ヤクルト(★2対4☆)巨人 =リーグ戦2回戦(2023.04.22)・明治神宮野球場=
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巨人
0102010004910
ヤクルト
1000001002610
勝利投手:グリフィン(3勝1敗0S)
(セーブ:大勢(0勝0敗2S))
敗戦投手:小川 泰弘(1勝2敗0S)
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◆巨人は1点を先制された直後の2回表、秋広の適時二塁打で同点とする。その後は、4回に1死満塁から大城卓が適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功した。投げては、先発・グリフィンが6回4安打1失点の好投で今季3勝目。敗れたヤクルトは、打線が2回以降は3安打と沈黙した。

◆巨人秋広優人内野手(20)がプロ入り初スタメンとなった。「7番左翼」に名を連ねた。これまでイースタン・リーグ13試合に出場。一塁、左翼の守備につき打率3割4分1厘、1本塁打、8打点と結果を出していた。ルイス・ブリンソン外野手(28)が来日初の3番起用。遊撃には3試合連続で中山礼都内野手(21)が入った。先発マウンドにはフォスター・グリフィン投手(27)が上がる。

◆バレーボール女子日本代表の井上愛里沙(27=サン・ラファエル)が、始球式を行った。背番号10の代表ユニホームで登場。178センチの長身から投じたボールは、ワンバウンドで捕手のミットに収まった。バレーボール女子日本代表は、9月16日に開幕するワールドカップバレーを戦う。

◆巨人秋広優人内野手(20)がプロ初安打&初打点をマークした。「7番左翼」でプロ初スタメン。1点を追う2回1死一塁からヤクルト小川のストレートをライナーではじき返し、右中間を破った。変化球にタイミングを外され、カウント1-2と追い込まれていた中、初めてきた直球に対応した。同点の適時二塁打となった。二塁ベース上で笑顔で両手を広げた。身長2メートルで、背番号55を背負うメガゴジラ。「追い込まれていたので何とか後ろにつなぎたいと思っていました。(初ヒット、初打点に)うれしい気持ちはありますが、しっかり切り替えて次の打席も打てるように頑張ります」と語った。この日は、自主トレをともにした中田翔の34歳の誕生日でもあった。"師匠"の記念日に成長した姿を示す、うれしい1本になった。

◆巨人秋広優人内野手(20)がプロ初安打&初打点をマークした。身長2メートル、背番号55を背負う秋広が放った記念の1本に、SNSは歓喜の声にあふれた。ツイッターでも「秋広くん」「秋広優人」がトレンド入り。「激アツ過ぎるわ秋広 この瞬間を待っていた巨人ファンがどれだけいたことか」「背番号55きたぁぁぁぁぁ!!!!神宮の背番号55番はガチだろ!!」「秋広は巨人の希望だなあ。スケール大きい」などの投稿があふれた。

◆巨人大城卓三捕手(30)がライアンキラーぶりを発揮した。ヤクルト小川から一時勝ち越しとなる2点適時二塁打を放った。同点の4回1死満塁。カウント0-2からの直球を捉え、右翼線に運んだ。直前には右翼ポール際に大ファウルを放っていた。"打ち直し"こそならなかったが、貴重な1打を生み出した。小川には昨季は5打数3安打3本塁打だった。好相性の右腕を、この日も打ち砕いた。リベンジでもあった。前日21日ヤクルト戦では5回1死満塁で二ゴロ併殺に倒れ、絶好機をつぶしてしまっていた。同じ状況で、今度は見事に仕事を果たした。

◆巨人直江大輔投手(22)が、今季8試合目の登板で初安打を許した。3点リードの7回、先発グリフィンに代わって登板。ヤクルト青木への初球、直球を引っかけ足元に入った。3球目も大きく外れ、カウント2-1から直球をとらえられ右前へ運ばれた。今季は開幕から、7試合投げ7イニング連続無安打投球を続けていたが、途絶えた。制球に安定感を欠き、次打者中村には四球で無死一、二塁のピンチを背負った。1死一、三塁とし、代打・川端の三塁への打球を、岡本和が適時失策。初失点も喫した。後続は断ち、2点のリードでしのいだ。

