巨人(☆1対0★)DeNA =リーグ戦9回戦(2023.05.24)・東京ドーム=
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DeNA
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巨人
01000000X1601
勝利投手:戸郷 翔征(5勝1敗0S)
敗戦投手:石田 健大(2勝2敗0S)

本塁打
【巨人】岡本 和真(9号・2回裏ソロ)

  DAZN
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◆巨人が投手戦を制した。巨人は2回裏、岡本和のソロが飛び出し、先制に成功する。投げては、先発・戸郷が9回5安打無失点の快投。虎の子の1点を守り抜き、今季初完封で5勝目をマークした。敗れたDeNAは、先発・石田が力投を見せるも、打線がつながりを欠いた。

◆巨人戸郷翔征の先発試合は女房役の大城卓三がよく打つ。戸郷先発試合の大城卓は7試合で26打数12安打、2本塁打、5打点、打率4割6分2厘。4月4日のDeNA戦は3打数0安打だったが、11日阪神戦から6試合続けて安打を記録中。特に最近2試合は5月9日DeNA戦で1本塁打含む4安打、16日ヤクルト戦で3安打と、戸郷の白星に大きく貢献している。

◆DeNA三浦大輔監督(49)が24日、巨人戦の試合前取材に応じ、23日の同戦で打球が右腕に直撃した平良拳太郎投手(27)について、一夜明けの状況を説明した。この日の試合前練習前に会話し「元気にしてましたよ。幸い、当たり所もね。問題なく、あの後も投げてましたし、元気そうで『大丈夫です』って言ってましたからね」と話した。この日に出場選手登録を抹消されたが、打球が直撃した影響ではなく、先発ローテーションの関係で「問題ないです。大丈夫です」と話した。この日、先発する石田が登録された。平良は1回1死、巨人丸の打球が右腕に当たったが、続投を志願。7回無失点でプロ10年目で古巣の本拠地東京ドームでの初勝利を挙げた。

◆巨人吉川尚輝内野手(28)が3試合ぶりにスタメン復帰した。「1番二塁」で起用。21日中日戦で、死球を受けた影響で2試合連続ベンチスタートだった。前日23日は代打で出場していた。先発の戸郷は今季5勝目をかけ登板。戸郷先発試合では、女房役の大城卓が7試合で26打数12安打、2本塁打、5打点、打率4割6分2厘と大当たり。バッテリーで連敗を阻止する。

◆DeNAタイラー・オースティン外野手(31)が、巨人戦に「5番一塁」で今季初めてスタメンに名を連ねた。昨年10月に右肘内側側副靱帯(じんたい)修復術を受け、今季は開幕からファームで慎重に調整。イースタン・リーグ7試合に出場し、18日の広島戦から1軍に昇格した。試合前時点で代打で4打席に立ち、4打数無安打3三振だが、3戦2敗の巨人戸郷攻略に向け、スタメンで起用された。

◆巨人の4番・岡本和真内野手(26)が、3試合連発となる9号先制ソロを放った。2回先頭の打席で、DeNA石田の外角やや低めへの初球、143キロの直球を左翼席上段へアーチを描いた。前夜の9回に続き2打席連発で、3試合連続の1発は「先頭だったので塁に出ることを考えていました。ホームランになって先制できて良かったです。根性100%!」と気持ちで運んだ。9本はDeNA宮崎と並び本塁打ランクトップとなった。

◆/今日は笑顔のホームラン\4番・岡本和真の先制弾3試合連続の一発は9号弾?#プロ野球(2023/5/24)??巨人×DeNA??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #giants pic.twitter.com/E1mwO0b4MC

◆巨人吉川尚輝内野手(28)がファインプレーで先発戸郷を助けた。4回2死。DeNA桑原の中前に抜けようかという打球に、吉川が素早く反応した。横っ跳びでキャッチすると、深い位置から素早く一塁に正確な送球。アウトをもぎ取った。SNSでは「残念そこは吉川尚輝」「尚輝たまらん」「吉川尚輝さん敵だけど、かっこ良すぎた...。なんだ今のプレー...。」など絶賛の声が相次いだ。3試合ぶりのスタメン復帰で、持ち味の広い守備範囲を見せ、ファンを沸かせた。

◆巨人秋広優人内野手が、でかすぎるジャンピングキャッチで、ファンをざわつかせた。6回2死、DeNA宮崎の打球は右翼フェンス上部へ高く飛んでいった。身長2メートルの右翼・秋広はジャンプしながら悠々?捕球。球界最長身長ならではのキャッチに、スタンドから大歓声が起こり、秋広も照れ笑い。投手の戸郷もベンチ前で笑顔で出迎えた。SNS上でも「秋広でかすぎる」「秋広以外誰もとれないよ」「秋広のアレが届くのズルすぎるだろw」と驚きの声が上がり騒然とした。

