広島(-降雨のため試合中止-)阪神 =リーグ戦7回戦(2023.05.06)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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◆広島対阪神7回戦(マツダスタジアム)は、雨天のため中止となった。午前中から雨が続く中、球場の内野土部分には青いシートをかけ、開門しファンもスタンドを埋め、プレーボールを待ったが、天候は回復しなかった。選手は球場に隣接する室内練習場で汗を流した。阪神の今季中止は4試合目で、マツダスタジアムでの中止は4月5日以来、2度目。阪神先発の村上頌樹投手(24)は今季4度目の先発。リリーフ登板だった4月1日DeNA戦から25イニング連続無失点。63年に中井(阪神)が記録したセ・リーグの開幕からの連続イニング無失点記録に、あと「6」と迫っているが、持ち越しとなった。広島の先発はコルニエルだった。

◆阪神村上頌樹投手(24)が、7日の広島戦(マツダスタジアム)にスライド登板することになった。先発予定だった6日の同戦が雨天中止となったため。練習後に取材に応じ「いつも通りにやるだけなんで、そこは何も気にせずできれば。本当にすんなりいけると思います」と問題なしを強調した。今季初登板の4月1日DeNA戦から25イニング連続無失点。開幕からの連続イニング無失点記録は1リーグ時代の1939年(昭14)年高橋敏(阪急)の38回1/3で、2リーグ制後は2021年(令3)平良海馬(西武)の38回だが、セ・リーグ記録は1963年(昭38)中井悦雄(阪神)の31回。村上は6回を無失点で抑えれば、セ・リーグ記録に並ぶことになる。7日も引き続き悪天候が予想される。「下が緩いと思うので、しっかり砂を入れてもらったりとかしてもらいながら、自分の投げやすいように。雨で多分、集中力も切れやすいと思うので、しっかりストライク先行で。野手の皆さんが守りやすいようなリズムで投げられれば」と力を込めた。

◆開幕から25イニング連続無失点中の阪神村上頌樹投手(24)がプロ初のスライド登板で7日広島戦(マツダスタジアム)に先発する。午前中から雨が降りしきり、雨天中止が決定。プロ初の登板日をずらして試合に臨むが、本人は冷静だ。「いつも通りやるだけなので、何も気にせずにできれば。本当にすんなり行けると思います」。2軍時代でもスライド登板は経験済み。問題なしを強調した。岡田監督も背番号41へ信頼度が増している。「そりゃ(スライドは)当然や。西純も、まだ登録してないから、わざわざ登録して誰かと代えるのもあれやし。そりゃ勝ってる投手を優先せなあかんからな」と説明。本人も指揮官の思いを受け止めている。「前までは(登板が)飛んでいた。また投げさせてもらえるのはうれしいです。期待に応えられるよう頑張っていきたい」と気を引き締めた。「セ界一」も射程圏内だ。右腕は今季初登板の4月1日試合に登板してから、25イニング連続無失点と無双状態。開幕からの連続イニング無失点記録は2リーグ制後のセ・リーグ記録だと、63年の中井悦雄(阪神)の31回。6回を無失点で抑えれば、セ・リーグ記録に並ぶ。「いつも通りに投げればいける自信がある」。地に足をつけ、3勝目を目指す。【三宅ひとみ】

◆阪神は3年目の村上が、1軍では自身初というスライド登板に臨む。7日に先発予定だった西純は9日からの甲子園でのヤクルト3連戦に回ることになった。今季、25回連続無失点と絶好調の村上は「前までは(登板が)飛んでいたので、スライドでしっかり投げさせてもらえるのはうれしい」と信頼を勝ち取った実感をにじませた。3回5失点でプロ初黒星を喫して以来、2年ぶりとなるマツダスタジアムでの登板へ「前のことは前。今のいい状態でどれだけできるか。期待に応えられるように頑張りたい」と頼もしく言った。