◆巨人秋広優人内野手(20)がプロ初安打&初打点を父が、恩師が祝福した。1点を追う2回1死一塁からヤクルト小川のストレートをライナーではじき返し、右中間を破る同点の適時二塁打。二塁ベース上で笑顔で両手を広げた。父伸也さんは「スタメンが発表されてからそわそわしてました。自宅で1人で見ていたので大暴れしてました(笑い)。ナイスバッティング!」と喜んだ。江戸川ボーイズの恩師・北口智広監督は「自宅でゆっくりテレビで見てました。ようやく教え子がプロ野球選手になったと実感が湧きました。背番号55の重圧に負けずにこれからも頑張って欲しいです」とメッセージを送った。

◆34歳の誕生日を迎えた巨人中田翔内野手が、愛弟子の祝福打に「取られてすぐだったので、すごくいいタイムリーだったと思います」と、自分のことのように喜んだ。先制点を奪われた直後の2回、秋広優人内野手(20)が、初スタメンで打った同点打。2年連続で自主トレに同行させ費用も全額負担してきた。昨年9月17日、秋広の二十歳の誕生日には、高級ブランドのヴィトンの財布をプレゼント。自身の誕生日に、恩返しの一打に「今日打って、ご両親が一番喜んでいるだろうから、そっちの方でしっかり恩返ししてもらいたいですね」と目を細めた。

◆プロ3年目の「メガゴジラ」が大きな1歩を踏み出した。身長2メートルの巨人秋広優人内野手(20)がプロ初安打&初打点をマークした。「7番左翼」でプロ初スタメン。1点を追う2回2死一塁、ヤクルト小川に追い込まれた4球目、1-2から甘く入った直球を長い手足で強振した。ライナーで右中間を破る同点適時二塁打とし「去年は1軍に登録されず悔しいシーズンだった。この日を目標にやってきた」と1軍でしか味わえない充実感を実感した。34歳の誕生日を迎えた師匠にも成長を示した。2年連続で中田翔の自主トレに同行。費用は全額負担してもらい、1日12合近い米を平らげる食トレで大きな体は1年前より6キロ増の107キロにスケールアップした。昨年9月17日、二十歳の誕生日にはヴィトンの高級財布をプレゼントされた。1軍キャンプ完走間近の2月28日で2軍合流となった時も、中田翔からの言葉は響いた。「頑張れよ。自分でこれっていうスタイルを持ちなさい」背番号も松井秀喜氏と同じ55。周囲は豪快な大砲と期待を寄せる。その中で理想のスタイルは揺るがなかった。「長打を求められるが、自分は率も捨てたくない。どっちもしっかり残せるようなバッターに」。球界の日本人野手で最も長身の体は、大きな可能性を秘めている。恩返しはまだまだ果たせていない。未完の大器はいう。「初安打、初打点は実現できた。次は初ホームランを」。1週間ぶりに最下位を脱出した苦境のチームの救世主になる。【上田悠太】

◆巨人の先発左腕のフォスター・グリフィン投手(27)が、3勝目にプロ初安打で花を添えた。初回に不運な内野安打が続き、詰まらせながらも先制打を許した。それでも2回以降は4度の3者凡退でシャットアウト。6回4安打1失点で3勝目を挙げた。6回にはヤクルト山本から左前打を放ち、メジャー含めても初めての安打をマークした。初勝利、初打点に続き、記念球を受け取ったグリフィンは「打つ方でも貢献できるのであれば打ちたい」と笑顔だった。

◆巨人の新たな勝利の方程式が見えてきた。3点リードの7回、ここまで7試合連続無安打無失点の直江大輔投手(22)が登板。初安打初失点こそ許したが、2点リードの8回はドラフト3位ルーキー田中千晴投手(22)にバトンタッチした。3者凡退に封じ、最後は守護神・大勢投手(23)が抑えた。セットアッパー不在の状況下、若い力で乗り切った。阿波野秀幸投手チーフコーチ(58)は「僕らは期待を込めて送り込むだけです。経験も豊かではないし」とマウンドを託す。田中千は19日DeNA戦(長崎)に続き「8回の男」としてホールドをマーク。直江を含め、可能性を秘めた若手投手の積極起用策が、功を奏した。同コーチは「まだ連投も含めてガッチリ決めるということはなかなか難しい」とした上で「若い力を発揮してもらいたいから、ちょっと厳しい場面でもこちらは期待を込めて送り出して、自信を深めてくれればそう(勝ちパターンに)なるかもしれないけど、まだ時間も経験も必要」。慎重かつ大胆に状態を見極めながら、若手の覚醒を促していく。

