阪神(☆7対2★)DeNA =リーグ戦7回戦(2023.05.13)・阪神甲子園球場=
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DeNA
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阪神
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勝利投手:大竹 耕太郎(5勝0敗0S)
敗戦投手:ガゼルマン(3勝1敗0S)
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◆阪神は1点を追う3回裏、近本と佐藤輝の適時打などで4点を挙げ逆転する。5-2で迎えた8回には、近本とノイジーにこの日2本目となる適時打が飛び出し、試合の大勢を決めた。投げては、先発・大竹が6回1失点の好投で今季5勝目。敗れたDeNAは、先発・ガゼルマンが乱調だった。

◆DeNA三浦大輔監督(49)が、12日の阪神戦の一塁での守備で右足が走者と接触した佐野恵太外野手(28)について、「大丈夫だという報告は受けています」と説明した。6回2死二、三塁。阪神ノイジーが振り逃げで一塁を駆け抜けた時に、佐野の右足が接触したとみられ、田中コーチやトレーナーが駆け寄って、状態を確認し、プレーを続行。8回、先頭で遊撃への内野安打を放ち、代走が送られた。

◆阪神岡田彰布監督(65)が、DeNAとの試合前練習で虎ナインと積極的にコミュニケーションを取った。打率1割の梅野隆太郎捕手(31)、1割3分3厘のヨハン・ミエセス外野手(27)、5月の月間打率は2割7厘と苦戦中のシェルドン・ノイジー外野手(38)の3人と、フリー打撃の合間に会話する場面が見受けられた。岡田監督は3人について「(打撃で)悩みのやつばっかりやな、打てんで」と苦笑い。具体的な助言内容については明かさなかったが、梅野については「練習では調子よくても、ゲームになったら全然違うようになるやろ、力入って。ああいう風に打てばいいのに試合の時も」と説明。ノイジーについては「なんかちょっとなあ。真面目やから。完璧にしようとする。もうちょっと遊んだ方がええ」と持論を展開した。

◆人気声優で歌手の上坂すみれ(31)がファーストピッチセレモニーに登場した。ワンバウンド投球で甲子園を沸かせた。その後は、試合前の選手呼び出しを務めるなど、球場を盛り上げた。「初めてのファーストピッチ、そして初めての甲子園球場、緊張しつつもとても感激しました! 球場にいらっしゃるTORACOのみなさまと一緒に、少しでもイベントを盛り上げることができていたらうれしいです! 『TORACO DAY』の魅力が、より多くの方々に届きますように」とコメントした。12日からのDeNA3連戦は女性ファン向けイベント「TORACO DAY」として開催。同イベント10周年となる今年は、テレビアニメ「うる星やつら」とコラボした限定書き下ろしイラストをメインビジュアルとし「天真爛漫★とらまつり!」をテーマに行われている。上坂は「うる星やつら」でラム役の声優を務めている。投球前には「阪神甲子園球場にお集まりのみんな~、うち、ラムだっちゃ! 見届けてほしいっちゃ!」と呼びかけていた。

◆DeNAネフタリ・ソト内野手(34)が、今季初めて、「2番一塁」でスタメン起用された。「1番左翼」には佐野恵太、遊撃には大和が入って、伊藤が「8番捕手」でスタメンに名を連ねた。

◆阪神大竹耕太郎投手(27)が偉業へ向け好スタートを切った。初回、DeNA宮崎に遊撃強襲の安打を許したが、4番牧を空振り三振に仕留め無失点で発進した。現役ドラフトで移籍し、今季4試合に登板して4勝。阪神では21年ガンケルが開幕5連勝しているが、同投手は5試合目が勝敗なし。過去に阪神で開幕から5戦5勝は1937年(昭12)秋の御園生と2004年(平16)福原の2人だけ。大竹が白星を挙げれば球団史上3人目だ。また、ソフトバンク時代の大竹は交流戦に3試合登板して3勝。阪神戦の1勝を含むものの、セ・リーグ相手には通算7試合登板して7勝。「開幕5戦5勝」と「対セ8戦8勝」に挑戦する。

◆ようやく三振地獄から抜け出した。阪神先発の大竹耕太郎投手(27)が、今季11打席目で初めて三振を回避した。3回無死一塁の大1打席で四球を選んだ。現役ドラフトで移籍してきた左腕は、4月8日のヤクルト戦から今季全10打席で三振を喫していた。その後、無死一、三塁となると1番近本光司外野手(28)の右前適時打で同点に追いついた。大竹は4回無死一塁の第2打席で投手前に犠打を決めた。これがプロ6年目で初めての犠打となった。

◆阪神シェルドン・ノイジー外野手(28)が勝ち越し犠飛を決めた。1-1の3回無死満塁、センターへ鋭い飛球を飛ばし、三塁走者が悠々と生還。5月3日の中日戦以来となる打点がついた。さらに3点リードの4回2死一、三塁では2番手三嶋から右翼へ2点適時打。ノイジーの長打は4月19日広島戦以来、17試合ぶり。適時打は同20日の同戦以来、16試合ぶりとなった。試合前には岡田監督と会話するシーンもあった。指揮官は「なんかちょっとなあ、真面目やから。完璧にしようとする。もうちょっと遊んだほうがええと思う」と話していた。初回の第1打席の中飛も芯で捉えたもの。上昇へのきっかけになるか。

◆DeNAロバート・ガゼルマン投手(29)が、阪神木浪への死球から一気に乱れた。1点リードの3回、1ストライクから木浪への2球目がかすって、死球で出塁。次打者の投手の大竹に四球、近本の初球に暴投で一、三塁とされ、近本に同点打を浴びた。マウンド上でいら立ちを隠せず、なおも一、二塁から中野に四球で満塁とされ、ノイジーに勝ち越しの犠飛を許した。さらには一、三塁から大山の三ゴロを宮崎が適時失策し、佐藤輝の中前適時打でこの回、4点目を奪われた。12日の同戦後、三浦大輔監督(49)は「もう1回、凡事徹底じゃないですけど、細かいミスなど防げるところは防いで」と話したが、ミスの連鎖で阪神にビッグイニングを作られた。

◆勝利の女神から熱いエールだ。ファーストピッチセレモニーに登場した人気声優で歌手の上坂すみれ(31)が、5回終了後の球場内イベントにも登場。虎戦士へ「ダーリン、絶対勝つっちゃ!」とエールを送った。12日からのDeNA3連戦は女性ファン向けイベント「TORACO DAY」として開催。10周年となる今年は、テレビアニメ「うる星やつら」とコラボした限定描き下ろしイラストをメインビジュアルとし「天真爛漫★とらまつり!」をテーマに行われている。上坂は「うる星やつら」でラム役の声優を務めている。ファーストピッチセレモニーの投球前には「阪神甲子園球場にお集まりのみんな~、うち、ラムだっちゃ! 見届けてほしいっちゃ!」と呼びかけていた。

