オリックス(★1対5☆)楽天 =リーグ戦3回戦(2023.04.18)・京セラドーム大阪=
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楽天
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ORIX
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勝利投手:伊藤 茉央(1勝0敗0S)
敗戦投手:ワゲスパック(1勝2敗0S)

本塁打
【楽天】浅村 栄斗(1号・8回表2ラン),浅村 栄斗(2号・9回表ソロ)

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◆楽天は1点を追う8回表、浅村の2ランなどで3点を挙げ、逆転に成功する。続く9回には、浅村の2打席連続本塁打となるソロなどで2点を加えた。投げては、2番手・伊藤茉がプロ初勝利。敗れたオリックスは、守備の乱れから痛い敗戦を喫した。なお、この試合で楽天・浅村が通算1000打点を達成した。

◆楽天浅村栄斗内野手(32)が、今季1号となる逆転2ランを放ち、NPB史上48人目となる通算1000打点に王手をかけた。0-1の8回1死一塁、オリックス3番手のワゲスパックに対し1ボールからの2球目、内角高め144キロを捉え、左翼席中段に放り込んだ。終盤の苦しい展開の中で、試合をひっくり返す大きな1発。「打てて良かったです」と淡々と振り返った。

◆楽天浅村栄斗内野手(32)が2打席連続本塁打を放ち、史上48人目の通算1000打点を達成した。0-1の8回1死一塁、オリックスのワゲスパックから左翼席中段に今季1号の逆転2ランを放って王手。9回2死では、近藤からバックスクリーン左に連発の2号ソロ。現役では大阪桐蔭の先輩となる西武中村と巨人中田翔に続く大台に「よくここまで積み重ねてこれたと。若いときから使ってもらったからこそ。いろんな人に感謝したいと思います」としみじみ振り返った。これぞ主砲だ。昨オフにFA権を獲得したが、東北で優勝するため残留を決意。今季から主将に就任した。「結果でしっかりチームを勝たす。そういうところをしていきたい」。より一層の責任感を持つ。開幕4番で迎えたが、不振で打率は1割台に沈んだ。それでも淡々と調整を続け、大阪で爆発した。「キャプテンになって"今年はやってやろう"とキャンプも過ごしてきた。今日はいい形でチームを勝たせて良かった」と喜ぶ一方で、「ここから先長いので、あんまり一喜一憂しないで、しっかり目の前の試合、打席を集中してやっていければ」。これからも勝利に導く打点を積み上げていく決意だ。【鈴木正章】

◆楽天はドラフト4位ルーキー伊藤茉央投手がプロ初勝利を挙げた。1点を追う7回から登板へ。最速148キロの高速シンカーを軸に1回を3者凡退に抑え、8回の逆転劇を呼び込んだ。球団新人では一番乗りの白星。守護神・松井裕からウイニングボールを受け取ると「うれしかったです。両親に渡したいです」と笑顔。「勝ちパターンでしっかり投げられる安定した投手になりたいと思います」と、さらなる成長を誓った。

◆オリックス紅林弘太郎内野手が今季初昇格し、7番遊撃でのスタメン起用に先制の中前適時打で応えた。0-0の4回1死二塁。楽天則本の初球を中堅にはじき返した。「山岡さんが頑張っていたので先制したかった。いい流れで回ってきたチャンスで打ててよかった」。2年目の21年は136試合、3年目の22年も130試合に出場してリーグ連覇に貢献。だが今季は調子が上がらず、開幕2軍スタート。6回にも左翼へ二塁打を放ち、打撃上昇をアピールした。

◆楽天のドラフト4位ルーキー伊藤茉央投手(22)が、プロ初勝利を挙げた。1点ビハインドの7回、先発則本の後を受けてマウンドへ。最速148キロの高速シンカーを軸に1回を3者凡退に抑え、8回の逆転劇を呼び込んだ。球団新人では一番乗りの白星。守護神・松井裕からウイニングボールを受け取ると「うれしかったです。両親に渡したいです」と喜んだ。"進化したシンカー"で結果を出した。福島・喜多方出身で幼少期から楽天ファンの横手投げ右腕は、「大学の時は直球の方が速かったんですけど、シンカーが速くなって。(きっかけは)特にないんですけど、シンカーの方が感覚良く、周りの人も『シンカーの方がいい』と言ってくれて、それが自信になって伸びてるのかな」。今後へ向け「勝ちパターンでしっかり投げられる安定した投手になりたい」と、さらなる成長を誓った。

