DeNA(☆5対2★)ヤクルト =リーグ戦4回戦(2023.04.26)・横浜スタジアム=
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ヤクルト
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DeNA
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勝利投手:三嶋 一輝(1勝0敗0S)
敗戦投手:高梨 裕稔(0勝1敗0S)

本塁打
【DeNA】戸柱 恭孝(2号・7回裏3ラン)

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◆DeNAは1点を先制された直後の3回裏、佐野の内野ゴロの間に同点とする。そのまま迎えた7回には、戸柱の3ランが飛び出し、勝ち越しに成功した。投げては、2番手・三嶋が今季1勝目。敗れたヤクルトは、打線が相手を上回る10安打を放つも、つながりを欠いた。

◆DeNAネフタリ・ソト内野手(34)が、「3番一塁」で4試合ぶりにスタメンに名を連ねた。宮崎敏郎内野手(34)は3試合連続ベンチスタートで、三塁にはドラフト3位ルーキーの林が入った。

◆歌手のKREVAが、DeNA-ヤクルト戦(横浜)でセレモニアルピッチを行った。背番号「908」のユニホームを着用し、捕手を伊藤光、打者を大田泰示が務め、ノーバウンド投球でスタンドから大きな拍手を浴びた。投球後は、ホームベース付近で伊藤、大田と笑顔で会話をかわし、受け取ったボールを手にスタンドの歓声に応えた。球団を通じ「投げる直前までツーシームを投げるかストレートを投げるか迷い、ストレートを投げました。次、投げる時は真ん中に決められるように頑張ります。最高の時間をありがとうございました。試合後のライブのために、試合とともに気持ちの昂りを上げていきたいと思います!」とコメントした。この日は、「BLUE☆LIGHT SERIES 2023 ~SPRING~」のゲストで来場。試合後にはブルーライトライブを実施する。

◆ヤクルト村上宗隆内野手(23)が26打席ぶりに打点を挙げた。先制のチャンスで悩める主砲に打席が回った。3回1死二、三塁。カウント2-2でDeNA先発石田の130キロカットボールを引っ張り一ゴロに。その間に三塁走者の浜田が先制のホームに生還。18日中日戦(松山)以来の打点となった。村上は打撃に苦しみ、開幕20試合を消化した試合前時点では2本塁打、打率1割6分7厘。最近10試合の打率も1割ちょうどで、さらに30三振と本来の姿とはほど遠かった。3冠王を取った昨季は20試合終了時点で打率2割8分6厘、4本塁打を放っていた。それでも先制につなげたこの打席を復調のきっかけにしたい。普段、独自の調整を行う試合前アップだがこの日は全体アップに交じった。「雨で場所がなかったからですよ」と話したが、若手とともに自らも声を張ってチームを盛り上げた。悩める3冠王は何かをつかもうと、日々をがむしゃらに走り続けている。

◆22年8月に国指定の難病「黄色靱帯(じんたい)骨化症」の手術を受けたDeNA三嶋一輝投手(32)が、ヤクルト戦で355日ぶりの白星を挙げた。同点の7回から登板し、1回を1安打無失点に抑えると、その裏に戸柱が決勝の2号3ランを放ち、勝利投手の権利を手にした。今季は6試合に登板し、1勝0敗1ホールド、防御率0・00と安定。チームはハマスタ8連勝を飾った。DeNA三浦監督(三嶋の白星に)「ビシッと後ろにつないでくれた。ファンの方の声援も違いますし、また大きくなって戻ってきてくれた」黄色靱帯(じんたい)骨化症 原因不明の国指定の難病で、背骨に沿った靱帯が骨化して脊髄を圧迫する。下肢の脱力やしびれがみられ、悪化すると両下肢まひをきたすこともある。プロ野球では元オリックス酒井、宮本、巨人越智、ソフトバンク大隣らが発症。

◆ヤクルトは開幕から21試目で初めて2桁安打を放つも、今季2度目の4連敗を喫した。高津臣吾監督は2桁安打について「特に気にしてはいなかったが、打てないより打てた方がいい」と語った。村上宗隆が3回に26打席ぶりの打点を挙げ、8回には伊勢から左翼ポール際に特大ファウルを放った。指揮官は「打者はそのようなことがきっかけになるらしいので、そうなってほしい」と期待を込めた。ヤクルト村上(8回無死一塁で左翼ポール際へ特大のファウル。復調につながるか問われ)「いや全然ダメです。ファウルなんで。また一から頑張ります」