◆DeNAは巨人戸郷翔征に完封負けで連勝が4でストップし、首位阪神と3差に広がった。天敵攻略に向け、オースティンを「5番一塁」で今季初スタメン起用。21年10月5日阪神戦以来の先発だったが、3打数無安打と沈黙した。中軸が10打数無安打に封じられ、対戸郷は4戦3敗。三浦監督は「フォークもそうですし、うまく散らしながらね。何とかしようとしたが、点が取れなかった」と唇をかんだ。▽DeNA石田(7回1失点の好投も打線の援護がなく、今季2敗目)「粘りの投球はできたと思いますが、守備の時間が長くなって攻撃のリズムを作れなかったことは反省点です」▽DeNAオースティン(今季初スタメンも無安打)「何とか貢献したかったですけど、残念です。(戸郷は)今日はどの球も素晴らしかった」

◆巨人がDeNAに勝利し、再び貯金を1とした。2回に4番・岡本和が3試合連発となる9号先制ソロを放った。DeNA石田の初球、外角やや低めへの143キロの直球を左翼席上段まで運んだ。前夜の9回に続く2打席連発となった。この1点を守り切った。先発戸郷翔征が今季初完封を飾り、リーグトップタイとなる5勝目をマークした。ストライク先行の投球で、DeNA打線を封じた。右翼・秋広がフェンス際の打球を身長2メートルのでかすぎるジャンピングキャッチを見せ、二塁・吉川が中前に抜けそうな打球を横っ跳びのファインプレーなどバックも盛り立てた。チームは今季3度目の0封勝ちとなった。戸郷がプロ入り2度目の完封勝ち。この日は与えた四死球が0で、得点が岡本和の本塁打による1点だけ。戸郷にとって「無四死球完封勝ち」と「1-0完封勝ち」はともに初めて。巨人で1-0完封勝ちの投手は20年8月18日菅野以来だが、前回も1点は4番岡本和のソロアーチ(岡本和の1-0本塁打もこの時以来2本目)。巨人で4番のソロアーチだけで1-0完封勝ちした投手は菅野以来8人、9度目だった。

◆巨人が超・強力打線の準備を進めている。DeNAに今季初の"1-0完封勝利"を飾った。試合後の囲み取材で原辰徳監督(64)は「明日から合流して、そして戦いの一団に戻るということは伝えておきます」と右太もも肉離れで離脱中の中田翔が25日から1軍に復帰することを明言した。さらに、試合前には中田翔が不在の間に一塁に入っている岡本和真が左翼の守備練習をしていたことについては「明日、楽しみに、そこはね。何でもかんでも答えるのもね」と不敵に笑った。一時は最下位に沈み苦しんだが、借金を完済し貯金生活に転じた。指揮官は「全体的に打線は上がってきていると思います。守備というものも門脇が三塁に入ったことでチーム全体で守りのリズムを攻撃にというチームになってきているなと思いますね」と話した。一塁中田翔、左翼岡本和に坂本勇人、丸、秋広が連なり、門脇、吉川、中山らも加わっていく。上昇機運の打線に中田翔が復帰する。反撃体制が整ってきた。

◆巨人岡本和真内野手(26)が"キング弾"で勝負を決めた。2回にDeNA石田から3戦連発でリーグトップに並ぶ9号ソロを左翼席上段に放り込んだ。3試合連続本塁打は18年から6年連続8度目。主砲の1発にエース戸郷翔征投手(23)も127球を投げ抜いて、今季チーム初完封で呼応。25日からは右太もも裏肉離れで離脱していた中田翔内野手(34)の1軍復帰も決定した。再び貯金1に積み上げ、上昇機運が一気に高まってきた。スラッガーとは不思議なものだ。打つときは打つ。岡本和はそんなゾーンに入っていた。2回先頭の打席。DeNA石田の初球は外角やや低めの直球だった。左翼席上段へ9号先制ソロ弾。敗れた前夜の9回、完封負けを阻止する1発から2打席連続で、6年連続となる3試合連発弾に、岡本和は「今日は今日でやっているので、ホームランになってよかったです」。この虎の子の1点で、チームは1日で再び貯金生活に戻った。新主将が困難を一手に背負い、攻守で屋台骨を支えた。5番で一塁の中田翔が、4日ヤクルト戦で右太もも裏肉離れを負い離脱。代わって一塁に入り、三塁・門脇の新オプションが生まれた。クリーンアップの一角が不在の間、岡本和1人で15試合5本塁打12打点と量産。9本塁打はDeNA宮崎、牧とリーグトップで並んだ。守備位置が変わっても、打率はほぼ変わることなく3割台をキープし続けたのは、チームが勝つための最善かつ最強の策だった。中田が負傷した翌5日、試合前の声出しで長野がいった。「一番悔しいのは翔だと思う。いい順位につけて、帰ってこられるように待ちましょう!」。これがチームの総意だった。この間にチームは3位に浮上。交流戦前、リーグ上位のDeNA、阪神との直接対決6連戦を1勝1敗として、25日から中田翔が1軍に戻ってくる。岡本和は「今いいチーム状態になってきてますし、その中でまた中田さんが帰ってくるので、今週さらに心強いと思います」と、少しだけ肩の荷を下ろした。試合前練習では、左翼の位置で守備練習を行った。左翼での出場の可能性に「いろいろ起きそうですからね」とニヤリ。「もうちょっと上げられると思うので、1打席1打席やっていきたいと思います」。ピンチをしのげば波は倍。今季の巨人は戦いながら強くなっていく。【栗田成芳】