◆阪神・村上頌樹投手(24)が先発予定だった6日の広島戦(マツダ)が雨天中止になったことを受け、7日の同戦にスライド登板する。6日は室内練習場でキャッチボールなどをして調整した。開幕から25イニング連続無失点、防御率0・00と絶好調。これまでの中止時は登板を飛ばされることもあっただけに、スライドを任されるのは信頼の証しだ。試合は雨に流されても、防御率0・00右腕の出番は変わらない。村上が7日の広島戦でスライド登板に臨む。その起用を意気に感じ、どんな状況にも左右されることなく勝利のために腕を振る。「前までは(登板が)飛んでいたので、投げさせてもらえるというのはうれしい。しっかりとその期待に応えられるように頑張っていきたい」雨天中止は今季4度目だが、4月5日の広島戦(マツダ)が流れた際は、村上が今季初先発すると見込まれていた同8日に大竹が登板。右腕の出番は12日の巨人戦(東京ドーム)にずれ込んだ。さらに大竹が先発予定だった15日のDeNA戦(横浜)が中止となると19日の広島戦(甲子園)に変更。村上は22日の中日戦(バンテリンドーム)に中9日で臨むという、〝はじき出し〟を経験していた。だが、いまは3先発1救援で開幕から25イニング連続無失点と快投を継続中で、周囲の目も大きく変わった。7日の広島戦は当初、2軍で再調整していた西純が昇格即先発する予定だったが、岡田監督は「そりゃええピッチャー、勝ってるピッチャーを優先せなあかんからな」ときっぱり。全幅の信頼を置いて背番号41を送り出す。天気予報では7日も広島には傘マークがついており、打者以外の敵と戦いながら投げなければいけない状況も考えられる。そんな中でも村上は「雨なので集中力が切れやすいと思う。しっかりとストライク先行で、野手のみなさんが守りやすいようにリズムで投げられれば」と決意。必要に応じてマウンドに砂を入れてもらうなどしながら、チームを勝利に導くために全力を尽くす。

◆ミエちゃん、頼むわ。6日に予定されていた広島-阪神(マツダ)は午後1時15分に雨天中止が決まったが、阪神・岡田彰布監督(65)は5日の同戦で1軍昇格即来日初アーチを放ったヨハン・ミエセス外野手(27)の6番固定を示唆した。長打力に加え、ウイークポイントとされていた守備力も問題なし、と判断。父親の死を乗り越えたM砲を打線のキーマンに指名した。マツダスタジアムに降りしきる雨を眺めながら岡田監督は「きょうも当然(6番・右翼で)使うつもりやったよ」と残念がった。前日5日の1軍デビューで豪快な一発を放ったミエセスの起用についてだ。「そら、一発は一発よ。でもあれやで。2軍の試合も見とったけど、ボール球もそんな振らんしな、おーん。まだ粗削りやけど、日本のピッチャーに慣れて、ちゃんと(コーチが)教えていったら、大化けする可能性はあるよ」6番打者は開幕こそD1位・森下(中大)だったが、プロの壁に阻まれた。その後は島田、板山、梅野、井上、小野寺。佐藤輝を含めると7人が6番を務めたが固定するまでに至らず、「あの打順にチャンスが回ってくるんや。そこで1本出ていれば」と、指揮官もタイムリー欠乏症に頭を悩ませていた。ミエセスの課題は右翼の守備力だったが、5日の試合では右中間の打球を120キロの巨体を揺らしながらランニングキャッチ。決してうまくはないが、下手でもない。岡田監督は「広い甲子園でもスタメン? そら全然使えるよ、守備でもなあ」と大きくうなずいた。当初は指名打者(DH)が使える交流戦での戦力として考えていたが、状況が変わった。ミエセスは開幕直後の4月9日、父親の死去にともない、ドミニカ共和国に一時帰国。再来日後も野球に集中できず、落ち込んでいたことを岡田監督も気にしていたという。関係者は「ウエスタンで数字も残していたし、1軍でモチベーションを上げさせるほうが、彼にとってもチームにとってもプラスと考えたようです」と明かした。岡田采配は的中した。

◆阪神・佐藤輝は5月に強い。2年間で計11本塁打、31打点。新人の2021年には月間MVPも受賞した。6日は「じゃあ打つしかないですね。頑張ります」と気合を入れた。今季も5月に入ってから4試合連続安打&打点。5試合連続打点となれば、自己最長タイだ。「やっぱり点を取れば勝てると思うので、打点は大事かなと思いますね」。好調の〝ミスター・メイ〟が打線を引っ張っていく。

