1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 8 | 0 | 0 |
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 3 | 7 | 0 | 0 |
勝利投手:佐々木 朗希(3勝0敗0S) (セーブ:益田 直也(0勝0敗6S)) 敗戦投手:武田 翔太(0勝1敗0S) |
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◆ロッテは0-0で迎えた4回裏、佐藤都の適時三塁打で2点を先制する。なおも続く好機で平沢の適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・佐々木朗が7回3安打無失点8奪三振の力投で今季3勝目。敗れたソフトバンクは、打線が終盤に1点差まで迫るも及ばなかった。
◆ソフトバンク武田翔太投手(30)が21日ロッテ戦で今季初先発する。この日はZOZOマリンで最終調整。ロッテ佐々木朗とは21年6月24日に投げ合い、当時は7回途中2失点の武田に軍配が上がったが「あれからだいぶ成長してると思う。いいピッチャーなので、できるだけ点を取られないように」と気持ちを引き締めた。新球種ナックルカーブも駆使しつつ「僕は僕なりの投球をしたい」と意気込んだ。
◆ロッテ佐々木朗希は今季初登板の6日日本ハム戦が11奪三振、14日オリックス戦も11奪三振で2戦2勝。昨年はシーズン初登板の3月27日楽天戦から10→13→19→14と4試合続けて2桁奪三振をマークしたが、この4試合の勝敗は勝敗なし→勝利→勝利→勝敗なし。過去にシーズン初登板からオール2桁奪三振で3戦3勝したのは16年3月25日~4月8日の則本(楽天)しかいない。佐々木朗が今日も10三振以上奪って白星を挙げれば史上2人目の記録となる。
◆WBCのように仲間と勝ち続ける-。ロッテ佐々木朗希投手(21)が7回3安打8奪三振無失点で、開幕から無傷の3連勝を飾った。7回にNPB公式戦自己最速タイ164キロをマークするなど3試合連続0封し、連続無失点を20イニングに伸ばした。3試合連続の2ケタ奪三振は逃したが、許した安打は合計5本と圧倒。今季開幕カードで2試合連続完封負けを含む3連敗を喫した首位ソフトバンクに勝利し、貯金3としてゲーム差なしに迫った。吉井監督やチームメートの思いを背負った使命感で、敵討ちした88球だった。佐々木朗がベンチから身を乗り出した。9回を託した益田の1球1球に大声で叫んだ。アウトを取るたびに右腕を頭の上でグルグルと回し、先輩を鼓舞。「勝てると思って見ていましたし、必死にチーム一丸となって勝てて良かった」。切れ長の目をさらに細めて笑う。目尻の下に現れるしわは"朗希じわ"とファンにも愛され、喜びや達成感の象徴だ。吉井監督にとって、ソフトバンク戦の開幕2戦連続完封負けは新監督史上初だった。相手4番の栗原には小島と種市が1発を浴びた。佐々木朗は「今日の勝ちはすごく大事になると思った。負けが込んだら嫌な印象がつきますし、相性(の悪さ)だったりを忘れさせるくらいの勢いを作りたいと思った」。自分が打たれるわけにはいかなかった。先発したWBC準決勝メキシコ戦から1カ月。初回からの侍ジャパン対決で、2番近藤を163キロで空振り三振に切った。「前回よりも真っすぐの走りは良かったと思います」。3回は開幕カードで痛打された9番甲斐の胸元に直球を投げ込んだ。大きくのけぞらせて、パドレス・ダルビッシュ直伝のスライダーを連投。中飛に封じた。4回はクリーンアップとの対戦でさらにギアを上げる。外角高めで空振り三振を喫した柳田は思わず「はやっ」とつぶやき脱帽。栗原には160超を続け、最後は149キロのフォークで空振り三振。牧原大には左打者にこの日初のスライダーも投じて迷わせた。「しっかり頭を使いながら良い攻めが出来た。ピッチャーが良かったら流れは来るし、壊したりもするので」。7回でも疲れを感じさせず、公式戦自己最速タイの164キロを計測して栗原を3球三振に切った。今季初登板から20イニング無失点を積み重ね「一昨年より去年、去年よりも今年って、ピッチャーとしての耐性はついてきていると思います」。