中日(★0対2☆)DeNA =リーグ戦5回戦(2023.04.30)・バンテリンドーム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
DeNA
0000200002600
中日
0000000000400
勝利投手:東 克樹(3勝0敗0S)
敗戦投手:髙橋 宏斗(1勝3敗0S)
  DAZN
チケットぴあ 中日戦チケット予約 DeNA戦チケット予約

DAZN

◆DeNAが7連勝。DeNAは両軍無得点で迎えた5回表、1死満塁の好機をつくると、牧が2点適時打を放ち先制に成功する。投げては、先発・東が9回4安打無失点の快投。今季初完封で3勝目を挙げた。敗れた中日は、打線が東の前に沈黙し、4連敗を喫した。

◆DeNA京田陽太内野手(29)が、中日戦に「2番遊撃」でスタメンに名を連ね、バンテリンドームでは移籍後初のスタメン出場する。29日の同戦では代走から出場し、中日から移籍後初めて、かつての本拠地バンテリンドームで出場。6回の守備から遊撃にもつき、8回には打席に立ち、三飛だった。この日、試合前にスタメンをコールされた瞬間、DeNAファンが詰めかける左翼スタンドとともに、中日ファンからも温かい拍手が起こった。また、29日の同戦で右手人さし指に死球を受け、途中交代した桑原将志外野手は「5番中堅」でスタメンに名を連ねた。

◆中日は今季23試合目で8度目の完封負け。DeNAには開幕から5戦全敗と負の連鎖が止まらない。打線は東に4安打。頼みの高橋宏は5回、牧に2点適時打を浴びた。見せ場もないまま4連敗を喫した立浪和義監督は「我慢してやっていくしかない。(1、2軍メンバーの)入れ替えはないです」。球団が借金「7」以上で5月を迎えるのは80年の「9」以来という厳しいスタートとなった。▽中日高橋宏(5回6安打2失点で3敗目)「ふがいないピッチングが何試合も続いて申し訳ないです」

◆DeNAが、中日を相手に同一カード3連勝を達成し、今季初の7連勝を飾った。4月に限れば96年4月の15勝を超える最多の16勝を挙げ、貯金も今季最多の9とした。先発東克樹投手(27)が、ルーキー時代の18年5月16日阪神戦以来、1810日ぶりの完封勝利をマーク。100球未満での完封を意味する「マダックス」を達成し、今季3勝目を挙げた。打線は、5回に4番牧秀悟内野手(25)が先制の2点適時打を放ち、勝利打点をマーク。投打ともにがっちりとかみ合って、快勝で4月を飾った。

◆DeNA牧秀悟内野手(25)が侍ジャパン対決を制し、東を援護した。5回1死満塁、中日高橋宏斗から中前にはじき返し、決勝の2点適時打。「東さんがリズム良く投げてくれていたので、点が取れて良かった。すごいピッチャー相手に全員で勝てたのはすごくうれしいです」と笑顔。今季は打点を挙げた試合は8戦全勝で「それが4番の役割だと思ってるので、勝てるように打点を挙げたいです」と力を込めた。

◆DeNAが、中日を相手に同一カード3連勝を達成し、今季初の7連勝を飾った。4月に限れば96年4月の15勝を超える最多の16勝を挙げ、貯金も今季最多の9とした。先発東克樹投手(27)が、ルーキー時代の18年5月16日阪神戦以来、1810日ぶりの完封勝利をマーク。100球以内での完封を意味する「マダックス」を達成し、今季3勝目を挙げた。東が無四死球、97球で18年5月16日阪神戦以来の完封勝ち。DeNAでは昨年4月16日上茶谷が91球で無四死球完封勝ちを記録したが、東は無四死球、100球未満の完封ともに初めてになる。これで4月のDeNAは16勝のうち7勝が完封。DeNAの月間7完封以上は、大洋時代の60年8月に9完封(島田3、権藤2、秋山1、継投3)して以来、63年ぶり2度目だ。60年は球団記録の26完封をマークして初優勝したが、いきなり4月に7完封の今季はあと何試合完封できるか。