◆DeNA戸柱恭孝捕手(33)が決勝の2号3ランで同学年の三嶋一輝に白星を贈った。同点の7回1死一、二塁、ヤクルト木沢のカットボールを右翼席に運んだ。「一輝(三嶋)が抑えてくれたので、何とか勝ちがつけばいいなと思って、必死にいった」。練習前には三浦監督から「試合出てないのに新聞の1面だぞ、と言われて、リラックスさせてもらった」とピカチュウヘルメットの話題を振られ、笑顔だった。

◆ヤクルト村上宗隆内野手(23)がもう少しで本塁打という大ファウルを放った。8回無死一塁、DeNA伊勢が投じた外角のボールゾーンに落ちる134キロフォークを左翼ポール際に特大ファウル。ただ感触については「全然だめです」。フォークは読んでいたか問われ「体が(反応した)」と話すも「いや打ってないんで。ファウルなんで全然です」と今後を見据えた。このような当たりが復調のきっかけになるのではと問われ「いやならないっす。また、はい、一から頑張ります」と語った。3回には26打席ぶりの打点を挙げた。1死二、三塁で石田の130キロカットボールを引っ張り一ゴロに。その間に三塁走者の浜田が先制のホームを踏んだ。チームは今季21試合目にして初の2桁安打を記録するなど安打が増え始めた。この流れに乗っていきたいか問われ「もちろんあります。僕が引っ張っていけるように頑張ります」と前を向いた。

◆家族へ、師匠へ、恩返しの思いを込めた。昨年8月に国指定の難病「黄色靱帯(じんたい)骨化症」の手術を受けた三嶋一輝投手(32)が、ヤクルト戦で355日ぶりの白星を挙げた。同点の7回から登板。1回を1安打無失点に抑え、その裏に戸柱が決勝の2号3ランを放ち、昨年5月6日の広島戦以来の白星を手にした。チームはハマスタ8連勝を飾って、2位阪神との差を2ゲームに広げた。お立ち台に上がった三嶋は、あふれる感情を抑えながら、青く染まったスタンドのファンに向かって、言葉を紡いだ。「何て言うのかなぁ...。とにかく、うれしいです。ありがとうございます!」。必死に絞りだした言葉に歓声と温かい拍手が送られた。自身も、チームメートも、ファンも、家族も待ちに待った355日ぶりの白星だ。「勝ち投手になれて、本当に最高の1日になりました。いろんなものを背負って戦わなきゃいけないし、本当に今日はいい日だったと思います」昨年8月29日、国指定の難病「黄色靱帯(じんたい)骨化症」の手術を受け、復活への戦いが始まった。キャンプ中に実戦復帰、4月1日の阪神戦で公式戦復帰などいくつもの復帰登板を経て、9日の中日戦で公式戦初のハマスタ復帰登板後、「この場を借りて、あえて言うなら」と口にしたのが妻への思いだった。「5歳と1歳の子がいるんですけど、大変な時期にもかかわらず、野球のことだけを考えてほしいと。『絶対、大丈夫だよ』という言葉も掛けてくれたし、すごく感謝してます」この日の試合直後、手元にはまだウイニングボールはなかったが、三嶋は即答した。「妻と子どもたちに渡したいです」。そして、もう1人、この日の7回のマウンドに送り出してくれた三浦監督への感謝も口にした。「僕が手術して、1軍の戦力にならなかったら、監督も悲しむだろうから、本当にびっくりさせられるくらいね、絶対に戻ってきてやろうと」。ハマスタ8連勝を飾って、がっちりと首位をキープした夜、あらためて誓った。「しっかり1日1日戦って、苦しんでる人たちにも届けばいいなと思います」。また1歩復活への階段を上がった。【久保賢吾】黄色靱帯(じんたい)骨化症 原因不明の国指定の難病で、背骨に沿った靱帯が骨化して脊髄を圧迫する。下肢の脱力やしびれがみられ、悪化すると両下肢まひをきたすこともある。プロ野球では元オリックス酒井、宮本、巨人越智、ソフトバンク大隣らが発症。DeNA三浦監督(三嶋の白星に)「ビシッと後ろにつないでくれた。ファンの方の声援も違いますし、また大きくなって戻ってきてくれた」DeNA石田(6回1失点の好投も反省を忘れず)「守備の時間が長くなり、攻撃のリズムを作れなかったことは反省点です。次回登板は向かっていく姿勢を意識して、攻めの投球をしたいです」

