ヤクルト(☆4対1★)中日 =リーグ戦7回戦(2023.05.13)・明治神宮野球場=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
中日
0000000101931
ヤクルト
20000002X4602
勝利投手:ピーターズ(1勝0敗0S)
(セーブ:田口 麗斗(0勝1敗10S))
敗戦投手:仲地 礼亜(0勝1敗0S)

本塁打
【中日】細川 成也(1号・8回表ソロ)
【ヤクルト】村上 宗隆(5号・1回裏2ラン),村上 宗隆(6号・8回裏2ラン)

  DAZN
チケットぴあ ヤクルト戦チケット予約 中日戦チケット予約

DAZN

◆ヤクルトは1回裏、2死二塁の好機から村上が2ランを放ち、先制に成功する。投げては、先発・ピーターズが6回無失点の好投。その後は3投手の継投でリードを守り、ピーターズは来日初勝利を挙げた。敗れた中日は、打線が相手を上回る9安打を放つも、1得点とつながりを欠いた。

◆ヤクルト村上宗隆内野手(23)が6試合ぶりのアーチを放った。1回2死二塁、1ストライクから中日先発仲地の146キロ高め直球を左中間席に放り込み、先制の5号2ラン。「初回から良い形で先制することが出来て良かったです」と喜んだ。5月4日巨人戦(東京ドーム)で78打席ぶりの本塁打を放って以来、これで8戦3発と調子を上げている。

◆中日のドラフト1位仲地礼亜投手(22)が先発でプロ初登板し、1回2安打2失点、わずか20球で降板した。降板後のベンチではトレーナーが落合ヘッド兼投手コーチと話し合う場面があり、試合後、立浪監督は「左の脇腹がつったみたいで代えた。相当緊張していたと思う。村上に打たれたがいいボールを投げていた。しっかり治して次を期待したい」と説明。大事を取って試合途中に都内の宿舎ホテルに戻った。当初から「投げ抹消」の予定だったといい、14日に出場選手登録を外れるとみられる。仲地は先頭山崎に安打を出した後、青木、サンタナを連続三振。しかし2死二塁で、昨季の3冠王村上に1ボールから149キロの直球を左中間スタンドへ運ばれた。対戦に向けて「意識しないといったらウソになるけど、できるだけ意識しないようにしたい」と臨んだが、がっくり。その後、オスナを二ゴロに打ち取り、2回表の打席で代打伊藤を送られた。連敗を3で止めた12日ヤクルト戦後、立浪監督は仲地について「(相手は)強打者がそろっているけど、逃げる投球しないように。緊張するだろうが、5、6回を3点、4点ぐらいで抑えるくらい投球を見せてほしい」と語り、ある程度の失点を想定した上でゲームメークに期待していた。仲地は沖縄大出身で、沖縄県内の大学から初めてプロ入りした。開幕1軍を逃したが、2軍では5試合に先発し、2勝2敗、防御率4・44と実戦を積み、12日から1軍に合流していた。チームは敗れ、仲地は初黒星がついた。【伊東大介】

◆ヤクルト村上宗隆内野手(23)が、今季初となる1試合2発のアーチをかけた。まずは1回2死二塁。1ストライクから中日先発仲地の146キロ高め直球を左中間席に放り込み、先制の5号2ラン。6試合ぶりの1発に「初回から良い形で先制することが出来て良かったです」と喜んだ。そして1点差に追い上げられた直後の8回無死一塁、福の140キロ直球を完璧に捉え、右翼席上段へ6号2ランを放った。打った瞬間、「確信歩き」どころか歩みを止め「確信どや顔」を見せた。1試合2発は昨季、王貞治(巨人)の日本選手最多記録(当時)に並ぶ55本塁打を巨人大勢から放った昨年9月13日以来。5月4日巨人戦(東京ドーム)で78打席ぶりの本塁打を放って以来、これで8戦4発と調子を上げている。