自己最長22イニング無失点を超えるどころか、どこまでゼロを並べるのか-。【鎌田直秀】▽ロッテ吉井監督(佐々木朗の投球に)「(4回に)レバーをパーンと上げた感じがした。ゲームを動かす投球も出来るようになったのかな。ダルビッシュはそういうことが出来る投手で、僕が思考停止して楽しんで見ていられた。朗希もそうなりつつある。すごみが出てきた。この先どんな投手になるのか楽しみ」佐々木朗が6日日本ハム戦から3戦3勝。奪三振は8個止まりで3試合連続2桁奪三振は逃したものの、この日も0点に抑えて開幕から20イニング連続無失点。シーズン初登板からオール無失点で3戦3勝は07年4月1日横浜戦7回0点→同8日阪神戦9回0点→同15日ヤクルト戦9回0点の高橋尚(巨人)以来、16年ぶり。ロッテでは69年木樽に次いで2人目だが、木樽は3試合ともリリーフ。先発でオール無失点の3戦3勝は球団史上初めて。○...女房役の佐藤都が打でも佐々木朗を援護した。4回2死一、二塁からソフトバンク武田の直球を捉え、左中間を破る2点適時三塁打。「ショーハでいきました。ショートスイングでハードに打つイメージで」と福浦ヘッドや村田コーチの教えを体現。三塁塁上でのガッツポーズに「朗希に勝ちをつけるってところで、すごい舞いあがっちゃいました」と会心の一打だった。
◆ソフトバンクは今季初の先発登板となった武田翔太投手(30)が中盤に崩れた。3回まで無失点投球だったが、0-0の4回2死一、二塁から8番佐藤都に2点適時三塁打、続く平沢には右前適時打を許し、この回3失点。5回1死一、二塁とピンチを招いたところで交代を告げられた。「ふがいない投球をしてしまった。ランナーを出してから粘れていたら、もう少し違った試合展開になっていたと思います」と肩を落とした。
◆攻め立てながら、ソフトバンク打線にあと1本が出なかった。1点差まで詰め寄った9回2死一、三塁。途中出場の周東の打球は中飛となった。ゲームセットから約20分後。報道陣の前に姿を見せた藤本監督は悔しさをにじませた。「最後は見せ場を作ったけど、あと1本が出なかったということかな」試合前のテーマは「令和の怪物」攻略だった。ロッテ佐々木朗との今季初対決。藤本監督が腐心したのは誰を切り込み隊長に起用するか、だった。打撃下降気味の周東に代わり、ベテラン中村晃を20年9月1日のオリックス戦(京セラドーム大阪)以来、実に3年ぶりに「先発1番」に据えた。1打席目こそ左飛に倒れたが、積極的な打撃で3回の2打席目には163キロの直球を左前打、2死ながらチャンスメークした。だが、後が続かない。2番近藤はフォークに空振り三振。結果的に佐々木朗には7回8奪三振を喫し、無得点に封じ込まれた。「今日の(佐々木)朗希くんに対してはみんなコンパクトにミート中心にやってくれて、あとちょっとやった。8三振? まあ、芯でとらえている当たりもそこそこあったし、今日みたいな感じでやったら次いけるんじゃないですか」。3安打に封じ込まれ、攻略こそできなかったが、藤本監督は次回対戦には手応えを感じ取った様子だった。今季初の3連敗。首位陥落は免れたが、ゲーム差なしで4チームがひしめく混戦。怪物攻略はならずとも、あと1本の悔しさは募る。8回には代打起用のガルビス、アストゥディーヨがともに凡退。「代打がおらんね、ホンマ!」。最後は吐き捨てるように、一振りにかける代打男の登場を切望した。【佐竹英治】
◆ソフトバンクは3年ぶりの先発1番となった中村晃外野手がマルチ安打で気を吐いた。「受け身になるとやられるので、自分が攻めていくようにした」。佐々木朗対策は積極打撃。1打席目は初球打ちで左飛も、2打席目は追い込まれながら左前打。「球数を投げさせると言ってもコントロールもいいし、初球から振っていこうというイメージだった」。8回はペルドモから右前適時打。3試合ぶりの打点も挙げた。
