1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本ハム | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | 9 | 1 | 2 |
ORIX | 0 | 3 | 2 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | X | 10 | 13 | 0 | 1 |
勝利投手:黒木 優太(1勝2敗0S) 敗戦投手:鈴木 健矢(3勝2敗0S) 本塁打 |
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◆オリックスは2回裏、セデーニョの来日初安打となる適時打などで3点を先制する。その後は、3回に森と西野の適時打、4回には中川圭の3ランが飛び出すなど、中盤までに10得点を挙げた。投げては、4番手・黒木が2回無失点で今季1勝目。敗れた日本ハムは、先発・鈴木が誤算だった。
◆巨人から交換トレードで移籍したオリックス広岡大志内野手(26)が、加入後初めて出場選手登録された。ここまで1軍で練習を続けており、オリックスのユニホームでの初出場はなるか。広岡は今季開幕2軍も、5月5日中日戦で今季1号の先頭打者本塁打を放ち、持ち前のパンチ力を発揮。トレードが決まった際には「ジャイアンツでプレーできたことを誇りに思い、これからの野球人生にしっかり生かせるように頑張ります」とコメントしていた。また、発熱のため「特例2023」で出場選手登録を抹消された山本由伸投手(24)に代わり、代替指名選手として登録されていた竹安大知投手(28)が登録を抹消された。山本に代わり20日の日本ハム戦で急きょ先発し、右肘に違和感を感じ2回途中で降板していた。これに伴い代替選手を変更して黒木優太投手(28)を登録した。村西良太投手(25)も登録を外れた。
◆日本ハムの福田光輝内野手(25)が、母校大阪桐蔭の後輩の前で、プロ初本塁打を放った。5点ビハインドの4回1死二塁、オリックス先発コットンの初球、143キロストレートに反応。打球はぐんぐん伸び、中堅スタンドに吸い込まれた。記念の1号2ランに「ファイターズに来て試合に使ってもらって、地元大阪で打ててマジでうれしいです!」と喜んだ。この日はオリックスの応援で、母校大阪桐蔭の吹奏楽部が演奏を担当。福田光は、守備の間に後輩たちが奏でる美しい響きで気持ちを整え、反撃ののろしとなる1発につなげた。先発起用した新庄剛志監督(51)は「(バッティングは)完璧ですよ。(オリックス先発)コットンの投球フォームというか、あと球種を考えて、福田君の軌道に合うかなと」と理由を説明した。
◆ここ6試合で白星をつかめていないオリックスが、5回までに7試合ぶりの2ケタ安打で、今季初の2ケタ得点を挙げた。先制点をもぎとったのは、19日に支配下登録されたばかりのレアンドロ・セデーニョ内野手(24)だった。2回1死から頓宮、西野の連打でつくった一、三塁のチャンス。2ストライクと追い込まれたところから、外のスライダーをはじき返した。「10打数ノーヒットになるか心配だったけど、早めにヒットを打つことができて、よかったです。めっちゃうれしい!」。打球は中堅深くへと飛んでいき、2人が生還。大きな先制点となった。勢いづいた打線は、この回、小田の右前適時打でさらに1点を追加すると、3回にも森、西野の適時打で2点。4回には中川の3ランが飛び出し、5回も頓宮、西野、セデーニョの連打から2得点。前日まで6試合連続で3点止まり苦しんでいた打線がうそのように、5回までに13安打10得点と打線がつながった。
◆3試合連続マルチ安打と好調のオリックス頓宮裕真捕手(26)が"天井"にまで打ち上げた。7点リードで迎えた7回。先頭で打席に立つと、2ボールから放った打球は、三塁ファウルゾーンへ高々と上がった。しかし、しばらくしても打球は落ちてこない。ボールはドーム球場の天井部分にはまったようで、ルールによりファウルとなり再開。この打席は中飛となった。頓宮は2回の第1打席で右前打を放ち、そこから3連打でチームは先制。5回も追加点の好機をつくる中前打を放ち、好調の打撃を披露していた。
