1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 3 | 8 | 0 | 0 |
広島 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 0 | 1 |
勝利投手:福谷 浩司(3勝2敗0S) (セーブ:マルティネス(0勝1敗11S)) 敗戦投手:大瀬良 大地(2勝3敗0S) 本塁打 |
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◆中日が連敗を7で止めた。中日は1点を追う6回表、大島の適時打で同点とする。続く7回には細川が2点適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功した。投げては、先発・福谷が6回4安打1失点の好投で今季3勝目。敗れた広島は、打線が中盤以降の好機を生かせなかった。
◆右肘炎症で中10日の間隔を空けて先発した広島大瀬良大地投手が、1点リードを守れずに3敗目を喫した。5回まで2安打無失点も、6回に安打と野選から同点に追いつかれた。7回は2死走者なしから連打後、3番細川に勝ち越し2点二塁打を浴びた。3連打はいずれも浮いた球を痛打された。「最後のところは甘く、高くなってしまった。やっぱり悔いが残る。悔しい」。逆転負けで借金生活となった。
◆広島が中日に逆転負けを喫して、9日以来の借金生活となった。5回まで2安打無失点の大瀬良は6回に安打と野選から同点に追いつかれる。7回は2死走者なしから3連打で2点を勝ち越された。打線は2回に林の右翼パフォーマンスシートの看板を直撃する特大弾で先制するも、その後は追加点を奪えなかった。試合後の新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。-大瀬良投手は中盤までは無失点投球を続けていたが...新井監督 いいボールが行っていたと思うし、しっかりゲームをつくってくれたと思います。-同点の7回は2死走者なしから2失点新井監督 それも野球だから。点を取られるまでは大地に任せたというこちらの判断。それも野球だと思う。でも、しっかりとゲームをつくってくれたなと思います。-2回に林選手が今季1号ソロ新井監督 大きかったね。すごく大きな本塁打だった、完璧に捉えて。次の打席も3-1からのレフトフライも、レフトフライだけど紙一重のいいスイングだったと思う。最終回のマルティネスにもナイスバッティングだったと思う。中村貴浩にしても初ヒットを打って、2人ともいいものを見せてくれたなと思います。-3回以降、2点目を取れなかった新井監督 そうですね。チャンスをつくって、いい感じで捉えているんだけど、(打球が野手の)正面に行ったり、取られたりという形だった。結果的に追加点を取れなかったけど、そこまでチャンスをつくれているし、内容的に見ても捉えているけど取られたというのが何度か見られたので、そこはまた明日ということで。-レギュラー格の調子を見極めながら、思い切りのいい若手をどう組み合わせていくか新井監督 そこは相手投手との兼ね合いを見ながら。いつも言っているように、ベテランと中堅と若手と外国人選手、そこがうまくバランス良くかみ合ってくれば、またいいものをお見せできると思うので、そこは明日以降、期待したいなと思います。
◆中日福谷浩司投手が6回4安打1失点で3勝目を挙げた。2回林に先制1号ソロを被弾したものの、その後は打線を切断。前回16日阪神戦(豊橋)は5回11安打5失点で降板した雪辱を果たした。「前の試合がキャリアラストになったらイヤだなと。やることはやったと思えるように投げた」。チームの7連敗を止める3試合ぶり白星に胸を張った。
◆中日細川成也外野手のバットが連敗を7でストップさせた。1-1ので迎えた7回2死一、二塁。広島大瀬良の1ストライクから102球目134キロのカットボールを見逃さなかった。打球は左中間を抜ける勝ち越しの2点二塁打。チームを長いトンネルから救った。「大瀬良さんはカットボールが一番いい。そこはしっかり頭に入れて打った」表情は自然とほころんだ。昨オフに始まった現役ドラフトでDeNAから移籍。6試合連続安打を継続し、打率3割2部4厘は、リーグ5位にランクインされる。「ここまで試合に出続けることはなかった。本当にうれしい。ここから食らいつきたい」。7連敗中は全試合で先制され逃げ切られた。逆転勝利で連敗はストップ。立浪監督は「たくさんの方が応援してくれる。それに応えるのが我々の使命」と、巻き返しへ表情を引き締めた。
◆広島の林が二回に2年ぶりとなる本塁打を放った。先頭打者で高めに浮いたスライダーを振り抜くと、打球は右翼席に大きな放物線を描き「自分のスイングでいい感触で打つことができた」と自賛した。強打が売りで、2021年には10本塁打をマークした22歳の内野手。左肩を負傷したデビッドソンの代役として今月19日に昇格した。九回にも右中間に二塁打を運び「いいイメージを持って、明日(24日)にも臨んでいきたい」と自信を深めた。
◆広島・九里亜蓮投手(31)が先発する24日の9回戦に向けてキャッチボールなどで調整した。「マツダスタジアムで勝てていない(今季2試合に先発も防御率1・59ながら未勝利)。しっかり勝ち切りたい」。前回17日のDeNA戦(横浜)は八回につかまり7回?を8安打7失点(自責6)で黒星を喫したが、ここまで7試合に先発し2勝2敗、防御率2・25と安定している。