◆オリックス・田嶋大樹投手(26)が19日の4回戦に先発する。前回登板だった12日の同戦(楽天モバイルパーク)では七回途中1失点で今季初勝利。自身8連勝中と得意としている相手だ。昨季自己最多の9勝をマークした左腕は好相性を問われても「シンプルに試合を作って。力になりたいと思います」と静かに闘志を燃やした。

◆オリックス・紅林弘太郎内野手(21)が今季初安打を先制の中前打で記録した。「打ったのは真っすぐです。山岡さんが頑張って投げてくれていたので、なんとか先制したいと思っていましたし、いい流れで回ってきたチャンスの場面だったので、打ててよかったです」選手登録され1軍に合流し、「7番・遊撃」で先発出場。打席に入るたび、待ちわびたファンの歓声が起こったが、二回は遊ゴロ。四回1死二塁では則本の初球を中前へはじき返した。オープン戦は打率・222(18打数4安打)、0本、2打点と低迷。遊撃の位置を2年目の野口に明け渡し、2軍で開幕を迎えていた。ファームでは打率・281(57打数16安打)と調子を上げての昇格で結果を出した。

◆楽天が逆転勝ち。浅村が1点を追う八回に今季1号となる2ランを放ち、九回にはソロ。先発の則本は6回1失点。2番手で登板した新人の伊藤茉がプロ初勝利をマークした。オリックスはワゲスパックが打たれた。

◆オリックスは逆転負け。先発山岡を六回途中で交代。継投に切り替えたが、実らなかった。八回から登板したワゲスパックが浅村に2ランを浴びた。クイックで投げるときの課題を露呈する形になった。後を受けた本田も乱調だった。中嶋監督は「(リリーフ陣は)もたついている感がある。ちょっと四球が多い」と顔をしかめた。

◆楽天の新人、伊藤茉がプロ初勝利を挙げた。0―1の七回に2番手で登板し、三者凡退に抑える。直後に浅村が逆転2ランを放ち「うれしい。ウイニングボールは両親に渡したい」と笑顔だった。福島・喜多方高から東農大北海道オホーツクを経て、ドラフト4位で入団。右横手から自慢のシンカーを主体にテンポ良く打ち取った。「勝ちパターンでしっかり投げられる、安定した投手になりたい」と目を輝かせた。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
940 0.692
(↓0.058)
-
(-)
13050
(+3)
33
(+7)
6
(-)
9
(-)
0.245
(↓0.008)
2.350
(↓0.42)
2
(-)
西武
960 0.600
(↑0.029)
1
(↑1)
12856
(+7)
36
(+3)
13
(+4)
8
(+1)
0.245
(↑0.002)
2.230
(↓0.05)
3
(-)
ロッテ
860 0.571
(↑0.033)
1.5
(↑1)
12947
(+4)
44
(+2)
6
(-)
6
(+1)
0.220
(↓0.002)
3.120
(↑0.09)
4
(1↓)
ORIX
770 0.500
(↓0.038)
2.5
(-)
12945
(+1)
46
(+5)
12
(-)
3
(-)
0.251
(↓0.009)
3.170
(↑0.01)
5
(-)
楽天
580 0.385
(↑0.052)
4
(↑1)
13028
(+5)
47
(+1)
9
(+2)
9
(+1)
0.192
(↑0.006
3.520
(↑0.22)
6
(-)
日本ハム
4110 0.267
(↓0.019)
6
(-)
12841
(+2)
61
(+4)
8
(+1)
8
(-)
0.196
(↓0.003)
3.700
(↑0.13)