◆巨人戸郷翔征投手(23)がアップデートを遂げ、今季初の完封勝利を飾った。散発5安打の四死球なしで、リーグトップタイの5勝目となった。3回2死二、三塁が唯一のピンチだったが、首位打者のDeNA宮崎をフォークで三ゴロに仕留めた。ストライク先行で危なげなく、自身2度目の完封となった。「ニュー戸郷というのができたのかな。これからもっといろんな引き出しを作っていけたら」と語った。スライダーを今までより多投し、投球の幅が広がった。直球、フォークに加わる大きな武器に。昨季、今季と投げていなかったカットボールも1球試した。4回2死から桑原への初球で高めに抜けたが「これから使える球に」と糧にした。WBC以降、直球の出力不足で模索していた中、投球術に磨きがかかった。球団で1-0の完封は20年8月18日阪神戦の菅野以来。原監督からも「比較的多い球種を投げていた。新しい翔征だなという感じ」とたたえられた。

◆DeNAは、天敵の巨人戸郷の攻略に向け、大砲のタイラー・オースティン外野手(31)を今季初のスタメン起用したが、不発に終わった。オースティンは昨年10月に右肘内側側副靱帯(じんたい)修復術を受け、今季は開幕からファームで慎重に調整。イースタン・リーグ7試合に出場し、18日の広島戦から1軍に昇格し、21年10月5日の阪神戦以来の先発だったが、3打数無安打に終わった。試合後、オースティンは「久しぶりのスタメンで緊張した。ベストを尽くし、何とかチームに貢献したかったですけど、残念です。(戸郷は)今日はどの球も素晴らしかった」と悔しさをにじませた。オースティンのスタメン起用について、三浦大輔監督(49)は「(複数の)打席に立つっていうのもありますし、ソトも休ませるところも作らないといけないですし、このタイミングかなと思って、今日いきました」と説明した。

◆DeNAは戸郷に完封負けで連勝が4でストップし、首位阪神と3差に広がった。天敵攻略に向け、オースティンを「5番一塁」で今季初スタメン起用。21年10月5日阪神戦以来の先発だったが、3打数無安打と沈黙した。中軸が10打数無安打に封じられ、対戸郷は4戦3敗。三浦監督は「フォークもそうですし、うまく散らしながらね。何とかしようとしたが、点が取れなかった」と唇をかんだ。18日に体調不良を訴え、特例2023で抹消された大和が、25日の巨人戦から合流する可能性が浮上した。

◆巨人は吉川尚輝内野手(28)が3試合ぶりに「1番・二塁」の定位置に戻った。17日のヤクルト戦(神宮)の九回に脚に死球を受けたことによる脚の張りのため、過去2試合はベンチスタートとなっていた。戸郷はリーグトップタイの5勝目を狙う。

◆巨人・岡本和真内野手(26)が3試合連続の9号ソロを放った。二回先頭でDeNA・石田が投じた初球、143キロの直球を完璧に捉え、左翼席上段に突き刺した。前日23日の九回に放った8号ソロに続き2打席連続の一発で、リーグトップの宮崎、牧(ともにDeNA)に並んだ。主砲が5月に入ってから7本目となるアーチで先発の戸郷に援護点をプレゼントした。