◆WBCのように仲間と勝ち続ける-。ロッテ佐々木朗希投手(21)が7回3安打8奪三振無失点で、開幕から無傷の3連勝を飾った。7回にNPB公式戦自己最速タイ164キロをマークするなど3試合連続0封し、連続無失点を20イニングに伸ばした。3試合連続の2ケタ奪三振は逃したが、許した安打は合計5本と圧倒。今季開幕カードで2試合連続完封負けを含む3連敗を喫した首位ソフトバンクに勝利し、貯金3としてゲーム差なしに迫った。吉井監督やチームメートの思いを背負った使命感で、敵討ちした88球だった。佐々木朗がベンチから身を乗り出した。9回を託した益田の1球1球に大声で叫んだ。アウトを取るたびに右腕を頭の上でグルグルと回し、先輩を鼓舞。「勝てると思って見ていましたし、必死にチーム一丸となって勝てて良かった」。切れ長の目をさらに細めて笑う。目尻の下に現れるしわは"朗希じわ"とファンにも愛され、喜びや達成感の象徴だ。吉井監督にとって、ソフトバンク戦の開幕2戦連続完封負けは新監督史上初だった。相手4番の栗原には小島と種市が1発を浴びた。佐々木朗は「今日の勝ちはすごく大事になると思った。負けが込んだら嫌な印象がつきますし、相性(の悪さ)だったりを忘れさせるくらいの勢いを作りたいと思った」。自分が打たれるわけにはいかなかった。先発したWBC準決勝メキシコ戦から1カ月。初回からの侍ジャパン対決で、2番近藤を163キロで空振り三振に切った。「前回よりも真っすぐの走りは良かったと思います」。3回は開幕カードで痛打された9番甲斐の胸元に直球を投げ込んだ。大きくのけぞらせて、パドレス・ダルビッシュ直伝のスライダーを連投。中飛に封じた。4回はクリーンアップとの対戦でさらにギアを上げる。外角高めで空振り三振を喫した柳田は思わず「はやっ」とつぶやき脱帽。栗原には160超を続け、最後は149キロのフォークで空振り三振。牧原大には左打者にこの日初のスライダーも投じて迷わせた。「しっかり頭を使いながら良い攻めが出来た。ピッチャーが良かったら流れは来るし、壊したりもするので」。7回でも疲れを感じさせず、公式戦自己最速タイの164キロを計測して栗原を3球三振に切った。今季初登板から20イニング無失点を積み重ね「一昨年より去年、去年よりも今年って、ピッチャーとしての耐性はついてきていると思います」。自己最長22イニング無失点を超えるどころか、どこまでゼロを並べるのか-。【鎌田直秀】▽ロッテ吉井監督(佐々木朗の投球に)「(4回に)レバーをパーンと上げた感じがした。ゲームを動かす投球も出来るようになったのかな。ダルビッシュはそういうことが出来る投手で、僕が思考停止して楽しんで見ていられた。朗希もそうなりつつある。すごみが出てきた。この先どんな投手になるのか楽しみ」佐々木朗が6日日本ハム戦から3戦3勝。奪三振は8個止まりで3試合連続2桁奪三振は逃したものの、この日も0点に抑えて開幕から20イニング連続無失点。シーズン初登板からオール無失点で3戦3勝は07年4月1日横浜戦7回0点→同8日阪神戦9回0点→同15日ヤクルト戦9回0点の高橋尚(巨人)以来、16年ぶり。ロッテでは69年木樽に次いで2人目だが、木樽は3試合ともリリーフ。先発でオール無失点の3戦3勝は球団史上初めて。○...女房役の佐藤都が打でも佐々木朗を援護した。4回2死一、二塁からソフトバンク武田の直球を捉え、左中間を破る2点適時三塁打。「ショーハでいきました。ショートスイングでハードに打つイメージで」と福浦ヘッドや村田コーチの教えを体現。三塁塁上でのガッツポーズに「朗希に勝ちをつけるってところで、すごい舞いあがっちゃいました」と会心の一打だった。
◆ロッテ佐々木朗希投手(21)が7回3安打8奪三振無失点で、開幕から無傷の3連勝を飾った。3試合連続0封し、開幕からの連続無失点イニングを20イニングに伸ばした。大舞台を経験した佐々木朗は自信にあふれ、オーラも漂ってきた。マウンド上やベンチ内でも仲間を鼓舞し、喜びを体で表現するなど表情も豊かになった。大リーグでプレー経験のある吉井監督は「メジャーの選手って近寄るなオーラみたいのを出すんですよ。それが朗希にも出てきているので。チームでオレは違うぞっていう。本人は思っていないと思うんですけれど、そういうのって、にじみ出るじゃないですか」と成長を感じ取る。開幕投手の小島は「あか抜けた」とニヤっと笑う。投手陣のリーダー的存在の益田とも試合前などにじゃれ合いながら、お互いの投球談議を行う姿もある。世界を相手に結果を出した自信が、さらなる進化を加速させている。【鎌田直秀】