◆先発したヤクルト・高梨裕稔投手(31)は6回?を5安打3失点で降板し、今季初勝利は挙げられなかった。「長打が打てる打者がたくさんいる。その前に走者をあまり出さないように。しっかり自分のいいものを出せるようにしたい」と意気込んで迎えた、15日の広島戦(マツダ)で4回6安打2失点として以来の1軍先発。1―0の三回に戸柱、林に連打を浴びるなど1死二、三塁のピンチをつくり、佐野の二ゴロの間に同点に追いつかれた。さらに1―1の七回、1死一、二塁のピンチを招いたところで降板。2番手で登板した木沢が戸柱に3ランを浴び、勝ち越しを許してしまった。2022年8月24日の広島戦(神宮)以来の白星はつかめなかった。

◆DeNA・戸柱恭孝捕手(33)が同点の七回に右翼席へ、値千金の勝ち越し3ランを放った。「みんながつないで作ってくれたチャンス、自分もその流れに乗ることができました。投手陣が頑張っていたので、勝ち越すことができよかった」1―1の七回1死一、二塁。代わったばかりの2番手・木沢に対してカウント1―2と追い込まれてからの4球目、内角球を振り抜き、やや前めに守っていた外野の頭上を越えていった。今季ここまで8試合で無失点だった右腕を打ち砕いた。前日25日の試合前には、横浜市の「ポケモンセンターヨコハマ」で、「ポケモンボールパークヨコハマ」(6月30日―7月2日の中日戦、横浜)開催会見に登場。試合で着用する「ピカチュウヘルメット」をお披露目し、大きな話題となった。ピカチュウの得意技「10まんボルト」にも匹敵する、効果抜群の一発を放ってリードを広げた。

◆久々にめぐってきたチャンスで力を発揮した。DeNAのドラフト3位・林琢真内野手(22)=駒大=が「8番・三塁」で4月12日のヤクルト戦(神宮)以来、9試合ぶりのスタメン出場を果たした。1点を先制された直後の三回、先頭の戸柱が左前打で出塁し、無死一塁で迎えた第1打席。高梨に対してカウント1―2と追い込まれてからの4球目、低めに落ちるフォークボールにしぶとく食らいつき、巧みに拾って左前へと運んだ。プロ23打席目で待望の初安打となった11日のヤクルト戦(神宮)の第2打席以来、10打席ぶりの安打を放ってチャンスを広げると、9番の石田が犠打に成功。1死二、三塁となり、佐野の二ゴロの間に追いついた。下位打線からチャンスをつくって上位につなげる、理想的な攻撃パターンをルーキーが演出した。駒大からドラフト3位で入団した今季、オープン戦では、12球団で3位となる打率・296と猛アピールし「2番・三塁」で開幕スタメンを勝ち取った。しかし、本職ではない守備で2失策のほろ苦デビューでスタートすると、打撃でも快音が響かない日々が続き、出場機会を減らした。それでも、連日早出練習に励むなど、限られた出番への準備は怠らなかった。迎えた久々の先発出場で、二回には三塁守備でも好フィールディング。攻守に存在感を見せた。(浜浦日向)