◆オリックス森友哉捕手が、懐かしの母校のブラスバンドの音色に乗った。3点リードの3回1死二塁、日本ハム鈴木の84キロのカーブを左翼へはじき返した。適時三塁打で流れをつかむ大きな追加点。右足部骨挫傷から17日に復帰して以来、初打点となった。この3連戦は「大阪代表 バファローズ高校」のイベントとして開催され、試合前には高校野球でおなじみの吹奏楽部が演奏を披露していた。この日はちょうど、大阪桐蔭のブラスバンドが出演。オリックスの選手の打席でも応援団とともにダイナミックな音色で後押ししていた。大阪桐蔭出身の森は、高校2年時に甲子園春夏連覇を経験。何度も応援されたブラスバンドにこの日も後押しされた。
◆"日本ハム戦隊"の連勝は4で止まった。13日から、新庄剛志監督(51)がプロデュースした赤と黒を基調に真っ赤な大きな襟付きのユニホームを着用。「戦隊ものみたいでかっこいい」「F1レーサーみたい」などとSNSで話題になり、初陣のロッテ戦(エスコンフィールド)は、加藤貴のチーム初完封勝利で幸先いいスタートを切った。17日西武戦(同)では上沢が5年ぶりの完封勝利を挙げるなど先発陣の復調もあり、20日まで4連勝。2カード連続勝ち越しを果たしていたが、限定着用最後となる8戦目を飾ることは、できなかった。新庄監督は「6勝2敗ならもう1度着たい」と再登板への希望を口にしていたが、結果は5勝3敗だった。
◆やっと勝った! オリックスが7試合ぶりの2ケタ安打、今季初の2ケタ得点で、7試合ぶりに白星をつかんだ。先制点をもぎとったのは、19日に支配下登録されたばかりのレアンドロ・セデーニョ内野手(24)だった。2回1死から頓宮、西野の連打でつくった市、三塁のチャンス。2ストライクと追い込まれたところから、外のスライダーをはじき返した。「10打数ノーヒットになるか心配だったけど、早めにヒットを打つことができて、よかったです。めっちゃうれしい!」。打球は中堅深くへと飛んでいき、2人が生還。大きな先制点となった。勢いづいた打線は、この回小田の右前適時打でさらに1点を追加すると、3回にも森、西野の適時打で2点。4回には中川の3ランが飛び出し、5回も頓宮、西野、セデーニョの連打から2得点。前日まで6試合連続で3点止まり苦しんでいた打線がうそのように、5回までに13安打10得点と打線がつながった。
◆日本ハムのドラフト1位、矢沢宏太(22=日体大)が1軍初登板した。6点ビハインドの8回から5番手で登板。先頭の宜保を2ストライクと追い込んでから132キロスライダーで一ゴロ、続く広岡は2ボール2ストライクからスライダーで空振り三振、茶野は1ボールストライクから再び得意のスライダーで空振り三振を奪い、3者凡退に抑えた。投球を見た新庄剛志監督は「良かったね。勝っているゲームで投げさせたかったですけどね。なんなら。キレもあったし。いいもの見せてもらいましたね。緊張する場面でどういうピッチングをしてくれるかっていう。もう1回ぐらい点数に余裕があるときに、今度は勝ちゲームで投げさせてみたいなと思います」と話した。投打二刀流で調整してきた矢沢は今季、野手としては25試合に出場し75打数16安打(1本塁打)、打率2割1分3厘。投手としては2日のイースタン・リーグ西武戦(カーミニーク)で1イニング登板も、1軍での登板はなかった。
◆来日初4番の日本ハムのアレン・ハンソン内野手(30)が、5回2死二塁で右翼線に適時二塁打を放った。代打で決勝打を放った19日オリックス戦に続き出場2戦連続打点に「コンタクトしやすいボールを狙っていた。1回で仕留めることができて良かった」。新庄監督は「少し前まで独立リーグにいて、一生懸命やってたらプロ野球(NPB)でも4番を打てるっていう希望も持てる」と起用の狙いを説明した。
◆日本ハムの福田光輝内野手(25)が地元大阪でプロ初本塁打を放った。5点ビハインドの4回1死二塁、オリックス先発コットンの初球、143キロストレートを中堅スタンドに放り込んだ。「センターが捕るそぶりをしたので力ないなと思ったら入った。両親も来ていたので打てて良かった。ホームランボールを渡したい」と喜んだ。前日20日の練習で新庄監督から「引っ張って大きいの打ってみろ」と背中を押されていた。指揮官の助言に福田光は「最近ちょっと当てに行ったりちっさくなるのがあったので。昨日の練習から強く大きく振るっていう意識でやってたのが(本塁打に)つながったと思う」と感謝した。この日は母校大阪桐蔭の吹奏楽部が来場し、オリックスの応援の演奏を担当。聞き慣れた響きにも「制服が僕らの時から変わってないんで演奏よりそっちが気になってた」。並み居る他のOBに負けじと、自らを売り出していく。
