中日(★0対4☆)広島 =リーグ戦6回戦(2023.05.10)・バンテリンドーム=
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広島
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中日
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勝利投手:九里 亜蓮(2勝1敗0S)
敗戦投手:涌井 秀章(1勝4敗0S)
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◆広島は3回表、マクブルームの適時打と西川の犠飛で3点を先制する。そのまま迎えた6回には、野間の適時打で1点を加え、リードを広げた。投げては、先発・九里が9回4安打無失点の快投。自身3年ぶりの完封で今季2勝目を挙げた。敗れた中日は、打線が沈黙した。

◆フィギュアスケート「りくりゅうペア」の三浦璃来(21)と木原龍一(30)がセレモニアルピッチを行った。来季の目標スコアという背番号「150」で登場した木原は中京大中京時代のクラスメートだった広島磯村へ、同じ理由で「83」の背番号をつけた三浦は中日伊藤相手にそれぞれストライク投球を決めた。「ドラゴンズは小さいときからファン。(同級生の磯村と)10年ぶりに再会もできてうれしく思います。頑張ってきてよかった」と木原。三浦は「最初は緊張しましたが、いい経験ができたと思います」と感想を話した。同ペアは19年に結成。3月の世界選手権ペアでは金メダルを獲得したばかり。22年北京冬季五輪団体戦ではSP、FSともに自己ベストを更新し、団体初の銅メダル獲得に貢献。今季は国際スケート連盟(ISU)の主要タイトルを1シーズンで全て制する「年間グランドスラム」を日本勢として初めて達成。26日に日本スケート連盟の表彰祝賀会で最優秀選手に相当するJOC(日本オリンピック委員会)杯を受賞した。

◆中日が2戦連続無得点で今季10度目の完封負けを喫した。ダヤン・ビシエド内野手を今季2度目の抹消。鵜飼を昇格させ、6番右翼に起用した打線は苦手の九里に4安打に封じ込まれた。立浪和義監督は「(ビシエドは)状態が変わっていなかった。若い楽しみな選手を使おうと判断した。力不足なので悔しさを持ってやってもらいたい」と厳しい表情。0封敗戦率は3割2分3厘。貧打の深刻さは増すばかりだ。▽中日涌井(5回9安打3失点で4敗目)「勝負球に選択ミスがあったかもしれません。3イニング連続で先頭打者を出してしまい、リズムを悪くしてしまったことと、良い投手(九里)に先制点を与えてしまったことが反省です」

◆中日が2戦連続無得点で今季10度目の完封負けを喫した。ダヤン・ビシエド内野手を今季2度目の抹消。鵜飼を昇格させ、6番右翼に起用した打線は苦手の九里に4安打に封じ込まれた。立浪和義監督は「(ビシエドは)状態が変わっていなかった。若い楽しみな選手を使おうと判断した。力不足なので悔しさを持ってやってもらいたい」と厳しい表情。0封敗戦率は3割2分3厘。貧打の深刻さは増すばかりだ。中日が2試合連続、今季10度目の完封負け。10度目の完封負けを開幕31試合以内に喫したのは、39年金鯱(31試合目)58年大洋(30試合目)に次いで65年ぶり3度目。球団では44年の34試合目を上回るワースト記録だ。ちなみに、完封負けがシーズンで最も多かったのは、56年の大洋と東映の31試合。今年の中日は今のペースではシーズン46度となる計算で、ワースト記録を上回ってしまう。

◆広島ライアン・マクブルーム内野手が5月初打点で、九里を援護した。3回無死満塁で中日先発・涌井のカーブを捉えて先制の2点打。4月30日巨人戦以来6試合ぶりの打点に「浮いてくる高めのゾーンの球を待っていました。インサイドだったけど、打てると思って手を出していきました」と振り返った。新井監督も「ナイスバッティングだった」とたたえた。前回4月26日の対戦で3打席連続三振を喫した涌井に借りを返した。

