ロッテ(★1対2☆)オリックス =リーグ戦2回戦(2023.04.16)・ZOZOマリンスタジアム=
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ORIX
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ロッテ
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勝利投手:宮城 大弥(2勝0敗0S)
(セーブ:平野 佳寿(0勝0敗3S))
敗戦投手:種市 篤暉(1勝2敗0S)

本塁打
【オリックス】頓宮 裕真(1号・4回表ソロ)

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◆オリックスが接戦を制した。オリックスは1点を追う4回表、頓宮のソロで同点とする。続く5回には、2死一二塁から宗が適時打を放ち、勝ち越しに成功した。投げては、先発・宮城が8回途中1失点の力投で今季2勝目。敗れたロッテは、打線が4安打と振るわなかった。

◆ロッテ種市篤暉は通算214回2/3を投げて223奪三振。投球回数よりも三振が多く、今季は10回で17三振を奪い、奪三振率が15・30。今季のパ・リーグで10回以上投げている投手の奪三振率上位は(1)種市15・30(2)佐々木朗(ロッテ)15・23(3)山下(オリックス)14・81で種市がトップ。14日の佐々木朗は11奪三振だったが、今日の種市はいくつ三振を取るか。

◆オリックス宮城大弥投手(21)が8回途中3安打1失点と好投し、開幕から自身2連勝となった。初回、2回と直球で押し込み3者凡退。3回は先頭の井上にフェンスギリギリの二塁打を浴び、そこから先制点を許すも最少失点でしのいだ。緩いカーブも有効に使い、4回以降は無失点。8回2死から友杉に中前打を許したところで降板となったが、6回無失点だった7日の日本ハム戦に続く白星を手にした。この日の試合前には、ともに侍ジャパンとしてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一に輝いたロッテ佐々木朗希(21)と再会。同い年の盟友とわずかな時間ながら、会話をかわしていた。「僕いなくてさみしいんじゃないか、というふうに話をして。お互いちょっとさみしい部分はありますけど、最後、頑張れって言われたので頑張りました」佐々木朗は今カード初戦の14日に、オリックス山本と投げ合い勝利。日本中の野球ファンから注目を浴びた一戦を宮城も見ていた。 「一昨日、由伸さん(山本)はランナー背負っても表情1つ変わらずに、1個1個落ち着いて、アウトを取って、ピンチを抜けてたと思う。そこは本当に1ピッチャーとして勉強になります」。先輩の試合からすぐに吸収し、この日の投球に反映。「すぐ切り替えられた部分も一昨日の試合見てからだと思うので、良かったなと思います」。ピンチも最少失点で切り抜け、見事に好投につなげた。開幕からの連勝にもいたって控えめ。「今日たまたま僕が勝ちましたけど、いつも由伸さんに勝ってもらってばっかりなので、1個1個、チームで後押しできたらなと思います」。1つ1つ刺激を受けながら、白星を積み重ねていく。オリックス森(左親指付け根付近を負傷した9日の日本ハム戦以来の捕手で先発)「勝てて良かったと思います。(宮城は)今日は風の影響もなく、投げられたのかなと思います」

◆ロッテはオリックス宮城対策も実らず、今季本拠地初黒星を喫した。14日同戦で先発した藤岡、ポランコ、平沢の左打ちトリオを外し、右打者の友杉、井上、岡をスタメン起用も8回途中まで3安打1点に抑え込まれた。また3回に1点を先制し、なお1死一、三塁の好機で友杉がセーフティースクイズを失敗。吉井理人監督は「ピッチャー前だけはダメなんですけど、やっちゃったので...。今日は失敗しましたけど、次に生かせるようにやっていきたい」と切り替えた。

◆オリックス・宮城大弥投手(21)が開幕2連勝。相手に的を絞らせず、八回2死まで3安打1得点に抑えた。打線は0―1の四回に頓宮の1号ソロで追い付き、五回に宗の適時打で勝ち越した。ロッテは八回2死一、二塁の好機で山口が三振に倒れた。