◆雨ニモマケズ-。阪神大竹耕太郎投手(27)が、勝ち投手の権利を持って6回で降板した。6回4安打、4奪三振、1四球、1失点。3回に先制点を献上したものの、直後にチームは逆転。4点リードを保ってマウンドを降りた。「雨の影響でマウンド状態も悪くなる中、どんな状況でも自分のパフォーマンスを出したいと思って投げていました。ヒットかなと思った打球などもアウトにしてもらいましたし、ランナーを出しても低めに集めることでゲッツーを取ることもできたところもよかったかなと思います。すぐに逆転してくれた打線にも感謝です」とコメントした。雨雲が上空に広がる甲子園は、試合開始から弱い雨が降り続いている。チームでは青柳にも負けない? 雨男は、SNSで「大雨さん」「大雨降太郎」などと異名をつけられている。この日、雨脚はなんとか持ちこたえ、勝ち投手の権利を持って役目を果たした。現役ドラフトで移籍し、今季4試合に登板して4勝。阪神では21年ガンケルが開幕5連勝しているが、同投手は5試合目が勝敗なし。過去に阪神で開幕から5戦5勝は37年秋の御園生と04年福原の2人だけ。大竹が今日も白星を挙げれば球団史上3人目だ。また、ソフトバンク時代の大竹は交流戦に3試合登板して3勝。阪神戦の1勝を含むものの、セ・リーグ相手には通算7試合登板して7勝。「開幕5戦5勝」と「対セ8戦8勝」に挑戦する。

◆阪神島田海吏外野手(27)が、スーパープレーで1軍復帰登板となった2番手浜地真澄投手(24)を救った。7回、先頭のDeNA桑原の右翼ファウルゾーンへの飛球にダッシュ。グラブを目いっぱい伸ばし滑り込みキャッチすると、そのままフェンスに激突。顔面を強打したかに見えたが、ボールはガッチリと握りアウトをもぎ取った。島田は6回表の守備から途中出場していた。甲子園のビジョンにリプレー映像が流されると、スタンドのファンから大きな拍手が起きた。

◆阪神がDeNAを下し、首位で並んだ。1点を先制された直後の3回裏1死一、三塁で近本光司外野手(28)が右前に同点タイムリーを放った。3番シェルドン・ノイジー外野手(28)の勝ち越し犠飛、5番佐藤輝明内野手(24)の中前適時打などで4点を奪った。投げては先発大竹耕太郎投手(27)が安定した投球で、5勝目を挙げた。開幕から5戦5勝は、37年秋の御園生と04年福原に続き球団史上3人目の快挙となった。岡田彰布監督(65)は史上25人目の監督通算600勝を記録。チームは4月22日以来、3週間ぶりに首位に立った。監督通算600勝=岡田監督(阪神) 13日のDeNA7回戦(甲子園)で今季19勝目を挙げて達成。プロ野球25人目。初勝利は04年4月2日の巨人1回戦(東京ドーム)。内訳は阪神で412勝、オリックスで188勝。

◆阪神史上3人目の快挙だ。先発の大竹耕太郎投手(27)が6回4安打1失点で無傷の「開幕5戦5勝」とした。3回2死二塁からDeNAソトの右前ポテン適時打で先制点を献上。さらに味方の失策が絡んで2死二、三塁のピンチを背負ったが、牧を左飛に仕留めてしのいだ。その後も集中力は途切れず、2本の併殺打を打たせた。降板後には「雨の影響でマウンド状態も悪くなる中、どんな状況でも自分のパフォーマンスを出したいと思って投げていました。ヒットかなと思った打球などもアウトにしてもらいましたし、ランナーを出しても低めに集めることでゲッツーを取ることもできたところもよかったかなと思います。すぐに逆転してくれた打線にも感謝です」とコメントした。大竹は打撃ではようやく「三振地獄」から抜け出した。3回無死一塁の第1打席で四球。今季は4月8日ヤクルト戦から全10打席で三振だった。その後、4回無死一塁の第2打席ではプロ6年目で初の犠打も決めた。雨雲が上空に広がった甲子園。チームでは青柳にも負けない? 雨男は、SNSで「大雨さん」「大雨降太郎」などと異名をつけられているが、雨脚はなんとか持ちこたえ、見事な投球を見せた。ソフトバンクから現役ドラフトで移籍し、試合前まで4試合で4勝。阪神では21年ガンケルが開幕5連勝しているが、同投手は5試合目が勝敗なし。過去に阪神で開幕から5戦5勝は37年秋の御園生と04年福原の2人だけ。背番号49が球団の歴史に名前を刻んだ。また、ソフトバンク時代の大竹は交流戦に3試合登板して3勝。「対セ8戦8勝」と驚異の数字をたたき出した。防御率は規定投球回数に2回1/3不足しているが、0・59と抜群の数字を残している。【三宅ひとみ】ソフトバンクから移籍した大竹が今季初登板の4月8日ヤクルト戦から5戦5勝。阪神で開幕から5戦5勝は、37年秋に6戦6勝の御園生、04年に5戦5勝の福原に次いで3人目。大竹のように移籍1年目の投手が開幕から5戦5勝は、巨人→西鉄の71年高橋明が5戦5勝、ヤクルト→巨人の09年ゴンザレスが6戦6勝、中日→ソフトバンクの14年中田が5戦5勝したのに次いで4人目だ。これで大竹はソフトバンク時代からセ・リーグのチームには8試合登板して8勝(ヤ3勝、広2勝、中1勝、神1勝、D1勝)。セ・リーグ相手にオール白星の大竹が、次回の登板で球団記録の6戦6勝に挑戦する。

◆DeNAが、投打がかみ合わず、今季2度目の4連敗を喫し、阪神に同率首位に並ばれた。先発したガゼルマンが6四死球と自滅し、4回途中5失点でKO。宮崎の適時失策も絡むなど、この日もミスが失点に直結した。打線は、先発大竹の緩急を有効に使いながら、高低、両コーナーを広く使った投球に6回1得点と沈黙。8回にリリーフ陣を攻めたが、1点止まりだった。3点差に詰め寄った直後の8回には、5番手の入江が、近本に中越えの適時二塁打、ノイジーの適時打でダメ押しされた。今季初黒星を喫したガゼルマンは「足元が良くない中で、自分なりにうまくアジャストできず、コントロールできなかったことが反省点です」とコメントした。▽DeNAガゼルマン(4回途中5失点でKO)「足元が良くない中で、自分なりにうまくアジャストできず、コントロールできなかったことが反省点です」

◆DeNAは今季2度目の4連敗を喫し、阪神に同率首位に並ばれた。先発ガゼルマンが6四死球と自滅し、3回2/3 5失点で今季初黒星。宮崎の適時失策も絡むなど、この日もミスが失点に直結した。打線も大竹に6回1得点と沈黙。三浦監督は「四球、暴投とね、あれじゃチームとして、勢いが出ない。昨日に続いてミスも出てますし、コツコツと減らして。投打ともに我慢のしどころ」と話した。▽DeNAソト(今季初の2番起用で先制打を含む2安打1打点)「(3回の適時打は)いいところに落ちてくれて、良かったです」

◆阪神シェルドン・ノイジー外野手(28)が初のお立ち台でファンに自己紹介した。4打数2安打、来日最多の3打点で勝利に貢献。甲子園のヒーローインタビューで「タイガースファンズ、シェルドンノイジー」と自己紹介すると「アリガトウゴザイマス!」と日本語で大歓声に感謝した。一塁側ベンチでケイデンス夫人、4歳になる長男スローン君、間もなく6カ月になる次男ストラトン君が見守る中、ファンの心をわしづかみにした。