◆プロ3年目の「メガゴジラ」が大きな1歩を踏み出した。身長2メートルの巨人秋広優人内野手(20)がプロ初安打&初打点をマークした。身長2メートルの巨人秋広がプロ初安打。2メートル以上の日本人選手は過去に馬場正平だけ。馬場はプロレス転向後に209センチだったが、55~59年の巨人時代は200センチで登録。1軍では57年に3試合に登板し0勝1敗、防御率1・29、打撃成績は同年10月23日中日戦の1打席(三振)だけで、日本人選手では秋広が史上最長身の安打となった。

◆3年目の巨人・秋広優人内野手(20)が「7番・左翼」でプロ初先発する。

◆始球式にバレーボール女子日本代表の井上愛里沙(27)=フランス、サン・ラファエル=が登場した。井上はフジテレビ系列が放送するバレーボール大会のマスコットキャラクター・バボちゃんが見守る中、日本代表の赤いユニホーム姿で登場。投球は右打席に立ったオコエ(巨人)の背中側に逸れたが、ワンバウンドで捕手のミットへ収まった。バレーボール女子日本代表は今年9月中旬から、2024年パリ五輪の予選大会の一つとして「FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023」を戦う。

◆ヤクルトのホセ・オスナ内野手(30)が一回2死一、三塁で先制の右前適時打を放った。これで3試合連続で初回適時打となった。20日の中日戦(神宮)では一回2死一、三塁で左翼線へ適時二塁打。21日の巨人戦(同)では一回2死一、二塁で右前適時打。この日を入れて今季は一回の打率が・667(6打数4安打)と第1打席から全集中。勝負強さを発揮している。

◆「7番・左翼」でプロ初先発した巨人・秋広優人内野手(20)がプロ初安打となる右中間への適時二塁打を放った。0-1の二回2死一塁で回ってきた第1打席。カウント1-2からヤクルト先発の小川が投じた直球を捉え、右中間へ痛烈な打球をはじき返した。通算2打席目でのプロ初安打に塁上では笑みがこぼれた。この日は自主トレーニングをともに行った中田翔の34歳の誕生日。自主トレでは食事面からすべてにおいて面倒を見てくれた〝師匠〟にプロ初安打初打点という最高の形で恩返しした。

◆打撃不振の巨人・坂本勇人内野手(34)がナイターでのヤクルト戦前に、川崎市のジャイアンツ球場で行われたシート打撃に1軍帯同中の若手とともに参加した。阿部ヘッドコーチらが見守る中、山本から右翼フェンス直撃の一打を放った。開幕から調子が上がらず、18日のDeNA戦から3試合連続で先発を外れていた。また、シート打撃で重信が頭部に死球を受けた。症状は打撲だというが、この日、出場選手登録を外れた。

◆巨人・横川凱投手(22)が23日のヤクルト戦(神宮)でプロ初勝利を目指す。前回13日の阪神戦(東京ドーム)では5回4失点で2敗目。「(投球)フォーム的にずれていたところがあった」と中10日での登板に向け、フォームの修正と真っすぐの力強さを意識して調整した。プロ通算8試合目での初白星を狙う大型左腕は「相手というより、自分の投球ができるかどうかが大事。そこだけに集中していきたい」と気合を入れた。

◆ヤクルトは先発した小川泰弘投手(32)が5回5安打3失点。今季2勝目をつかむことはできなかった。ピンチで〝宿敵〟にやられた。1―1の四回1死満塁。昨季の対戦で5打数3本塁打とやられた大城卓を打席に迎えた。「やられたらやり返さないといけない。同じ攻め方ではいけない。しっかり投げていきたい」と雪辱を誓っていたが...。カウント0―2と追い込んでの3球目。140キロ高め直球を捉えられ、右翼線への2点二塁打とされてしまった。小川は五回先頭で自身の打席が回ってきたところで代打を送られ、降板に。2番手には六回から山本大貴投手(27)が登板した。