◆ロッテの種市は勢いのある速球で押したが、制球が安定せず、球数がかさんだ。五回2死から宗に勝ち越し打を許したところで96球で降板。2敗目を喫し「球数が増えてしまうのが課題。もっと考えて、同じミスを繰り返さないようにしないと」とうなだれた。三回に藤原の適時打で1点先制してもらった。しかし直後の四回2死から頓宮に一発を浴びて追い付かれ、五回も2死までこぎ着けてから踏ん張れず、「流れをつかみきれなかった」と悔やんだ。

◆ロッテは左腕のオリックス・宮城対策で右打者を6人並べたが、4安打で1点どまり。開幕から続いていた本拠地での連勝が6で止まった。吉井理人監督(57)の一問一答は以下の通り。――流れがつかめなかった「相手のピッチャーが良かったので」――三回はもう1点欲しかった「そうですね。あそこは2点目が絶対に欲しかったので、(ドラフト2位の友杉に)セーフティースクイズのサインを出したんですけど。ピッチャー前だけは駄目だった。まだ、うちのチームには未熟な子がたくさんいるのでね。今日は失敗しましたけど、次に生かせるようにやっていきたい」――スタメンに右打者を6人。宮城対策か「今シーズン、宮城は右バッターにヒットを打たれていたので。左バッターは一人も打たれてなかったのかな。そういうのもあって、きょうは右を並べてみました」――五回途中2失点だった種市の投球は「今日は調子が悪そうだったんですけど、それでもなんとかしようというところを見せてくれた。五回は投げ切れなかったんですけど、ゲームはしっかりとつくってくれたので、修正して次に向かってほしい」――3番手でマウンドに上がった唐川が今季初登板「いいボールだったと思います」――リリーフ陣が安定している「そうですね。みんな頑張ってくれている。もうちょっと若い子には勢いを出していってほしいなとは思うんですけど。今回は一回、中森を抹消します。お休みという感じ。去年までは2軍でもそんなに投げていなかった。なので、徐々に強度、量、質を上げていこうかなと思います」――開幕からの中森の投球は評価している「そうですね。もっと言えば、さっきも言いましたけど、もっと真っすぐを使って。今日も何球かいい球があったんですけど、立ち上がりからは出ていなかったので、(最初から)出せるようになってほしいなと思います」――出場選手登録する選手は中継ぎ「いま(中継ぎの)人数は多い。先発が1人足りないので森。あとは小川が健康になったので」

◆ロッテは左腕の宮城対策で右打者を6人並べたが、4安打で1点どまり。開幕から続いた本拠地での連勝が6で止まった。三回に1点を先制し、なお1死一、三塁でD2位・友杉(天理大)がセーフティースクイズを試みたが投前へ転がり、三塁走者が本塁憤死。吉井監督は「2点目を絶対欲しかったのでサインを出した。ピッチャー前だけは駄目。うちのチームには未熟な子がたくさんいる。次に生かしてほしい」と振り返った。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
930 0.750
(↑0.023)
-
(-)
13147
(+6)
26
(+3)
6
(+1)
9
(+2)
0.253
(↓0.003)
1.930
(↓0.09)
2
(1↑)
西武
860 0.571
(↑0.033)
2
(-)
12949
(+6)
33
(+2)
9
(-)
7
(-)
0.243
(↑0.003)
2.180
(↑0.01)
3
(1↑)
ORIX
760 0.538
(↑0.038)
2.5
(-)
13044
(+2)
41
(+1)
12
(+1)
3
(+1)
0.260
(↓0.007)
3.180
(↑0.18)
3
(1↓)
ロッテ
760 0.538
(↓0.045)
2.5
(↓1)
13043
(+1)
42
(+2)
6
(-)
5
(+1)
0.222
(↓0.008)
3.210
(↑0.11)
5
(-)
楽天
480 0.333
(↓0.031)
5
(↓1)
13123
(+3)
46
(+6)
7
(-)
8
(-)
0.186
(-)
3.740
(↓0.12)
6
(-)
日本ハム
4100 0.286
(↓0.022)
6
(↓1)
12939
(+2)
57
(+6)
7
(+1)
8
(-)
0.199
(↓0.002)
3.830
(↓0.18)