◆阪神島田海吏外野手(27)が、スーパープレーで1軍復帰登板となった2番手浜地真澄投手(24)を救った。7回、先頭のDeNA桑原の右翼ファウルゾーンへの飛球にダッシュ。グラブを目いっぱい伸ばし滑り込みキャッチすると、そのままフェンスに激突。顔面を強打したかに見えたが、ボールはガッチリと握りアウトをもぎ取った。島田は6回表の守備から途中出場していた。甲子園のビジョンにリプレー映像が流されると、スタンドのファンから大きな拍手が起きた。試合後には「頭に当たった気がしなくて...」と回想。「映像見たら(フェンスに)顔面がめっちゃ当たってた。肩が当たっていた気がしてので、肩があれ? って思いましたけど、時間がたったら大丈夫です」とさわやかに言った。

◆阪神大竹耕太郎投手(27)から胴上げ宣言が飛び出した。6回1失点で球団史上3人目となる開幕5戦5勝。さらには岡田彰布監督(65)に監督通算600勝をプレゼントした。お立ち台でそのことについて問われると「えっと、試合前まで正直、存じ上げなかったですけど」と苦笑い。「結果的にそうやって節目の勝利を自分が、大学の後輩でもありますので、挙げることができてうれしく思いますし、もっともっと、監督を胴上げするために頑張りたいという気持ちでいます」と力強く言い切った。岡田監督と大竹は同じ早大出身。現役ドラフトでソフトバンクから移籍してきた左腕の快投で同率首位にも浮上。指揮官の大学の後輩がVの使者になる予感だ。○...坂本が好リードで大竹を開幕5連勝へ導いた。左腕はDeNA戦シーズン初登板で、雨が降る中でのマウンド。「大竹のいい部分を先に出していきながら、(打者が)どういう反応していくかで投げるボールを選ぼうかなと。浜風が強かったので、そこも意識していった感じですね」と振り返った。

◆阪神が3連勝で同率首位に浮上した。岡田彰布監督は監督通算600勝を挙げた。試合後の一問一答は以下の通り。(テレビインタビュー)-打線がもらったチャンスを得点につなげた「そうですね。フォアボールね、効いてますね。やっぱりね」-ノイジーが犠飛を含めて3打点「あのー、考えすぎというかね。今日、練習のときから、練習のそういう感じでリラックスして打てって言ってたんですけどね。まあ、なんていうか、いつもだったらもっと力んで構えてるのが、けっこう楽に構えてたんで。それでいい結果出たんじゃないですかね」-先発の大竹は球数を要したが粘った「そうですね。やっぱり、クリーンアップが右バッターが強力なんで。あのへんをね、やっぱり、まあね、結局1点ですからね。今日はこの雨もあるし、6回まで何とか投げ切ってくれたのが大きかったですね」-これで負けなしの5勝「ねえ、すごいですね。驚いてます」-浜地は真っすぐで押し込めていた「いや、ファームでもね、最後も、由宇のほうで投げて、だいぶ状態もいいというので。ちょうど石井の離脱もあったんですけど、最初からこのDeNA戦から入れる予定だったんですけど。まあ、ね、ちょっと心配やったんですけど、それはもう全然大丈夫だったですね」-島田の好守で球場が盛り上がった。「ああ、そうですね。だから、みんなが持ち場持ち場で役割というか、いい仕事をしているので、こういういい結果になると思います」-DeNAと並んで首位になった。「いやいや、まあまだまだそれは、試合がありますから。1試合1試合の積み重ねなんで、そういう気持ちでやるだけですね」-監督通算600勝について「ああ、いや、今日の試合が終わってからやっと気付いたですね。今週、あと3勝と聞いてたんだけど、火曜日には。最初に2つ負けたんで忘れてましたね」-14日先発の西純矢に期待すること「いやいや、西純も久しぶりなんでね。昨日、今日がいい刺激になっていると思うし、ぜひ、いいピッチングをしてほしいですね」

◆阪神佐藤輝明内野手(24)が2戦連続で打点を挙げた。3回に2点リードに広げ、なおも1死一、二塁。ガゼルマンのスライダーをとらえ、中前適時打で攻撃の手を緩めなかった。「いい方向に打ち返すことができた」とニンマリ。5回には左翼に特大の飛球を放ったが、オーバーフェンスならず。「広すぎっしょ」と苦笑いだった。

◆ブルペンに、生きのいい右腕が帰ってきた。再昇格を果たした阪神浜地真澄投手(24)が4点リードの7回に登板。最速149キロの直球でDeNA打線に真っ向勝負を挑み、1回を1安打無失点に抑えた。「勝ちゲームで投げさせてもらったので、そこはうれしかったですし、起用に応えたいなと思いました」。約1カ月ぶりの1軍マウンドで結果を残した。今季は開幕から精彩を欠き、4月12日に出場選手登録を抹消。2軍再調整の日々で、「師匠」のゲキが復調のきっかけとなった。合同自主トレで多くを学んだメッツ千賀から、降格後に連絡をもらった。「イジってもらいながら、どう向き合っていくか、自分の不調との向き合い方を教えてもらいました」。ウエスタン・リーグでは6試合で6回を投げ、自責0。6三振を奪い、キレのある投球を取り戻した。この日は8番伊藤のバットを直球でへし折った。「真っすぐである程度、押せた。最初の登板で無失点というのが絶対だったので、そこはよかった」と手応えをつかんだ。前日12日には好投を続けていた同じ中継ぎ右腕の石井が腰痛のため緊急離脱。ブルペンを覆った「不安」を浜地が取り除いた。

◆阪神近本光司外野手(28)が同点打&ダメ押し打で勝利をたぐり寄せた。1点ビハインドの4回無死一、二塁、ガゼルマンから右前適時打。3点差に迫られた直後の8回には1死二塁から中越えの適時二塁打を放った。前日12日は3安打を放っており、直近2試合で9打数5安打3打点。一時下降気味だった打率も3割4厘まで上げた。好調の鍵は「イメージ」にある。8番木浪が出塁し、1番近本がかえす好循環で19打点はリーグ2位タイ。「8番の聖也が調子いいので、それで(好機で)回ってくるのが多いのは分かる」とした上で、心がけていることがある。「自分のイメージをどれだけ持てるか、だと思いますね。こういう風な配球、こういう風な攻め方をしてくるから、そうなったときのイメージをして。そこから可能性の高いやつをイメージしながら、自分のイメージをつくって、どうなるんかなと」自らの頭にいくつかあるイメージの選択肢から、何を選ぶか。ピンポイントに狙い球を絞るのではなく、配球やバッテリーの攻め方など、総合的に頭に思い描いている。「(準備するのは)イメージだけで、あとはどうなるのか。そこは楽しみな部分なので。別にアウトになろうがヒットになろうが関係なく、どういう打球が飛ぶかというのが、今はいいのかと思いますね」徹底的にイメージさえすれば、そこから何かが生まれる。打撃を追求するバットマンらしい感性で野球を楽しんでいる。【中野椋】