◆女房役のロッテ佐藤都が打でも佐々木朗を援護した。4回2死一、二塁からソフトバンク武田の直球を捉え、左中間を破る2点適時三塁打。「ショーハでいきました。ショートスイングでハードに打つイメージで」と福浦ヘッドや村田コーチの教えを体現。三塁塁上でのガッツポーズに「朗希に勝ちをつけるってところで、舞いあがっちゃいました」と会心の一打だった。
◆20日に58歳の誕生日を迎えたロッテ・吉井理人監督が北海道での日本ハム3連戦を終えて千葉に戻り、本拠地で改めて誕生日を祝福された。報道陣から自身の似顔絵がデザインされたケーキが贈られ、「ケーキも好きだけど、和菓子が好きです」と笑顔。「昨日(20日)は完封負けという素晴らしいプレゼントをいただいた」と冗談を交えつつ、「最高の一日になりました」と振り返った。
◆ロッテ・西野勇士投手(32)が22日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に先発する。開幕ローテーションに入った今季は2試合に登板し、防御率5・73と苦しみながらも、緩いカーブを効果的に使ったベテランの投球術で、開幕から自身2連勝中だ。前回登板から中9日で臨む一戦に向けて「自分のテンポでゲームを作って、チームを勝たせる投球ができるように頑張ります」と力を込めた。
◆今季初先発に臨んだソフトバンク・武田翔太投手(30)は、序盤からランナーを出しながらも粘り強い投球を続けたが、中盤につかまった。四回2死一、二塁で佐藤都に左中間への2点三塁打を許すと、続く平沢にも右前適時打を打たれ3点を先制された。五回にも1死一、二塁のピンチを招き、2番手・田浦にマウンドを譲った。WBCでも活躍したロッテ・佐々木朗希との投げ合いとなったが、4回?を6安打3失点、3四死球に1暴投と、悔しい結果となった。
◆ロッテは佐々木朗が7回を3安打無得点に抑えて3連勝。球威十分の速球に変化球も鋭く、毎回の8三振を奪った。打線は四回に佐藤都の2点三塁打と平沢の適時打で3点を先制した。ソフトバンクは今季初の3連敗を喫した。
◆試合後、観客に手を振るロッテ・佐々木朗希=ZOZOマリンスタジアム(撮影・加藤圭祐)
◆ロッテは21日、オランダ出身のシェルテン・アポステル内野手(24)=193センチ、106キロ、右投げ右打ち=と育成選手契約を結んだと発表した。球団を通じて「一刻も早く自分の力を証明し、チームの勝利に貢献できる立場になりたい」とコメントした。米大リーグでは2020年にレンジャーズからデビューし、7試合に出場して20打数2安打。
◆ロッテの佐藤都は0―0の四回2死一、二塁で均衡を破る左中間への2点三塁打を放った。1死から安田の右前打、2死一塁から小川が粘って遊撃への内野安打でつくった好機をものにした。武田の高めに浮いた外角の速球を逃さず捉え「みんながつないでくれたので死ぬ気で打ちにいった」と喜んだ。松川と代わって佐々木朗と今季2度目のバッテリー。自身出場5試合ぶりの貴重な安打で、球界を代表する剛腕の3連勝に貢献した。田村との正捕手争いでも存在感を示し「本当に自分がやるべきことをやれて良かった。これを機に、もっともっと打てるように頑張りたい」と決意した。
◆勝負所で一気にギアを上げた。ロッテ・佐々木朗希投手(21)が七回先頭の栗原に対して投じたこの日の84球目。自己最速まで1キロと迫る164キロの直球で3球三振に斬り、力強いガッツポーズを繰り出した。「負けが込んだら、やっぱり、嫌な印象がつきますし、相性を忘れるくらいの勢いをつくりたいなと思って投げました」ソフトバンクとの開幕カードでロッテは3連敗。栗原には12打数5安打6打点、2本塁打と打ち込まれた。自身はWBC後の調整期間で登板機会はなかったが、リベンジの思いは強かった。7回3安打無失点。160キロ超の速球でグイグイと押した。前回14日の登板から直球の割合は41・9%→53・4%に増えた。状態はさらに上がり、今季初登板から3試合、20イニング連続で無失点だ。防御率「0・00」、勝利数「3」、奪三振「30」もリーグトップ。3冠右腕は「今日の勝ちはすごく大きい」と笑った。