◆意地をみせた。三回1死二、三塁。ヤクルト・村上宗隆内野手(23)が一ゴロを放って、6試合ぶりとなる打点をあげた。苦しみながらも、最低限の仕事は果たした。三回は1死から浜田の中前打、サンタナの左前打と左翼手・佐野の失策で好機を広げて迎えた第2打席。カウント2―2からDeNA先発、石田の外角低め130キロのカットボールに食らいついて高いバウンドのゴロを放ち、その間に三塁走者の浜田が生還して先制点となった。WBC日本代表として世界一に貢献し、満を持して臨む今季だが、開幕から結果を出せずにいる。打点は18日の中日戦(松山)以来で26打席ぶり。試合前時点では打率・167(66打数11安打)、9打点、2本塁打と本来の力とはほど遠い。22日の巨人戦(神宮)の試合後には「投手に対してしっかりと入っていけるようにやっていくだけ。やるしかない」と修正のポイントを挙げたが、なかなか突破の糸口をつかめないでいる。チームも引っ張られるように苦しんでいる。開幕から20試合連続で2桁安打なし。25日時点でチーム打率・189は12球団でもワースト。それでも下半身のコンディション不良で離脱中の山田は、23日に1軍の練習に合流し、この日は打撃練習をこなすなど徐々に回復傾向にある。今は耐えるとき。チーム一丸となって戦い、大黒柱たちが状態が上がるのを待つ。(森祥太郎)

◆ヤクルトは今季2度目の4連敗。打線は今季初となる2桁安打を放ったが、あと1本が出ず、反撃できなかった。試合後の高津臣吾監督(54)の主な一問一答は以下の通り。――先発・高梨「すごくよかったと思いますね。粘り強く、ランナーを出しても次の打者をなんとかという気持ちがこもっていましたし、だからあそこまでいけたと思いますね」――七回投げ切ってくれればという「まぁちょっと変えるタイミングをね。どうしようかずっと悩んでいたんですけど、状態よかったのであそこまで引っ張りましたけど。あそこまでゲームをつくってくれたので、いいピッチングだったと思います」――木沢は一発浴びたが、ここまでの頑張りがある「しようがないですよ。相手(戸柱)もキャッチャーなので、いろいろ配球を読みながら駆け引きであったり、難しい場面で、打者心理であったりいろんな心理がわいた中で結果として打たれたという感じですね」――打線は九回につないで、らしい攻撃が「なかなかそれまで長打がなくて、単発のヒットしかなくて残塁も多くなってしまったんだけども、ああやってつないでいって、四球はなかなかとれなかったですけど、そういう姿勢が大事でしょうね。なんとか次へ次へという気持ちが」――単打続いていてやっと長打が出た「得点圏でね。最後は出ましたけど、なかなか最後の1本がね。セカンドいって、サードいって、そこからの1本がなかなか出ないので、なかなか得点に結びつかないというか。それは野球なのでしようがないんですけど」――開幕して初めての2桁安打「特には気にはしていなかったですけど、打てないより打てた方がもちろんいいに決まっていますし。これがきっかけにはならないでしょうけど、また明日、平良投手を打てるように研究するだけだと思います」――村上が八回に惜しいレフトポール際大飛球「どうなんですかね。僕はちょっとバッターのことはよくわからないですけど、そのささいなことはね、何かきっかけになったりするらしいので、そうなってほしいなと思っていますね。まぁ、人間なのでね。それは難しい部分はたくさんあると思います。一生懸命頑張っていますよ」――浜田が3安打「チャンスはみんなにあって、その外野の3つしかポジションがないなか、塩見がいなかったり、ノリ(青木)を休ませながら使ったりとかでいろんな選手を試しながら使っているんですけどああやって結果を残してくれると、まだまだ課題はたくさんありますけど、また次も使いたくなりますね」

◆DeNAの32歳、三嶋が思い出深い白星を手にした。昨年8月に国指定の難病、黄色靱帯骨化症の手術を受けて復帰後は初勝利。1―1の七回に2番手で登板し、1安打されたものの3三振を奪って無失点。その裏に味方が勝ち越した。お立ち台では「一日一日戦って、その姿が苦しんでいる人にも届けばいいと思う」と話した。一昨年には23セーブを挙げた。今季6試合目の登板に「同点の場面で結果を出せたことは、次につながる」と胸を張った。三浦監督は「シーズンが終わるころには(病気を)忘れさせるくらい活躍を積み上げてほしい」とたたえた。