◆阪神が3連勝で同率首位に浮上した。岡田彰布監督は監督通算600勝を挙げた。試合後の一問一答は以下の通り。(ペン囲み)-ノイジーは1試合の欠場でうまく切り替えられた部分はあるか。「それは分からないけど、まあ、フリーバッティングや練習でそんなに悪くないし、普通にリラックスっていうか、そういう感じで打っていたから。そういう感じで打ったらどうやっていう話をケージの後ろでやったんやけど、だからもう、打たないといけないみたいな。『打てん時は守備で貢献する』とか言って。いや、守備はいらんて(笑い)。『オフェンスや』言うたんや」-今日の試合前のやりとり「おーん」-技術的なことより気持ちの面「それは気持ちよ。フリーバッティングはそんな悪くない。そんな、めちゃくちゃ良くもないけど悪くもない。今のゲームの中の調子がねえ、よりもフリーバッティングではもっといい感じで打っとるから、それをねえ、打席でこう、構えから力みすぎだし、おーん。だからもうちょっとね、今日なんかバットをね、なんかリラックスして、そういう感じで打席に立ってたから、これは打ちよるかなあと思ってたけどな」-遊んだ方がいいと言っていた「そうそう、おーん。遊びながら打席に立て言うたんや。そういう気持ち」-3回、4回も木浪が起点になって、1、2番が「いやいや、あそこはなあ、おーん、打点とかそういうのにしても、あそこでチャンス回ってくるんでね、1、2番がな、一番打線の中で平均して打ってるんで、それがやっぱり点につながるやろな」-近本も得点圏に強い「おーん、打ちそうな感じするもんな。うーん。やっぱり打てる球選んでるよな、うーん、何でもかんでも打ちにいくんじゃなしにな、やっぱり自分がそれは2ストライクで追い込まれても怖さはないよな、ストライクゾーンの球を打ちにいく、そういう感じには見えるよね」-島田は代わったばかりのところで打球が飛んできた「いやいや、あれもうな、ミエセスもちょっとあれもヒットにしたいから、力みだしとるからなあ。もう1回、回ってくると思ったけど、まあこの天候やしな、だからもう変えたんよ」-何か言ってましたか「いやいや、そんなん俺には口答えせえへんよ(笑い)」-ノイジーも代走は受け入れた「いやいや、もう全然それは、おーん」-8回の得点は大きかった「そうやなあ、3点やったら岩崎いかなあかんかなあと思ったけど、岩崎もちょっと用意さしたよ、3点(差)の時はね、4点(差)になってやめさしたけど。まあこれ最後、あとに投げるピッチャーはやっぱりマウンドも悪いし、それはちょっと制球とかな、それは仕方ないなと思ったけど、まあ何とか抑えてくれたからな、ケラーも」-加治屋もしっかり3点差で食いと止めた「右のいいバッター多いからなあ。もうちょい点差なかったら、ソトのところで加治屋いっても良かったんだけど。点差あったからなあ。何とかあの回をと思ったけどな、しょうがないよ。それはな」-600勝はあらためて「いやいや、まあそんなにという感じじゃないなあ。ピンと来ないなあ」-ボードは聞いてなかったのか「聞いていない、聞いてない。だからあいさつ終わって、トオル、藤原(監督付広報)が来て分かったんや。全然それは忘れてた」-ファンから岡田コールも「いやいや、スコアボードパッと見たら出とったから、えっと思って。全然そんなあれは知らんかったから」-ウィニングボールとかは「いやいや知らん。そんなんいらんよ。でも500勝とかはあるかも分からんなあ。何かあるなあ。何かあったなあ。知らんかった。そんなん終わってからやから」

◆現役ドラフトで新加入した阪神大竹耕太郎投手(27)が、移籍後無傷の開幕5戦5勝で、同率でチームの3週間ぶり首位浮上を導いた。1差で追っていたDeNAとの直接対決で6回を4安打1失点。投げれば100%勝つ無双状態でハーラー単独トップに立ち、早大の先輩岡田監督に通算600勝と今季最多の貯金6をプレゼントした。登板予定日に雨が多く、SNSで「大雨降太郎」の異名も持つ新戦力左腕の進撃が止まらない。大竹が雄叫びを上げた。4点リードの6回1死一塁。1発もあるDeNAの4番牧を投ゴロ併殺に仕留め、感情をむき出しにした。6回4安打1失点で単独トップ、5戦5勝を手中にした瞬間だった。「良い打者だったので、予想以上の結果でよかった」。感謝したのは満員札止めのファン。強い雨が降りしきる中、大声援を送り続けてくれた。「この雨なのに、帰らずに見てくれているファンがいる。雨でどうだこう言うのは違う」「砂漠の中の草」になりきった。登板予定日に何度も雨が降ることからSNSでは「大竹耕太郎」をもじって「大雨降太郎」などと呼ばれている。そしてこの日も雨。だが、マウンドの状態が悪くても、プラス思考を貫いた。「砂漠の中の草みたいなイメージです(笑い)。『水欲してた! 雨降った。よっしゃ!』って。逆にわくわくするイメージで」。3回にソトの右前ポテン適時打で先制点を献上。それでも、「本塁打にならなくてよかった」。常にポジティブな大竹流で相手打線を分断した。岡田監督の存在もパワー源だった。普段は監督とほとんど話すことはない。でも、見てもらっている感覚があるという。沖縄・宜野座の春季キャンプのブルペンや、日々の練習から感じる視線。現役ドラフトでソフトバンクから新加入した外様にはうれしいことだった。「常に見てくれているという感じです。『この監督のために』と思うんです」。早大出身の虎投は意外にも球団初で、大先輩の監督通算600勝に花を添える巡り合わせ。指揮官も「この雨もあるし、6回まで何とか投げ切ってくれたのが大きかった」とたたえた。チームは3連勝で今季最大の貯金6。DeNAと並び3週間ぶりに首位に浮上した。大竹は「もっともっと監督を胴上げするために頑張りたい。次回以降も全身全霊で頑張ります」ときっぱり。規定投球回数に2回1/3足りないが、防御率は驚異の0・59。同僚の村上に次いで"隠れ2位"の好成績だ。次も勝って6戦6勝で首位戦線を引っ張り、岡田監督への恩返しの旅を続ける。【三宅ひとみ】

◆お待たせしました! 阪神シェルドン・ノイジー外野手(28)が、開幕32試合目で来日初のV打点を含む2安打、初の3打点の大暴れで7得点大勝を導いた。近本の適時打で1-1に追いついた3回、なお無死満塁。ガゼルマンから勝ち越しの中犠飛を打ち上げ、この回一挙4得点の逆転を演出。「チームの勝利に貢献できて本当によかったよ」と胸をなで下ろした。3点リードの4回2死一、三塁では三嶋から、自身16試合67打席ぶりのタイムリーとなる右翼への適時二塁打。8回には左翼へダメ押し適時打を決めた。岡田監督の"魔法のささやき"も効いた。10日ヤクルト戦では今季初のスタメン落ち。この日の試合前、低調だった助っ人に指揮官は「遊びながら打席に立て言うたんや」とリラックスのススメを説いた。岡田監督 気持ちよ。フリーバッティングはそんな悪くない。「打てん時は守備で貢献する」とか言って(いたから)、「いや、守備はいらんて(笑い)。オフェンスや」言うたんや。本番でいかに力まないか。ノイジーも「リラックスして打席に向かうことは大事だし、打撃練習と同じように向かうことができたよ」と感謝。指揮官の言葉でよみがえり、1試合2タイムリーも来日初となった。子どもたちにも格好いい姿を見せた。ケイデンス夫人、長男スローン君、次男ストラトン君が見守る中、初めてのヒーローインタビューで「タイガースファンズ、アリガトウゴザイマス!」と日本語でお礼。家族と対面するとたわいもない会話で笑った。「試合が終わったら野球選手じゃなくて、1人の父親としての仕事なので」。パパはもっと打ち続ける。【中野椋】