◆無色透明の才能が、まばゆい輝きを放った。巨人の背番号55-。ひときわ大きな背中に視線を集めたのは、初先発した20歳の秋広優人だ。「追い込まれていたので、何とか後ろにつなぎたいと思っていました」1点を先行された直後の二回2死一塁で迎えた第1打席。甘く入った直球を逃さず、鮮やかに右中間を破る同点の適時二塁打を放った。試合前時点で防御率0・47と好調の小川から放った一打は、プロ初安打で初適時打。塁上で両拳を掲げ、初々しく喜びをかみしめた。「7番・左翼」で初の先発出場。勝ち星が伸び悩むチームの停滞感を吹き飛ばすべく、抜擢(ばってき)された。東京・二松学舎大付高から入団して3年目。身長2メートルの左打者は抜群の長打力を誇り、球団OBでヤンキースでも名をはせた松井秀喜氏が背負った「55」を継承する。オフは2年連続で中田翔に師事。ボールを引き付けて内側をたたき、打球に角度を付ける「縦振り」を磨いてきた。通算293本塁打を誇る偉大な先輩から「ポテンシャルは誰がどう見ても素晴らしい」と評され、「ライバル」と認められる大器だ。昨季はイースタン・リーグで最多安打を放ったものの、1軍に上がれなかった。「何としても1軍で」と飛躍を期す3年目。近未来の大砲候補は、ファンの夢を乗せた放物線を描く。(鈴木智紘)

◆23日の巨人戦(神宮)に先発するヤクルトのドラフト1位・吉村貢司郎投手(25)=東芝=が、〝4度目の正直〟でプロ初勝利を目指す。「自分のできることをやるだけ。一試合一試合、自分の役割を果たすことが大事」。前回登板の16日の広島戦(マツダ)では勝利投手の権利を持って降板していたが、救援が打たれて白星ならず。巨人打線との初対戦へ「気負わず、ストライク先行で長いイニングを投げたい」と気合を入れた。

◆巨人が競り勝ち最下位を脱出した。0―1の二回に秋広の適時二塁打で同点。四回に大城卓の2点二塁打で勝ち越し、六回はオコエの適時二塁打で加点した。グリフィンが6回1失点で3勝目を挙げた。ヤクルトは連勝が3で止まった。

◆ヤクルトは打線が低調で連勝が3で止まった。開幕から18試合、2桁安打がなく高津監督は「なかなか出塁ができない、もちろん得点にも絡めない。いいピッチングをされたらなかなか打てないが、それよりもこちらの状態を上げるのが先」と険しい表情で語った。4番村上は4打数無安打、3三振で最近16打席安打なし。打率1割6分9厘と調子が上がらず「やるしかない。投手に対してしっかり入っていけるようにやっていくことだけ」と言葉を絞り出した。(神宮)

◆巨人・秋広優人内野手(20)が「7番・左翼」で初先発し、1点を先行された直後の二回2死一塁で右中間を破る同点の適時二塁打を放った。抜擢(ばってき)した原監督は「いいバッティングでしたね」とたたえた。秋広はオフに2年連続で師事した中田翔と師弟関係にある。この日34歳になった兄貴分は「三振を怖がらずに」と助言を送ったという。「誕生日プレゼントになったか」と問われると「それは違うんじゃない」とうれしそうに笑った。

◆巨人の若き救援陣が勝利のバトンをつないだ。ドラフト3位で22歳の田中千晴(国学院大)が、2点リードの八回から3番手で登板。189センチの長身右腕は3番・サンタナ、4番・村上を2者連続三振に斬り、5番・オスナは左飛に仕留めて三者凡退。最速150キロの直球で押し「任された場所で仕事をするだけ。どこで行けといわれようが同じ準備をする」と頼もしかった。七回は22歳の直江、九回は23歳の大勢が登板。チームは勝利の方程式を固定できずにおり、田中千ら若手に期待がかかる。原監督は救援陣を「ナイスピッチングでしたね」とたたえた。

◆ヤクルトは6安打2得点と打線が低調で連勝が3で止まった。阪神に首位で並ばれ、高津臣吾監督(54)は悩める心境を明かした。「いい投球をされたらなかなか打てないでしょうけど、それよりもこちらの状態を上げるのが先でしょうね」チーム打率・183は12球団ワーストで、1試合平均2・5得点と苦しむ。4番村上はこの日3三振を喫するなど16打席連続無安打で打率・169。打順変更の可能性を問われ、2軍監督時代から4番を任せ続けている指揮官は「考えているか考えていないかも含めて、ちょっと言えない」とした。23日はD1位・吉村(東芝)が先発する。4度目の先発でプロ初勝利を目指す右腕のためにも「打線に奮起を期待します」と高津監督。村上は「やるしかない。投手に対してしっかり入っていけるようにやっていくだけ」と前を向いた。(箭内桃子)