◆ヤクルトはDeNA4回戦(横浜)に2―5で敗れた。打線は今季初の2桁安打を放ち、2リーグ制以降ワーストタイとなる『開幕から21戦連続2桁安打なし』こそ回避したが、今季2度目の4連敗。高津臣吾監督(54)は決定打不足を嘆いた。「得点圏でなかなか最後の一本が出ないので得点に結びつかない。野球なのでしょうがないんですけど」今季最多の10安打で走者は出したが、つながりを欠いてわずか2得点の10残塁。得点圏に走者を5度置くも、適時打は九回の浜田の右翼線二塁打のみにとどまった。4番村上は三回1死二、三塁での一ゴロで6試合ぶりに打点を挙げたが、4打数無安打、3三振で今季33三振は12球団ワースト。打率も・157と打撃不振は深刻だ。八回の第4打席では左翼ポール際へあと少しで本塁打という大飛球を放ったが、切れてファウルに。高津監督は「些細なことが何かきっかけになったりするらしい。そうなってくれれば」と復調を願い、村上も「また一から。引っ張っていけるように頑張ります」と前を向いた。この敗戦で10勝10敗1分けと貯金を吐き出し、首位DeNAとは2・5ゲーム差に離された。「打てないより打てた方がもちろんいいに決まっている。これがきっかけにはならないでしょうけど、また明日、平良投手を打てるように研究するだけだと思います」と高津監督。当たりが出始めた打線とともに、何とか勝利をつかみ取る。(箭内桃子)

◆首位ロードを突っ走る!! DeNAは26日、ヤクルト4回戦(横浜)に5―2で勝利した。七回に2番手で登板した三嶋一輝投手(32)が1回無失点、3奪三振の好投。昨年8月に手術を受けた国指定の難病「黄色靱帯(じんたい)骨化症」を乗り越え、355日ぶりに勝利投手となった。チームは本拠地8連勝。貯金5とし、2位・阪神とのゲーム差を2に広げた。難病を乗り越え、ハマスタのマウンドで躍動する背番号17が帰ってきた。体に不安を抱えていた昨年の姿は、もうどこにもない。三嶋の直球はうなりを上げ、燕打線を圧倒。味方の勝ち越しを呼び込み、昨年5月6日の広島戦(マツダ)以来355日ぶりの白星をつかんだ。「同点の七回を任されて、それに応えられたことがまずうれしかった。いろんな思いを背負って投げているので、勝ち投手になれて、最高の一日になりました」自主トレをともにする法大の後輩、石田が先発で6回1失点の好投。1―1の緊迫した七回に登板機会がめぐってきた。二死から1安打こそ許したが、最速150キロの直球と鋭い変化球で押し込み、アウト全てを空振り三振で奪って流れを引き寄せた。最初に異変を感じたのは昨年1月。左脚に力が入らなくなった。「毎日起きたら、きょうは大丈夫かなぁって。50メートル走をいつも5秒7で走れるのに、6秒ちょっとかかった」。蓄積疲労やヘルニア、あらゆる可能性を探りながらも、原因は不明。だが、苦しむ姿は一切見せずに春季キャンプ、開幕と駆け抜けた。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
DeNA
1270 0.632
(↑0.021)
-
(-)
12464
(+5)
55
(+2)
14
(+1)
5
(-)
0.251
(↑0.004
2.720
(↑0.1)
2
(-)
阪神
1091 0.526
(↓0.03)
2
(↓1)
12358
(+4)
63
(+8)
7
(+1)
12
(-)
0.224
(↓0.001)
2.930
(↓0.21)
3
(-)
ヤクルト
10101 0.500
(↓0.026)
2.5
(↓1)
12253
(+2)
53
(+5)
11
(-)
19
(+1)
0.193
(↑0.004
2.410
(↓0.14)
3
(-)
広島
10100 0.500
(↓0.026)
2.5
(↓1)
12360
(+3)
59
(+6)
15
(+1)
6
(+2)
0.224
(↓0.002)
2.710
(↓0.08)
5
(-)
巨人
9120 0.429
(↑0.029)
4
(-)
12270
(+8)
68
(+4)
19
(+1)
1
(-)
0.241
(↑0.006)
3.020
(↓0.05)
6
(-)
中日
8110 0.421
(↑0.032)
4
(-)
12450
(+6)
57
(+3)
4
(-)
5
(-)
0.245
(-)
2.690
(↓0.02)