◆阪神岡田彰布監督(65)が、プロ野球史上25人目の600勝を3週間ぶりの首位タイ浮上で飾った。DeNA戦の勝利を見届けるとコーチ陣と握手を交わし、ナインと笑顔でハイタッチ。記念ボードを掲げ、沸き上がる岡田コールに包まれた。「試合が終わって、やっと気づきました。今週火曜日にあと3勝と聞いてたんだけど、最初に2つ(ヤクルトに)負けたんで忘れてました」とにっこりだ。阪神、オリックスと計8年間の監督経験を、タテジマ15年ぶりの現場復帰で遺憾なく発揮中だ。「守り勝つ野球」をモットーに、就任直後に大山を一塁、佐藤輝の三塁固定を明言。中野は遊撃から二塁にコンバートさせ、遊撃は木浪、小幡を競わせ、鉄壁の二遊間を作った。大竹や村上の能力を引き出し、青柳、西勇ら不調の投手陣にも助言を惜しまない。守護神湯浅を欠いても適材適所の起用で鉄壁のリリーフ陣を形成。攻撃陣にも主力問わずピンポイントでアドバイスを送る。瞬時の判断と緻密で的確な作戦を駆使し、「猛虎復活」へ一切の妥協はない。先月、岡田監督の自宅に実家の仏壇が移された。僧侶を呼んで開眼(かいげん)供養を行い、86年に55歳で亡くなった父勇郎さんと再び同じ屋根の下で暮らす形となった。阪神の選手との関係も深く、タイガース愛に満ちあふれていた父の影響を幼少期から受けた。より身近になった父と一緒に白星を重ねていく。恩師の訃報もあった。甲子園での6連戦開始前の8日に岡田監督の京都の後援会「メンバーズ80・岡田会」で事務局長を務める鵜飼忠男氏が病気で亡くなった。岡田監督は「(会創設の04年から)もうずっとよ。この前も(体が)やせとったからな」と残念そうに話した。鵜飼氏は今年1月に京都で行われた監督就任激励会でも、監督復帰の喜びをスピーチ。岡田監督が「アレ(=優勝)」するのを楽しみにしていた。DeNAとの首位攻防戦に勝利し、3週間ぶりの首位タイに浮上した。「まだまだ試合がある。1試合1試合の積み重ねなんで、そういう気持ちでやるだけ」。至って冷静で600勝は通過点。「野球人生の集大成」として挑む第2次政権で目指す目標は「アレ」しかない。【古財稜明】

◆現役ドラフトで新加入した阪神大竹耕太郎投手(27)が、移籍後無傷の開幕5戦5勝で、同率でチームの3週間ぶり首位浮上を導いた。1差で追っていたDeNAとの直接対決で6回を4安打1失点。投げれば100%勝つ無双状態でハーラー単独トップに立ち、早大の先輩岡田監督に通算600勝と今季最多の貯金6をプレゼントした。登板予定日に雨が多く、SNSで「大雨降太郎」の異名も持つ新戦力左腕の進撃が止まらない。ソフトバンクから移籍した大竹が今季初登板の4月8日ヤクルト戦から5戦5勝。阪神で開幕から5戦5勝は、37年秋に6戦6勝の御園生、04年に5戦5勝の福原に次いで3人目。移籍1年目の投手が開幕から5戦5勝は、巨人→西鉄の71年高橋明が5戦5勝、ヤクルト→巨人の09年ゴンザレスが6戦6勝、中日→ソフトバンクの14年中田が5戦5勝したのに次いで4人目だ。これで大竹はソフトバンク時代からセ・リーグのチームには8試合登板して8勝(ヤ3勝、広2勝、中1勝、神1勝、D1勝)。セ・リーグ相手にオール白星の大竹が、次回の登板で球団記録の6戦6勝に挑戦する。

◆両軍のスターティングメンバーが発表され、阪神は大竹耕太郎投手(27)が先発する。現役ドラフトで新加入の左腕はここまで4戦4勝。今季初対戦の首位DeNAを相手に5連勝を目指す。

◆「TORACO DAY」として行われ、TVアニメ「うる星やつら」でラム役を担当する声優の上坂すみれ(31)がファーストピッチセレモニーに登場した。黄色のTORACOユニホームで登場すると「ダーリンもどこかで見ててくれるのね。今日はみんなも、よそ見しないでウチの活躍、見届けてほしいっちゃ」とラムちゃんボイスで意気込みを語り、マウンドへ。大きく振りかぶって右腕を振り、見事なワンバウンド投球を披露した。その後は一回の守備に就く阪神の選手の呼び出しも行って球場を盛り上げ、「初めてのファーストピッチ、そして初めての甲子園球場、緊張しつつも、とても感激しました! 球場にいらっしゃるTORACOのみなさまと一緒に、少しでもイベントを盛り上げることができていたらうれしいです! 『TORACO DAY』の魅力が、より多くの方々に届きますように」と声を弾ませた。

◆阪神・大竹耕太郎投手(27)が三回に先制点を許した。一、二回を無難に立ち上がったが、三回は1死から投手のガゼルマンに右中間方向への二塁打で出塁され、得点圏に走者を背負った。1番・佐野は外角へのカットボールで見逃し三振に抑えるも、続くソトは外角高めボールゾーンへのチェンジアップを当てられ、フラフラと打ちあがった打球は不運にも右翼の芝生に落ち、先制点を刻まれた。左腕は開幕から4戦4勝と好調で、失点は4月19日の広島戦(甲子園)以来、3試合&15イニングぶり。それでも、その後に味方の失策で広がった2死二、三塁のピンチでは4番・牧を左飛に仕留め、最少失点にとどめた。

◆阪神は0ー1で迎えた三回、近本光司外野手(28)の適時打などで4点を追加した。虎打線が失点の直後に逆転を果たした。この回先頭の木浪が死球で、続く大竹は四球で出塁。1番・近本への初球が暴投となり、無死一、三塁と絶好機を迎えた。この打席で背番号5はDeNAの先発・ガゼルマンの3球目を捉え、同点に追いつく右前適時打。さらに中野が四球でつなぐと、無死満塁で3番・ノイジーが中犠飛を放ち、逆転に成功した。続く4番・大山の当たりは三塁へのゴロになったが、三塁手の宮崎がボールをつかみ損ねて結果は三失。三走が生還して3点目を加えた。攻撃を締めくくったのは佐藤輝明内野手(24)。中前へはじき返す適時打でリードを広げる4点目を奪った。

◆阪神は4ー1の四回、シェルドン・ノイジー外野手(28)の適時二塁打で1点を追加した。この回先頭の木浪が四球で出塁。大竹が犠打で送り、2死から中野も四球でつないで一、三塁の好機で迎えた第3打席。ここで先発のガゼルマンに代わってマウンドに上がったDeNA・三嶋に対し、5球目の外角ストレートに逆らわず右翼へはじき返した。ノイジーは4月20日の広島戦(甲子園)以来となる適時打。19日の広島戦(甲子園)以来となる長打も記録し、三回に4得点を奪ったチームをさらに勢いづけた。