◆日本ハムのドラフト1位、矢沢宏太投手(22)が投手として満点デビューを果たした。オリックス戦(京セラドーム大阪)の8回に中継ぎで1軍初登板。1イニングを2奪三振を含む3者凡退に抑えた。これで外野手としてチームの戦力となっている二刀流ルーキーが、ついに中継ぎ投手としても本格始動。打って守って抑える"矢沢流"の第1歩を踏み出した。投手矢沢が1軍でベールを脱いだ。開幕2戦目に外野手矢沢での初出場に続く、2度目の"デビュー戦"は4-10と大量リードを奪われていた8回。「久々のピッチャーでの出場でしたけど、楽しかったです」。谷内や清水から「楽しめ」と背中を押された矢沢は先輩の助言を体現して、完璧な結果を残した。先頭の宜保は直球でファウルを打たせて追い込み、最後はスライダーで一ゴロ。続く代打広岡には初球の真っすぐの後はスライダー攻めで空振り三振。茶野には直球とスライダーを交互に投げ、3球目にはこの日の最速となる148キロをマーク。最後はスライダーで空振り三振を奪った。テンポよく、13球を投げて抑えた1イニングに要した時間は5分。新庄監督も「いいものを見せてもらいました」と合格点を与えた。現状は外野手として1軍戦力となっている中で、投手としてはブルペン投球を1カードに1度を基本として取り組んでいる。今カードは初戦の19日に実施。投球練習日は基本的に野手出場もしないという今の"矢沢ルール"に沿って、首脳陣は大量点差の試合展開で投げさせるプランを開幕当初から掲げていた。そのタイミングが4月までに訪れず、2軍戦での登板を挟んだが、ついに諸条件がそろって1軍のマウンドに立つことができた。実戦登板は2日イースタン・リーグ西武戦(1回1安打2四球2失点)以来だった矢沢は「2軍戦で投げられたのが今回の投球につながった」。反省点だった制球面を意識して快投は、誰も歩んでいない"矢沢流"の今後の可能性を広げた。新庄監督は「もう1回くらい点数に余裕のある時に、今度は勝ちゲームで投げさせてみたい」と、次の登板条件を設定した。目指すのは野手スタメンからの中継ぎ登板で勝利に貢献する形。1歩ずつ着実に"矢沢流"を完成させていく。【木下大輔】新人の矢沢がプロ初登板。矢沢はすでに野手で25試合出場しており、ドラフト制後(66年以降)に投手と野手で出場した新人は68年永淵(近鉄)13年大谷(日本ハム)に次いで3人目。永淵は109試合出場し12試合に登板、大谷は77試合出場し13試合に登板した。〇...日本ハム先発鈴木が2回2/3を6安打5失点でKOされ、2敗目を喫した。ローテ再編で、10日ソフトバンク戦から中5日で16日西武戦、さらに中4日でこの日の先発。徐々に間隔が詰まる中で調整し奮闘も、3試合連続で5回持たず「修正できずに、その後も引きずってしまった。早い回に交代することになってしまい中継ぎ陣とチームに申し訳ない」と反省した。
◆オリックスが強力援軍?とともに快音を響かせた。今季初の2ケタ得点で5連敗を阻止し、7試合ぶりの白星を手にした。スタンドから聞こえるブラスバンドの響きが、選手をノリノリにした。2回1死一、三塁、ダイナミックなチャンステーマとともに、セデーニョが先制の2点二塁打。「めっちゃうれしい!」という助っ人が"音色"を奏でると、打線が次々にアンサンブル。7試合ぶりの2ケタ安打で、大音量の歓声を生み出した。この3連戦はイベント「大阪代表 バファローズ高校」として開催。19日は智弁学園、20日は履正社、この日は大阪桐蔭のブラスバンドが、高校野球でおなじみの演奏を披露した。3回1死二塁で4点目の適時三塁打を放ったのは大阪桐蔭OBの森。「むちゃくちゃ後押しされました。自分も高校の時くらいの懐かしさがありました」。高校2年時に甲子園春夏連覇に貢献した自慢の打撃は健在だ。6回の第4打席で流れたのは、高校時代の自身の応援曲「Queen」の「We Will Rock You」だった。「1本ホームラン打ちたかったですけど。力んでしまいました」と照れ笑い。