1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 3 | 9 | 0 | 1 |
DeNA | 0 | 4 | 1 | 0 | 0 | 8 | 0 | 0 | X | 13 | 17 | 0 | 1 |
勝利投手:東 克樹(4勝1敗0S) 敗戦投手:コルニエル(0勝2敗0S) 本塁打 |
DeNA戦チケット予約 | 広島戦チケット予約 |
◆DeNAが大勝。DeNAは2回裏、佐野の3ランなどで4点を奪い、先制に成功する。5-1となって迎えた6回には、打者13人の猛攻で一挙に8点を加え、相手を突き放した。投げては、先発・東が8回3失点の力投で今季4勝目。敗れた広島は、投手陣が精彩を欠いた。
◆日本プロ野球機構から明日19日の予告先発が発表され、広島の阪神7回戦(甲子園)は玉村昇悟投手(22)が先発する。1週間前の12日巨人戦に先発した大瀬良の先発が見込まれていたが、右肘に炎症が見られたため登板間隔を空けることとなった。この日、横浜で取材対応した新井監督は「本人は想定の範囲内だから行きたいと言ったんだけど、それはダメだと。ちょっと期間を置こうと(説得した)」と説明した。玉村にとっては4月23日DeNA戦以来の先発マウンドとなる。
◆DeNA佐野恵太外野手(28)が6試合ぶりの1発を放った。山本のスクイズで1点を先制した2回、なおも2死一、二塁で広島コルニエルの速球152キロを捉えた。バックスクリーン右へ飛び込む8号3ランに「自分のスイングで捉えることができました。(先発の)東を援護できうれしいです」と話し、スタンドのファンとともにおなじみの「デスターシャ」パフォーマンス。安打も自身3試合ぶりだった。
◆広島は今季ワースト17被安打13失点で大敗した。先発コルニエルが4回5失点で降板すると、2番手大道が2イニング目の6回に4安打2死球で1アウトも取れずに降板。代わった塹江もDeNA打線の勢いを止められず、この回だけで8失点して試合は決した。新井監督は「打線は強力だし、1回火が付いたらなかなか難しい。こういう日もあるし、逆に切り替えやすい」と大敗にも前を向いた。▽広島コルニエル(今季最短4回5失点で2敗目)「今日はストライクを先行できなかった。(次回登板)試合はいつになるか分からないけど次も頑張ります」
◆広島投手陣が9四死球を与え、いずれも今季ワーストとなる17被安打13失点で大敗した。先発コルニエルは4回5失点で2敗目。2番手大道が2イニング目となった6回につかまり、4安打と2死球で1アウトもとれずに降板。代わった塹江も止められず、この回だけで8点を失った。試合後の新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。-先発のコルニエル投手について新井監督 初登板からずっといいピッチングを続けてくれていた。こういう日もあるし、彼にも「修正するところは修正して、また次の登板頼むな」と伝えました。-中盤も勢いづいた打線を止められなかった新井監督 ベイスターズ打線は強力だし、1回火が付いたらなかなか難しい。そういった中でも、8点を取られた後も打者陣は最後まで集中していたし、ブルペンも今までずっと頑張ってくれている。こういう日もあるし、逆に切り替えやすい。-四死球が多かった新井監督 それは各自がわかっていると思うから、修正してまた次の登板に向かってほしい。-デビッドソン選手が欠場新井監督 疲れているので。トレーナーの方から今日はベンチでという(話があった)。-DeNA東投手に抑えられた新井監督 今シーズンはずっといいピッチングをしている。前回のマツダのときより各打者の凡打の内容は良かったように見えた。-先発捕手は磯村選手を起用新井監督 相手投手が東。ファームでコルニエルをけっこう受けていたので。
◆DeNAが2連勝で4カードぶりの勝ち越しを決めた。先発の東克樹投手(27)が8回9安打3失点、121球の熱投でチームトップの4勝目を挙げた。2回先頭から4回1死まで、セ・リーグ記録にあと1つに迫る7者連続三振を記録。チームとして先発に勝ちが付いたのは、3日広島戦のバウアー以来、11試合ぶり。20日が母由紀さんの誕生日で「いいプレゼントができました。ボール? あげたいところなんですけど、奥さんの誕生日もあったので奥さん優先で」と笑い、家族に送る白星となった。
◆DeNAタイラー・オースティン外野手(31)が今季初昇格した。昨年10月に右肘内側側副靱帯(じんたい)修復術を受け、開幕から2軍で調整してきた。8回先頭で東の代打に立つと、スタンドから大歓声が送られた。結果は三ゴロも、三浦監督は「待ってましたと、球場の雰囲気がすごかった。状態も徐々に上がってくると思う」と話した。打線は桑原と関根が5安打するなど、17安打13点の猛攻。2勝1敗で4カードぶりに勝ち越した。
◆広島の新助っ人、マット・デビッドソン内野手(32)=前アスレチックス傘下=が今季初めてスタメンを外れた。17日の3連戦2戦目では3三振を含む4打数無安打で、三塁守備では4─3の八回に逆転につながる失策を記録。開幕から三塁のレギュラーを務めるが、36試合に出場して打率・194、6本塁打、12打点だった。
◆広島・大道温貴投手(24)と DeNA・宮崎敏郎内野手(34)が一触即発の事態となった。1─5の六回無死一、二塁で大道の抜け球が宮崎の左手付近に直撃。マウンドの大道を宮崎は打席で仁王立ちしたままにらんだが、大道が帽子を取って謝罪の意思を示すと、宮崎は歩いて一塁へ向かった。宮崎は今季ここまでリーグトップの打率4割以上をマークしているだけに本拠地の横浜スタジアムは騒然となった。