◆広島の新人・中村貴浩外野手(23)=九産大=がうれしいプロ初安打を放った。1─0の五回先頭で福谷の5球目の146キロの直球を左前へはじき返し「H」マークを灯した。プロ通算10打席目で飛び出した初安打の記念ボールは中日の計らいで広島側のベンチに戻ってきた。新井監督の同じ名前のの中村貴は育成ドラフト2位で入団し、17日に支配下契約を結んだ。19日の阪神戦(甲子園)でプロ初昇格し即1軍デビュー。背番号は「97」に変わったが、新しいユニホームが間に合わず育成時代の「123」のままプレーを続けている。
◆中日が連敗を7で止めた。0―1の六回に大島の内野安打で追い付き、七回に細川の2点二塁打で勝ち越した。福谷が6回を1失点で3勝目、マルティネスが11セーブ目を挙げた。広島は3連敗。大瀬良は七回途中まで3失点で3敗目。
◆広島の育成出身ルーキー、中村貴浩外野手が五回にプロ初安打を放った。福谷の内角速球を左前にはじき返し「うれしかった。いいところに落ちてくれた」と素直に喜んだ。福岡・九州国際大付高、九産大から育成ドラフト2位で入団。17日に支配下登録を勝ち取った。この夜は背番号97のホーム用ユニホームが間に合わず、育成時の123番を背負ってプレー。「1本出ただけなので、もっと結果を残せるように頑張りたい」と貪欲だった。
◆中日・福谷浩司投手がチームの連敗を止めた。6回を1失点とし、2日以来となる3勝目。粘投で味方の援護を呼び込み「勝って良かった」とほっとしたように話した。「押し込んでいる感じがあった」と手応えがあった直球で攻めた。失点は林に許したソロ本塁打のみ。「楽しみな気持ちでマウンドに上がった」という一戦で落ち着いた投球を披露した。
◆広島は逆転で敗れ、3連敗で20勝21敗となり、借金生活に転落した。1─1の七回に大瀬良が細川に2点二塁打を浴び、決勝点になった。試合後の新井貴浩監督(46)の一問一答は次の通り。ーー大瀬良は6回2/3を投げ、7安打3失点で3敗目(2勝)「いいボールが行っていたと思うし、しっかりゲームを作ってくれたと思います」ーー勝ち越しを許した七回は2死走者なしから3連打「それも野球。点を取られるまでは大地に任せたと、こちらが判断をした」ーー打線は二回に林が右翼の看板に当てる特大の先制ソロ「すごく大きな本塁打だった。完璧にとらえていた。次の打席もレフトフライだけど、紙一重のいいスイングだし、最終回の(R・)マルティネスにもナイスバッティング(二塁打)だったと思う。中村貴浩にしても初ヒットを打った。2人ともいいものを見せてくれたと思います」ーー先制後、追加点を奪えず「結果的に追加点を取れなかったけど、そこまでチャンスを作れている。捉えているけど、捕られたというのが何度か見られた」ーーレギュラーと若手を組み合わせている「相手投手との兼ね合いを見ながらになる。いつも言っているように、ベテランと中堅と若手と外国人選手がうまくバランス良くかみ合ってくれば、またいいものをお見せできると思う。明日以降、期待したいと思います」
◆広島・大瀬良は1─1の七回に勝ち越しの2点二塁打を浴び、6回?を7安打3失点で3敗目(2勝)を喫した。前回登板後に右肘の炎症が判明し、中10日で臨んだマウンドを「最後のところが高くなった。悔いが残る」と振り返った。新井監督は「ゲームを作ってくれた」とエースをフォロー。チームは2週間の遠征を終えて本拠地に戻ってきたが、3連敗で借金生活に転落した。(マツダ)
◆育成D2位の新人で17日に支配下登録された広島・中村貴(九産大)が、プロ初安打を放った。1─0の五回先頭で福谷の直球を左前へ運んだ。プロ通算10打席目での一打で、手元に戻った記念球は「多分、実家に置いておくと思う」と福岡の親にプレゼントする。ただ、2点を追う九回1死二塁で空振り三振を喫したこともあり、「うれしかったけど、最後に打ちたかった」と表情はさえなかった。(マツダ)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
26 | 14 | 1 | 0.650 (↑0.009) | - (-) |
102 | 167 (+6) | 118 (+3) | 22 (+1) | 22 (+2) |
0.252 (-) | 2.660 (↓0.01) |
2 (-) |
DeNA |
23 | 15 | 1 | 0.605 (↑0.01) | 2 (-) |
104 | 169 (+6) | 155 (+3) | 39 (+1) | 8 (-) |
0.269 (-) | 3.740 (↑0.02) |
3 (-) |
巨人 |
21 | 21 | 0 | 0.500 (↓0.012) | 6 (↓1) |
101 | 167 (+3) | 182 (+6) | 48 (+2) | 9 (-) |
0.250 (↓0.002) | 4.200 (↓0.05) |
4 (-) |
広島 |
20 | 21 | 0 | 0.488 (↓0.012) | 6.5 (↓1) |
102 | 144 (+1) | 140 (+3) | 29 (+1) | 17 (-) |
0.248 (↓0.001) | 3.170 (-) |
5 (-) |
ヤクルト |
17 | 23 | 2 | 0.425 (↓0.011) | 9 (↓1) |
101 | 145 (+3) | 169 (+6) | 41 (+1) | 27 (-) |
0.228 (-) | 3.660 (↓0.06) |
6 (-) |
中日 |
14 | 27 | 0 | 0.341 (↑0.016) | 12.5 (-) |
102 | 108 (+3) | 136 (+1) | 13 (-) | 9 (-) |
0.239 (↓0.001) | 2.940 (↑0.05) |
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