◆最高到達点キャッチ?! 巨人が誇る202センチの長身、秋広優人内野手(20)が右翼守備で〝超ハイジャンプ〟を見せた。1点リードの六回2死、宮崎が放った打球は右翼フェンス上部に向かって伸びた。右翼手の秋広は、フェンス際まで走り、タイミングよくジャンプ。左腕をいっぱいに伸ばしてグラブに収めた。長身を生かしたプレーに東京ドームのスタンドからはどよめきが起こった。大型ビジョンでリプレーが流されると、再び大きく歓声が起きた。

◆巨人・山崎伊織投手(24)が25日のDeNA戦に先発する。前回17日のヤクルト戦(神宮)では7回5安打1失点で3勝目を挙げた。3試合連続でクオリティースタート(6回以上を自責点3以下)を達成するなど自身2連勝中。今季2戦2勝と好相性のDeNAから4勝目を狙う右腕は「しっかり両サイド使って、自分のいつも通りの投球をできるように」と気を引き締めた。

◆前日のデジャビュ(既視感)のような当たりが、左翼席上段に一直線で伸びた。巨人・岡本和真内野手(26)が日をまたいでの2打席連発となる9号ソロを放った。「先頭だったので塁に出ることを考えていた。ホームランになって先制できて良かった。根性100%」0-0の二回先頭。DeNA・石田が投じた初球、143キロの直球を一閃。打球速度172キロ、飛距離123メートルの特大弾をかっ飛ばした。前日23日の九回に放った8号ソロに続く一発で貴重な先制点をもぎとった。21日の中日戦(東京ドーム)から3試合連続本塁打となり、量産体制に入ってきた。5月に入ってから7本塁打をマーク。5年連続30本塁打、2020、21年には2年連続で本塁打、打点の2冠に輝いている主砲のバットが波に乗ってきた。有言実行の活躍だ。今年1月。主将として迎える今季の抱負を、自身に言い聞かせるように力強く言い放った。「今年の僕は多分めちゃくちゃ打つと思います」試合前までチームトップの打率・308、8本塁打、22打点。宣言通りの活躍で打線を牽引(けんいん)している。WBC日本代表として世界一に輝いた右打者が思い描くのは「打率・300、40本、100打点」。背番号25が目標の数字に向けて打ちまくる。チームも完封勝利を飾った。(樋口航)

◆DeNAは巨人・戸郷の前に零封負けを喫し、連勝は4で止まったが、先発の石田の好投が光った。日に日に増すチームの勢いに乗るように気持ちよく腕を振った。石田は二回に岡本和に先制ソロを被弾したものの、テンポよくストライクゾーンで勝負し、7回6安打1失点の好投を見せた。「(前回登板までは)バランスがあまりよくなかったが、そこは調整してきました」と話していた左腕。前回17日の広島戦(横浜)では5回7安打4失点。本調子といえる投球ではなかったが、チームは連敗を6で止めた。先発投手陣としても5試合ぶりに5回に到達するなど負の連鎖に飲み込まれず、チームに光明が差した。同日から23日まで1分けを挟んで4連勝と再びチームは上向き始めており、右肩上がりの曲線はさらに角度が上がる可能性がある。三浦監督は23日に26日からの中日3連戦(バンテリンドーム)で先発ローテーションの再編を明言。「ガゼルマン、バウアー、大貫でいきます。今永は今週投げません」と説明し、2軍登板を経て先発するバウアーと2軍調整を経て、1軍復帰する大貫が顔をそろえる。2戦連続で苦しい投球が続くエース今永は、30日に開幕する交流戦での登板になりそうだ。適切な登板間隔を与えながら、余裕あるローテーションを組むDeNA。気温の上昇とともに、貯金を増やしたい。

◆巨人は戸郷が今季初完封でリーグトップタイの5勝目を挙げた。無四球で5安打に抑え、二回に岡本和の3試合連続本塁打となる9号で得た1点を守り抜いた。DeNAは好投の石田を打線が援護できず、連勝が4で止まった。

◆右太もも裏の肉離れで離脱した巨人・中田翔内野手(34)について原辰徳監督(64)が試合後に言及。「明日から合流して、そして戦いの一団に戻るということは伝えておきます」と、25日のDeNA戦から1軍に合流させることを明言した。この日は独立リーグ交流戦、BC埼玉武蔵戦(ジャイアンツ球場)で実戦復帰し、3打席で2四死球、1打数無安打。「怖さはあるものの、今できる範囲ではやれた」と回復をアピールしていた。中田翔は今季は開幕から好調で7本塁打、15打点をマークしていたが、4日の試合の走塁で負傷し、5日からファームで調整していた。