◆中日が今季23試合目で8度目の完封負け。DeNAには開幕から5戦全敗と負の連鎖が止まらない。打線は東に4安打。頼みの高橋宏は5回、牧に2点適時打を浴びた。見せ場もないまま4連敗を喫した立浪監督は「我慢してやっていくしかない。(1、2軍メンバーの)入れ替えはないです」。球団が借金「7」以上で5月を迎えるのは、80年の「9」以来という厳しいスタートとなった。中日が今季8度目の完封負け。中日は昨季も26度記録し、球団ワーストを更新している。昨季8度目を喫したのは52試合目だったが、今季はまだ23試合目。このままだとシーズン49回となる計算で、56年大洋(現DeNA)と東映(現日本ハム)のプロ野球最多31度を大きく上回るペースとなっている。

◆DeNAが63年ぶりの完封ラッシュで、記録ずくめの4月のスタートダッシュを締めた。三重出身の先発、東克樹投手(27)が100球未満での完封を意味する「マダックス」を達成。ルーキー時代の18年5月16日の阪神戦以来1810日ぶりの完封。リーグトップタイの3勝目で、両親、妻、娘、親戚、友達、先生への感謝を示した。チームは今季初の7連勝で、日本一に輝いた60年以来となる月間7完封を達成。4月に限れば96年4月の15勝を超える最多の16勝で、貯金も今季最多の9とした。ヒーローインタビューでマイクを握った東は、スタンドから見つめる身近な人たちの存在を明かしながら、完封の喜びを語った。「本日は両親や親戚、妻、娘、友人も含めて、たくさんの方が来てくれているので、その前で完封することができて、良かったです」。愛工大名電時代に3年間過ごし、思い出が詰まった地で最高の姿を披露した。自身1810日ぶり2度目の完封を、球数97の「マダックス」で飾った。精密機械と称された制球力を武器に、メジャー通算355勝のレジェンド右腕に由来されるが、東も今季は4試合に先発し、通算28回0/3で四死球0。本家をほうふつとさせる制球力とテンポの良さで、リーグトップタイの3勝をマークする。球団の歴史の扉もこじ開けた。東の完封によって、日本一に輝いた60年以来となる球団タイ記録のチーム月間7完封を達成。白星は4月に限れば96年の15勝を超える最多の16勝に更新した。プロ5年目だった三浦監督は「覚えてないですよ」と苦笑しながら「チームとして、スタメンも途中から出てる選手も全員がいい準備をしてくれたからこそだと思います」とたたえた。試合後、勝利に沸くロッカールームでスマートフォンを確認した東は、1件のLINE(ライン)に目がとまった。「ヒーローインタビューの時に、家族、友人の後に、先生も付け加えてほしかったなぁ」。大池中学2年時の担任で、この日観戦に訪れた樋口和恵先生からだった。当時は同級生とのけんかを仲裁してくれるなど、親身に接してくれた。「僕も言いながら、言うのを忘れたなと」と頭をかいた。実は登板前日の4月29日、樋口先生が応援に来ることを明かし、感謝の言葉とともに「先生のためにもいい日にしたいです」と誓ったはずなのに、言葉に出せなかったことを悔やんだ。「すごく喜んでもらえたので、この地で勝つことができて、良かったです」。快投が何よりの恩返しになった。【久保賢吾】60年の大洋 6年連続最下位のチームを立て直すために三原監督が就任。先発、リリーフと59試合登板した秋山を中心に投手陣が活躍。前年4勝だった3年目の島田は8月11日阪神戦で完全試合を達成し、秋山に次ぐ19勝を挙げた。桑田が軸の打線はリーグ5位の411得点だったが、チーム防御率はリーグ1位の2・32。1点差勝利を34度も記録するなど、接戦をものにして初優勝。三原マジックと呼ばれた。

◆DeNAの東が5年ぶりの完封を無四球で飾った。テンポが良く、許したのは4安打だけ。無傷の3勝目でチームを7連勝に導いた。打線は五回に牧が2点打。中日は5回を2失点の高橋宏を援護できず、今季8度目の零敗で4連敗。