◆"村神様"が完全に目覚めた。ヤクルト村上宗隆内野手(23)が全打点を挙げる今季初の1試合2発で、チームの連敗を2でストップ。打点は「22」に伸ばしリーグトップに立った。1点差と迫られた直後の8回無死一塁だった。中日福の140キロ直球を右翼席上段へ6号2ラン。打った瞬間「確信歩き」どころか歩みを止め「確信どや顔」で、夜空の打球を見つめた。初回2死二塁の左中間席への5号2ランを含め「疲れはあるが自分の感覚、自信、『これで行けるぞ』というのが増えてきている」と復調の要因を語った。打率1割5分2厘と不調を極めた4月を終え、5月に入り3割6分1厘、4本塁打と本来の姿が戻ってきた。高津監督が「配球も多少読みつつ、相手投手のデータも頭に入れ、整理して打席に立てている」と分析。村上も「もちろん相手も僕を研究してどう抑えようかと来ているわけで、僕もいろいろアプローチし、考えながらやっていきたい」と話した。1試合2発は、王貞治(巨人)の日本選手最多記録(当時)に並ぶ55本塁打を巨人大勢から放った昨年9月13日以来。今季初の猛打賞も記録し、母の日でもある次戦には「明日はそういう日。常にそうですが感謝をして」打席に立つ。【三須一紀】▽ヤクルト・ピーターズ(6回無四球無失点で来日初勝利)「内山のリードがすごく良く6回まで投げられた。(来日した父と)いいところに、おすし食べに行きます」▽ヤクルト内山(スタメンマスク8試合目で今季初勝利)「すごく苦しんだ。(今季は野手も並行し)難しいところもあったが、まずはキャッチャーで勝つことができて良かった」

◆"村神様"が完全に目覚めた。ヤクルト村上宗隆内野手(23)がチーム全打点を挙げる今季初の1試合2発で、チームの連敗を2で止めた。打点は「22」に伸ばし、リーグトップに立った。1点差と迫られた直後の8回無死一塁。中日福の140キロ直球を右翼席上段へ6号2ラン。初回2死二塁では、中日先発仲地の146キロ高め直球を左中間席へ先制の決勝5号2ランを放った。以下、村上の一問一答。-先制2ランの感触「少し詰まり気味でしたが、しっかり押し込むことができて、ホームランになってくれた。ピーターズがまだ勝てていなかったので、何とか今日は初勝利をプレゼントしようと思って試合に臨んだので、それができてうれしいです」-9回の2本目はすさまじい当たり「久しぶりの感覚というか、これからもっともっと打てるように頑張ります」-今季初の1試合2本塁打、猛打賞。打撃の状態は「3、4月は本当にチームに迷惑ばかりかけていますし、まだまだこれから、もっともっと調子が上がっていく一方だと思います。もっともっと頑張ります」-ファンの方々へ「最後まで熱いご声援ありがとうございました。チームとしてまだ1位じゃないですけど、最終的に皆さんが笑って終われるように、僕たち一生懸命頑張ります。応援よろしくお願いします」-初対戦の中日仲地の狙いは「積極的に行こうと考えていきました」-初対戦の対策「映像は見ていましたし、積極的に行こうと意識しました」-8回の1発は今年イチか「そうですね。まだ6本しか打っていないので、まだまだこれからそういうホームランを増やしていけるようにやっていきたいと思います」-1発目から乗れた「それは特にないですね。しっかりとした打席を送ることを意識しながら行った結果です」-8回は1点差に迫られた中での1発でもあった「勝ちにつながったのですごくいいホームランになりました」-監督は「打席の中ですごく割り切れていて、配球も読めている」と。感覚としてはどうか「配球は自分はそんなに読むほうじゃないんですけど、打席の入り方だったり、ちょっとしたところをいろいろと感じながら、自分の感覚を大事にしながら打席に立てています」-5月はこれで4発「全然だめだった3、4月よりはすごくいいですけど、これを続けて、もっともっと打ってチームを勝ちに導けるように頑張りたい」-具体的には体のキレが戻ってきた感じか「体の切れはまあ、そうですね。疲れはもちろんありますけど、それ以上に打席の自分の感覚だったり、自信だったりとか、これで行けるぞっていうところも多少なりとも増えては来ているので、自信もそうですけど、気持ちも体も整えてしっかりやっていければと思います」-試行錯誤すると決めたシーズン。少しずついい感覚が出てきたか「もちろん相手も僕を研究してどう抑えようかと来ているわけで、僕もいろいろアプローチしていかなきゃいけないので、しっかり考えながらやっていきたいと思います」-明日は母の日。改めて両親への感謝の気持ちは「ここで言うことではないですけど、日頃から感謝していますし、明日はそういう日なので。常に感謝はしています」