◆阪神・大竹耕太郎投手(27)が先発し、6回4安打1失点と好投した。三回に先制の1点を許したが、直後に打線が4得点で主導権を奪うと、リズムよく腕を振った。四回は1死一塁で大和を遊ゴロ併殺に抑えてガッツポーズ。三者凡退にした五回を挟み、六回の1死一塁でも牧を投ゴロ併殺に仕留め、再び力強く左拳を握った。切れのある真っすぐにタイミングを外すチェンジアップのコンビネーションがさえた。ここまで開幕から4戦4勝と結果を残し続けるなか、勝ち投手の権利を得て、終盤をリリーフ陣に託した。

◆阪神・島田海吏外野手(27)が七回、右翼ファウルゾーンに飛んだ打球を好捕した。六回の守備からミエセスに代わって右翼の守備についた背番号53は、七回先頭の桑原の打球に快速を飛ばして一直線。右翼ファウルゾーンのフェンス際に落ちそうな打球をスライディングキャッチし、全身をフェンスにぶつけながらもボールを保持した。このビッグプレーに球場中の虎党から大きな拍手。島田はしばらくして立ち上がり、笑顔で捕球したボールを見せた。この回からマウンドに上がった2番手・浜地を守備で盛り立てた。

◆阪神・浜地真澄投手(24)が2番手として5-1の七回のマウンドへ上がった。4月11日の巨人戦(東京ドーム)以来となる1軍のマウンド。先頭の桑原は初球148キロ直球で押し込むと、一塁側アルプス席方向へ飛んだ打球を、六回の守備から途中出場していた右翼手・島田がフェンスに激突しながら好捕。味方のファインプレーで最初のアウトを奪った。続く関根には左前打を浴びたが、大和を右飛。最後は伊藤を148キロ直球でバットをへし折り、二飛に仕留めた。勝ちパターンの一角として開幕からセットアッパーを務めた浜地だったが、状態が上がらず4月12日に登録を抹消。2軍で再調整し、ウエスタン・リーグでは6試合に登板し無失点と結果を残すと、5月12日に1軍に昇格していた。

◆阪神は八回に1点を返されるも、最少失点でしのいだ。5―1の八回に3番手で登板した岩貞が3安打を浴びて3点差に詰め寄られた。ここでベンチは加治屋にスイッチ。右腕にとっては八回1死一、二塁、最初の対戦相手が牧という12日の同戦と同じシチュエーションだった。相手4番には前夜に左翼への適時二塁打を許していたが、ここは見逃し三振でリベンジして2死。続く代打・楠本には死球を与えて満塁とされたが、この日ここまでで2安打と当たっている関根を二ゴロに抑え、ヤマ場を乗り切ってみせた。

◆阪神は逆転で3連勝を飾った。 0-1で迎えた三回にたたみかけた。無死一、三塁で近本光司外野手(28)が右前へ適時打を放って同点に追いつくと、シェルドン・ノイジー外野手(28)の中犠飛で逆転。大山の当たりが三失になって3点目を加え、最後は佐藤輝明内野手(24)の中前適時打で、この回一挙4得点を奪った。 四回にはノイジーが2死一、三塁から右翼へ適時二塁打を放って5点目。勢いに乗ってリードを広げると、八回にも近本、ノイジーの適時打で加点した。投げては先発の大竹耕太郎投手(27)が三回に先制点を許したものの、その後は追加点を許さず6回1失点。直球とチェンジアップの緩急で相手を手玉に取り、勝ち投手の権利を持って降板すると、浜地、岩貞、加治屋、Kケラーとつないでリードを守った。 岡田彰布監督(65)はこの勝利で監督通算600勝を達成。貯金を今季最多の「6」とし、首位DeNAに連勝でゲーム差なしに並んだ。

◆DeNAは開幕4連敗を喫して以来で、今季ワーストタイの4連敗。阪神との直接対決で連敗を喫し、首位に並ばれた三浦大輔監督(49)は重苦しい表情だった。「(ガゼルマンが打たれたのは)2安打でしょ。四死球6とちょっと勝負できていなかったかな。あれじゃチームとしても勢いは出ないかなと思います」阪神戦にぶつける狙いでガゼルマンを中10日で先発に立てたが、制球が不安定だった。1―0の三回に四球と暴投が絡んで無死一、三塁。近本に同点打を許すと、流れを止められずに計4点を失った。四回にも2四球を与え、2死一、三塁で降板。3回?を2安打5失点(自責点4)で今季初黒星を喫した。4月の球団新記録となる16勝(球団の月間最多勝利は1997年8月の20勝)を挙げたチームは、5月に入って3勝6敗。戦線離脱など目に見える戦力ダウンがない一方、起爆剤となりうる有望株やチームを救う好調な選手が少ない。「チーム状態もありますし、ミスもあります。こつこつとミスを減らしていくこと。投打ともに我慢どころ」と三浦監督。タレントはそろっているだけに大型連敗だけは避けたい。(横山尚杜)

◆阪神が3連勝。DeNAと並んで同率首位に浮上した。1点を追う三回、敵失や佐藤輝明内野手(24)の適時打などで一気に4点。四回にはシェルドン・ノイジー外野手(28)の適時二塁打で追加点を奪い、八回の近本光司外野手(28)の適時打がダメ押しとなった。6回1失点の大竹耕太郎投手(27)は開幕5連勝。今季最多の貯金6で指揮官生活9年目で史上25人目の通算600勝(534敗40分)を挙げた岡田彰布監督(65)の主な一問一答は以下の通り(成績=19勝13敗1分、観衆=4万2530人)。★テレビインタビュー編(抜粋)ーー大竹は粘った「そうですね。クリーンアップが右バッターが強力なんで。結局1点ですからね。この雨もあるし、六回まで何とか投げ切ってくれたのが大きかったですね」ーーDeNAと並んで首位「まだ試合がありますから。1試合1試合の積み重ねなんで、そういう気持ちでやるだけですね」ーー監督通算600勝「今日の試合が終わってから、やっと気付いたですね。今週、『あと3勝』と聞いてたんだけど、火曜日には。最初に2つ負けたんで忘れてましたね」★囲み編ーーノイジーは1試合の欠場(10日のヤクルト戦)で気持ちを切り替えることができた「わからないけど、フリーバッティングや練習でそんなに悪くないし、普通にリラックスして、打ったらどうやっていう話をケージの後ろでやったんやけど。打たないといけないみたいな。打てん時は守備で貢献するとか言って、いや、守備はいらん。オフェンスやって言うたんやけどな」ーー技術より気持ちの面「それは気持ちよ。フリーバッティングはそんな悪くない。めちゃくちゃ良くもないけど悪くもない。打席で構えから力みすぎだし、今日なんかリラックスして打席に立ってたから、打ちよるかなあと思ってたけどな」ーー遊んだ方がいいと言っていた「そうそう。遊びながら打席に立て言うたんや。そういう気持ち」ーー近本も得点圏に強い「打ちそうな感じするもんな。打てる球選んでるよな。何でもかんでも打ちにいくんじゃなしにな。ストライクゾーンの球を打ちにいく、そういう感じには見えるよね」ーー島田は代わったばかりのところで打球が飛んできた(七回、右翼で邪飛を好捕)「ミエセスもヒットにしたいから、力みだしとるからなあ。もう一回、回ってくると思ったけど、この天候やし代えたんよ」ーー何か言ってましたか「いやいや、そんなん俺には口答えせえへんよ(笑)」ーーノイジーも代走は受け入れた「もう全然それは、おーん」ーー八回の得点は大きかった「3点やったら岩崎いかなアカンかなあと思ったけど、岩崎もちょっと用意さしたよ3点(差)の時はね。4点(差)になってやめさしたけど。あとに投げるピッチャーはマウンドも悪いし、制球とか仕方ないなと思ったけど、何とか抑えてくれたからな、ケラーも」ーー600勝は改めて「いやいや、まあそんなにという感じじゃないなあ。ピンと来ないなあ」ーー〝600勝ボード〟は聞いてなかったのか「聞いていない、聞いてない。だからあいさつ終わって、藤原(監督付広報)が来て分かったんや。全然それは忘れてた」ーーファンから岡田コールも「いやいや、スコアボード、パッと見たら出とったから、えっと思って。全然知らんかったから」ーーウイニングボールは「知らん。そんなん要らんよ。でも500勝とかはあるかも分からんなあ。何かあるなあ。何かあったなあ。知らんかった。そんなん終わってからやから」