普段はあまり本塁打を狙わない主砲が「今日はちょっと狙っちゃいました」と話すほど、ド迫力の演奏にナインも盛り上がった。ベンチで聞いていた中嶋監督も「気持ちいいよね。ドームやから余計に響くというか。うめぇなと思って」と心躍らせた様子。「調子悪くなったらお願いしようかな、学校に。森友哉にお願いしようかな」とニヤリ再登板を願うほど? 何度も甲子園の頂点へと応援した音色が、オリックスも後押しした。【磯綾乃】○...19日に支配下登録されたセデーニョが、来日初安打を含む4打数2安打3打点と大活躍した。出場3試合目でついたHランプに「プレッシャーがやっとなくなった」と安堵(あんど)の表情。初心を忘れぬよう、右腕には自身の姿と初めてプロとして契約した日付をタトゥーとして入れている実直な助っ人。「自分はゲームを楽しむことに集中していた。このままみんなでゲームを楽しんで勝ち続けていけたら」と連勝へ意気込んだ。
◆4連敗中のオリックスはレアンドロ・セデーニョ内野手(24)=前ダイヤモンドバックス傘下=の来日初安打で先制した。「10打数ノーヒットになるか心配だったけど、早めにヒットを打つことができて、よかったです。2打点も上げることができましたし、チームにとってもよかったと思います。めっちゃうれしい!」「7番・DH」で出場すると、二回1死一、三塁での第1打席。カウント0-2からの3球目、外角の106キロのスライダーにバットを合わすと、右中間を破る2点二塁打。二塁塁上でガッツポーズを作り、来日初安打を喜んだ。なおも、2死三塁から小田の右前への適時打で、3点目のホームを踏んだ。今季、育成で入団した助っ人は支配下登録された19日は3打数無安打、20日は代打で凡退していた。今回の日本ハム3連戦は「大阪代表 バファローズ高校」と題して、場内アナウンスも高校野球風に。この日は、大阪桐蔭高校吹奏楽部が来場し、選手が躍動した。
◆オリックスが今季初の2桁得点で、連敗を4で止めた。二回にセデーニョの2点二塁打などで3点を先制。四回は中川圭が5号3ランを放った。4番手の黒木が今季初白星。日本ハムは矢沢が初登板で1回無失点。連勝は4でストップ。
◆球団イベントの一環で、地元の大阪桐蔭高の吹奏楽部がスタンドに陣取った。高校野球での応援でおなじみの、統率の取れた大音量の演奏で3万人を超える観衆の応援をリードし、チームの連敗ストップを後押しした。OBの森の打席では高校時代と同じ応援歌が流れる場面も。三回に適時三塁打を放つなど後輩たちに良いところを見せ「めちゃくちゃすごかった。おかげさまで勝てた」と感謝。中嶋監督も「気持ちいいよね。また調子が悪くなったらお願いしようかな」と笑顔だった。
◆日本ハムのドラフト1位で投打二刀流の矢沢宏太投手(22)=日体大=がプロ初登板を果たした。4-10の八回に5番手としてマウンドに上がり、1回を無安打無失点。2三振を奪う上々のデビューを飾った。「あまり緊張とかはなく今、自分ができることをやっていこうと思いました」前日は中堅手として先発出場し、この日は投打どちらでも出られるように待機。先頭の宜保を一ゴロに打ち取ると、代打・広岡、1番・茶野から連続三振を奪った。ともに低めのスライダーで空振り三振とし、茶野の打席ではこの日最速の148キロを計測。「出来過ぎた。ゼロで帰ってこられてよかった」とホッとした様子だった。今季は野手として25試合に出場し、打率・213、1本塁打、4打点。1カードに1度のペースでブルペンに入り、投手の調整も進めてきた。新庄監督は今後の投打同時出場について「それはまだ」としたが、「いいものを見せてもらいました。今度は勝ちゲームで投げさせてみたい」と期待を寄せた。(加藤次郎)
◆3月上旬にオリックスからトレードで加入した日本ハム・福田光輝内野手(25)が四回、プロ4年目で初本塁打となる2ランを放った。1死二塁で右腕コットンが投じた初球の直球を捉え、バックスクリーンへ運んだ。「地元、大阪で打ててマジでうれしい」と声を弾ませた。母校、大阪桐蔭高の吹奏楽部が応援を彩る中、後輩たちに活躍を届けた。
