23安打の打ち合いを制した。広島は逃げ切り成功で勝率5割復帰。「全員野球」で勝利をつかみ、新井監督は満足げだ。「野手も点を取ってくれましたし、後からいったピッチャーもしっかり頑張ってくれた」一回に坂倉が右前へ2点打を放つと、打線は三回までに6点をリード。プロ初先発の黒原は3回?7安打3失点と苦しみながらもなんとか粘り、大道、戸根、島内、ターリー、矢崎のリレーで2点差を守り抜いた。とりわけ輝きを放ったのが「8番・遊撃」で6試合ぶりにスタメンに入り、3-0の三回に3号3ランを放った田中だ。二回には右翼線二塁打、五回にも中前打を放って自身3年ぶりの猛打賞。三塁打が出ればサイクル安打という期待がかかった八回は二ゴロに倒れたが、新井監督も「たまのスタメンで勝利に貢献してくれる。本当に頼りになる」と絶賛だ。正遊撃手として2016~18年のリーグ3連覇に貢献した田中だが、昨季は不振で出場41試合にとどまった。春季キャンプでは打力向上に取り組み、新井監督と秋山から「引っ張って強く打つ」よう助言を受けた。4月16日のヤクルト戦(マツダ)では4年ぶりの満塁本塁打を放つなど、出場29試合で打率・218ながら3本塁打、9打点とパンチ力を示している。田中は「出た試合では何とかチームのためにという思いで打席に立っている」と必死で一戦一戦を戦う。開幕カードで3連敗したヤクルトに4連勝を飾り、3位の巨人に0・5ゲーム差。優勝の味を知る33歳のベテランが、新井カープを押し上げる。(柏村翔)

◆ヤクルトは4―6で敗れ、1分けを挟んで8連敗となった。先発投手が役割を果たせず、高津臣吾監督(54)は険しい表情だった。「ヨーイドンからあの点差ですから、非常に難しい展開。投手がこういう状況なのでなかなか打つ方もかみ合わない」先発高梨が3回7安打6失点の乱調。打線は中盤以降つながりを見せ反撃したが、序盤のビハインドが重くのしかかった。この日、今季初昇格した10年目の西浦が途中出場で2安打1打点。1番に起用された太田が3安打を放つなど伏兵の活躍が光ったが、追いつくまでは至らなかった。8連敗はセ・リーグワーストに並ぶ16連敗を喫した2019年5-6月以来、4年ぶりの屈辱。27日にヤクルトが敗れ、首位・阪神が勝利すると自力優勝の可能性が消滅する。この日、塩見が下半身のコンディション不良で登録を抹消され、主将の山田も下半身の張りで四回の守備から退いた。体調不良による離脱者も相次ぐ苦しい状況だが、指揮官は「(山田は)ちょっと下半身に張りがあるということで。できることを、できるメンバーでしっかり戦うしかないと思う」と懸命に前を向いた。(箭内桃子)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
29141 0.674
(↑0.007)
-
(-)
99182
(+2)
128
(+1)
25
(-)
23
(-)
0.254
(-)
2.700
(↑0.04)
2
(-)
DeNA
23181 0.561
(↓0.014)
5
(↓1)
101173
(-)
162
(+1)
41
(-)
8
(-)
0.264
(↓0.003)
3.660
(↑0.06)
3
(-)
巨人
23220 0.511
(↓0.012)
7
(↓1)
98174
(+1)
188
(+2)
50
(-)
11
(+1)
0.252
(↓0.001)
4.060
(↑0.04)
4
(-)
広島
22220 0.500
(↑0.012)
7.5
(-)
99158
(+6)
154
(+4)
32
(+1)
19
(+1)
0.249
(↑0.001
3.180
(↓0.02)
5
(-)
ヤクルト
17262 0.395
(↓0.01)
12
(↓1)
98158
(+4)
188
(+6)
42
(-)
27
(-)
0.230
(↑0.002
3.820
(↓0.06)
6
(-)
中日
16280 0.364
(↑0.015)
13.5
(-)
99119
(+1)
144
(-)
16
(+1)
10
(+1)
0.239
(↓0.001)
2.910
(↑0.07)