◆阪神が3連勝。DeNAと並んで同率首位に浮上した。6回1失点の大竹耕太郎投手(27)は開幕5連勝。岡田彰布監督(65)は史上25人目の通算600勝(534敗40分)を挙げた。?阪神・大竹が開幕から登板した5試合全てで勝利投手。開幕5戦5勝したのは、2021年の巨人・高橋優貴(開幕5戦5勝)以来2年ぶり。阪神の投手では1937年秋の御園生崇男(開幕6戦6勝)、04年の福原忍(開幕5戦5勝)に次いで19年ぶり3人目。開幕からの連戦連勝記録は85年のロッテ・村田兆治の11戦11勝。?岡田監督が史上25人目の監督通算600勝(阪神で412勝、オリックスで188勝)。現役監督では1236勝の巨人・原辰徳監督に次ぐ2位。

◆降り続く強い雨も、土つかずのニューヒーローには問題ではなかった。阪神・大竹耕太郎投手(27)が6回4安打1失点と粘投し、球団3人目となる開幕から無傷の5戦5勝。気持ちのこもった投球で、DeNA打線をなぎ倒した。「野手のみなさんに良いプレーをしていただいたり、早めに援護点を取っていただいたり、それによって、ただ僕が楽に投げられているだけ。本当にみなさんのおかげで成し得ていることだと思っています」三回2死二塁で不運にもポテンヒットで先制点を献上。だが、その後の二、三塁のピンチでは牧を左飛に仕留め、最少失点で乗り切った。直後に4得点の逆転劇で形勢が変わると「(援護を)たくさんいただいたので投げやすかった」。投球の間合いを変えて打者を揺さぶるなど、投球術もさえ渡らせて中盤3イニングはゼロを並べた。最後の六回は1死一塁で牧を投ゴロ併殺に仕留め、ガッツポーズを作った。登板予定日によく雨が降り〝大竹耕太郎ならぬ大雨降太郎だ〟といわれて久しい。この日も甲子園は残念ながら野球日和とはならなかった。だが「この雨なのに帰らずに見てくれているファンがいるのに、雨でどうだこうだと言うのは違う」。体をぬらしながら声援を送ってくれる虎党の期待に応えるため、マウンド上では「砂漠の中で生えている草みたいなイメージ」と独創的な思いを巡らせながら投げた。カラカラに乾き切った砂地にいると思えば、障害であるはずの〝空からの敵〟も受け入れられる。「気持ちの問題なので」と、とことん発想を前向きに転換させられる部分が、強さと結果につながっている。「この大雨の中、最後までご声援いただきまして本当にありがとうございます。次回以降も全身全霊で頑張っていきたいと思いますので、またよろしくお願いします!!」早大の大先輩・岡田監督の節目を飾り、2019年のキャリアハイに早くも並んだ1勝。最後にその身に降り注いだのは、雨よりも気持ちいい歓声のシャワーだった。(須藤佳裕)

◆甲子園をぬらす雨粒を切り裂く打球で、背番号5が打線に火を付けた。阪神・近本光司外野手(28)が一挙4得点を導く右前適時打。得点圏でまた好打を見せた。「四球絡みで回ってきたチャンスでしたし、展開的にもまずは同点にという思いでした。甘いボールに対してしっかりコンタクトできた」0―1とされた直後の三回、無死一、三塁でガゼルマンのツーシームを勢いよく引っ張って右前に運んだ。先制された試合をすぐさま振り出しに戻すと、5―2の八回には1死二塁で中堅手の頭上を越える適時二塁打。チャンスを2度生かし、快勝の立役者になった。2打点で得点圏打率は驚異の・520(25打数13安打)。チームトップの19打点とした。数ある打撃成績の中で得点圏打率は「意識します」と話し、こう続ける。「得点圏打率なんて、1番だったら特に回数も少ない。その中で自分のできることは、その場で打つことなので」打線での立ち位置はチャンスを作ることを望まれる1番打者。だからこそ数少ない機会を生かす意識を明かす。「打点よりも得点圏打率が大事だと思っています。得点圏打率はランナーが2塁、3塁にいる状態で〝ヒットを〟打てるかどうかじゃないですか」。こだわりも秘めながら得点圏と向き合い、何度も結果を出してきた。「(木浪)聖也が調子いいので(得点圏で打席が)回ってくることが多いのはわかる。狙い球もなくなりましたし、イメージだけでどうなるか。そこが楽しみな部分」同期入団で同学年の木浪の活躍にも触れ、頼もしい言葉を残した。虎の先頭に立つ近本が、これからも大事なチャンスで輝く姿を見せていく。(邨田直人)

◆六回の守備から右翼で途中出場した阪神・島田海吏外野手(27)が、気迫あふれるプレーで魅せた。七回先頭・桑原の打球は一塁側アルプススタンド前のファウルグラウンドへ。落下地点に激走すると、ダイビングキャッチ。フェンスに顔面激突しながら、白球をつかんで離さなかった。「とにかく気合で捕りました」。直後に巡ってきた七回の第1打席は左腕・坂本の144キロを中前にはじき返し、4月27日の巨人戦(甲子園)以来となるヒット。攻守で存在感を光らせた。

◆前夜から打って変わって、技ありの軽打から放たれた白球は外野芝生で弾む。阪神・佐藤輝明内野手(24)が大きな4点目をたたき出し、沸き返るスタンドに向かって敬礼ポーズだ。「追い込まれてしまいましたがスライダーをいい方向に打ち返すことができた。追加点を取ることができてよかった」3-1と逆転し、なおも1死一、二塁で迎えた三回の第2打席。ガゼルマンの140キロスライダーを振り抜いた。2試合連続打点の中前適時打。雨粒に打たれながら懸命に声援を送ってくれたTORACOに応えた。雨天中止などで試合のない3日間を過ごして迎えた9日からのヤクルト3連戦(甲子園)では、12打席で1安打と低調。ただ、12日のDeNA戦(甲子園)で、今永から右手一本で5号ソロを放つと、潮目が変わった。五回の第3打席は、3番手・森原の148キロ直球を捉えて左翼へ大飛球。フェンス手前で失速し、「(甲子園)広すぎるでしょ」と苦笑いを浮かべたが、逆方向への大きな当たりは状態が上向いている証拠だ。「(調子は)いいんじゃないですかね、はい」雨で全身びしょぬれになりながらさっそうとクラブハウスへ引き揚げた虎の大砲。〝水も滴るいい男〟が、DeNAを3タテし、TORACOにまた歓喜の渦を巻き起こす。(原田遼太郎)