◆阪神・岡田彰布監督(65)が6日、広島戦(マツダ)の降雨中止を受けて、報道陣に対応。5日の一戦で来日初本塁打を放ったヨハン・ミエセス外野手(27)の〝将来性〟について言及した。7日の7回戦は25回連続無失点中の村上頌樹投手(24)がスライドで先発する。「なんにもないやろ」ーーローテは?「そうやなあ。西純は今度の(9日からの)ヤクルトに回すけどな」ーー西勇は、青柳のように登板間隔を空ける「まだちょっとわからん。そこは。今、(中止が)決まったとこやから」ーー7日も天気が悪い「明日、ヤバかったら、また変えなアカンからなあ。西純は、だから登録してないから、ヤクルトに回す予定やけどな。明日スライドやから、村上が。明日、雨降ったら、考え直さなアカン」ーー西勇も雨の影響で登板日が微妙に影響する「それはわからん。ちょっと。明日雨が降ったら、いくらなんでも、2人余ってくるからな。そのへんは流動的やわ。明日にならんと。明日ゲームが成立するかどうかも分からんからな」ーー村上もスライドする投手になった「そりゃ当然やし。西純もまだ登録してないからな。わざわざ登録して誰かと代えるのもアレやし、勝ってるピッチャーを優先せなアカンからな」ーー天候次第だが7日は中継ぎも注ぎ込める「全然、そりゃ、注ぎ込めるよ。大丈夫よ。みんな元気やから」ーー6番はいつも話していたが「6番バッターで初ホームランやもんな。やっとホームラン出たなと思って(笑い)」ーー今後もミエセスを「今日も当然使うつもりやったよ」ーー5日の試合のような守備を見せてくれると甲子園でも使いやすい「そら全然使えるよ、守備でもなあ。(東京)オリンピックの時にレフト守っとったんやろ、アレ。レフトにノイジーがおったらキャンプの最初に『俺はライトの方が得意や』とか言いやがって(笑い)。レフト守っとったんやんかお前、映像しか見てないけど、何がライトの方がや、ノイジーがおるから。現金なやっちゃ(笑い)、ライトの方が得意や言うて」ーー期待するのは一発「そら一発は一発よ。でもアレやで、ソフトバンクとかの2軍の試合も見とったけど、ボール球もそんな振らんしな、おーん。まだ、オリンピックの映像の時の方が外のスライダー振っとったからな。荒削りやけど、やっぱりな。外のスライダーでオリンピックでは三振しとったけど。その映像も見たけどな。こっち来てからの方がホンマに外のスライダー系ってボール球とかそんなん振れへんやん。ファームの試合見とってもな」ーーうまくなっていくタイプ「そうやな。うまなるわ。そりゃ。だって本当に野球したことないやろ。本当の野球。そうやろ、はっきり言うて。野球な、ちゃんと教えていったら、そりゃ大化けする可能性はあるよ」ーーハマったらデカイ「そりゃデカイよ」(歩きながら)「一発は大きいよな」

◆天気予報でその可能性は高いと思っていたが、6日の広島-阪神は午後1時15分に雨天中止が発表された。ゴールデンウイークの3連戦でチケットは完売。雨が降り続く中でも、カープを率いる新井監督は「やりたかったなあ」と恨めし気に空を見ていたそうだ。チームは3連敗中で、阪神の先発は25イニング連続無失点の村上なのに?! その心をコイ番7年目の柏村翔が代弁する。「新井監督は雨に強いんですよ。初勝利を挙げた4月6日の阪神戦も降雨コールドゲームでしたからね。その翌週のヤクルト3連戦では、どの日も雨が降って3連勝したんですよ」。そう言われれば、カープには荒天に強いイメージがある。「でしょ? 雨天のときは相手投手が投げにくそうにしていますからね。日曜も雨の影響がありそうですから、村上が相手でも地の利があると思いますよ」。柏村の言葉には何か説得力がある。無失点投球を続ける猛虎の右腕に土を付けるのは、広島の泥んこマウンドかもしれない。試合ができるくらいの雨でおさまればやけど...。こんな不安定な空模様のときにサンスポの味方になるのは、競馬だ。雪でコースが埋もれたり、台風で交通機関がストップしたりしなければ、基本的に中止はない。それに暑過ぎず、寒過ぎないこの季節は、サラブレッドにとっても力を発揮しやすい。7日のNHKマイルCから東京競馬場でのGⅠ5週連続開催がスタート。それに合わせて、新企画『新米ティーチャー丸橋 先輩丸飲みや!!』も始まった。競馬記者2年目の丸橋正宣が、先輩記者相手に5番勝負を挑む。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
DeNA
1990 0.679
(↑0.012)
-
(-)
115115
(+17)
91
(+7)
27
(+5)
7
(-)
0.264
(↑0.009)
3.020
(↓0.07)
2
(-)
阪神
16111 0.593
(-)
2.5
(↓0.5)
115103
(-)
79
(-)
15
(-)
15
(-)
0.246
(-)
2.600
(-)
3
(-)
広島
13150 0.464
(-)
6
(↓0.5)
11590
(-)
87
(-)
22
(-)
9
(-)
0.241
(-)
2.870
(-)
4
(1↓)
ヤクルト
13161 0.448
(↓0.016)
6.5
(↓1)
113101
(+7)
120
(+17)
27
(-)
24
(-)
0.225
(↑0.002)
3.740
(↓0.46)
5
(-)
巨人
13170 0.433
(↓0.015)
7
(↓1)
113108
(+1)
132
(+2)
31
(-)
4
(-)
0.246
(↓0.002)
4.330
(↑0.06)
6
(-)
中日
11170 0.393
(↑0.023)
8
(-)
11578
(+2)
86
(+1)
6
(-)
7
(+1)
0.247
(↓0.001)
2.670
(↑0.07)