◆広島が勝率を5割に戻した。九里亜蓮投手が中日打線を散発4安打に封じ、20年9月28日DeNA戦(マツダスタジアム)以来自身3度目の完封勝利。チームは今季初めて水曜日に勝利を挙げ、ビジター3連戦で初めて勝ち越した。「最後までゼロでいけたのはよかったなと思います。でも出さなくてもいいところで四球を出したり、先頭打者を出してしまった回も多い」。冷静に反省点を見極めながら、九里は3年ぶりの快挙を振り返った。バンテリンドームで今季17回無失点。相性の良さも「気にしていないです」と意に介さなかった。こだわったのは新井監督への"約束"。「8回が終わった時点で『どうする』って聞かれて『行かせてください』って言って行かせてもらったので、絶対ゼロで帰ってくると9回のマウンドに上りました」。2番から始まる相手打線を完璧に抑えた。「本当にナイスピッチングだったと思う。タフで頼りになる投手ですね」と、新井監督もチーム初完封右腕に目を細めた。プロ10年目を前にオフに3年ぶりの米国トレを行い、体の使い方などさまざまな知識、情報を吸収。挑戦の成果を完封での今季2勝目で証明した。【堀まどか】▽広島野間(6回の適時打で2試合連続打点)「少しずつボールの見え方も良くなってきている。目の前の1打席、1試合を大事にして、チームが勝てるプレーをしたいです」

◆フィギュアスケートのペアで3月の世界選手権を日本勢で初制覇した三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が始球式を行った。愛知県出身の木原は「小さい頃からドラゴンズのファン。本当にうれしく思う」と興奮気味に話し、中京大に在学している三浦は「いい経験ができた。(球場は)リンクと違ってお客さんと遠かった」と笑顔だった。「りくりゅう」の愛称で親しまれる2人はユニホーム姿で、背番号は三浦が83、木原は150。ショートプログラムとフリーの来季の目標点数をそれぞれ選んだ。(バンテリンドーム)

◆広島の九里が3季ぶりの完封で2勝目を挙げた。制球が良く散発4安打に抑えた。打線は三回にマクブルームの2点打などで3点を先取し、六回は野間の適時打で加点した。チームは勝率5割に復帰。中日は2試合連続で零敗となった。

◆中日が9日の広島戦(●0-1)に続く零敗。今季31試合を消化し、無得点で敗れたのは早くも10度目となった。開幕31試合以内に10度記録したのは、1939年の金鯱(開幕31試合目)、58年の大洋(30試合目)に次いで65年ぶり3球団目。昨季は球団ワーストの26度喫したが、10度目を記録したのは開幕59試合目。プロ野球ワーストは56年の大洋と東映の31度で、このままのペースでいくとシーズン46度と大幅に上回る。

◆中日のドラフト4位新人、山浅が本拠地でプロ初出場を果たした。八回からマスクをかぶり、制球に苦しむ橋本を粘り強くリード。その裏のプロ初打席は九里が投じた初球の速球を打ち上げ、中飛に倒れた。「いつでもいけるように準備はしていたけど、実際に出たら緊張した」と初々しく振り返った。秋田県出身で福島・聖光学院高から入団した19歳の捕手。2軍では既に19試合に出場し、経験を積んでいる。「出場機会が少ないが、出た時に結果を出せるように準備したい」と意欲的だった。(バンテリンドーム)

◆中日は2戦続けて無得点で敗れた。二回は石川昂、六回は代打・大島がそれぞれ先頭で二塁打を放ったが、好機を生かせない。零敗は10度目となり、立浪監督は「みんな力不足。悔しさを持ってやってきてもらいたい」と奮起を促した。2年目の鵜飼を1軍に昇格させ、ビシエドを登録抹消。2番に新人福永を起用するなど若手を積極的に登用したが、実らなかった。監督は「若い選手はこれからの部分もあるが、乗り越えないと」と話した。(バンテリンドーム)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
DeNA
19100 0.655
(-)
-
(-)
114117
(-)
100
(-)
28
(-)
7
(-)
0.262
(-)
3.190
(-)
2
(-)
阪神
16131 0.552
(↓0.019)
3
(↓0.5)
113103
(-)
85
(+5)
15
(-)
15
(-)
0.239
(↓0.003)
2.630
(↓0.08)
3
(-)
広島
15150 0.500
(↑0.017)
4.5
(↑0.5)
11395
(+4)
87
(-)
22
(-)
9
(-)
0.249
(↑0.004
2.670
(↑0.1)
4
(-)
ヤクルト
15161 0.484
(↑0.017)
5
(↑0.5)
111107
(+5)
120
(-)
28
(-)
24
(-)
0.225
(↑0.001)
3.510
(↑0.11)
5
(-)
巨人
14180 0.438
(-)
6.5
(-)
111118
(-)
136
(-)
36
(-)
6
(-)
0.247
(-)
4.160
(-)
6
(-)
中日
12190 0.387
(↓0.013)
8
(↓0.5)
11280
(-)
92
(+4)
6
(-)
7
(-)
0.243
(↓0.003)
2.610
(↓0.05)