◆12日に昇格した阪神・浜地真澄投手(24)が七回に登板。4月11日の巨人戦(東京ドーム)以来の1軍戦となったが、先頭の桑原を島田の好捕で右邪飛に仕留めると、その後も直球で押し込み1回を1安打無失点に抑えた。「島田さんのプレーですごく勇気をもらった。(昇格後)最初の登板だったので、無失点というのは絶対。それができたのはよかった」。2軍で再調整し頼もしく帰ってきた右腕に、岡田監督も「ちょっと心配やったんですけど、もう全然大丈夫だったですね」と胸をなでおろした。

◆阪神・加治屋蓮投手(31)がリベンジの無失点投球だ。5-2と迫られた八回1死一、二塁のピンチでマウンドへ。12日に適時打を許した牧を3球で見逃し三振に斬ると、死球で満塁としたが、最後は2安打と当たっていた関根を二ゴロに仕留めた。「きょうは絶対に抑えたいという強い気持ちを持ってマウンドに上がりました」。好リリーフで2ホールド目をマーク。ピンチを招いた岩貞も「ありがとな」と感謝していた。

◆阪神はDeNAに7-2で快勝して3連勝。DeNAと並んで同率首位に浮上した。岡田彰布監督(65)は、指揮官生活9年目で史上25人目となる通算600勝に到達。試合前に直接指導したシェルドン・ノイジー外野手(28)が来日初の3打点の活躍をみせるなど、智将らしく選手を導いて今季最多貯金6とした。笑みを浮かべながら勝利のハイタッチでナインを出迎え、電光掲示板には監督通算「600勝」達成の文字が輝いた。岡田監督が阪神、オリックスの2球団で積み上げた白星が節目に達し、サプライズのパネルを手に持つと虎党から「岡田コール」が降り注いだ。首位タイに浮上し、貯金を今季最多の「6」とする価値ある勝利で花を添えた。「まあそんなにという感じじゃないなあ。ピンと来ないなあ。スコアボード、パッと見たら(メッセージが)出とったから、えっと思って。全然知らんかったから」助っ人との〝付き合い方〟を心得ている指揮官だから、呼び込めた1勝だ。試合前。打撃ケージ裏で不振のノイジーと通訳を介して話し込んだ。「フリー打撃や練習でそんなに悪くない。『普通にリラックス、そういう感じで打ったらどうや』って。遊びながら打席に立て言うたんや」。そしてN砲は勝ち越し犠飛を含む来日初の3打点でヒーローに。「それを聞いて、リラックスして臨めました」と感謝した。来日後の慣れない環境を吉田監督が気にかけた最強助っ人、バースには将棋を教え、同僚として心をほぐした。前回監督時は「選手をえこひいきしているとみられるのはアカン」という哲学のもと、日本人選手と距離を置き、外国人選手は「言葉の通じないところにきて、戸惑いもある」と気にかけた。キャンプ、シーズン中にシーツやアリアスらと食事をともにし、ノイジーのように力を最大限に引き出した。

◆全国の虎党の皆さ~ん、本日の虎の快勝に万歳三唱をご一緒に!!まずはDeNAに並び首位となりました! バンザ~イ!! そして、岡田さんが監督通算600勝を達成いたしました! バンザ~イ!! でも本日一番うれしいのは雨ヤギさんに代わり、新雨男『雨タケ』さんを襲名し、雨中のマウンドで開幕から5戦5勝という快挙を成し遂げた現役ドラフトの神様、大竹耕太郎投手でーす! バンザ~イ!!しかも、本日は何の日だか知ってます? 5月13日(旧暦)は『竹酔日(ちくすいじつ)』なんだって!! かつて中国ではこの日に竹(大竹)を植え替えれば(ソフトバンクから移籍)、竹がまるで酒に酔ったように場所を移されたことに気付かず、よく育つ日とされているのだ!! まさに竹酔日でしょう、キャリアハイに並ぶ5勝だってんだから!! もっとも酔ったのは大竹さんじゃなくて、その投球にウットリの虎党だったけどね~! ウィッ!!

◆ついに首位に並んだ。大竹よ、よく1点に抑えた。近本もノイジーも佐藤輝もよう打ったで~。試合前、一塁側アルプス席近くにいた虎番の邨田直人は、ふとベンチ付近を眺めた。20代がメインか。女性ファンばかりが集まってグラウンドに熱視線を送っている。邨田はハハ~ンと思った。この日、ファンクラブ女性会員限定の「TORACO練習見学会」が開催されていた。くじで選ばれた女性だけが、普段入ることができない早い時間帯から来場可能に。邨田は鼻の下を伸ばしながら?練習そっちのけで?眺めていたのだった。「先輩ッ、何言ってるんすか...」で、誰が一番の歓声を受けていたんだ? 大山? 佐藤輝? 木浪?「それがですね、岡田監督なんですよ」え、マジ!? 午前11時前、背番号80がいつものようにノックバットを持ちながら、ゆらりゆらりとグラウンドに登場した瞬間、ものすごい黄色い歓声が上がったらしい。邨田の証言に、少し離れた場所から見ていた須藤佳裕も呼応した。「確かにすごかったです。岡田監督が手を振って応えていましたからね。お互い見つめ合って手を振るという光景が繰り広げられていました」御年65歳。やるな...。岡田監督はその後、梅野に打撃指導をしたり、ミエセス、ノイジーの助っ人コンビと話したり。とにかく精力的に動き、試合前のベンチ入りでは虎番サブキャップの新里公章らに「雨予報、どうや?」とリラックスした表情で話しかけたそうだ。

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
DeNA
19130 0.594
(↓0.019)
-
(-)
111123
(+2)
117
(+7)
29
(-)
7
(-)
0.258
(-)
3.390
(↓0.1)
1
(1↑)
阪神
19131 0.594
(↑0.013)
0
(↓1)
110118
(+7)
91
(+2)
16
(-)
17
(-)
0.240
(-)
2.570
(↑0.02)
3
(-)
広島
17160 0.515
(↓0.016)
2.5
(-)
110111
(+4)
98
(+5)
24
(-)
11
(+1)
0.248
(↓0.002)
2.710
(↓0.05)
4
(-)
ヤクルト
16181 0.471
(↑0.016)
4
(↑1)
108113
(+4)
130
(+1)
30
(+2)
26
(+1)
0.223
(↓0.001)
3.470
(↑0.08)
5
(-)
巨人
16190 0.457
(↑0.016)
4.5
(↑1)
108131
(+5)
150
(+4)
39
(+1)
7
(+1)
0.251
(↑0.001)
4.150
(↑0.05)
6
(-)
中日
13210 0.382
(↓0.012)
7
(-)
10990
(+1)
100
(+4)
8
(+1)
9
(-)
0.245
(↑0.001)
2.550
(↓0.03)