◆巨人の救援陣が、粋なサプライズ演出を見せた。チームにとって今季初の完封勝利でリーグトップタイの5勝目を挙げた戸郷翔征投手(23)がお立ち台でヒーローインタビューを受けた際、三塁ベンチに救援8投手が集結。整列し、戸郷に向かって笑顔で拍手や声援を送った。大喜びの左腕、高梨らの姿はバックスクリーンの大型ビジョンにも映し出され、場内は大盛り上がり。頼もしい投手キャプテンと、チームワーク抜群の投手陣が見せたパフォーマンスがG党を楽しませた。

◆巨人・戸郷翔征投手(23)が、今季チーム初の完封勝利でリーグトップタイの5勝目を挙げた。?巨人・戸郷が今季チーム初の無失点完投勝利。巨人投手が完封勝利を挙げたのは、戸郷が昨年7月12日(○4-0、甲子園)に記録して以来。?スコア1-0の完封は、2020年8月18日の菅野智之(対阪神、東京ドーム)以来3年ぶり。23歳1カ月以下でマークしたのは、1995年7月9日の河原純一(22歳5カ月、対阪神、東京ドーム)以来28年ぶり。

◆巨人・岡本和真内野手(26)が24日、DeNA9回戦(東京ドーム)の二回に3試合連発となる決勝の9号ソロ。1-0で勝ち、2位・DeNAに3ゲーム差と迫った。投打の新リーダーで勝利を決めた。4番・岡本和が二回、石田の初球を左翼席上段へ運ぶ飛距離123メートルの豪快弾。リーグトップタイの9号ソロで3試合連続本塁打をマークした。「いつも良い投球をしてチームを助けてくれている。(戸郷を)援護したかったけど、1点では苦しかったと思う。感謝したい」戸郷と2人で上がったお立ち台。主将は野手を代表して、4学年下の投手主将をたたえた。最近7試合で4本塁打、8打点。好調は止まらない。5日に中田翔が故障離脱して以降は本職の三塁ではなく、WBC日本代表でも守った一塁に回った。中田翔が25日に復帰するため、岡本和は試合前に左翼守備も確認した。「そこ(起用法)は明日、楽しみに」と原監督は不敵な笑み。三塁・門脇の起用を継続し、左翼に岡本和が入る可能性が浮上した。

◆柱としての意地を見せた。巨人・戸郷翔征投手(23)が24日、DeNA9回戦(東京ドーム)で5安打に抑えて今季初完封。127球の熱投でリーグトップタイの5勝目をマークした。主砲の岡本和真内野手(26)は二回に3試合連発となる決勝の9号ソロ。リーグ3位のチームは投打の主軸が活躍して1-0で勝ち、2位・DeNAに3ゲーム差と迫った。若き投手主将の思いは仲間たちにも届いた。戸郷がヒーローインタビューに臨むと、ロッカールームに引き揚げたはずの救援陣がベンチ内に整列し、拍手を送った。岡本和と登壇したお立ち台から見る異例の光景。戸郷は照れながらも充実感に浸った。「めっちゃびっくり。喜んでくれていたので、それだけでよかった。久々の本拠地だったので〝完封してやるぞ〟という気持ちだった」柱としての自覚が投球ににじみ出た。八回を投げ終えて111球。1-0の九回も続投し、1番・佐野から始まる打順を三者凡退で締めた。127球の力投。昨年7月以来自身2度目の完封を5安打無四球で成し遂げ、阪神・大竹に並ぶリーグトップの5勝目をマーク。好守で助けられた野手への「いい恩返しになったかな」と安堵した。

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
27141 0.659
(↑0.009)
-
(-)
101173
(+6)
123
(+5)
22
(-)
22
(-)
0.254
(↑0.002)
2.710
(↓0.05)
2
(-)
DeNA
23161 0.590
(↓0.015)
3
(↓1)
103169
(-)
156
(+1)
39
(-)
8
(-)
0.267
(↓0.002)
3.680
(↑0.06)
3
(-)
巨人
22210 0.512
(↑0.012)
6
(-)
100168
(+1)
182
(-)
49
(+1)
10
(+1)
0.250
(-)
4.100
(↑0.1)
4
(-)
広島
21210 0.500
(↑0.012)
6.5
(-)
101150
(+6)
142
(+2)
31
(+2)
17
(-)
0.248
(-)
3.120
(↑0.05)
5
(-)
ヤクルト
17242 0.415
(↓0.01)
10
(↓1)
100150
(+5)
175
(+6)
41
(-)
27
(-)
0.229
(↑0.001)
3.690
(↓0.03)
6
(-)
中日
14280 0.333
(↓0.008)
13.5
(↓1)
101110
(+2)
142
(+6)
13
(-)
9
(-)
0.239
(-)
3.000
(↓0.06)