◆中日は攻守でのミスが敗戦につながった。走塁では2回。先頭の木下は二塁打で出て、1死から村松の中前打を確認してからスタートしたが、三塁クロスプレーで走塁死。12球団最少の得点力が課題とあって、立浪監督は「あの(木下の)走塁も三塁にいっていれば。点が入ったかどうか分からないが、点が取れない上にそういうミスが多い」と険しい表情で振り返った。守備では、1点差に詰め寄った直後の8回でミスが出た。先頭サンタナの三塁正面への打球を石川昂が左膝に当てる失策で出塁を許した。直後に5番手の福が村上にこの日2本目となる6号2ランを浴びた。石川昂は2死から内山の正面のゴロをトンネルし、1イニング2失策を記録した。7回の木下を合わせて3失策で、チーム失策数は両リーグ最多タイの「23」に急増した。「(石川)昂弥の場合はまだまだ反応が悪い。これはもう練習して克服していくしかない。同じミスを繰り返さないように、繰り返し、繰り返し練習はしていかないといけないチームだと思う」。最下位から浮上する機会をつかみきれず、立浪監督の嘆きは深かった。【伊東大介】

◆ヤクルト・村上宗隆内野手(23)が一回2死二塁で先制となる5号2ランを放った。久しぶりの感触だった。プロ初先発となった中日D1位・仲地(沖縄大)の高め直球を捉えて左翼席へ運んだ。5月5日のDeNA戦(神宮)以来6試合ぶりとなる一発。手応え抜群の当たりに確信歩きを見せてから心地よくダイヤモンドを一周した。

◆ヤクルト・村上宗隆内野手(23)が先制の5号2ランを放った。村上は1回、2死二塁の場面で打席に立つと、プロ初先発の中日ドラフト1位・仲地を礼亜投手(沖縄大)の高め真っすぐを左スタンへドへ運んだ。6試合ぶりの一発に「初回から良いカタチで先制することができて良かったです」とコメント。この一発にツイッターでは「プロの洗礼」がトレンド入り。さらに仲地が二回の攻撃で代打を送られ交代したこともあり「仲地をまだ見たかった」など残念がる声もあがった。

◆完璧に捉えた。ヤクルト・村上宗隆内野手(23)が2―1の八回無死一塁で6号2ラン。一回にも2ランを放っており、今季初の1試合2本塁打をマークした。確信歩きを見せ、スタンドインするのを見送るとバットを放り投げた。1点差に詰められて迎えた第4打席。中日・福の真ん中直球をフルスイングすると右翼席上段に運んだ。

◆ついに出た!!移籍1号だ!! 中日・細川成也外野手(24)が0-2の八回2死、ヤクルト・清水から1号ソロを放った。カウント2-1から変化球をとらえると、打球はぐんぐんと伸び右中間席へ着弾した。昨オフの現役ドラフトでDeNAから中日へ加入。入団会見では「レギュラーを勝ち取って、ドラゴンズの戦力になりたい」と宣言。ここまで主に3番を任され打率・305、14打点と言葉通りの活躍を見せている。

◆ヤクルトの村上が2本塁打の活躍。一回に先制2ラン、2―1の八回に再び2ランを放った。ピーターズが6回を無失点で来日初勝利、田口が10セーブ目を挙げた。プロ初登板先発の中日・仲地は本塁打を浴びるなど1回2失点で黒星。

◆ヤクルトが中日に快勝した。先発のヤクルトのディロン・ピーターズ投手(30)が6回6安打無失点の好投で来日初勝利を挙げた。以下、ピーターズのヒーローインタビュー。--来日初勝利「すごくうれしく思っています。内山選手がいいリードをしてくれた。野手の皆さんも守ってくれていい結果につながった」--村上が先制ホームラン「すごいいいバッター。特に2本目のホームランがすごく飛んで、改めていいバッターだなと感じました」--チームの雰囲気は「まだ短いですけど、すごいいいチームメートに恵まれた。東京という街もすごく気に入っています。スワローズ大好きです」--次回登板に向けて「これからも勝ち続けます。ご声援お願いします」

◆ヤクルトが中日に快勝した。村上宗隆内野手(23)が先制の5号2ランを放つと、2-1で迎えた八回にも6号2ランを放ち試合を決めた。以下、村上のヒーローインタビュー。--先制5号2ラン「すこし詰まり気味だったですけど、しっかり押し込むことができてホームランになった。ピーターズがまだ勝ててなかったので、なんとか今日は初勝利をプレゼントしようと試合に臨んだので、それができてうれしいです」--8回の6号2ラン「久しぶりの感覚。これからもっともっと打てるように頑張ります」--バッティングの状態は「3月4月はチームに迷惑ばかりかけていたので、まだまだこれから調子が上がっていくと思います。応援よろしくお願いします」--ファンに向けて「最後まで熱いご声援ありがとうございました。チームとしてまだ1位じゃないですけど、皆さん最後終わるときは笑って終われるように僕たち一生懸命頑張ります」