◆DeNAが7連勝。先発の東克樹投手(27)がルーキーイヤーの2018年以来、5年ぶり2度目の完封勝利で今季3勝目をマークした。東の試合後のインタビューは以下の通り。--今日のピッチングを振り返って「ストライクゾーンにどんどん投げられたことがよかったと思う」--初回、先頭を出すも細川を併殺に「あの回を併殺打で切りぬけたことで、うまく自分の流れに持ってこられたかなと思います」--5回に牧が先制点「4番の牧がしっかりあそこで点を取ってくれると思っていたので感謝したい」--完封の意識は何回からしていた「何回というのは特になかったけど、八回を投げ終えた時点で続投というのは感じたので、最後1イニングを集中して投げようと思いました」--今季は28イニング投げて四死球なし「ストライクゾーンにどんどん投げることが自分の持ち味だと思うので、その結果がそういった形で表れているのはいいことかなと思います」--名古屋は高校(愛工大名電)3年間を過ごした場所「本日は両親や親戚、自分の娘、友人も含めてたくさんの方が来てくれているので、その前で完封ができてよかった」--チームは7連勝「チームとしていい勢いがあるので、今後も勝って首位をキープしたいと思います」

◆中日の高橋宏は援護がなく、5回2失点で3敗目を喫した。4四球を出すなど92球を要したテンポの悪い投球を反省。五回に牧に2点打を浴び「ふがいない投球が何試合も続いてしまい申し訳ない」とうなだれた。立浪監督は、制球に苦しんだ右腕の投球フォームについて「去年と比べて体が縦振りになっておらず、その分、球がシュートして甘くなる球もあった」と分析した。

◆最高のスタートダッシュを決めた!! DeNAは30日、中日5回戦(バンテリンドーム)に2―0で勝利。今季7度目の零封勝ちで7連勝を飾り、4月に球団新記録の16勝を挙げた。先発の東克樹投手(27)が相手に二塁すら踏ませぬ4安打の快投で、自身5年ぶりの完封勝利。球数は97で、100球未満の完封を指す「マダックス」も達成し、無傷の3勝目。最強投手陣を武器に、1998年以来のリーグ優勝、日本一へ突っ走る。ゲームセットの瞬間を見届け、力強いガッツポーズを見せた。東が新人王に輝いた2018年以来、20年に左肘内側側副靱帯(じんたい)再建手術(トミー・ジョン手術)を受けてからは初となる完封勝利。苦難を乗り越えた左腕が、チームに4月最多となる16個目の白星をもたらした。「僅差の中でチームの勝利に貢献できてよかった。緊張感のある中で投げ切れたことは、自分にとってもすごく自信になった」一回から勢いのある直球で中日打線を押し込んだ。チェンジアップなど変化球も効果的に配球し6奪三振。終盤まで球威は落ちることなく、二塁すら踏ませぬ快投で、チームでは昨年の上茶谷に続く「マダックス」を達成した。恩返しの力投だった。三重県生まれ、愛知・愛工大名電高出身の左腕にとって、4年ぶりとなる名古屋での登板。両親ら親族、友人も多く球場に訪れる中で、三重・四日市市立大池中2年時の担任の先生で国語教諭の樋口和恵(かずえ)さんも応援に駆けつけてくれた。

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
DeNA
1670 0.696
(↑0.014)
-
(-)
12081
(+2)
65
(-)
15
(-)
6
(+1)
0.250
(↓0.004)
2.630
(↑0.12)
2
(-)
阪神
13101 0.565
(↓0.026)
3
(↓1)
11986
(+2)
67
(+4)
12
(+1)
14
(-)
0.239
(↓0.004)
2.580
(↓0.03)
3
(-)
広島
12120 0.500
(↑0.022)
4.5
(-)
11981
(+11)
74
(+4)
20
(+4)
9
(+1)
0.241
(↑0.006)
2.780
(↓0.06)
4
(1↑)
ヤクルト
11131 0.458
(↑0.023)
5.5
(-)
11863
(+4)
73
(+2)
14
(+1)
22
(+1)
0.195
(↑0.005)
2.740
(↑0.07)
5
(1↓)
巨人
11140 0.440
(↓0.018)
6
(↓1)
11883
(+4)
101
(+11)
23
(-)
2
(+1)
0.238
(↑0.002)
3.900
(↓0.31)
6
(-)
中日
8150 0.348
(↓0.016)
8
(↓1)
12056
(-)
70
(+2)
4
(-)
6
(-)
0.238
(↓0.004)
2.710
(↑0.03)