◆DeNAが17安打13得点で大勝。二回にスクイズと佐野の3点本塁打で4点先制し、六回は4四死球に6安打を絡めて8得点と突き放した。東は8回3失点、10奪三振で4勝目。広島は投手陣が計9四死球で、打線もつながらなかった。
◆13失点の広島は17安打を浴びた上に9四死球を与えた。そのうち二つが押し出し四球。12三振を喫した打線も9安打を放ちながら、1点ずつ3点を返すにとどまった。新井監督は「DeNA打線は強力だし、一度火が付いたら難しい」と率直な感想。4回5失点のコルニエルについては「ずっといい投球を続けていたし、こういう日もあるよ」とかばい、全体の四死球の多さに「それは各投手が分かっている。修正して次の登板に向かってほしい」と話した。自滅に近い大敗となったものの「逆に切り替えやすい」と前向きだった。(横浜)
◆広島はともに今季ワーストの17被安打13失点で敗れ、2連敗となった。チームは3位を維持しているものの2位・DeNAとのゲーム差は2・5に広がり、4位・巨人が1差に接近してきた。試合後の新井貴浩監督(46)の一問一答は次の通り。――先発のコルニエルは4回5失点で2敗目「初登板からずっといいピッチングを続けてくれていたし、こういう日もある。彼には『しっかり修正するところは修正してまた次の登板を頼むな』と伝えた」――六回に6被安打8失点。勢いを止めるのは難しい「ベイスターズ打線は強力だし、一回火が付いらなかなか難しい。8点を取られた後も打者陣は(七、八回に1点ずつあげるなど)最後まで集中をしていたし、ブルペンも今までずっと頑張ってくれている。こういう日もあるし、逆に切り替えやすい」――2番手の大道は1回0/3を6失点「投げているボール自体はいいボールがいっている。そこは自分で映像を見てチェックして修正して、また次マウンドに上がってほしい」――5投手で計9与四死球は「各自がわかっていると思うから、修正してまた次の登板に向かってほしい」――デビッドソンは今季初めてスタメンを外れた「疲れがあった。トレーナから『きょうはベンチで』というところ」―─DeNA先発の東に苦戦した(7者連続三振など10三振、8回で3得点)「今シーズンはずっといいピッチングしている。前回のマツダの時より、各打者の凡打の内容はよかったように見えた」
◆DeNAの東が奪三振ショーを披露した。二回に堂林らを3者三振に仕留め、裏に4点の援護を受けるとさらに加速。切れのいい速球がコーナーに決まり、四回先頭の秋山までセ・リーグ記録にあと1に迫る7者連続奪三振をマークした。8回3失点で4勝目。今季最多10三振を重ね「三振を取る投手じゃない。一人一人丁寧にと(捕手の山本)祐大と声をかけ合いながらできた」とにっこり。チームの先発に白星が付くのは、3日のバウアー以来、11試合ぶりとなった。
◆DeNA・東克樹投手(27)が121球で8回9安打3失点と好投。セ・リーグ記録に1と迫る7者連続三振を含む10奪三振と切れ味抜群だった。「直球が走っているからといって、偏らないように。さまざまな球種を使いながら幅広く攻めることができた」一回は慎重となり2四球を与えたが、二回以降は打者のベルトの高さ以上の直球と沈むチェンジアップ、左打者には外角のスライダーを有効に使い、空振りの山を築いた。二回先頭の堂林から四回先頭の秋山まで7者連続三振を記録した。チームでクオリティースタート(先発で6回以上、自責点3以下)を達成したのは11試合ぶり。2日にバウアー(前ドジャース)が7回1失点の好投を見せてから先発陣が総崩れ。今永、バウアーも2度ずつノックアウトされるなど、チームの懸念材料となっていた。連勝で首位・阪神とは2ゲーム差。三浦監督は「クオリティースタートを決めて先発に勝ちがついて、これでちょっとチーム全体が吹っ切れたところもある」とうなずいた。昨季球団記録となる本拠地17連勝を飾った横浜スタジアムで、今季も13勝4敗と好相性。背番号11の熱投で、先発陣に一筋の光が差し込んだ。(横山尚杜)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
23 | 13 | 1 | 0.639 (↑0.01) | - (-) |
106 | 149 (+4) | 104 (+1) | 18 (-) | 19 (+1) |
0.252 (-) | 2.620 (↑0.04) |
2 (-) |
DeNA |
21 | 15 | 0 | 0.583 (↑0.012) | 2 (-) |
107 | 155 (+13) | 146 (+3) | 38 (+1) | 7 (-) |
0.269 (↑0.006) | 3.830 (↑0.03) |
3 (-) |
広島 |
19 | 18 | 0 | 0.514 (↓0.014) | 4.5 (↓1) |
106 | 132 (+3) | 125 (+13) | 27 (+1) | 14 (-) |
0.250 (-) | 3.120 (↓0.29) |
4 (-) |
巨人 |
19 | 20 | 0 | 0.487 (↑0.013) | 5.5 (-) |
104 | 153 (+6) | 172 (+3) | 43 (+1) | 9 (-) |
0.252 (↑0.001) | 4.260 (↑0.04) |
5 (-) |
ヤクルト |
17 | 21 | 1 | 0.447 (↓0.012) | 7 (↓1) |
104 | 136 (+3) | 155 (+6) | 37 (+2) | 27 (+1) |
0.226 (↓0.002) | 3.630 (↑0.04) |
6 (-) |
中日 |
13 | 25 | 0 | 0.342 (↓0.009) | 11 (↓1) |
105 | 101 (+1) | 124 (+4) | 11 (-) | 9 (-) |
0.242 (-) | 2.840 (↓0.03) |
コメント