◆ヤクルトが中日に快勝した。村上宗隆内野手(23)が2本塁打の活躍。一回に先制2ラン、2―1の八回に再び2ランを放った。?ヤクルト・村上の1試合複数本塁打は今季初で、昨年9月13日の巨人戦(神宮、シーズン54、55号)以来、通算20度目。ヤクルト(前身を含む)で20度以上記録したのはバレンティンの34度、ラミレスの23度に次ぐ、山田哲人と並ぶ3位で日本選手では最多タイ。現役選手の最多は西武・中村剛也の43度で、セでは巨人・丸佳浩の23度。?本拠地・神宮では今季5本目で通算77本目(歴代13位)。現役選手では山田の149本(同3位)、青木宣親の91本(同12位)に次ぐ3番目。

◆異国の地で味わう白星の味は格別だった。ヤクルトの新外国人、ディロン・ピーターズ投手(30)=前パイレーツ=が6回6安打無失点と力投し、来日4度目の登板で初勝利。記念球をグッと握りしめ、初のお立ち台に立った。「すごくうれしく思っている。捕手の内山もすごく良いリードをしてくれたし、バックもいい守備をして守ってくれた」中日打線は序盤から積極的にスイングを仕掛けてきたが「全体的にすごく真っすぐが良かった」と直球を中心に配球。四回までは毎回走者を背負うも粘り強く投げ、味方の守備にも助けられた。メジャー通算13勝を挙げた左投手はどん欲に、日本に、チームに溶け込もうとしている。沖縄・浦添キャンプではチームメートをゴルフに誘うなど積極的にコミュニケーションを図り、日本食にもトライ。油そばがお気に入りになった。日本語も「通訳なしで会話できるように少しずつ勉強している。野球用語を勉強している」と明かし、最近覚えたのは『アサッテ』と『オツカレ』だ。「すごくいいチームメートに恵まれたし、東京という街も気に入っている。スワローズ、大好き」。新たなスタートを切った。

◆村神様のお目覚めだ!! ヤクルト・村上宗隆内野手(23)が13日、中日7回戦(神宮)で今季初めて1試合2本塁打を放ち、4-1の勝利に貢献。一回に6試合ぶりの一発となる5号2ランを左中間席へ、八回には6号2ランを右翼席へ運んでチームの全得点をたたき出した。1試合複数本塁打は通算20度目となり、球団の日本選手では山田哲人内野手(30)と並んで最多。本塁打はリーグトップまで1本差とし、22打点で同トップに立った。雨上がりの夜空に豪快な一発を打ち上げた。八回。村上が神宮球場の右中間席上段へ、この日2本塁打目となる6号2ラン。すさまじい当たりに〝確信歩き〟を見せた。「勝ちにつながった、いい本塁打になった。今年一(の打球)。打席の中での感覚や自信は〝これでいけるぞ〟というのが増えてきた」左腕、福が投じた真ん中の直球を見逃さなかった。スタンドインを確認すると今季初めてバット投げを披露。ヤクルトのベンチに向かって絶叫した。豪打復活。始まりは一回だ。プロ初先発となった中日のドラフト1位・仲地(沖縄大)の高めへの直球を捉え、左中間席へ鮮やかな放物線を描いた。5日のDeNA戦以来6試合ぶりの一発で勢いに乗り、今季初の1試合2本塁打をマーク。通算20度目の1試合複数本塁打とし、球団の日本選手では山田と並んで最多となった。六回には右前に運んでおり、今季初の猛打賞(1試合3安打以上)を記録した。

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
DeNA
19130 0.594
(↓0.019)
-
(-)
111123
(+2)
117
(+7)
29
(-)
7
(-)
0.258
(-)
3.390
(↓0.1)
1
(1↑)
阪神
19131 0.594
(↑0.013)
0
(↓1)
110118
(+7)
91
(+2)
16
(-)
17
(-)
0.240
(-)
2.570
(↑0.02)
3
(-)
広島
17160 0.515
(↓0.016)
2.5
(-)
110111
(+4)
98
(+5)
24
(-)
11
(+1)
0.248
(↓0.002)
2.710
(↓0.05)
4
(-)
ヤクルト
16181 0.471
(↑0.016)
4
(↑1)
108113
(+4)
130
(+1)
30
(+2)
26
(+1)
0.223
(↓0.001)
3.470
(↑0.08)
5
(-)
巨人
16190 0.457
(↑0.016)
4.5
(↑1)
108131
(+5)
150
(+4)
39
(+1)
7
(+1)
0.251
(↑0.001)
4.150
(↑0.05)
6
(-)
中日
13210 0.382
(↓0.012)
7
(-)
10990
(+1)
100
(+4)
8
(+1)
9
(-)
0.245
(↑0.001
2.550
(↓0.03)