◆巨人は22日、ヤクルト2回戦(神宮)に4-2で勝利し、最下位を脱出した。「7番・左翼」でプロ初先発した秋広優人内野手(20)が、通算2打席目となった二回にプロ初安打初打点となる右中間への適時二塁打を放った。中学時代の秋広を指導した江戸川ボーイズ・北口智広監督(48)はテレビで観戦。第1打席で初安打初打点が飛び出し、「結果が出たことがうれしかった」と自分のことのように喜んだ。中学1年時、身長は180センチ近くあったという。「3年間で20センチも伸びるとは」と懐かしむ。中学時代は投手だけではなく、ショートのポジションも守らせた。俊敏性や器用さも兼ね備えた、才能あふれる秋広を大きく育てた。昨年12月、酒を酌み交わしながら昔話に花を咲かせた。1軍で大きな一歩を踏み出した教え子の姿を見て「プロ野球選手の教え子ができたという感じがした。やっとプロの仲間入りして、スタートしたんだな」とうれしそうに語った。秋広の初安打を自宅のテレビで見届けた父・伸也さんは「球団からも期待されながらやってきて中だったのでうれしい」と3年目で飛び出した初安打に声を弾ませた。1軍の沖縄・那覇キャンプに訪れるなど、プロで戦う息子を応援し続けた。「シーズンは長いので、引き続き頑張ってほしい」とエールを送った。

◆巨人は22日、ヤクルト2回戦(神宮)に4-2で勝利し、最下位を脱出した。「7番・左翼」でプロ初先発した秋広優人内野手(20)が、通算2打席目となった二回にプロ初安打初打点となる右中間への適時二塁打を放った。この日は2年連続でオフの自主トレで師事した中田翔内野手の34歳の誕生日。背番号55をつける身長202センチのメガゴジラが〝師匠〟へ最高の誕生日プレゼントを贈った。ようやく出た一本に笑みがこぼれた。「7番・左翼」でプロ初先発した秋広がプロ初安打初打点。東京・二松学舎大付高時代に慣れ親しんだ神宮で、身長202センチのメガゴジラが節目の一歩を刻んだ。「ベンチを見たら先輩方が喜んでくれていたのですごくうれしかった。(中田)翔さんが誕生日の日に初ヒットを打てたので良かった」1点を追う二回2死一塁。カウント1-2と追い込まれながらも小川の甘く入った直球を捉え、右中間を鮮やかに破る適時二塁打を放った。プロ3年目。2年ぶり通算2打席目での初安打に塁上で両拳を突き上げた。この日は兄貴分、中田翔の34歳の誕生日。沖縄・石垣島での合同自主トレでは野球の技術指導だけでなく、毎日の食事、移動の運転まで全面サポートしてくれた。〝師匠〟の生まれた日に結果で恩返しした。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
1071 0.588
(↓0.037)
-
(-)
12545
(+2)
36
(+4)
8
(-)
18
(-)
0.183
(↓0.001)
1.890
(↓0.12)
1
(2↑)
阪神
1071 0.588
(↑0.025)
0
(↓1)
12553
(+2)
53
(-)
5
(-)
12
(-)
0.229
(↓0.001)
2.740
(↑0.16)
3
(1↓)
DeNA
970 0.563
(↓0.037)
0.5
(-)
12750
(-)
47
(+3)
11
(-)
3
(-)
0.250
(↓0.001)
2.800
(↑0.03)
4
(-)
広島
1080 0.556
(↑0.027)
0.5
(↓1)
12554
(+3)
49
(-)
12
(+1)
4
(-)
0.228
(↓0.001)
2.550
(↑0.16)
5
(1↑)
巨人
7120 0.368
(↑0.035)
4
(↑1)
12455
(+4)
61
(+2)
15
(-)
1
(-)
0.231
(↑0.001
2.960
(↑0.12)
6
(1↓)
中日
6110 0.353
(↓0.022)
4
(-)
12642
(-)
53
(+2)
4
(-)
4
(-)
0.241
(↓0.009)
2.770
(↑0.05)