1年目から投手コーチとして見守ってきた吉井監督は「ゲームを動かす投球ができるようになった。ダルビッシュもそういうことができる投手だった」と成長を実感する。四回、3番・柳田から始まる中軸を三者凡退に抑え、その裏にチームが3点を先制した場面を振り返り、「あそこで(ギアの)レバーをパーンと上げて流れを引き寄せた。野手陣もそれを感じて点を取った感じがする」と絶賛した。無双状態の〝令和の怪物〟は「ピッチャーは試合の主導権を握っている。チームが勝つために自分がやるべきことをやるだけ」と目を輝かせた。2万4319人の観衆が酔いしれた〝金曜ローキショー〟はまだまだ続く。(武田千怜)
◆ロッテ・佐々木朗希投手(21)が21日に行われたソフトバンク戦(ゾゾマリン)に先発して7回3安打無失点。これで今季初登板から3試合を20イニング連続無失点で、奪った奪三振は30で投球イニングを10も上回っている。「ローキ・ササキ」の名は3月のWBCで世界に知れ渡ったが、日本に戻ってからも高いパフォーマンスを見せていることから、米SNSでは「早くヤンキースにきてくれ」「メッツは同郷のセンガしか、先発ローテに残ってないんだ。助けてほしい」と獲得を要望するコメントが多数寄せられた。特にバーランダーを故障で、シャーザーを出場停止で欠くメッツファンの声は切実なものだ。佐々木朗に賛辞を送るのはファンだけではない。オリックス・山本との投げ合いを制した14日の前回登板後に「地球上で最高の投手」と評した米野球データ分析会社「Codify」の公式ツイッターは、「ローキ・ササキは今季ここまで20回、30奪三振、5安打、3四球、無失点。そしてまだ21歳なんだ。正気の沙汰じゃない」最大級の賛辞を送った。また、スペイン語圏でも佐々木朗をたたえる声が。WBCの準決勝で佐々木朗が対戦し、4回3失点だったメキシコからは「ルイス・ウリアスがWBCで打った本塁打を最後に、ササキの球をまともに打った打者はいない」とのコメントが寄せられた。WBCをきっかけに、ローキ・ササキのNPBでの投球も世界から注目されていることをうかがわせた。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
9 | 6 | 0 | 0.600 (↓0.043) | - (-) |
128 | 54 (+2) | 39 (+3) | 7 (-) | 9 (-) |
0.243 (↓0.001) | 2.470 (↓0.06) |
2 (1↑) |
ORIX |
10 | 7 | 0 | 0.588 (↑0.025) | 0 (↓1) |
126 | 57 (+7) | 53 (+5) | 14 (+1) | 6 (-) |
0.257 (↑0.009) | 3.020 (↓0.12) |
2 (-) |
西武 |
10 | 7 | 0 | 0.588 (↓0.037) | 0 (-) |
126 | 64 (+5) | 45 (+7) | 16 (+1) | 10 (+2) |
0.243 (↑0.001) | 2.460 (↓0.24) |
2 (1↑) |
ロッテ |
10 | 7 | 0 | 0.588 (↑0.025) | 0 (↓1) |
126 | 54 (+3) | 51 (+2) | 7 (-) | 6 (-) |
0.216 (↑0.001) | 3.000 (↑0.07) |
5 (-) |
楽天 |
6 | 10 | 0 | 0.375 (↑0.042) | 3.5 (↑1) |
127 | 38 (+8) | 59 (+7) | 11 (+1) | 11 (+2) |
0.201 (↑0.018) | 3.600 (↓0.23) |
6 (-) |
日本ハム |
5 | 13 | 0 | 0.278 (↓0.016) | 5.5 (-) |
125 | 53 (+7) | 73 (+8) | 8 (-) | 10 (+1) |
0.211 (↑0.007) | 3.660 (↓0.22) |
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