◆オリックスは全国大会で金賞を何度も獲得する大阪桐蔭高の吹奏楽部とバファローズ応援団とのコラボデーで今季最多の10得点。同校OBの森友哉捕手(27)は後輩たちの後押しに感謝した。「無茶苦茶すごかったですね。高校ぶりぐらいの感じはありましたね」19日の日本ハム戦(京セラ)からの3連戦は、「大阪代表 バファローズ高校」と題したイベントで球場一体が高校野球ムードに。プロ野球の世界といえども、通ってきた道は同じ。甲子園常連校の応援に奮い立った。試合前の演奏で盛り上げ、二回から応援団にブラスバンドが加わった。それに呼応した新助っ人・セデーニョ(前ダイヤモンドバックス傘下)の2点打で先制すると、三回には森が左中間への適時三塁打を放ってリードを広げた。さらに五回までに今季初の2桁得点を奪った。六回の森の第4打席では、同校名物の「We Will Rock You」が流れた。春夏の甲子園に4度出場した森にとって、最大の〝応援歌〟。「あんまし大きいの狙おうと思って打席に立つことはないですが、狙っちゃいました」。後輩たちが陣取る右翼席を狙ったが、結果は空振り三振。だが、迫力あるフルスイングでスタンドを沸かせた。離脱者が続出するチームは4連敗中だったが、音楽の力でよみがえった。中嶋監督は「調子悪くなったら呼ぼうかな。お願いしようかな、学校の方に。森友哉にお願いしよ」と冗舌だった。森は「勝つことができたのが一番です」と結んだ。今季最長の長いトンネルを抜けた猛牛打線が、3連覇に向けて快音を奏でていく。(北池良輔)■大阪代表 バファローズ高校 高校野球をモチーフにしたイベント。高校野球の元ウグイス嬢を招き、オリックス攻撃時の選手紹介で高校野球風の場内アナウンスを行った。名門校吹奏楽部が試合前に演奏、試合中は応援団とコラボレーションした特別応援を実施。2019年6月2日に初めて行われ、今年は19―21日の日本ハム戦で4年ぶり2度目の開催となった。初日は智弁学園高(奈良)、2日目は履正社高(大阪)、最終日は大阪桐蔭高の吹奏楽部が参加した。
◆育成出身のオリックスのレアンドロ・セデーニョ内野手(24)が「7番・DH」で出場し、来日初安打をマーク。二回に右中間を破る先制の2点二塁打、8-3の五回には左前適時打と2安打3打点と躍動した。19日に支配下登録されたばかりでユニホームが間に合わず、育成・山中の背番号「020」を借りての出場。「めっちゃうれしい。山中から何かいい運がもらえたのかな」と笑顔だった。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ロッテ |
23 | 14 | 2 | 0.622 (↑0.011) | - (-) |
104 | 128 (+6) | 107 (+4) | 16 (+1) | 23 (+2) |
0.234 (↑0.002) | 2.590 (↓0.03) |
2 (-) |
ソフトバンク |
20 | 16 | 2 | 0.556 (↑0.013) | 2.5 (-) |
105 | 129 (+3) | 120 (+1) | 23 (-) | 19 (-) |
0.240 (↑0.002) | 2.980 (↑0.06) |
3 (-) |
ORIX |
22 | 18 | 2 | 0.550 (↑0.012) | 2.5 (-) |
101 | 160 (+10) | 142 (+4) | 32 (+1) | 17 (-) |
0.264 (↑0.002) | 3.170 (↓0.02) |
4 (-) |
日本ハム |
19 | 23 | 0 | 0.452 (↓0.011) | 6.5 (↓1) |
101 | 139 (+4) | 146 (+10) | 27 (+2) | 23 (-) |
0.226 (-) | 3.050 (↓0.18) |
5 (-) |
西武 |
18 | 23 | 1 | 0.439 (↓0.011) | 7 (↓1) |
101 | 126 (+1) | 138 (+3) | 32 (-) | 28 (+1) |
0.233 (↓0.001) | 2.950 (↑0.02) |
6 (-) |
楽天 |
15 | 23 | 1 | 0.395 (↓0.01) | 8.5 (↓1) |
104 | 116 (+4) | 145 (+6) | 33 (-) | 30 (-) |
0.211 (↑0.001) | 3.200 (↑0.01) |
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